JP2008070844A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】発光ダイオードを利用したストロボ使用時に消費電流ピークを発生させず、長時間駆動が可能な省電力化を実現した撮像装置を提供する。
【解決手段】ストロボ機能として半導体発光素子を有するデジタルカメラ1において、LEDストロボ回路26に発光ダイオードに流れる電流を制限する電流制限部を設け、電流制限部は消費電流量が増加する所定の条件下で発光ダイオードに流れる電流を制限するようにした。
【選択図】図2
【解決手段】ストロボ機能として半導体発光素子を有するデジタルカメラ1において、LEDストロボ回路26に発光ダイオードに流れる電流を制限する電流制限部を設け、電流制限部は消費電流量が増加する所定の条件下で発光ダイオードに流れる電流を制限するようにした。
【選択図】図2
Description
本発明は、電子画像を撮像・再生するカメラ等の撮像装置に関するものである。
従来、カメラに用いられるストロボ装置は、コンデンサに電荷を蓄え発光制御信号に従ってキセノン管で発光させる方式が一般的であった。しかし近年、高輝度の半導体発光素子、例えば、白色LEDや光の3原色であるR、G、Bの高輝度LEDがそれぞれ登場し、LEDをストロボとして利用できる可能性が広がっている。
LEDストロボは、回路構成が複雑でなく、従来のような巨大なコンデンサを必要としないため、機器の小型化が実現できるという利点がある。また、コンデンサへの充電時間が必要ないことから、ストロボを用いた連写撮影も可能となる。さらに、R、G、Bの3色のLEDを用いることで白色LEDとして利用可能であり、またそれぞれのLEDに流れる電流量を変化させることで発光量を変化させることができ、様々な色合いの光を作り出すことが可能である。一方で、3色のLEDを用いる場合、それぞれに電流を流す必要があり、さらにストロボ機能としての光量を得るために多くの電流を必要とするため実用化に向けて多くの問題がある。
LEDストロボの駆動方法として、特許文献1では画像情報に基づいて白色LEDから照射される光量を制御することが提案されている。これは、従来のキセノン管を使用したストロボ回路と同様の考え方で、画像情報から被写体輝度などの情報を取得し、LEDの光量を制御しようというものである。
特開2003−158675公報
特開2001−215579公報
LEDストロボは、回路構成が複雑でなく、従来のような巨大なコンデンサを必要としないため、機器の小型化が実現できるという利点がある。また、コンデンサへの充電時間が必要ないことから、ストロボを用いた連写撮影も可能となる。さらに、R、G、Bの3色のLEDを用いることで白色LEDとして利用可能であり、またそれぞれのLEDに流れる電流量を変化させることで発光量を変化させることができ、様々な色合いの光を作り出すことが可能である。一方で、3色のLEDを用いる場合、それぞれに電流を流す必要があり、さらにストロボ機能としての光量を得るために多くの電流を必要とするため実用化に向けて多くの問題がある。
LEDストロボの駆動方法として、特許文献1では画像情報に基づいて白色LEDから照射される光量を制御することが提案されている。これは、従来のキセノン管を使用したストロボ回路と同様の考え方で、画像情報から被写体輝度などの情報を取得し、LEDの光量を制御しようというものである。
しかしながら、特許文献1に開示されている従来のキセノン管を使用したストロボ回路では、発光時にコンデンサの電荷が使用されていたが、LEDストロボでは、動作時にバッテリから電流が引き出される。そのため、従来のように画像情報だけで発光量を決定してしまうと、LEDストロボ動作とモータ動作、メモリ動作などの消費電流の多いカメラ動作が同時に駆動されてしまうと消費電流ピークが発生する。特に、デジタルカメラなどのバッテリで駆動する携帯機器では、供給できる電流が制限されており、バッテリ供給電流以上の電流をシステムが必要とすると、電流供給ができず機器全体を停止させるおそれがある。そのような状況を発生させないため、消費電流の大きな動作を重ならないようにし、消費電流ピークを作らないことが重要である。
また、上記のように消費電流が多くなった場合、即ち、電源に強負荷がかかった場合は、負荷変動によって電源の電圧変動が生じ、固体撮像素子の露光期間、又はバイアス電圧がかかっている期間、または、固体撮像素子の画像信号転送期間であれば、固体撮像素子の電源やバイアス電圧が変動し、画質劣化やひどければ画像自体得られない結果になる。
しかしながら、上記特許文献2に開示されている従来技術では、半導体発光素子、又はランプによる照明手段を用いた撮像を行う時、撮像タイミングに同期して照明を行うことだけで、上記問題は考慮されていなかった。
本発明は、ストロボとして半導体発光素子を用いた撮像装置において、半導体発光素子を利用したストロボ使用時に消費電流ピークを発生させず、長時間駆動が可能な省電力化を実現した撮像装置を提供することを目的とする。また本発明は、画質を劣化させること無く、半導体発光素子またはランプを用いた照明による撮像を可能にする撮像装置を提供する。
また、上記のように消費電流が多くなった場合、即ち、電源に強負荷がかかった場合は、負荷変動によって電源の電圧変動が生じ、固体撮像素子の露光期間、又はバイアス電圧がかかっている期間、または、固体撮像素子の画像信号転送期間であれば、固体撮像素子の電源やバイアス電圧が変動し、画質劣化やひどければ画像自体得られない結果になる。
しかしながら、上記特許文献2に開示されている従来技術では、半導体発光素子、又はランプによる照明手段を用いた撮像を行う時、撮像タイミングに同期して照明を行うことだけで、上記問題は考慮されていなかった。
本発明は、ストロボとして半導体発光素子を用いた撮像装置において、半導体発光素子を利用したストロボ使用時に消費電流ピークを発生させず、長時間駆動が可能な省電力化を実現した撮像装置を提供することを目的とする。また本発明は、画質を劣化させること無く、半導体発光素子またはランプを用いた照明による撮像を可能にする撮像装置を提供する。
上記目的を達成するため、請求項1の本発明は、ストロボ機能として半導体発光素子を有する撮像装置において、半導体発光素子に流れる電流を制限する電流制限部を備え、前記電流制限部は消費電流量が増加する所定の条件下で半導体発光素子に流れる電流を制限することを特徴とする。
また請求項2の本発明は、ストロボ機能として半導体発光素子を有する撮像装置において、発光する半導体発光素子の個数を制御する発光数制御部を備え、前記電流制限部は消費電流量が増加する所定の条件下で、発光する半導体発光素子の個数を制御することを特徴とする。
また請求項2の本発明は、ストロボ機能として半導体発光素子を有する撮像装置において、発光する半導体発光素子の個数を制御する発光数制御部を備え、前記電流制限部は消費電流量が増加する所定の条件下で、発光する半導体発光素子の個数を制御することを特徴とする。
また請求項3の本発明は、請求項1又は2に記載の撮像装置において、前記所定の条件は、モータ動作時であることを特徴とする。
また請求項4の本発明は、請求項1又は2に記載の撮像装置において、前記所定の条件は、メモリ動作時であることを特徴とする。
また請求項5の本発明は、請求項1又は2に記載の撮像装置において、前記所定の条件は、通信動作時であることを特徴とする。
また請求項6の本発明は、請求項1又は2に記載の撮像装置において、前記所定の条件は、バッテリ残容量が少ないときであることを特徴とする。
また請求項7の本発明は、固体撮像素子によって被写体を撮像する撮像手段と、被写体を照明する照明手段と、前記撮像手段と前記照明手段を制御する制御手段と、少なくとも前記撮像手段、前記照明手段、及び前記制御手段に電力を供給する電力供給手段と、を備え、前記制御手段は、前記照明手段の負荷変動を制御することにより前記撮像手段によって得られた画像を劣化させないようにしたことを特徴とする。
また請求項4の本発明は、請求項1又は2に記載の撮像装置において、前記所定の条件は、メモリ動作時であることを特徴とする。
また請求項5の本発明は、請求項1又は2に記載の撮像装置において、前記所定の条件は、通信動作時であることを特徴とする。
また請求項6の本発明は、請求項1又は2に記載の撮像装置において、前記所定の条件は、バッテリ残容量が少ないときであることを特徴とする。
また請求項7の本発明は、固体撮像素子によって被写体を撮像する撮像手段と、被写体を照明する照明手段と、前記撮像手段と前記照明手段を制御する制御手段と、少なくとも前記撮像手段、前記照明手段、及び前記制御手段に電力を供給する電力供給手段と、を備え、前記制御手段は、前記照明手段の負荷変動を制御することにより前記撮像手段によって得られた画像を劣化させないようにしたことを特徴とする。
また請求項8の本発明は、請求項7に記載の撮像装置において、前記制御手段は、前記照明手段の電力供給を多段階に変化させることを特徴とする。
また請求項9の本発明は、請求項8に記載の撮像装置において、前記制御手段は、前記電源供給手段の電源状態に応じて、前記照明手段に電力を供給する電力供給時間を変化させることを特徴とする。
また請求項10の本発明は、請求項8に記載の撮像装置において、前記制御手段は、環境温度に応じて、前記照明手段に電力を供給する電力供給時間を変化させることを特徴とする。
また請求項11の本発明は、請求項8に記載の撮像装置において、前記制御手段は、前記電源供給手段の負荷状態に応じて、前記照明手段に電力を供給する電力供給時間を変化させることを特徴とする。
また請求項12の本発明は、請求項8に記載の撮像装置において、前記制御手段は、予め設定された制御方法で前記照明手段に電力を供給する電力供給時間を変化させることを特徴とする。
また請求項9の本発明は、請求項8に記載の撮像装置において、前記制御手段は、前記電源供給手段の電源状態に応じて、前記照明手段に電力を供給する電力供給時間を変化させることを特徴とする。
また請求項10の本発明は、請求項8に記載の撮像装置において、前記制御手段は、環境温度に応じて、前記照明手段に電力を供給する電力供給時間を変化させることを特徴とする。
また請求項11の本発明は、請求項8に記載の撮像装置において、前記制御手段は、前記電源供給手段の負荷状態に応じて、前記照明手段に電力を供給する電力供給時間を変化させることを特徴とする。
また請求項12の本発明は、請求項8に記載の撮像装置において、前記制御手段は、予め設定された制御方法で前記照明手段に電力を供給する電力供給時間を変化させることを特徴とする。
また請求項13の本発明は、請求項8に記載の撮像装置において、前記制御手段は、前記照明手段の負荷変動を監視しながら、前記照明手段に電力を供給する電力供給時間を変化させることを特徴とする。
また請求項14の本発明は、請求項8に記載の撮像装置において、前記制御手段は、前記電源供給手段の負荷変動を監視しながら、前記照明手段に電力を供給する電力供給時間を変化させることを特徴とする。
また請求項15の本発明は、請求項7に記載の撮像装置において、前記制御手段は、前記撮像手段が撮像中は、前記照明手段の電力供給の開始、停止を行わないよう制御することを特徴とする。
また請求項16の本発明は、請求項7に記載の撮像装置において、前記制御手段は、制御方法は、撮像手段が画像転送中は、照明手段の電力供給の開始、停止を行わないよう制御することを特徴とする。
また請求項14の本発明は、請求項8に記載の撮像装置において、前記制御手段は、前記電源供給手段の負荷変動を監視しながら、前記照明手段に電力を供給する電力供給時間を変化させることを特徴とする。
また請求項15の本発明は、請求項7に記載の撮像装置において、前記制御手段は、前記撮像手段が撮像中は、前記照明手段の電力供給の開始、停止を行わないよう制御することを特徴とする。
また請求項16の本発明は、請求項7に記載の撮像装置において、前記制御手段は、制御方法は、撮像手段が画像転送中は、照明手段の電力供給の開始、停止を行わないよう制御することを特徴とする。
本発明の撮像装置によれば、モータ動作、メモリ動作、通信動作、バッテリの残容量が少ないときなど消費電流量の多い動作時に半導体発光素子を利用したストロボに流れる電流量や発光する半導体発光素子の個数を制限することにより、消費電流のピークの発生を防ぎ省電力化を実現し、機器を長時間駆動させることが可能となる。
また本発明の撮像装置によれば、制御手段により照明手段の負荷変動を制御することにより撮像手段によって得られた画像の画質を劣化させること無く、照明を用いた撮像を可能になる。
また本発明の撮像装置によれば、制御手段により照明手段の負荷変動を制御することにより撮像手段によって得られた画像の画質を劣化させること無く、照明を用いた撮像を可能になる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の実施形態に係る撮像装置であるデジタルカメラを示した図である。なお、本実施形態ではLEDストロボ部44に加え、従来のストロボ発光部4も備えているが、本発明はこれに限定されるものではない。
デジタルカメラ1の正面2の中央には撮影光を入射させる鏡胴ユニット3が設けられ、鏡胴ユニット3の上方には、被写体に向けて光を発するストロボ発光部4と、オートフォーカス(AF)の際に被写体との距離を測定するための測距ユニット5と、ユーザが目視によって撮影範囲等を確認するための光学ファインダ6とが設けられている。また、光学ファインダ6の下方には、図示を略すリモコンからの光信号を受光するリモコン受光部7が設けられている。さらに、ストロボ発光部4と同様に被写体に向けて光を発するLEDストロボ部44が鏡胴ユニット3を取り囲むように設けられている。
図1は本発明の実施形態に係る撮像装置であるデジタルカメラを示した図である。なお、本実施形態ではLEDストロボ部44に加え、従来のストロボ発光部4も備えているが、本発明はこれに限定されるものではない。
デジタルカメラ1の正面2の中央には撮影光を入射させる鏡胴ユニット3が設けられ、鏡胴ユニット3の上方には、被写体に向けて光を発するストロボ発光部4と、オートフォーカス(AF)の際に被写体との距離を測定するための測距ユニット5と、ユーザが目視によって撮影範囲等を確認するための光学ファインダ6とが設けられている。また、光学ファインダ6の下方には、図示を略すリモコンからの光信号を受光するリモコン受光部7が設けられている。さらに、ストロボ発光部4と同様に被写体に向けて光を発するLEDストロボ部44が鏡胴ユニット3を取り囲むように設けられている。
デジタルカメラ1の上面8には、レリーズボタン9と、撮影モードを切り替えるためのモードダイヤル10と、撮影可能枚数等を表示するサブLCD11とが設けられている。また、デジタルカメラ1の背面12には、撮影した画像等を表示するLCD13と、撮影時のAF状態を示すAF−LED14と、ストロボ充電状態を示すストロボLED15と、電源のオン/オフを切り替えるための電源スイッチ16と、動作指示や各種設定等を外部から行うための操作ボタンユニット17とが設けられ、操作ボタンユニット17はズームの設定を行うためのズームボタン18を備えている。
