JP2008062671A - 車輪状態検出ユニット捜索システム - Google Patents
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Abstract
【課題】車輪状態を検出する車輪状態検出ユニットから送信されるユニット識別情報を有効に利用して、車両または車輪を簡易に捜索する。
【解決手段】TPMSユニット捜索システム200Aにおいて、TPMS受信機22は、車両に設けられ、車輪状態を検出するTPMSバルブユニット16からTPMSバルブユニット16を識別するユニットIDを受信する。ID登録部106は、当該車両の車輪に設けられたTPMSバルブユニット16以外のTPMSバルブユニット16のユニットIDを捜索ユニットIDとして登録する。ID判定部108は、受信されたユニットIDが捜索ユニットIDとして登録されているか否かを判定する。表示制御部104およびTPMS用ディスプレイ24は、受信されたユニットIDが捜索ユニットIDとして登録されている場合にその旨を表示する。
【選択図】図4
【解決手段】TPMSユニット捜索システム200Aにおいて、TPMS受信機22は、車両に設けられ、車輪状態を検出するTPMSバルブユニット16からTPMSバルブユニット16を識別するユニットIDを受信する。ID登録部106は、当該車両の車輪に設けられたTPMSバルブユニット16以外のTPMSバルブユニット16のユニットIDを捜索ユニットIDとして登録する。ID判定部108は、受信されたユニットIDが捜索ユニットIDとして登録されているか否かを判定する。表示制御部104およびTPMS用ディスプレイ24は、受信されたユニットIDが捜索ユニットIDとして登録されている場合にその旨を表示する。
【選択図】図4
Description
本発明は、車輪状態検出ユニット捜索システムに関し、特に車輪の状態を検出する車輪状態検出ユニットを捜索する車輪状態検出ユニット捜索システムに関する。
近年、より安全な車両の走行を実現するために、タイヤの空気圧や温度などの情報を無線で車体側に送信してドライバーに知らせるタイヤ空気圧監視システム(TPMS:Tire Pressure Monitoring System)の開発が進められている。このタイヤ空気圧監視システムが設けられた車両の車輪にはタイヤの空気圧などの車輪状態を検出する車輪状態検出ユニットが通常設けられており、車輪状態検出ユニットは、検出した車輪状態に関連する情報を車体の受信機に送信する。
このようなタイヤ空気圧監視システムを車両の盗難の捜索に利用する技術として、たとえば特許文献1では、自車両が盗難車両であると判断したとき、車両ID、ドライバIDなどのデータを盗難信号として車体側アンテナおよび空気圧センサユニット経由で周囲に送信する車両捜索支援装置が提案されている。
特開2005−199808号公報
しかし、たとえば特許文献1に記載される技術では、盗難車両であることを盗難車両自体が判断しなければならない。このためICカード入出力装置などを車両に設けなければならず、盗難車捜索のためのコストを低減することは困難である。また、特許文献1には、車輪が盗難された場合の車輪の捜索技術については何ら開示されていない。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、車輪状態を検出する車輪状態検出ユニットから送信されるユニット識別情報を有効に利用して、車両または車輪を簡易に捜索することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の車輪状態検出ユニット捜索システムは、車両に設けられ、車輪状態を検出する車輪状態検出ユニットから当該車輪状態検出ユニットを識別するユニット識別情報を受信する受信手段と、前記車両の車輪に設けられた車輪状態検出ユニット以外の車輪状態検出ユニットであって捜索の対象となる車輪状態検出ユニットのユニット識別情報を捜索ユニット識別情報として登録する捜索ユニット登録部と、前記受信されたユニット識別情報が捜索ユニット識別情報として登録されているか否かを判定する捜索ユニット判定部と、前記受信されたユニット識別情報が捜索ユニット識別情報として登録されている場合に、その旨を報知する報知手段と、を備える。この態様によれば、車輪状態検出ユニットから送信される識別情報を利用して捜索の対象となる車輪状態検出ユニットを捜索することができ、さらに、例えば盗難された車両や車輪を捜索することが可能となる。
本発明の別の態様もまた、車輪状態検出ユニット捜索システムである。この車輪状態検出ユニット捜索システムは、車両に設けられ、車輪状態を検出する車輪状態検出ユニットから当該車輪状態検出ユニットを識別するユニット識別情報を受信する受信手段と、前記車両の車輪に設けられた車輪状態検出ユニット以外の車輪状態検出ユニットであって捜索の対象となる車輪状態検出ユニットのユニット識別情報を捜索ユニット識別情報として登録する捜索ユニット登録部と、前記受信されたユニット識別情報が捜索ユニット識別情報として登録されているか否かを判定する捜索ユニット判定部と、前記車両に設けられ、前記受信されたユニット識別情報が捜索ユニット識別情報として登録されている場合に、前記車両の乗員にその旨を報知する報知手段と、を備える。
受信されたユニット識別情報が捜索ユニット識別情報として登録されている旨を報知する場合、送信元の車輪状態検出ユニットが取り付けられた車輪または車両は、報知される乗員の近くにあることになる。この態様によれば、盗難された車両または車輪の近くにいる乗員にその旨を報知することができるため、盗難された車両または車輪の迅速な発見を可能にすることができる。
なお、前記車輪状態検出ユニット捜索システムは、前記車両に設けられ、ユーザが入力可能な入力装置と、前記車両に設けられ、情報を格納する記憶部と、をさらに備えてもよい。前記捜索ユニット登録部は、前記入力装置を用いて入力されたユニット識別情報を前記記憶部に格納することにより、ユニット識別情報を登録してもよい。
また、前記車輪状態検出ユニット捜索システムは、前記車両に設けられ、ネットワークを介して情報を受信する受信部と、前記車両に設けられ、情報を格納する記憶部と、をさらに備えてもよい。前記捜索ユニット登録部は、前記受信されたユニット識別情報を前記記憶部に格納することにより、ユニット識別情報を登録してもよい。
本発明のさらに別の態様もまた、車輪状態検出ユニット捜索システムである。この車輪状態検出ユニット捜索システムは、車両に設けられ、車輪状態を検出する車輪状態検出ユニットから当該車輪状態検出ユニットを識別するユニット識別情報を受信する受信手段と、前記車両に設けられ、前記受信されたユニット識別情報をネットワークを介して、当該ネットワークに接続された情報管理サーバに送信する送信部と、前記情報管理サーバに設けられ、前記車両の車輪に設けられた車輪状態検出ユニット以外の車輪状態検出ユニットであって捜索の対象となる車輪状態検出ユニットのユニット識別情報を捜索ユニット識別情報として登録する捜索ユニット登録部と、前記情報管理サーバに設けられ、前記車両から送信された前記受信されたユニット識別情報が捜索ユニット識別情報として登録されているか否かを判定する捜索ユニット判定部と、前記情報管理サーバに設けられ、前記受信されたユニット識別情報が捜索ユニット識別情報として登録されている場合に、その旨を報知する報知手段と、を備える。
この態様によれば、たとえば盗難された車両または車輪が多数ある場合でも、情報管理サーバを利用して盗難された車両または車輪に取り付けられた車輪状態検出ユニットの捜索状況を容易に管理することができる。
