[go: up one dir, main page]

JP2008065762A - 高い環境耐久性を有するタッチパネルとその製造方法 - Google Patents

高い環境耐久性を有するタッチパネルとその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008065762A
JP2008065762A JP2006245606A JP2006245606A JP2008065762A JP 2008065762 A JP2008065762 A JP 2008065762A JP 2006245606 A JP2006245606 A JP 2006245606A JP 2006245606 A JP2006245606 A JP 2006245606A JP 2008065762 A JP2008065762 A JP 2008065762A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode plate
upper electrode
plastic film
touch panel
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006245606A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008065762A5 (ja
Inventor
Shozo Furukawa
正三 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Component Ltd
Original Assignee
Fujitsu Component Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Component Ltd filed Critical Fujitsu Component Ltd
Priority to JP2006245606A priority Critical patent/JP2008065762A/ja
Priority to US11/898,370 priority patent/US20080062142A1/en
Publication of JP2008065762A publication Critical patent/JP2008065762A/ja
Publication of JP2008065762A5 publication Critical patent/JP2008065762A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
    • G06F3/045Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means using resistive elements, e.g. a single continuous surface or two parallel surfaces put in contact

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)

Abstract

【課題】環境変化が激しい場所で使用されるタッチパネルであっても、上部電極板のプラスチックフィルムの伸縮を防止することにより、上部電極板のプラスチックフィルムに物理的なストレスが発生を防止し、透明導電膜や引き出し線における電気的な機能不良を引き起こしたり、上部電極板が下部電極板から剥がれたりするおそれをなくすこと。
【解決手段】タッチパネル1は、上部電極板31と下部電極板32とが、それぞれの該透明導電膜2、12を互いに導電接触可能に対向かつ離間させた相対配置で組み合わされている。そして、上部電極板31は、プラスチックフィルム基板3の、透明導電膜2を設けた表面とは反対側の第2表面に沿って配置される上部ガラス板5と、プラスチックフィルム基板3と上部ガラス板5との間に介在し、該上部ガラス板5をその全面に渡って該プラスチックフィルム基板3の第2表面に固定する接着剤層11とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、タッチパネルおよびその製造方法に関する。
ITO(インジウムと錫との酸化物)等の透明導電膜を有する上部電極板と下部電極板とを所定の間隔を開けて対向させて形成されたタッチパネルは、指先等による上部電極板の押し下げで、上部電極板と下部電極板の透明導電膜を接触させ、電気的接続により、その押し下げ位置を検出する。従って、指先等により直接押される上部電極板は、ある程度可撓性を有する必要があると共に、下部電極板は、押し下げに耐えうる剛性を有する必要がある。そのため、上部電極板は、スパッタリング等の方法により透明導電膜を膜付けしたポリエチレンテレフタレート(PET)等のプラスチックフィルムで構成され、下部電極板は、同様の方法で透明導電膜を膜付したガラス板で構成されるのが一般的である。
