JP2008038483A - 外壁用のコンクリート型枠 - Google Patents
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Abstract
【課題】発泡樹脂製の断熱材を内外の型枠とするとコンクリートの打設後の仕上がり具合を確認できず、経験不足による施工不良が隠蔽されてしまう欠点を備えていた。そこで、外断熱の外壁側のみ発泡樹脂製の型枠とし、コンクリートの打設面の確認ができるようにし、全体として合板を使わずに工期の短縮、コストダウンを図れるようにした。
【解決手段】プラスチック製の複数の連結具22に発泡ポリスチレン板21の側縁を順次嵌め込んで構成した外断熱材をかねた外枠2と、プラスチック製の半透明素材から構成した中空状のパネル3aを順次繋げるようにし解体繰り返し用いることのできる内枠3とからなる。
【選択図】図7
【解決手段】プラスチック製の複数の連結具22に発泡ポリスチレン板21の側縁を順次嵌め込んで構成した外断熱材をかねた外枠2と、プラスチック製の半透明素材から構成した中空状のパネル3aを順次繋げるようにし解体繰り返し用いることのできる内枠3とからなる。
【選択図】図7
Description
この発明は、外壁用のコンクリート型枠に関するもので、室外側の外枠を断熱材をかねるものとし外断熱施工の容易化、型枠の取り外し作業を不用とし、室内側となる内枠は施工後取り外しコンクリートの打設状況を確認できるようにし、取り外した後は繰り返し使用可能としたものである。
従来、コンクリート打設用のコンクリート型枠は、内外に対峙させる合板製型枠にて構成するものが多く、数回乃至10回程度の使い回しはできるものの、その後には解体廃棄処分をしていた。
そのために、金属製の型枠も提案され実際に用いられているが、重量が嵩み取り扱いに不便であった。
プラスチックの型枠も提案されているが、板厚が足りないと、コンクリート打設時に耐えられず、変形、破損が生じることがあった。
そのために、金属製の型枠も提案され実際に用いられているが、重量が嵩み取り扱いに不便であった。
プラスチックの型枠も提案されているが、板厚が足りないと、コンクリート打設時に耐えられず、変形、破損が生じることがあった。
一般的にはコンクリート壁を養生固化した後にコンクリート内外壁に沿わせて配置される断熱材そのものをコンクリート型枠とするようにした技術が、特許文献1に提示するよう提案され、工期の短縮、コストダウンに資するとしている。
特開平2ー346536
従来の特許文献1に提示する手段では、発泡樹脂製の断熱材が内外の型枠となり、コンクリート打設、養生、硬化後もそのまま残置されるので、コンクリートの打設後の仕上がり具合を確認できず、経験不足による施工不良が隠蔽されてしまう欠点を備えていた。
そこで、この発明では、快適な生活環境を齎す外断熱の外壁を、合板を使わずに工期の短縮、コストダウンをもってなしうるようにしたもので、しかも、コンクリートの打設面の確認ができるように、内側の型枠を解体、繰り返し使用できるようにしたものである。
この発明はこのような課題を解決するためのもので、請求項1の外壁用のコンクリート型枠は、プラスチック製の複数の連結具に発泡ポリスチレン板の側縁を順次嵌め込んで構成した外枠と、プラスチック製の半透明素材から構成した中空状のパネルを順次繋げるようにして構成した内枠とからなり、外枠はそのまま外断熱材とし、内枠は解体して繰り返し使えるようにしたことを特徴とする。
請求項2の外壁用のコンクリート型枠は、縦長方形の発泡ポリスチレン板の隣り合う長手方向の側縁を受け入れ、セパレータの掛孔を所定間隔で穿った縦縁を備えた断面略土の字状をなすプラスチック製の複数の連結具に発泡ポリスチレン板の側縁を順次嵌め込んで構成した外枠と、一端に鉤状の引っ掛け片を、他端部にスロットを穿ったセパレータと、堰板部と向き合う背面部の間に補強板を介し、側板部は堰板部より内側としかつ背面部より突き出すようにして全体は中空状のパネルとし、堰板部の両側縁にはセパレータの厚みの半分を受け入れる凹部を列設し、側板部の突出した箇所にはセパレータのスロットに対応するスロットを穿つようにしたプラスチック製の半透明素材からなる内枠と、外枠と内枠及び内枠同士を繋ぐために隣り合う内枠のスロットにセパレータのスロットを挟んで刺し込む楔金具及びこの楔金具の長穴に刺し込んで固定する楔金具とからなるものである。