前記車輪状態検出ユニット捜索システムは、前記車両に設けられ、前記車両の車輪に設けられた車輪状態検出ユニットのユニット識別情報を自車両ユニット識別情報として登録する自車両ユニット登録部と、前記車両に設けられ、前記受信されたユニット識別情報が自車両ユニット識別情報として登録されているか否かを判定する自車両ユニット判定部と、をさらに備えてもよい。前記送信部は、前記受信されたユニット識別情報が自車両ユニット識別情報として登録されていないと判定された場合、前記受信されたユニット識別情報をネットワークを介して前記情報管理サーバに送信してもよい。この態様によれば、受信されたユニット識別情報を、自車両に取り付けられている車輪状態検出ユニットのものか否かを判定するためにも利用することができる。
前記車輪状態検出ユニット捜索システムは、前記車両に設けられ、前記車両の位置を検出する位置検出手段をさらに備えてもよい。前記送信部は、前記受信されたユニット識別情報に関連付けて、前記ユニット識別情報の受信時に検出された受信時車両位置を前記情報管理サーバに送信し、前記報知手段は、前記情報管理サーバに設けられ、前記受信されたユニット識別情報が捜索ユニット識別情報として登録されている場合に、その旨と共に前記受信時車両位置を報知してもよい。
この態様によれば、情報管理サーバのユーザは、捜索ユニット識別情報を受信した車両の位置を確認することができる。捜索ユニット識別情報を受信した車両の近くに、盗難された車両または車輪が存在すると考えられることから、捜索ユニット識別情報を受信した車両の位置から盗難された車両または車輪の位置をおおよそ特定することが可能である。情報管理サーバのユーザはこのような報知を受けて警察または盗難の被害者に連絡するなどの対応をとることができるため、盗難された車両または車輪の迅速な発見が可能となる。
なお、前記車輪状態検出ユニット捜索システムは、前記情報管理サーバに設けられ、ユーザが入力可能な入力装置と、前記情報管理サーバに設けられ、情報を格納する記憶部と、をさらに備えてもよい。前記捜索ユニット登録部は、前記入力装置を用いて入力されたユニット識別情報を前記記憶部に格納することにより、ユニット識別情報を登録してもよい。
また、前記車輪状態検出ユニット捜索システムは、前記情報管理サーバに設けられ、ネットワークを介して情報を受信する受信部と、前記情報管理サーバに設けられ、情報を格納する記憶部と、をさらに備えてもよい。前記捜索ユニット登録部は、前記受信されたユニット識別情報を前記記憶部に格納することにより、ユニット識別情報を登録してもよい。
本発明のさらに別の態様もまた、車輪状態検出ユニット捜索システムである。この車輪状態検出ユニット捜索システムは、車両に設けられ、車輪状態を検出する車輪状態検出ユニットから当該車輪状態検出ユニットを識別するユニット識別情報を受信する受信手段と、前記車両に設けられ、前記車両の車輪に設けられた車輪状態検出ユニット以外の車輪状態検出ユニットであって捜索の対象となる車輪状態検出ユニットのユニット識別情報を捜索ユニット識別情報として登録する捜索ユニット登録部と、前記車両に設けられ、前記車両から送信された前記受信されたユニット識別情報が捜索ユニット識別情報として登録されているか否かを判定する捜索ユニット判定部と、前記車両に設けられ、前記受信されたユニット識別情報をネットワークを介して、当該ネットワークに接続された情報管理サーバに送信する送信部と、前記情報管理サーバに設けられ、前記車両から送信された前記受信されたユニット識別情報が捜索ユニット識別情報として登録されている旨を報知する報知手段と、を備える。
この態様によれば、捜索ユニット識別情報として登録されていると判定されたものを情報管理サーバに送信することができるため、自車両ユニット識別情報として登録されている以外のものを情報管理サーバに送信する場合に比べ、情報管理サーバに送信するユニット識別情報を低減させることができる。このため、通信制御における負担を低減させることが可能となる。
前記車輪状態検出ユニット捜索システムもまた、前記車両に設けられ、前記車両の位置を検出する位置検出手段をさらに備えてもよい。前記送信部は、前記受信されたユニット識別情報に関連付けて、前記ユニット識別情報の受信時に検出された受信時車両位置を前記情報管理サーバに送信し、前記報知手段は、前記車両から送信された前記受信されたユニット識別情報が捜索ユニット識別情報として登録されている旨と共に、前記受信時車両位置を報知してもよい。
なお、前記車輪状態検出ユニット捜索システムもまた、前記車両に設けられ、ユーザが入力可能な入力装置と、前記車両に設けられ、情報を格納する記憶部と、をさらに備えてもよい。前記捜索ユニット登録部は、前記入力装置を用いて入力されたユニット識別情報を前記記憶部に格納することにより、ユニット識別情報を登録してもよい。
また、前記車輪状態検出ユニット捜索システムもまた、前記車両に設けられ、ネットワークを介して情報を受信する受信部と、前記車両に設けられ、情報を格納する記憶部と、をさらに備えてもよい。前記捜索ユニット登録部は、前記受信されたユニット識別情報を前記記憶部に格納することにより、ユニット識別情報を登録してもよい。
本発明の車輪状態検出ユニット捜索システムによれば、車輪状態を検出する車輪状態検出ユニットから送信されるユニット識別情報を有効に利用して、車両または車輪を簡易に捜索することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態(以下、「実施形態」という。)について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るTPMSユニット捜索システム200Aが搭載されたシステム搭載車両10Aの全体構成図である。システム搭載車両10Aは、車体30および車体30に組み付けられた車輪12によって構成される。
図1は、第1の実施形態に係るTPMSユニット捜索システム200Aが搭載されたシステム搭載車両10Aの全体構成図である。システム搭載車両10Aは、車体30および車体30に組み付けられた車輪12によって構成される。
車輪12はそれぞれタイヤ(図示せず)およびホイール(図示せず)を有する。第1の実施形態に係るシステム搭載車両10Aでは、車輪12に設けられるタイヤとして、いわゆるランフラットタイヤが採用されており、具体的には、空気圧の低下時にランフラット走行を可能とするサイド補強型ランフラットタイヤが採用されている。ただし、ランフラットタイヤ以外の一般的なタイヤが採用されてもよいことはいうまでもない。
車輪12の各々には自車両TPMSバルブユニット16Aが取り付けられている。自車両TPMSバルブユニット16Aの各々は、タイヤの空気圧調整用バルブと一体化されており、各々がホイールのホイールリムに固定される。自車両TPMSバルブユニット16Aの各々は、後述するように、検出した車輪状態に関する車輪状態情報を車体30に向けて無線によって送信する。
TPMS受信機22は、車体30に設けられ、自車両TPMSバルブユニット16Aから無線によって送信された車輪状態情報を受信する受信手段として機能する。TPMS受信機22は、同じく車体30に設けられたTPMS電子制御ユニット(以下、「TPMS−ECU」という)100に接続されており、TPMS受信機22によって受信された車輪状態情報はTPMS−ECU100に出力される。
