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JP2008074281A - 燃料タンク用キャップ - Google Patents

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JP2008074281A
JP2008074281A JP2006256832A JP2006256832A JP2008074281A JP 2008074281 A JP2008074281 A JP 2008074281A JP 2006256832 A JP2006256832 A JP 2006256832A JP 2006256832 A JP2006256832 A JP 2006256832A JP 2008074281 A JP2008074281 A JP 2008074281A
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JP
Japan
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fuel tank
lid
cap
fuel
opening
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JP2006256832A
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Takao Sugizaki
孝夫 杉崎
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Abstract

【課題】給油口から取り外さなくても給油が可能な燃料キャップを提供する。
【解決手段】両端が開放する筒状の胴部2と、前記胴部2の端部に設けた蓋体4とを有し、前記胴部2の外周面には給油口P1の雌ネジP2に螺合する雄ネジ3を設けてあるとともに、前記蓋体4が前記給油口P1を閉塞する燃料タンク用キャップ1であって、蓋体4は、中空枠状で表側及び内側に開口部4a,4bを同心状に設けてあり、前記表側開口部4aには閉塞状態に付勢されて外部からの押圧作用により開放する開閉蓋11を設けてあるとともに、前記内側開口部4bには前記胴部2の先端部が一体に固定され、前記胴部2には、両端が開放する給油路5を設けてあり、前記給油路5には、給油ノズル20が挿通することができる弾性的な締まり弁7を設けて構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の燃料タンクの給油口に装着される燃料タンク用キャップに関し、特に、給油時に給油口から取り外す必要がないし、キャップに触れなくても給油できる点で、取り外して置き忘れてしまうことを防止できる燃料タンク用キャップに関するものである。
特開2006−182046号公報に記載のキャップ装置は、一端側が燃料タンク用キャップに取付けられた長尺な保持部材の他端側が給油蓋の裏面に固定されて、給油時に外した燃料タンク用キャップを一時的に保持することができる構成である。また、特開2006−168517号公報に記載の燃料タンク用キャップ及びキャップ締め忘れ警報装置は、燃料タンク用キャップにキャップ締め忘れを報知する警報信号発生器を取付け、運転席にその受信装置を配置してキャップ締め忘れを防止するものである。
特開2006−182046号公報 特開2006−168517号公報
しかしながら、特許文献1および特許文献2に記載の燃料タンク用キャップは、給油の際に給油口から取り外されるので、一時的に燃料タンク用キャップを保持する構造を、燃料タンク用キャップと車体に設ける必要がある。
本発明は、前記課題を解決するもので、給油口から取り外さなくても給油が可能な燃料タンク用キャップを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために請求項1記載の発明は、両端が開放する筒状の胴部と、前記胴部の端部に設けた蓋体とを有し、前記胴部の外周面には給油口の雌ネジに螺合する雄ネジを設けてあるとともに、前記蓋体が前記給油口を閉塞する燃料タンク用キャップであって、前記蓋体は中空枠状で表側及び内側に開口部を同心状に設けてあり、前記表側開口部には閉塞状態に付勢されて外部からの押圧作用により開放する開閉蓋を設けてあるとともに、前記内側開口部には前記胴部の先端部が一体に固定され、前記胴部には、両端が開放する給油路を設けてあり、前記給油路には、給油ノズルが挿通することができる弾性的な締まり弁を設けてあることを特徴とする燃料タンク用キャップである。
また、請求項2記載の発明は、前記締まり弁は、鼓形状であって両端が胴部の内側に固定され、給油ノズルが蓋体の表側開口部及び内側開口部から締まり弁を膨張させて挿通する請求項1に記載の燃料タンク用キャップである。
また、請求項3記載の発明は、前記胴部には、一端が蓋体の中空部内に開口して他端が燃料タンク側に開口する空気流路を設けてある請求項1又は2に記載の燃料タンク用キャップである。
本発明によれば、燃料タンク用キャップは、車両の燃料タンクの給油口に装着され、キャップに触れなくても、給油ノズルを開閉蓋に押圧しながら挿入できる。そのため、給油口から燃料タンク用キャップを取り外さないで給油することができる。したがって、給油時に、燃料タンク用キャップの取り外しによる置き忘れを防止できる。
以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1は本発明の実施例1を示す断面図、図2は実施例1の使用状態を示す断面図、図3は図1の平面図、図4は図1のA−A線断面図である。
