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JP2008091161A - Led照明装置 - Google Patents

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Takashi Shindo
崇 進藤
Yoshiyuki Uchinono
良幸 内野々
Hiroyuki Yoshida
浩之 吉田
Masahide Muto
正英 武藤
Masahiro Sato
正博 佐藤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO THE FORM OR THE KIND OF THE LIGHT SOURCES OR OF THE COLOUR OF THE LIGHT EMITTED
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Abstract

【課題】凸型形状の回路基板を用いて広範囲の配光を実現しながら、実装される各LED素子の発熱を均一に放熱して素子特性のばらつきを抑え、均一な照明を得られるようにする。
【解決手段】凸面11aに複数のLED素子12が実装される凸型回路基板11の内部に金属ブロック21などの放熱手段を設け、その放熱手段の凸型回路基板11の凸面11aに近接する部分の形状を、凸面11aに倣う形状とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数のLED素子が実装された回路基板を備えるLED照明装置に関する。
従来、光源に高輝度のLED(light emitting diode;発光ダイオード)素子を用いたLED照明装置が知られている。LED照明装置は、光源に白熱灯や蛍光灯などを用いた照明装置と比較して、低消費電力かつ長寿命であり、さらにランプ交換等のメンテナンスが不要で使い勝手がよいといった利点を有している。
LED照明装置の光源として使用するLED素子は、単体では照射範囲が狭いため、通常、複数個を回路基板に実装してモジュール化した状態で使用している。したがって、LED照明装置の配光特性は、実装される複数のLED素子のレイアウトによって定まることになる。換言すると、LED照明装置は、複数のLED素子のレイアウトを最適化することで、目的に応じた自由な配光特性が得られるといった利点も有している。
また、近年では、MID(Molded Interconnect Devices)と呼ばれる立体回路成形品の製造技術が確立され、立体的な回路基板を比較的容易に作製できるようになってきている。そして、このような技術を用いてLED照明装置の回路基板を凸型の立体形状に形成し、その凸面(外周面)に複数のLED素子を実装することで、広範囲の配光を可能にする試みもなされている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−163412号公報(〜、図11)
ところで、この種のLED照明装置においては、光源として用いるLED素子の発熱によって温度が過度に上昇すると、LED素子の発光効率や輝度の低下を招き、また、LED素子の寿命低下を招く要因となることが指摘されている。このため、LED照明装置では、LED素子の発熱による温度上昇を効果的に防止できるようにすることが重要な課題とされており、例えば特許文献1に記載されているLED照明装置では、LED素子の発熱により凸型の回路基板に沿った上昇気流を発生させ、凸型回路基板の下方から温度の低い空気を流れ込ませることで、LED素子の熱を放熱する構造としている。
しかしながら、このような放熱構造では、凸型回路基板の上側ほど放熱効率が低下することになり、凸型回路基板の凸面に実装された複数のLED素子間でその実装位置に応じた素子特性のばらつきを生じさせてしまう場合があり、均一な照明が得られなくなるといった問題があった。
本発明は、以上のような従来の実情に鑑みて創案されたものであって、凸型形状の回路基板を用いて広範囲の配光を実現しながら、実装される各LED素子の発熱を均一に放熱して素子特性のばらつきを抑え、均一な照明を得られるようにしたLED照明装置を提供することを目的としている。
