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JP2008097749A - 追記型光記録媒体 - Google Patents

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JP2008097749A JP2006279998A JP2006279998A JP2008097749A JP 2008097749 A JP2008097749 A JP 2008097749A JP 2006279998 A JP2006279998 A JP 2006279998A JP 2006279998 A JP2006279998 A JP 2006279998A JP 2008097749 A JP2008097749 A JP 2008097749A
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Tomoyuki Hiroki
知之 廣木
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Abstract

【課題】十分な再生信号品位を確保しながら、記録感度を向上した追記型光記録媒体を提供する。
【解決手段】基板上に複数の記録層が中間層を介して配置された積層構造を有し、該記録層の一方の面からレーザ光を入射して情報の記録再生を行う追記型光記録媒体において、少なくとも一つの中間層のレーザ光入射側に配置された記録層と当該中間層との間に、レーザ光照射による昇温により透過率が増大する透過率調整層を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、レーザ光により情報の記録再生を行う光記録媒体に関し、特に複数の情報記録層を備えた追記型光記録媒体に関する。
近年、情報記録分野においてさまざまな記録方式、媒体が利用されている。中でも高密度化に優れ、取り外し可能(リムーバブル)でビット単価が安い光ディスクは、データ配布、情報のバックアップなど幅広い用途で活用されている。また、コンピュータや映像機器などの情報処理装置で取り扱うデータが、音声、画像、動画といったさまざまな情報に多様化し、それらの要求するデータサイズが増え続けていることから、情報記録媒体に対するさらなる高密度化の要求が高まっている。
光ディスクは、情報記録層の構造によって再生専用型、追記型、書き換え可能型に大別され、いずれも情報記録層の微小な領域にレーザ光を集光させて情報を記録再生するものである。基本的にこれら光ディスクの記録密度は集光するレーザスポットが小さいほど高くなり、記録容量は記録密度と情報記録層の面積に比例して大きくなる。レーザスポット径はλ/NA(λはレーザの波長、NAはレンズの開口数)によって決まるので、大容量化へのアプローチとしてはレーザの短波長化、レンズの開口数の増大、情報面積の増加が考えられる。しかし、レーザの短波長化は素子の制約があり、ディスクサイズの大径化は取扱いが難しくなることから、システム構成としては開口数増加と情報記録層の多層化が主要な課題となっている。
レンズの開口数の増加に伴って、レンズと情報記録層との距離を近づける必要があることから、光ディスクの構造も変化してきている。
CD(コンパクト・ディスク)の場合は、厚さ1.2mmの基板上に情報記録層を設けて、基板側からレーザを照射し、基板を通して記録・再生を行っていた。
DVD(デジタル・ヴァーサタイル・ディスク)では、厚さ0.6mmの基板上に情報記録層を設けて基板越しに情報記録再生を行う方式が採用された。このようにしてレンズと情報記録層を近づけるとともに、レ−ザの入射面と反対側にはディスクの補強のために0.6mmのダミー基板を貼り付けるという構成を採っていた。
高密度化を図ったBD(ブルレイ・ディスク)の場合は、例えば特許文献1に記載されているように、光ディスクの基材となる厚さ1.1mmの樹脂基板に情報記録層を複数積層したのちに0.1mm程度のカバー層を設ける。そして、カバー層側からレーザ光を照射することで光学系と情報記録層の距離を近づけ、レンズの開口数増大を図っている。またこの時、各情報記録層は中間層によって隔てられており、特定の層にレーザ光を集光しているときに他の情報記録層に影響を及ぼさない、あるいは影響を受けない構造を採っている。
一方、DVDでも情報記録層を2層化したタイプが実用化された。このようなDVDの製造方法として2種類の方式が知られている。一つは貼り合わせ方式といわれるタイプで、厚さ0.6mmで記録層付きの基板を2枚、中間層を介して貼り合わせるものである。もう一つの方式は、厚さ0.6mmの基板上に、第1の情報記録層、中間層及び第2の情報記録層を形成し、最後にダミー基板を第二の情報記録層に貼り付ける方式で、基板厚以外はBDの多層媒体と同様の考え方に従っている。
