JP2008044734A - エレベータのかご装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】閉じ込め事故等が発生した場合に、かご室天井部に形成された救出口から安全に且つ迅速にかご室内の乗客を救出することができるエレベータのかご装置を得る。
【解決手段】救出口が形成されたエレベータのかご室の天井部2と、天井部2に設けられた支持部と、水平方向に軸方向を有する回動軸6によって支持部に回動自在に設けられ、救出口の下方に配置された照明装置3の照明板と、天井部2に設けられ、照明板の一端部が回動軸6を中心として下方に回転された際に、照明板の回転を所定の位置で規制して、照明板を所定の角度で傾斜した状態に保持する保持部10と、照明板の上面に設けられ、照明板が保持部10により傾斜した状態に保持された場合に、照明板の一端部からかご室内に突出するように配置可能な避難用梯子7とを備える。
【選択図】図5
【解決手段】救出口が形成されたエレベータのかご室の天井部2と、天井部2に設けられた支持部と、水平方向に軸方向を有する回動軸6によって支持部に回動自在に設けられ、救出口の下方に配置された照明装置3の照明板と、天井部2に設けられ、照明板の一端部が回動軸6を中心として下方に回転された際に、照明板の回転を所定の位置で規制して、照明板を所定の角度で傾斜した状態に保持する保持部10と、照明板の上面に設けられ、照明板が保持部10により傾斜した状態に保持された場合に、照明板の一端部からかご室内に突出するように配置可能な避難用梯子7とを備える。
【選択図】図5
Description
この発明は、エレベータのかご室天井部に救出口が形成されたかご装置に関するものである。
エレベータのかご装置には、閉じ込め事故が発生した場合等に備えて、かご室天井部に救出口が形成されたものがある。かかる構成のかご装置が備えられたエレベータにおいて閉じ込め事故が発生すると、昇降路内に進入した救助隊員がかご上から救出口を開放し、かご室内に閉じ込められた乗客をこの救出口から救出する。
また、かご室の天井部に救出口が形成されたかご装置の従来技術として、かご室の天井部から設けられた照明カバーのうち、上記救出口に対応する領域を他の部分から分割して構成するとともに、一方の端部を回動自在に支持した当該領域の上面に足掛けフックを所定間隔毎に取り付けたものが提案されている。かかるかご装置では、閉じ込め事故が発生すると、照明カバーの上記領域の他端部を下方に移動させ、足掛けフックを避難用梯子として利用する(例えば、特許文献1参照)。
また、かご装置の他の従来技術として、かご室の天井部に形成された救出口をかご室内側から覆う天井板の上面に複数のステップを設け、この天井板の一端部を回動自在に支持して、かご室内へ開閉可能に構成したものが提案されている。かかるかご装置では、閉じ込め事故が発生すると、天井板の他端部側を下方に移動させ、ステップを階段状に配置して、かご室内の乗客を救出する(例えば、特許文献2参照)。
特許文献1記載のかご装置では、照明カバーに固定された足掛けフックを避難用梯子として利用するため、照明カバー自体に所定の強度が必要となり、強固な構造となって、意匠的な制約が多くなるといった問題があった。また、照明カバーを開閉する際に必要なかご室空間が大きく、かご室内の乗客に注意しながら照明カバーを開放させなければならず、迅速な救出が困難になるといった問題もあった。
また、特許文献2記載のかご装置では、救出口を塞ぐ天井板を避難時の階段として利用するため、かご室内の照明装置等が設置されている場合には、救出時に照明装置の取り外しが必要となって、迅速な救出が阻害される要因となっていた。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、閉じ込め事故等が発生した場合に、かご室天井部に形成された救出口から安全に且つ迅速にかご室内の乗客を救出することができるエレベータのかご装置を提供することである。
この発明に係るエレベータのかご装置は、救出口が形成されたエレベータのかご室の天井部と、天井部に設けられた支持部と、水平方向に軸方向を有する回動軸によって支持部に回動自在に設けられ、救出口の下方に配置された照明装置の照明板と、天井部に設けられ、照明板の一端部が回動軸を中心として下方に回転された際に、照明板の回転を所定の位置で規制して、照明板を所定の角度で傾斜した状態に保持する保持部と、照明板の上面に設けられ、照明板が保持部により傾斜した状態に保持された場合に、照明板の一端部からかご室内に突出するように配置可能な避難用梯子と、を備えたものである。
