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JP2008025185A - 雪留金具 - Google Patents

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JP2008025185A
JP2008025185A JP2006198418A JP2006198418A JP2008025185A JP 2008025185 A JP2008025185 A JP 2008025185A JP 2006198418 A JP2006198418 A JP 2006198418A JP 2006198418 A JP2006198418 A JP 2006198418A JP 2008025185 A JP2008025185 A JP 2008025185A
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JP
Japan
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tile
head
frame
snow
roof
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Pending
Application number
JP2006198418A
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English (en)
Inventor
Shigenori Yoshinari
茂紀 吉成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YOSHINARI SANGYO KK
Original Assignee
YOSHINARI SANGYO KK
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Publication date
Application filed by YOSHINARI SANGYO KK filed Critical YOSHINARI SANGYO KK
Priority to JP2006198418A priority Critical patent/JP2008025185A/ja
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Abstract

【課題】 瓦を葺いた後でも、容易に瓦に取り付けることが出来る雪留金具を提供すること。
【解決手段】 瓦Aの上面の頭尻方向に載置されるフレーム2と、該フレーム2の尻部側の端部に一端が固定されて他端が瓦Aの尻部に引掛かる戻り係止付きの瓦尻部引掛片3と、前記フレーム2の頭部側に上方向に固定された雪留板4と、前記フレーム2の頭部側端部に下方向に固定されてその先端が瓦Aの頭部の下方に引掛かる瓦頭部引掛片5と、を具備すること。
【選択図】 図1