特開2002−260307号公報
多層光ディスクの構成と記録再生方法について、BDの2層ディスクを例にとって詳細に説明する。厚さ約1.1mmの基板上に第1の情報記録層を成膜した後、中間層を形成し、その上面に第2の情報記録層を成膜する。さらに厚さ0.1mmのカバー層を形成すると2層光ディスクが完成する。この光ディスクに対して、カバー層側からレーザ光を入射し、第1及び第2の情報記録層の中で所望の層にレーザを集光させることで記録再生を行う。その際、第1の情報記録層に記録再生する場合は、第2の情報記録層を透過した光だけを利用して行うことになるので非常に大きな記録レーザパワーが必要であった。また、第2の情報記録層に記録する際においても、集光したレーザの多くが透過してしまうため、やはり記録レーザパワーを大きくしなければならないという問題があった。
本発明の目的は、十分な再生信号品位を確保しながら、記録感度を向上した追記型光記録媒体を提供することにある。
本発明によれば以下の追記型光記録媒体が提供される。
(1)基板上に複数の記録層が中間層を介して配置された積層構造を有し、該記録層の一方の面からレーザ光を入射して情報の記録再生を行う追記型光記録媒体において、
少なくとも一つの中間層のレーザ光入射側に配置された記録層と当該中間層との間に、レーザ光照射による昇温により透過率が増大する透過率調整層を有する追記型光記録媒体。
(2)前記透過率調整層が、水素を含有する誘電体からなる第1反応層と、第1反応層に接触し、レーザ光照射による昇温により第1反応層が含有する水素により水素化され得る希土類金属からなる第2反応層とを有する上記1項に記載の追記型光記録媒体。
(3)前記透過率調整層の第1反応層が、水素を含有するSiN、SiC、又はSiO2誘電体からなる上記2項に記載の追記型光記録媒体。
(4)前記透過率調整層の第2反応層が、Tb及びLaの少なくとも一方からなる上記2項又は3項に記載の追記型光記録媒体。
(5)前記透過率調整層において、第1反応層が第2反応層よりもレーザ光入射側に配置されている上記2項から4項のいずれかに記載の追記型光記録媒体。
(6)前記透過率調整層がサーモクロミック膜からなる上記1項に記載の追記型光記録媒体。
(7)前記サーモクロミック膜が前記中間層に接している上記6項に記載の追記型光記録媒体。
(8)前記記録層は、一回だけ書き込み可能である上記1項から7項のいずれかに記載の追記型光記録媒体。
本発明によれば、複数の記録層を有する追記型光記録媒体において、未記録部分に比べて記録部分の透過率が高くなるような透過率調整層を設けることにより、十分な再生信号品位を確保しながら、記録感度が向上した追記型光記録媒体を提供できる。
本発明の好ましい実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明による光ディスクの一実施形態を示す模式的断面図である。本実施形態においては、基板101の一主面上に、第1の情報記録層102、第1の中間層103a、第1の透過率調整層104a、及び第2の情報記録層105aが順次形成されている。そして、さらに第2の中間層103b、第2の透過率調整層104b、第3の情報記録層105b、第3の中間層103c、第3の透過率調整層104c、第4の情報記録層105c、及びカバー層106が順次積層されている。
基板101の、第1の情報記録層102が形成される側の一主面には、情報の記録再生を行う際に光学スポットを導くための案内溝となる凹凸部(図示せず)が形成されている。この基板101の厚さは、0.3mm〜1.2mmから適宜選択することができ、例えば1.1mmに設定できる。
基板101の材料としては、例えば、ポリカーボネート系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、またはアクリル系樹脂などのプラスチック材料や、ガラスなどが用いられる。
第1、第2及び第3の中間層103a、103b、103cは、アクリル系またはエポキシ系の紫外線硬化性樹脂を溶剤に溶解して樹脂溶液を作製し、これをスピンコート法等により塗布して形成することができる。
各中間層の透過率調整層と接する側には、情報の記録再生を行う際に光学スポットを導くための案内溝となる凹凸部(図示せず)が形成されている。この凹凸部は、例えば紫外線硬化性樹脂による樹脂層をスピンコートにより形成し、この上から凹凸形状に応じたスタンパ(図示せず)を密着させた状態で紫外線を照射することによって形成することができる。その際、基板101側には透過率が低い第1の情報記録層が形成されているため、ポリカーボネート樹脂などの透光性材料を射出成形して得られたスタンパを用いてスタンパ越しに紫外線照射を行うことが望ましい。