また、この発明に係るエレベータのかご装置は、救出口が形成されたエレベータのかご室の天井部と、天井部に設けられた支持部と、一端部が、水平方向に軸方向を有する第一回動軸によって支持部に回動自在に設けられ、救出口の下方に配置された照明装置の第一照明板と、一端部が、第一回動軸と平行な軸方向を有する第二回動軸によって第一照明装置の他端部に回動自在に設けられ、救出口の下方に配置された照明装置の第二照明板と、第二照明板の中間部に設けられ、第一回動軸と平行な軸方向を有するとともに、第二照明板を支持部に対して回動自在に且つ第一照明板側に移動自在に支持する支持軸と、天井部に設けられ、第二照明板の他端部が支持軸を中心として下方に回転された際に、第二照明板の回転を所定の位置で規制して、第二照明板を所定の角度で傾斜した状態に保持する保持部と、第二照明板の上面に設けられ、第二照明板が保持部により傾斜した状態に保持された場合に、第二照明板の他端部からかご室内に突出するように配置可能な避難用梯子と、を備えたものである。
この発明によれば、閉じ込め事故等が発生した場合に、かご室天井部に形成された救出口から安全に且つ迅速にかご室内の乗客を救出することができる。
この発明をより詳細に説明するため、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータのかご装置の通常時の状態を示す要部斜視図であり、かご室内からかご室天井を見た状態を示したものである。図1において、1はかご室の側壁、2はかご室の天井部、3はかご室の天井部2に設けられ、かご室内を照らす照明装置である。この照明装置3には、かご室の天井部2に設けられた蛍光灯等の照明体(図示せず)と、かご室内の乗客から照明体等の照明装置3の内部装置が見えないように、上記内部装置の下方に配置された照明板4と、かご室の天井部2に設けられ、照明板4を支持する支持枠5(支持部)とが備えられている。
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータのかご装置の通常時の状態を示す要部斜視図であり、かご室内からかご室天井を見た状態を示したものである。図1において、1はかご室の側壁、2はかご室の天井部、3はかご室の天井部2に設けられ、かご室内を照らす照明装置である。この照明装置3には、かご室の天井部2に設けられた蛍光灯等の照明体(図示せず)と、かご室内の乗客から照明体等の照明装置3の内部装置が見えないように、上記内部装置の下方に配置された照明板4と、かご室の天井部2に設けられ、照明板4を支持する支持枠5(支持部)とが備えられている。
ここで、上記照明板4は、例えば、かご室の出入口側から見て左側に配置された左側照明板4aと、中央に配置された中央照明板4bと、右側に配置された右側照明板4cとからなる複数枚(図1では3枚)で構成されている。なお、上記照明体は、左側照明体4aの直上部と右側照明体4cの直上部とにのみ配置されており、中央照明板4bの直上部には配置されていない。そして、中央照明板4bの直上部となるかご室の天井部2には、かご上に通じる救出口(図示せず)が形成されている。
ここで、上記中央照明板4bは、略長方形状の板状を呈し、その中間部がかご室の左右方向となる水平方向に軸方向を有する回動軸6(図1において図示せず)によって、支持枠5に回動自在に支持されている。即ち、中央照明板4bは、常時は左側照明板4a及び右側照明板4cと同様に水平状態に配置されるとともに、要時には、水平状態からかご室前側端部が下方に、かご室奥側端部が上方に移動するように回動軸6を中心として回転される。なお、中央照明板4bは、エレベータの通常運転時に回動軸6を中心として回動することがないように、常時は、施錠装置(図示せず)等によって支持枠5に固定されている。