Description

この発明は、瓦屋根における積雪の滑り落下防止を図るために、簡単に後付けできる雪留金具に関する。
従来の雪留金具100の基本構成は、図9に示すように、基板200の頭部端に雪止片300起立形成すると共に、基板200の尻部端を下方に段落ち形成して瓦と係止する取付片部400を設けた構成である。この雪留金具100を使用する際には、屋根を葺く施工の時に、任意のある瓦の尻部端に取付片部400を係止すると共に、その釘孔500に釘などを打ち込んで、野地板と固定し、この雪留金具100を固定した瓦の尻部端上側に、他の瓦を重ね載せて順次葺いて行き、雪留金具100を取付けるものである(例えば、特許文献1)。
特開2001−279891号公報([0003][0038]等)
しかしながら、上記の従来の瓦留め金具100は、屋根瓦施工時に任意のある瓦の上に基板200を載せて、取付片部400を係止させると共に野地板に釘孔500から釘を打ち込んで釘止めしてゆく構成であるので、屋根瓦の施工が終了した後にこの雪留金具100を取付ける必要が生じた場合には、その都度、任意の取付けする瓦の上方に重ね載せる瓦を一旦取り除いて施工しなければならない。しかし、瓦は傾斜方向に滑り落ちたり、風や地震の震動によって吹き飛んだり位置ズレを生じないように野地板に釘止めされているため、一旦葺かれた瓦は取外し作業が困難であるという問題点がある。又、取り外した瓦を再び野地板に取付け施工する作業も困難であるという問題点がある。
この発明は上記事情に鑑みて、すでに瓦が敷設されている場合でも容易に取付けできる雪留金具を提供することを目的としてなされたものであって、その手段とするところは、瓦の上面の頭尻方向に載置されるフレームと、該フレームの尻部側の端部に一端が固定されて他端が瓦の尻部に引掛かる戻り係止付きの瓦尻部引掛片と、前記フレームの頭部側に上方向に固定された雪留板と、前記フレームの頭部側端部に下方向に固定されてその先端が瓦の頭部の下方に引掛かる瓦頭部引掛片と、を具備することにある。又、前記フレームの尻部側に瓦の尻部側端面に係止するストッパーを設けたことにある。更に又、前記フレームの頭部側が上方へ曲折していることにある。又、前記フレームが頭尻方向に長さ調整自在であることにある。
請求項1の発明によると、瓦屋根施工後において雪留金具を設置する場合でも、雪留金具を設置予定の瓦の上面にそのフレームを載せて、尻部側の上側に重ね載っている瓦の隙間に雪留金具の尻部側の端部に固定されている戻り係止付きの瓦尻部引掛片を挿入するだけでよいので、従来の雪留金具と較べて作業が極めて簡単である。又、フレームの頭部側端部には瓦頭部引掛片があり、これが瓦の頭部側端に引掛かっているので、頭部側端が上方へ持ち上ることなく安定する。これによって、屋根瓦面に積った雪は雪止板によって確実に滑り落ちることなく係止される。又、前述の瓦屋根施工後のみならず、瓦を葺く際にもこの雪留金具を取付けることもできる。
請求項2の発明によると、瓦の尻部側端面に係止するストッパーを別途設けたので、雪留板に多くの雪が積ったり、雪の固まりが滑り落ちる際に衝突した時でも外れることがなく確実に係止できる。
請求項3の発明によると、フレームの頭部側が上方へ曲折しているので、瓦頭部引掛片を瓦の頭部側に引掛ける時に、雪止板の上方を押えて瓦の頭部側の下方へ入るようにする作業が簡単になる。
請求項4の発明によると、フレームの長さが頭尻方向に調節できるので、1つの雪留金具が種々のサイズの異なる瓦にも対応できる。
この発明の実施形態について図1乃至8に基づいて説明する。この発明の実施形態の雪留金具1は、屋根に敷設された瓦Aの上面の頭尻方向に載置されるフレーム2と、該フレーム2の尻部側の端部に固定されて瓦Aの尻部Bに引掛かる戻り係止付きの瓦尻部引掛片3と、前記フレーム2の頭部側に上方向に固定された雪留板4と、前記フレーム2の頭部側端部に下方向に固定されてその先端が瓦Aの頭部Cの下方に引掛かる瓦頭部引掛片5と、を具備してなるものである。これらフレーム2、瓦尻部引掛片3、雪留板4及び瓦頭部引掛片5は金属製板、とくに錆にくいステンレス板が好適である。
前記フレーム2は、図1、図2によく現れているように、瓦Aの頭尻方向に長尺な部材からなる。そして、頭部側が上方へ少しの角度をもって曲折していると共に、この曲折部分と直線部分の境目S付近には中央部分が一部隆起した補強リブ6を形成し強度補強している。この上方への曲折部分があれば多少のバネ作用が働くことによって瓦の頭部端部に引掛けた前記瓦頭部引掛片5が外れにくくなる利点があるが、とくに必要なものではなく直線状のフレーム2であってもよい。又、このフレーム2は、図示していないが、頭部C側と尻部B側とが分離して構成されて相互にスライド固定自在に連結されることによって、瓦Aの大きさに応じてその全体長さが調節できる構成としておけば、種々のサイズの瓦Aに適用することができて汎用性を有するものとなる。
前記瓦尻部引掛片3は、フレーム2の尻部側の端部にビスZ等によってその尻部側の一端が固定されて頭部側の他端がフリーとなって、フレーム2が瓦Aの表面に沿って滑り落ちないように尻部裏面又はその端部にそのフリーとなっている端部が引掛かるようになっている。この瓦尻部引掛片5はビスZ等によって固定されているフレーム2の尻部側端と共に2枚の瓦Aが重なってできている僅かな隙間Dから差し込んで挿入し、差し込み終了後はフリーとなっている頭部側端が開いてそのフリーの先端が瓦Aの尻部側裏面若しくはその端部に引掛かるのである。従って、この瓦尻部引掛片5は、フリーの頭部側が開く方向すなわちフレーム2から離れる方向に付勢するように加工しておくことが望ましい。そのために、瓦尻部引掛片5としてはある程度の弾力性を有するステンレス等からなる金属製の部材の頭部側の他端のフリーとなる側をフレーム2と反対側へ湾曲させておき、尻部側の一端をフレーム2の尻部側端にビスZ等で固定している。これによって、瓦尻部引掛片5は2枚の瓦Aが重なり合って出来る狭い隙間Dに挿入された時にはフリーとなっている頭部側がフレーム2と重なる方向へ折曲し、フリーとなっている頭部側が隙間Dを抜け出るとその弾性力で元の状態に戻りフレーム2から離れて瓦Aの尻部Bの裏面や端面と係止できることとなる。このように、瓦尻部引掛片5は、戻り係止付となっている。