この発明は以上のような構成からなるもので、請求項1の発明では、快適な生活環境を齎す外断熱のコンクリート壁を経済的に提供できることになる。すなわち外枠を基本的には発泡ポリスチレン板として、型枠と断熱材を兼ねるようにし、しかもこの外枠はプラスチック製の複数の連結具により繋ぐようにしているので強度を保つことができる。
また、一般的な合板によるコンクリート型枠では、その素材として熱帯雨林の森林資源を用いることが多いが、この発明ではその伐採による減少を避けることができることになる。
外枠及び内枠を樹脂成形品としたのであるが、内枠を半透明部材としたので、コンクリートを打設しながら充填状況を確認できるのである。しかも、内枠はコンクリートの養生、硬化後に解体して繰り返し用いるので、コンクリート壁の仕上がり具合を視認することもでき、工事不良を見過ごすこともない。
外枠及び内枠を樹脂成形品としたのであるが、内枠を半透明部材としたので、コンクリートを打設しながら充填状況を確認できるのである。しかも、内枠はコンクリートの養生、硬化後に解体して繰り返し用いるので、コンクリート壁の仕上がり具合を視認することもでき、工事不良を見過ごすこともない。
請求項2の発明では、セパレータを外枠を構成する連結部材に引っ掛けることで組み付けられることになるので構成が簡単となり部品点数の減少、作業の省力化が可能となったのである。すなわち、従来のセパレータはコンクリート型枠を貫通させるので、内外で作業をしなくてはならなかったが、内側のみで作業ができることになるのである。
また、楔金具を用いてセパレータのスロットを内枠を構成するパネルのスロットに挟んで止め、かつ、この楔金具のスロットに楔金具を打ち込むようにしたので、回転させるねじを用いないので作業がきわめて簡単となる。
また、楔金具を用いてセパレータのスロットを内枠を構成するパネルのスロットに挟んで止め、かつ、この楔金具のスロットに楔金具を打ち込むようにしたので、回転させるねじを用いないので作業がきわめて簡単となる。
以下、図面に示すこの発明の実施の形態に即して説明する。
図1は、この発明にかかわるコンクリート型枠の概要の断面図である。
コンクリート型枠1は、概略外部側の外枠2と内部側の内枠3とからなり、これら外枠2と内枠3を所定の間隔、すなわちコンクリート壁の厚み分離して対峙させるためのセパレータ4及びこれらを結合連結する楔金具5とからなるものである。6は外枠2に横方向に渡したバタ材であり、7は内枠3に渡したバタ材であり、8はバタ材7から床面に至るように配置するターンバックルからなる支保材である。
図1は、この発明にかかわるコンクリート型枠の概要の断面図である。
コンクリート型枠1は、概略外部側の外枠2と内部側の内枠3とからなり、これら外枠2と内枠3を所定の間隔、すなわちコンクリート壁の厚み分離して対峙させるためのセパレータ4及びこれらを結合連結する楔金具5とからなるものである。6は外枠2に横方向に渡したバタ材であり、7は内枠3に渡したバタ材であり、8はバタ材7から床面に至るように配置するターンバックルからなる支保材である。
外枠2は、図2に示すように縦長方形の発泡ポリスチレン板(EPS板)21を多数のプラスチック製の連結具22にて縦方向に並べて形成するものである。
発泡ポリスチレン板21は発泡倍率40倍程度の比較的硬質なものとし、厚みは65mm、幅は300mm弱とする。JISA9511で規定されている難燃性試験で「火源を後退させると3秒以内に火が消える」グレードを用い断熱材を兼ねるようにする。
連結具22は、プラスチックの成形品からなるもので、発泡ポリスチレン板21の隣り合う長手方向の側縁を受け入れる断面H形板221と、セパレータ4の掛孔222aを所定間隔で穿った縦縁222を備え全体として断面略土の字状としたものである。尚、縦縁222は掛孔222aを設ける箇所のみ断続的に設けるようにしても良い。
組み付けた状態で高さは2850mmで、連結具22同士は中央で300mm間隔で配置されるようにする。平坦面である地上で組み付けてから、地中に形成した土台上に建て込むようにする。このとき必要に応じてバタ材6にて外側から支えるようにする。