AF−LED14及びストロボLED15は外部拡張メモリ21(図2参照)がアクセス中であることを示す等の別の表示用途にも用いられる。なお、レリーズボタン9と、モードダイヤル10と、電源スイッチ16と、操作ボタンユニット17とをまとめて操作部19とする。さらに、デジタルカメラ1の側面20にはメモリカード等の外部拡張メモリ21(図2参照)が取り外し可能に装着される外部拡張メモリ装填部22が設けられている。また、デジタルカメラ1は内部にバッテリ23(図2参照)が取り外し可能にセットされる図示を略すバッテリ装填部を備えている。
AF−LED14及びストロボLED15は外部拡張メモリ21(図2参照)がアクセス中であることを示す等の別の表示用途にも用いられる。なお、レリーズボタン9と、モードダイヤル10と、電源スイッチ16と、操作ボタンユニット17とをまとめて操作部19とする。さらに、デジタルカメラ1の側面20にはメモリカード等の外部拡張メモリ21(図2参照)が取り外し可能に装着される外部拡張メモリ装填部22が設けられている。また、デジタルカメラ1は内部にバッテリ23(図2参照)が取り外し可能にセットされる図示を略すバッテリ装填部を備えている。
図2はデジタルカメラ1の概略構成を示すブロック図である。
鏡胴ユニット3は、被写体の光学画像を取り込む被駆動部材としてのズームレンズ3−1a及びモータとしてのズーム駆動モータ3−1bを備えたズーム光学系3−1と、フォーカスレンズ3−2a及びフォーカス駆動モータ3−2bを備えたフォーカス光学系3−2と、絞り3−3a及び絞りモータ3−3bを備えた絞りユニット3−3と、メカシャッタ3−4a及びメカシャッタモータ3−4bを備えたメカシャッタユニット3−4と、これらのズーム駆動モータ3−1b、フォーカス駆動モータ3−2b、絞りモータ3−3b、メカシャッタモータ3−4b等の直流モータを駆動するモータドライバ3−5とから概略構成されている。
CCD101は鏡胴ユニット3から取り込んだ光学画像を光電変換する(アナログ信号変換する)固体撮像素子である。また、F/E(フロントエンド)−IC102は、画像ノイズ除去用相関二重サンプリングを行うCDS(Correlated Double Sampling)102−1と、利得調整を行うAGC(Auto Gain Controller)102−2と、デジタル信号変換を行うA/D102−3と、後述のシステムコントローラ104のCCD1信号処理ブロック104−1から垂直同期信号(VD信号)及び水平同期信号(HD信号)を受けて駆動タイミング信号を生成するTG(Timing Generator)102−4とを備えている。
鏡胴ユニット3は、被写体の光学画像を取り込む被駆動部材としてのズームレンズ3−1a及びモータとしてのズーム駆動モータ3−1bを備えたズーム光学系3−1と、フォーカスレンズ3−2a及びフォーカス駆動モータ3−2bを備えたフォーカス光学系3−2と、絞り3−3a及び絞りモータ3−3bを備えた絞りユニット3−3と、メカシャッタ3−4a及びメカシャッタモータ3−4bを備えたメカシャッタユニット3−4と、これらのズーム駆動モータ3−1b、フォーカス駆動モータ3−2b、絞りモータ3−3b、メカシャッタモータ3−4b等の直流モータを駆動するモータドライバ3−5とから概略構成されている。
CCD101は鏡胴ユニット3から取り込んだ光学画像を光電変換する(アナログ信号変換する)固体撮像素子である。また、F/E(フロントエンド)−IC102は、画像ノイズ除去用相関二重サンプリングを行うCDS(Correlated Double Sampling)102−1と、利得調整を行うAGC(Auto Gain Controller)102−2と、デジタル信号変換を行うA/D102−3と、後述のシステムコントローラ104のCCD1信号処理ブロック104−1から垂直同期信号(VD信号)及び水平同期信号(HD信号)を受けて駆動タイミング信号を生成するTG(Timing Generator)102−4とを備えている。
制御手段としてのシステムコントローラ104は、CCD101からF/E−IC102を経由して入力されたデジタル画像データにホワイトバランス設定やガンマ設定を行うとともに上述したようにVD信号及びHD信号を出力するCCD1信号処理ブロック104−1と、フィルタリング処理により輝度データ・色差データへの変換を行うCCD2信号処理ブロック104−2と、リモコン受光部7や操作部19から入力される信号に基づいて後述のROM108に格納された制御プログラムに従いモータドライバ3−5やCCD101等のデジタルカメラ1の各部の動作を制御するCPUブロック104−3と、この制御に必要なデータ等を一時的に保存するローカルSRAM104−4と、PC等の外部機器とUSB通信を行うUSBブロック104−5と、PC等の外部機器とシリアル通信を行うシリアルブロック104−6と、JPEG圧縮・伸張を行うJPEG−CODECブロック104−7と、画像データのサイズを補間処理により拡大/縮小するRESIZEブロック104−8と、画像データをLCD13やTV等の外部表示機器に表示するためのビデオ信号に変換するTV信号表示ブロック104−9と、撮影された画像データを記録するメモリカード等の外部拡張メモリ21の制御を行う外部拡張メモリブロック104−10とを備えている。
ROM108には、CPUブロック104−3において解読可能なコードで記述された制御プログラムやCPUブロック104−3の制御に必要なデータ等が格納されている。
デジタルカメラ1の電源が電源スイッチ16の操作によってオン状態になると、ROM108に格納された制御プログラムは図示を略すメインメモリにロードされ、CPUブロック104−3はその制御プログラムに従ってデジタルカメラ1の各部の動作を制御するとともに、制御に必要なデータを一時的にRAM107及びローカルSRAM104−4に保存する。なお、ROM108として、書き換え可能なフラッシュROMを用いれば、制御プログラムや制御に必要なパラメータ等を変更することが可能となり、機能のバージョンアップを容易に行うことが可能となる。
SDRAM103は、システムコントローラ104において各種処理が施される際の画像データを一時的に保存する。保存される画像データは、例えば、CCD101からF/E−IC102を経由して取り込まれCCD1信号処理ブロック104−1でホワイトバランス設定及びガンマ設定が行われた状態の「RAW−RGB画像データ」やCCD2信号処理ブロック104−2で輝度データ・色差データへの変換が行われた状態の「YUV画像データ」、JPEG−CODECブロック104−7でJPEG圧縮等が行われた状態の「JPEG画像データ」等である。
デジタルカメラ1の電源が電源スイッチ16の操作によってオン状態になると、ROM108に格納された制御プログラムは図示を略すメインメモリにロードされ、CPUブロック104−3はその制御プログラムに従ってデジタルカメラ1の各部の動作を制御するとともに、制御に必要なデータを一時的にRAM107及びローカルSRAM104−4に保存する。なお、ROM108として、書き換え可能なフラッシュROMを用いれば、制御プログラムや制御に必要なパラメータ等を変更することが可能となり、機能のバージョンアップを容易に行うことが可能となる。
SDRAM103は、システムコントローラ104において各種処理が施される際の画像データを一時的に保存する。保存される画像データは、例えば、CCD101からF/E−IC102を経由して取り込まれCCD1信号処理ブロック104−1でホワイトバランス設定及びガンマ設定が行われた状態の「RAW−RGB画像データ」やCCD2信号処理ブロック104−2で輝度データ・色差データへの変換が行われた状態の「YUV画像データ」、JPEG−CODECブロック104−7でJPEG圧縮等が行われた状態の「JPEG画像データ」等である。
内蔵メモリ120は、外部拡張メモリ装填部22にメモリカード等の外部拡張メモリ21が装着されていない場合でも、撮影した画像データを記憶できるようになっている。
LCDドライバ117はLCD13を駆動するとともに、TV信号表示ブロック104−9から出力されたビデオ信号をLCD13に表示するための信号に変換するようになっている。これによって、LCD13では、ユーザが撮影前に被写体の状態を監視したり、撮影した画像を確認したり、外部拡張メモリ21や内蔵メモリ120に記録された画像データを見たりすることができるようになっている。
ビデオAMP118はTV信号表示ブロック104−9から出力されたビデオ信号を75Ωインピーダンス変換するアンプであり、ビデオジャック119はTVなどの外部表示機器と接続するためのジャックである。USBコネクタ122はPC等の外部機器とUSB接続を行うためのコネクタである。シリアルドライバ回路123−1はPC等の外部機器とシリアル通信を行うためにシリアルブロック104−6の出力信号を電圧変換する回路であり、RS−232Cコネクタ123−2はPC等の外部機器とシリアル接続を行うためのコネクタである。
LCDドライバ117はLCD13を駆動するとともに、TV信号表示ブロック104−9から出力されたビデオ信号をLCD13に表示するための信号に変換するようになっている。これによって、LCD13では、ユーザが撮影前に被写体の状態を監視したり、撮影した画像を確認したり、外部拡張メモリ21や内蔵メモリ120に記録された画像データを見たりすることができるようになっている。
ビデオAMP118はTV信号表示ブロック104−9から出力されたビデオ信号を75Ωインピーダンス変換するアンプであり、ビデオジャック119はTVなどの外部表示機器と接続するためのジャックである。USBコネクタ122はPC等の外部機器とUSB接続を行うためのコネクタである。シリアルドライバ回路123−1はPC等の外部機器とシリアル通信を行うためにシリアルブロック104−6の出力信号を電圧変換する回路であり、RS−232Cコネクタ123−2はPC等の外部機器とシリアル接続を行うためのコネクタである。
サブCPU109は、ROMやRAM等をワンチップに内蔵したCPUであり、リモコン受光部7や操作部19からの出力信号をユーザの操作情報としてCPUブロック104−3に出力するとともに、このCPUブロック104−3から出力されたデジタルカメラ1の状態をサブLCD11、AF−LED14、ストロボLED15、ブザー113等に対する制御信号に変換して出力するようになっている。LCDドライバ111は、サブCPU109からの出力信号に基づいてサブLCD11を駆動するドライブ回路である。
音声記録ユニットは、ユーザが音声信号を入力するマイク115−3と、入力された音声信号を増幅するマイクAMP115−2と、増幅された音声信号を記録する音声記録回路115−1とを備えている。また、音声再生ユニットは、記録された音声信号を後述するスピーカー116−3から出力するための信号に変換する音声再生回路116−1と、変換された音声信号を増幅しスピーカー116−3を駆動するためのオーディオAMP116−2と、増幅された音声信号を出力するスピーカー116−3とを備えている。
音声記録ユニットは、ユーザが音声信号を入力するマイク115−3と、入力された音声信号を増幅するマイクAMP115−2と、増幅された音声信号を記録する音声記録回路115−1とを備えている。また、音声再生ユニットは、記録された音声信号を後述するスピーカー116−3から出力するための信号に変換する音声再生回路116−1と、変換された音声信号を増幅しスピーカー116−3を駆動するためのオーディオAMP116−2と、増幅された音声信号を出力するスピーカー116−3とを備えている。
デジタルカメラ1の電源回路は、DC/DCコンバータ(電源供給手段)24と、システムコントローラ(駆動電圧制御手段)104とから構成されている。システムコントローラ104は電源回路の動作制御を行い、このシステムコントローラ104の制御に基づいて、カメラ電源は、バッテリ23からDC/DCコンバータ24を介してズーム駆動モータ3−1b、フォーカス駆動モータ3−2b、絞りモータ3−3b、メカシャッタモータ3−4b等の直流モータ、システムコントローラ104、CCD101、LCD13、F/E−IC102等のデジタルカメラ1の各部に供給されるようになっている。DC/DCコンバータ24はバッテリ23からの入力電圧を供給する各部に応じて変圧する機能を有している。電圧検出部25は、所定の周期でバッテリ電圧をA/D変換し、CPUブロック104−3はROM108に保存されているしきい値とA/D変換されたバッテリ電圧との比較を行い、バッテリ電圧がしきい値を下回ったとき、バッテリ残容量表示の変更、あるいは機器の終了処理を行う。
[第1実施形態]
上述のように構成されたデジタルカメラ1において、本発明の第1の実施形態について説明する。
先ず、一般的な動画撮影シーケンスについて説明する。
本実施形態のデジタルカメラ1は、動画撮影時におけるLEDストロボ使用においてより効果を発揮するため、動画撮影を例に挙げて説明を行うが本発明は動画撮影に限られるものではなく、静止画撮影においても用いることができる。
図3は動画撮影の一般的なシーケンスを示すフローチャートであり、図4は撮影時のタイミングチャートを示した図である。図3より動画撮影のシーケンスを説明すると、先ずモニタリングの状態(S1)から、ユーザがズームボタン18を操作して、画面内に被写体が収まるようにズームレンズ3−1aを移動させる(S2)。構図が決定すると、次にレリーズボタン9を半押ししてレリーズ1(RL1)の状態とすると(S3)、カメラはRL1の状態ではフォーカスレンズ3−2aを移動させて被写体像の焦点を合わせる(S4)。さらにレリーズボタン9が押され全押しされるとRL2の状態となり(S5)、動画記録のトリガが発生し、露光が開始する(S6)。CCDに露光された画像データはCCDからSDRAMへ転送され(S7)、システムコントローラ104内で画像処理が行われ(S8)、内蔵メモリ120あるいは外部拡張メモリ21に保存される(S9)。動画撮影は、連続撮影であるため、例えばレリーズボタンが再度押されるなどのユーザからの撮影終了の命令がなければ、ステップ6からステップ9の動作が繰り返され動画撮影が続く。撮影終了の命令があると(S10)、カメラは撮影を終了しモニタリングの状態(S11)に戻る。
上述のように構成されたデジタルカメラ1において、本発明の第1の実施形態について説明する。
先ず、一般的な動画撮影シーケンスについて説明する。
本実施形態のデジタルカメラ1は、動画撮影時におけるLEDストロボ使用においてより効果を発揮するため、動画撮影を例に挙げて説明を行うが本発明は動画撮影に限られるものではなく、静止画撮影においても用いることができる。