この各中間層の厚みは、レーザ光の焦点深度よりも厚ければ特に限定はされず、適宜光学設計により最適値に設定されればよい。本実施形態の情報層が4層構成の場合、例えば第1の中間層は15μm、第2の中間層は20μm、及び第3の中間層は10μmに設定される。
カバー層106は、平面円環形状を有する光透過性シート(フィルム)と、この光透過性シートを第4の情報記録層105cに貼り合わせるための接着層(共に図示せず)とから構成される。接着層は、例えば紫外線硬化性樹脂あるいは感圧性粘着剤からなる。光透過性シートは、記録/再生に用いられるレーザ光に対して、吸収能が低い材料からなることが好ましく、具体的には透過率が90%以上の材料からなることが好ましい。具体的には、例えばポリカーボネート樹脂材料やポリオレフィン系樹脂からなるシートを用いることができる。
光透過性シートの材料として、例えばポリカーボネート(PC)を用いる場合、熱膨張係数が7.0×10-5(1/℃)程度、曲げ弾性率が2.4×104(MPa)程度の材料を用いることができる。また、光透過性シートの材料として、例えばポリオレフィン系樹脂(例えばゼオネックス(登録商標))を用いる場合、熱膨張係数が6.0×10-5(1/℃)程度、曲げ弾性率が2.3×104(MPa)程度の材料を用いることができる。
また、この光透過性シートの厚さは、3〜100μmの範囲内から適宜選択することができ、例えば、上述の各中間層と接着層との合計の厚さが約100μmになるように設定できる。
本発明による光ディスクは、カバー層106の表面上にゴミが付着したり、キズがついたりすることを防止する目的で、有機系あるいは無機系の材料からなる保護層をさらに有していてもよい。この保護層は、記録再生を行うレーザの波長に対して吸収能を殆ど有しない材料からなるものが望ましい。
図2は、本実施形態における第1の情報記録層102を示す模式的断面図である。本実施形態においては、基板101の側から順に第1反射層201、第1下層誘電体層202、第1記録層203、及び第1上層誘電体層204が積層されている。
第1反射層201の材料は、例えば、反射機能および熱伝導を考慮して選ばれる。すなわち、記録再生用に用いられるレーザ光の波長に対して反射能を有するとともに、熱伝導率が例えば4.0×10-2〜4.5×102J/m・K・s(4.0×10-4〜4.5×10-4J/cm・K・s)の範囲内の値を有する材料から選ばれる。このような材料として、金属元素、半金属元素、およびこれらの化合物または混合物からなるものを用いることができる。具体的には、Al、Ag、Au、Ni、Cr、Ti、Pd、Co、Si、Ta、W、Mo、Geなどの単体、またはこれらの単体を主成分とする合金を挙げることができる。そして、実用性の面を考慮すると、これらのうちのAl系、Ag系、Au系、Si系またはGe系の材料が好ましい。第1反射層201の材料として合金を用いる場合には、例えば、AlCu、AlTi、AlCr、AlCo、AlSi、AlMgSi、AgPdCu、AgPdTi、AgCuTi、AgPdCa、AgPdMg、AgPdFe又はSiBなどが好ましい。
第1反射層201の厚さは、60nm以上140nm以下の範囲から選ばれることが好ましく、例えば100nmに設定できる。第1反射層201の厚さが薄すぎると、第1記録層203において生じる熱の拡散が十分にできず、熱冷却が不十分になってしまい、再生時のレーザパワーによりジッター特性が低下してしまう。他方、第1反射層201の厚さを必要以上に大きくしても、熱特性や光学的な特性に差が生じず、実用上の有意な効果が得られない。
第1下層誘電体層202及び第1上層誘電体層204は、例えばSi−N、Al−N、Zr−N、Ti−N、Ge−N、Ta−Nといった窒化物、またはこれらを含む窒化酸化物を用いることができる。あるいは、ZnS−SiO2混合体を用いることもできる。
第1下層誘電体層202の厚さは、4nm以上25nm以下の範囲から選ばれることが好ましく、例えば10nmに設定できる。第1下層誘電体層202の厚さが薄すぎると、均一な厚さで層を形成することが困難になる。逆に厚すぎると、反射率が減少して所望の信号特性が得られなくなる。
第1上層誘電体層204の厚さは、4nm以上80nm以下の範囲から選ばれることが好ましく、例えば45nmに設定できる。第1上層誘電体層204の厚さが薄すぎると、均一な厚さで層を形成することが困難になる。逆に厚すぎると、熱が第1記録層203内に蓄熱されやすくなり、再生安定性の劣化を招いてしまう。
第1記録層203は、例えば2層の金属層を積層して構成することができる。具体的には、Al、Ag、Au、Cuなどの高反射金属に、Sb、Ca、Ce、La、Se、Ce、Si、Geなどを積層する。この記録層に高パワーレーザを照射すると、照射領域の金属が拡散、混合することで単一層化して屈折率の変化が起きることで情報が記録される。