特許文献1では、透明導電膜に作用する熱応力を軽減させてタッチパネルの長寿命化を図る、タッチパネルが開示されている。このタッチパネルは、上部電極板がプラスチックフィルムから形成され、下部電極板がガラス基板で形成されると共に、上部電極板の上に、更に耐熱アクリル系樹脂のハードコート層を設けている。タッチペンによるハードコート層への摩擦係数が小さいため、摩擦熱を抑制して、透明導電膜に作用する熱応力を軽減することができる。
特許文献2では、外光が入射する側の透明絶縁基材上に紫外線遮蔽層を設けることにより、紫外線が、上記押し下げ位置の検出座標の誤差要因となることを防止したタッチパネルが開示されている。一つの実施例として、上部電極板がプラスチックフィルムから形成され、下部電極板がガラス基板で形成されると共に、上部電極板の上に、更に紫外線遮蔽層として機能するガラス板を設けたものが記載されている。
特開2005-284603号公報 特許第2619921号公報
特許文献1のタッチパネルは、上部電極板がプラスチックフィルムで下部電極板がガラス板(以下「フィルム−ガラス構造」という)の構造なので、激しい環境(温度と湿度)変化時に、上部電極板と下部電極板の膨張係数の違いから、上部電極板のプラスチックフィルムに物理的なストレスが発生し、透明導電膜や引き出し線における電気的な機能不良を引き起こしたり、上部電極板が下部電極板から剥がれたりするおそれがある。
特許文献2のタッチパネルでは、上部電極板の上にガラス板を設けているが、このガラス板は、あくまでも紫外線を遮蔽することだけを目的としたものである。従って、上部電極板と下部電極板との貼り合せ方法に準じて、ガラス板と上部電極板とを両者の外縁に沿って貼合せた場合には、上部電極板は、その上下のガラス板(下部電極板及び紫外線遮蔽層)の間で、激しい環境(温度と湿度)変化時に、膨張係数の相違による多大なストレスを受けることになる。
本発明の目的は、多大な温度変化等の劣悪な環境下で使用される場合にも、上述した上部電極板と下部電極板との間の物理的なストレスの発生を防止し、透明導電膜や引き出し線における電気的な機能不良を引き起こしたり、上部電極板が下部電極板から剥がれたりするおそれをなくすことである。
上記目的を達成するために、本発明によれば以下のような特徴を有するタッチパネルおよびタッチパネルの製造方法が提供される。
請求項1の発明では、プラスチックフィルム基板及び該プラスチックフィルム基板の表面に設けられる透明導電膜を備えた上部電極板と、ガラス基板及び該ガラス基板の表面に設けられる透明導電膜を備えた下部電極板とを具備し、それらの上部電極板と下部電極板とが、それぞれの該透明導電膜を互いに導電接触可能に対向かつ離間させた相対配置で組み合わされてなるタッチパネルにおいて、上記上部電極板は、上記プラスチックフィルム基板の、上記透明導電膜を設けた上記表面とは反対側の第2表面に沿って配置される上部ガラス板と、上記プラスチックフィルム基板と上記上部ガラス板との間に介在し、該上部ガラス板をその全面に渡って該プラスチックフィルム基板の上記第2表面に固定する接着剤層とを備えること、を特徴とする。
請求項2の発明では、上記上部電極板は、上記上部ガラス板の、上記接着剤層が介在する側とは反対側の表面に沿って配置される光学機能性部材を更に備える、ことを特徴とする。
請求項3の発明では、上記光学機能性部材は、アンチグレア処理及びハードコート処理を施したプラスチックフィルムを含む、ことを特徴とする。
請求項4の発明では、上記光学機能性部材は、偏光板を含む、ことを特徴とする。
請求項5の発明では、上記光学機能性部材は、1/4波長板を含む、ことを特徴とする。
請求項6の発明では、上記光学機能部材の最外面に、アンチリフレクション処理及び防汚処理が施されている、ことを特徴とする。
請求項7の発明では、タッチパネルの製造方法であって、プラスチックフィルム基板及び該プラスチックフィルム基板の表面に設けられる透明導電膜を備えた上部電極板を用意するステップと、ガラス基板及び該ガラス基板の表面に設けられる透明導電膜を備えた下部電極板を用意するステップと、上記上部電極板と上記下部電極板とを、それぞれの上記透明導電膜を互いに導通接触可能に対向かつ離間させた相対配置で組み合わせるステップと、上記上部電極板の上記プラスチックフィルム基板の、上記透明導電膜を設けた上記表面とは反対側の第2表面に沿って、上部ガラス板を配置するとともに、該上部ガラス板をその全体に渡って、接着剤により該第2表面に固定して、上部電極板を形成するステップと、を有することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、上部電極板のプラスチックフィルム基板の、透明導電膜とは反対側の面に、ガラス板をガラス板の全面に渡って広がる接着剤層を介して配置した、ことにより、上部電極板上の上部ガラス板と下部電極板のガラス基板の膨張係数に相違がないため、上部電極板のプラスチックフィルムに物理的なストレスが発生せず、透明導電膜や引き出し線における電気的な機能不良を引き起こしたり、上部電極板が下部電極板から剥がれたりするおそれがない。
請求項2に記載の発明によれば、上部電極板の上部ガラス板に、更に光学機能性部材を配置したので、タッチパネルの視認性がよくなる。
請求項3に記載の発明によれば、光学機能性部材は、アンチグレア処理及びハードコート処理を施したプラスチックフィルムを含むので、アンチグレア処理により、反射光を拡散させることができるので、防眩効果を有すると共に、ハードコート処理により、タッチパネルに生じる擦り傷を防止することができる。
