JP2008039263A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】収容室10内の左右の側壁に設けられた棚受部2と、それぞれ手前側と奥側とに並べて配置される前棚4及び後棚3とを備え、後棚3の枠部材32の手前側の左右両端部には第1固定具51が、前棚4の枠部材42の奥側の左右両端部には第2固定具52が設けられ、それらが相互に係合する棚係合機構50を構成している。後棚3の左右両端部に設けられた突出部33と、左右の側壁11に設けられて突出部33を嵌入させる窪み部2bとを有する移動規制機構60により、後棚3の奥行き方向の動きを規制する。
【選択図】図3
Description
また、冷蔵庫は、その収容室内を上下方向に仕切る複数の棚を備えている。この棚は、収容室内の左右の側壁に設けられた棚受部により、左右両端部で支持され、着脱可能に構成されている。通常、棚受部は、上下方向に複数段設けられ、複数の棚は、それぞれの支持位置(支持高さ)を変更可能に構成されている。これにより、利用者は、被冷却物の高さに応じて、棚の上下方向のレイアウトを変更することができる。
ここで、収容室内の棚のレイアウトをよりフレキシブルに変更可能とし、収容室の収容効率を高めることができる冷蔵庫が望まれている。
これに対し、特許文献1には、収容室内に、後端の支軸を中心に回動する後棚と、その後棚の下に収容自在に前後方向へ摺動可能な前棚とで構成され、前後方向(奥行き方向)に伸縮可能で、後端の支軸を中心に回動自在な伸縮自在棚を備えた冷蔵庫が示されている。
これにより、被冷却物の大きさや数に応じて、よりフレキシブルに棚のレイアウトを変更できる結果、収容室の収容効率を高めることができる。
特に、収容室内の棚として、複雑な形状に加工することが難しいガラス板を採用した場合、特許文献1に示されるような複雑な機構を実現することが難しいという問題点があった。
また、棚のレイアウト変更の自由度を高めるため、前後(手前側と奥側)に並べて配置される分離した棚を採用することが考えられるが、この場合、手前側に配置した棚(前棚)が、被冷却物の出し入れ時に手前側に脱落しやすくなるという問題が生じる。
従って、本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、前後(手前側と奥側)に並べて配置される棚を採用して収容室の収容効率を高めることを可能とし、さらに、棚の脱落を防止できる機構をごく簡易な構成により実現できる冷蔵庫を提供することにある。
(1)被冷却物が収容される収容室内の左右の側壁に設けられた棚受部。
(2)前記棚受部により左右両端部で支持される着脱可能な棚であって、それぞれ手前側と奥側とに並べて配置される前棚及び後棚に分離して構成された2つの棚。
(3)前記後棚の手前側に設けられた第1部材と前記前棚の奥側に設けられた第2部材とを有し、これらが相互に係合する棚係合機構。
(4)前記後棚の左右両端部及び前記左右の側壁のうちの一方に突出して設けられた突出部と他方に設けられて前記突出部を嵌入させる被嵌入部とを有して前記後棚の奥行き方向の動きを規制する移動規制機構。
ここで、前記移動規制機構としては、前記後棚の左右両端部に、その後棚における前記棚受部に支持される被支持面よりも下方へ突出して設けられた前記突出部と、奥行き方向に伸びて形成された前記棚受部に設けられ、前記突出部を嵌入させてその奥行き方向の動きを規制する前記被嵌入部と、を有する機構が考えられる。
以上に示した構成を備えた冷蔵庫は、前後(手前側と奥側)に並べて配置される2つの棚(分離した前棚と後棚)を採用しているため、よりフレキシブルに棚のレイアウトを変更できる。例えば、収容室内を奥行き方向ほぼ全体に渡って上下に仕切る場合には、ある高さの棚受部に、前棚と後棚とを前後に並べた状態で支持させればよい。また、収容室の奥側において上下方向に多数の棚を配置(多段に配置)し、収容室の手前側において上下方向に少数の棚を配置する又は配置しない、といった棚のレイアウトも可能となる。これにより、被冷却物の大きさや数に応じて、よりフレキシブルに棚のレイアウトを変更できる結果、収容室の収容効率を高めることができる。また、棚それぞれの奥行きが短くなる結果、1つの棚の重量も軽くなるため、冷蔵庫の前方のスペース(全面のドアが開閉されるスペース)が狭くても棚のレイアウト変更が可能となり、また、棚の取り扱いも容易となる。
