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JP2008035425A - 固体撮像素子の駆動回路、方法及び撮像システム - Google Patents

固体撮像素子の駆動回路、方法及び撮像システム Download PDF

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JP2008035425A JP2006209033A JP2006209033A JP2008035425A JP 2008035425 A JP2008035425 A JP 2008035425A JP 2006209033 A JP2006209033 A JP 2006209033A JP 2006209033 A JP2006209033 A JP 2006209033A JP 2008035425 A JP2008035425 A JP 2008035425A
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Abstract

【課題】回路規模、及び、電子シャッタの設定のための通信時間を増大させることなく、間隔が非線形に変化する垂直走査用パルス及び該垂直走査用パルス以外のパルス等を生成可能な固体撮像素子の駆動回路を提供することを課題とする。
【解決手段】1次以上の多項式の演算を行う多項式演算部(17)と、前記多項式の変数を発生し前記多項式演算部の演算を制御する演算制御部(16)と、前記多項式演算部の多項式の演算結果を基にパルスを生成するパルス生成部(14)とを有することを特徴とする固体撮像素子の駆動回路が提供される。
【選択図】図2

Description

本発明は、固体撮像素子の駆動回路、方法及び撮像システムに関する。
撮像素子としてXYアドレス型の撮像素子であるCMOSイメージセンサを備えたデジタルカメラ等の撮像装置がある。CMOSイメージセンサはCCDに比較してスミアの発生が無視できるほど小さいという長所を備える。
しかしながらXYアドレス型であるCMOSイメージセンサは、ローリングシャッタとして、行毎に異なるタイミングで電荷の蓄積を行っており、全ての画素において同時に蓄積動作を終了させることができない。CMOSイメージセンサの電荷の蓄積時間を制御して露出制御を行おうとすると、走査線の最初の行と最後の行とで蓄積期間が1フレーム近くずれてしまうため、動く被写体を静止画として撮像するには適していないと考えられる。そのため、CMOSイメージセンサの露出時間を制御するためのメカニカルシャッタが用いられている。
ここで、CMOSイメージセンサの、電荷の蓄積開始のための各行におけるリセット動作は、各行における蓄積電荷の信号レベルの読出し動作のタイミングから、電荷の蓄積時間に要する時間分だけ先駆けて行われることになる。このリセット動作の速度は、蓄積電荷の信号レベル読出し動作の操作速度と異ならせることもできる。これを利用して、特許文献1にはCMOSイメージセンサのリセット動作をメカニカルシャッタの走行に沿う速度で1行ずつ行って露出制御を行う構成が開示されている。
特許文献1に開示された構成は、メカニカルシャッタの走行に沿う速度で1行ずつリセット動作を行って電荷蓄積を開始してから、メカニカルシャッタで遮光し、その後に蓄積電荷の信号レベルの読出し動作を1行ずつ行う。リセット動作とメカニカルシャッタの走行の間隔を調整することで、撮像時の露出制御を行うことができる。
特許文献1では、1行ずつ行うリセット動作を、一定の速度で動作するわけではないメカニカルシャッタの走行にあわせるため、パルス発生部によって発生された走査クロックのうち垂直走査用のクロックを垂直駆動変調部にて周波数変調し、撮像素子に供給する。
CMOSイメージセンサのリセット動作を先膜、メカニカルシャッタを後膜とするシャッタ機構がある。そのシャッタ機構において露光ムラのない良好な画像を得るためには、CMOSイメージセンサの各行のリセットタイミングを後膜であるメカニカルシャッタの走行特性に正確に合わせ、センサの各行の露光時間を一定にする必要がある。
一方、メカニカルシャッタの羽根は一般にバネによって駆動されており、走行開始位置での保持は電磁石による吸着力が用いられていることが多い。このため、撮像装置の姿勢差、温度、湿度、メカニカルシャッタを保持する電磁石の駆動電圧、メカニカルシャッタの固体差などの複数の要因によって、メカニカルシャッタの走行特性は常に一定とはならない。
そこで、撮像素子の駆動回路は、撮像時の撮像装置の状態に合わせて、撮像素子の各行の正確なリセットタイミングを発生する必要がある。
特許文献2には、以下の方法が開示されている。撮像素子の領域毎に電荷の蓄積を開始させるための走査、又は領域毎に蓄積された電荷を読み出すための走査のいずれかと、撮像素子の受光面を遮光するメカニカルシャッタの走行との間に蓄積された電荷の量を用いて、メカニカルシャッタの走行特性を演算する。そして、先膜である撮像素子の各行の正確なリセットタイミングを発生する。
また特許文献3には固体撮像素子の駆動に用いられる多数のタイミングパルスを生成するタイミングジェネレータの一例が開示されている。
特開平11−041523号公報 特開2006−33338号公報 特開2002−51270号公報
特許文献1又は2では、パルス発生部によって発生された走査パルスのうち垂直走査用パルスを垂直駆動変調部にて周波数を変調し、撮像素子に供給する。この構成によれば、垂直の走査速度の特性をメカニカルシャッタの走行特性に合わせ、間隔が非線形に変化する垂直走査用パルスを生成することができるが、垂直走査用パルスと該垂直走査用パルス以外のパルスとの相対関係を維持することは困難となる。固体撮像素子のフォトダイオードのリセット動作においてフォトダイオードの電荷をゼロにするためには、一定時間以上フォトダイオードをリセット状態にする必要がある。しかし、垂直走査用パルス以外にフォトダイオードのリセットを開始あるいは終了するためのパルスが必要となり、垂直走査用パルスと該垂直走査用パルス以外のパルスとの相対関係を維持することが困難な構成は好ましくない。また垂直走査速度を制御する変調部などが必要であり高コストとなる。