本発明のLED照明装置は、凸型形状に立体成形されて回路パターンが形成された凸型回路基板と、凸型回路基板の凸面に実装された複数のLED素子と、凸型回路基板の内部に設けられた放熱手段とを備えた構成とし、放熱手段を、凸型回路基板の凸面に近接する部分の形状が凸面に倣う形状とすることで、前記課題を解決する。このLED照明装置では、複数のLED素子が実装される凸型回路基板の凸面のほぼ全周に亘って凸型回路基板内部の放熱手段までの距離が略一定とされるので、この凸型回路基板の凸面に実装される複数のLED素子の発熱は、放熱手段によって均一に放熱されることになる。
本発明のLED照明装置によれば、凸型回路基板の凸面に実装される複数のLED素子の発熱が放熱手段によって均一に放熱されるので、各LED素子間における素子特性のばらつきを抑え、均一な照明を得ることができる。
以下、本発明の具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明を適用したLED照明装置の外観を示す斜視図である。この図1に示すLED照明装置は、スタンド型の照明装置に本発明を適用した例であり、照明用の光を発光する発光部1を基台2で支持する構造となっている。また、このLED照明装置では、必要に応じて、ガラスなどの光透過性を有する材料で成形されたカバー3が、基台2上の発光部1を覆うように、基台2に取り付けられる。
発光部1は、凸型回路基板11の凸面(外周面)11aに複数のLED素子12が実装されてなるものである。凸型回路基板11はMID(立体回路成形品)の基板であり、基板材料が凸型形状に立体成形され、回路パターンが形成されたものである。ここで、凸型回路基板11の基板材料としては、熱抵抗が低く放熱性の高い無機材料、例えばAlやAlN、Siなどのセラミック材料が好適である。凸型回路基板11は、これらの基板材料が、プレス成形やCIM(Ceramics Injection Molding;セラミックス射出成形)、鋳込み成形などの既知の成形法によって凸型形状に成形され、その成形品に回路パターンが形成されることで作製される。なお、凸型形状の成形品に回路パターンを形成する手法としては、例えば、特許第3153682号公報にて開示される手法が有効に適用できる。
本発明を適用したLED照明装置では、以上のような凸型回路基板11の凸面11aに複数のLED素子12を実装して、図1に示すような発光部1とすることで、全周囲に亘る広い範囲への配光を可能としている。また、このLED照明装置では、発光部1の複数のLED素子12の点灯/消灯を個別に、或いは実装位置に応じてグループ分けしたグループごとに切り替え可能にし、点灯させるLED素子12を選択的に切り替えるようにすれば、配光を任意に変更することができ、自由な配光を得ることができる。
LED照明装置は、LED素子12の発熱による温度上昇に起因してLED素子12に発光効率や輝度の低下、寿命低下などの問題を生じさせないようにするために、LED素子12の発熱を効率よく放熱するための放熱機構を設けることが望まれる。そこで、本発明を適用したLED照明装置では、凸型形状に立体成形された凸型回路基板11の内部に放熱手段を設けるようにしており、特に、この凸型回路基板11の内部に設ける放熱手段を、その凸型回路基板11の凸面11aに近接する部分の形状が凸面11aに倣う形状となるようにすることで、凸型回路基板11の凸面11aに実装された複数のLED素子12の発熱を均一に放熱できるようにしている。以下、本発明を適用したLED照明装置における発光部1の例として、凸型回路基板11の内部に放熱手段を設けた2つの具体例(実施例1,2)を例示して説明する。
[実施例1]
実施例1は、金属材料が凸型のブロック状に成形された金属ブロックを凸型回路基板11の内部に埋設して放熱手段とした例である。
図2は、本実施例における発光部1の縦断面図である。本実施例では、図2に示すように、凸型回路基板11が半球体の内部を凸面(外周面)11aに沿うようにくり抜いたカップ型の凸型形状に成形され、この凸型回路基板11の内部に、例えばCuやAlなどの金属材料が凸型に成形されてなる金属ブロック21が埋め込まれている。凸型回路基板11の内部に埋設された金属ブロック21は、その外周面、すなわち凸型回路基板11の凸面11aに近接する面が、凸型回路基板11の凸面11aに倣う形状とされ、複数のLED素子12が実装される凸型回路基板11の凸面11aと、放熱手段としての金属ブロック21外周面との間の距離L1が、凸面11aのほぼ全周に亘って略一定とされている。したがって、本実施例の発光部1では、凸型回路基板11の凸面11aに実装された複数のLED素子12の発熱が、金属ブロック21によって均一に放熱されることになり、実装位置に応じた放熱効率の差に起因する複数のLED素子12間における素子特性のばらつきを有効に抑え、均一な照明を得ることが可能となる。
