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JP2008084870A - 照明パネルおよびそれを用いた表示装置 - Google Patents

照明パネルおよびそれを用いた表示装置 Download PDF

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JP2008084870A
JP2008084870A JP2007272085A JP2007272085A JP2008084870A JP 2008084870 A JP2008084870 A JP 2008084870A JP 2007272085 A JP2007272085 A JP 2007272085A JP 2007272085 A JP2007272085 A JP 2007272085A JP 2008084870 A JP2008084870 A JP 2008084870A
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Masaru Higuchi
勝 樋口
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

【課題】 液晶表示パネルの裏面側に配置されるバックライトとしての照明パネルの光利用効率を良くし、輝度を高める。
【解決手段】 照明パネルの導光板32の表面は出射面33とされ、裏面は光学面35とされている。光学面35は、入射面側(図3では左側)からその反対側に向かって曲面35a、平面35bおよび傾斜面35cの順で連続して設けられた1組の光学要素が多数連続して設けられた構造となっている。平面35bは出射面13と平行な面となっている。傾斜面35cの同一組の平面35bに対する高さHは、入射面34側からその反対側に向かうに従って漸次高くなっている。そして、代表として矢印A、B、Cで示す光は、最終的には、いずれかの傾斜面35cで反射されて出射面33からそのほぼ垂直な方向に出射される。
【選択図】 図3

Description

この発明は照明パネルおよびそれを用いた表示装置に関する。
例えば、液晶表示装置は、液晶表示パネル自体が自己発光能力を有していないため、液晶表示パネルの裏面側にバックライトとして照明パネルが配置されている。図13は従来のこのような液晶表示装置の一例の一部の側面図を示したものである。この液晶表示装置は、液晶表示パネル1と、その観察する側の表面とは反対側の裏面に配置された照明パネル11とを備えている。
液晶表示パネル1は、表面側ガラス基板2と裏面側ガラス基板3とがほぼ方形枠状のシール材(図示せず)を介して貼り合わされ、両ガラス基板2、3とシール材とにより囲まれた空間に液晶(図示せず)が封入され、表面側ガラス基板2の表面に表面側偏光板4が貼り付けられ、裏面側ガラス基板3の裏面に裏面側偏光板5が貼り付けられた構造となっている。
照明パネル11は、液晶表示パネル1の裏面側に設けられた導光板12を備えている。導光板12は、平面方形状であって、液晶表示パネル1と対向する表面を光が出射する出射面13とされ、所定の一端面(図13では左端面)を光が入射する入射面14とされ、出射面13に対して裏側の裏面を入射面14側からその反対側に向かうに従って導光板12の厚さが漸次薄くなるように傾斜された傾斜面15とされた構造となっている。
導光板12の傾斜面15には反射板16が貼り付られている。導光板12の入射面14と対向する位置には冷陰極管(光源)17が設けられている。冷陰極管17を覆う反射シート18の一端部は導光板12の入射面14側の表面に貼り付けられ、他端部は反射板16の入射面14側の裏面に貼り付けられている。
そして、冷陰極管17から出た光および反射シート18によって反射された光は、導光板12の入射面14に入射される。この入射光は、導光板12内を入射面14側からその反対側に向かって進行し(導光され)、反射板16によって反射され、導光板12の出射面13から出射されて液晶表示パネル1の裏面に入射され、液晶表示パネル1をその裏面側から照射する。すると、液晶表示パネル1の表面から液晶表示パネル1の表示駆動に応じた画像光が出射される。
ところで、上記従来の液晶表示装置では、導光板12の出射面13から発せられる光量を均一化して、液晶表示パネル1の表面から発せられる輝度分布を均一化することができるようになっている。次に、これに説明する。導光板12の傾斜面15には、黒色のインクによる多数の点状の調光パターンが、その点状の黒色パターン密度が入射面14側からその反対側に向かうに従って漸次小さくなるように、設けられている。
これにより、導光板12内を進行する光を反射板16で導光板12の傾斜面15側から出射面13側に向けて反射させるとともに、冷陰極管17から遠ざかるにつれて光量が減少しても、点状の黒色パターン密度が小さくなることにより、導光板12の出射面13から発せられる光量が均一化される。
しかしながら、上記従来の液晶表示装置では、導光板12の傾斜面15に黒色のインクによる多数の点状の調光パターンを設けているため、この調光パターンに光が吸収され、光利用効率が悪く、輝度が低下するという問題があった。
この発明の課題は、光利用効率を良くすることである。