また特許文献3に開示されているメモリ内蔵型タイミングジェネレータによれば、間隔が非線形に変化する垂直走査用パルスを生成するためにはパルスの全ての変化点をメモリに記憶しなければならない。例えば3000×2000画素で構成される600万画素の固体撮像素子で、メモリ内蔵型タイミングジェネレータを用いて先膜となるリセットタイミングを生成するように構成した場合を説明する。その場合、撮像素子の2000行それぞれのリセットタイミングを全てメモリに格納しなくてはならないため、該メモリ内蔵型タイミングジェネレータの回路規模が増大し、高コストとなる。また撮像装置の姿勢差、温度、湿度、メカニカルシャッタを保持する電磁石の駆動電圧などが変動した場合、その都度、メカニカルシャッタの走行特性が変化する。そのため、タイミングジェネレータに対し垂直走査用パルスの設定のためにCPUなどとの通信が必要になり、撮像素子の各行のリセットタイミングを全てメモリに格納するために通信時間が増大し、好ましくない。
本発明の目的は、回路規模、及び、電子シャッタの設定のための通信時間を増大させることなく、間隔が非線形に変化する垂直走査用パルス及び該垂直走査用パルス以外のパルス等を生成可能な固体撮像素子の駆動回路、方法及び撮像システムを提供することである。
本発明の固体撮像素子の駆動回路は、1次以上の多項式の演算を行う多項式演算部と、前記多項式の変数を発生し前記多項式演算部の演算を制御する演算制御部と、前記多項式演算部の多項式の演算結果を基にパルスを生成するパルス生成部とを有することを特徴とする。
本発明の固体撮像素子の駆動方法は、多項式の変数を発生する変数発生ステップと、前記変数を用いて1次以上の多項式の演算を行う多項式演算ステップと、前記多項式の演算結果を基にパルスを生成するパルス生成ステップとを有することを特徴とする。
回路規模、及び、電子シャッタの設定のための通信時間を増大させることなく、間隔が非線形に変化するパルスを生成することができる。
以下に図面を用いながら本発明の好適な実施形態について説明を行う。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態にかかる撮像システムの構成図である。本実施形態にかかる撮像システムは、撮像装置であるカメラ本体100と、カメラ本体100に装着される交換レンズ装置200とを有している。この交換レンズ装置200はカメラ本体100と着脱可能でなく、カメラ本体100と一体に構成されているものであっても構わない。
まず、交換レンズ装置200内の構成について説明する。201は撮像レンズであり、光軸L方向に移動可能となっている。ここで、図1では、簡略化のため1つのレンズだけを示しているが、複数のレンズ群で構成されている。
202はレンズCPU、203はレンズ駆動回路であり、レンズCPU202はレンズ駆動回路203を介して撮像レンズ201の位置を制御する。また、レンズCPU202は交換レンズ装置200側の通信接点204及びカメラ本体100側の通信接点112を介して、カメラ本体内のカメラCPU101と通信を行う。
次に、カメラ本体100内の構成について説明する。101はカメラCPUであり、102はミラー部材である。103はファインダ光学系であり、104はXYアドレス型の固体撮像素子である。固体撮像素子104は、光電変換により画像信号を生成する。105はメカニカルシャッタ装置であるフォーカルプレーンシャッタであり、光路を開放するための先羽根と、光路を閉鎖するための後羽根とを有する。ミラー部材102は撮影レンズ201を通過した被写体像である光束を反射させてファインダ光学系103に導くためのものである。このミラー部材102は図1に示すように光路上に存在し光束を光学ファインダ103に導くための位置と、光路上から退避し光束を固体撮像素子104に導くための位置とで切り替わる。ユーザはファインダ光学系103を覗いて被写体の様子をモニタする場合は、ミラー部材102は図1に示すように光路上に位置する。静止画を撮像する場合、もしくは、ユーザが映像表示回路109に表示された被写体の動画像を観察することにより被写体の様子をモニタする場合は、ミラー部材102が図1の上方に跳ね上がることで光路から退避する。
固体撮像素子104の被写体側にはシャッタ装置105が配置されており、シャッタ装置105の遮光羽根を光路から退避させることで、光束が固体撮像素子104に到達する。
106はシャッタ駆動回路であり、メカニカルシャッタ装置105の駆動を制御する。107はタイミングジェネレータである。タイミングジェネレータ107は、固体撮像素子104に走査パルスや制御パルスを供給する固体撮像素子107の駆動回路である。また、タイミングジェネレータ107は、信号処理回路108にもクロック信号を供給する。
108は信号処理回路であり、固体撮像素子104から読み出された信号に対して公知のアナログ信号処理、デジタル信号処理を施すことにより画像データを生成する。109はEVF(エレクトリックビューファインダ)等の映像表示回路であり、信号処理回路108にて生成された表示用画像データを用いて表示を行う。110は画像記録回路であり、信号処理回路108にて生成された記録用画像データをカメラ本体の内部メモリ、あるいは、カメラ本体に着脱可能な記録媒体に記録する。
111はスイッチユニットであり、撮像条件を設定するために操作されるスイッチや、撮像準備動作及び撮像動作を開始させるために操作されるスイッチを含む。カメラCPU101は、通信接点112及び交換レンズ装置200側の通信接点204を介して、交換レンズ装置200内のレンズCPU202と通信を行う。