請求項4に記載の発明によれば、光学機能性部材は、偏光板を含むので、外光からの反射を低減させて、画面表示のコントラストを高めると共に、視認性を向上させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、光学機能性部材は、1/4波長板を含むので、偏光板と合わさることにより、円偏光板になり、外光からの反射を低減することができる。
請求項6に記載の発明によれば、光学機能部材の最外面に、アンチリフレクション処理及び防汚処理が施されているので、外光反射の低減および表示光の透過を高めることができる。
請求項7に記載の発明によれば、上部電極板のプラスチックフィルム基板の、透明導電膜を設けた表面とは反対側の第2表面に沿って、上部ガラス板を配置するとともに、該上部ガラス板をその全体に渡って、接着剤により該第2表面に固定して、上部電極板を形成するステップ、を有することにより、現在の作業工程に、上部電極板のプラスチックフィルム基板の上に上部ガラス板を貼り付ける工程を追加すればよいだけである。従って、作業ラインに大幅な変更を加えることなしに、激しい環境(温度と湿度)変化に強いタッチパネルをつくることができるので、コストパフォーマンスも高くなる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。全図面に渡り、対応する構成要素には共通の参照符号を付す。図1は、本発明の第一の実施形態のタッチパネル1を示す。タッチパネル1は、プラスチックフィルム基板3及びプラスチックフィルム基板3の表面に設けられる透明導電膜2を備えた上部電極板31と、ガラス基板4及びガラス基板4の表面に設けられる透明導電膜12を備えた下部電極板32とを具備している。そして、それらの上部電極板31と下部電極板32とが、それぞれの透明導電膜2、12を互いに導電接触可能に対向かつ離間させた相対配置で組み合わされている。具体的には、下部電極板32の外縁に粘着テープ等の粘着部材10を貼り、その上に上部電極板31を配置し貼り合わせる。そして、上部電極板31は、プラスチックフィルム基板3の、透明導電膜2を設けた表面とは反対側の第2表面に沿って配置される上部ガラス板5と、プラスチックフィルム基板3と上部ガラス板5との間に介在し、上部ガラス板5をその全面に渡ってプラスチックフィルム基板3の第2表面に固定する接着剤層11とを備えている。具体的には、ガラス板5の全面に接着剤を付けその接着剤層11により、上部ガラス板5をプラスチックフィルム基板3の透明導電膜2を設けた表面とは反対側の第2表面に貼り合せる。これにより、プラスチックフィルム基板3上の上部ガラス板5とガラス基板4の膨張係数に相違がないため、プラスチックフィルム基板3に物理的なストレスが発生せず、透明導電膜2、12や引き出し線9(図6参照のこと)における電気的な機能不良を引き起こしたり、上部電極板31が下部電極板32から剥がれたりするおそれがない。
また、例えば、押圧時に割れることなく撓むように、上部電極板31の厚みを、0.02〜0.2mmとし、ガラス基板5の厚みを0.05〜0.5mmに設定してもよい。また、プラスチックフィルム基板3のプラスチックフィルムの材料をポリエチレンテレフタレート(PET)とすれば、この材料は、広く使用されているため、更に低コスト化を図ることができる。
図2は、本発明の第二の実施形態のタッチパネル60を示す。
タッチパネル60は、上部電極板231の上部ガラス板5に、更に光学機能性部材6を光学機能性部材6の全面に渡って広がる接着剤層13を介して配置したことを除き、実質的に第一の実施形態におけるタッチパネル1と同一の構成を有する。従って、対応する構成要素には、共通の参照符号を付してその説明を省略する。上部電極板231は、上部ガラス板5の、接着剤層11が介在する側とは反対側の表面に沿って配置される光学機能性部材6を更に備える。光学機能部材6は、具体的には、光学機能部材6の全面に接着剤を付けその接着剤層13により、光学機能部材6をガラス板5に貼り合せる。ここで「光学機能性部材」は、タッチパネルをこの部材を通して見ると、タッチパネルの視認性を改善することができる部材である。この光学機能部材6は、プラスチックフィルム等でできている。また、光学機能性部材6は、アンチグレア処理及びハードコート処理を施したプラスチックフィルムを含むことが可能である。アンチグレア処理により、反射光を散乱させることができるので、防眩効果を有すると共に、ハードコート処理により、タッチパネル60を触る際に生じる擦り傷を防止することができる。
更に、上部電極板231のプラスチックフィルム基板3のプラスチック材料を、光学的等方性を有するポリカーポネート(PC)、ポリエーテルスルフォン(PES)、ポリスルフォン(PSF)、ポリオレフィン(PO)系のいずれかとし、光学機能性部材6は、偏光板16を含むことが可能である。光学機能性部材を偏光板16にすることにより、外光からの反射を低減させて、画面表示のコントラストを高めると共に、視認性を向上させることができる。