ここで、本実施例における発光部1の作製工程の一例について、簡単に説明する。
まず、図3に示すように、凸型回路基板11を、均一の厚みを有するカップ型の凸型形状に成形する。ここで、基板材料にはAlやAlN、Siなどのセラミック材料を用い、例えば、粉末状のセラミック材料にポリスチレン、パラフィンワックス、ステアリン酸の混合物などをバインダーとして混合し、CIM成形機などの成形機に投入してカップ型の形状の凸型回路基板11に成形する。また、凸型回路基板11は、CIMの他にもプレス成形、鋳込み成形などの成形法によって成形することも可能である。鋳込み成形により凸型回路基板11を成形する場合には、水溶性の樹脂と水とがバインダーとして用いられる。
次に、図4に示すように、金属ブロック21を、凸型回路基板11の内部の空間に合わせた凸型のブロック状に成形する。ここで、金属ブロック21の材料には例えばCuやAlなどを用い、これらの金属材料を、例えば鋳型を用いた鋳造やMIM(Metal Injection Molding;金属射出成形)などの成形法によって、凸型回路基板11内部の空間に合致する凸型のブロック状に成形して、金属ブロック21を作製する。なお、このとき、金属ブロック21の外周面に例えば図5に示すような溝21aを形成しておくようにすれば、この溝21aを冷媒流路として活用して凸型回路基板11の内部に冷媒を流すことも可能となり、放熱特性を更に良好なものとすることができる。
次に、図6に示すように、凸型回路基板11の内部に金属ブロック21を嵌め込み、例えば、ろう付けや固体接合などの接合方法により、これら凸型回路基板11と金属ブロック21とを接合する。これにより、図7に示すように、凸型回路基板11の内部に放熱手段としての金属ブロック21が埋め込まれて一体化された状態となる。なお、凸型回路基板11の回路パターンは、凸型回路基板11と金属ブロック21とを一体化する前に形成してもよいし、凸型回路基板11と金属ブロック21とを一体化した後に形成するようにしてもよい。ただし、凸型回路基板11の凸面11aへのLED素子12の実装は、LED素子12の破損を防止するために、凸型回路基板11と金属ブロック21とを一体化した後の最終工程で行うことが望ましい。
[実施例2]
実施例2は、凸型回路基板11の凸面11aに沿うように凸型回路基板11の内部に冷媒が流される冷媒流路を貫通形成し、この冷媒流路を放熱手段とした例である。
図8は、本実施例における発光部1の縦断面図である。本実施例では、図8に示すように、凸型回路基板11は半球体の凸型形状に成形され、この半球体形状の凸型回路基板11の内部に、例えば冷却水などの冷媒が流れる冷媒流路22が、凸型回路基板11の凸面11aに沿うようなかたちで貫通形成されている。この冷媒流路22は、例えば、頂点部から放射状に分岐する複数の分岐流路の集合として構成される。そして、各分岐流路の壁面のうち凸型回路基板11の凸面11aに近接する部分が、凸型回路基板11の凸面11aに倣う形状とされ、複数のLED素子12が実装される凸型回路基板11の凸面11aと、放熱手段としての冷媒流路22との間の距離L2が、凸面11aのほぼ全周に亘って略一定とされている。したがって、本実施例の発光部1では、凸型回路基板11の凸面11aに実装された複数のLED素子12の発熱が、冷媒流路22を流れる冷媒によって均一に放熱されることになり、上述した実施例1と同様に、実装位置に応じた放熱効率の差に起因する複数のLED素子12間における素子特性のばらつきを有効に抑え、均一な照明を得ることが可能となる。
ここで、本実施例における発光部1の作製工程の一例について、簡単に説明する。
まず、図9に示すように、凸型回路基板11の内部に冷媒流路22を貫通形成するための型となる流路形成用部材24を作製する。ここで、流路形成用部材24の材料としては例えばパラフィンワックスなどを用い、この材料を例えば射出成形や押出成形などの成形法によって冷媒流路22に対応した放射状に成形して、流路形成用部材24を作製する。