発泡ポリスチレン板21は発泡倍率40倍程度の比較的硬質なものとし、厚みは65mm、幅は300mm弱とする。JISA9511で規定されている難燃性試験で「火源を後退させると3秒以内に火が消える」グレードを用い断熱材を兼ねるようにする。
連結具22は、プラスチックの成形品からなるもので、発泡ポリスチレン板21の隣り合う長手方向の側縁を受け入れる断面H形板221と、セパレータ4の掛孔222aを所定間隔で穿った縦縁222を備え全体として断面略土の字状としたものである。尚、縦縁222は掛孔222aを設ける箇所のみ断続的に設けるようにしても良い。
組み付けた状態で高さは2850mmで、連結具22同士は中央で300mm間隔で配置されるようにする。平坦面である地上で組み付けてから、地中に形成した土台上に建て込むようにする。このとき必要に応じてバタ材6にて外側から支えるようにする。
内枠3は、ポリプロピレン樹脂(PP)や塩化ビニール樹脂(PVC)などの再生プラスチックを素材として押し出し成形により製作され、透明素材或いは半透明素材とすることが望ましく、縦長方形状の中空状のパネル3aを順次繋げるものとする。パネル3aは、高さは2700mm、幅は300mm、厚みは55mmとする。
パネル3aは、堰板部31と向き合う背面部32の間に補強板33を介し、側板部34は堰板部31より内側としかつ背面部32より突き出すようにして全体は中空状として強度を保つようにしている。
堰板部31の両側縁にはセパレータ4の厚みの半分を受け入れる凹部311を列設し、側板部34の突出した箇所にはセパレータ4のスロット42に対応するスロット341を穿つようにしている。
パネル3aは、堰板部31と向き合う背面部32の間に補強板33を介し、側板部34は堰板部31より内側としかつ背面部32より突き出すようにして全体は中空状として強度を保つようにしている。
堰板部31の両側縁にはセパレータ4の厚みの半分を受け入れる凹部311を列設し、側板部34の突出した箇所にはセパレータ4のスロット42に対応するスロット341を穿つようにしている。
複数のパネル3aを並べると堰板部31の側端縁が当接して広い堰板を構成し、隣り合う二つのパネル3a、3aの凹部311、311の当接箇所にセパレータ4の貫通孔を構成することになる。
図示しないが、この貫通孔にはセパレータ4と一体なコーンにて塞ぐようにして打設することでコンクリート成分がしみださないようにしても良い。
側板部34を背面部32より突出させたのは、セパレータ4を介して外枠2、内枠3を一体にするとともに並列させるパネル3a、3a同士を順次繋げるための手段としてのスロット341を設けるためである。
図示しないが、この貫通孔にはセパレータ4と一体なコーンにて塞ぐようにして打設することでコンクリート成分がしみださないようにしても良い。
側板部34を背面部32より突出させたのは、セパレータ4を介して外枠2、内枠3を一体にするとともに並列させるパネル3a、3a同士を順次繋げるための手段としてのスロット341を設けるためである。
図4に示すセパレータ4は、短冊状の金属板にて構成されるもので、一端を鉤状に屈曲させた引っ掛け片41を、他端部にスロット42を穿つようにしたものである。
連結具22の掛孔222aに引っ掛け片41を差込むようにする。図5参照
側端縁から向き合うように設けた切込み43は、コンクリートの養生硬化後に内枠3を除去すると、コンクリート壁から突出するセパレータ4のスロット42を含む一端部を叩き落す際の折れ目となるものである。
連結具22の掛孔222aに引っ掛け片41を差込むようにする。図5参照
側端縁から向き合うように設けた切込み43は、コンクリートの養生硬化後に内枠3を除去すると、コンクリート壁から突出するセパレータ4のスロット42を含む一端部を叩き落す際の折れ目となるものである。
楔金具5、5は、図6aに示すように平板状をなすもので、幅広の頭部51からスロット52を穿った本体部53及び尖端部54を金属板を打ち抜きなどにより構成するものである。スロット52の先に穿った丸穴55は、一対の楔金具5、5は同時に使うので、図示しない鎖や紐でつないでおくためのものである。