次に、閉じ込め事故発生時に、かご室天井部2に形成された救出口からかご室内の乗客を救出する場合の動作について説明する。図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベータのかご装置の救出時の状態を示す要部斜視図、図3はこの発明の実施の形態1におけるエレベータのかご装置の救出時の他の状態を示す要部斜視図、図4は図3に示す状態のエレベータのかご装置の側面図、図5はこの発明の実施の形態1におけるエレベータのかご装置の救出時の他の状態を示す要部斜視図、図6は図5に示す状態のエレベータのかご装置の側面図、図7はこの発明の実施の形態1におけるエレベータのかご装置の救出時の他の状態を示す側面図、図8はこの発明の実施の形態1における図7のA部詳細図である。
図2乃至図8において、7は中央照明板4bの上面に設けられた避難用梯子であり、中央照明板4bの前側端部側にスライド可能に支持されている。8はかご室の天井部2と中央照明板4bの前側端部との間に設けられ、中央照明板4bの開閉時における負荷を軽減させるバネ付油圧ダンパである。このバネ付油圧ダンパ8は、要時における中央照明板4bの開放時に、中央照明板4bの前側端部を緩降下させるために設けられている。9はかご室の天井部2と中央照明板4bの前側端部との間に連結された吊り下げ用紐である。なお、上記吊り下げ用紐9は、鎖やロープ等によって構成され、中央照明板4bの開閉時に使用される。
かかる構成を有するかご装置が備えられたエレベータでは、かご室内に乗客がいる状態でかごの昇降が停止すると、かご室内の乗客は、かご室内に設けられたインターホンや非常ベルを利用して救出を依頼する。エレベータ保守会社等から派遣された救助隊員は、先ず、所定の乗場等から昇降路内に進入し、かご上に搭乗する。そして、救助隊員は、かご上から救出口を開放した後、図2以下に示すように、中央照明板4bの前側端部を降下させて救出経路を確保する。
具体的には、かご上から上記施錠装置を解除して中央照明板4bを回動軸6を中心に回動自在な状態とした後、吊り下げ用紐9を持って、中央照明板4bの前側端部をゆっくりとかご室内に降下させる。なお、中央照明板4bの前側端部を降下させる際の救助隊員の負荷は、バネ付油圧ダンパ8によって軽減される。
また、中央照明板4bの前側端部を降下させることにより、中央照明板4bの奥側端部は、回動軸6を中心として上方に移動する。ここで、かご室の天井部2には、中央照明板4bの前側端部が回動軸6を中心として下方に回転された際に、中央照明板4bの回転を所定の位置で規制して、中央照明板4bを所定の角度(例えば、70°)で傾斜した状態に保持する保持部10が設けられている。なお、実施の形態1における保持部10は、上記動作によって中央照明板4bの奥側端部が上方に移動した際に、中央照明板4bの奥側端部に上方から接触することにより、中央照明板4bの回転を所定の位置までに規制して、中央照明板4bを所定の角度で傾斜した状態に保持する。図3及び図4は、中央照明板4bの奥側端部が保持部10に接触するまで中央照明板4bの前側端部を降下させて、中央照明板4bを所定の角度で傾斜した状態に配置した場合を示したものである。なお、上記保持部10は、例えば、図8に示すように、天井部2に固定された鋼材部品10aと、鋼材部品10aに設けられ、中央照明板4bの奥側端部を吸着して、中央照明板4bを所定位置に固定する磁石10bとから構成される。
救助隊員は、保持部10により中央照明板4bを上記所定の傾斜に配置した後、図5及び図6に示すように、中央照明板4bに設けられた避難用梯子7を下方に移動させて、中央照明板4bの前側端部からかご室内に突出するように配置させる。なお、避難用梯子7は、保持部10によって所定の位置に保持されているため、避難用梯子7を下方にスライドさせた際に避難用梯子7の下端部がかご室の床面に接触するまで移動させる必要はなく、避難用梯子7の短縮化及び救助活動の迅速化を図ることも可能となる。
そして、上記動作によってかご上に通じる避難経路を確保した後、かご室内の乗客は、救助隊員の誘導に従ってかご室外へと避難する。
この発明の実施の形態1によれば、かご室内の乗客の救出時、避難経路を形成する中央照明板4bと避難用梯子7とが所定の角度で傾斜した状態に保持されるため、乗客は、避難用梯子7を登る際の労力が軽減され、かご室外に安全に脱出することができる。また、避難経路を形成する際に照明装置3の一部を救助隊員がかご上から取り外す必要もなく、救出の迅速化を図ることもできる。なお、中央照明板4bが所定の角度までしか回転しないため、避難経路を形成するために必要なかご室内の空間を削減することができ、混雑時における救出でも迅速化を図ることが可能となる。
実施の形態2.