請求項1に記載の発明に係る照明パネルは、入射面と、出射面と、前記入射面から入射された光を前記出射面側に向けて反射する傾斜面を含む複数の光学要素からなる光学面を有する導光板と、該導光板の入射面に対向して配置された光源とを備え、前記導光板の各傾斜面はその長手方向に波形形状となっていることを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明に係る照明パネルは、請求項1に記載の発明において、前記各光学要素は、さらに、前記入射面に入射された光の一部を前記入射面側とは反対側に向けて前記出射面と平行な面に対して該平行面に沿うような低角度で反射する曲面を含むことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明に係る照明パネルは、請求項2に記載の発明において、前記各光学要素の曲面は前記出射面側と反対方向に向けて漸次下降する曲面であることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明に係る照明パネルは、請求項4に記載の発明において、前記各光学要素の曲面は断面円弧状であることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明に係る照明パネルは、請求項2に記載の発明において、前記各光学要素は、前記曲面と前記傾斜面との間に平面が設けられていることを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明に係る表示装置は、表示パネルの裏面側に照明パネルが配置された表示装置において、前記照明パネルは、入射面と、出射面と、前記入射面から入射された光を前記出射面側に向けて反射する傾斜面を含む複数の光学要素からなる光学面を有する導光板と、該導光板の入射面に対向して配置された光源とを備え、前記導光板の各傾斜面はその長手方向に波形形状となっていることを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明に係る表示装置は、請求項6に記載の発明において、前記導光板の裏面に反射層が設けられていることを特徴とするものである。
請求項8に記載の発明に係る表示装置は、請求項7に記載の発明において、前記反射層は前記導光板の裏面に設けられた金属膜からなることを特徴とするものである。
請求項9に記載の発明に係る表示装置は、表示パネルの表面側に照明パネルが配置され、前記表示パネル内またはその裏面側に反射手段が設けられた液晶表示装置において、前記照明パネルは、入射面と、出射面と、前記入射面から入射された光を前記出射面側に向けて反射する傾斜面を含む複数の光学要素からなる光学面を有する導光板と、該導光板の入射面に対向して配置された光源とを備え、前記導光板の各傾斜面はその長手方向に波形形状となっていることを特徴とするものである。
請求項10に記載の発明に係る表示装置は、請求項9に記載の発明において、前記各光学要素は、さらに、前記入射面に入射された光の一部を前記入射面側とは反対側に向けて前記出射面と平行な面に対して該平行面に沿うような低角度で反射する曲面を含むことを特徴とするものである。
請求項11に記載の発明に係る表示装置は、請求項6〜10のいずれかに記載の発明において、前記各光学要素の曲面は前記出射面側と反対方向に向けて漸次下降する曲面であることを特徴とするものである。
請求項12に記載の発明に係る表示装置は、請求項11に記載の発明において、前記各光学要素の曲面は断面円弧状であることを特徴とするものである。
請求項13に記載の発明に係る表示装置は、請求項6〜10のいずれかに記載の発明において、前記各光学要素は、前記曲面と前記傾斜面との間に平面が設けられていることを特徴とするものである。
請求項14に記載の発明に係る表示装置は、請求項13に記載の発明において、前記光学要素の前記傾斜面の高さは前記入射面側に位置するものよりもその反対側に位置するものの方が大きくなっていることを特徴とするものである。
請求項15に記載の発明に係る表示装置は、請求項14に記載の発明において、前記光学要素の前記傾斜面の高さは前記入射面側からその反対側に向かうに従って漸次大きくなっていることを特徴とするものである。
請求項16に記載の発明に係る表示装置は、請求項15に記載の発明において、前記入射面側からn番目の前記光学要素の傾斜面の前記平面に対する高さはan(n+1)/2(ただし、aは任意の数)であることを特徴とするものである。
請求項17に記載の発明に係る表示装置は、請求項6〜10のいずれかに記載の発明において、前記導光板の厚さは、前記入射面側からその反対側に向かうに従って漸次厚くなった後に漸次薄くなっていることを特徴とするものである。
請求項18に記載の発明に係る表示装置は、請求項6〜10のいずれかに記載の発明において、前記各導光要素の前記傾斜面の前記出射面と平行な面に対する傾斜角度は40〜50°程度であることを特徴とするものである。
請求項19に記載の発明に係る表示装置は、請求項6〜10のいずれかに記載の発明において、前記各導光要素の前記傾斜面の前記出射面と平行な面に対する傾斜角度は40〜50°程度の範囲内において前記入射面側からその反対側に向かうに従って漸次大きくなっていることを特徴とするものである。
請求項20に記載の発明に係る表示装置は、請求項6〜10のいずれかに記載の発明において、前記各光学要素の長さは同じであることを特徴とするものである。
請求項21に記載の発明に係る表示装置は、請求項6〜10のいずれかに記載の発明において、前記各光学要素の長さは少なくともその一部が異なっていることを特徴とするものである。
請求項22に記載の発明に係る表示装置は、請求項6〜10のいずれかに記載の発明において、前記各光学要素の長さは20〜500μm程度であることを特徴とするものである。
請求項23に記載の発明に係る表示装置は、請求項6〜10のいずれかに記載の発明において、前記曲面の曲率半径は0.1〜2.0mm程度であることを特徴とするものである。