図3は動画撮影の一般的なシーケンスを示すフローチャートであり、図4は撮影時のタイミングチャートを示した図である。図3より動画撮影のシーケンスを説明すると、先ずモニタリングの状態(S1)から、ユーザがズームボタン18を操作して、画面内に被写体が収まるようにズームレンズ3−1aを移動させる(S2)。構図が決定すると、次にレリーズボタン9を半押ししてレリーズ1(RL1)の状態とすると(S3)、カメラはRL1の状態ではフォーカスレンズ3−2aを移動させて被写体像の焦点を合わせる(S4)。さらにレリーズボタン9が押され全押しされるとRL2の状態となり(S5)、動画記録のトリガが発生し、露光が開始する(S6)。CCDに露光された画像データはCCDからSDRAMへ転送され(S7)、システムコントローラ104内で画像処理が行われ(S8)、内蔵メモリ120あるいは外部拡張メモリ21に保存される(S9)。動画撮影は、連続撮影であるため、例えばレリーズボタンが再度押されるなどのユーザからの撮影終了の命令がなければ、ステップ6からステップ9の動作が繰り返され動画撮影が続く。撮影終了の命令があると(S10)、カメラは撮影を終了しモニタリングの状態(S11)に戻る。
次に、図4を用いて露光、画像処理、画像保存のタイミングについて説明する。
カメラの撮影動作は、垂直同期信号(VD)に同期して行われる。SUBパルスは、TG102−4からCCD101に出力される信号で電子シャッタ機能を持っており、SUBパルスが出力している期間は、CCDのフォトダイオードに蓄積された電荷を基板に排出するので露光されない。SUBパルスの出力本数は、被写体の測光結果によって制御される。ユーザがレリーズボタン9の操作により撮影開始の記録トリガが発生させると、記録トリガの次の垂直同期信号(VD)に同期して露光が開始(露光期間A)する。露光期間AでCCD101のフォトダイオードに蓄積された信号は、露光された次のVDでCCD101から出力され、システムコントローラ104内のCCD1信号処理ブロック104−1でガンマ処理、ホワイトバランス処理を行い、CCD2信号処理ブロック104−2で輝度・色差(YUV)データへの変換処理された後でSDRAM103へ転送される。そして、次のVDでRESIZEブロック104−8において画像サイズの変更、JPEG−CODECブロック104−7でJPEG圧縮を行う。さらに、次のVDで動画フォーマット(例えば、mov、aviなど)に従って内蔵メモリ120あるいは外部拡張メモリ21に保存を行う。画像処理としては、CCD101からSDRAM103への転送間にもガンマ補正、ホワイトバランス設定、YUV変換などを行っているが、説明を簡略化するため、図中では画像サイズ変更、JPEG圧縮の部分を画像処理として示している。続けて、露光期間B、C、Dについても露光期間Aから数VDずれて同様に露光、画像処理、画像保存を行う。なお、図中では露光期間がA〜Dまで示されているが、ユーザがレリーズボタン9を押すなどの撮影終了の終了トリガが発生するまで露光が繰り返されるため、この期間の数は状況によって異なる。以上が一般的な動画撮影動作である。
カメラの撮影動作は、垂直同期信号(VD)に同期して行われる。SUBパルスは、TG102−4からCCD101に出力される信号で電子シャッタ機能を持っており、SUBパルスが出力している期間は、CCDのフォトダイオードに蓄積された電荷を基板に排出するので露光されない。SUBパルスの出力本数は、被写体の測光結果によって制御される。ユーザがレリーズボタン9の操作により撮影開始の記録トリガが発生させると、記録トリガの次の垂直同期信号(VD)に同期して露光が開始(露光期間A)する。露光期間AでCCD101のフォトダイオードに蓄積された信号は、露光された次のVDでCCD101から出力され、システムコントローラ104内のCCD1信号処理ブロック104−1でガンマ処理、ホワイトバランス処理を行い、CCD2信号処理ブロック104−2で輝度・色差(YUV)データへの変換処理された後でSDRAM103へ転送される。そして、次のVDでRESIZEブロック104−8において画像サイズの変更、JPEG−CODECブロック104−7でJPEG圧縮を行う。さらに、次のVDで動画フォーマット(例えば、mov、aviなど)に従って内蔵メモリ120あるいは外部拡張メモリ21に保存を行う。画像処理としては、CCD101からSDRAM103への転送間にもガンマ補正、ホワイトバランス設定、YUV変換などを行っているが、説明を簡略化するため、図中では画像サイズ変更、JPEG圧縮の部分を画像処理として示している。続けて、露光期間B、C、Dについても露光期間Aから数VDずれて同様に露光、画像処理、画像保存を行う。なお、図中では露光期間がA〜Dまで示されているが、ユーザがレリーズボタン9を押すなどの撮影終了の終了トリガが発生するまで露光が繰り返されるため、この期間の数は状況によって異なる。以上が一般的な動画撮影動作である。
図5は、動画撮影のタイミングチャートにさらにLEDストロボ動作とズーム動作を追加したものである。
露光期間中の被写体輝度が一定であると仮定すると、従来例ではLEDストロボに流れる電流Ia、発光時間Taは、図5のように露光期間A〜Dで同じである。この場合の消費電流量を見てみると、メモリ動作(SDRAM103、内蔵メモリ120、外部拡張メモリ21)とシステムコントローラ104で行われる画像処理の消費電流(太線)に重畳して、LEDストロボ動作とズーム動作の電流が流れる。特に、ズーム動作とLEDストロボ動作が重なる部分、メモリ動作と画像処理、LEDストロボ動作が重なる部分で消費電流ピークが発生していることが分かる。このように、消費電流量の大きな動作や複数の動作がLEDストロボ動作と重なる場合、消費電流ピークが発生する。
露光期間中の被写体輝度が一定であると仮定すると、従来例ではLEDストロボに流れる電流Ia、発光時間Taは、図5のように露光期間A〜Dで同じである。この場合の消費電流量を見てみると、メモリ動作(SDRAM103、内蔵メモリ120、外部拡張メモリ21)とシステムコントローラ104で行われる画像処理の消費電流(太線)に重畳して、LEDストロボ動作とズーム動作の電流が流れる。特に、ズーム動作とLEDストロボ動作が重なる部分、メモリ動作と画像処理、LEDストロボ動作が重なる部分で消費電流ピークが発生していることが分かる。このように、消費電流量の大きな動作や複数の動作がLEDストロボ動作と重なる場合、消費電流ピークが発生する。
カメラ使用中に消費電流が増加する動作については、以下のようなものがある。
[所定の条件1:モータ動作時]
フォーカス、ズーム、絞り、シャッタ等のモータ動作は、カメラの動作で最も多くの消費電流を必要とする。特に、動画撮影では、露光期間中にズーム動作が可能なことが多く、LEDストロボとズームの同時に駆動させると、電源部の電流供給不足によりシステムダウンが発生する恐れがある。このようなモータ動作時を所定の条件1とする。
[所定の条件2:メモリ動作時]
画像処理のために一時的にデータの記録場所として用いられるSDRAM103は、大量の画像データの書込みや読出しを高速に行うためにメモリの動作周波数が高速であり、メモリ動作は消費電流量が多くなる。さらに、動画においては画像処理、画像保存が頻繁に行われるためメモリにアクセスする頻度が多くなる。また、画像保存に用いられる内蔵メモリ120や外部拡張メモリ21もSDRAM103と同様に大量の画像データの書込みや読出しを高速に行うためメモリアクセスには多くの電流を必要とする。このようなメモリ動作時を所定の条件2とする。
[所定の条件1:モータ動作時]
フォーカス、ズーム、絞り、シャッタ等のモータ動作は、カメラの動作で最も多くの消費電流を必要とする。特に、動画撮影では、露光期間中にズーム動作が可能なことが多く、LEDストロボとズームの同時に駆動させると、電源部の電流供給不足によりシステムダウンが発生する恐れがある。このようなモータ動作時を所定の条件1とする。
[所定の条件2:メモリ動作時]
画像処理のために一時的にデータの記録場所として用いられるSDRAM103は、大量の画像データの書込みや読出しを高速に行うためにメモリの動作周波数が高速であり、メモリ動作は消費電流量が多くなる。さらに、動画においては画像処理、画像保存が頻繁に行われるためメモリにアクセスする頻度が多くなる。また、画像保存に用いられる内蔵メモリ120や外部拡張メモリ21もSDRAM103と同様に大量の画像データの書込みや読出しを高速に行うためメモリアクセスには多くの電流を必要とする。このようなメモリ動作時を所定の条件2とする。
[所定の条件3:通信動作時]
近年のデジタルカメラにおいて、撮影した画像をパソコンやプリンタに転送するなどの通信はなくてはならないものである。また、その通信方法もUSB通信、無線LAN、Bluetooth、DPS(Direct Print System)など多種多様である。通信時には、画像を高速に転送するために高速なクロックを用いており、さらにメモリからの画像データ読出しでさらに消費電流が増加する。このような通信動作時を所定の条件3とする。
[所定の条件4:バッテリ残容量が少ないとき]
電源にバッテリを用いる携帯機器などでは、機器の使用時間とともにバッテリが消耗し、バッテリ電圧は徐々に低下していく。機器の消費電力は一定であるため、バッテリ電圧が低下してくると、バッテリから引き出される消費電流量は増加する。このようなバッテリ残容量が少ないときを所定の条件4とする。なお、所定の条件4に関しては、電源電圧に対してしきい値を設定してその設定値をROM108に保持し、電圧検出部25からA/D変換されたバッテリ電圧としきい値をCPUブロック104−3で比較し、バッテリ電圧がしきい値を下回ったときに条件を満たすと判断すればよい。
近年のデジタルカメラにおいて、撮影した画像をパソコンやプリンタに転送するなどの通信はなくてはならないものである。また、その通信方法もUSB通信、無線LAN、Bluetooth、DPS(Direct Print System)など多種多様である。通信時には、画像を高速に転送するために高速なクロックを用いており、さらにメモリからの画像データ読出しでさらに消費電流が増加する。このような通信動作時を所定の条件3とする。
[所定の条件4:バッテリ残容量が少ないとき]
電源にバッテリを用いる携帯機器などでは、機器の使用時間とともにバッテリが消耗し、バッテリ電圧は徐々に低下していく。機器の消費電力は一定であるため、バッテリ電圧が低下してくると、バッテリから引き出される消費電流量は増加する。このようなバッテリ残容量が少ないときを所定の条件4とする。なお、所定の条件4に関しては、電源電圧に対してしきい値を設定してその設定値をROM108に保持し、電圧検出部25からA/D変換されたバッテリ電圧としきい値をCPUブロック104−3で比較し、バッテリ電圧がしきい値を下回ったときに条件を満たすと判断すればよい。
上記のような場合を所定の条件として本発明によるLEDストロボの駆動方法を説明する。
[第1の発光シーケンス]
図6は、所定の条件時にLEDストロボ部44に流れる電流を制限して発光する場合のフローチャートである。先ず、消費電流量が増加する上記したような所定の条件下であるかどうかの確認を行う(S1)。
上記の所定の条件は、それぞれが個別に発生する場合もあるが、幾つかの条件が重複して発生する状況も考えられる。よって、図7のようにそれぞれの所定の条件に対して消費電流増加量に比例して重み付けを行い、発生している条件の加算値によって消費電流増加量の度合を評価しても良い。次に、ステップ2ではLEDストロボ部44に流す電流を決定する。例えば、図7で得られた消費電流増加量に対して、図8のようにLEDストロボ部44に流す電流を定義する。但し、消費電流増加量が大きい場合(図8では、消費電流増加量が9〜11のとき)は、無理にLEDストロボを使用すると、電流供給不足でシステムダウンを引き起こす恐れがあるので、LEDストロボ回路26に電流制限部50を設け、この電流制限部50によりLEDストロボ部44に電流を制限するようにしている。
[第1の発光シーケンス]
図6は、所定の条件時にLEDストロボ部44に流れる電流を制限して発光する場合のフローチャートである。先ず、消費電流量が増加する上記したような所定の条件下であるかどうかの確認を行う(S1)。
上記の所定の条件は、それぞれが個別に発生する場合もあるが、幾つかの条件が重複して発生する状況も考えられる。よって、図7のようにそれぞれの所定の条件に対して消費電流増加量に比例して重み付けを行い、発生している条件の加算値によって消費電流増加量の度合を評価しても良い。次に、ステップ2ではLEDストロボ部44に流す電流を決定する。例えば、図7で得られた消費電流増加量に対して、図8のようにLEDストロボ部44に流す電流を定義する。但し、消費電流増加量が大きい場合(図8では、消費電流増加量が9〜11のとき)は、無理にLEDストロボを使用すると、電流供給不足でシステムダウンを引き起こす恐れがあるので、LEDストロボ回路26に電流制限部50を設け、この電流制限部50によりLEDストロボ部44に電流を制限するようにしている。
図9は電流制限部50の回路構成を示した図である。
図9に示すように電流制限部50は幾つかのスイッチSW1、SW2、SW3と抵抗R1、R2、R3から構成し、図8の定義に従ってCPUブロック104−3から送られてくる制御信号によりスイッチSW1〜SW3のオンオフを行って、LEDストロボ部44に流れる電流を制限する。次のステップ3では露光前の被写体の輝度値の取得を行う。ここでは、露光する1つ前の期間(1VD前)でCCD101や図示を略す測光センサから被写体輝度を取得する。ステップ4では、ステップ3で取得した被写体の輝度値からLEDストロボ部44に必要とされる光量を算出する。次に、ステップ5で発光時間の決定を行う。図10(a)は従来の電流制限を受けないとき、図10(b)は電流制限を受けたときのLEDストロボ部44に流れる電流波形である。図10(a)と同等の光量を得るためには、電流制限を受けたときの図10(b)では発光時間を図10(a)よりも長くすることで対応する。ステップ3で決定しているLEDストロボ部44に流れる電流量とステップ4で算出されたLEDストロボ部44に必要とされる光量から発光時間を決定する。その後、CPUブロック104−3からLEDストロボ回路26内の電流制限部50へ信号を出力し(S6)、その信号に応じて電流制限部50でスイッチをオンオフし(S7)、LEDストロボ部44に流れる電流を制限しLEDを発光させる(S8)。
図9に示すように電流制限部50は幾つかのスイッチSW1、SW2、SW3と抵抗R1、R2、R3から構成し、図8の定義に従ってCPUブロック104−3から送られてくる制御信号によりスイッチSW1〜SW3のオンオフを行って、LEDストロボ部44に流れる電流を制限する。次のステップ3では露光前の被写体の輝度値の取得を行う。ここでは、露光する1つ前の期間(1VD前)でCCD101や図示を略す測光センサから被写体輝度を取得する。ステップ4では、ステップ3で取得した被写体の輝度値からLEDストロボ部44に必要とされる光量を算出する。次に、ステップ5で発光時間の決定を行う。図10(a)は従来の電流制限を受けないとき、図10(b)は電流制限を受けたときのLEDストロボ部44に流れる電流波形である。図10(a)と同等の光量を得るためには、電流制限を受けたときの図10(b)では発光時間を図10(a)よりも長くすることで対応する。ステップ3で決定しているLEDストロボ部44に流れる電流量とステップ4で算出されたLEDストロボ部44に必要とされる光量から発光時間を決定する。その後、CPUブロック104−3からLEDストロボ回路26内の電流制限部50へ信号を出力し(S6)、その信号に応じて電流制限部50でスイッチをオンオフし(S7)、LEDストロボ部44に流れる電流を制限しLEDを発光させる(S8)。