撮像システムは、静止画を撮像する場合は、メカニカルシャッタ105の先羽根を開いて光路を開放し、固体撮像素子104のリセット動作を行い、メカニカルシャッタ105の後羽根を閉じて光路を閉鎖し、そして、固体撮像素子104の蓄積電荷を読み出す。
図2は本実施形態にかかるタイミングジェネレータ107の構成図である。11は通信制御部、12はタイミングジェネレータ107の動作を制御する制御部である。15は各種パルスを生成するための、前記各種パルスに応じたタイミングパラメータを記憶するタイミングパラメータ記憶部、18はN次多項式演算を行うための演算パラメータを記憶する演算パラメータ記憶部である。
通信制御部11は、カメラCPU101との動作設定用通信を制御し、カメラCPU101から送信された各種パラメータあるいは制御コマンドを受信する。そして、タイミングパラメータをタイミングパラメータ記憶部15に記憶し、N次多項式演算部の演算パラメータを演算パラメータ記憶部18に記憶し、制御コマンドを制御部12に出力する。制御部12は、通信制御部11から入力した制御コマンドに応じてタイミングジェネレータ107の動作モードを決定し、カメラCPU101から送信される同期信号を、通信制御部11を介して受信する。そして、前記動作モードでのパルス生成を開始するため、カウンタ部13及びパルス生成部14の制御を行う。タイミングジェネレータの動作モードは、蓄積駆動モード、読出し駆動モード、先膜電子シャッタ駆動モードなどを有する。蓄積駆動モードは、固体撮像素子104のフォトダイオードのリセットから蓄積開始までを制御するためのモードである。読出し駆動モードは、フォトダイオードに蓄積された電荷を読み出すためのモードである。先膜電子シャッタ駆動モードは、電荷(信号)蓄積期間の開始を規定する先膜としてフォトダイオードのリセット動作を制御するためのモードである。後膜はメカニカルシャッタを用いることができる。この後膜が電荷(信号)蓄積期間の終了を規定する。
13はカウンタ部であり、カメラCPU101から送信された水平同期信号を起点にクロックパルス数をカウントする水平カウンタ、及び、カメラCPU101から送信された垂直同期信号を起点に水平同期信号数をカウントする垂直カウンタなどで構成される。カウンタ部13は、パルス生成のタイミングを規定するための時間を管理する。
14はパルス生成部であり、固体撮像素子104を駆動するための垂直走査パルス、水平走査パルス、及び画素リセットパルスなどの駆動パルスを生成する。パルス生成部14は制御部12の命令に従い、タイミングジェネレータ107の動作モードにしたがった固体撮像素子104の駆動パルスを生成する。パルス生成部14は、タイミングパラメータ記憶部15に記憶された各駆動パルスの立上りタイミング、立下りタイミングなどのパラメータと、カウンタ部13の水平カウンタ値、及び垂直カウンタ値を比較する。そして、各駆動パルスの立上り信号、及び立下り信号のタイミングを決定し、各駆動パルスを生成する。
16はN次多項式演算のための演算制御部であり、17はN次多項式演算部である。ここでN次多項式のNは1以上の自然数であり、例えばNが4のとき、すなわち4次多項式であれば、式(1)で表される。ここで式(1)のa〜eは多項式の係数となる実数であり、yは変数、Tが多項式の演算結果となる。N次多項式の変数に応じた演算結果は、駆動パルス生成のためのタイミングパラメータ、あるいはカウンタ動作制御のためのパラメータとして利用する。
Figure 2008035425
演算制御部16は、制御部12からの先膜電子シャッタ駆動モードの動作命令により、動作を開始する。そして、先膜電子シャッタ駆動モード動作命令の受信を起点とした時間管理のためのカウンタ動作と、N次多項式演算部17への演算命令を発生するタイミングの管理と、N次多項式の変数の発生を行う。
N次多項式演算部17は、演算パラメータ記憶部(係数記憶部)18に記憶された多項式の係数と、演算制御部16で発生した変数を基にN次多項式演算を行い、演算結果を演算制御部16に出力する。その後、パルス生成部14は演算制御部16のカウンタ値と、N次多項式の変数値と、N次多項式演算部17での演算結果を比較し、パルスの立上り信号のタイミングを決定し、パルスを生成する。
図3は図1中の固体撮像素子104の構成例を示すブロック図である。図3において、21は画素部を、22は垂直走査回路ブロックを、23は水平走査回路ブロックを、24は差動増幅回路を、N1は入力MOSトランジスタを、N2〜N3は負荷MOSトランジスタを示す。C01〜C02はクランプ容量を、N4〜N5はクランプスイッチを、N6〜N7は転送スイッチを、CT1〜CT2は信号保持容量を、N8〜N9は水平転送スイッチを、N10はリセットスイッチを示す。また画素部21はフォトダイオードD11〜D22と、転送MOSトランジスタM111〜M122と、リセットMOSトランジスタM211〜M222と、増幅MOSトランジスタM311〜M322と、選択MOSトランジスタM411〜M422で構成される。ここで、例えばフォトダイオードD11と、転送MOSトランジスタM111と、リセットMOSトランジスタM211と、増幅MOSトランジスタM311と、選択MOSトランジスタM411とで構成される単位を画素と称する。そして、水平方向に並んだ画素群H1で構成される単位を行と称する。画素部21は4画素で構成され、その行数は2行となっている。また画素部21の、上辺あるいは下辺からの配置の順番で、各行に対し相対的な垂直方向の配置位置であるYアドレス(行アドレス)を、整数で定義する。例えば画素部21の画素群H1のYアドレスを1とし、画素群H2のYアドレスを2とする。