図3は、本発明の第三の実施形態のタッチパネル70を示す。タッチパネル70は、光学機能性部材63として、偏光板16と1/4波長板7を上部電極板331のガラス板5の上に配置したことを除き、実質的に第一の実施形態におけるタッチパネル1と同一の構成を有する。従って、対応する構成要素には、共通の参照符号を付してその説明を省略する。光学機能性部材63は1/4波長板7を含むことが可能である。そして、本実施形態では、光学機能性部材63が偏光板16と、1/4波長板7を接着剤層15で貼り合せて作られていると共に、1/4波長板7側を接着剤層14でガラス板5に貼り合せている。偏光板16と1/4波長板7を貼り合せることで、円偏光板17となる。
偏光板16は、前述したアンチグレア処理及びハードコート処理がなされていてもよい。プラスチックフィルム基板3のプラスチック材料は、光学等方的なポリカーポネート(PC)、ポリエーテルスルフォン(PES)、ポリスルフォン(PSF)、ポリオレフィン(PO)系のいずれかである。これにより、外光からの反射を低減させて、画面表示のコントラストを高め、視認性を向上させることができると共に、円偏光板17により、外光からの反射を低減することができる。すなわち、透明導電膜での外光の反射を防ぐことができる。更に、液晶ディスプレイの光を殆ど損失無く透過させることができる。
図4は、本発明の第四の実施形態のタッチパネル80を示す。タッチパネル80は、上部電極板431の光学機能性部材64の表面に更にスパッタリング、またはコーティングにより、アンチリフレクション処理および防汚処理8を施したことを除き、実質的に第三の実施形態におけるタッチパネル70と同一の構成を有する。従って、対応する構成要素には、共通の参照符号を付してその説明を省略する。
光学機能性部材64の最外面に、アンチリフレクション処理及び防汚処理8が施されている。具体的には、アンチリフレクション処理および防汚処理8は、光学機能性部材64の偏光板16の表面に施された、例えば、金属酸化膜および防汚用フッ素コーティングなどである。これにより、更なる外光反射の低減および表示光の透過を高めることが出来る。
次に第一の実施形態のタッチパネル1の製造方法を示す。図5(a)は、上部電極板31と下部電極板32の貼り合せ段階を示し、図5(b)は、引き出し線9を下部電極板32に圧着する段階を示し、図5(c)は、上部電極板31にガラス板5を貼り合わせる段階を示す。
本発明に係る製造方法は、プラスチックフィルム基板3及びプラスチックフィルム基板3の表面に設けられる透明導電膜2を備えた上部電極板31を用意するステップと、ガラス基板4及びガラス基板4の表面に設けられる透明導電膜12を備えた下部電極板32を用意するステップとを有する。そして、上部電極板31と下部電極板32とを、それぞれの透明導電膜2、12を互いに導通接触可能に対向かつ離間させた相対配置で組み合わせるステップを有する。更に、上部電極板31のプラスチックフィルム基板3の、透明導電膜2を設けた表面とは反対側の第2表面に沿って、上部ガラス板5を配置するとともに、上部ガラス板5をその全体に渡って、接着剤により第2表面に固定して、上部電極板31を形成するステップを有する。
図示の実施形態では、タッチパネルの製作工程は、まず、下部電極板32の上に上部電極板31を配置する段階を有する。図5(a)のように、下部電極板31の外縁に粘着テープ等の粘着部材10を貼り、その上に上部電極板31を配置し貼り合わせる。次に、下部電極板32上に引き出し線9を圧着する段階を有する。引き出し線9は、例えばFPC(フレキシブルプリント配線板)などである。(図5(b)参照のこと)そして、上部電極板31に、上部ガラス板5を配置する段階を有する。上部ガラス板5の全面に接着剤を付けて、その接着剤層11によりガラス5を上部電極板31に貼り合わせる(図5(c)参照のこと)。このように通常のフィルム−ガラス基板の製作工程に加えて、上部電極板31に上部ガラス板5を貼り合わせる工程を追加すればよく、作業ラインに大幅な変更を加える必要がないため、コストパフォーマンスの良い、激しい環境(温度と湿度)変化に強いタッチパネルを作ることができる。
更に、第二、第三、第四の実施形態のタッチパネル60を作るために、図5(d)で示すように、ガラス板5に第二、第三、第四の実施形態の光学機能性部材6、63、64を貼り合わせてもよい。
第一の実施形態によるタッチパネルの断面図である。 第二の実施形態によるタッチパネルの断面図である。 第三の実施形態によるタッチパネルの断面図である。 第四の実施形態によるタッチパネルの断面図である。 上部ガラス板または、光学的機能性部材を上部ガラス板に貼り合わせた部材を有するタッチパネルの製作工程を示す図である。(a)は上部電極板と下部電極板の貼り合せ段階を示し、(b)は引き出し線を下部電極板に圧着段階を示し、(c)は上部電極板に上部ガラス板を貼り合わせる段階を示し、そして(d)は上部電極板に、光学機能性部材を上部ガラス板の上に貼り合わせた部材を、貼り合わせる段階を示す。
符号の説明
1 タッチパネル
2 透明導電膜
3 プラスチックフィルム基板
4 ガラス基板
5 上部ガラス板
6 光学機能性部材
7 1/4波長板
8 アンチフレクション処理および防汚処理
9 引き出し線
10 粘着部材
11 接着剤層
12 透明導電膜
13 接着剤層
14 接着剤層
15 接着剤層
16 偏光板
17 円偏光板