[第2の発光シーケンス]
図11は、所定の条件時にLEDストロボ部44の発光するLEDの個数を制御して発光する場合のフローチャートである。第1の発光シーケンスと重複する部分については説明を略し、第1の発光シーケンスと異なる部分について説明を行う。ステップ1の所定の条件下であるかどうかの確認で、図7のようにそれぞれの所定の条件に対して消費電流増加量に比例して重み付けを行い、発生している条件の加算値によって、消費電流増加量の度合を評価する。そして、図8のように消費電流増加量に対して発光させるLEDの個数を定義する。そこで、この場合は、LEDストロボ回路26に図12に示すような発光数制御部51を設け、この発光数制御部51によりLEDストロボ部44に電流を制限するようにしている。但し、このようにして発光させるLEDの個数が減ると発光光量が減少するので、発光時間を長くすることで発光するLED個数の減少分を補う。ステップ6では、例えば、LEDストロボ回路に図12に示すような回路構成でCPUブロックの発光数制御部51からの信号でスイッチを操作し(S7)、ステップ3で決定された個数のLEDに電流を流してLEDを発光させる(S8)。
第1及び第2の発光シーケンスは、それぞれ個別に用いてもよいし、2つの方法を組み合わせて用いてもよい。
以上の方法で、消費電流が多い所定の条件において、LEDストロボに流れる電流を制限してLEDを発光させることで、図13のように従来LEDストロボで発生していた消費電流ピーク(点線部)を減らすことができる。
図11は、所定の条件時にLEDストロボ部44の発光するLEDの個数を制御して発光する場合のフローチャートである。第1の発光シーケンスと重複する部分については説明を略し、第1の発光シーケンスと異なる部分について説明を行う。ステップ1の所定の条件下であるかどうかの確認で、図7のようにそれぞれの所定の条件に対して消費電流増加量に比例して重み付けを行い、発生している条件の加算値によって、消費電流増加量の度合を評価する。そして、図8のように消費電流増加量に対して発光させるLEDの個数を定義する。そこで、この場合は、LEDストロボ回路26に図12に示すような発光数制御部51を設け、この発光数制御部51によりLEDストロボ部44に電流を制限するようにしている。但し、このようにして発光させるLEDの個数が減ると発光光量が減少するので、発光時間を長くすることで発光するLED個数の減少分を補う。ステップ6では、例えば、LEDストロボ回路に図12に示すような回路構成でCPUブロックの発光数制御部51からの信号でスイッチを操作し(S7)、ステップ3で決定された個数のLEDに電流を流してLEDを発光させる(S8)。
第1及び第2の発光シーケンスは、それぞれ個別に用いてもよいし、2つの方法を組み合わせて用いてもよい。
以上の方法で、消費電流が多い所定の条件において、LEDストロボに流れる電流を制限してLEDを発光させることで、図13のように従来LEDストロボで発生していた消費電流ピーク(点線部)を減らすことができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の撮像装置の第2の実施形態を説明する。
従来、デジタルカメラのバッテリには、1次電池ではアルカリ電池、ニッケルマンガン電池、リチウム電池が、2次電池では、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池などが一般的に用いられている。バッテリ開発の進歩によりバッテリ容量の増大化が年々進み、バッテリの長寿命化を実現している。また、半導体技術の向上により低電圧でも駆動するICが開発され、従来よりも低い電圧までバッテリを使用することによって、更にバッテリの長寿命化が図られている。近年のデジタルカメラは静止画撮影だけでなく、動画撮影や音声録音、さらには通信機能の付いたものまで、その機能は多種多様化している。多くの場合、それぞれの機能に対して個別のモードを準備しているが、今後、操作性を高めるために画像送信中に画像撮影を行ったり、音声録音を行ったりとモードを越えて、複数の動作を同時に行うことも考えられる。特に、通信環境では信頼性が求められるため、画像の消失、破壊などを起こさないように通信状態での機器停止は避けなければならない。
そこで、第2の実施形態では、通信機能を備えた撮像装置において、通信動作中に電源がオフすることのない高信頼性通信を実現するようにしている。
次に、本発明の撮像装置の第2の実施形態を説明する。
従来、デジタルカメラのバッテリには、1次電池ではアルカリ電池、ニッケルマンガン電池、リチウム電池が、2次電池では、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池などが一般的に用いられている。バッテリ開発の進歩によりバッテリ容量の増大化が年々進み、バッテリの長寿命化を実現している。また、半導体技術の向上により低電圧でも駆動するICが開発され、従来よりも低い電圧までバッテリを使用することによって、更にバッテリの長寿命化が図られている。近年のデジタルカメラは静止画撮影だけでなく、動画撮影や音声録音、さらには通信機能の付いたものまで、その機能は多種多様化している。多くの場合、それぞれの機能に対して個別のモードを準備しているが、今後、操作性を高めるために画像送信中に画像撮影を行ったり、音声録音を行ったりとモードを越えて、複数の動作を同時に行うことも考えられる。特に、通信環境では信頼性が求められるため、画像の消失、破壊などを起こさないように通信状態での機器停止は避けなければならない。
そこで、第2の実施形態では、通信機能を備えた撮像装置において、通信動作中に電源がオフすることのない高信頼性通信を実現するようにしている。
図14は本発明の第2の実施形態に係るデジタルカメラの主要な構成を示した図である。なお、図2と同一部位には同一符号を付す。
第2の実施形態に係るデジタルカメラは、電力を供給するバッテリ23と、バッテリ電圧をCCD系、LCD系、画像処理系などのシステムが必要とする電圧に変換するDC/DCコンバータ24と、バッテリ残量を検出するためにバッテリ電圧を検出する電圧検出部25と、制御プログラムや設定値を保存しているEEPROM108と、バッテリ電圧とEEPROM108内に保持された所定のしきい値とを比較するCPU104−3と、画像表示等を行うLCDモニタ(表示手段)13と、着脱可能な通信手段52とからなる。なお、通信手段52は、デジタルカメラ内に組み込まれたものでも良いし、外部拡張メモリ装填部(メモリカードスロットル)22等に挿入して使用する着脱可能なカードタイプのものでもよい。
一般的に、バッテリを使用する機器では、バッテリ電圧のモニタリングが行われている。バッテリ電圧は、機器の使用に伴って徐々に低下していく。一方で、機器には最低限必要とする駆動電圧があり、電源電圧が最低駆動電圧を下回るとシステムが停止し、データ破壊やICの故障といった問題が生じる。そのため、システムが停止する電圧値になる前に、バッテリ残量がエンドに近いことをユーザに知らせ、機器を正常に終了させる処理を行うことが必要となる。一般的にバッテリ残量の表示や、バッテリ残量がエンドでの機器の正常終了のために、バッテリチェックテーブル(以下、BCテーブル)が用いられる。BCテーブルは、EEPROM108に保存されており、機器を制御するための基準となる電圧値が設定されている。
第2の実施形態に係るデジタルカメラは、電力を供給するバッテリ23と、バッテリ電圧をCCD系、LCD系、画像処理系などのシステムが必要とする電圧に変換するDC/DCコンバータ24と、バッテリ残量を検出するためにバッテリ電圧を検出する電圧検出部25と、制御プログラムや設定値を保存しているEEPROM108と、バッテリ電圧とEEPROM108内に保持された所定のしきい値とを比較するCPU104−3と、画像表示等を行うLCDモニタ(表示手段)13と、着脱可能な通信手段52とからなる。なお、通信手段52は、デジタルカメラ内に組み込まれたものでも良いし、外部拡張メモリ装填部(メモリカードスロットル)22等に挿入して使用する着脱可能なカードタイプのものでもよい。
一般的に、バッテリを使用する機器では、バッテリ電圧のモニタリングが行われている。バッテリ電圧は、機器の使用に伴って徐々に低下していく。一方で、機器には最低限必要とする駆動電圧があり、電源電圧が最低駆動電圧を下回るとシステムが停止し、データ破壊やICの故障といった問題が生じる。そのため、システムが停止する電圧値になる前に、バッテリ残量がエンドに近いことをユーザに知らせ、機器を正常に終了させる処理を行うことが必要となる。一般的にバッテリ残量の表示や、バッテリ残量がエンドでの機器の正常終了のために、バッテリチェックテーブル(以下、BCテーブル)が用いられる。BCテーブルは、EEPROM108に保存されており、機器を制御するための基準となる電圧値が設定されている。
図15は、バッテリの放電特性を示した図である。
縦軸はバッテリ電圧、横軸は電力供給時間、つまり機器の使用時間になる。ここでBCテーブルの設定値を、Vb、Vc、Vd、Veとすると、バッテリ電圧がVeになったときシステムの終了処理を行う。
また、図15のようにT1、T2、T3、T4の期間に分けると、T1の期間では、図16(a)の記号、T2では図16(b)の記号、T3では図16(c)の記号、T4では図16(d)の記号をそれぞれ表示し、システム終了処理前には図16(e)の記号を表示しユーザにバッテリエンドであることを知らせる。このように基準となる電圧レベルをBCテーブルに複数箇所設定し、バッテリ電圧が基準電圧レベルを下回ったときバッテリ残量表示記号を変更し、バッテリエンドに達したときシステム動作の終了処理を行っている。
従来のBCテーブルでは、バッテリ電圧が所定のしきい値を下回ると機器全体を停止させる処理を行っていた。これに対し、第2の実施形態では、通信に関して新たにしきい値を設定し、バッテリ電圧が所定のしきい値を下回ったとき、通信不可能である旨の表示を表示手段に行い通信動作を行わないようしている。
縦軸はバッテリ電圧、横軸は電力供給時間、つまり機器の使用時間になる。ここでBCテーブルの設定値を、Vb、Vc、Vd、Veとすると、バッテリ電圧がVeになったときシステムの終了処理を行う。
また、図15のようにT1、T2、T3、T4の期間に分けると、T1の期間では、図16(a)の記号、T2では図16(b)の記号、T3では図16(c)の記号、T4では図16(d)の記号をそれぞれ表示し、システム終了処理前には図16(e)の記号を表示しユーザにバッテリエンドであることを知らせる。このように基準となる電圧レベルをBCテーブルに複数箇所設定し、バッテリ電圧が基準電圧レベルを下回ったときバッテリ残量表示記号を変更し、バッテリエンドに達したときシステム動作の終了処理を行っている。
従来のBCテーブルでは、バッテリ電圧が所定のしきい値を下回ると機器全体を停止させる処理を行っていた。これに対し、第2の実施形態では、通信に関して新たにしきい値を設定し、バッテリ電圧が所定のしきい値を下回ったとき、通信不可能である旨の表示を表示手段に行い通信動作を行わないようしている。
図17のフローチャートを用いて第2の実施形態に係るデジタルカメラの動作を説明する。
先ず、現在の状態が通信を行うモード(以下、通信モード)であるかどうかのモード検出を行う(S1)。通信モード以外では、次のステップに進まない。通信モードであるときは、バッテリ電圧の検出を行い(S2)、設定したしきい値とバッテリ電圧値との比較を行う。ここで、バッテリ電圧値はCPUブロック104−3によってAD変換された値を用いてもよい。バッテリ電圧がしきい値を下回った時には(S3)、デジタルカメラの通信状態の確認を行う(S4)。
デジタルカメラが通信状態でファイル送受信中の場合には、現在の送受信中のファイルが終了したら通信を強制終了するなど、適切なタイミングで通信を終了する(S5)。通信終了後は、LCD13に通信禁止の旨のOSD表示を行い(S6)、通信動作を禁止する(S7)。通信状態確認で非通信のときには通信禁止OSDの表示を行って通信を禁止する(S6、S7)。
先ず、現在の状態が通信を行うモード(以下、通信モード)であるかどうかのモード検出を行う(S1)。通信モード以外では、次のステップに進まない。通信モードであるときは、バッテリ電圧の検出を行い(S2)、設定したしきい値とバッテリ電圧値との比較を行う。ここで、バッテリ電圧値はCPUブロック104−3によってAD変換された値を用いてもよい。バッテリ電圧がしきい値を下回った時には(S3)、デジタルカメラの通信状態の確認を行う(S4)。
デジタルカメラが通信状態でファイル送受信中の場合には、現在の送受信中のファイルが終了したら通信を強制終了するなど、適切なタイミングで通信を終了する(S5)。通信終了後は、LCD13に通信禁止の旨のOSD表示を行い(S6)、通信動作を禁止する(S7)。通信状態確認で非通信のときには通信禁止OSDの表示を行って通信を禁止する(S6、S7)。
デジタルカメラの通信環境では、USB通信、無線LAN、Bluetooth、近年では、撮像装置とプリンタを直接接続し、画像をプリントするダイレクトプリントシステム(DPS)などが挙げられる。
このように第2の実施形態は、バッテリ駆動をするデジタルカメラにおいて外部から電力供給を受けず、バッテリ23のみで駆動している状況において特に効果を発揮する。そのため、物理的に外部からの電源供給を受けられない無線通信や有線通信であっても接続ケーブルを介して電力の供給を受けない通信で好適なものである。
また、外部から電源供給を受ける場合においては、供給側(パソコン等)の異常により供給電力が低下したときに通信を停止することができ、画像の消失、破壊などを防ぐことが可能である。
このように第2の実施形態は、バッテリ駆動をするデジタルカメラにおいて外部から電力供給を受けず、バッテリ23のみで駆動している状況において特に効果を発揮する。そのため、物理的に外部からの電源供給を受けられない無線通信や有線通信であっても接続ケーブルを介して電力の供給を受けない通信で好適なものである。
また、外部から電源供給を受ける場合においては、供給側(パソコン等)の異常により供給電力が低下したときに通信を停止することができ、画像の消失、破壊などを防ぐことが可能である。