図3に示す固体撮像素子の、光信号電荷の蓄積を制御する先膜及び後膜の双方を、メカニカルシャッタにて制御する場合の、光信号電荷の蓄積開始から読出しまでの方法は次の通りである。光信号電荷の蓄積に先立って、リセットMOSトランジスタM211〜M222のゲートPRES1〜PRES2、及び、転送MOSトランジスタM111〜M122のゲートPTX1〜PTX2をハイレベルにする。これによって、フォトダイオードD11〜D22に蓄積されていた電荷をリセットレベルに戻す。次に、転送MOSトランジスタM111〜M122のゲートPTX1〜PTX2をローレベルにすることにより、フォトダイオードD11〜D22において電荷の蓄積を開始する。次に、読出し動作を開始する。まず、リセットMOSトランジスタM211〜M221のゲートPRES1をローレベルにすると同時にクランプスイッチN4〜N5のゲートPC0Rをハイレベルにする。その後、選択MOSトランジスタM411〜M421のゲートPSEL1をハイレベルにすることによって、ノイズ信号が垂直信号線V1〜V2に読み出されクランプ容量C01〜C02にクランプされる。同時に転送スイッチN6〜N7のゲートPTをハイレベルにすることによって信号保持容量CT1〜CT2がクランプ電圧にリセットされる。
次に、クランプスイッチN4〜N5のゲートPC0Rをローレベルに復帰させ、転送MOSトランジスタM111〜M121のゲートPTX1をハイレベルとする。すると、フォトダイオードD11〜D21に蓄積されていた光信号電荷が、増幅MOSトランジスタM311〜M321のゲートに転送される。そして、同時に光信号は垂直信号線V1〜V2に読み出される。次に、転送MOSトランジスタM111〜M121のゲートPTX1をローレベルに復帰させ、フォトダイオードD11〜D21の蓄積動作を終了する。その後、転送スイッチN6〜N7のゲートPTをローレベルにすることによって、リセット信号からの変化分(光信号)が信号保持容量CT1〜CT2に読み出される。ここまでの動作で、画素群H1の行の画素の光信号がそれぞれの列に接続された信号保持容量CT1〜CT2に保持される。次に、リセットMOSトランジスタM211〜M221のゲートPRES1及び転送MOSトランジスタM111〜M121のゲートPTX1をハイレベルとし、フォトダイオードD11〜D21の光信号電荷がリセットされる。次に、水平走査ブロック23から供給され信号線H1〜H2を伝送する信号により、各列の水平転送スイッチN8〜N9のゲートを順次ハイレベルとし、信号保持容量CT1〜CT2に保持されていた電圧を順次水平出力線に読出し、出力端子OUTに順次出力する。そして各列の信号読出しの合間でリセットスイッチN10によって水平出力線をリセット電圧Vresにリセットする。以上で、画素群H1の行に接続された画素の読出しが完了する。以下同様に、垂直走査ブロック22からの信号によって画素群H2の行以降に接続された画素の信号を順次読出し、全画素の読出しが完了する。光信号電荷の蓄積を制御する先膜及び後膜の双方を、メカニカルシャッタにて制御する場合、光信号電荷の蓄積に先立ったフォトダイオードのリセット動作後にメカニカルシャッタの先膜を開放し、固体撮像素子に光束を入射する。そして、一定の露光時間後、メカニカルシャッタの後膜を閉鎖し露光を完了、その後、読出し動作を行う。この場合、メカニカルシャッタの先膜と後膜の走行特性は、ほぼ一致しており、固体撮像素子の各行における露光時間、すなわち光信号の蓄積時間は、全て一定となる。
次に固体撮像素子104による電子シャッタとメカニカルシャッタを併用して露光時間を決定する場合の、固体撮像素子104の動作と、タイミングジェネレータ107の動作を、図4を用いて説明する。図4(A)は、固体撮像素子104の画素部21の上辺から下辺に向かって、メカニカルシャッタ105の後羽根が走行し、固体撮像素子104の画素部21に入射する光束を、メカニカルシャッタ105の後羽根の先端が遮光していく様子を示す。すなわちシャッタの走行特性を、縦軸を画素部21の上辺からの距離、横軸を時間として示す。後羽根はバネ力によって駆動されるため、一定の速度で走行せず、後羽根の走行特性は図4(A)に示したように曲線となる。この走行特性は、公知の撮像装置の制御方法にて取得する。図4(B)は、N次多項式演算部17の演算値を、縦軸をN次多項式の変数となる固体撮像素子104内のYアドレス、横軸を演算値としたときのグラフである。また図4(C)は撮像装置のシャッタボタン押下により発生するレリーズ信号波形であり、図4(D)は図4(C)のレリーズ信号を起点に、一定周波数のクロックをカウントアップするカウンタの信号波形である。ここで、図4(B)のグラフの、縦軸である固体撮像素子104のYアドレスを画素部21の上辺からの距離に置き換え、また、横軸である演算値を図4(D)のカウンタ値、すなわちレリーズ信号を起点とする時間に置き換える。そして図4(A)のように取得されたシャッタ走行特性の曲線と、図4(B)のグラフの、N次多項式による曲線が一致するように、N次多項式の係数を設定しておく。
図4(E)及び図4(F)の波形を用いて、図3に示した固体撮像素子の先膜としての電子シャッタの動作について説明する。垂直走査回路ブロック22は、画素部21の行選択を行う回路ブロックである。そして、タイミングジェネレータ107から入力された転送MOSトランジスタのゲート信号(PTX)、リセットMOSトランジスタのゲート信号(PRES)、及び選択MOSトランジスタのゲート信号(PSEL)を、選択された行の画素群に対し分配する。また垂直走査回路ブロック22は画素部21の1行のみを選択し、垂直走査回路ブロック22に入力される垂直走査パルス(PV)によって、選択行を、上下に隣合う行に順次変更していくこと、あるいは、画素部21の全行を選択することができる。あるいは、垂直走査回路ブロック22は、全行選択された状態から垂直走査パルス(PV)によって、順次選択を解除していくことができる。まず、シャッタボタン押下によりCPU101はレリーズ信号及び先膜電子シャッタモードをタイミングジェネレータ107に設定する。タイミングジェネレータ107の制御部12は先膜電子シャッタモードの命令を演算制御部16に送る。演算制御部16では、先膜電子シャッタモード命令の発行時刻を起点とした時間を管理するためのカウンタのカウントアップを開始する(図4(D)の波形)。その後、タイミングジェネレータ107は垂直走査回路ブロック22に対し、全行選択の信号を発生する。このとき図4(E)のようにPRESは前もってハイレベルにされており、増幅MOSトランジスタM311〜M322はリセット状態にある。