請求項24に記載の発明に係る表示装置は、請求項6〜23のいずれかに記載の発明において、前記光源は点光源であることを特徴とするものである。
請求項25に記載の発明に係る表示装置は、請求項24に記載の発明において、前記点光源は複数であることを特徴とするものである。
請求項26に記載の発明に係る表示装置は、請求項25に記載の発明において、前記点光源は赤色発光、緑色発光および青色発光の3つの点光源からなることを特徴とするものである。
請求項27に記載の発明に係る表示装置は、請求項26に記載の発明において、フィールドシーケンシャル表示手段との組み合わせによりカラー表示を行うことを特徴とするものである。
この発明によれば、導光板の各傾斜面をその長手方向に波形形状とすることにより、光源が発光ダイオード等の点光源であり、導光板の入射面を均一に照射することができなくても、結果的には、導光板の出射面からその垂直な方向に出射させることができ、従って、光利用効率を良くすることができる。
図1はこの発明の第1実施形態としての液晶表示装置の要部の側面図を示したものである。この液晶表示装置は、液晶表示パネル21と、その観察する側の表面とは反対側の裏面に配置された照明パネル31と、両パネル21、31間に配置された拡散板41とを備えている。
液晶表示パネル21は、表面側ガラス基板22と裏面側ガラス基板23とがほぼ方形枠状のシール材(図示せず)を介して貼り合わされ、両ガラス基板22、23とシール材とにより囲まれた空間に液晶(図示せず)が封入され、表面側ガラス基板22の表面に表面側偏光板24が貼り付けられ、裏面側ガラス基板23の裏面に裏面側偏光板25が貼り付けられた構造となっている。
液晶表示パネル21は、アクティブマトリクス型、単純マトリクス型、セグメント型等のいずれであってもよく、また、その表示方式も、TN(ツィステッドネマティック)方式、STN(スーパーツィステッドネマティック)方式、ECB(複屈折効果)方式、動的散乱効果方式、強誘電性液晶を用いる方式等の光の透過率を制御する方式であればいずれであってもよい。
照明パネル31は、液晶表示パネル21の裏面側に設けられた導光板32を備えている。導光板32は、平面方形状であって、液晶表示パネル21と対向する表面を光が出射する出射面33とされ、所定の一端面(図1では左端面)を光が入射する入射面34とされ、出射面33と対向する表面が光学面35とされている。この光学面35は、図1に示すように、全体的には、出射面33に対して裏側の裏面を基本的には入射面34側からその反対側に向かうに従って導光板32の厚さが漸次厚くなった後に漸次薄くなるように湾曲された、所謂、船底型のプロファイルを有するものであるが、この光学面35の形状が、本発明の最大の特徴をなすものであって、その詳細は後述する。
導光板32の光学面35には反射板36が貼り付られている。導光板32の入射面34と対向する位置には冷陰極管(光源)37が設けられている。冷陰極管37を覆う反射シート38の一端部は導光板32の入射面34側の表面に貼り付けられ、他端部は反射板36の入射面34側の裏面に貼り付けられている。
次に、導光板32の光学面35について、図2を参照して説明する。光学面35は、入射面34側(図2では左側)からその反対側に向かって曲面35a、平面35bおよび傾斜面35cの順で連続して設けられた1組の光学要素が多数連続して設けられた面となっている。平面35bは出射面33と平行な面となっている。
曲面35a、平面35bおよび傾斜面35cからなる1組の光学要素の長さは20〜500μm程度とされ、入射面34から遠ざかるにつれて漸次大きくすると透過効率が良好となるが、生産性の面から、同一の寸法に設定しても実用上は殆ど問題はない。傾斜面35cの平面35bに対する傾斜角度は同一であり、40〜50°程度の範囲の適切な範囲に設定される。傾斜面35cの平面35bに対する高さHは、入射面34側からその反対側に向かうに従って漸次大きくなっている。傾斜面35cの高さHは、典型的には、最大で20〜50μm程度であるが、導光板32の平面サイズにより適切な値に設定されるもので、この値に限定されるものではない。
曲面35aの長さは同じである。平面35bの長さは、入射面34側からその反対側に向かうに従って漸次短くなっている。すなわち、平面35bの長さは、傾斜面35cの高さHが高くなるにつれ、短くなっている。
各光学要素は、導光板32の入射面34側から、曲面35a、平面35bおよび傾斜面35cの順で配列され、その曲面35aは、その入射面34側(図2の左側)の隣の光学要素の傾斜面35cに連続して設けられている。曲面35aは、限定する意味ではないが、典型的には、その断面が円弧状とされ、その曲率半径は、例えば、0.1〜2.0mm程度となっている。このように、曲面35aは、図2において右下がりとなっている。
ここで、一例として、入射面34側からn番目の、傾斜面35cの平面35bに対する高さHは、an(n+1)/2(ただし、aは任意の数、nは自然数で入射面34側の最初の傾斜面35cは1である。)となっている。このように、傾斜面35cの平面35bに対する高さHを入射面34側からその反対側に向かうに従って漸次高くすることにより、出射面33における明るさの均一性を図ることが可能となっており、さらに、上述の如く、光学面35を、図1に示すように、入射面34側からその反対側に向かうに従って導光板32の厚さが漸次厚くなった後に漸次薄くなるように湾曲された、船底型となしているのも出射面33における明るさの均一性をより向上するためである。