第1の実施形態において、システム搭載車両10Aに取り付けられた自車両TPMSバルブユニット16A以外のTPMSバルブユニットであって、後述するユニットIDが異なる以外は自車両TPMSバルブユニット16Aと同様の構成を有するTPMSバルブユニットを非自車両TPMSバルブユニット16Bとして説明する。また、自車両TPMSバルブユニット16Aおよび非自車両TPMSバルブユニット16Bを必要に応じて「TPMSバルブユニット16」と総称する。
図2は、TPMSバルブユニット16の機能ブロック図である。TPMSバルブユニット16は、空気圧センサ40、温度センサ42、処理装置32、およびTPMS送信機14を備える。
空気圧センサ40は、車輪状態としてのタイヤ気室内の空気圧(以下、「タイヤ空気圧」という)を検出する。温度センサ42は、車輪状態としてのタイヤ気室内の温度を検出する。したがって、TPMSバルブユニット16は車輪状態を検出する車輪状態検出ユニットとして機能する。空気圧センサ40および温度センサ42は処理装置32に接続されており、空気圧センサ40および温度センサ42による検出結果は処理装置32に出力される。
処理装置32は、マイクロプロセッサによって構成され、情報処理部34および記憶部38を有する。記憶部38には、TPMSバルブユニット16を識別するためのユニット識別情報として利用されるユニットIDが格納されている。受信した車輪状態情報が自車両の車輪のTPMSバルブユニット16から送信されたのか、および受信した車輪状態情報が自車両に組み付けられた車輪のうちどの車輪のTPMSバルブユニット16から送信されたのかを特定するために、ユニットIDはすべて異なるものとされている。
情報処理部34は、たとえば10秒毎など所定時間毎に、空気圧センサ40および温度センサ42の検出結果を利用してタイヤ空気圧情報およびタイヤ気室内温度情報を取得する。情報処理部34は、取得したタイヤ空気圧情報およびタイヤ気室内温度情報を含むユニットデータを生成する。
ユニットデータ50の構成を図3に示す。情報処理部34は、取得したタイヤ空気圧情報56およびタイヤ気室内温度情報58を組み合わせて車輪状態情報54を生成する。情報処理部34は、記憶部38からユニットID52を取得する。情報処理部34は、ユニットID52と車輪状態情報54とを組み合わせて、一連のユニットデータ50を生成する。したがってユニットデータ50はユニットID52および車輪状態情報54によって構成され、車輪状態情報54はタイヤ空気圧情報56およびタイヤ気室内温度情報58によって構成される。
図2に戻って、TPMS送信機14は、処理装置32の情報処理部34によって生成されたユニットデータ50を所定時間間隔毎に車体30に送信する。ただし、バッテリの省電力を考慮して、空気圧センサ40および温度センサ42による検出時間間隔よりも、TPMS送信機14によるユニットデータ50の送信時間間隔は長くされており、TPMS送信機14は、たとえば数分毎にユニットデータ50を車体30に送信する。このため、TPMS送信機14による送信が行われるまでの間、処理装置32の記憶部38には数回の検出分のタイヤ空気圧情報56、タイヤ気室内温度情報58、および検出タイミング情報60が格納され、車輪状態情報54にこれらが含められる。
TPMS送信機14は、車体30に設けられたTPMS受信機22が受信可能な程度の出力でユニットデータ50を外部に送信する。しかし、実際には数十メートルから数百メートル離れた他車両のTPMS受信機も、TPMS送信機14から送信されたユニットデータ50を受信することが可能となっている。
なお、TPMSバルブユニット16は、TPMSバルブユニット16を構成するこれらの構成要素に電力を供給するバッテリ(図示せず)も有している。TPMSバルブユニット16はこのバッテリの電力を利用することにより、車体30から電力の供給を受けることなくタイヤ空気圧やタイヤ気室内温度の検出および車輪状態情報の送信を行うことが可能となっている。
図1に戻って、他車両10Bが盗難車両の場合、または他車両10Bに組み付けられた車輪12が盗難されたものである場合がある。一方、非自車両TPMSバルブユニット16Bはバッテリを内蔵しているため、車輪12から非自車両TPMSバルブユニット16Bを取り外すまたは非自車両TPMSバルブユニット16Bからバッテリを取り外すなどをしなければ、盗難後もTPMSバルブユニット16はユニットデータ50を継続して外部に送信する。たとえば他車両10BにTPMSユニット捜索システムが搭載されていない場合であっても、車輪12のみが盗難され他車両10Bの車体に組み付けられた場合は、同様にTPMSバルブユニット16はユニットデータ50を継続して外部に送信する。また、車両または車輪が盗難され、車輪が車体から取り外された状態で保管または販売されている場合においても、TPMSバルブユニット16はユニットデータ50を継続して外部に送信する。
このため、TPMSユニット捜索システム200Aは、非自車両TPMSバルブユニット16Bから送信されるユニットデータ50に含まれるユニットID52を利用して、盗難車両または盗難された車輪に取り付けられたTPMSバルブユニットを捜索する。以下、図4および図5に関連して、TPMSバルブユニットを捜索する構成およびその手順について詳述する。
図4は、第1の実施形態に係るTPMSユニット捜索システム200Aの機能ブロック図である。なお、図4においてTPMS−ECU100は、各種演算処理を実行するCPU、各種制御プログラムを格納するROM、データ格納やプログラム実行のためのワークエリアとして利用されるRAMなどのハードウェア、およびソフトウェアの連携によって実現される機能ブロックが描かれている。したがって、これらの機能ブロックはハードウェアおよびソフトウェアの組合せによって様々な形で実現することができる。
第1の実施形態に係るTPMSユニット捜索システム200Aは、TPMSバルブユニット16、TPMS受信機22、TPMS−ECU100、入力装置110、記憶部112、およびTPMS用ディスプレイ24を備える。このうちTPMSバルブユニット16は車輪12に取り付けられ、他の構成要素は車体30に設けられる。
TPMS−ECU100は車輪状態判定部102、表示制御部104、ID登録部106、およびID判定部108を有する。車輪状態判定部102は、TPMS受信機22から入力されたユニットデータ50に含まれるタイヤ空気圧情報56およびタイヤ気室内温度情報58を利用して、タイヤ空気圧が所定の閾値圧力より高いか否か、およびタイヤ気室内温度が所定の閾値温度より高いか否かを判定する。
表示制御部104は、TPMS用ディスプレイ24に表示させるための表示データを生成する。たとえば、表示制御部104は、タイヤ空気圧情報56およびタイヤ気室内温度情報58を利用してタイヤ空気圧およびタイヤ気室内温度をTPMS用ディスプレイ24に表示させるための表示データを生成する。
TPMS用ディスプレイ24は、車体30における車両室内のインストルメントパネルなど、運転者によって視認可能な箇所に配置される。TPMS用ディスプレイ24はTPMS−ECU100に接続されており、表示制御部104によって生成されTPMS−ECU100から出力される表示データを使って情報を画面に表示する。
また、タイヤ空気圧が所定の閾値圧力より高いと判定された場合、またはタイヤ気室内温度が所定の閾値温度より高いと判定された場合、表示制御部104は、TPMS用ディスプレイ24に警告を表示させるための表示データを生成し、TPMS用ディスプレイ24は生成された表示データを使って警告を表示する。したがって、表示制御部104およびTPMS用ディスプレイ24は、車輪12に異常が生じた場合の警告報知手段として機能する。