第1記録層203の厚さは、6nm以上20nm以下の範囲から選ばれることが好ましく、例えば10nmに設定できる。第1記録層203の厚さが薄すぎると、十分な再生耐久性を得ることが困難になる。逆に厚すぎると、記録感度が悪くなるため、情報信号を記録することが困難となってしまう。
図3は、本実施形態における第2、第3及び第4の情報記録層105を示す模式的断面図である。本実施形態においては、基板101に近い側から順に、高屈折率層205、第2反射層206、第2下層誘電体層207、第2記録層208、及び第2上層誘電体層209が積層されている。
第2反射層206、第2下層誘電体層207、及び第2上層誘電体層209を構成する材料は、それぞれ、先の第1反射層201、第1下層誘電体層202、及び第1上層誘電体層204に用いられる材料から選択することができる。但し、これら各層の膜厚は適宜光学設計により所望の値とすれば良く、特に限定されない。
第2記録層208は、記録特性を確保しながら高い透過率とする必要があるので、第1記録層203のような金属の積層構造に代えて別の材料、例えば金属酸化物系の材料を用いることが好ましい。このような材料を用いることで第2記録層の透過率と記録特性を両立させることができる。金属酸化物系の材料としては、酸化テルルにパラジウムなどの金属を添加したものを用いることができる。成膜直後はアモルファス状態である記録層に高パワーレーザを照射すると、その部分が結晶化して屈折率が変わることで情報が記録される。
高屈折率層205は、各記録層における透過率を高めるための層であり、屈折率が大きい材料、たとえば屈折率が2.3以上の材料で形成することが好ましい。例えばTeO2、ZnO、Ta25、ZrO2、またはTiO2といった材料を用いることができ、中でもTiO2が好適である。この高屈折率層205を設けることより、記録層における透過率を絶対値で5〜10%程度上昇させることができる。
図4は、本実施形態における第1、第2及び第3の透過率調整層104a、104b、104cを示す模式的断面図である。本実施形態においては、第1反応層221と、これに接する第2反応層222とを有している。第1反応層221は入射レーザ光から見て手前に配置され、第2反応層222は入射レーザ光から見て奥側に配置される。
第1反応層221は、水素を含有する誘電体材料からなることが好ましく、この誘電体材料としては、SiN、SiC、又はSiO2が好ましい。第2反応層222は、水素と反応する希土類金属を主成分とする材料からなることが好ましく、この希土類金属としてはTb又はLaが好ましい。特に、第1反応層221が水素を含有するSiNからなり、且つ第2反応層222がTbを主成分とする材料からなる場合が好ましい。第1反応層の水素含有量は、第1の反応層の透過率や、記録時のレーザパワー等に応じて適宜設定することができる。
第1反応層221には、記録時以外における酸化或いは硫化に対する安定性を向上させる目的で、上述の主成分となる元素の他に、Mg、Ti、Cr、Ni、Al、Si、Ga、Ge等が添加されていてもよい。
各透過率調整層の厚みは、透過率調整層と接する記録層への情報記録時に、レーザ光の照射を受けた部分が速やかに希土類金属の水素化物が形成される範囲内で適宜設定することができる。その際、記録用の高パワーレーザを照射した部分のみならずパルス間のスペース領域においても熱の広がりによって透過率調整層中の水素化反応が起こらなければならない。このような水素化反応が生じる範囲であれば各透過率調整層の厚みは特に限定されない。また、第1反応層221と第2反応層222との膜厚比率も特に限定されないが、第2反応層222は記録前に各情報記録層における透過率を低くしておく必要があるため、10nm以上であることが好ましい。また、本実施形態のように、水素化反応を円滑に進める観点からは、各透過率調整層を入射レーザ光から見て奥側に各情報記録層に隣接して配置することが好ましい。情報記録層と透過率調整層との間に、反応制御のために界面層を挿入してもよい。
次に、上記の追記型多層光ディスクの製造方法の一例について説明する。
基板101上に配置される各情報記録層、及び各透過率調整層は、それぞれの層の構成元素を含む化学種を用いた気相成長法により形成することができる。このような気相成長法としては、例えば、真空蒸着法、スパッタリング法、プラズマCVD法等が挙げられる。
中間層およびカバー層は、上述の方法に従って形成することができる。カバー層106は、上述した光透過性シートを設ける以外に、例えば、アクリル系又はエポキシ系の紫外線硬化性樹脂を溶剤に溶解して樹脂溶液を作製し、これをスピンコート法等により塗布して形成することも可能である。