図1〜図4において、燃料タンク用キャップ1は、図示しない燃料タンクに連通するパイプPの給油口P1の雌ネジP2に、胴部2の外周面に設けた雄ネジ3が螺合して、胴部2の端部と一体に設けた蓋体4が給油口P1を閉塞するものである。
胴部2は、両端が開放する筒状体であり、雄ネジ3の軸心から偏芯した位置に両端が開放する筒部材による給油路5が設けられており、壁部2aの厚みが周方向で異なっている。また、胴部2の壁部2a内には、給油路5よりも内径が小さい空気流路6が給油路5に並行して設けられている。この空気流路6は、上の端部6aが蓋体4の中空部4c内に開口し、下の端部6bが燃料タンク側に開口している。
給油路5には、ゴム製の弾性材で形成された締まり弁7が、給油路5の内壁に両端のリング状の肉厚部7aを当接した状態で収納されている。また、給油路5の内壁の両端内には、ストッパーリング5a、5bが嵌着されている。締まり弁7は、ストッパーリング5a、5bにより両端が支持されて給油路5から抜け落ちないように設けられている。締まり弁7は、両端から中央部分に向い縮径する鼓形状であり、中央部分が縮径している閉塞状態において、気体や液体が通過できないように給油路5を遮断している。
空気流路6は、上下の端部6a,6bに塵埃を除去する網目のフィルタ部材8が取り付けられているとともに、上端6aの下方に、縮径するゲート部6cが設けられている。そして、ゲート部6cと下側のフィルタ部材8間の空気流路6内には、球状の弁部材9が収納されている。
弁部材9は、自重により空気流路6内を移動して、ゲート部6cに当接すると、空気流路6を閉塞する。図1に示すように、空気流路6は、弁部材9が下側のフィルタ部材8上に位置していれば、両端が開放している。
フィルタ部材8、弁部材9は、空気流路6に組み込まれてオーバーフロー防止機構10を構成する。このオーバーフロー防止機構10は、燃料タンク用キャップ1の上下が反転すると、弁部材9が自重によりゲート部6cに移動して空気流路6を閉塞し、ガソリン等の液体燃料が空気流路6を介して給油口から漏れ出さないようにするものである。
蓋体4は、略半球形をした中空枠状であり、表側及び内側に開口部4a、4bが同心状に設けられ、内部に中空部4cを有している。表側の開口部4aは、蓋体4の軸芯から偏芯した位置に設けられていて、開閉蓋11がコイルバネを有する軸着機構12により中空部4c側に軸着されている。開閉蓋11は、中空部4c側から付勢されて表側の開口部4aを閉塞しており、外部からの給油ノズル等の押圧により開放する。
また、内側の開口部4bは、蓋体4の軸芯と同心に設けられていて、胴部2が、その先端部を接続されて一体的に固定されるとともに、給油路5と空気流路6が中空部4cに連通している。そして、胴部2の外周に突出している蓋体4の下フランジ面には、ゴム製のパッキングシート13が、固着されている。
次に、図1及び図2を参照して、給油時における燃料タンク用キャップ1の作用について説明する。
図1及び図2において、燃料タンク用キャップ1は、燃料タンクに連通するパイプPの給油口P1に装着されている。給油時において、給油ノズル20が、蓋体4の表側の開口部4aから開閉蓋11を押圧により開放して、内側開口部4bから締まり弁7内に差し込まれると、締まり弁7は、中央部分がこじ開けられて、中央部分近傍を膨張させ、給油ノズル20を挿通し、給油路5の遮断が解除される。また、空気流路6は、弁部材9が下側のフィルタ部材8上に位置し、燃料タンク側から中空部4cに連通している。
給油後に、給油ノズル20が開閉蓋11から引き抜かれると、開閉蓋11は、軸着機構12により付勢されて閉塞状態に戻る。また、締まり弁7は、再び、中央部分7bが縮径している閉塞状態となり、給油路を遮断状態にする。
以上説明したように、燃料タンク用キャップは、車両の燃料タンクの給油口に装着され、キャップに触れなくても、給油ノズルを開閉蓋に押圧しながら挿入できる。そのため、給油口から燃料タンク用キャップを取り外さないで給油することができる。したがって、給油時に、燃料タンク用キャップの取り外しによる置き忘れを防止できる。
本発明の実施例1を示す概略図である。 実施例1の使用状態を示す断面図である。 図1の平面図である。 図1のA−A線断面図である。
符号の説明
1 燃料タンク用キャップ
2 胴部
2a 壁部
3 雄ネジ
4 蓋体
4a、4b 開口部
4c 中空部
5 給油路
5a,5b ストッパーリング
6 空気流路
6a,6b 第2筒部材の端部
6c ゲート部
7 締まり弁
7a 肉厚部
7b 中央部分
8 フィルタ部材
9 弁部材
10 オーバーフロー防止機構
11 開閉蓋
12 軸着機構
13 パッキングシート
20 給油ノズル
P パイプ
P1 給油口
P2 雌ネジ

Claims (3)

  1. 両端が開放する筒状の胴部と、前記胴部の端部に設けた蓋体とを有し、前記胴部の外周面には給油口の雌ネジに螺合する雄ネジを設けてあるとともに、前記蓋体が前記給油口を閉塞する燃料タンク用キャップであって、
    前記蓋体は中空枠状で表側及び内側に開口部を同心状に設けてあり、
    前記表側開口部には閉塞状態に付勢されて外部からの押圧作用により開放する開閉蓋を設けてあるとともに、前記内側開口部には前記胴部の先端部が一体に固定され、
    前記胴部には、両端が開放する給油路を設けてあり、前記給油路には、給油ノズルが挿通することができる弾性的な締まり弁を設けてあることを特徴とする燃料タンク用キャップ。
  2. 前記締まり弁は、鼓形状であって両端が胴部の内側に固定され、給油ノズルが蓋体の表側開口部及び内側開口部から締まり弁を膨張させて挿通する請求項1に記載の燃料タンク用キャップ。
  3. 前記胴部には、一端が蓋体の中空部内に開口して他端が燃料タンク側に開口する空気流路を設けてある請求項1又は2に記載の燃料タンク用キャップ。
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