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JP2008015491A - 中間転写ベルトおよび電子写真装置 - Google Patents

中間転写ベルトおよび電子写真装置 Download PDF

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Abstract

【課題】結晶性熱可塑性樹脂と導電性フィラーとを含有する樹脂組成物からなる単層の中間転写ベルトであっても、表面硬度が高く、かつ、耐屈曲性に優れた中間転写ベルト、ならびに、該中間転写ベルトを有する電子写真装置を提供する。
【解決手段】結晶性熱可塑性樹脂と、該結晶性熱可塑性樹脂100質量部に対して5質量部以上40質量部以下の導電性フィラーとを含有する樹脂組成物からなる単層の中間転写ベルトであって、該中間転写ベルトのナノインデンテーション法を用いて測定した表面硬度が0.25GPa以上0.60GPa以下である中間転写ベルト。
【選択図】なし

Description

本発明は、電子写真装置に用いられる中間転写ベルトおよび中間転写ベルトを有する電子写真装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置、すなわち電子写真装置として、近年、フルカラー画像の複写やプリントが可能な電子写真装置が実用化されている。フルカラー画像の転写材への転写方式としては、電子写真感光体上に形成された各色のトナー像を中間転写体上に順次重ね合わせて転写して合成トナー像を形成し、この合成トナー像を一括して転写材に転写する方式、すなわち中間転写方式が採られている。
中間転写方式においては、無端ベルト形状の中間転写体、すなわち中間転写ベルトが用いられることが多い。
中間転写ベルトは、電子写真装置内で2本以上のローラー(懸架ローラー)に懸架され、長期間にわたり、テンションがかけられた状態で駆動される。そのため、中間転写ベルトには、十分な耐久性が必要とされる。機械的特性としては、特に引張弾性率と耐屈曲性がともに優れていることが好ましい。たとえば、中間転写ベルトの引張弾性率が低すぎると、中間転写ベルトに歪みが生じて、中間転写ベルト自体の耐久性が損なわれる。また、それだけではなく、中間転写ベルト上に転写されたトナー像の歪みや色ずれの原因ともなる。また、中間転写ベルトの耐屈曲性が悪いと、中間転写ベルトの破断や割れにつながる。
中間転写ベルトは、100Vから数kVまたはそれ以上の高電圧が印加される場合があるため、さらに耐熱性や難燃性にも優れていることが好ましい。
上記のような理由から、耐熱性と難燃性を兼ね備えた樹脂を用いた中間転写ベルトが様々提案されている。たとえば、特許文献1には、ポリフェニレンサルファイド(PPS)を用いて円筒ダイスから押出成形により製造された中間転写ベルトが開示されている。また、特許文献2には、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)に導電性フィラー(カーボンブラック)が添加された樹脂組成物を押出成形することにより製造された、JIS P 8115に規定の耐屈曲性に優れた半導電性フィルムが開示されている。
特開2004−276434号公報 特開2005−112942号公報
従来、結晶性熱可塑性樹脂と導電性フィラーを含有する樹脂組成物からなる中間転写ベルトの上記耐屈曲性を向上させるためには、樹脂組成物の結晶化度を低くすることが必要であると考えられてきた。
しかしながら、樹脂組成物の結晶化度が低くなるように成形した中間転写ベルトを磁性キャリアとトナーとを含む二成分現像剤を用いた電子写真装置において用いた場合、中間転写ベルトの表面に、キャリア起因の傷が入りやすいという問題点があった。この傷は、中間転写ベルトと当接する電子写真感光体を傷つけ、画像不良の原因になる。