次に、タイミングジェネレータ107は演算制御部16のカウンタ値と、タイミングパラメータ記憶部15のパラメータを比較し、パルス生成部14にて、垂直走査回路ブロック22に対し、PTXをハイレベルにする信号を発生する(図4(E)のPTX波形)。これにより、転送MOSトランジスタM111〜M122のゲートがハイレベルとなり、フォトダイオードD11〜D22がリセットされる。同時にタイミングジェネレータ107の演算制御部16は、N次多項式演算部17に対し、変数を1としたときの演算制御を行う。そして、N次多項式演算部17で演算された演算結果と、カウンタ(図4(D))のカウント値とを比較し、両者が一致した時刻で、パルス生成部14はその変数のYアドレスに対応する垂直走査パルスPVを発生する(図4(E)PV波形)。垂直走査回路ブロック22はPVにより、画素群H1の行選択を解除し、PTX1はローレベルに復帰する(図4(F)PTX1波形)。転送MOSトランジスタM111〜M121がオフ状態となり、H1の行のフォトダイオードD11〜D21は光信号電荷の蓄積を開始する。次にタイミングジェネレータ107の演算制御部16は、N次多項式演算部17に対し、変数を2としたときの演算制御を行う。そしてN次多項式演算部17で演算された演算値と、カウンタ(図4(D))とが一致した時刻で、パルス生成部14は垂直走査パルスPVを発生する(図4(E)PV波形)。垂直走査回路ブロック22はPVにより、画素群H2の行選択を解除し、PTX2はローレベルに復帰する(図4(F)PTX2波形)。転送MOSトランジスタM121〜M122がオフ状態となり、H2の行のフォトダイオードD21〜D22は光信号電荷の蓄積を開始する。以下同様に、全ての行のフォトダイオードを順次リセット状態から蓄積開始させる。全ての行の蓄積開始後、以降の読出し動作に備え、タイミングジェネレータ107は演算制御部16のカウンタ値と、タイミングパラメータ記憶部15のパラメータを比較する。そして、パルス生成部14において、垂直走査回路ブロック22に対し、PTXをローレベルに復帰させる信号を発生する(図4(E)のPTX波形)。
次に、N次多項式演算部17、演算制御部16、及び、演算パラメータ記憶部18のより詳細な動作を、図5に示す、N次多項式演算部17及び演算制御部16の構成例を用いて説明する。なお、図5はN次多項式演算部17の動作を説明するための構成の1例であって、その構成を限定するものではない。
まず、N次多項式を展開し、さらに回路で実現し易くするために近似式に置き換える。式(1)は4次多項式の例であり、a〜eは係数となる実数を、yは変数を、Tは多項式の解を表す。式(1)を括弧でくくり、展開すると、式(2)となる。同様にN次多項式であれば、式(3)のように展開することができる。ここで、式(3)の係数となる実数Aを式(4)に示すように、整数Iを2のJ乗で除算した数に近似すると、N次多項式は式(5)で表すことができる。
Figure 2008035425
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図5は式(5)を演算するN次多項式演算部17と演算制御部16の構成例を示す。演算制御部16は、演算状態制御回路31と、演算状態制御回路31によって制御される変数カウンタ32と、電子シャッタ用カウンタ33と、N次多項式演算結果と電子シャッタ用カウンタ33を比較する比較器34とで構成される。N次多項式演算部17は、変数と係数とを乗算する乗算器45と、乗算器45の演算結果をJビット分シフトするシフト回路46と、シフト回路46の結果と係数を加算する加減算器47と、前述の演算結果を一時的に記憶するフリップフロップ回路48とを有する。さらに、N次多項式演算部17は、フリップフロップ回路48の出力と0次の係数である記憶回路51の出力を選択するセレクタ41と、加減算器47に入力する整数である記憶回路52の出力を選択するセレクタ43とを有する。さらに、N次多項式演算部17は、シフト回路46に入力するシフト量である記憶回路53の出力を選択するセレクタ42と、フリップフロップ回路48の出力からN次の演算結果のみを選択するためのセレクタ44とを有する。さらに、N次多項式演算部17は、N次多項式の演算結果を記憶するフリップフロップ回路49を有し、フリップフロップ回路49の出力は、比較器34に入力されるとともに、パルス生成部14に入力される。