また、図1において、入射面34の出射面33に対する角度は、通常、90°とすればよい。しかしながら、光取込み効率をより良好なものとするためにこの角度を90°よりもやや小さくしてもよい。すなわち、入射面34から導光板32に入射された光が直進して入射面34と反対側の光学面35の傾斜面35cにて直接反射されるようにすると、その領域のみが明るくなり、他の領域が暗くなるので、入射光が、出射面33および光学面35の曲面35aと平面35bで反射を繰り返しながら進行するよう、入射面34を出射面33に対して、多少、角度をもたせると光取込み効率が向上する。通常、この角度は、80°以上90°未満とされるが、逆に、100°以下90°未満としてもよく、要は、冷陰極管37から導光板32に入射された光が導光板32の傾斜面35cで直接反射される確率が低減されるようにすればよい。
以上のような構造の導光板32は、アクリル樹脂等の光透過性の高い透明な樹脂を材料とした射出(圧縮)成形により製造することができる。また、図1に示す反射板(反射層)36は、Al、Ag、Cr等からなる金属板を導光板32の光学面35にその基本的な側面形状に沿う形状に湾曲させて貼り付けてもよいが、導光板32の光学面35にAl、Ag、Cr等を蒸着してなる金属膜によって形成するようにしてもよい。
ここで、この実施形態の液晶表示装置は透過兼反射型であるので、透過型として使用する場合と反射型として使用する場合における主として導光板32の作用について、図3および図4を参照して説明する。ただし、図3および図4では、導光板32の厚さは適当としており、また図1に示す反射板36は省略している。
まず、この実施形態の液晶表示装置を透過型として使用する場合には、図3において代表として矢印A、B、Cで示すように、図1に示す入射面34に入射された光が導光板32内を進行する。このうちの矢印Aで示す光は、傾斜面35cで反射されて出射面33にほぼ垂直な方向に角度変換され、出射面33からそのほぼ垂直な方向に出射される。
矢印Bで示す光は、出射面33で反射され、曲面35aに入射される。この場合、曲面35aは出射面33と平行ではなく、図3において右下がりとなっているので、曲面35aに入射された光は、入射方向よりも浅い角度となるように反射され、換言すれば、出射面33または平面35bと平行な方向に近づいて進行する。このため、矢印Bで示す光は各光学要素の傾斜面35cに当たるようになる。
このように、各光学要素に入射面34と反対側に向かって下降する曲面35aを設けているのは、各光学要素の入射面34に入射された矢印Bの光を進行方向に平行な方向に近づけて傾斜面35cに確実に入射させるためである。そして、傾斜面35cに入射された光は、当該傾斜面35cで反射されて出射面33にほぼ垂直な方向に角度変換され、出射面33からそのほぼ垂直な方向に出射される。
矢印Cで示す光は、平面35bでの反射と出射面33での反射の繰り返しにより、導光板32内を入射面34側とは反対側につまり図3において右方向に進行する。そして、この進行する光は、最終的には、矢印Aで示す光の場合と同様に、傾斜面35cで反射されて出射面33からそのほぼ垂直な方向に出射されるか、あるいは、矢印Bで示す光の場合と同様に、曲面35aで反射された後に同一組の傾斜面35cで反射されて出射面33からそのほぼ垂直な方向に出射される。
このように、矢印A、B、Cで示す光は、最終的には、いずれかの傾斜面35cで反射されて出射面33からそのほぼ垂直な方向に出射される。従って、図1に示す入射面34に入射された光のほとんどすべては、最終的には、いずれかの傾斜面35cで反射されて出射面33からそのほぼ垂直な方向に出射される。
しかも、この場合、各光学要素の傾斜面35cの平面35bに対する高さHは、図1に示す入射面34側の反対側に向かうに従って漸次高くなっている。従って、傾斜面35cの面積は、入射面34側からその反対側に向かうに従って漸次大きくなっている。
これにより、入射面34から遠ざかるにつれて光量が減少しても、傾斜面35cの面積が大きくなることにより、出射面33から発せられる光量が均一化される。しかも、この場合、入射面34に入射された光のほとんどすべてをいずれかの傾斜面35cで反射させて出射面33からそのほぼ垂直な方向に出射させているので、光利用効率を良くし、輝度を高めることができる。
一方、この実施形態の液晶表示装置を反射型として使用する場合には、図4において代表として矢印D、E、Fで示すように、自然光や室内光等の外光が出射面33に入射される。ただし、この場合、出射面33での屈折は無視する。また、矢印D、E、Fで示す外光は、互いに平行な光であり、図4において右上から左下に向かって出射面33に対して入射角dで入射する光である。
さて、矢印Dで示す外光は、平面35bで反射され、出射面33から出射される。この場合、平面35bでの反射は正反射である。従って、矢印Dで示す外光は、平面35bに対して入射角dで入射し、反射角dで反射され、その反射角度は2dである。
矢印Eで示す外光は、曲面35aのうちの図4において右側で反射され、出射面33から出射される。この場合、曲面35aは図4において右下がりとなっているので、曲面35aでの反射角eは平面35bでの反射角2dよりも小さくなる。
矢印Fで示す光は、曲面35aのうちの図4において左側で反射され、出射面33から出射される。この場合も、曲面35aは図4において右下がりとなっているが、曲面35aの各点における接線の平面35bに対する角度が図4において左側に向かうに従って漸次大きくなるので、曲面35aの左側での反射角fは曲面35aの右側での反射角eよりも小さくなる。