また、前記棚係合機構によって前棚と後棚とが係合(連結)され、さらに、前記移動規制機構により、2つの棚の奥行き方向(前後方向)の動きが規制されるので、確実に棚の脱落を防止できる。
しかも、前記棚係合機構及び前記移動規制機構は、2つの部材が係合する機構、及び突出部が所定部位に嵌入する機構というごく簡易な構成である。
これにより、前記収容室は、前記前棚よりも手前側において、前記棚受部が存在しない分だけその横幅が広くなる。特に、前記棚受部をより奥側に配置するほど、前棚を置かない状態で使用する際に、収容室を横に広く使用することができる範囲(奥行き方向の範囲)が大きくなる。
ここで、前記前棚が、その手前側端部付近の位置において前記棚受部により支持されない場合(前記棚受部をより奥側に配置するほど)、その前棚の手前寄りの部分に被冷却物が載置されると、前棚の後端部が浮き上がるという問題が生じ得る。
そこで、前記棚係合機構において、前記後棚に設けられた前記第1部材が上側から、前記前棚に設けられた前記第2部材が下側から重なり合って相互に係合するよう構成されていれば好適である。
これにより、前記前棚の後端部(即ち、前記第2部材)の浮き上がりを回避できる。
これにより、前記前棚を後棚としても使用できる。このような構成は、前記棚受部が上下方向に複数段存在する場合に特に好適である。
また、前記棚受部が、前記収容室内の左右の側壁それぞれにおいて、前記後棚の側端部のほぼ全体及び前記前棚の側端部の奥側の一部に渡る領域を支持する後側棚受部と、前記前棚の側端部の手前側の一部を支持する前側棚受部と、に分離して設けられ、前記後側棚受部と前記前側棚受部との間に空間が形成されたものが考えられる。
これにより、前棚を置かない状態で使用する際に、前記後側棚受部と前記前側棚受部との間の空間の分だけ収容室を横に広く使用することができる。
また、前記棚係合機構を構成する前記第1部材及び前記第2部材のそれぞれが、前記2つの棚それぞれにおける左右両端部に設けられたもの、即ち、前記2つの棚それぞれにおける前記棚受部に支持される部分に設けられたものが考えられる。
これにより、前記棚係合機構が、被冷却物の出し入れの邪魔にならないため好適である。特に、前記2つの棚が、左右両端部付近を除く範囲において、それらが連なる部分で上面が面一に形成されていれば、被冷却物をよりスムーズに出し入れできる。
また、前記後棚が、ガラス板とその縁部を覆うとともに前記第1部材を兼ねる枠部材とを備え、前記前棚が、ガラス板とその縁部を覆うとともに前記第2部材を兼ねる枠部材とを備えて構成されたものが考えられる。
これにより、汚れに強く、デザイン性(意匠性)及び剛性(強度)に優れたガラス板を、その縁部(端部)を被覆して安全な状態で収容室内の前棚及び後棚として採用しつつ、簡易な構成の前記棚係合機構及び前記移動規制機構によりその脱落を防止できる。
また、前記棚係合機構によって前棚と後棚とが係合(連結)され、さらに、前記移動規制機構により、2つの棚の奥行き方向(前後方向)の動きが規制されるので、確実に棚の脱落を防止できる。しかも、前記棚係合機構及び前記移動規制機構は、2つの部材が係合する機構、及び突出部が所定部位に嵌入する機構というごく簡易な構成により実現できる。
また、前記棚受部が、前記左右の側壁それぞれにおいて、前記前棚の側端部の手前側端部よりも奥側の範囲内に設けられたものであれば、収容室を横に広く使用することができ好適である。この場合、前記後棚に設けられた前記第1部材が上側から、前記前棚に設けられた前記第2部材が下側から重なり合って相互に係合する前記棚係合機構を採用すれば、前記前棚の後端部の浮き上がりを回避できる。
また、前記前棚の左右両端部にも、前記後棚に設けられる前記突出部(前記移動規制機構を構成するもの)と同様の突出部(第2の突出部)を設ければ、前記前棚を後棚としても使用できる。その結果、よりフレキシブルに棚のレイアウトを変更でき、収容室の収容効率をより高めることができる。
ここに、図1は本発明の第1実施形態に係る冷蔵庫A1の側断面図、図2は冷蔵庫A1が備える2つの棚の下面図、図3は冷蔵庫A1の収容室の平断面図、図4は冷蔵庫A1が備える移動規制機構を表す断面図、図5は冷蔵庫A1が備える棚係合機構を表す断面図、図6は本発明の第2実施形態に係る冷蔵庫A2の収容室の平断面図である。
まず、図1に示す側断面図を参照しつつ、本発明の第1実施形態に係る冷蔵庫A1全体の概略構成について説明する。なお、図1において、図に向かって左側が冷蔵庫A1の正面方向(手前側)であり、右側が冷蔵庫A1の背面方向(奥側)である。