図9はこの発明の実施の形態2における図7のA部詳細図、図10は図9に示すエレベータのかご装置の動作を説明するための図である。図9及び図10において、要時に中央照明板4bを所定の角度で傾斜した状態に保持する保持部10は、天井部2に固定された鋼材部品10aと、この鋼材部品10aに設けられた略凹形状の第一金具10cと、中央照明板4bの奥側端部上面に設けられ、要時に第一金具10cの凹部に係合して、中央照明板4bを所定位置に固定する略凸形状の第二金具10dとから構成される。かかる構成によっても、実施の形態1と同様の効果を奏することが可能である。なお、その他は、実施の形態1と同様の構成を有する。
図9はこの発明の実施の形態2における図7のA部詳細図、図10は図9に示すエレベータのかご装置の動作を説明するための図である。図9及び図10において、要時に中央照明板4bを所定の角度で傾斜した状態に保持する保持部10は、天井部2に固定された鋼材部品10aと、この鋼材部品10aに設けられた略凹形状の第一金具10cと、中央照明板4bの奥側端部上面に設けられ、要時に第一金具10cの凹部に係合して、中央照明板4bを所定位置に固定する略凸形状の第二金具10dとから構成される。かかる構成によっても、実施の形態1と同様の効果を奏することが可能である。なお、その他は、実施の形態1と同様の構成を有する。
実施の形態3.
図11はこの発明の実施の形態3におけるエレベータのかご装置の救出時の状態を示す側面図、図12はこの発明の実施の形態3におけるエレベータのかご装置の救出時の他の状態を示す側面図、図13はこの発明の実施の形態3におけるエレベータのかご装置の救出時の他の状態を示す側面図、図14はこの発明の実施の形態3における図13のB部詳細図である。
図11はこの発明の実施の形態3におけるエレベータのかご装置の救出時の状態を示す側面図、図12はこの発明の実施の形態3におけるエレベータのかご装置の救出時の他の状態を示す側面図、図13はこの発明の実施の形態3におけるエレベータのかご装置の救出時の他の状態を示す側面図、図14はこの発明の実施の形態3における図13のB部詳細図である。
図11乃至図14において、救出口の直下部に配置された中央照明板4bは、かご室の奥側に配置され、奥側縁部が水平方向に軸方向を有する回動軸11によって支持枠5に回動自在に設けられた第一中央照明板4dと、第一中央照明板4dよりもかご室の前側に配置され、奥側縁部が、上記回動軸11と略平行な軸方向を有する回動軸12によって第一中央照明板4dの前側縁部に回動自在に設けられた第二中央照明板4eと、第二中央照明板4eの中間部に設けられ、上記回動軸11及び12と略平行な軸方向を有するとともに、第二中央照明板4eを支持枠5に対して回動自在に且つかご室の奥側となる第一中央照明板4d側に移動自在に支持する支持軸13とから構成されている。また、避難用梯子7は、第二中央照明板4eの上面に設けられ、第二中央照明板4eの前側端部側にスライド可能に支持されている。
かかる構成を有するかご装置では、閉じ込め事故発生時、救助隊員は、かご上から中央照明板4bの施錠装置を開放した後、第二中央照明板4eの前側端部をかご室内に降下させるように第二中央照明板4eを回転させる。なお、第二中央照明板4eを回転させる上記動作は、回動軸12を上方に移動させることによって実施しても良い。かかる動作によって第二中央照明板4eの前側端部がかご室内に降下されると、第二中央照明板4eの奥側端部が支持軸13を中心にして上方に移動するとともに、第二中央照明板4eの奥側端部に回動自在に連結された第一中央照明板4dの前側端部も同時に上方に移動する。なお、第一中央照明板4dの奥側端部が支持枠5に回動軸11を介して固定されているため、第二中央照明板4eの前側端部は、支持軸13を中心に下方に移動するとともに、かご室の奥側に向かってスライド移動する。
なお、かご室天井部2には、第二中央照明板4eの前側端部が支持軸13を中心として下方に回転された際に、第二中央照明板4eの回転を所定の位置で規制して、第二中央照明板4eを所定の角度(例えば70°)で傾斜した状態に保持する保持部14が設けられている。なお、実施の形態3における保持部14は、例えば、天井部2に固定され、第一中央照明板4dと第二中央照明板4eとの連結部にかご室奥側から接触することによって第二中央照明板4eの回転を所定の位置までに規制する鋼材部品14aから構成される。
救助隊員は、第二中央照明板4eを上記所定の傾斜に配置した後、図13に示すように、第二中央照明板4eに設けられた避難用梯子7を下方に移動させて、第二中央照明板4eの前側端部からかご室内に突出するように配置させる。そして、上記動作によってかご上に通じる避難経路を確保した後、かご室内の乗客は、救助隊員の誘導に従ってかご室外へと避難する。