このキャリア起因の傷を防ぐために、結晶性熱可塑性樹脂を含有する樹脂組成物からなる基材の表面に、高硬度な層を設けてなる複層構成の中間転写ベルトが数多く提案されている。
しかしながら、そのような高硬度な層を設けた場合、基材の耐屈曲性を損なわせないためには、該高硬度な層は薄膜である必要があり、したがって、薄膜化作製工程などの追加という作業工程の煩雑化を招いていた。
本発明の目的は、結晶性熱可塑性樹脂と導電性フィラーとを含有する樹脂組成物からなる単層の中間転写ベルトであっても、表面硬度が高く、かつ、耐屈曲性に優れた中間転写ベルトを提供することにある。
また、本発明の目的は、上記中間転写ベルトを有する電子写真装置を提供することにある。
本発明者は、鋭意検討した結果、結晶性熱可塑性樹脂と導電性フィラーを含有する樹脂組成物からなる単層の中間転写ベルトであっても、ナノインデンテーション法を用いて測定した表面硬度が0.25GPa以上であればキャリア起因の傷が入らないことを見出した。
すなわち、本発明は、結晶性熱可塑性樹脂と、該結晶性熱可塑性樹脂100質量部に対して5質量部以上40質量部以下の導電性フィラーとを含有する樹脂組成物からなる単層の中間転写ベルトであって、該中間転写ベルトのナノインデンテーション法を用いて測定した表面硬度が0.25GPa以上0.60GPa以下であることを特徴とする中間転写ベルトである。
また、本発明は、上記中間転写ベルトを有する電子写真装置である。
本発明によれば、磁性キャリアとトナーとを含む二成分現像剤を用いた電子写真装置に用いる場合においても、単層構成でありながら、キャリア起因の傷の発生が抑制された中間転写ベルトを提供することができる。
また、本発明によれば、上記中間転写ベルトを有する電子写真装置を提供することができる。
本発明の中間転写ベルトには、上記のとおり、結晶性熱可塑性樹脂と、該結晶性熱可塑性樹脂100質量部に対して5質量部以上40質量部以下の導電性フィラーとを含有する樹脂組成物(以下「本発明の樹脂組成物」ともいう。)が用いられる。
本発明の樹脂組成物には、種々の結晶性熱可塑性樹脂を用いることができる。結晶性熱可塑性樹脂とは、その融点以下の温度では高分子鎖が規則正しく配列する性質のある熱可塑性樹脂を意味し、架橋や枝分かれ構造が少ない傾向にある。各種結晶性熱可塑性樹脂の中でもポリエーテルエーテルケトン(以下単に「PEEK」ともいう)がもっとも好ましい。PEEKは、結晶性ポリマーでありながら、分子構造上の設計により、その結晶化度を適度に制御することができ、非晶性ポリマーとしての特性を併せ持つことができる。すなわち、PEEKは、耐薬品性、耐疲労性、強靭性、耐摩耗性、摺動性および耐熱性に優れている。また、PEEKは耐衝撃性や耐屈曲性にも優れている。さらに、PEEKは、高い難燃性を示し、しかも燃焼時における煙や刺激性ガスの発生がほとんどない。
PEEKとして一般的なものは、下記構造式で示される繰り返し構造単位を有する樹脂である。
Figure 2008015491
上記結晶性熱可塑性樹脂としてPEEKを用いる場合、1種類のみ用いてもよいし、2種類以上を組み合わせて用いてもよい。
PEEKの市販品として代表的なものには、ビクトレックス(Victrex)社製の商品名「ビクトレックスPEEK」シリーズが挙げられる。
また、本発明に用いることのできるPEEKは、上記構造式で示される繰り返し構造単位を有するものに限られず、種々の化合物で変性したものであってもよい。たとえば、シロキサン変性のPEEKは、特許第2639707号公報に開示されている。
また、結晶性熱可塑性樹脂の重量平均分子量は、該樹脂の溶融粘度が1.0×10Pa・sから1.0×10Pa・sの範囲になるように調整されていることが好ましい。
本発明に用いることができる導電性フィラーとしては、たとえば、導電性カーボンブラック、黒鉛粉末、金属粉末、および、表面を導電処理した酸化金属ウィスカーなどが挙げられる。これらの中でも、体積抵抗率の制御性や機械的性質などの観点から、導電性カーボンブラックが特に好ましい。