このように、図4において右上から左下に向かって互いに平行して出射面33に入射する矢印D、E、Fで示す外光は、正反射されるかこの正反射のときの反射角度よりも小さい反射角度で反射されて出射面33から出射される。この場合、曲面35aでの反射角度は図4において左側に向かうに従って漸次小さくなるので、曲面35aで反射されて出射面33から出射される外光の出射面33の法線に対する角度は図4において左側に向かうに従って漸次小さくなる。
従って、出射面33に入射される矢印D、E、Fで示す外光が互いに平行であっても、出射面33から出射される矢印D、E、Fで示す外光は、出射面33に垂直な方向に対して図2のやや左側に集光される。
次に、図1に示す液晶表示装置を透過型として使用する場合について説明する。冷陰極管37を点灯させると、冷陰極管37から出た光および反射シート38によって反射された光は、導光板32の入射面34に入射される。この入射光は、図3において代表として矢印A、B、Cで示すように、導光板32内を進行する。
そして、矢印A、B、Cで示す光は、上述の如く、最終的には、いずれかの傾斜面35cで反射されて出射面33からそのほぼ垂直な方向に出射される。従って、入射面34に入射された光のほとんどすべては、最終的には、いずれかの傾斜面35cで反射されて出射面33からそのほぼ垂直な方向に出射される。
しかも、この場合、図2に示すように、傾斜面35cの同一組の平面35bに対する高さHは、入射面34側からその反対側に向かうに従って漸次高くなっている。従って、傾斜面35cの面積は、入射面34側からその反対側に向かうに従って漸次大きくなっている。
これにより、冷陰極管37から遠ざかるにつれて光量が減少しても、傾斜面35cの面積が大きくなることにより、出射面33から発せられる光量が均一化される。しかも、この場合、入射面34に入射された光のほとんどすべてをいずれかの傾斜面35cで反射されて出射面33からそのほぼ垂直な方向に出射させているので、光利用効率を良くし、輝度を高めることができる。
導光板32の出射面33からそのほぼ垂直な方向に出射された光は、拡散板41を透過しつつ拡散された後に液晶表示パネル21の裏面に入射され、液晶表示パネル21をその裏面側から照射する。すると、液晶表示パネル21の表面から液晶表示パネル21の表示駆動に応じた画像光が出射される。
以上のように、図1に示す液晶表示装置を透過型として使用する場合、照明パネル31による光利用効率を良くし、輝度を高めることができる上、輝度を均一にすることができるので、表示品質を向上することができる。
一方、この液晶表示装置を反射型として使用する場合には、冷陰極管37を点灯させず、外光を利用する。すなわち、液晶表示パネル21の表面にその表面側から入射された外光は、液晶表示パネル21を透過し、拡散板41を透過しつつ拡散され、導光板32の出射面33に入射され、反射板36で反射される。
この反射光は、上記とは逆に、導光板32の出射面33から出射され、拡散板41を透過しつつ拡散され、液晶表示パネル21の裏面に入射され、液晶表示パネル21をその裏面側から照射する。すると、液晶表示パネル21の表面から液晶表示パネル21の表示駆動に応じた画像光が出射される。
ここで、この液晶表示装置を反射型として実際に使用する場合について説明する。実際の使用状態では、液晶表示パネル21の画面の上端側が図1の右端側であると、一般に、図1の右上から左下に向かってくる外光を主として取込むように液晶表示パネル21を傾け、液晶表示パネル21の画面の正面方向つまり画面に垂直な方向あるいはそれよりもやや下側(図1では左側)の方向から画面を目視することが多い。
そこで、図1の右上から左下に向かってくる外光を主として取込むように液晶表示パネル21を傾けると、液晶表示パネル21および拡散板41をそのまま透過した外光は、図4において代表として矢印D、E、Fで示すように、導光板32の出射面33に入射される。ただし、この場合も、出射面33での屈折は無視する。また、矢印D、E、Fで示す外光は、互いに平行な光である。
導光板32の出射面33に入射された矢印D、E、Fで示す外光は、上述の如く、正反射されるかこの正反射のときの反射角度よりも小さい反射角度で反射されて出射面33から出射される。この場合、曲面35aでの反射角度は図4において左側に向かうに従って漸次小さくなるので、曲面35aで反射されて出射面33から出射される外光の出射面33の法線に対する角度は図4において左側に向かうに従って漸次小さくなる。
従って、出射面33に入射される矢印D、E、Fで示す外光が互いに平行であっても、出射面33から出射される矢印D、E、Fで示す外光は、出射面33に垂直な方向に対して図4のやや左側に集光される。そして、これらの外光が拡散板41および液晶表示パネル21をそのまま透過すると、液晶表示パネル21の画面の正面方向つまり画面に垂直な方向よりもやや下側(図1では左側)の方向に画像光が集光されて出射される。
このように、この液晶表示装置を反射型として実際に使用するとき、図1の右上から左下に向かってくる外光を基にして、液晶表示パネル21の画面の正面方向つまり画面に垂直な方向よりもやや下側(図1では左側)の方向に画像光を集光させて出射することができる。この場合の画像光の出射方向は目視方向であり、従って明るい画像が得られる。
ところで、拡散板41は、透過型として使用するときも反射型として使用するときも、透過光および反射光の面内均一性を向上し、これにより視野角を調整し、また反射型として使用するとき、二重写りを軽減するためのものである。
なお、拡散板41の表面をフィラー材料等により凸凹形状とした場合には、この凸凹形状により、外光を取り込む入射角度および入射範囲が全方位に広がり、高い拡散性から二重写りをより一層軽減することができる。