なお、車輪12に異常が生じた場合の警告報知手段として、TPMS用ディスプレイ24の代わりに警告灯などが用いられてもよく、またスピーカから警告音や警告メッセージを出力してもよいことも勿論である。この場合、表示制御部104は、タイヤ空気圧が所定の閾値圧力より高いと判定された場合、またはタイヤ気室内温度が所定の閾値温度より高いと判定された場合に警告灯を点灯し、またはスピーカから警告音や警告メッセージを出力して車輪12に異常が生じたことを運転者に報知する。
入力装置110はタッチパネルにより構成され、第1の実施形態ではTPMS用ディスプレイ24または他のディスプレイと一体的に設けられる。ユーザは、TPMS用ディスプレイ24に表示されたキーボードやテンキーの画像に向かってタッチパネルを押すことによって情報を入力することが可能となっている。
記憶部112は、TPMS−ECU100と同様に車体30に設けられ、電力の供給が停止されても記憶内容を保持する、たとえばEEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)、フラッシュメモリ、またはハードディスクなどの記憶装置などのいずれかによって構成される。
ユーザは、入力装置110を用いて、盗難された車両または車輪に設けられた非自車両TPMSバルブユニット16BのユニットIDを入力することができる。ID登録部106は、入力装置110を用いて入力されたユニットIDを記憶部112に格納することにより、入力されたユニットIDを捜索ユニットIDとして登録する。したがってID登録部106は、TPMSバルブユニット16のユニットIDを捜索ユニットIDとして登録する捜索ユニット登録部として機能する。
また、ユーザは、入力装置110を用いてシステム搭載車両10Aに設けられた自車両TPMSバルブユニット16AのユニットIDを入力することができる。ID登録部106は、入力装置110を用いて入力されたユニットIDを記憶部112に格納することにより、入力されたユニットIDを自車両ユニットIDとして登録する。したがってID登録部106は、システム搭載車両10Aの車輪12に設けられた自車両TPMSバルブユニット16AのユニットID52を自車両ユニットIDとして登録する自車両ユニット登録部としても機能する。
ID判定部108は、受信されたユニットID52が捜索ユニットIDとして登録されているか否かを判定する捜索ユニット判定部として機能し、また受信されたユニットID52が自車両ユニットIDとして登録されているか否かを判定する自車両ユニット判定部としても機能する。
図5は、第1の実施形態に係るTPMSユニット捜索システム200Aの動作手順を示すフローチャートである。本フローチャートにおける処理は、イグニッションスイッチがオンにされ、TPMS受信機22やTPMS−ECU100への電源の供給が開始された時に開始し、その後所定時間毎に繰り返される。
なお、ユーザは、アクセサリ電源スイッチまたはイグニッションスイッチがオンにされてからオフにされるまでの間、入力装置110を用いてユニットIDを入力することができ、ID登録部106は、その度に入力されたユニットIDを捜索ユニットIDとして登録する。たとえば、システム搭載車両10Aのユーザは、以前盗難された車両または車輪に設けられた非自車両TPMSバルブユニット16BのユニットIDを入力装置110を用いて入力することにより、そのユニットIDを捜索ユニットIDとして登録することができる。また、警察など盗難車両や盗難された車輪を捜索する者がシステム搭載車両10Aのユーザである場合、ユーザは、盗難されたとして報告された車両または車輪に設けられた非自車両TPMSバルブユニット16BのユニットIDを入力装置110を用いて入力することにより、それらユニットIDを捜索ユニットIDとして登録することができる。複数のユニットIDが捜索ユニットIDとして登録されることにより、記憶部112には捜索ユニットIDデータベースが構築される。なお、自車両TPMSバルブユニット16AのユニットIDは、通常、車輪12が車体30に組み付けられる際に車輪12の組付作業者によって登録される。
ID判定部108は、ユニットデータ50を受信したか否かを判定する(S11)。ユニットデータ50を受信していないと判定された場合(S11のN)、本フローチャートの処理は終了する。ユニットデータ50を受信したと判定された場合(S11のY)、ID判定部108は、受信されたユニットデータ50に含まれるユニットID52が、自車両ユニットIDとして登録されているか否かを判定する(S12)。
自車両ユニットIDとして登録されていると判定された場合(S12のY)、ID判定部108は、ユニットデータ50を送信したTPMSバルブユニット16を自車両TPMSバルブユニット16Aと判定し、車輪状態判定部102は、車輪状態判定処理を実行する(S13)。
車輪状態判定処理では、まず車輪状態判定部102は、受信されたユニットデータ50に含まれるユニットID52を利用して、ユニットデータ50を送信した自車両TPMSバルブユニット16Aの各々の取付位置を特定する。車輪状態判定部102は、特定された取付位置と、ユニットID52とを関連付けて記憶部112に格納する。次に車輪状態判定部102は、受信されたユニットデータ50の含まれるタイヤ空気圧情報56およびタイヤ気室内温度情報58を利用して、各々の車輪におけるタイヤ空気圧およびタイヤ気室内温度を算出する。表示制御部104は、特定された自車両TPMSバルブユニット16Aの取付位置と算出されたタイヤ空気圧およびタイヤ気室内温度を利用して、各々の車輪におけるタイヤ空気圧およびタイヤ気室内温度を表示するための表示データを生成し、TPMS用ディスプレイ24は生成された表示データを利用して各々の車輪におけるタイヤ空気圧およびタイヤ気室内温度を表示する。
また、車輪状態判定部102は、受信されたユニットデータ50の含まれるタイヤ空気圧情報56およびタイヤ気室内温度情報58を利用して、タイヤ空気圧が所定の値より低い圧力に低下しているか、またはタイヤ気室内温度が所定の値より高い温度に上昇しているかを判定する。タイヤ空気圧が所定の値より低い圧力に低下している、またはタイヤ気室内温度が所定の値より高い温度に上昇していると判定された場合、車輪状態判定部102はどの車輪で異常が生じているかを特定する。表示制御部104は、特定された車輪に異常が生じている旨の警告メッセージを表示する表示データを生成し、TPMS用ディスプレイ24は生成された表示データを利用して警告メッセージを表示する。
受信されたユニットデータ50に含まれるユニットID52が、自車両ユニットIDとして登録されていないと判定された場合(S12のN)、ID判定部108は、受信されたユニットデータ50に含まれるユニットID52が、捜索ユニットIDとして登録されているか否かを判定する(S14)。捜索ユニットIDとして登録されていないと判定された場合(S14のN)、ユニットデータ50を送信した非自車両TPMSバルブユニット16Bが設けられた車両または車輪は盗難されたものとすることはできないため、本フローチャートにおける処理を終了する。