本発明の光記録媒体の製造方法は、上記の製造方法に限定されるものではなく、公知の光ディスクの製造に採用される製造技術を適用することができる。
次に、上記の追記型光ディスクに対する記録方法について説明する。
本実施形態の追記型光ディスクに情報を記録する際は、もっともレーザ入射側に近い情報記録層、すなわち図1に示す光ディスクにおいて第4の情報記録層105cから先に記録し、次いで第3、第2、第1の情報記録層の順に記録していく。
まず、図示しない対物レンズに公知のフォーカスサーボをかけることにより、カバー層106側から入射したレーザ光110を第4の情報記録層105c上に合焦させ、さらにトラックガイド溝にレーザスポットが追従する用にトラッキングサーボをかける。この時、第4の情報記録層105cに近接した第3の透過率調整層104cでは、まだ第1反応層中の水素原子が第2反応層と反応していないので透過率が低く、透過率調整層104cを設けていない場合に比べて小さなレーザパワーで記録動作を行うことができる。
記録動作においては、記録データに応じてレーザパワーを高速変調させ、高パワーで昇温させられた部分の記録層がアモルファスから結晶に変化し、屈折率変化が生じ、記録データに応じた情報が記録される。この時、同時に透過率調整層も昇温させられるため、第1反応層中の水素原子が第2反応層と反応して透過率が上がる。また、その際、記録マーク間のレーザパワーとして、記録層が結晶化しない程度のパワーを与えてやることで、記録マークを形成せずに透過率調整層の反応だけを進めることができる。その結果、記録済みトラックの透過率を全体的に上げることができる。
追記型光ディスクの場合、データ記録をディスク面上でランダムに行う必要はなく、決められた位置から順番に記録していけばよいので、まず第4の情報記録層の最内周から最外周、あるいは最外周から最内周に向かって全面に記録を進めていく。第4の情報記録層への記録が完了すると、面全体の透過率が上がり、第3の情報記録層へ到達する光量を十分に確保することができる。こうして、レーザ光入射側の面から順番に記録を進める記録動作をとることで、記録時は低透過率で高感度、記録後は高透過率で下層の情報記録層が高感度になるという記録媒体を提供できる。
また、透過率調整層内に形成された、化学量論組成近傍の誘電体膜と希土類金属の水素化物は、熱的安定性に優れ、透過率調整層の透過率変化は不可逆な現象となる。その結果、記録後の再生信号の品位が損なわれることがない。
(第2の実施形態)
本発明による第2の実施形態では、前記の各透過率調整層が、サーモクロミック膜から成る以外は第1の実施形態と同様の構成を有している。第2の実施形態における透過率調整層の配置位置は、第1の実施形態と同様に、情報記録層に対して入射レーザ光から見て奥側、すなわち情報記録層とその下側(奥側)の中間層との間に配置される。熱を十分に伝導させて透過率を十分に変化させる点から、透過率調整層は、情報記録層に接していることが好ましい。この情報記録層と透過率調整層との間に、透過率制御のために界面層を挿入してもよい。また、サーモクロミック層の構成成分を中間層へ拡散させて透過率を十分に変化させる点から、透過率調整層は中間層に接していることが好ましい。
サーモクロミック層の材料は、例えば、電子供与性呈色化合物と電子受容性顕色材の混合物があげられ、電子受容性顕色材の一例としてフェノール系顕色材があげられる。電子供与性呈色化合物としては、フルオラン系化合物、スピロピラン系化合物、フタリド系化合物、ラクタム系化合物などをあげることができる。電子受容性顕色材としては、フェノール化合物の他、芳香族カルボン酸類、脂肪族カルボン酸類、酸性燐酸エステル類などがあげられる。
また、本実施形態の追記型多層光ディスクの製造方法、及び記録方法は、上述の第1の実施形態とほぼ同様であるが、透過率調整層における反応のメカニズムが第1の実施形態とは異なる。つまり、記録時の熱によりサーモクロミック層を構成する電子供与性呈色化合物から電子が失われて電子受容性顕色材にトラップされると透過率が高くなり、さらにこれらの材料が樹脂層内に拡散することで、互いの分子が相互作用を及ぼさない程度の距離に引き離されてしまい、温度が低くなっても再着色しなくなり、結果、不可逆な反応となる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記第1及び第2の実施形態に限定されるものではない。
例えば、第1の実施形態の透過率調整層は、第1反応層と第2反応層とがそれぞれ1層からなる2層構造を有するが、少なくとも1つの第1反応層とこれに接触する少なくとも1つの第2反応層を有するものであれば、2層構造に限られない。第1反応層および第2反応層の少なくとも一方が2層以上を有していてもよい。例えば、2つの第2反応層と、これら第2反応層間に配置された1つの第1反応層とからなる3層構造の透過率調整層であってもよい。