図1に示すように、本発明の第1実施形態に係る冷蔵庫A1は、その内部に、食品(被冷却物の一例)が収容される収容室10が形成されている。その収容室10は、前面以外が隔壁で囲まれ、前面側に当該冷蔵庫A1の外装を形成するドア12が開閉可能に設けられている。
また、冷蔵庫A1は、その収容室10内を上下方向に仕切る複数の棚3、4を備えている。この棚3、4は、収容室10内の左右の側壁に設けられた棚受部2により、左右両端部で支持され、その棚受部2に載置するか否かによって着脱可能に構成されている。また、棚受部2は、上下方向に複数段設けられ、複数の棚3、4は、いずれの段の棚受部2に載置させるかによって仕切りの高さを変更可能に構成されている。これにより、利用者は、食品の高さに応じて、棚3、4の上下方向のレイアウトを変更することができる。
また、棚3、4は、それぞれ手前側と奥側とに並べて配置される前棚4及び後棚3の2種類からなるものである。
このように、冷蔵庫A1は、前後(手前側と奥側)に並べて配置される着脱可能な2つの分離した棚(前棚4と後棚3)を採用しているため、フレキシブルに棚のレイアウトを変更できる。
冷蔵庫A1は、前後に並べて配置されたこれら2つの棚4、3を相互に係合する棚係合機構50と、後棚3の奥行き方向の移動を規制する移動規制機構60とを備え、これら両機構が、2つの棚(特に、前棚4)が手前側へ脱落することを防止する。
ここで、図2は、2つの棚4、3の下面図(裏面図)、図3は、収容室10の平断面図である。なお、図2及び図3において、図に向かって下側が冷蔵庫A1の正面方向(手前側)であり、上側が冷蔵庫A1の背面方向(奥側)である。
図2に示すように、後棚3は、ガラス板31と、そのガラス板31の縁部(ここでは、外周全体)を覆う枠部材32とを備え、これらが一体に結合されて構成されている。同様に、前棚4も、ガラス板41と、そのガラス板41の縁部(ここでは、外周全体)を覆う枠部材42とを備え、これらが一体に結合されて構成されている。これら枠部材32、42が設けられていることにより、ガラス板31、41の一方が他方に当たって破損したり、利用者が露出したガラス板31、41の端部に触って傷を負ったりすることを防止できる。
さらに、後棚3の手前側の左右両端部には第1固定具51が、前棚4の奥側の左右両端部には第2固定具52が、それぞれ形成されている。これら第1固定具51及び第2固定具52は、前後に並べられた状態で棚受部2により支持された後棚3と前棚4とを相互に係合する棚係合機構50を構成している。
図3は、棚係合機構50が係合状態にあるときの平面図(棚の上面側から見た図)である。
ここで、第1固定具51及び第2固定具52と、後述する突出部33、43を含む各枠部材32、42は、一体成型された樹脂やプラスチック等で構成されている。
図5に示すように、第1固定具51の下面側には第1の爪部51aが、第2固定具52の上面側には第2の爪部52aがそれぞれ形成されており、これら両爪部51a、52aが相互に係合する。
図5に示す係合機構50は、後棚3に設けられた第1固定具51が上側から、前棚4に設けられた第2固定具52が下側から重なり合って相互に係合するよう構成されている。
これにより、前棚4の手前寄りの部分に被冷却物が載置された場合でも、前棚4の後端部(即ち、第2固定具52)が浮き上がることがない。
また、第1固定具51における第1の爪部51aの手前側と、第2固定具52における第2の爪部52aの奥側とのそれぞれには、前棚4を棚受部2上で手前側から奥側へスライドさせた際にそれぞれ相互に当接して摺動することにより、第1固定具51及び第2固定具52を非係合状態から係合状態へ案内する(導く)摺動面51b、52bが形成されている。
その結果、前棚4を棚受部2上で手前側から奥側へスライドさせるという簡易な操作により、第1固定具51と第2固定具52とを係合させることができる。
また、後棚3の手前側を少し持ち上げることにより、第1の爪部51aと第2の爪部52aとの係合が外れ、その状態で前棚4を少し手前側へ引き出すことにより、棚係合機構50の係合を解除できる。
図4は、移動規制機構60を表す正面方向から見た断面図(図3におけるF−F断面図)である。