また、第2の実施形態のデジタルカメラにおいては、所定の条件下における通信では通信手段52が作動するのに最低限必要とする部分だけ動作させ、通信において必要としない部分の動作を停止させることで電力を削減し電源負荷を軽くすることができるので、通信中に電源がオフすることのない安全性の高いデータ通信が可能となる。
このときに最低限必要とする部分を図2を用いて説明すると、カメラ制御を行うシステムコントローラ104、制御プログラムの格納されているROM108、制御プログラムを展開するRAM107、画像が保存されている内蔵メモリ120、あるいはメモリカードを読み出すメモリカードスロットル(外部拡張メモリ装填部22)、画像をメモリ上に展開するときにはSDRAM103、システムコントローラ104の補助的な役割をするSUB−CPU109となる。またシステムコントローラ104のように様々な機能を備えたLSIで、機能ブロックごとに電源をON/OFFできるならば、CPUブロック104−3、メモリカードコントローラブロック(外部拡張メモリブロック)104−10、Local−SDRAM104−4以外の部分は停止させればよい。なお、通信状態が分かりやすいように、通信中にLEDを点滅させたり、サブLCD11、あるいはLCDモニタ13に通信の進捗状況を表示したりすることは通信に負荷を与えない程度ならば、電力量に応じていずれかの方法を行ってもよい。
このときに最低限必要とする部分を図2を用いて説明すると、カメラ制御を行うシステムコントローラ104、制御プログラムの格納されているROM108、制御プログラムを展開するRAM107、画像が保存されている内蔵メモリ120、あるいはメモリカードを読み出すメモリカードスロットル(外部拡張メモリ装填部22)、画像をメモリ上に展開するときにはSDRAM103、システムコントローラ104の補助的な役割をするSUB−CPU109となる。またシステムコントローラ104のように様々な機能を備えたLSIで、機能ブロックごとに電源をON/OFFできるならば、CPUブロック104−3、メモリカードコントローラブロック(外部拡張メモリブロック)104−10、Local−SDRAM104−4以外の部分は停止させればよい。なお、通信状態が分かりやすいように、通信中にLEDを点滅させたり、サブLCD11、あるいはLCDモニタ13に通信の進捗状況を表示したりすることは通信に負荷を与えない程度ならば、電力量に応じていずれかの方法を行ってもよい。
バッテリ残量に余裕のあるときには、撮影中に画像送信したり、再生画像を見ている最中に通信をしたりといった同時に複数の動作を行っても問題ない。
但し、バッテリ残量が少なくなってくると同時に動作を行おうとするとバッテリが消費電力を供給できなくなり、機器が停止する可能性が出てくる。そこで、その場合は所定の条件をバッテリ電圧とし、バッテリ電圧に対して所定のしきい値を設定し、バッテリ電圧がしきい値を下回ったときには、最低限必要とする部分だけ動作させて通信を行う。
図18で具体的に説明する。先ず、バッテリ電圧に対して図18のように2つのしきい値V1、V2に設定する。バッテリ電圧としきい値との比較によって、バッテリ電圧がしきい値V1よりも高い期間(Ta)では、機能に制限なく撮像装置を使うことできる。撮像装置の使用によって、バッテリ電圧がしきい値V1を下回った期間(Tb)では、前記のように最低限必要とする部分だけ動作させて通信を行う。さらに、バッテリ電圧がしきい値V2を下回った期間(Tc)では、通信不可能である旨の表示をLCDなどに表示し、通信動作を禁止する。
但し、バッテリ残量が少なくなってくると同時に動作を行おうとするとバッテリが消費電力を供給できなくなり、機器が停止する可能性が出てくる。そこで、その場合は所定の条件をバッテリ電圧とし、バッテリ電圧に対して所定のしきい値を設定し、バッテリ電圧がしきい値を下回ったときには、最低限必要とする部分だけ動作させて通信を行う。
図18で具体的に説明する。先ず、バッテリ電圧に対して図18のように2つのしきい値V1、V2に設定する。バッテリ電圧としきい値との比較によって、バッテリ電圧がしきい値V1よりも高い期間(Ta)では、機能に制限なく撮像装置を使うことできる。撮像装置の使用によって、バッテリ電圧がしきい値V1を下回った期間(Tb)では、前記のように最低限必要とする部分だけ動作させて通信を行う。さらに、バッテリ電圧がしきい値V2を下回った期間(Tc)では、通信不可能である旨の表示をLCDなどに表示し、通信動作を禁止する。
また、複数種のバッテリを使用可能な撮像装置では、様々な性能のバッテリが用いられる。特にアルカリ電池などバッテリ容量の低い電池を用いた場合、新品の電池を用いたとしても同時に複数の動作を行うことは難しい。そこで、所定の条件をバッテリ容量とし、撮像装置に電源種類を判別する判別手段を持たせて、バッテリ容量の低い電池と判断したときには、最低限必要とする部分だけ動作させて通信を行う。なお、バッテリ判別法は、形状の違い、電圧の違いなど様々な方法が公知であるのでここでは明記しない。
第2の実施形態によれば、バッテリ残量に応じて通信の可否を判断し、バッテリ残量切れになる前に通信を禁止することにより、バッテリ残量切れによる通信の遮断を防ぎ、信頼性の高い通信を実現することができる。また、バッテリ電圧、バッテリ種類によって撮像装置の動作部分を変化させることによって、バッテリの長寿命化が実現可能となり、長時間通信が可能となる。
第2の実施形態によれば、バッテリ残量に応じて通信の可否を判断し、バッテリ残量切れになる前に通信を禁止することにより、バッテリ残量切れによる通信の遮断を防ぎ、信頼性の高い通信を実現することができる。また、バッテリ電圧、バッテリ種類によって撮像装置の動作部分を変化させることによって、バッテリの長寿命化が実現可能となり、長時間通信が可能となる。
[第3の実施形態]
次に本発明の第3の実施形態を説明する。
従来、デジタルカメラのバッテリには、1次電池では、アルカリ電池、ニッケルマンガン電池、リチウム電池、2次電池では、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池などが一般的に用いられており、バッテリ開発の進歩により電池容量の増大化によってバッテリの長寿命化が図られている。また、半導体技術の向上により低電圧でも駆動するICが開発され、従来よりも低い電圧までバッテリを使用することによって、更にバッテリの長寿命化が図られている。1次電池のアルカリ電池と2次電池のニッケル水素電池は、形状が等しく、電圧範囲もほとんど等しいため、通常はニッケル水素電池を充電して使用し、緊急時にアルカリ電池を使用するという状況も珍しくない。しかし、ニッケル水素電池では、電池内の電力を完全に放電しないで再充電を行うと、その充電レベルをバッテリが記憶して再放電時もそのレベルに達すると、電力は残っているにもかかわらず電力供給を停止させるメモリ効果と呼ばれる特性がある。デジタルカメラのように、ズーム、フォーカスなどのモータ系の電圧変動の激しい動作を行う機器では、電池の電力を完全に放電することができないためにメモリ効果が発生しやすく、電池の性能を十分に発揮することができない。
そこで、例えば実開平5−15321号公報では、使用機器のバッテリがシャットオフ電圧に達するとタイマー回路が作動し、所定の時間経過後に放電を開始することが提案されている。自動的に放電が行われるという点では便利であるが、上記のように様々なバッテリが使われている環境では、放電の必要がない1次電池なども自動的に放電されてしまう。そこで第3の実施形態では、ユーザが容易にバッテリの放電を行うことができるデジタルカメラを提供することを目的とする。
次に本発明の第3の実施形態を説明する。
従来、デジタルカメラのバッテリには、1次電池では、アルカリ電池、ニッケルマンガン電池、リチウム電池、2次電池では、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池などが一般的に用いられており、バッテリ開発の進歩により電池容量の増大化によってバッテリの長寿命化が図られている。また、半導体技術の向上により低電圧でも駆動するICが開発され、従来よりも低い電圧までバッテリを使用することによって、更にバッテリの長寿命化が図られている。1次電池のアルカリ電池と2次電池のニッケル水素電池は、形状が等しく、電圧範囲もほとんど等しいため、通常はニッケル水素電池を充電して使用し、緊急時にアルカリ電池を使用するという状況も珍しくない。しかし、ニッケル水素電池では、電池内の電力を完全に放電しないで再充電を行うと、その充電レベルをバッテリが記憶して再放電時もそのレベルに達すると、電力は残っているにもかかわらず電力供給を停止させるメモリ効果と呼ばれる特性がある。デジタルカメラのように、ズーム、フォーカスなどのモータ系の電圧変動の激しい動作を行う機器では、電池の電力を完全に放電することができないためにメモリ効果が発生しやすく、電池の性能を十分に発揮することができない。
そこで、例えば実開平5−15321号公報では、使用機器のバッテリがシャットオフ電圧に達するとタイマー回路が作動し、所定の時間経過後に放電を開始することが提案されている。自動的に放電が行われるという点では便利であるが、上記のように様々なバッテリが使われている環境では、放電の必要がない1次電池なども自動的に放電されてしまう。そこで第3の実施形態では、ユーザが容易にバッテリの放電を行うことができるデジタルカメラを提供することを目的とする。
図19は第3の実施形態に係るデジタルカメラの概略構成を示すブロック図である。
なお、図2と同一部位には同一符号を付す。
第3の実施形態に係るデジタルカメラにおいては、上記図2に示したデジタルカメラにスイッチ部27、バッテリ挿入検出部28、バッテリ放電部29を追加した構成となっている。
以下、第3の実施形態に係るデジタルカメラの説明を行う前に、バッテリの残容量表示や機器の正常終了のために用いられているバッテリチェックシステムを図15、図16により再度説明する。
バッテリを使用する機器では、バッテリ電圧のモニタリングが行われるのが一般的である。バッテリ電圧は、機器の使用に伴って徐々に低下していく。一方で、機器には最低限必要とする駆動電圧があり、電源電圧が最低駆動電圧を下回るとシステムが停止し、データ破壊やICの故障といった問題が生じる。そのため、システムが停止する電圧値になる前に、バッテリ残量がエンドに近いことをユーザに知らせ、機器を正常に終了させる処理を行うことが必要となる。
なお、図2と同一部位には同一符号を付す。
第3の実施形態に係るデジタルカメラにおいては、上記図2に示したデジタルカメラにスイッチ部27、バッテリ挿入検出部28、バッテリ放電部29を追加した構成となっている。
以下、第3の実施形態に係るデジタルカメラの説明を行う前に、バッテリの残容量表示や機器の正常終了のために用いられているバッテリチェックシステムを図15、図16により再度説明する。
バッテリを使用する機器では、バッテリ電圧のモニタリングが行われるのが一般的である。バッテリ電圧は、機器の使用に伴って徐々に低下していく。一方で、機器には最低限必要とする駆動電圧があり、電源電圧が最低駆動電圧を下回るとシステムが停止し、データ破壊やICの故障といった問題が生じる。そのため、システムが停止する電圧値になる前に、バッテリ残量がエンドに近いことをユーザに知らせ、機器を正常に終了させる処理を行うことが必要となる。
図15はバッテリの放電特性であり、縦軸はバッテリ電圧、横軸は電力供給時間(機器の駆動時間)である。図16はバッテリ残容量表示記号を示すものである。図15において、バッテリ電圧に対してしきい値(V1、V2、V3、V4)を設定する。但し、V1>V2>V3>V4である。そして、それぞれのしきい値に対応した期間をT1、T2、T3、T4、T5とする。また、電圧検出部25でA/D変換されたバッテリ電圧をVeとし、CPUブロック104−3でバッテリ電圧Veとしきい値(V1〜V4)との比較結果から、T1期間(Ve>V1)では、図16(a)のようなバッテリの残容量が満タンである記号を表示する。次のT2期間(V2<Ve<V1)では図16(b)のような若干バッテリの残容量が減った記号を、T3期間(V3<Ve<V2)では図16(c)のようなさらに残容量が減った記号を、T4期間(V4<Ve<V3)では図16(d)のような残容量が残り少ない記号をそれぞれのLCD13あるいはサブLCD11に表示する。そして、T5期間(Ve<V4)では図16(e)のようなバッテリ残容量がカラである記号を表示してバッテリエンドであることをユーザに知らせ、機器が正常終了できるようにシステムの終了処理を行う。上記のように、基準となるしきい値を設定し、バッテリ電圧としきい値との比較でバッテリ電圧が基準しきい値を下回ったときバッテリ残容量表示記号を変更し、バッテリエンドに達したときシステム動作の終了処理を行うシステムを、一般的にバッテリチェック(以下、BC.)システムと呼ぶ。
以下、第3の実施形態に係るデジタルカメラについて説明する。
[放電条件1:バッテリEND時]
第3の実施形態に係るデジタルカメラおいても、BC設定値のエンドのしきい値を用いてもよいし、バッテリ放電用として新たにしきい値を設定してもよい。以下、しきい値を用いた第1の実施例を図20のフローチャート及び図1、図19を参照して説明する。
図20に示すように、バッテリ電圧を電圧検出部25でA/D変換してバッテリ電圧情報が発生すると(S1)、CPUブロック104−3はROM108に予め設定され、保存されているしきい値とバッテリ電圧の比較を行う(S2)。バッテリ電圧がしきい値よりも大きいと判断した場合はステップ1に戻る。バッテリ電圧がしきい値xよりも小さいと判断した場合には、例えば図21のようなバッテリを放電するか、交換するかを選択させる画面をLCD13あるいはサブLCD11に表示する(S3)。
ユーザは画面に従って操作部19を使ってバッテリを放電させるか、交換するかの選択を行う(S4)。ユーザが操作部19の使用により放電の有無を選択した後、選択に応じてCPUブロック104−3はスイッチ部27(図19参照)に信号を出力する。スイッチ部27は、CPUブロック104−3からの信号に応じてバッテリ23の出力先をバッテリ放電部29(図19参照)とDC/DCコンバータ24とで切り替える機能を有する。ユーザがバッテリ交換を選択したときには(S5)、何も行わずシーケンスを抜けユーザはバッテリを交換する。
ユーザがバッテリ放電を選択したときには(S6)、以下に示すような放電手段で放電を行う。
[放電条件1:バッテリEND時]
第3の実施形態に係るデジタルカメラおいても、BC設定値のエンドのしきい値を用いてもよいし、バッテリ放電用として新たにしきい値を設定してもよい。以下、しきい値を用いた第1の実施例を図20のフローチャート及び図1、図19を参照して説明する。
図20に示すように、バッテリ電圧を電圧検出部25でA/D変換してバッテリ電圧情報が発生すると(S1)、CPUブロック104−3はROM108に予め設定され、保存されているしきい値とバッテリ電圧の比較を行う(S2)。バッテリ電圧がしきい値よりも大きいと判断した場合はステップ1に戻る。バッテリ電圧がしきい値xよりも小さいと判断した場合には、例えば図21のようなバッテリを放電するか、交換するかを選択させる画面をLCD13あるいはサブLCD11に表示する(S3)。