外枠2と内枠3及び内枠3を構成するパネル3a,3a同士を繋ぐために、隣り合うパネル3aのスロット341にセパレータ4のスロット42を挟んで楔金具5を横方向に刺し込み、このまず刺し込んだ楔金具5の上向きのスロット52にもう一方の楔金具5を上から刺し込み頭部51が側板部34の内面に圧接することになり固定される。楔金具5、5は木槌乃至かなづちなどで叩き込めば良い。
次に、この発明にかかわるコンクリート型枠1の組み立てについて説明する。
まず、広い床面に発泡ポリスチレン板21,21及びプラスチック製の連結具22を並べ、順次発泡ポリスチレン板21の側縁を連結具22に嵌め込んで所望の外枠2を形成する。このとき連結具22乃至発泡ポリスチレン板21の側縁にシーリング材を塗布することにより抜け落ちないようにすることが望ましい。
まず、広い床面に発泡ポリスチレン板21,21及びプラスチック製の連結具22を並べ、順次発泡ポリスチレン板21の側縁を連結具22に嵌め込んで所望の外枠2を形成する。このとき連結具22乃至発泡ポリスチレン板21の側縁にシーリング材を塗布することにより抜け落ちないようにすることが望ましい。
次に、所望の箇所に外枠2を建て込むようにする。バタ材6にて外枠2が波打たないようにする。そして、セパレータ4の引っ掛け片41を連結具22の掛孔222aに差込み、セパレータ4,4を外枠2と直交するように配置する。
更に、内枠3を構成するパネル3a、3aの堰板部31の両側縁の凹部311,311にセパレータ4を嵌め込むようにして建て込む。すると隣り合うパネル3a、3aのスロット341,341とセパレータ4のスロット42は対応して横方向矩形の貫通孔となる。ここに、楔金具5を刺し込み、この楔金具5のスロット52を露出させる。もう一方の楔金具5を露出したスロット52に上から刺し込み頭部51が側板部34に圧接するようにする。刺し込ませるには木槌などで叩き込むようにする。
更に、内枠3を構成するパネル3a、3aの堰板部31の両側縁の凹部311,311にセパレータ4を嵌め込むようにして建て込む。すると隣り合うパネル3a、3aのスロット341,341とセパレータ4のスロット42は対応して横方向矩形の貫通孔となる。ここに、楔金具5を刺し込み、この楔金具5のスロット52を露出させる。もう一方の楔金具5を露出したスロット52に上から刺し込み頭部51が側板部34に圧接するようにする。刺し込ませるには木槌などで叩き込むようにする。
続いて、角パイプ乃至角材よりなるバタ材7にて内枠3の波うちを押さえ、さらに支保材8を必要数床面とバタ材7に渡してコンクリート型枠1の垂直状態を保つようにする。尚、外枠2及び内枠3の間には図示しないが、鉄筋が配置される。
このようにしてコンクリート型枠1の組み立てが終わってからコンクリートを上から打設する。このとき内枠3が半透明体であるので、コンクリートの充填状況を確認することができる。所要期間養生した後に強度確認してから支保材8、バタ材7を外し、楔金具5、5を尖端から木槌などで叩いて抜き、内枠3を構成するパネル3aを順次コンクリート壁面と水平に移動させて剥がす。セパレータ4のスロット42を含む先端はコンクリート壁面から突出しているので、金槌で叩いて切込み43から落とすようにする。
外枠2はバタ材6を外すのみでそのままの残置する。外枠2の発泡ポリスチレン板21はコンクリートに付着しやすい傾向があるのでコンクリート壁面と一体となりそのままで外断熱材となる。
このようにしてコンクリート型枠1の組み立てが終わってからコンクリートを上から打設する。このとき内枠3が半透明体であるので、コンクリートの充填状況を確認することができる。所要期間養生した後に強度確認してから支保材8、バタ材7を外し、楔金具5、5を尖端から木槌などで叩いて抜き、内枠3を構成するパネル3aを順次コンクリート壁面と水平に移動させて剥がす。セパレータ4のスロット42を含む先端はコンクリート壁面から突出しているので、金槌で叩いて切込み43から落とすようにする。
外枠2はバタ材6を外すのみでそのままの残置する。外枠2の発泡ポリスチレン板21はコンクリートに付着しやすい傾向があるのでコンクリート壁面と一体となりそのままで外断熱材となる。