図4に示すように、後棚3の枠部材32の一部である突出部33は、後棚3における棚受部2に支持される被支持面32a(下面)よりも下方へ突出して設けられている。また、奥行き方向に伸びて形成された棚受部2には、前記突出部33を嵌入させて、後棚3の奥行き方向の動きを規制する窪み部2b(被嵌入部の一例)が形成されている。移動規制機構60は、これら突出部33及び窪み部2bにより構成されている。なお、図4において、2aは、棚受部2における棚の支持面を表す。
このように、移動規制機構60は、後棚3の左右両端部に設けられた突出部33と、左右の側壁11に設けられて突出部33を嵌入させる窪み部2b(被嵌入部)とを有し、後棚3の奥行き方向の動きを規制する。
なお、後棚3の枠部材32は、棚係合機構50を構成する第1固定具51と移動規制機構60を構成する突出部33とを兼ねるものであり、同様に、前棚4の枠部材42は、棚係合機構50を構成する第2固定具52と突出部43とをかねるものである。
これにより、収容室10は、前棚4よりも手前側において、棚受部2が存在しない分だけその横幅が広くなる。特に、前棚4を置かない状態で使用する際に、収容室10を横に広く使用することができる範囲(P1の位置から手前側の範囲)が大きくなる。
また、そのような構成であっても、図5に示したように、奥側の第1固定具51が、手前側の第2固定具52に対して上側から重なって係合するため、前棚4の後端部の浮き上がりを回避できる。
また、前棚4に設けられた突出部43は、その前棚4を棚受部2の手前側に支持させた場合(図3に示す状態)にその棚受部2と干渉しない位置(図3における位置Pよりも手前側の位置)に設けられている。一方、前棚4に設けられた突出部43は、その前棚4を棚受部2の奥側(図3における後棚3の位置に相当)に支持させた場合に、その棚受部2に設けられた前記窪み部2b(被嵌入部)に嵌入するよう設けられている。
これにより、前棚4を後棚としても使用できる。
図1に、収容室10内において棚受部2が上下方向に複数段設けられた棚形成領域Zを示している。この棚形成領域Zにおいて、下から1段目(最下段)の棚受部2には、前棚4と後棚3とが前後に並べて載置されている。また、下から3段目の棚受部2には、後棚3のみが奥側に載置されている(突出部33が窪み部2bに嵌入した状態)。また、下から4段目の棚受部2には、前棚4のみが奥側に載置されている(突出部43が窪み部2bに嵌入した状態)。
図1に示す棚形成領域Zにおける下から3段目及び4段目の状態となるように、前棚4及び後棚3の両方を、上下方向に複数段存在する棚受部2の奥側に支持させれば、収容室10内の奥側に多数の小さな食品を、収容室10内の手前側に大きな食品を収容させることができる。
また、収容室10の奥側において上下方向に多数の棚を配置(多段に配置)し、収容室10の手前側において上下方向に少数の棚を配置する又は配置しない、といった棚のレイアウトも可能となる。これにより、被冷却物の大きさや数に応じて、よりフレキシブルに棚のレイアウトを変更できる結果、収容室10の収容効率を高めることができる。また、棚4、3それぞれの奥行きが短くなる結果、1つの棚の重量も軽くなるため、冷蔵庫A1の前方のスペース(全面のドア12が開閉されるスペース)が狭くても棚4、3のレイアウト変更が可能となり、また、棚4、3の取り扱いも容易となる。
また、棚係合機構50によって前棚4と後棚3とが係合(連結)され、さらに、移動規制機構60により、2つの棚4、3の奥行き方向(前後方向)の動きが規制されるので、確実に棚の脱落を防止できる。
しかも、棚係合機構50及び移動規制機構60は、2つの部材が係合する機構、及び突出部が所定部位に嵌入する機構というごく簡易な構成により実現されている。
また、棚係合機構50を構成する第1固定具51及び第2固定具52のそれぞれが、2つの棚4、3それぞれにおける左右両端部に設けられている(図2参照)ので、比較的厚みのある棚係合機構50が、被冷却物の出し入れの邪魔にならない。
次に、図6に示す収容室10の平断面図を参照しつつ、本発明の第2実施形態に係る冷蔵庫A2について説明する。なお、各図において、冷蔵庫A1が備えるものと同じ構成要素については、同じ符号を記している。
冷蔵庫A2は、棚受部以外については、前記冷蔵庫A1と同じ構成を備えている。