以下に、具体的な実施例をもって本発明を詳細に説明するが、本発明はその主旨を逸脱しない限り、以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
トラッキング用の案内溝の形成されたポリカーボネート基板を用意した。この基板を、直流、RF及びマイクロ波電源を有するプラズマCVDとマグネトロンスパッタの併用装置の基板ホルダーに固定した。次いで、2×10-5Pa以下の高真空になるまでチャンバー内をクライオポンプで真空排気した。その後、真空排気したままプロセスガス或いは材料ガスをチャンバー内に導入し、基板を回転させながら、スパッタ或いはプラズマCVDを用いて各層を成膜した。ZnS−SiO2混合体成膜時にはArガスに加えてO2ガスを導入しスパッタ成膜した。また、第1反応層221の形成は、SiH4ガス、Arガス、及びN2ガスを導入し、マイクロ波プラズマCVD法を用いて行った。また、第2反応層222の成膜時にO2ガス及びN2ガスが混入していると酸化や窒化などを起こし易く水素化特性に影響を与えるため、第1反応層221とその他の層は別のチャンバーにて成膜を行った。
先ず初めに、次にようにして基板101上に第1の情報記録層102(情報記録層1)の形成を行った。
Arガスをチャンバー内に流しコンダクタンス調整により圧力を所定の値とし、第1反射層201としてAgNdCu層を膜厚80nmに形成した。その後、別のチャンバーに基板を搬送しArガスとO2ガスをチャンバー内に流しコンダクタンス調整により圧力を所定の値とし、ZnS−SiO2混合体からなる第1下層誘電体層202を膜厚20nmに成膜した。
続いて、さらに別のチャンバーに基板を搬送しArガスをチャンバー内に導入し、コンダクタンスの調整により圧力を所定の値とし、第1記録層203としてCu層を膜厚6nm、続けてSiを膜厚5nmに成膜した。その後、ZnS−SiO2混合体からなる第1上層誘電体層204を膜厚50nmに成膜した。
基板101は、直径120mm、厚さ1.1mmのものを用いた。第1の情報記録層102を形成する側の一主面には、グルーブ、ランドと称する凹凸が形成されており、この凹凸の繰り返し幅(トラックピッチ)は、0.32μmである。また、第1反射層201におけるNdの含有率は0.4at%、Cuの含有率は0.6at%である。
第1中間層103aの形成は、基板を一旦成膜装置から取り出し、エポキシ系の紫外線硬化性樹脂を溶剤に溶解して樹脂溶液を作製し、この樹脂溶液をスピンコートすることで行った。この時、中間層の膜厚が15μmになるように塗布量と回転数を調整した。この上に、樹脂製のスタンパを貼り合わせた状態でスタンパ側から紫外線を照射した。この樹脂製スタンパには、予めトラッキング用案内溝の反転パターンが形成されており、紫外線硬化時に第1中間層103a上に第2の情報記録層のための案内溝が形成される。
第1中間層103aの形成後、ディスク基板を再度成膜装置内に戻し、2×10-5Pa以下の高真空になるまでチャンバー内をクライオポンプで真空排気した。その後、第1中間層103a上に、次のようにして第1の透過率調整層104a(透過率調整層1)の形成を行った。
先ず、Arガスを導入しコンダクタンス調整により所定の圧力とし、第2反応層222としてTb層を膜厚20nmに成膜した。その後、別のチャンバーにて、SiH4ガスを200sccm(standard ml/min)及びN2ガスを500sccm(standard ml/min)の流量でチャンバー内に流しコンダクタンス調整により圧力を所定の値(4〜13Pa)とした。続いて、プラズマCVDを用いて1.5kwの投入パワーで第1反応層221として水素含有SiN層を膜厚20nmに成膜した。この層の水素含有量は2.1×1022atoms/cm3、膜応力は−1.0kg/mm2(圧縮応力状態)であった。
その後、別チャンバーに基板を移し、次のようにして第2の情報記録層105a(情報記録層2)の形成を行った。
先ず、ArガスとO2ガスをチャンバー内に導入しコンダクタンス調整により所定の圧力とし、高屈折率層205としてTiO2を膜厚20nmに形成した。次いで、別チャンバーにてArガスを導入し第2反射層206としてAg合金を膜厚10nmに成膜した。その後、第2下層誘電体層207としてZnS−SiO2混合体を膜厚35nm、続けて第2記録層208としてTeOxPd層を膜厚10nmに成膜した。さらに、ZnS−SiO2混合体からなる膜厚50nmの第2上層誘電体層209を成膜した。