この発明の実施の形態3によれば、かご室内の乗客の救出時、避難経路を形成する第二中央照明板4eのかご室内への突出長さを短くすることができ、避難経路を形成するために必要なかご室内の空間を削減することができる。したがって、かご室内の乗客の安全性を確実に確保することができ、迅速な救出が可能となる。その他の構成、動作及び効果は、実施の形態1と同様である。
1 側壁
2 天井部
3 照明装置
4 照明板
4a 左側照明板
4b 中央照明板
4c 右側照明板
4d 第一中央照明板
4e 第二中央照明板
5 支持枠
6、11、12 回動軸
7 避難用梯子
8 バネ付油圧ダンパ
9 吊り下げ用紐
10、14 保持部
10a、14a 鋼材部品
10b 磁石
10c 第一金具
10d 第二金具
13 支持軸
2 天井部
3 照明装置
4 照明板
4a 左側照明板
4b 中央照明板
4c 右側照明板
4d 第一中央照明板
4e 第二中央照明板
5 支持枠
6、11、12 回動軸
7 避難用梯子
8 バネ付油圧ダンパ
9 吊り下げ用紐
10、14 保持部
10a、14a 鋼材部品
10b 磁石
10c 第一金具
10d 第二金具
13 支持軸
Claims (5)
- 救出口が形成されたエレベータのかご室の天井部と、
前記天井部に設けられた支持部と、
水平方向に軸方向を有する回動軸によって前記支持部に回動自在に設けられ、前記救出口の下方に配置された照明装置の照明板と、
前記天井部に設けられ、前記照明板の一端部が前記回動軸を中心として下方に回転された際に、前記照明板の回転を所定の位置で規制して、前記照明板を所定の角度で傾斜した状態に保持する保持部と、
前記照明板の上面に設けられ、前記照明板が前記保持部により傾斜した状態に保持された場合に、前記照明板の一端部から前記かご室内に突出するように配置可能な避難用梯子と、
を備えたことを特徴とするエレベータのかご装置。 - 照明板は、その中間部に設けられた回動軸によって支持部に回動自在に設けられ、
保持部は、前記照明板の一端部が前記回動軸を中心として下方に回転された際に、前記照明板の他端部に上方から接触することにより、前記照明板の回転を所定の位置で規制して、前記照明板を所定の角度で傾斜した状態に保持する
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータのかご装置。 - かご室の天井部と照明板との間に設けられ、前記照明板の開閉時における負荷を軽減させるダンパを備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータのかご装置。
- かご室の天井部と照明板の一端部との間に連結された吊り下げ用紐を備えたことを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載のエレベータのかご装置。
- 救出口が形成されたエレベータのかご室の天井部と、
前記天井部に設けられた支持部と、
一端部が、水平方向に軸方向を有する第一回動軸によって前記支持部に回動自在に設けられ、前記救出口の下方に配置された照明装置の第一照明板と、
一端部が、前記第一回動軸と平行な軸方向を有する第二回動軸によって前記第一照明装置の他端部に回動自在に設けられ、前記救出口の下方に配置された前記照明装置の第二照明板と、
前記第二照明板の中間部に設けられ、前記第一回動軸と平行な軸方向を有するとともに、前記第二照明板を前記支持部に対して回動自在に且つ前記第一照明板側に移動自在に支持する支持軸と、
前記天井部に設けられ、前記第二照明板の他端部が前記支持軸を中心として下方に回転された際に、前記第二照明板の回転を所定の位置で規制して、前記第二照明板を所定の角度で傾斜した状態に保持する保持部と、
前記第二照明板の上面に設けられ、前記第二照明板が前記保持部により傾斜した状態に保持された場合に、前記第二照明板の他端部から前記かご室内に突出するように配置可能な避難用梯子と、
を備えたことを特徴とするエレベータのかご装置。
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JP2006222584A JP2008044734A (ja) | 2006-08-17 | 2006-08-17 | エレベータのかご装置 |
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