冷蔵庫A2が備える棚受部は、収容室10内の左右の側壁11それぞれにおいて、後棚3の側端部のほぼ全体と前棚4の側端部の奥側の一部とに渡る領域を支持する後側棚受部21と、前棚4の側端部の手前側の一部(角部付近)を支持する前側棚受部22とに分離して設けられている。そして、奥行き方向に伸びて形成された後側棚受部21と、奥行き方向にごく短く形成された前側棚受部22との間には、空間1aが形成されている。図6に示す例では、後側棚受部21は、前棚4における奥側側端部から1/5乃至1/4の位置P2から奥側の範囲に設けられている。
これにより、前棚4を置かない状態で使用する際に、後側棚受部21と前側棚受部22との間の空間1aの分だけ収容室10を横に広く使用することができ、収容効率がより高まる。
なお、移動規制機構60を構成する前記窪み部2b(図4参照)は、後側棚受部21に設けられている。
例えば、棚4、3それぞれが、第1固定具51又は第2固定具52をその一部に有して一体成型された樹脂部材等により構成されたものも考えられる。
また、例えば冷蔵庫A2のように、棚受部(前側棚受部22)が前棚4の手前側端部付近を支持する場合、棚係合機構50は、第1固定具51及び第2固定具52の上下関係が図5に示した関係と逆に構成されたものであってもよい。即ち、後棚3に設けられた第1固定具51が下側から、前棚4に設けられた第2固定具52が上側から重なり合って相互に係合するよう構成された棚係合機構を採用することが考えられる。
これにより、前棚4を少し持ち上げて手前側へ引き出すだけで、後棚3を操作することなく、棚係合機構の係合を解除でき、取り扱いがさらに容易となる。
2…棚受部
2b…窪み部
3…後棚
4…前棚
10…収容室
11…側壁
12…ドア
21…後側棚受部
22…前側棚受部
31、41…ガラス板
32、42…枠部材
33、43…突出部
50…棚係合機構
51…第1固定具
51a…第1固定具の爪部
51b…第1固定具の摺動面
52…第2固定具
52a…第2固定具の爪部
52b…第2固定具の摺動面
60…移動規制機構
Claims (8)
- 被冷却物が収容される収容室内の左右の側壁に設けられた棚受部と、
前記棚受部により左右両端部で支持される着脱可能な棚であって、それぞれ手前側と奥側とに並べて配置される前棚及び後棚に分離して構成された2つの棚と、
前記後棚の手前側に設けられた第1部材と前記前棚の奥側に設けられた第2部材とを有し、これらが相互に係合する棚係合機構と、
前記後棚の左右両端部及び前記左右の側壁のうちの一方に突出して設けられた突出部と他方に設けられて前記突出部を嵌入させる被嵌入部とを有して前記後棚の奥行き方向の動きを規制する移動規制機構と、
を具備してなることを特徴とする冷蔵庫。 - 前記移動規制機構が、
前記後棚の左右両端部に、該後棚における前記棚受部に支持される被支持面よりも下方へ突出して設けられた前記突出部と、
奥行き方向に伸びて形成された前記棚受部に設けられ、前記突出部を嵌入させてその奥行き方向の動きを規制する前記被嵌入部と、を有してなる請求項1に記載の冷蔵庫。 - 前記棚受部が、前記左右の側壁それぞれにおいて、前記前棚の側端部の手前側端部よりも奥側の範囲内に設けられてなる請求項1又は2のいずれかに記載の冷蔵庫。
- 前記棚係合機構において、前記第1部材が上側から、前記第2部材が下側から重なり合って相互に係合してなる請求項3に記載の冷蔵庫。
- 前記棚受部が、前記収容室内の左右の側壁それぞれにおいて、前記後棚の側端部の略全体及び前記前棚の側端部の奥側の一部に渡る領域を支持する後側棚受部と、前記前棚の側端部の手前側の一部を支持する前側棚受部と、に分離して設けられたものであり、前記後側棚受部と前記前側棚受部との間に空間が形成されてなる請求項1又は2のいずれかに記載の冷蔵庫。
- 前記前棚の左右両端部に、該前棚の前記棚受部に支持される被支持面よりも下方へ突出し、該前棚を前記棚受部の手前側に支持させた場合に該棚受部と干渉せず、かつ、該前棚を前記棚受部の奥側に支持させた場合に該棚受部に設けられた前記被嵌入部に嵌入する第2の突出部が設けられてなる請求項1〜5のいずれかに記載の冷蔵庫。
- 前記棚係合機構を構成する前記第1部材及び前記第2部材のそれぞれが、前記2つの棚それぞれにおける左右両端部に設けられてなる請求項1〜6のいずれかに記載の冷蔵庫。
- 前記後棚が、ガラス板とその縁部を覆うとともに前記第1部材を兼ねる枠部材とを備え、前記前棚が、ガラス板とその縁部を覆うとともに前記第2部材を兼ねる枠部材とを備えて構成されてなる請求項1〜7のいずれかに記載の冷蔵庫。
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