受信されたユニットデータ50に含まれるユニットID52が、捜索ユニットIDとして登録されていると判定された場合(S14のY)、ユニットデータ50を送信した非自車両TPMSバルブユニット16Bが設けられた車両または車輪は盗難されたものと判定することができる。このため表示制御部104は、近くに捜索ユニットIDを有する非自車両TPMSバルブユニット16Bがある旨、すなわち盗難された車両または車輪が近くにある旨を表示させるための表示データを生成し、TPMS用ディスプレイ24は生成された表示データを使ってその旨を表示する(S15)。したがって表示制御部104およびTPMS用ディスプレイ24は、受信されたユニットID52が捜索ユニットIDとして登録されている場合にその旨を報知する報知手段としても機能する。なお、その旨を表示させるためのディスプレイはTPMS用ディスプレイ24でなく他のディスプレイであってもよい。
捜索ユニットIDとして登録されているユニットID52を含むユニットデータ50を受信した場合、その発信元の車両または車輪の位置はTPMS送信機14の送信可能領域に限られる。このため、自車両TPMSバルブユニット16Aの乗員は、このように報知されシステム搭載車両10Aの近くを捜索することによって盗難車両または盗難された車輪を迅速に発見することが可能となる。
(第2の実施形態)
図6は、第2の実施形態に係るTPMSユニット捜索システム200Bの構成を模式的に示す図である。TPMSユニット捜索システム200Bはシステム搭載車両210Aおよび情報管理サーバとしてのセンターサーバ126を備える。なお、第1の実施形態と同様の箇所については同一の符号を付して説明を省略する。
図6は、第2の実施形態に係るTPMSユニット捜索システム200Bの構成を模式的に示す図である。TPMSユニット捜索システム200Bはシステム搭載車両210Aおよび情報管理サーバとしてのセンターサーバ126を備える。なお、第1の実施形態と同様の箇所については同一の符号を付して説明を省略する。
システム搭載車両210Aは、車体30および車体30に組み付けられた車輪12によって構成されており、システム搭載車両210Aの車輪12に自車両TPMSバルブユニット16Aが取り付けられている点は第1の実施形態と同様である。また、システム搭載車両210A以外にも、ユニットIDが異なる以外は自車両TPMSバルブユニット16Aと同様の構成を有する非自車両TPMSバルブユニット16Bが取り付けられた車輪を有する他車両210Bが存在し得る点も第1の実施形態と同様である。
システム搭載車両210Aは、後述するようにGPS衛星120から送信される信号を利用して自車両の位置を計測する。また、システム搭載車両210Aは、後述するように携帯電話によって基地局122と通信可能となっている。基地局122はネットワークとしてのインターネット124に接続されており、センターサーバ126もまたインターネット124に接続されている。
図7は、第2の実施形態に係るTPMSユニット捜索システム200Bのうちシステム搭載車両210Aに設けられる構成要素に関する機能ブロック図である。なお、図7においてTPMS−ECU100、ナビゲーションECU150、および統合ECU130は、各種演算処理を実行するCPU、各種制御プログラムを格納するROM、データ格納やプログラム実行のためのワークエリアとして利用されるRAMなどのハードウェア、およびソフトウェアの連携によって実現される機能ブロックが描かれている。したがって、これらの機能ブロックはハードウェアおよびソフトウェアの組合せによって様々な形で実現することができる。
システム搭載車両210Aは、自車両TPMSバルブユニット16A、TPMS−ECU100、TPMS受信機22、入力装置110、TPMS用ディスプレイ24、記憶部112、ナビゲーションECU150、GPS受信機27、車輪速センサ28、ヨーレートセンサ29、統合ECU130、携帯電話138などを備える。このうち自車両TPMSバルブユニット16Aのみが車輪に設けられ、その他の構成要素はいずれも車体30に設けられる。
ナビゲーションECU150には、GPS受信機27、車輪速センサ28、ヨーレートセンサ29、ナビゲーション用ディスプレイ26、および記憶部156が接続されている。
GPS受信機27は、GPS衛星120から送信される信号を受信し、ナビゲーションECU150に出力する。各々の車輪12の周辺には車輪速センサ28が設けられている。車輪速センサ28は、車輪12と共に回転するドライブシャフトに設けられたパルサをピックアップコイルで検出することによって車輪12の回転を検出する。また、車体30にはヨーレートセンサ29が設けられている。ヨーレートセンサ29は走行中のシステム搭載車両210Aのヨーレートを検出する。車輪速センサ28およびヨーレートセンサ29はナビゲーションECU150に接続されており、車輪速センサ28の検出結果はナビゲーションECU150に出力される。記憶部156はハードディスクによって構成され、地図データが格納されている。なお、記憶部156としてハードディスクの代わりに地図データが記録されたDVD(Digital Versatile Disk)またはCD(Compact Disc)などの記録媒体からデータを読み取るデータ読み取り装置が用いられてもよい。
ナビゲーションECU150は位置方向計測部152および表示制御部154を有する。位置方向計測部152は、GPS受信機27から受信した信号、および車輪速センサ28およびヨーレートセンサ29の検出結果を利用してシステム搭載車両210Aの位置および進行方向を計測する。システム搭載車両210Aの位置および進行方向の計測方法は公知であることから説明を省略する。
表示制御部154は、ナビゲーション用ディスプレイ26に表示させる表示データを生成する。たとえば表示制御部154は、計測されたシステム搭載車両210Aの位置および進行方向に基づいて、画面の略中央などの所定位置を計測されたシステム搭載車両210Aの位置とし、システム搭載車両210Aの進行方向が画面上方などの所定方向となるよう記憶部156に格納された地図データを加工して作成された地図情報を表示させるための表示データを生成する。
ナビゲーション用ディスプレイ26は、車体30における車両室内のインストルメントパネルなど、運転者によって視認可能な箇所に配置される。ナビゲーション用ディスプレイ26は、表示制御部154によって生成される表示データを利用して地図情報などの情報を表示する。
統合ECU130は、車内LANを介してあるいは無線通信によりTPMS−ECU100、およびナビゲーションECU150に接続されている。また、統合ECU130は車体30に設けられた携帯電話138に接続されている。
統合ECU130は、情報処理部132、送信部134、受信部136を有する。情報処理部132はインターネット124に接続される外部装置に送信する情報を生成するなど、送受信される情報に所定の処理を施す。送信部134は、携帯電話138を用いて、基地局122およびインターネット124を介して、インターネット124に接続される外部装置に情報処理部132によって生成された情報を送信する。受信部136は、インターネット124、基地局122、および携帯電話138を介して、インターネット124に接続される外部装置から情報を受信する。携帯電話を用いインターネットを介して情報を送受信する技術は公知であることから説明を省略する。
図8は、第2の実施形態に係るTPMSユニット捜索システム200Bのうちセンターサーバ126に設けられる構成要素に関する機能ブロック図である。なお、図8は、各種演算処理を実行するCPU、各種制御プログラムを格納するROM、データ格納やプログラム実行のためのワークエリアとして利用されるRAMなどのハードウェア、およびソフトウェアの連携によって実現される機能ブロックが描かれている。したがって、これらの機能ブロックはハードウェアおよびソフトウェアの組合せによって様々な形で実現することができる。