また、拡散板41を用いずに、液晶表示パネル21の裏面側偏光板25を裏面側ガラス基板23に貼り付けるための粘着剤中に接着剤と屈折率の異なるフィラーを混入し、粘着剤に拡散機能を持たせるようにしてもよい。また、このような拡散機能を有する粘着剤を用い、且つ、拡散板41を用いるようにしてもよい。
また、一般的な拡散板41の代わりに、図5に示すような透過兼拡散板42を用いるようにしてもよい。この透過兼拡散板42は、無色の透明樹脂等からなる透過層43と白色の透明樹脂等からなる拡散層44とが交互に配置されたものからなっている。
この場合、透過兼拡散板42の厚さは一定であるが、透過層43および拡散層44は共に透過兼拡散板42の板面に対して同一方向に(この場合、図5において右上側から左下側に向かって)適宜に傾斜されている。また、図5において拡散層44の右上部とその右側の拡散層44の左下部とは左右方向において接しているか重なっている。
そして、図3に示すように、透過型として使用するとき、導光板32の出射面33からそのほぼ垂直な方向に出射された光は、図5において矢印で示すように(ただし、透過兼拡散板42の表面での屈折は無視する。)、透過兼拡散板42の拡散層44で拡散されて透過兼拡散板42の表面から出射される。
この場合、図5において拡散層44の右上部とその右側の拡散層44の左下部とは左右方向において接しているか重なっているので、導光板32の出射面33からそのほぼ垂直な方向に出射された光のすべては、透過兼拡散板42のいずれかの拡散層44で確実に拡散される。
一方、反射型として使用するとき、図6において実線の矢印で示すように(ただし、透過兼拡散板42の表面および裏面での屈折は無視する。)、右上から左下に進行して来た外光は、透過兼拡散板42の透過層43を透過する。
この透過光は、図4において矢印で示すように、導光板32の光学面35で反射される。この反射光は、図6において点線の矢印で示すように(ただし、透過兼拡散板42の裏面および表面での屈折は無視する。)、透過兼拡散板42の拡散層44で拡散されて透過兼拡散板42の表面から出射される。
この場合も、図6において拡散層44の右上部とその右側の拡散層44の左下部とは左右方向において接しているか重なっているので、導光板32の出射面33から出射された光のすべては、透過兼拡散板42のいずれかの拡散層44で確実に拡散される。
ここで、導光板32の光学面35は、図2に示すものに限定されるものではない。例えば、図2を参照して説明すると、各光学要素の傾斜面35cの平面35bに対する傾斜角度は、40〜50°程度の範囲内において、入射面34側からその反対側に向かうに従って漸次大きくなるようにしてもよい。
また、曲面35a、平面35bおよび傾斜面35cからなる各光学要素の長さは異なるようにしてもよい。例えば、曲面35aおよび平面35bの長さを一定とし、傾斜面35cの高さHが異なることにより、曲面35a、平面35bおよび傾斜面35cからなる1組の光学要素の長さが異なるようにしてもよい。ただし、この場合も、曲面35a、平面35bおよび傾斜面35cからなる1組の光学要素の長さは20〜500μm程度の範囲内とする。
なお、上記第1実施形態では、図1に示すように、液晶表示パネル21の裏面側に照明パネル31を配置し、両パネル21、31間に拡散板41を配置した場合について説明したが、これに限らず、図7に示すこの発明の第2実施形態のように、液晶表示パネル21の表面側に照明パネル31を配置し、両パネル21、31間に拡散板41を配置するようにしてもよい。
ただし、この場合、照明パネル31の導光板32の出射面33は裏面側とされ、光学面35は表面側とされている。また、導光板32の光学面35には反射板は設けられていない。さらに、液晶表示パネル21の裏面側には平板状の反射板45が設けられている。
次に、図7に示す液晶表示装置を透過型として使用する場合について説明する。冷陰極管37を点灯させると、冷陰極管37から出た光および反射シート38によって反射された光は、導光板32の入射面34に入射される。この入射光のほとんどすべては、上記第1実施形態の場合と同様に、導光板32の出射面33からそのほぼ垂直な方向に出射される。
この出射光は、拡散板41を透過しつつ拡散され、液晶表示パネル21を透過し、反射板45で反射される。この反射光は、液晶表示パネル21の裏面に入射され、液晶表示パネル21をその裏面側から照射する。すると、液晶表示パネル21の表面から液晶表示パネル21の表示駆動に応じた画像光が出射される。この画像光は、拡散板41を透過しつつ拡散され、次いで導光板32を透過する。そして、この透過画像光が目視される。
一方、図7に示す液晶表示装置を反射型として使用する場合には、冷陰極管37を点灯させず、外光を利用する。すなわち、導光板32の光学面35にその表面側から入射された外光は、導光板32を透過し、拡散板41を透過しつつ拡散され、液晶表示パネル21を透過し、反射板45で反射される。
この反射光は、液晶表示パネル21の裏面に入射され、液晶表示パネル21をその裏面側から照射する。すると、液晶表示パネル21の表面から液晶表示パネル21の表示駆動に応じた画像光が出射される。この画像光は、拡散板41を透過しつつ拡散され、次いで導光板32を透過する。そして、この透過画像光が目視される。
ところで、図7に示す液晶表示装置では、透過型として使用するときも反射型として使用するときも、光が液晶表示パネル21を2回透過するので、偏光板を表面側か裏面側のいずれかの1枚としてよい。また、反射板45を用いずに、裏面側ガラス基板23の内面に設けられた電極を反射性金属によって形成するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、光源として冷陰極管(線光源)を用いた場合について説明したが、これに限ることなく、発光ダイオード(点光源)を用いるようにしてもよい。例えば、図8に示すように、図1または図7に示す液晶表示装置の導光板32の入射面34の長手方向の中央部に対向する位置に1個の発光ダイオード51を配置してもよい。