図6は、図5の構成例の動作を説明するタイミングチャートである。まず演算状態制御回路31が、制御部12からの電子シャッタモード動作命令を受け取ると、電子シャッタ用カウンタ33をリセットし、クロックCLKでカウントアップを開始させる。クロックCLKの次サイクルで、演算状態制御回路31は、電子シャッタ用カウンタ33のリセット(カウンタ値0)を確認後、変数カウンタ32に初期値1を設定し、同時にN次多項式演算部17に対し1次演算実行のための演算制御信号F1を出力する。セレクタ41は演算制御信号F1を受け取ると信号S1にI0を出力する。乗算器45は信号S1と変数カウンタ32の出力値1を乗算し、信号S3に結果を出力する。次に乗算器45の演算結果S3は、セレクタ42において演算制御信号F1によって選択されたJ0(信号S4)ビット分、シフト回路46において右シフトされる。次にシフト回路46のシフト演算結果S5は、セレクタ43において演算制御信号F1によって選択された整数I1(信号S6)を加減算器47において加算され(信号S7)、1次演算が完了する。1次演算の結果(S7)は、クロックCLKの次クロック立上り(次サイクル)でフリップフロップ回路48に記憶される。同時に、演算状態制御回路31は、N次多項式演算部17に対し2次演算実行のための演算制御信号F2を出力する。セレクタ41は演算制御信号F2を受け取ると信号S1として信号S8を出力する。以下、1次演算と同様に2次演算を実行し、2次演算の結果(S7)は、クロックCLKの次クロック立上り(次サイクル)でフリップフロップ回路48に記憶される。以降、N次演算が完了するまで、Nサイクル演算を繰り返す。N次演算が完了すると、セレクタ44にて演算結果がフリップフロップ49に記憶される。そしてフリップフロップ49に記憶された演算結果S10は、比較器34に入力され、電子シャッタ用カウンタ33のカウンタ値と演算結果S10が一致するまで、N次多項式演算部17は演算を停止する。そして演算結果S10と電子シャッタ用カウンタ33のカウンタ値S11が一致すると、演算状態制御回路31は、変数カウンタ32をカウントアップし、カウントアップされた変数でのN次多項式演算を実行する。
以降同様に、変数カウンタ32が固体撮像素子の行数分カウントアップされるまで、N次多項式演算が実行される。
一方、固体撮像素子104の画素転送パルスPTXは、電子シャッタ用カウンタ33とタイミングパラメータ記憶部15に記憶されたパラメータを参照して生成される。図6の例では、PTXは、電子シャッタ用カウンタ33の値が1の時刻で、立上り信号を生成する。また垂直走査パルスPVは、N次多項式演算結果S10と電子シャッタ用カウンタ33が一致した時刻でパルスを生成する。
このように本実施形態によれば、メカニカルシャッタの先羽根を開放することによって露光を開始するのと同等の、先膜動作を電子シャッタで実現できる。さらに、本実施形態の固体撮像素子の駆動回路によれば、発生間隔が非線形に変化する垂直走査パルスPVと、画素転送パルスPTXとは、同一のカウンタ値を参照してパルスを生成する。そのため、それらパルスの相対関係は、常に維持することができ、固体撮像素子の電子シャッタ動作時、フォトダイオードを一定時間以上リセット状態にすることが容易である。また、発生間隔が非線形に変化する垂直走査パルスPVの発生タイミングを決定するためのパラメータは、N次多項式の係数のみであり、パラメータ記憶部の回路規模を増大させることが無く、パラメータ設定のためのCPUからの通信時間も増大させることがない。
(第2の実施形態)
次に本発明の第2の実施形態について、第1の実施形態と異なる点を中心に説明を行う。図7は本発明の第2の実施形態にかかるタイミングジェネレータ107の構成図であり、第1の実施形態のタイミングジェネレータとは、N次多項式演算部17の演算において発生する不正な演算結果を検出する不正演算検出部61を有している点が異なる。
通常、ハードウエアの演算回路では、その演算データは2ビットで表現され、負数は2の補数にて表現される。さらに演算データのデータ長は固定されている。しかしながら、演算回路の入力データによっては、演算結果が、前述したデータ長を超えてしまうことがあり、この場合、正負が逆転してしまう。例えばデータ長4ビットの2の補数データで、0111は十進数の7を表すが、これに1を加算すると、2進数では1000となる。しかし、2の補数表現では、1000は十進数の−8を表す。このように、演算結果が、決められたデータ長を超えてしまうことを、オーバーフローといい、不正な演算とみなす。
不正演算検出部61は、N次多項式演算部17の演算回路での、オーバーフローの発生を監視し、オーバーフローを検出すると、演算制御部16に対し不正演算検出を通知する。演算制御部16では、不正演算検出を通知されると、N次多項式演算部17での演算を中止する。そしてパルス生成部14は、固体撮像素子104の全行のリセット状態を解除するためのパルスを生成する。同時に、不正演算検出部61は、通信制御部11に対しても不正演算検出を通知し、通信制御部11は、CPU104に不正演算検出を通知する。
以上のように、本発明の第2の実施形態によれば、N次多項式演算において、不正な演算が実行されるようなパラメータを設定した場合でも、固体撮像素子の誤動作を防止することが可能となる。
(第3の実施形態)
次に本発明の第3の実施形態について、第2の実施形態と異なる点を中心に説明を行う。図8は本発明の第3の実施形態にかかるタイミングジェネレータ107の構成図であり、第2の実施形態のタイミングジェネレータとは、演算テストモード制御部71を有している点が異なる。図9はN次多項式演算部17と演算テストモード制御部71の構成の一例を示すブロック図である。演算テストモード制御部71は、演算テスト制御回路81と、変数カウンタ82とで構成され、演算制御部16とは異なり、演算テストモードにおいて、多項式の変数を発生し、多項式演算部17の演算テストを制御する。多項式演算部17は、演算テストモードにおいて、演算テストモード制御部71において生成された変数を基に多項式の演算を行う。
図10は、図9の構成例の動作を説明するタイミングチャートである。図10を用いて、本発明の第3の実施形態にかかるタイミングジェネレータ107の動作について説明する。