次に、図10に示すように、凸型回路基板11を、流路形成用部材24が内部に埋め込まれた状態の半球体の形状に成形する。ここで、基板材料にはAlやAlN、Siなどのセラミック材料を用い、例えば、粉末状にしたセラミック材料にポリスチレン、パラフィンワックス、ステアリン酸の混合物などをバインダーとして混合し、これを予め流路形成用部材24がセットされたCIM成形機などの成形機に投入して、半球体形状の凸型回路基板11に成形する。このとき、成形機における基板成形型の成形面から均一に浮かした状態で、流路形成用部材24を基板成形型の内部に配置しておくことにより、凸面11aからの距離が均一となる位置に流路形成用部材24が埋め込まれた状態の凸型回路基板11を得る。また、凸型回路基板11は、CIMの他にも鋳込み成形によって成形することも可能である。鋳込み成形により凸型回路基板11を成形する場合には、水溶性の樹脂と水がバインダーとして用いられる。
次に、図11に示すように、流路形成用部材24が内部に埋め込まれた状態の半球体形状の凸型回路基板11を高温炉26内に収容し、ヒータ26aの加熱によって、凸型回路基板11内部に埋め込まれた流路形成用部材24と基板材料に混合したバインダーを熱分解させる。ここで、ヒータ26aによる加熱条件は、例えば最高温度が500℃〜600℃程度となるように設定される。この加熱処理により凸型回路基板11内部の流路形成用部材24が分解除去されることで、凸型回路基板11内部に冷媒流路22が形成されることになる。なお、図11においては、高温炉26内に1つの凸型回路基板11を収容した様子を図示しているが、実際には、複数個の凸型回路基板11をまとめて高温炉26内に収容して加熱処理を行う。
次に、図12に示すように、流路形成用部材24が分解除去されて冷媒流路22が形成された凸型回路基板11を、高温炉26内のヒータ26aの加熱によって商品形状に焼き固める。ここで、焼結の条件は、例えば、基板材料にAlを用いた場合は高温炉26内を大気雰囲気として、ヒータ26aによる加熱条件を、例えば最高温度が1500℃〜1600℃程度となるように設定する。また、基板材料にAlNを用いた場合は高温炉26内を窒素雰囲気として、ヒータ26aによる加熱条件を、例えば最高温度が1800℃〜1900℃程度となるように設定する。この焼結処理によって凸型回路基板11が商品形状に焼き固められ、図13に示すように、内部に冷媒流路22が凸面11aに沿って貫通形成された凸型回路基板11が作製される。その後、凸型回路基板11に回路パターンが形成され、凸面11aに複数のLED素子12が実装されることで、発光部1が完成する。
以上、具体的な例を挙げながら詳細に説明したように、本発明を適用したLED照明装置は、凸型回路基板11の内部に金属ブロック21や冷媒流路22などの放熱手段を設け、その放熱手段の凸型回路基板11の凸面11aに近接する部分の形状を凸面11aに倣う形状としているので、凸型回路基板11の凸面11aに実装された複数のLED素子12の発熱を放熱手段によって均一に放熱することができる。したがって、このLED照明装置によれば、凸型回路基板11の凸面11aに実装された複数のLED素子12間における素子特性のばらつきを抑え、均一な照明を得ることができる。
また、本発明を適用したLED照明装置は、凸型回路基板11の凸面11aに複数のLED素子12を実装しているので、全周囲に亘る広い範囲への配光が可能であり、さらに、複数のLED素子12の点灯/消灯を個別に或いはグループごとに選択的に切り替えることにより、自由な配光を得ることができる。
なお、以上説明した実施形態は本発明の一適用例を例示したものであり、本発明が以上の実施形態で説明した内容に限定されることを意図するものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。例えば、LED照明装置の配光特性を向上させるといった観点からは、凸型回路基板11の凸面11aに、光源として用いる複数のLED素子12からの光を反射して前方に配光するための反射部を各LED素子12ごとに設けることも有効である。具体的には、例えば図14に示すように、凸型回路基板11の凸面11aに、複数のLED素子12に対応させて複数の凹部28を設け、各凹部28内にLED素子18を実装する。そして、各凹部28の壁面を加工して、LED素子12からの横方向への光を凹部28の壁面にて反射させ、前方に配光できるようにする。凸型回路基板11の凸面11a上に複数のLED素子12をそのまま実装した場合には、隣接するLED素子12の横方向の光が干渉して、照明のむらを発生させる要因となることも懸念されるが、以上のような反射部を設けて各LED素子12からの光を前方に配光するようにすれば、照明むらの発生を有効に抑制することができる。