ところで、線光源である冷陰極管37の場合、冷陰極管37から出た光によって導光板32の入射面34を均一に照射することができる。これに対し、点光源である発光ダイオード51の場合、発光ダイオード51から出た光によって導光板32の入射面34を均一に照射することはできない。
このため、発光ダイオード51を用いる場合、図9において一点鎖線で示すように、導光板32の出射面33に対して垂直で入射面34に対して平行な仮想面Gにおいては、発光ダイオード51から出た光のうち、実線の矢印で示すように、平坦な入射面34に垂直に入射された光は出射面33に対して垂直な方向に出射されるが、それ以外の光は、点線の矢印で示すように、斜め方向に出射される。
従って、図8に示すように、導光板32の出射面34のうち、発光ダイオード51とほぼ対向する符号Mで示す領域の両側における符号Nで示す領域の輝度が大きく低下し、光利用効率が悪い上、輝度ムラが発生してしまう。この結果、液晶表示パネルに表示ムラが発生してしまう。
そこで、次に、このような輝度ムラが発生しないようにすることができるこの発明の第3実施形態について説明する。図10はこの発明の第3実施形態としての液晶表示装置を説明するために示す一部の模式的平面図である。
この実施形態の液晶表示装置では、基本的には、図8に示す場合と同様に、導光板32の入射面34の長手方向の中央部に対向する位置に1個の発光ダイオード51が配置されている。ただし、この場合、導光板32の光学面を形成する各光学要素の傾斜面35cは、その長手方向にサインカーブ状(波形状)に凸凹する面となっている。
各光学要素の傾斜面35cの波形形状は、一例として、振幅をAとしたとき、波長λは2Aπのサインカーブとするのが適切であるが、これに限らず、波長λは、振幅Aの1倍から10倍程度とすることができる。
これにより、図11において一点鎖線で示すように、発光ダイオード51から出た光は、実線の矢印で示すように、入射面34に垂直に入射された光はもちろんのこと、それ以外の光も、各光学要素の傾斜面35cによって、導光板32の出射面33に対して垂直な仮想面Gに対して、平行な方向に反射される。
従って、発光ダイオード51から出た光によって導光板32の入射面34を均一に照射することができなくても、導光板32の出射面34から均一に出射され、光利用効率が良く、輝度も均一化される。この結果、液晶表示パネルに表示ムラが発生しないようにすることができる。なお、上記において、導光板32の入射面34も傾斜面35cと同様な波形形状とすることも可能であるが、導光板32に入射される光量に粗密が生じないように留意する必要がある。
また、上記第3実施形態では、発光ダイオード51を1個配置した場合について説明したが、これに限らず、複数個配置するようにしてもよい。この場合、発光ダイオード自体に色のバラツキがあっても、導光板32の傾斜面35cの波形形状により、それが認識されにくいようにすることができる。
また、図12に示すこの発明の第4実施形態のように、複数の異なる発光色の発光ダイオード、例えば赤色発光、緑色発光および青色発光の3つの発光ダイオード51R、51G、51Bを配置するようにしてもよい。この場合、3つの発光ダイオード51R、51G、51Bを適宜に点滅させることにより、発光ダイオード単体の発光色以外の色を混色により得ることができる。
また、図12に示す構成の場合、フィールドシーケンシャル表示手段と組み合わせることにより、カラーフィルタを用いることなく、カラー表示を行うようにすることもできる。
すなわち、1画素がR画素、G画素およびB画素によって構成され、このうちの例えばR画素およびG画素を明状態とするとき、まず、R画素のみを透過可能状態として発光ダイオード51Rを一定時間点灯させ、次いでG画素のみを透過可能状態として発光ダイオード51Gを一定時間点灯させると、残像現象により、R画素とG画素が同時に明状態となったように目視される。この場合、カラーフィルタ無しでカラー表示を行うことができるので、高透過率となり、低消費電力化が可能となる。
この発明の第1実施形態としての液晶表示装置の要部の側面図。 図1に示す導光板の光学面を説明するために示す図。 図2に示す光学面を有する導光板の透過型として使用する場合の作用を説明するために示す図。 図2に示す光学面を有する導光板の反射型として使用する場合の作用を説明するために示す図。 一般的な拡散板の代わりに用いる透過兼拡散板の透過型として使用する場合の作用を説明するために示す図。 透過兼拡散板の反射型として使用する場合の作用を説明するために示す図。 この発明の第2実施形態としての液晶表示装置の要部の側面図。 図1または図7に示す場合において、光源として発光ダイオードを用いる場合の問題点を説明するために示す平面図。 図8に示す場合の光の進行状態を説明するために示す図。 この発明の第3実施形態としての液晶表示装置を説明するために示す一部の模式的平面図。 図10に示す場合の光の進行状態を説明するために示す図。 この発明の第4実施形態としての液晶表示装置を説明するために示す一部の模式的斜視図。 従来の液晶表示装置の一例の一部の側面図。
符号の説明
21 液晶表示パネル
31 照明パネル
32 導光板
33 出射面
34 入射面
35 光学面
35a 曲面
35b 平面
35c 傾斜面