まず演算テスト制御回路81が、制御部12からの演算テストモード動作命令を受け取ると、変数カウンタ82に初期値1を設定し、同時にN次多項式演算部17に対し1次演算実行のための演算制御信号F1を出力する。セレクタ41は演算制御信号F1を受け取ると信号S1にI0を出力する。乗算器45は信号S1と変数カウンタ32の出力値1を乗算し、信号S3に結果を出力する。次に乗算器45の演算結果S3は、セレクタ42において演算制御信号F1によって選択されたJ0(信号S4)ビット分、シフト回路46において右シフトされる。次にシフト回路46のシフト演算結果S5は、セレクタ43において演算制御信号F1によって選択された整数I1(信号S6)を加減算器47において加算され(信号S7)、1次演算が完了する。1次演算の結果(S7)は、クロックCLKの次クロック立上り(次サイクル)でフリップフロップ回路48に記憶される。同時に、演算テスト制御回路81は、N次多項式演算部17に対し2次演算実行のための演算制御信号F2を出力する。セレクタ41は演算制御信号F2を受け取ると信号S1として信号S8を出力する。以下、1次演算と同様に2次演算を実行し、2次演算の結果(S7)は、クロックCLKの次クロック立上り(次サイクル)でフリップフロップ回路48に記憶される。以降、N次演算が完了するまで、Nサイクル演算を繰り返す。N次演算が完了すると、セレクタ44にて演算結果がフリップフロップ49に記憶される。同時に、演算テスト制御回路81は、変数カウンタ82をカウントアップし、カウントアップされた変数でのN次多項式演算を実行する。
以降同様に、変数カウンタ82が固体撮像素子の行数分カウントアップされるまで、N次多項式演算が実行され、演算テストモードを終了する。そして演算テストモード中に、不正演算検出部61において、不正演算が検出された場合、通信制御部11は、CPU101に演算テストモードでの不正演算検出を通知する。
図11は、本発明の第3の実施形態にかかる撮像システムの動作を説明するフローチャートである。まずメカニカルシャッタ105の後羽根の走行特性を、公知の撮像装置の制御方法にて取得する。次に、カメラCPU101において、N次多項式の演算パラメータを作成する(ステップS101)。次に、カメラCPU101はタイミングジェネレータ107と通信を行い、ステップS101で作成された演算パラメータをタイミングジェネレータ107に設定する(ステップS102)。次に、タイミングジェネレータ107は、演算テストモードを実行する(ステップS103)。その後、演算テストモード中に、不正演算フラグをチェックして不正演算が発生していないことを確認する(ステップS104)。ステップS105で、不正演算が検出された場合、タイミングジェネレータ107はカメラCPU101に対し、不正演算検出を通知し、カメラCPU101は、演算パラメータを作成し直す(ステップS101に戻る)。ステップS105で、不正演算が検出されなかった場合、タイミングジェネレータ107は電子シャッタモードを実行し(ステップS106)、固体撮像素子に対し、電子シャッタ駆動パルスを生成する。
第3の実施形態によれば、カメラCPUが誤った演算パラメータを作成したとしても、タイミングジェネレータは、不正な演算によって誤った駆動パルスを生成することがなく、電子シャッタを用いた静止画の撮像に失敗することを抑制することが可能となる。
第1〜第3の実施形態は、固体撮像素子による電子シャッタとメカニカルシャッタを併用して露光時間を決定する構成を有する撮像システムを提供することができる。回路規模、及び、電子シャッタの設定のための通信時間を増大させることなく、間隔が非線形に変化する垂直走査用パルス及び該垂直走査用パルス以外のパルスを生成可能である。
上記実施形態は、1次以上の多項式の演算を行う多項式演算部と、多項式の係数を記憶する係数記憶部と、多項式の変数を発生し、多項式演算部の演算を制御する演算制御部と、一定周波数のクロックをカウントするカウンタとを備える。前記多項式演算部において求められた多項式の演算値と、前記カウンタのカウンタ値とを比較することによって、パルス発生のタイミングを決定する。
1次以上の多項式演算を行う多項式演算部と、多項式の係数を記憶する係数記憶部と、多項式の変数を発生し多項式演算部の演算を制御する演算制御部を有する。そのため、演算制御部において発生する各変数に対応する、非線形な間隔の複数のパラメータを作成することが可能となる。また、一定周波数のクロックをカウントするカウンタと、非線形な間隔の複数のパラメータとを比較することによって、非線形な間隔のパルスを発生することが可能となる。また、タイミングパラメータを記憶するタイミングパラメータ記憶部を有し、タイミングパラメータ記憶部に記憶されたタイミングパラメータと、カウンタ値とを比較し、パルス発生のタイミングを決定し、パルスを生成する手段を有する。そのため、間隔が非線形に変化する垂直走査用パルス及び該垂直走査用パルス以外のパルスを、同一のカウンタで制御することとなり、間隔が非線形に変化する垂直走査用パルス及び該垂直走査用パルス以外のパルスの相対関係を維持することが容易となる。
さらに、非線形な間隔のパルスを発生するためのパラメータは、多項式の係数のみであるため、非線形な間隔のパルスを発生するためのパラメータを記憶するための回路規模の増大を抑制することができる。また、パラメータ設定のための、CPUと固体撮像素子の駆動回路との通信時間の増大も抑制することができる。
また、多項式の変数は、固体撮像素子のYアドレスとし、多項式演算部はYアドレスごとに演算値を求め、パルス生成部は、Yアドレスに対応する演算値と、カウンタ値とを比較し、Yアドレスに対応する垂直走査パルスの発生タイミングを決定する。そのため、固体撮像素子の各行の蓄積開始時間を、メカニカルシャッタの走行特性に合わせることが容易となる。
また、第2の実施形態によれば、多項式演算部の多項式演算において発生する不正な演算を検出する、不正演算検出部を備えるため、固体撮像素子に対し、不正な駆動パルスを生成することを抑制することができる。