センターサーバ126は、サーバ本体170、ディスプレイ186、およびマウスやキーボードなどの入力装置184を有する。サーバ本体170は、受信部172、送信部174、ID登録部176、記憶部178、ID判定部180、および表示制御部182を有する。
受信部172は、インターネット124から情報を受信し、送信部174はインターネット124へ情報を送信する。記憶部178は情報を格納する。
ユーザは入力装置184を用いて盗難された車両または車輪に設けられた非自車両TPMSバルブユニット16BのユニットIDを入力することができる。ID登録部176は、入力装置184を用いて入力されたユニットIDを記憶部178に格納することにより、入力されたユニットIDを捜索ユニットIDとして登録する。したがってID登録部176は、非自車両TPMSバルブユニット16BのユニットIDを捜索ユニットIDとして登録する捜索ユニット登録部として機能する。
ID判定部180は、TPMSバルブユニット16から受信されたユニットID52が捜索ユニットIDとして登録されているか否かを判定する捜索ユニット判定部として機能する。表示制御部182はディスプレイ186に表示するための表示データを生成し、ディスプレイ186は表示制御部182によって生成された表示データを利用して情報を表示する。
図9は、第2の実施形態に係るTPMSユニット捜索システム200Bの動作手順を示すフローチャートである。本フローチャートに示されるシステム搭載車両210Aにおける処理は、イグニッションスイッチがオンにされ、TPMS受信機22やTPMS−ECU100への電源の供給が開始された時に開始し、その後所定時間毎に繰り返される。
センターサーバ126を使用するユーザは、入力装置184を用いて、盗難された車両または車輪に設けられた非自車両TPMSバルブユニット16BのユニットIDを入力することができ、ID登録部176は、入力されたユニットIDを記憶部178に格納することにより、入力されたユニットIDを捜索ユニットIDとして登録する(S25)。ID登録部176が入力されたユニットIDを捜索ユニットIDとして登録する処理を繰り返すことにより、記憶部178には捜索ユニットIDデータベースが構築される。
ID判定部108は、イグニッションスイッチがオンにされている間、所定時間毎にユニットデータ50を受信したか否かを判定する(S21)。ユニットデータ50を受信していないと判定された場合(S21のN)、本フローチャートの処理は終了する。
自車両TPMSバルブユニット16AのユニットIDは、車輪12が車体30に組み付けられる際に既にシステム搭載車両210Aにおいて登録されている。このためユニットデータ50を受信したと判定された場合(S21のY)、ID判定部108は、受信されたユニットデータ50に含まれるユニットID52が、自車両ユニットIDとして登録されているか否かを判定する(S22)。
受信されたユニットデータ50に含まれるユニットID52が、自車両ユニットIDとして登録されていると判定された場合(S22のY)、ユニットデータ50を送信したTPMSバルブユニット16は自車両TPMSバルブユニット16Aと判定することができる。したがって車輪状態判定部102は、車輪状態判定処理を実行する(S23)。なお、車輪状態判定処理とは、図5のS13の車輪状態判定処理と同様である。
受信されたユニットデータ50に含まれるユニットID52が、自車両ユニットIDとして登録されていないと判定された場合(S22のN)、まず情報処理部132は、ナビゲーションECU150から、位置方向計測部152の計測によって得られたシステム搭載車両210Aの位置を示す車両位置情報とシステム搭載車両210Aの進行方向を示す車両進行方向情報とを取得する。
なお、統合ECU130は、時刻を計測するタイマ(図示せず)を有しており、情報処理部132は、ユニットデータ50を受信した時刻を示す受信時刻情報を取得する。また統合ECU130のROMにはシステム搭載車両210Aを識別するための車両IDが格納されており、情報処理部132はこの車両IDを取得する。
情報処理部132は、取得した車両位置情報、車両進行方向情報、受信時刻情報、および車両IDに加え、受信されたユニットデータ50に含まれるユニットID52を組合せ、ユニット捜索情報を生成する。送信部134は携帯電話138を用い基地局122およびインターネット124を介してセンターサーバ126に生成されたユニット捜索情報を送信する(S24)。
受信部172によってユニット捜索情報が受信されると(S26)、ID判定部180は、受信されたユニット捜索情報に含まれるユニットID52が捜索ユニットIDとして登録されているか否かを判定する(S27)。捜索ユニットIDとして登録されていないと判定された場合(S27のN)、ユニットデータ50を送信した非自車両TPMSバルブユニット16Bが設けられた車両または車輪は盗難されたものとすることができないため、本フローチャートにおける処理を終了する。
受信されたユニット捜索情報に含まれるユニットID52が捜索ユニットIDとして登録されていると判定された場合(S27のY)、ユニットデータ50を送信した非自車両TPMSバルブユニット16Bが設けられた車両または車輪は盗難されたものと判定することができる。このため表示制御部182は、受信されたユニット捜索情報を利用して、ユニットデータ50を受信したシステム搭載車両210Aの受信時車両位置、ユニットデータ50の受信時刻、およびユニットデータ50を受信したシステム搭載車両210Aを特定する。表示制御部182は、特定されたこれらの受信時車両位置、受信時刻、および受信したシステム搭載車両210Aと共に、捜索ユニットIDとして登録されていると判定されたユニットID52を表示するための表示データを生成する。ディスプレイ186は、生成された表示データを利用して受信時車両位置、受信時刻、および受信したシステム搭載車両210Aと共に、捜索ユニットIDとして登録されていると判定されたユニットID52を表示する(S28)。なお、この場合の受信時刻は正確な受信時でなくてもよく、たとえばID判定部180による判定時などであってもよく、ユニット捜索情報の送信時であってもよい。
捜索ユニットIDとして登録されていると判定されたユニットID52を受信したシステム搭載車両210Aは、そのようなユニットID52を送信した非自車両TPMSバルブユニット16Bが設けられた車両または車輪、すなわち盗難されたものとして登録された車両または車輪の近くにあることとなる。このようにユニットIDを受信した受信時車両位置、受信時刻などをセンターサーバ126のユーザに報知することによって、センターサーバ126のユーザは盗難車両または盗難された車輪の位置をおおよそ特定することが可能となる。このため、盗難車両または盗難された車輪の捜索を容易なものとすることができる。
(第3の実施形態)
図10は、第3の実施形態に係るTPMSユニット捜索システム200Cの動作手順を示すフローチャートである。本フローチャートに示されるシステム搭載車両210Aにおける処理は、イグニッションスイッチがオンにされ、TPMS受信機22やTPMS−ECU100への電源の供給が開始された時に開始し、その後所定時間毎に繰り返される。なお、TPMSユニット捜索システム200Cの構成は、特に言及しない限り第2の実施形態に係るTPMSユニット捜索システム200Bの構成と同様である。