コンクリート壁の外側に断熱材が一体に構成されるが、そのままでは耐候性に欠けるので、モルタルを塗布したり、外壁用タイル材にて被覆したり、金属その他各種素材のサイディング材を取り付けるようにする。
同様に、コンクリート壁の内側には各種素材の内装材をもって覆うようにする。
同様に、コンクリート壁の内側には各種素材の内装材をもって覆うようにする。
図8、図9はL形のコーナーのコンクリート型枠1を示すもので、それぞれ概略平面図及び斜視図である。
コーナーの場合の連結具22は、角筒柱224を介して発泡ポリスチレン板21の側縁を受け入れる縦溝225を一体に形成してなるものである。縦縁222は備えないものとする。角筒柱224内には図示しないが角柱状の発泡ポリスチレンを挿入する。
外枠2の出隅の外側に平面及び断面L形をなす横バタ金具61をあてがい、図示しないビスにて連結具22にねじ込むようにすることではらみを防ぐようにする。コーナーの入り隅を構成するパネル3bは平面L形をなすものとする。
コーナーの場合の連結具22は、角筒柱224を介して発泡ポリスチレン板21の側縁を受け入れる縦溝225を一体に形成してなるものである。縦縁222は備えないものとする。角筒柱224内には図示しないが角柱状の発泡ポリスチレンを挿入する。
外枠2の出隅の外側に平面及び断面L形をなす横バタ金具61をあてがい、図示しないビスにて連結具22にねじ込むようにすることではらみを防ぐようにする。コーナーの入り隅を構成するパネル3bは平面L形をなすものとする。
コンクリート外壁がT型をなす場合も、図10に示すように平面L形のパネル3bをもって方形のパネル3aに繋げ内枠3を構成する。
なお、請求項1の発明において、内枠3を構成するパネル3aを横方向に接合し、繋げるのには図示の実施の形態に限定されず、従来採用されている手段をもってなすこともできる。
なお、請求項1の発明において、内枠3を構成するパネル3aを横方向に接合し、繋げるのには図示の実施の形態に限定されず、従来採用されている手段をもってなすこともできる。
1 コンクリート型枠
2 外枠
21 発泡ポリスチレン板
22 連結具
3 内枠
3a,3b パネル
4 セパレータ
5 楔金具
6、7 バタ材
8 支保材
2 外枠
21 発泡ポリスチレン板
22 連結具
3 内枠
3a,3b パネル
4 セパレータ
5 楔金具
6、7 バタ材
8 支保材
Claims (2)
- プラスチック製の複数の連結具に発泡ポリスチレン板の側縁を順次嵌め込んで構成した外枠と、プラスチック製の半透明素材から構成した中空状のパネルを順次繋げるようにして構成した内枠とからなり、外枠はそのまま外断熱材とし、内枠は解体して繰り返し使えるようにしたことを特徴とする外壁用のコンクリート型枠。
- 縦長方形の発泡ポリスチレン板の隣り合う長手方向の側縁を受け入れ、セパレータの掛孔を所定間隔で穿った縦縁を備えた断面略土の字状をなすプラスチック製の複数の連結具に発泡ポリスチレン板の側縁を順次嵌め込んで構成した外枠と、一端に鉤状の引っ掛け片を、他端部にスロットを穿ったセパレータと、堰板部と向き合う背面部の間に補強板を介し、側板部は堰板部より内側としかつ背面部より突き出すようにして全体は中空状のパネルとし、堰板部の両側縁にはセパレータの厚みの半分を受け入れる凹部を列設し、側板部の突出した箇所にはセパレータのスロットに対応するスロットを穿つようにしたプラスチック製の半透明素材からなる内枠と、外枠と内枠及び内枠同士を繋ぐために隣り合う内枠のスロットにセパレータのスロットを挟んで刺し込む楔金具及びこの楔金具の長穴に刺し込んで固定する楔金具とからなることを特徴とする外壁用のコンクリート型枠。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006214713A JP2008038483A (ja) | 2006-08-07 | 2006-08-07 | 外壁用のコンクリート型枠 |
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---|---|---|---|---|
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