また、第3の実施形態によれば、演算制御部とは異なる、多項式演算部の演算テストを制御する、演算テストモード制御部を備える。演算テストモード制御部は多項式演算部において係数記憶部に記憶された係数と演算テストモード制御部において生成された変数とで多項式演算を順次実行し、不正演算の発生の有無を、パルス生成せずに確認できる。そのため、不正演算による撮像の失敗を抑制することができる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の第1の実施形態にかかる撮像システムの構成図である。 本発明の第1の実施形態にかかるタイミングジェネレータの構成図である。 図1中の固体撮像素子の構成例を示すブロック図である。 図3中の主要信号の波形とN次多項式演算値との関係の例を示すタイミングチャートである。 本発明の第1の実施形態にかかるN次多項式演算回路及び演算制御回路の構成例を示すブロック図である。 図5に示した構成例の動作を説明するタイミングチャートである。 本発明の第2の実施形態にかかるタイミングジェネレータの構成図である。 本発明の第3の実施形態にかかるタイミングジェネレータの構成図である。 本発明の第3の実施形態にかかる演算テストモード制御部の構成例を示すブロック図である。 図9に示した構成例の動作を説明するタイミングチャートである。 本発明の第3の実施形態にかかる撮像システムの動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
11 通信制御部
12 制御部
13 カウンタ部
14 パルス生成部
15 タイミングパラメータ記憶部
16 演算制御部
17 N次多項式演算部
18 演算パラメータ記憶部
61 不正演算検出部
71 演算テストモード制御部
81 演算テスト制御回路
82 変数カウンタ
100 カメラ本体
101 カメラCPU
102 ミラー部材
103 ファインダ光学系
104 XYアドレス型固体撮像素子
105 シャッタ装置
106 シャッタ駆動回路
107 タイミングジェネレータ
108 信号処理回路
109 映像表示回路
110 画像記録回路
111 スイッチユニット
112 通信接点
200 交換レンズ装置
201 撮影レンズ
202 レンズCPU
203 レンズ駆動回路
204 通信接点

Claims (10)

  1. 1次以上の多項式の演算を行う多項式演算部と、
    前記多項式の変数を発生し前記多項式演算部の演算を制御する演算制御部と、
    前記多項式演算部の多項式の演算結果を基にパルスを生成するパルス生成部と
    を有することを特徴とする固体撮像素子の駆動回路。
  2. さらに、クロックパルスをカウントするカウンタを有し、
    前記パルス生成部は、前記多項式演算部の多項式の演算結果及び前記カウンタのカウント値を基に比較し、その比較結果に応じてパルスを生成することを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子の駆動回路。
  3. さらに、タイミングパラメータを記憶するタイミングパラメータ記憶部を有し、
    前記パルス生成部は、前記タイミングパラメータ記憶部に記憶されたタイミングパラメータ及び前記カウンタのカウント値を基に比較し、その比較結果に応じてパルスを生成することを特徴とする請求項2記載の固体撮像素子の駆動回路。
  4. さらに、前記多項式の係数を記憶する係数記憶部を有し、
    前記多項式演算部は、前記係数記憶部に記憶された多項式の係数を基に前記多項式の演算を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の固体撮像素子の駆動回路。
  5. 前記多項式の変数は、固体撮像素子内の行アドレスを示す変数であり、
    前記多項式演算部は、前記行アドレスを示す変数毎に演算結果を求め、
    前記パルス生成部は、前記行アドレスを示す変数に対応する多項式の演算結果と、前記カウンタのカウント値とを比較し、その比較結果に応じて前記行アドレスの行に対応する垂直走査パルスを生成することを特徴とする請求項2記載の固体撮像素子の駆動回路。
  6. さらに、前記多項式演算部の多項式の演算において発生する不正な演算結果を検出する不正演算検出部を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の固体撮像素子の駆動回路。
  7. さらに、前記演算制御部とは異なり、前記多項式の変数を発生し、前記多項式演算部の演算テストを制御する演算テストモード制御部を有し、
    前記多項式演算部は、演算テストモードにおいて、前記演算テストモード制御部において生成された変数を基に前記多項式の演算を行うことを特徴とする請求項6記載の固体撮像素子の駆動回路。
  8. 前記多項式演算部は、近似式を用いて前記1次以上の多項式の演算を行うことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の固体撮像素子の駆動回路。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の固体撮像素子の駆動回路を有する撮像システムであって、
    前記固体撮像素子の受光面を遮光する遮光羽根を走行させることで前記固体撮像素子の受光面の遮光領域を変化させるメカニカルシャッタ装置を有し、
    前記固体撮像素子の信号蓄積時間の開始を規定するためのパルスを前記パルス生成部により生成し、前記信号蓄積時間の終了の規定を前記メカニカルシャッタにより行うことを特徴とする撮像システム。
  10. 多項式の変数を発生する変数発生ステップと、
    前記変数を用いて1次以上の多項式の演算を行う多項式演算ステップと、
    前記多項式の演算結果を基にパルスを生成するパルス生成ステップと
    を有することを特徴とする固体撮像素子の駆動方法。
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