ユーザは画面に従って操作部19を使ってバッテリを放電させるか、交換するかの選択を行う(S4)。ユーザが操作部19の使用により放電の有無を選択した後、選択に応じてCPUブロック104−3はスイッチ部27(図19参照)に信号を出力する。スイッチ部27は、CPUブロック104−3からの信号に応じてバッテリ23の出力先をバッテリ放電部29(図19参照)とDC/DCコンバータ24とで切り替える機能を有する。ユーザがバッテリ交換を選択したときには(S5)、何も行わずシーケンスを抜けユーザはバッテリを交換する。
ユーザがバッテリ放電を選択したときには(S6)、以下に示すような放電手段で放電を行う。
[第1の放電手段]
第1の放電手段としてバッテリ放電部29が抵抗器で構成されるときの放電方法を説明する。バッテリ放電部29が抵抗器で構成されているときには、バッテリ電力は抵抗器で熱エネルギーに変換することで放電される。バッテリ放電部29を用いて放電を行うときには、CPUブロック104−3からの信号でスイッチ部27によってバッテリ出力をDC/DCコンバータ24側からバッテリ放電部29に切り替える。バッテリ放電部29の抵抗器は、1種類に限らず、抵抗値の低いものや高いものなど複数種類であってもよい。抵抗の抵抗値が低いと流れる電流量が多く放電時間が短くなり、抵抗値が高いと電流量が少なく放電時間が長くなる。複数種類の抵抗を用いることにより、高速放電を行いたいときは抵抗値の低い抵抗を、低速放電を行いたいときは抵抗値の高い抵抗を選択するようにすればよい。
また、1回の放電で複数の抵抗を組み合わせて使用し、放電スピードを変化させてもよい。例えば、放電初期の所定の電圧値までは抵抗値の低い抵抗で高速放電を行い、それ以降の電圧では抵抗値の高い抵抗で低速放電を行う。これにより、電池を過放電させずしかも速い時間で放電を終了させることが可能となる。
第1の放電手段としてバッテリ放電部29が抵抗器で構成されるときの放電方法を説明する。バッテリ放電部29が抵抗器で構成されているときには、バッテリ電力は抵抗器で熱エネルギーに変換することで放電される。バッテリ放電部29を用いて放電を行うときには、CPUブロック104−3からの信号でスイッチ部27によってバッテリ出力をDC/DCコンバータ24側からバッテリ放電部29に切り替える。バッテリ放電部29の抵抗器は、1種類に限らず、抵抗値の低いものや高いものなど複数種類であってもよい。抵抗の抵抗値が低いと流れる電流量が多く放電時間が短くなり、抵抗値が高いと電流量が少なく放電時間が長くなる。複数種類の抵抗を用いることにより、高速放電を行いたいときは抵抗値の低い抵抗を、低速放電を行いたいときは抵抗値の高い抵抗を選択するようにすればよい。
また、1回の放電で複数の抵抗を組み合わせて使用し、放電スピードを変化させてもよい。例えば、放電初期の所定の電圧値までは抵抗値の低い抵抗で高速放電を行い、それ以降の電圧では抵抗値の高い抵抗で低速放電を行う。これにより、電池を過放電させずしかも速い時間で放電を終了させることが可能となる。
[第2の放電手段]
第2の放電手段として、ストロボ等のコンデンサやバックアップ電池に充電することで放電を行う。
デジタルカメラには、一般的にストロボ発光に使用するためにストロボ回路91内に容量の大きなコンデンサがあり、またカメラ設定の保持や時計動作のために図示を略すバックアップ電池(以下、BU電池)が使用されるが、BU電池には充電式のものや電池の代わりにコンデンサが用いられる場合もある。このようなストロボ用コンデンサやBU電池用コンデンサに充電を行うことで、第1の放電手段の抵抗器による放電に比べ、放電時の放電電流を有効利用することができ省エネに効果的である。
第2の放電手段で放電が行われる場合には、ストロボ回路、BU電池への電源供給方法に依存するため、DC/DCコンバータ24から出力される一定の電圧で充電される回路構成の場合には、CPUブロック104−3からの制御信号に従ってスイッチ部27でバッテリ出力をDC/DCコンバータ24側に切り替える。バッテリ電圧がそのまま印加される回路構成の場合には、スイッチ部27から直接ストロボ用コンデンサ、BU電池用コンデンサにバッテリ出力を切り替えるようにする。
スイッチ部27でバッテリ出力先が放電手段として、ストロボ用コンデンサ、あるいはBU電池用コンデンサが選択された状態で、例えばCPUブロック104−3からのストロボ充電信号によりストロボ用コンデンサに先に充電を行う。ストロボ用コンデンサへの充電が終了したら、次にCPUブロック104−3からBU電池充電信号を出力しBU電池に充電を行うというように順番に放電手段を切り替えていくとよい。
第2の放電手段として、ストロボ等のコンデンサやバックアップ電池に充電することで放電を行う。
デジタルカメラには、一般的にストロボ発光に使用するためにストロボ回路91内に容量の大きなコンデンサがあり、またカメラ設定の保持や時計動作のために図示を略すバックアップ電池(以下、BU電池)が使用されるが、BU電池には充電式のものや電池の代わりにコンデンサが用いられる場合もある。このようなストロボ用コンデンサやBU電池用コンデンサに充電を行うことで、第1の放電手段の抵抗器による放電に比べ、放電時の放電電流を有効利用することができ省エネに効果的である。
第2の放電手段で放電が行われる場合には、ストロボ回路、BU電池への電源供給方法に依存するため、DC/DCコンバータ24から出力される一定の電圧で充電される回路構成の場合には、CPUブロック104−3からの制御信号に従ってスイッチ部27でバッテリ出力をDC/DCコンバータ24側に切り替える。バッテリ電圧がそのまま印加される回路構成の場合には、スイッチ部27から直接ストロボ用コンデンサ、BU電池用コンデンサにバッテリ出力を切り替えるようにする。
スイッチ部27でバッテリ出力先が放電手段として、ストロボ用コンデンサ、あるいはBU電池用コンデンサが選択された状態で、例えばCPUブロック104−3からのストロボ充電信号によりストロボ用コンデンサに先に充電を行う。ストロボ用コンデンサへの充電が終了したら、次にCPUブロック104−3からBU電池充電信号を出力しBU電池に充電を行うというように順番に放電手段を切り替えていくとよい。
[第3の放電手段]
第3の放電手段としてLEDなどの発光素子を発光させることで放電を行う。
デジタルカメラには、LCD13を表示させるためにLCDパネルの背面にバックライトLEDが使用されている。また、ユーザにカメラ状態が分かるようにAF−LED14、ストロボLED15が設けられているものもある。
さらに、近年ではストロボ発光部4にR(Red)、G(Green)、B(Blue)の3色の高輝度LEDを用いたLEDストロボも登場し始めている。
このような発光素子に対して、CPUブロック104−3から点灯あるいは点滅信号を出力し放電を行う。特に、LEDストロボでは3色のLEDが複数個あり、さらにストロボ光量の調節のためLEDに流れる電流量も変化させられる回路構成になっている場合がある。このような場合では、複数個のLEDを用いたり、LEDに流れる電流量を調節したりして、第1放電手段と同様に高速、低速放電が自由自在にでき、3色の組み合わせで様々な色が作り出せるため、放電中にLEDの光によって目を楽しませることもできる。
第3の放電手段としてLEDなどの発光素子を発光させることで放電を行う。
デジタルカメラには、LCD13を表示させるためにLCDパネルの背面にバックライトLEDが使用されている。また、ユーザにカメラ状態が分かるようにAF−LED14、ストロボLED15が設けられているものもある。
さらに、近年ではストロボ発光部4にR(Red)、G(Green)、B(Blue)の3色の高輝度LEDを用いたLEDストロボも登場し始めている。
このような発光素子に対して、CPUブロック104−3から点灯あるいは点滅信号を出力し放電を行う。特に、LEDストロボでは3色のLEDが複数個あり、さらにストロボ光量の調節のためLEDに流れる電流量も変化させられる回路構成になっている場合がある。このような場合では、複数個のLEDを用いたり、LEDに流れる電流量を調節したりして、第1放電手段と同様に高速、低速放電が自由自在にでき、3色の組み合わせで様々な色が作り出せるため、放電中にLEDの光によって目を楽しませることもできる。
以上のように上記3つの放電手段を個別に使用してもよいし、組み合わせて使用してもよい。
放電期間は、電圧検出部25でバッテリ電圧の検知を続け(S7)、バッテリ電圧と予め設定されROM108に保存されている所定のしきい値YとをCPUブロック104−3で比較し、バッテリ電圧が所定の電圧値に達したと判断したとき(S8)放電を終了する。放電終了時は、CPUブロック104−3からの放電信号や充電信号、点灯、点滅信号をオフにし、スイッチ部27に制御信号を出力しバッテリ出力先をDC/DCコンバータ24側にする。また、放電中あるいは放電終了時には、ユーザが放電状況を判断しやすいように、LCD11に進捗状況を表示したり、AF−LED14やストロボLED15を点灯あるいは点滅表示を行ったりしても良い。
放電期間は、電圧検出部25でバッテリ電圧の検知を続け(S7)、バッテリ電圧と予め設定されROM108に保存されている所定のしきい値YとをCPUブロック104−3で比較し、バッテリ電圧が所定の電圧値に達したと判断したとき(S8)放電を終了する。放電終了時は、CPUブロック104−3からの放電信号や充電信号、点灯、点滅信号をオフにし、スイッチ部27に制御信号を出力しバッテリ出力先をDC/DCコンバータ24側にする。また、放電中あるいは放電終了時には、ユーザが放電状況を判断しやすいように、LCD11に進捗状況を表示したり、AF−LED14やストロボLED15を点灯あるいは点滅表示を行ったりしても良い。
[放電条件2:バッテリ挿入時]
第3の実施形態に係るデジタルカメラの他の構成例を図22のフローチャート、及び図1、図19を参照して説明する。
バッテリ挿入検出部28は、図示を省略するバッテリ装填部にバッテリが挿入されたときにバッテリ挿入を検知し、CPUブロック104−3に信号を出力する(S10)。撮像装置にバッテリ23が挿入されると、バッテリ挿入検出部28で検知し電圧検出部25でバッテリ電圧を検知する(S1)。ここで、バッテリ挿入検出部28はバッテリ端子の印加されている電圧を検知すればよいので、電圧検出部25にこの機能を含めることは可能である。CPUブロック104−3はROM108に予め設定され、保存されているしきい値とバッテリ電圧の比較を行う(S2)。
但し、バッテリは、使用後しばらく経過すると電圧が回復する傾向にあり、バッテリ挿入時のバッテリ電圧は実際の使用時の電圧よりも高い値である場合がある。そのような状態では、バッテリ挿入時の正確な放電判断ができないため、適度な負荷をかけた状態でバッテリ電圧検知(S1)を行うとよい。バッテリ電圧がしきい値よりも大きいと判断した場合は、何も行わないままシーケンスを抜け、バッテリ電圧がしきい値よりも小さいと判断した場合には、放電選択ステップ(S3)へと移行する。
なお、本実施形態におけるバッテリを放電させるか、交換するかの選択動作(S3〜S4)および放電方法(S6〜S8)は図20の動作と同一であり、重複するので説明は省略する。
第3の実施形態に係るデジタルカメラの他の構成例を図22のフローチャート、及び図1、図19を参照して説明する。
バッテリ挿入検出部28は、図示を省略するバッテリ装填部にバッテリが挿入されたときにバッテリ挿入を検知し、CPUブロック104−3に信号を出力する(S10)。撮像装置にバッテリ23が挿入されると、バッテリ挿入検出部28で検知し電圧検出部25でバッテリ電圧を検知する(S1)。ここで、バッテリ挿入検出部28はバッテリ端子の印加されている電圧を検知すればよいので、電圧検出部25にこの機能を含めることは可能である。CPUブロック104−3はROM108に予め設定され、保存されているしきい値とバッテリ電圧の比較を行う(S2)。
但し、バッテリは、使用後しばらく経過すると電圧が回復する傾向にあり、バッテリ挿入時のバッテリ電圧は実際の使用時の電圧よりも高い値である場合がある。そのような状態では、バッテリ挿入時の正確な放電判断ができないため、適度な負荷をかけた状態でバッテリ電圧検知(S1)を行うとよい。バッテリ電圧がしきい値よりも大きいと判断した場合は、何も行わないままシーケンスを抜け、バッテリ電圧がしきい値よりも小さいと判断した場合には、放電選択ステップ(S3)へと移行する。
なお、本実施形態におけるバッテリを放電させるか、交換するかの選択動作(S3〜S4)および放電方法(S6〜S8)は図20の動作と同一であり、重複するので説明は省略する。
以上により、バッテリの挿入された段階でバッテリ電圧を検知するため、電源を入れることなくバッテリの放電の有無を確認することができる。
このように第3の実施形態によれば、バッテリ電圧が所定のしきい値に達したと判断したとき、バッテリを放電させるか否かをユーザに選択させることによって、ユーザは容易にバッテリ放電を行うことができる。また、電池挿入時においてバッテリ電圧を検出し、検出したバッテリ電圧が所定のしきい値より低いときには、バッテリを放電させるか否かをユーザに選択させることにより、ユーザは電源を入れることなくバッテリ放電の選択を行うことができる。以上によりバッテリにメモリ効果が生じることなく撮像装置を使用することができる。
このように第3の実施形態によれば、バッテリ電圧が所定のしきい値に達したと判断したとき、バッテリを放電させるか否かをユーザに選択させることによって、ユーザは容易にバッテリ放電を行うことができる。また、電池挿入時においてバッテリ電圧を検出し、検出したバッテリ電圧が所定のしきい値より低いときには、バッテリを放電させるか否かをユーザに選択させることにより、ユーザは電源を入れることなくバッテリ放電の選択を行うことができる。以上によりバッテリにメモリ効果が生じることなく撮像装置を使用することができる。
[第4の実施形態]
次に本発明の第4の実施形態を説明する。
図23は、第4の実施形態に係るデジタルカメラのブロック図、図24、図25は各部のタイミングチャートを示した図である。図23においては、図2と同一部位には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図23に示すデジタルカメラでは照明手段(半導体発光素子、又はランプ)31とCCD101は共有する電源から電力が供給される。
図24に示すタイミングチャートにおいては、CCD101の画像記録(露光)期間、又はCCD101にバイアス電圧がかかっている期間中は、CCD101に供給されている電源やバイアス電圧が変動するとデータのアナログ量が変化し画像データが劣化する。