この後、上述した第1の中間層103aを形成する工程から第2の情報記録層105aを形成する工程までと同様の工程を2回繰り返した。これにより、第2の透過率調整層104b(透過率調整層2)、第3の情報記録層105b(情報記録層3)、第3の透過率調整層104c(透過率調整層3)、第4の情報記録層105c(情報記録層4)が形成され、最終的に4層の情報記録層を形成した。
ここで、第2の中間層103b及び第3の中間層103cの厚みはそれぞれ20μm及び10μmとした。その他の各層の膜厚は、光学設計により適宜最適値に設定した。
最後に、第4の記録層105cの上に、光透過性のカバー層106を積層し本実施例における光ディスクを完成した。
各層の光学特性(反射率および透過率)を表1に示す。ここで、表中の各値は、情報記録層における測定値、すなわち、記録層単層、或いは記録層と透過率調整層の積層(表中では「情報記録層+透過率調整層」と示す)における測定値である。
Figure 2008097749
正味吸収率は、着目する記録層の記録前の吸収率(=100−反射率−透過率)と、手前の記録層における記録後の透過率との積を表している。ここで、本発明の多層光ディスクにおいては、手前の情報記録層から順番に記録していくので、例えば第3の情報記録層に記録する際は、既に第4の情報記録層は記録済みであり、透過率が高い状態となっている。このとき、第3の情報記録層自身は記録前であるので透過率が低い。したがって、着目する情報記録層(ここでは第3の情報記録層)に対して手前の層(ここでは第4の情報記録層)でのパワーロス、奥の層(ここでは第2の情報記録層)へ抜けることによるパワーロスは共に低く抑えられており、高い吸収率が確保できている。すなわち、記録時の記録パワー感度を上げることができる。
正味反射率は、着目する記録層の反射率に、手前の層の透過率の2乗をかけた値である。これは既に記録された情報を再生するときのSNRに関わるパラメータであり、反射率が高いほうがSNRを稼ぐことができる。
本実施例では、各層の透過率変化を制御することで記録後の各層の反射率を4%に揃えることができ、どの層であっても安定した情報再生が行えると同時に記録感度を高めることができた。
(実施例2)
各情報記録層における光学特性を表2に示すように調整された以外は、実施例1と同様にして多層光ディスクを作製した。表中の正味吸収率は、第4の情報記録層において下がっているものの、第1及び第2の情報記録層で上がり、各情報記録層間で近い値となっている。これにより、ディスク全体としては最大記録パワーを低く抑えることができ、各層で安定した情報記録を行うことができた。
Figure 2008097749
(実施例3)
第1反応層221として、水素を含有するSiCを用いた以外は実施例1と同じ構成の光ディスクを作製した。この層の水素含有量は3.0×1022atoms/cm3、膜応力は−1.5kg/mm2(圧縮応力状態)であった。また、プラズマCVD装置の製膜条件は次の通りである。SiH4ガスの流量200sccm(standard ml/min)、C22ガスの流量200sccm(standard ml/min)、ガス圧力4〜13Pa、投入パワー1.5kw。
このようにして作製された、本実施例における光ディスクに対して、実施例1と同様にカバー層106側からレーザ光を照射し、第4の情報記録層105cから順に記録を行った。
その結果、本実施例で得られた4層光ディスクは、実施例1と同様に、情報記録層の全てにおいて安定した信号再生が行え、かつ記録感度の高いものであった。
(実施例4)
第1反応層221として、水素を含有するSiO2を用いた以外は実施例1と同じ構成の光ディスクを作製した。この層の水素含有量は2.6×1022atoms/cm3、膜応力は−0.5kg/mm2(圧縮応力状態)であった。また、プラズマCVD装置の製膜条件は次の通りである。SiH4ガスの流量200sccm(standard ml/min)、O2ガスの流量500sccm(standard ml/min)、ガス圧力4〜13Pa、投入パワー1.5kw。
このようにして作製された、本実施例における光ディスクに対して、実施例1と同様にカバー層106側からレーザ光を照射し、第4の情報記録層105cから順に記録を行った。
その結果、本実施例で得られた4層光ディスクは、実施例1と同様に、情報記録層の全てにおいて安定した信号再生が行え、かつ記録感度の高いものであった。
(実施例5)
第2反応層222としてTb層に代えて膜厚20nmのLa層を形成した以外は実施例1と同じ構成の光ディスクを作製した。
このようにして作製された、本実施例における光ディスクに対して、実施例1と同様にカバー層106側からレーザ光を照射し、第4の情報記録層105cから順に記録を行った。
その結果、本実施例で得られた4層光ディスクは、実施例1と同様に、情報記録層の全てにおいて安定した信号再生が行え、かつ記録感度の高いものであった。