Claims (7)

  1. プラスチックフィルム基板及び該プラスチックフィルム基板の表面に設けられる透明導電膜を備えた上部電極板と、ガラス基板及び該ガラス基板の表面に設けられる透明導電膜を備えた下部電極板とを具備し、それらの上部電極板と下部電極板とが、それぞれの該透明導電膜を互いに導電接触可能に対向かつ離間させた相対配置で組み合わされてなるタッチパネルにおいて、
    前記上部電極板は、
    前記プラスチックフィルム基板の、前記透明導電膜を設けた前記表面とは反対側の第2表面に沿って配置される上部ガラス板と、
    前記プラスチックフィルム基板と前記上部ガラス板との間に介在し、該上部ガラス板をその全面に渡って該プラスチックフィルム基板の前記第2表面に固定する接着剤層とを備えること、を特徴とする、タッチパネル。
  2. 前記上部電極板は、前記上部ガラス板の、前記接着剤層が介在する側とは反対側の表面に沿って配置される光学機能性部材を更に備える、請求項1に記載のタッチパネル。
  3. 前記光学機能性部材は、アンチグレア処理及びハードコート処理を施したプラスチックフィルムを含む、請求項2に記載のタッチパネル。
  4. 前記光学機能性部材は、偏光板を含む、請求項2又は3に記載のタッチパネル。
  5. 前記光学機能性部材は、1/4波長板を含む、請求項4に記載のタッチパネル。
  6. 前記光学機能性部材の最外面に、アンチリフレクション処理及び防汚処理が施されている、請求項2〜5のいずれか1項に記載のタッチパネル。
  7. タッチパネルの製造方法であって、
    プラスチックフィルム基板及び該プラスチックフィルム基板の表面に設けられる透明導電膜を備えた上部電極板を用意するステップと、
    ガラス基板及び該ガラス基板の表面に設けられる透明導電膜を備えた下部電極板を用意するステップと、
    前記上部電極板と前記下部電極板とを、それぞれの前記透明導電膜を互いに導通接触可能に対向かつ離間させた相対配置で組み合わせるステップと、
    前記上部電極板の前記プラスチックフィルム基板の、前記透明導電膜を設けた前記表面とは反対側の第2表面に沿って、上部ガラス板を配置するとともに、該上部ガラス板をその全体に渡って、接着剤により該第2表面に固定して、上部電極板を形成するステップと、を有することを特徴とする方法。
JP2006245606A 2006-09-11 2006-09-11 高い環境耐久性を有するタッチパネルとその製造方法 Pending JP2008065762A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006245606A JP2008065762A (ja) 2006-09-11 2006-09-11 高い環境耐久性を有するタッチパネルとその製造方法
US11/898,370 US20080062142A1 (en) 2006-09-11 2007-09-11 Touch panel having high environmental durability and manufacturing method thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006245606A JP2008065762A (ja) 2006-09-11 2006-09-11 高い環境耐久性を有するタッチパネルとその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008065762A true JP2008065762A (ja) 2008-03-21
JP2008065762A5 JP2008065762A5 (ja) 2009-10-01