照明手段31により照明を行って撮像する場合、CCD101の露光期間中、又は露光期間内の所定時間中に照明が行われるが、照明の負荷電力が大きいため、CCD101と共有している電源の電圧が変動し、さらにはCCD101に供給されている電源も電圧変動する。このように照明手段31の強負荷によって発生する電圧変動に対して、一つには、電圧変動が発生しないように制御し、別の方法としては、電圧変動期間と露光期間、又はバイアス電圧がかかっている期間を重ねないように制御する。これにより、画質を劣化させること無く、照明を用いた撮像を可能になる。
次に本発明の第4の実施形態を説明する。
図23は、第4の実施形態に係るデジタルカメラのブロック図、図24、図25は各部のタイミングチャートを示した図である。図23においては、図2と同一部位には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図23に示すデジタルカメラでは照明手段(半導体発光素子、又はランプ)31とCCD101は共有する電源から電力が供給される。
図24に示すタイミングチャートにおいては、CCD101の画像記録(露光)期間、又はCCD101にバイアス電圧がかかっている期間中は、CCD101に供給されている電源やバイアス電圧が変動するとデータのアナログ量が変化し画像データが劣化する。
照明手段31により照明を行って撮像する場合、CCD101の露光期間中、又は露光期間内の所定時間中に照明が行われるが、照明の負荷電力が大きいため、CCD101と共有している電源の電圧が変動し、さらにはCCD101に供給されている電源も電圧変動する。このように照明手段31の強負荷によって発生する電圧変動に対して、一つには、電圧変動が発生しないように制御し、別の方法としては、電圧変動期間と露光期間、又はバイアス電圧がかかっている期間を重ねないように制御する。これにより、画質を劣化させること無く、照明を用いた撮像を可能になる。
また、本実施形態のデジタルカメラは、図25に示すように照明手段31の負荷を多段階に変化させ、電源電圧、または、CCDの電源やバイアス電圧が変動しないように制御する。これにより、照明手段31の負荷変動を小さくにすることで、画質を劣化させること無く、照明を用いた撮像可能になる。
また本実施形態のデジタルカメラでは、システムコントローラ104、またはSUBCPU109により電源の残容量を認識するようにしている。電源残容量が多い時は電力供給能力が高いので、強負荷に対して電圧変動は小さい。これに対して、電源残容量が少ない時は電源供給能力が低いので強負荷に対して電圧変動は大きい。
また本実施形態のデジタルカメラでは、システムコントローラ104、またはSUBCPU109により電源の残容量を認識するようにしている。電源残容量が多い時は電力供給能力が高いので、強負荷に対して電圧変動は小さい。これに対して、電源残容量が少ない時は電源供給能力が低いので強負荷に対して電圧変動は大きい。
このように電源残容量に応じて電圧変動は変化するので、例えば、残容量が多い時は制御時間を短く、残容量が少ないときは制御時間を長くしたりする。また、電源の種類によっても電源供給能力は違ってくる。例えば、リチウム電池23−1などは電力供給能力が高く、アルカリやマンガン電池23−2などは電力供給能力が低い。よって、残容量の時と同様の制御を行う。このように照明手段31の負荷変動を小さくにすることで、画質を劣化させること無く、照明を用いた撮像可能になり、且つ、最短時間で照明手段をON、OFFすることで、レリーズタイムラグを最小限にすることが可能になる。
また本実施形態のデジタルカメラでは、システムコントローラ104、またはサブCPU109により温度検出手段30で得られた温度データを認識するようにしている。
半導体発光素子である発光ダイオード又はランプ等の照明手段31は温度により負荷電流がシフトする。負荷電流が大きくなれば電圧変動も大きくなり、小さくなれば電圧変動も小さくなる。
このように電源残容量に応じて電圧変動は変化するので、例えば、温度が高い時は制御時間を短く、温度が低いときは制御時間を長くしたりする。
また本実施形態のデジタルカメラでは、システムコントローラ104、またはサブCPU109により温度検出手段30で得られた温度データを認識するようにしている。
半導体発光素子である発光ダイオード又はランプ等の照明手段31は温度により負荷電流がシフトする。負荷電流が大きくなれば電圧変動も大きくなり、小さくなれば電圧変動も小さくなる。
このように電源残容量に応じて電圧変動は変化するので、例えば、温度が高い時は制御時間を短く、温度が低いときは制御時間を長くしたりする。
また電源の電力供給能力も温度によって変化し、温度が高いときは供給能力が高く、低いときは供給能力が低い。よって、上記同様に電力供給能力に応じて制御を行う。
このように照明手段31の負荷変動を小さくにすることで、画質を劣化させること無く、照明を用いた撮像可能になり、且つ、最短時間で照明手段をON、OFFすることで、レリーズタイムラグを最小限にすることが可能になる。
また本実施形態のデジタルカメラでは、CCD101や発光ダイオード又はランプの他にもいろいろな負荷が共有の電源供給手段32から電力供給されている。その他の負荷も含めて、負荷が大きい時は電源の電力供給能力は低く、電圧変動が大きくなり、負荷が小さい時は電源供給能力が高く、電圧変動は小さくなる。
このように負荷状態に応じて電圧変動は変化するので、例えば、負荷が多い時は制御時間を長く、負荷が小さい時は制御時間を短くしたりする。
このように照明手段31の負荷変動を小さくにすることで、画質を劣化させること無く、照明を用いた撮像可能になり、且つ、最短時間で照明手段をON、OFFすることで、レリーズタイムラグを最小限にすることが可能になる。
このように照明手段31の負荷変動を小さくにすることで、画質を劣化させること無く、照明を用いた撮像可能になり、且つ、最短時間で照明手段をON、OFFすることで、レリーズタイムラグを最小限にすることが可能になる。
また本実施形態のデジタルカメラでは、CCD101や発光ダイオード又はランプの他にもいろいろな負荷が共有の電源供給手段32から電力供給されている。その他の負荷も含めて、負荷が大きい時は電源の電力供給能力は低く、電圧変動が大きくなり、負荷が小さい時は電源供給能力が高く、電圧変動は小さくなる。
このように負荷状態に応じて電圧変動は変化するので、例えば、負荷が多い時は制御時間を長く、負荷が小さい時は制御時間を短くしたりする。
このように照明手段31の負荷変動を小さくにすることで、画質を劣化させること無く、照明を用いた撮像可能になり、且つ、最短時間で照明手段をON、OFFすることで、レリーズタイムラグを最小限にすることが可能になる。
また本実施形態のデジタルカメラでは、ROM108などに予め負荷に応じて制御時間変化させる制御方法を記憶させておき、制御手段はROMデータを読込み所定の制御を行う。
このように照明手段31の負荷変動を小さくにすることで、画質を劣化させること無く、照明を用いた撮像可能になり、且つ、制御を簡単にすることが可能になる。
また本実施形態のデジタルカメラでは、メインコントローラ104は照明手段31の負荷変動(電圧変動、または電流変動)を監視し、電圧変動が大きい時は負荷電流を減少させ、電圧変動が小さい時は負荷電流を増加させる。このようにすれば、照明手段の負荷変動をより正確に、且つ、確実に小さくにすることで、画質を劣化させること無く、照明を用いた撮像可能になる。
また本実施形態のデジタルカメラでは、メインコントローラ104は、電源供給手段32の負荷変動(電圧変動、または電流変動)を監視し、電圧変動が大きい時は負荷電流を減少させ、電圧変動が小さい時は負荷電流を増加させる。
このようにすれば、照明手段31の負荷変動をより正確に、かつ、確実に小さくにすることで、画質を劣化させること無く、照明を用いた撮像可能になる。
このように照明手段31の負荷変動を小さくにすることで、画質を劣化させること無く、照明を用いた撮像可能になり、且つ、制御を簡単にすることが可能になる。
また本実施形態のデジタルカメラでは、メインコントローラ104は照明手段31の負荷変動(電圧変動、または電流変動)を監視し、電圧変動が大きい時は負荷電流を減少させ、電圧変動が小さい時は負荷電流を増加させる。このようにすれば、照明手段の負荷変動をより正確に、且つ、確実に小さくにすることで、画質を劣化させること無く、照明を用いた撮像可能になる。
また本実施形態のデジタルカメラでは、メインコントローラ104は、電源供給手段32の負荷変動(電圧変動、または電流変動)を監視し、電圧変動が大きい時は負荷電流を減少させ、電圧変動が小さい時は負荷電流を増加させる。
このようにすれば、照明手段31の負荷変動をより正確に、かつ、確実に小さくにすることで、画質を劣化させること無く、照明を用いた撮像可能になる。
また本実施形態のデジタルカメラでは、図24または図25に示すようにCCD101の画像記録(露光)期間、又はCCD101にバイアス電圧がかかっている期間は、照明手段31の電力供給の開始、停止を行わない。又は照明手段の電力供給の開始、停止よって発生する電圧変動期間と重ならないように制御する。
また本実施形態のデジタルカメラでは、図24又は図25に示すようにCCD101の画像信号転送期間は、照明手段31の電力供給の開始、停止を行わない、又は照明手段31の電力供給の開始、停止よって発生する電圧変動期間と重ならないように制御する。このように図24においては、制御が容易で且つ確実に画質劣化をさせること無く、照明を用いた撮像が可能になり、図25においては無駄に電力をせず省電が可能になる。
また本実施形態のデジタルカメラでは、図24又は図25に示すようにCCD101の画像信号転送期間は、照明手段31の電力供給の開始、停止を行わない、又は照明手段31の電力供給の開始、停止よって発生する電圧変動期間と重ならないように制御する。
また本実施形態のデジタルカメラでは、図24又は図25に示すようにCCD101の画像信号転送期間は、照明手段31の電力供給の開始、停止を行わない、又は照明手段31の電力供給の開始、停止よって発生する電圧変動期間と重ならないように制御する。このように図24においては、制御が容易で且つ確実に画質劣化をさせること無く、照明を用いた撮像が可能になり、図25においては無駄に電力をせず省電が可能になる。
また本実施形態のデジタルカメラでは、図24又は図25に示すようにCCD101の画像信号転送期間は、照明手段31の電力供給の開始、停止を行わない、又は照明手段31の電力供給の開始、停止よって発生する電圧変動期間と重ならないように制御する。
[第5の実施形態]
次に本発明の第5の実施形態を説明する。
また、電源ON後、撮影モニタ表示までの間に画像表示を行う理由は、モニタ表示が遅れることによる使用者の不安解消、待ち時間を利用して注意事項(内部設定が初期設定と変わっているなど)や使用説明などのメッセージ表示などが上げられる。
図26は、第5の実施形態に係るデジタルカメラの主要な構成を示したブロック図である。
図26において、鏡胴ユニット3は、被写体の光学画像をCCDに取り込むレンズ(ズーム、フォーカス)、絞り、メカシャッタを動かす各モータを駆動するモータドライバを有する。そして、システムコントローラ104からの駆動指令により駆動制御される。
ROM108には、システムコントローラ104にて解読可能なコードで記述された、制御プログラムや制御するためのパラメータが格納されている。このデジタルカメラの電源がオン状態になると、前記プログラムは不図示のメインメモリにロードされ、システムコントローラ104はそのプログラムに従って装置各部の動作を制御すると共に、制御に必要なデータ等を、一時的に、RAM107、及びSRAM108に保存する。ROM108に書き換え可能なフラッシュROMを使用することで、制御プログラムや制御するためのパラメータを変更することが可能となり、機能のバージョンアップが容易に行える。
次に本発明の第5の実施形態を説明する。
また、電源ON後、撮影モニタ表示までの間に画像表示を行う理由は、モニタ表示が遅れることによる使用者の不安解消、待ち時間を利用して注意事項(内部設定が初期設定と変わっているなど)や使用説明などのメッセージ表示などが上げられる。
図26は、第5の実施形態に係るデジタルカメラの主要な構成を示したブロック図である。
図26において、鏡胴ユニット3は、被写体の光学画像をCCDに取り込むレンズ(ズーム、フォーカス)、絞り、メカシャッタを動かす各モータを駆動するモータドライバを有する。そして、システムコントローラ104からの駆動指令により駆動制御される。
ROM108には、システムコントローラ104にて解読可能なコードで記述された、制御プログラムや制御するためのパラメータが格納されている。このデジタルカメラの電源がオン状態になると、前記プログラムは不図示のメインメモリにロードされ、システムコントローラ104はそのプログラムに従って装置各部の動作を制御すると共に、制御に必要なデータ等を、一時的に、RAM107、及びSRAM108に保存する。ROM108に書き換え可能なフラッシュROMを使用することで、制御プログラムや制御するためのパラメータを変更することが可能となり、機能のバージョンアップが容易に行える。
CCD101は、光学画像を光電変換するための固体撮像素子であり、画像処理は、画像ノイズ除去用相関二重サンプリング、利得調整、デジタル信号変換回路を有する。
システムコントローラ104は、CCD101より画像処理の出力データにホワイトバランス設定やガンマ設定を行い、フィルタリング処理により、輝度データ・色差データへの変換を行う制御ブロック、前述した装置各部の動作を制御するブロック、前述した制御に必要なデータ等を、一時的に保存するSRAM、パソコンなどの外部機器とUSB通信を行うUSBブロック、パソコンなどの外部機器とシリアル通信を行うシリアルブロック、JPEG圧縮・伸張を行うブロック、画像データのサイズを補間処理により拡大/縮小するブロック、画像データを液晶モニタやTVなどの外部表示機器に表示するためのビデオ信号に変換するTV信号表示ブロック、撮影された画像データを記録するメモリカードの制御を行うメモリカードブロックを有する。
システムコントローラ104は、CCD101より画像処理の出力データにホワイトバランス設定やガンマ設定を行い、フィルタリング処理により、輝度データ・色差データへの変換を行う制御ブロック、前述した装置各部の動作を制御するブロック、前述した制御に必要なデータ等を、一時的に保存するSRAM、パソコンなどの外部機器とUSB通信を行うUSBブロック、パソコンなどの外部機器とシリアル通信を行うシリアルブロック、JPEG圧縮・伸張を行うブロック、画像データのサイズを補間処理により拡大/縮小するブロック、画像データを液晶モニタやTVなどの外部表示機器に表示するためのビデオ信号に変換するTV信号表示ブロック、撮影された画像データを記録するメモリカードの制御を行うメモリカードブロックを有する。