図10は、第3の実施形態に係るTPMSユニット捜索システム200Cの動作手順を示すフローチャートである。本フローチャートに示されるシステム搭載車両210Aにおける処理は、イグニッションスイッチがオンにされ、TPMS受信機22やTPMS−ECU100への電源の供給が開始された時に開始し、その後所定時間毎に繰り返される。なお、TPMSユニット捜索システム200Cの構成は、特に言及しない限り第2の実施形態に係るTPMSユニット捜索システム200Bの構成と同様である。
センターサーバ126を使用するユーザは、入力装置184を用いて、盗難された車両または車輪に設けられた非自車両TPMSバルブユニット16BのユニットIDを入力することができ、ID登録部176は、入力されたユニットIDを捜索ユニットIDとして登録する(S48)。
入力されたユニットIDが捜索ユニットIDとして登録されると、送信部174は、捜索ユニットIDとして登録されたユニットIDを、インターネット124、基地局122、および携帯電話138を介してシステム搭載車両210Aに送信する(S49)。
受信部136によって捜索ユニットIDとして登録されたユニットIDが受信されると(S41)、統合ECU130は受信されたユニットID52をTPMS−ECU100に送信する。TPMS−ECU100のID登録部106は、受信されたユニットID52を記憶部112に格納することにより、受信されたユニットID52を捜索ユニットIDとして登録する(S42)。
このように、ユニットID52が捜索ユニットIDとして登録されるたびにセンターサーバ126はそのユニットIDをシステム搭載車両210Aに送信し、システム搭載車両210Aもセンターサーバ126から受信されたユニットID52を捜索ユニットIDとして登録する。このような処理が繰り返されることにより、センターサーバ126の記憶部178およびシステム搭載車両210Aの記憶部112に、それぞれ捜索ユニットIDデータベースが構築される。
S43乃至S45の処理は、図9のS21乃至S23の処理と同様である。受信されたユニットデータ50に含まれるユニットID52が、自車両ユニットIDとして登録されていないと判定された場合(S44のN)、ID判定部108は、受信されたユニットデータ50に含まれるユニットID52が、捜索ユニットIDとして登録されているか否かを判定する(S46)。
受信されたユニットデータ50に含まれるユニットID52が捜索ユニットIDとして登録されていないと判定された場合(S46のN)、ユニットデータ50を送信した非自車両TPMSバルブユニット16Bが設けられた車両または車輪は盗難されたものとすることはできないため、本フローチャートにおける処理を終了する。
受信されたユニットデータ50に含まれるユニットID52が、捜索ユニットIDとして登録されていると判定された場合(S46のY)、ユニットデータ50を送信した非自車両TPMSバルブユニット16Bが設けられた車両または車輪は盗難されたものと判定することができる。このため送信部134は、携帯電話138を用い基地局122およびインターネット124を介してセンターサーバ126にユニット捜索情報を送信する(S47)。この場合のユニット捜索情報は、第2の実施形態におけるものと同様である。
受信部136は、ユニット捜索情報を受信する(S50)。受信されたユニット捜索情報を利用して、受信時車両位置、受信時刻、および受信したシステム搭載車両210Aと共に、捜索ユニットIDとして登録されていると判定されたユニットID52を表示する(S51)処理は、図9のS28と同様である。
本実施形態では、システム搭載車両210Aは、受信されたユニットID52が捜索ユニットIDとして登録されていると判定された場合にのみ、インターネット124を介してそのユニットID52をセンターサーバ126に送信する。このため、受信されたユニットID52が自車両ユニットIDとして登録されていないと判定された場合にユニットID52を送信する場合に比べ、センターサーバ126にユニットID52を送信する機会を低減させることができる。このため送信部134によるユニットID52の送信負担を軽減させることができ、また携帯電話138を使って送信する通信コストの増大も抑制することができる。
本発明は上述の各実施形態に限定されるものではなく、各実施形態の各要素を適宜組み合わせたものも、本発明の実施形態として有効である。また、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を各実施形態に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施形態も本発明の範囲に含まれうる。以下、そうした例をあげる。
ある変形例では、第1の実施形態に係るシステム搭載車両10Aも、第2の実施形態に係るシステム搭載車両210Aと同様に、携帯電話を用い基地局およびインターネットを介してセンターサーバなどの外部装置と相互に情報を送受信可能に構成される。ID登録部106は、外部装置からインターネットなどを介して受信されたユニットIDを、記憶部112に格納することにより捜索ユニットIDとして登録する。
たとえば警察など、盗難された車両や車輪を捜索する者がシステム搭載車両10Aを用いてこれらを捜索する場合に、盗難されたと報告された車両や車輪に設けられた非自車両TPMSバルブユニット16BのユニットIDを外部装置に入力することにより、多数のユニットIDを容易に捜索ユニットIDとしてシステム搭載車両10Aに登録することが可能となる。また、そのようなユニットIDを複数のシステム搭載車両10Aに容易に送信することもできる。したがって、盗難された車両や車輪が発見される可能性を高めることができる。
別の変形例では、図9のS25、および図10のS48において、受信部172は、インターネット124に接続されたクライアント端末においてユーザによって入力された盗難された車両または車輪に設けられた非自車両TPMSバルブユニット16BのユニットIDをそのクライアント端末からインターネット124を介して受信し、ID登録部176は、受信されたユニットIDを捜索ユニットIDとして登録する。
これによれば、たとえば車両または車輪が盗難されたユーザは、ユニットIDを登録するためのWebサーバにアクセスし、自身が使用するクライアント端末に盗難された車両または車輪に設けられたユニットIDを入力することなどによって、センターサーバ126にユニットIDを捜索ユニットIDとして登録させることができる。このため、捜索ユニットIDとしてユニットIDを登録する作業を簡易なものとすることができる。
10A システム搭載車両、 10B 他車両、 12 車輪、 14 TPMS送信機、 16A 自車両TPMSバルブユニット、 16B 非自車両TPMSバルブユニット、 22 TPMS受信機、 100 TPMS−ECU、 106 ID登録部、 108 ID判定部、124 インターネット、 126 センターサーバ、 130 統合ECU、 150 ナビゲーションECU、 200A乃至200C TPMSユニット捜索システム、 210A システム搭載車両、 210B 他車両。
Claims (13)
- 車両に設けられ、車輪状態を検出する車輪状態検出ユニットから当該車輪状態検出ユニットを識別するユニット識別情報を受信する受信手段と、
前記車両の車輪に設けられた車輪状態検出ユニット以外の車輪状態検出ユニットであって捜索の対象となる車輪状態検出ユニットのユニット識別情報を捜索ユニット識別情報として登録する捜索ユニット登録部と、
前記受信されたユニット識別情報が捜索ユニット識別情報として登録されているか否かを判定する捜索ユニット判定部と、