しかし、万一、大量の積雪の滑り落ちのような大きな力が瞬時に作用する場合には、この瓦尻部引掛片5ではそれを阻止できなくなる恐れがあるので、先端に矢じりのような鉤部あるいは堅固な金属製の突起などからなるストッパー7を設けておくのが好ましい。このストッパー7の取付けは、前記ビスZ等によって瓦部引掛片3と共にフレーム2の尻部側端に固定した構造としたものであってもよいが、他の構成によるものであってもよい。
前記雪留板4は、フレーム2の直線部分に対してほぼ直角方向上向きに固定されたステンレス等からなる金属製の板状部材であって、瓦Aの上面の雪を滑り落ちないように係止するためのものである。この雪留板4の下端には、瓦Aの表面に当接する当接片8が形成されている。これによって、雪留板4が雪の重みや取付時の押圧力によって下方への力が作用した時でも、沈み込まないようになっている。この雪留板4の大きさや外形状はとくに限定されるものではないが、大きすぎると雪の重みや滑走力が大きくなってフレーム2を軒先方向へ押す力が大きくなるので、最適の大きさが選択されている。フレーム2とこの雪留板4の固定はネジ止めが好適であるが、可能ならば一体成形してもよいし、又、熔接でもよい。
前記瓦頭部引掛片5は、前記フレーム2の頭部側端部に下方向に固定されているが、この下方端には瓦Aの頭部Cの裏面に潜り込んで、すなわち前記隙間Dに挿入されて引掛かる引掛爪9が形成されている。又、この引掛爪9とフレーム2の頭部側端部との中間部分は、瓦Aの頭部端面Eにできるだけ当接しないように軒先側へ膨らんだ形状となっており、これによって、雪留金具1の取付時にフレーム2を瓦Aの尻部B方向へ押し込む際に中間部分が瓦Aの頭部端面Eに当たることなく押し込まれるようになっている。
上記構成からなるこの雪留金具1の使用について説明する。
瓦屋根葺き施工が終了している屋根にこの雪留金具1を取付けるには、図8に示すように、矢印イ方向に瓦尻部引掛片3の一端側を固定しているフレーム2の尻部側端部を2枚の瓦Aが重ね合って成形される隙間Dから差し込み挿入する。これによってその弾性力によって開いている瓦尻部引掛片5のフリーとなっている頭部端はフレーム2と密着しつつフレーム2の頭部側と共に挿入される。このとき、フレーム2の裏面は瓦Aの上面の上方に面しているが、差し込み挿入長さが瓦尻部引掛片5の長さを越えると、瓦尻部引掛片5のフリーとなっている頭部側端部が弾性力によって開く。そして瓦Aの尻部Bの端部裏面又は端面にそのフリーとなっている頭部側端部が引掛かるように雪留板4を手で掴みながらフレーム2を瓦Aの頭部側である矢符ロ方向へ引く。
この状態では瓦頭部引掛片5の引掛爪9は瓦Aの頭部端に位置しているので、瓦頭部引掛片5を手でもって軒先方向の矢符ハ方向へ引張ってから矢符ニ方向、すなわち瓦A方向へ押す。すると、図7に良く現れているように、引掛爪9が瓦Aの頭部側端の裏面とその下段の瓦Aの頭部側表面の隙間Dに潜り込んで係止される。同時に当接片8が瓦Aの表面に当接し必要以上に雪留板4が下方へ移動することなく所定の瓦A上面の位置で係止される。すなわち、当接片8と瓦頭部引掛片5の間隔距離は瓦Aの表面と頭部側裏面との距離にほぼ等しくなるように定められている。これによって、雪留金具1の取付作業が極めて簡単に完了する。
この取付完了した雪留金具1は、フレーム2の尻部側端が瓦尻部引掛片3によって瓦Aの尻部側に引掛かり、頭部側端が瓦頭部引掛片9によって瓦Aの頭部側に引掛かっているので、瓦Aを頭尻両側から挟むこととなり、外れる恐れはない。加えて、瓦尻部引掛片3は弾性体であるので、瓦Aの頭尻方向の長さが多少の不揃いがあってもフィットできる。
以上の説明においては、瓦Aが敷設された屋根面へ雪留金具1を取付ける使用についてのみ説明したが、これに限定されることなく、図5に示すように、瓦Aを葺く時に同時に取付けることも可能である。
この発明の雪留金具は、和瓦のみならず扁平洋瓦など種類を問わずに利用できる。
雪留金具の実施形態の全体斜視図。 図1の正面図。 図1の平面図。 図1の側面図。 雪留金具を瓦に取付けた状態で上方の瓦をまだ葺いていない斜視図。 雪留金具を瓦に取付けた状態の斜視図。 図6の断面説明図。 雪留金具の取付順説明図。 従来の雪留金具の斜視図。
符号の説明
1 雪留金具
2 フレーム
3 瓦尻部引掛片
4 雪留板
5 瓦頭部引掛片
7 ストッパー
9 引掛爪

Claims (4)

  1. 瓦の上面の頭尻方向に載置されるフレームと、
    該フレームの尻部側の端部に一端が固定されて他端が瓦の尻部に引掛かる戻り係止付きの瓦尻部引掛片と、
    前記フレームの頭部側に上方向に固定された雪留板と、
    前記フレームの頭部側端部に下方向に固定されてその先端が瓦の頭部の下方に引掛かる瓦頭部引掛片と、
    を具備することを特徴とする雪留金具。
  2. 前記フレームの尻部側に瓦の尻部側端面に係止するストッパーを設けた請求項1記載の雪留金具。
  3. 前記フレームの頭部側が上方へ曲折していることを特徴とする請求項1乃至2に記載の雪留金具。
  4. 前記フレームが頭尻方向に長さ調整自在であることを特徴とする請求項1乃至3に記載の雪留金具。
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