また、上述した実施形態では、スタンド型の照明装置に本発明を適用した例を説明したが、本発明は、例えば図15に示すように、吊り下げタイプの照明装置に対しても有効に適用可能である。この図15に示すような吊り下げタイプの照明装置は、例えば室内の天井などから吊り下げられて室内を照明するものであり、発光部1が下側を向くように基体5に取り付けられ、発光部1を覆うようにフード6が装着される。このような吊り下げタイプの照明装置に本発明を適用した場合、発光部1を覆うフード6の内面を反射面とし、一部のLED素子12からの光を下方に反射させることで、吊り下げタイプの照明装置として理想的な配光特性を得ることができる。
本発明を適用したLED照明装置の外観を示す斜視図である。 実施例1における発光部の縦断面図である。 実施例1における発光部の作製工程を説明する図であり、カップ状の凸型形状に成形された凸型回路基板を示す斜視図である。 実施例1における発光部の作製工程を説明する図であり、凸型のブロック状に成形された金属ブロックを示す斜視図である。 凸型のブロック状に成形された金属ブロックの他の例を示す斜視図である。 実施例1における発光部の作製工程を説明する図であり、凸型回路基板の内部に金属ブロックを嵌め込む様子を示す斜視図である。 実施例1における発光部の作製工程を説明する図であり、凸型回路基板と金属ブロックとが一体化された様子を示す斜視図である。 実施例2における発光部の縦断面図である。 実施例2における発光部の作製工程を説明する図であり、凸型回路基板の内部に冷媒流路を貫通形成するための型となる流路形成用部材を示す斜視図である。 実施例2における発光部の作製工程を説明する図であり、流路形成用部材が内部に埋め込まれた半球体形状の凸型回路基板を示す斜視図である。 実施例2における発光部の作製工程を説明する図であり、凸型回路基板内部に埋め込まれた流路形成用部材と基板材料に混合したバインダーを熱分解させる様子を示す模式図である。 実施例2における発光部の作製工程を説明する図であり、凸型回路基板を商品形状に焼き固める様子を示す模式図である。 実施例2における発光部の作製工程を説明する図であり、内部に冷媒流路が貫通形成された凸型回路基板を示す斜視図である。 凸型回路基板の凸面に設けた凹部内にLED素子を実装した様子を示す斜視図である。 本発明を適用した吊り下げタイプのLED照明装置を示す側面図である。
符号の説明
1 発光部
11 凸型回路基板
11a 凸面
12 LED素子
21 金属ブロック
22 冷媒流路
28 凹部

Claims (5)

  1. 凸型形状に立体成形され、回路パターンが形成された凸型回路基板と、
    前記凸型回路基板の凸面に実装された複数のLED素子と、
    前記凸型回路基板の内部に設けられた放熱手段とを備え、
    前記放熱手段は、前記凸型回路基板の凸面に近接する部分の形状が、当該凸面に倣う形状とされていることを特徴とするLED照明装置。
  2. 前記放熱手段は、金属材料が凸型のブロック状に成形された金属ブロックよりなることを特徴とする請求項1に記載のLED照明装置。
  3. 前記放熱手段は、前記凸型回路基板の凸面に沿うように当該凸型回路基板の内部に貫通形成された、冷媒が流される冷媒流路よりなることを特徴とする請求項1に記載のLED照明装置。
  4. 前記凸型回路基板の基板材料としてセラミック材料が用いられていることを特徴とする請求項1に記載のLED照明装置。
  5. 前記凸型回路基板の凸面に、前記複数のLED素子からの光を反射して前方に配光するための反射部が各LED素子ごとに設けられていることを特徴とする請求項1に記載のLED照明装置。
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