Family

ID=39169107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006245606A Pending JP2008065762A (ja) 2006-09-11 2006-09-11 高い環境耐久性を有するタッチパネルとその製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20080062142A1 (ja)
JP (1) JP2008065762A (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9383881B2 (en) * 2009-06-03 2016-07-05 Synaptics Incorporated Input device and method with pressure-sensitive layer
FR2977329B1 (fr) * 2011-07-01 2014-06-13 Essilor Int Article optique comprenant un revetement anti-reflets ayant des proprietes de resistance aux fissures sous contrainte mecanique amelioree
CN103500035A (zh) * 2013-08-29 2014-01-08 江苏宇天港玻新材料有限公司 一种大片ogs基板及其生产方法
WO2015043298A1 (zh) * 2013-09-29 2015-04-02 宸鸿科技(厦门)有限公司 触控面板
CN105975126A (zh) 2013-09-29 2016-09-28 宸鸿科技(厦门)有限公司 触控面板及其制作方法
TWI515628B (zh) * 2014-06-17 2016-01-01 恆顥科技股份有限公司 觸控顯示器
CN107145254B (zh) * 2017-03-24 2023-05-23 江西合力泰科技有限公司 带压力感应功能的生物识别模组

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0628098A (ja) * 1992-07-07 1994-02-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 透明タッチパネル
JPH10124236A (ja) * 1996-10-25 1998-05-15 Alps Electric Co Ltd 座標入力装置
JP2002328781A (ja) * 2001-04-27 2002-11-15 Gunze Ltd タッチパネル及びその製造方法、並びにディスプレイ装置
JP2003067123A (ja) * 2001-08-29 2003-03-07 Kawaguchiko Seimitsu Co Ltd タッチパネル
JP2004259256A (ja) * 2003-02-05 2004-09-16 Nitto Denko Corp 透明積層体、ペン入力画像表示装置および画像表示方法
JP2006072694A (ja) * 2004-09-02 2006-03-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd タッチパネル

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3839078A (en) * 1970-12-11 1974-10-01 Ici Ltd Method of coating substrates
JP3870012B2 (ja) * 2000-06-28 2007-01-17 アルプス電気株式会社 座標入力装置
JP4646131B2 (ja) * 2003-02-03 2011-03-09 株式会社ブリヂストン 透明導電性フィルム、透明導電板及びタッチパネル
JP2005227708A (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd 液晶表示素子
JP4860121B2 (ja) * 2004-06-21 2012-01-25 日本電気株式会社 液晶表示装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0628098A (ja) * 1992-07-07 1994-02-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 透明タッチパネル
JPH10124236A (ja) * 1996-10-25 1998-05-15 Alps Electric Co Ltd 座標入力装置
JP2002328781A (ja) * 2001-04-27 2002-11-15 Gunze Ltd タッチパネル及びその製造方法、並びにディスプレイ装置
JP2003067123A (ja) * 2001-08-29 2003-03-07 Kawaguchiko Seimitsu Co Ltd タッチパネル
JP2004259256A (ja) * 2003-02-05 2004-09-16 Nitto Denko Corp 透明積層体、ペン入力画像表示装置および画像表示方法
JP2006072694A (ja) * 2004-09-02 2006-03-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd タッチパネル

Also Published As

Publication number Publication date
US20080062142A1 (en) 2008-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4449616B2 (ja) タッチパネル
JP4450089B2 (ja) タッチパネル及び電気光学装置
JP2008102968A (ja) タッチパネル
TW201510805A (zh) 觸控裝置
JP2008065762A (ja) 高い環境耐久性を有するタッチパネルとその製造方法
JP2010086510A (ja) 両面一体型タッチ・パネル構造
TW201413512A (zh) 觸控顯示裝置以及觸控面板
JP2002222055A (ja) タッチパネル
JP2008204320A (ja) タッチパネル
JP2010108172A (ja) タッチパネルおよびタッチパネル型表示装置
KR20140107113A (ko) 터치 패널
TWM578418U (zh) 觸控顯示裝置
JP2006107015A (ja) タッチパネル
KR20180030750A (ko) 광학 적층체 및 이를 구비한 터치 입력 장치
JP2007233513A (ja) タッチパネル
KR101181056B1 (ko) 터치 패널
US8970550B2 (en) Touch panel and touch display
JP2010208305A (ja) 貼り合わせ基板、表示装置、貼り合わせ基板の製造方法、及び、表示装置の製造方法
JP2005071123A (ja) タッチパネルおよびこれを用いた電子機器
JP5795357B2 (ja) 静電容量型タッチパネル
TWM484741U (zh) 觸控裝置
JP2012018590A (ja) 入力装置及びそれを用いた電気光学装置
JP5888964B2 (ja) タッチパネル
JP4558784B2 (ja) タッチパネル
JP2007065983A (ja) タッチパネル

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090814

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090814

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110407

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110621

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120127

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120228