36 反射板
37 冷陰極管
38 反射シート
41 拡散板
42 透過兼拡散板
51 発光ダイオード

Claims (27)

  1. 入射面と、出射面と、前記入射面から入射された光を前記出射面側に向けて反射する傾斜面を含む複数の光学要素からなる光学面を有する導光板と、該導光板の入射面に対向して配置された光源とを備え、前記導光板の各傾斜面はその長手方向に波形形状となっていることを特徴とする照明パネル。
  2. 請求項1に記載の発明において、前記各光学要素は、さらに、前記入射面に入射された光の一部を前記入射面側とは反対側に向けて前記出射面と平行な面に対して該平行面に沿うような低角度で反射する曲面を含むことを特徴とする照明パネル。
  3. 請求項2に記載の発明において、前記各光学要素の曲面は前記出射面側と反対方向に向けて漸次下降する曲面であることを特徴とする照明パネル。
  4. 請求項3に記載の発明において、前記各光学要素の曲面は断面円弧状であることを特徴とする照明パネル。
  5. 請求項2に記載の発明において、前記各光学要素は、前記曲面と前記傾斜面との間に平面が設けられていることを特徴とする照明パネル。
  6. 表示パネルの裏面側に照明パネルが配置された表示装置において、前記照明パネルは、入射面と、出射面と、前記入射面から入射された光を前記出射面側に向けて反射する傾斜面を含む複数の光学要素からなる光学面を有する導光板と、該導光板の入射面に対向して配置された光源とを備え、前記導光板の各傾斜面はその長手方向に波形形状となっていることを特徴とする表示装置。
  7. 請求項6に記載の発明において、前記導光板の裏面に反射層が設けられていることを特徴とする表示装置。
  8. 請求項7に記載の発明において、前記反射層は前記導光板の裏面に設けられた金属膜からなることを特徴とする表示装置。
  9. 表示パネルの表面側に照明パネルが配置され、前記表示パネル内またはその裏面側に反射手段が設けられた液晶表示装置において、前記照明パネルは、入射面と、出射面と、前記入射面から入射された光を前記出射面側に向けて反射する傾斜面を含む複数の光学要素からなる光学面を有する導光板と、該導光板の入射面に対向して配置された光源とを備え、前記導光板の各傾斜面はその長手方向に波形形状となっていることを特徴とする表示装置。
  10. 請求項9に記載の発明において、前記各光学要素は、さらに、前記入射面に入射された光の一部を前記入射面側とは反対側に向けて前記出射面と平行な面に対して該平行面に沿うような低角度で反射する曲面を含むことを特徴とする表示装置。
  11. 請求項6〜10のいずれかに記載の発明において、前記各光学要素の曲面は前記出射面側と反対方向に向けて漸次下降する曲面であることを特徴とする表示装置。
  12. 請求項11に記載の発明において、前記各光学要素の曲面は断面円弧状であることを特徴とする表示装置。
  13. 請求項6〜10のいずれかに記載の発明において、前記各光学要素は、前記曲面と前記傾斜面との間に平面が設けられていることを特徴とする表示装置。
  14. 請求項13に記載の発明において、前記光学要素の前記傾斜面の高さは前記入射面側に位置するものよりもその反対側に位置するものの方が大きくなっていることを特徴とする表示装置。
  15. 請求項14に記載の発明において、前記光学要素の前記傾斜面の高さは前記入射面側からその反対側に向かうに従って漸次大きくなっていることを特徴とする表示装置。
  16. 請求項15に記載の発明において、前記入射面側からn番目の前記光学要素の傾斜面の前記平面に対する高さはan(n+1)/2(ただし、aは任意の数)であることを特徴とする表示装置。
  17. 請求項6〜10のいずれかに記載の発明において、前記導光板の厚さは、前記入射面側からその反対側に向かうに従って漸次厚くなった後に漸次薄くなっていることを特徴とする表示装置。
  18. 請求項6〜10のいずれかに記載の発明において、前記各導光要素の前記傾斜面の前記出射面と平行な面に対する傾斜角度は40〜50°程度であることを特徴とする表示装置。
  19. 請求項6〜10のいずれかに記載の発明において、前記各導光要素の前記傾斜面の前記出射面と平行な面に対する傾斜角度は40〜50°程度の範囲内において前記入射面側からその反対側に向かうに従って漸次大きくなっていることを特徴とする表示装置。
  20. 請求項6〜10のいずれかに記載の発明において、前記各光学要素の長さは同じであることを特徴とする表示装置。
  21. 請求項6〜10のいずれかに記載の発明において、前記各光学要素の長さは少なくともその一部が異なっていることを特徴とする表示装置。
  22. 請求項6〜10のいずれかに記載の発明において、前記各光学要素の長さは20〜500μm程度であることを特徴とする表示装置。
  23. 請求項6〜10のいずれかに記載の発明において、前記曲面の曲率半径は0.1〜2.0mm程度であることを特徴とする表示装置。
  24. 請求項6〜23のいずれかに記載の発明において、前記光源は点光源であることを特徴とする表示装置。
  25. 請求項24に記載の発明において、前記点光源は複数であることを特徴とする表示装置。
  26. 請求項25に記載の発明において、前記点光源は赤色発光、緑色発光および青色発光の3つの点光源からなることを特徴とする表示装置。
  27. 請求項26に記載の発明において、フィールドシーケンシャル表示手段との組み合わせによりカラー表示を行うことを特徴とする表示装置。
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