SDRAM103は、前述したシステムコントローラ104で画像データに各種処理を施す際に、画像データを一時的に保存する。保存される画像データは、例えば、CCDから、画像処理を経由して取りこんで、ホワイトバランス設定、ガンマ設定が行われた状態の「RAW−RGB画像データ」や輝度データ・色差データ変換が行われた状態の「YUV画像データ」、JPEG圧縮された「JPEG画像データ」などである。
記憶部120は、メモリカードスロットルにメモリカードが装着されていない場合でも、撮影した画像データを記憶できるようにするための内蔵メモリである。
モニタ13は、撮影前に被写体の状態を監視する、撮影した画像を確認する、メモリカードや前述した内蔵メモリに記録した画像データを表示するなどを行うためのモニタである。
外部I/O123は、パソコンなどの外部機器とシリアル通信を行うために、シリアルブロックの出力信号を電圧変換するための回路である。
操作部119は、ユーザが操作するKey回路である。
音声記録ユニット115は、ユーザが音声信号を入力するマイク、入力された音声信号を増幅するマイクAMP、増幅された音声信号を記録する音声記録回路からなる。
音声再生ユニット116は、記録された音声信号をスピーカーから出力できる信号に変換する音声再生回路、変換された音声信号を増幅し、スピーカーを駆動するためのオーディオAMP、音声信号を出力するスピーカーからなる。
記憶部120は、メモリカードスロットルにメモリカードが装着されていない場合でも、撮影した画像データを記憶できるようにするための内蔵メモリである。
モニタ13は、撮影前に被写体の状態を監視する、撮影した画像を確認する、メモリカードや前述した内蔵メモリに記録した画像データを表示するなどを行うためのモニタである。
外部I/O123は、パソコンなどの外部機器とシリアル通信を行うために、シリアルブロックの出力信号を電圧変換するための回路である。
操作部119は、ユーザが操作するKey回路である。
音声記録ユニット115は、ユーザが音声信号を入力するマイク、入力された音声信号を増幅するマイクAMP、増幅された音声信号を記録する音声記録回路からなる。
音声再生ユニット116は、記録された音声信号をスピーカーから出力できる信号に変換する音声再生回路、変換された音声信号を増幅し、スピーカーを駆動するためのオーディオAMP、音声信号を出力するスピーカーからなる。
図27は電池電圧読み込み回路の一例を示した図である。
図27に示す電池電圧の読み込み回路においては、電源分圧回路81において電池の電圧を分圧し、システムコントローラ104に取り込みAD変換して電圧値を読込む。
なお、電源回路82は各部に電源電圧を供給する。83は負荷回路である。
図28は、電源分圧回路の回路構成の一例を示した図である。
電源分圧回路では、システムコントローラ104からのCPU制御信号がHになり、抵抗R3を通してトランジスタTr1をONする。トランジスタTr1がONすると、電池電圧が抵抗R1と抵抗R2によって分圧され、電池電圧Vb/(R2/(R1+R2))がシステムコントローラ104に入力される。システムコントローラ104では入力電圧をAD変換して読込むデータはR1とR2の分圧比によって電源電圧に換算するようにしている。トランジスタTr1は、電池電圧を読込まない場合に、無駄な電流を流さないためのSWになっている。
図27に示す電池電圧の読み込み回路においては、電源分圧回路81において電池の電圧を分圧し、システムコントローラ104に取り込みAD変換して電圧値を読込む。
なお、電源回路82は各部に電源電圧を供給する。83は負荷回路である。
図28は、電源分圧回路の回路構成の一例を示した図である。
電源分圧回路では、システムコントローラ104からのCPU制御信号がHになり、抵抗R3を通してトランジスタTr1をONする。トランジスタTr1がONすると、電池電圧が抵抗R1と抵抗R2によって分圧され、電池電圧Vb/(R2/(R1+R2))がシステムコントローラ104に入力される。システムコントローラ104では入力電圧をAD変換して読込むデータはR1とR2の分圧比によって電源電圧に換算するようにしている。トランジスタTr1は、電池電圧を読込まない場合に、無駄な電流を流さないためのSWになっている。
図29は、電源分圧回路の回路構成の他の例を示した図である。
この図29に示す電源分圧回路では、電池電圧読込み時はシステムコントローラ104からのCPU制御信号がHになり、コンデンサC1の電荷を放電する、次に、CPU制御信号がHからLに変わり、Lに変わってからシステムコントローラ104からの入力信号がHと判定するまでの時間を測定する、測定はシステムコントローラ104内部のタイマーを使用しても良いし、ソフト的に数えても良い。
システムコントローラ104は、電源回路82によって定電圧電源が供給されているため、CMOSの入力判定レベルはほぼVcc/2になり、一定の電圧で判定が行われる。
時間は、電池電圧と抵抗R4とコンデンサC1の値で決まる、抵抗R4とコンデンサC1は固定されているので電池電圧に比例し、時間から電池電圧を換算することができる。
この図29に示す電源分圧回路では、電池電圧読込み時はシステムコントローラ104からのCPU制御信号がHになり、コンデンサC1の電荷を放電する、次に、CPU制御信号がHからLに変わり、Lに変わってからシステムコントローラ104からの入力信号がHと判定するまでの時間を測定する、測定はシステムコントローラ104内部のタイマーを使用しても良いし、ソフト的に数えても良い。
システムコントローラ104は、電源回路82によって定電圧電源が供給されているため、CMOSの入力判定レベルはほぼVcc/2になり、一定の電圧で判定が行われる。
時間は、電池電圧と抵抗R4とコンデンサC1の値で決まる、抵抗R4とコンデンサC1は固定されているので電池電圧に比例し、時間から電池電圧を換算することができる。
図30は、第4の実施形態に係るデジタルカメラの動作フローで、電源ON後初期設定(S1)が行われ、次にモニタの消灯フラグ(電池電圧が下がり、モニタの点灯を禁止するフラグ)を確認し(S2)、電池の電圧を読込む(S3)。
ステップ4においてモニタ消灯フラグがLの場合には、電池電圧がモニタの点灯を禁止する電圧であるか判断し(S5)、禁止を読み込んだ場合にはモニタ消灯フラッグをHにして(S6)、モニタを表示せずに、カメラの初期設定動作に入る(S10)。
一方、ステップS4においてモニタ消灯フラグがHの場合は、Hを解除する電源電圧であるかの判断を行い(S7)、解除が判断されると(S8)、モニタに予め設定されている画像表示を行い(S9)、カメラの初期設定動作に入る。初期設定動作が完了すると設定されているカメラのモードに合わせてモニタ表示を開始する(S12)。
ステップ4においてモニタ消灯フラグがLの場合には、電池電圧がモニタの点灯を禁止する電圧であるか判断し(S5)、禁止を読み込んだ場合にはモニタ消灯フラッグをHにして(S6)、モニタを表示せずに、カメラの初期設定動作に入る(S10)。
一方、ステップS4においてモニタ消灯フラグがHの場合は、Hを解除する電源電圧であるかの判断を行い(S7)、解除が判断されると(S8)、モニタに予め設定されている画像表示を行い(S9)、カメラの初期設定動作に入る。初期設定動作が完了すると設定されているカメラのモードに合わせてモニタ表示を開始する(S12)。
カメラの初期設定動作としては、撮影モードでは、バリア開、鏡胴繰出し、記録画像の表示を行う。条件設定などのモード時では、その画像表示準備を行い、モニタOFFモードでは、表示OFFを行う。
また、初期設定後の表示としては、撮影モードでは、撮像素子の読込み画像表示、記録画像の表示を行う。条件設定などのモード時は、その画像表示を行い、モニタOFFモードでは、表示OFFを行う。
動作が終了すると、通常の信号待ちの状態に入る。
このように第5の実施形態によれば、電源ON後、画像読込みまでの期間に、予め設定されている画像をモニタで表示する撮影装置において、電池が消耗し、電圧が低下すると電源ONから撮影画像取り込みまでの動作時間が長くなる(バリヤ開、鏡胴繰出し、CCD通電)ため、モニタに通電している電流をOFFし、画像取り込み可能な状態にするための回路に電流を供給し、その分動作を早くする。
また、初期設定後の表示としては、撮影モードでは、撮像素子の読込み画像表示、記録画像の表示を行う。条件設定などのモード時は、その画像表示を行い、モニタOFFモードでは、表示OFFを行う。
動作が終了すると、通常の信号待ちの状態に入る。
このように第5の実施形態によれば、電源ON後、画像読込みまでの期間に、予め設定されている画像をモニタで表示する撮影装置において、電池が消耗し、電圧が低下すると電源ONから撮影画像取り込みまでの動作時間が長くなる(バリヤ開、鏡胴繰出し、CCD通電)ため、モニタに通電している電流をOFFし、画像取り込み可能な状態にするための回路に電流を供給し、その分動作を早くする。
また、電圧低下時にOFFすることによって、バッテリエンドになる状態を回避する。
電池が複数使用されるカメラでは、電池の特性によって、電力供給能力が変わるため、それぞれの電源に対応した検出値を設定する必要がある。
禁止読込みと解除読込みのレベルにヒステリシスを設けることによって、禁止読込みと解除間の発振を防止することができる。
禁止読込みレベル以下に低下した時には、復帰後も電力供給能力が低下しているため、復帰を行わない様に設定することによって、誤作動を防止する。
電池の初期時は、大電流を取り出しても、電圧低下は小さいが、末期になると電圧低下が大きくなり、電池寿命の低下や撮影起動時間の増加が発生するが、第4の実施形態のデジタルカメラによれば、電池の能力低下時に、消費電流を抑えることによって、電池寿命を延ばし起動時間の短縮を行うことができる。
電池は、休止期間を置くことによって復帰するため、復帰後は表示を行うことができる。
また種類の異なる電源使用時に、その電源に合った動作を行うことができる。
また復帰後に電圧は上昇するが、電力供給が出来ないような電源に対応することができる。
電池が複数使用されるカメラでは、電池の特性によって、電力供給能力が変わるため、それぞれの電源に対応した検出値を設定する必要がある。
禁止読込みと解除読込みのレベルにヒステリシスを設けることによって、禁止読込みと解除間の発振を防止することができる。
禁止読込みレベル以下に低下した時には、復帰後も電力供給能力が低下しているため、復帰を行わない様に設定することによって、誤作動を防止する。
電池の初期時は、大電流を取り出しても、電圧低下は小さいが、末期になると電圧低下が大きくなり、電池寿命の低下や撮影起動時間の増加が発生するが、第4の実施形態のデジタルカメラによれば、電池の能力低下時に、消費電流を抑えることによって、電池寿命を延ばし起動時間の短縮を行うことができる。
電池は、休止期間を置くことによって復帰するため、復帰後は表示を行うことができる。
また種類の異なる電源使用時に、その電源に合った動作を行うことができる。
また復帰後に電圧は上昇するが、電力供給が出来ないような電源に対応することができる。
1…デジタルカメラ、3…鏡胴ユニット、4…ストロボ発光部、5…測距ユニット、6…光学ファインダ、7…リモコン受光部、9…レリーズボタン、10…モードダイヤル、11…サブLCD、13…LCD、13…LCDモニタ、14…LED、15…ストロボLED、16…電源スイッチ、17…操作ボタンユニット、18…ズームボタン、19…操作部、20…側面、21…外部拡張メモリ、22…外部拡張メモリ装填部、23…バッテリ、23…マンガン電池、23…リチウム電池、24…DCコンバータ、25…電圧検出部、26…LEDストロボ回路、27…スイッチ部、28…バッテリ挿入検出部、29…バッテリ放電部、30…温度検出手段、31…照明手段、32…電源供給手段、44…LEDストロボ部、50…電流制限部、51…発光数制御部、52…通信手段、81…電源分圧回路、82…電源回路、91…ストロボ回路
Claims (16)
- ストロボ機能として半導体発光素子を有する撮像装置において、前記半導体発光素子に流れる電流を制限する電流制限部を備え、前記電流制限部は消費電流量が増加する所定の条件下で前記半導体発光素子に流れる電流を制限することを特徴とする撮像装置。
- ストロボ機能として半導体発光素子を有する撮像装置において、発光する前記半導体発光素子の個数を制御する発光数制御部を備え、前記発光数制御部は消費電流量が増加する所定の条件下で、発光する前記半導体発光素子の個数を制御することを特徴とする撮像装置。
- 請求項1又は2に記載の撮像装置において、前記所定の条件は、モータ動作時であることを特徴とする撮像装置。
- 請求項1又は2に記載の撮像装置において、前記所定の条件は、メモリ動作時であることを特徴とする撮像装置。
- 請求項1又は2に記載の撮像装置において、前記所定の条件は、通信動作時であることを特徴とする撮像装置。
- 請求項1又は2に記載の撮像装置において、前記所定の条件は、バッテリ残容量が少ないときであることを特徴とする撮像装置。
- 固体撮像素子によって被写体を撮像する撮像手段と、被写体を照明する照明手段と、前記撮像手段と前記照明手段を制御する制御手段と、少なくとも前記撮像手段、前記照明手段、及び前記制御手段に電力を供給する電力供給手段と、を備え、前記制御手段は、前記照明手段の負荷変動を制御することにより前記撮像手段によって得られた画像を劣化させないようにしたことを特徴とする撮像装置。
- 請求項7に記載の撮像装置において、前記制御手段は、前記照明手段に電力を供給する電力供給時間を変化させることを特徴とする撮像装置。
- 請求項8に記載の撮像装置において、前記制御手段は、前記電源供給手段の電源状態に応じて、前記照明手段に電力を供給する電力供給時間を変化させることを特徴とする撮像装置。
- 請求項8に記載の撮像装置において、前記制御手段は、環境温度に応じて、前記照明手段に電力を供給する電力供給時間を変化させることを特徴とする撮像装置。
- 請求項8に記載の撮像装置において、前記制御手段は、前記電源供給手段の負荷状態に応じて、前記照明手段に電力を供給する電力供給時間を変化させることを特徴とする撮像装置。
- 請求項8に記載の撮像装置において、前記制御手段は、予め設定された制御方法で前記照明手段に電力を供給する電力供給時間を変化させることを特徴とする撮像装置。
- 請求項8に記載の撮像装置において、前記制御手段は、前記照明手段の負荷変動を監視しながら、前記照明手段に電力を供給する電力供給時間を変化させることを特徴とする撮像装置。
- 請求項8に記載の撮像装置において、前記制御手段は、前記電源供給手段の負荷変動を監視しながら、前記照明手段に電力を供給する電力供給時間を変化させることを特徴とする撮像装置。
- 請求項7に記載の撮像装置において、前記制御手段は、前記撮像手段が撮像中は、前記照明手段の電力供給の開始、停止を行わないよう制御することを特徴とする撮像装置。
- 請求項7に記載の撮像装置において、前記制御手段は、制御方法は、撮像手段が画像転送中は、照明手段の電力供給の開始、停止を行わないよう制御することを特徴とする撮像装置。
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