前記受信されたユニット識別情報が捜索ユニット識別情報として登録されている場合に、その旨を報知する報知手段と、
を備えることを特徴とする車輪状態検出ユニット捜索システム。 - 車両に設けられ、車輪状態を検出する車輪状態検出ユニットから当該車輪状態検出ユニットを識別するユニット識別情報を受信する受信手段と、
前記車両の車輪に設けられた車輪状態検出ユニット以外の車輪状態検出ユニットであって捜索の対象となる車輪状態検出ユニットのユニット識別情報を捜索ユニット識別情報として登録する捜索ユニット登録部と、
前記受信されたユニット識別情報が捜索ユニット識別情報として登録されているか否かを判定する捜索ユニット判定部と、
前記車両に設けられ、前記受信されたユニット識別情報が捜索ユニット識別情報として登録されている場合に、前記車両の乗員にその旨を報知する報知手段と、
を備えることを特徴とする車輪状態検出ユニット捜索システム。 - 前記車両に設けられ、ユーザが入力可能な入力装置と、
前記車両に設けられ、情報を格納する記憶部と、をさらに備え、
前記捜索ユニット登録部は、前記入力装置を用いて入力されたユニット識別情報を前記記憶部に格納することにより、ユニット識別情報を登録することを特徴とする請求項2に記載の車輪状態検出ユニット捜索システム。 - 前記車両に設けられ、ネットワークを介して情報を受信する受信部と、
前記車両に設けられ、情報を格納する記憶部と、をさらに備え、
前記捜索ユニット登録部は、前記受信されたユニット識別情報を前記記憶部に格納することにより、ユニット識別情報を登録することを特徴とする請求項2に記載の車輪状態検出ユニット捜索システム。 - 車両に設けられ、車輪状態を検出する車輪状態検出ユニットから当該車輪状態検出ユニットを識別するユニット識別情報を受信する受信手段と、
前記車両に設けられ、前記受信されたユニット識別情報をネットワークを介して、当該ネットワークに接続された情報管理サーバに送信する送信部と、
前記情報管理サーバに設けられ、前記車両の車輪に設けられた車輪状態検出ユニット以外の車輪状態検出ユニットであって捜索の対象となる車輪状態検出ユニットのユニット識別情報を捜索ユニット識別情報として登録する捜索ユニット登録部と、
前記情報管理サーバに設けられ、前記車両から送信された前記受信されたユニット識別情報が捜索ユニット識別情報として登録されているか否かを判定する捜索ユニット判定部と、
前記情報管理サーバに設けられ、前記受信されたユニット識別情報が捜索ユニット識別情報として登録されている場合に、その旨を報知する報知手段と、
を備えることを特徴とする車輪状態検出ユニット捜索システム。 - 前記車両に設けられ、前記車両の車輪に設けられた車輪状態検出ユニットのユニット識別情報を自車両ユニット識別情報として登録する自車両ユニット登録部と、
前記車両に設けられ、前記受信されたユニット識別情報が自車両ユニット識別情報として登録されているか否かを判定する自車両ユニット判定部と、をさらに備え、
前記送信部は、前記受信されたユニット識別情報が自車両ユニット識別情報として登録されていないと判定された場合、前記受信されたユニット識別情報をネットワークを介して前記情報管理サーバに送信することを特徴とする請求項5に記載の車輪状態検出ユニット捜索システム。 - 前記車両に設けられ、前記車両の位置を検出する位置検出手段をさらに備え、
前記送信部は、前記受信されたユニット識別情報に関連付けて、前記ユニット識別情報の受信時に検出された受信時車両位置を前記情報管理サーバに送信し、
前記報知手段は、前記情報管理サーバに設けられ、前記受信されたユニット識別情報が捜索ユニット識別情報として登録されている場合に、その旨と共に前記受信時車両位置を報知することを特徴とする請求項5または6に記載の車輪状態検出ユニット捜索システム。 - 前記情報管理サーバに設けられ、ユーザが入力可能な入力装置と、
前記情報管理サーバに設けられ、情報を格納する記憶部と、をさらに備え、
前記捜索ユニット登録部は、前記入力装置を用いて入力されたユニット識別情報を前記記憶部に格納することにより、ユニット識別情報を登録することを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載の車輪状態検出ユニット捜索システム。 - 前記情報管理サーバに設けられ、ネットワークを介して情報を受信する受信部と、
前記情報管理サーバに設けられ、情報を格納する記憶部と、をさらに備え、
前記捜索ユニット登録部は、前記受信されたユニット識別情報を前記記憶部に格納することにより、ユニット識別情報を登録することを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載の車輪状態検出ユニット捜索システム。 - 車両に設けられ、車輪状態を検出する車輪状態検出ユニットから当該車輪状態検出ユニットを識別するユニット識別情報を受信する受信手段と、
前記車両に設けられ、前記車両の車輪に設けられた車輪状態検出ユニット以外の車輪状態検出ユニットであって捜索の対象となる車輪状態検出ユニットのユニット識別情報を捜索ユニット識別情報として登録する捜索ユニット登録部と、
前記車両に設けられ、前記車両から送信された前記受信されたユニット識別情報が捜索ユニット識別情報として登録されているか否かを判定する捜索ユニット判定部と、
前記車両に設けられ、前記受信されたユニット識別情報をネットワークを介して、当該ネットワークに接続された情報管理サーバに送信する送信部と、
前記情報管理サーバに設けられ、前記車両から送信された前記受信されたユニット識別情報が捜索ユニット識別情報として登録されている旨を報知する報知手段と、
を備えることを特徴とする車輪状態検出ユニット捜索システム。 - 前記車両に設けられ、前記車両の位置を検出する位置検出手段をさらに備え、
前記送信部は、前記受信されたユニット識別情報に関連付けて、前記ユニット識別情報の受信時に検出された受信時車両位置を前記情報管理サーバに送信し、
前記報知手段は、前記車両から送信された前記受信されたユニット識別情報が捜索ユニット識別情報として登録されている旨と共に、前記受信時車両位置を報知することを特徴とする請求項10に記載の車輪状態検出ユニット捜索システム。 - 前記車両に設けられ、ユーザが入力可能な入力装置と、
前記車両に設けられ、情報を格納する記憶部と、をさらに備え、
前記捜索ユニット登録部は、前記入力装置を用いて入力されたユニット識別情報を前記記憶部に格納することにより、ユニット識別情報を登録することを特徴とする請求項10または11に記載の車輪状態検出ユニット捜索システム。 - 前記車両に設けられ、ネットワークを介して情報を受信する受信部と、
前記車両に設けられ、情報を格納する記憶部と、をさらに備え、
前記捜索ユニット登録部は、前記受信されたユニット識別情報を前記記憶部に格納することにより、ユニット識別情報を登録することを特徴とする請求項10または11に記載の車輪状態検出ユニット捜索システム。
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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- 2006-09-04 JP JP2006239409A patent/JP2008062671A/ja active Pending
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