(実施例6)
透過率調整層104として、以下の膜を形成した以外は実施例1と同じ構成の光ディスクを作製した。真空加熱蒸着法により、電子供与性呈色化合物であるロイコ色素GN2(山本化成(株)製)と電子受容性顕色材であるビスフェノール系化合物BHPE(1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン)の混合物を膜厚40nmに形成した。
このようにして作製された、本実施例における光ディスクに対して、実施例1と同様にカバー層106側からレーザ光を照射し、第4の情報記録層105cから順に記録を行った。
その結果、本実施例で得られた4層光ディスクは、実施例1と同様に情報記録層の全てにおいて安定した信号再生が行え、かつ記録感度の高いものであった。
(比較例1)
第1、第2及び第3の透過率調整層104a、104b、104cを設けない以外は、実施例1と同様にして光ディスクの作製を行った。各層における光学特性を表3に示す。
Figure 2008097749
このようにして作製された、本実施例における光ディスクに対して、実施例1と同様にカバー層106側からレーザ光を照射し、第4の情報記録層105cから順に記録を行った。
その結果、本比較例で得られた4層光ディスクは、第1の情報記録層102に関しては、実施例1とほぼ同様の吸収率、反射率であり、記録再生特性も同様の結果を得ることができた。ところが、第2、第3及び第4の情報記録層においては、吸収率が実施例1と比べて1/2〜1/3であり、記録のためのレーザパワーが2〜3倍必要であった。
以上、実施例および比較例を用いて説明したように、本発明の光ディスクによれば、単位面積あたりの光ディスクの記録容量を増加させる観点から情報記録層の多層化を行った場合でも、各情報記録層に対する記録再生が良好に行える追記型の光ディスクの提供が可能となる。
本発明による光ディスクの一実施形態を示す模式的断面図である。 本発明の一実施形態における第1の情報記録層を示す模式的断面図である。 本発明の一実施形態における第2、第3及び第4の情報記録層を示す模式的断面図である。 本発明の一実施形態における透過率調整層を示す模式的断面図である。
符号の説明
101 基板
102 第1の情報記録層
103a 第1の中間層
103b 第2の中間層
103c 第3の中間層
104a 第1の透過率調整層
104b 第2の透過率調整層
104c 第3の透過率調整層
105a 第2の情報記録層
105b 第3の情報記録層
105c 第4の情報記録層
106 カバー層
110 レーザ光
201 第1反射層
202 第1下層誘電体層
203 第1記録層
204 第1上層誘電体層
205 高屈折率層
206 第2反射層
207 第2下層誘電体層
208 第2記録層
209 第2上層誘電体層
221 第1反応層
222 第2反応層

Claims (8)

  1. 基板上に複数の記録層が中間層を介して配置された積層構造を有し、該記録層の一方の面からレーザ光を入射して情報の記録再生を行う追記型光記録媒体において、
    少なくとも一つの中間層のレーザ光入射側に配置された記録層と当該中間層との間に、レーザ光照射による昇温により透過率が増大する透過率調整層を有する追記型光記録媒体。
  2. 前記透過率調整層が、水素を含有する誘電体からなる第1反応層と、第1反応層に接触し、レーザ光照射による昇温により第1反応層が含有する水素により水素化され得る希土類金属からなる第2反応層とを有する請求項1に記載の追記型光記録媒体。
  3. 前記透過率調整層の第1反応層が、水素を含有するSiN、SiC、又はSiO2誘電体からなる請求項2に記載の追記型光記録媒体。
  4. 前記透過率調整層の第2反応層が、Tb及びLaの少なくとも一方からなる請求項2又は3に記載の追記型光記録媒体。
  5. 前記透過率調整層において、第1反応層が第2反応層よりもレーザ光入射側に配置されている請求項2から4のいずれかに記載の追記型光記録媒体。
  6. 前記透過率調整層がサーモクロミック膜からなる請求項1に記載の追記型光記録媒体。
  7. 前記サーモクロミック膜が前記中間層に接している請求項6に記載の追記型光記録媒体。
  8. 前記記録層は、一回だけ書き込み可能である請求項1から7のいずれかに記載の追記型光記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020230357A1 (ja) * 2019-05-15 2020-11-19 パナソニックIpマネジメント株式会社 情報記録媒体とその製造方法

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