導電性カーボンブラックとしては、たとえば、アセチレンブラック、オイルファーネスブラック、サーマルブラック、および、チャンネルブラックを挙げることができる。これらの中でも、アセチレンブラック、および、オイルファーネスブラックが好ましい。これらの導電性カーボンブラックは、1種類のみ用いてもよいし、2種類以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明の樹脂組成物中の導電性フィラーの割合は、結晶性熱可塑性樹脂100質量部に対して5質量部以上40質量部以下であるが、好ましくは5質量部以上30質量部以下であり、より好ましくは6質量部以上20質量部以下である。導電性フィラーの割合が大きすぎると、中間転写ベルトの体積抵抗率が低くなりすぎる場合や、中間転写ベルトの機械的性質が低下する場合がある。導電性フィラーの割合が小さすぎると、中間転写ベルトの体積抵抗率が高くなりすぎる場合がある。
また、本発明の中間転写ベルトの靭性を向上させるために、本発明の樹脂組成物には、PEEKと導電性フィラーの合計100質量部に対して50質量部以下のエラストマー成分を含ませることができる。
エラストマー成分としては、天然ゴム、ブタジエン重合体、スチレン−イソプレン共重合体、ブタジエン−スチレン共重合体およびそれらの水添物(ランダム共重合体、ブロック共重合体、グラフト共重合体などすべて含まれる。)、イソプレン重合体、クロロブタジエン重合体、ブタジエン−アクリロニトリル共重合体、イソブチレン重合体、イソブチレン−ブタジエン共重合体、イソブチレン−イソプレン共重合体、アクリル酸エステル重合体、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体、チオコールゴム、多硫化ゴム、ポリウレタンゴム、ポリエーテルゴム(たとえば、ポリプロピレンオキシドなど)、ならびに、エピクロルヒドリンゴムなどが挙げられる。
本発明の樹脂組成物には、酸化防止剤、熱安定剤、熱老化防止剤、耐侯剤、可塑剤、結晶核剤、流動性改良剤、紫外線吸収剤、滑剤、離型剤、染料および顔料などの着色剤、難燃剤、ならびに、難燃助剤などの添加剤を1種類以上含有させることができる。
本発明の中間転写ベルトの厚みの平均値は50乃至250μmの範囲にあることが好ましく、60乃至150μmの範囲にあることがより好ましく、70乃至110μmの範囲にあることがより一層好ましい。中間転写ベルトの厚みが薄すぎると、厚みを均一にするのが難しくなる傾向にある。一方、中間転写ベルトの厚みが厚すぎると、柔軟性が低下する傾向にある。
本発明の中間転写ベルトは半導電性であることが好ましい。具体的には、本発明の中間転写ベルトの体積抵抗率は1.0×10乃至1.0×1014Ωcmの範囲にあることが好ましく、1.0×10乃至1.0×1013Ωcmの範囲にあることがより好ましい。また、中間転写ベルトの体積抵抗率と表面抵抗率との比(表面抵抗率/体積抵抗率)は1乃至1000の範囲にあることが好ましい。
本発明の中間転写ベルトの引張弾性率は、JIS K 7113にしたがって測定した場合、1.5GPa以上であることが好ましく、2.0GPa以上であることがより好ましい。一方、中間転写ベルトの引張弾性率が大きすぎると、懸架ローラーによる巻き癖が中間転写ベルトに残ってしまうことがあるため、中間転写ベルトの引張弾性率は4.0GPa以下であることが好ましい。
本発明の中間転写ベルトの表面硬度は0.25GPa以上である。一方、中間転写ベルトの表面硬度が大きすぎると、中間転写ベルトに当接する各種部材を摩耗させてしまう場合があるため、中間転写ベルトの表面硬度は0.6GPa以下であることが好ましい。なお、ここでいう表面硬度とは、ナノインデンテーション法を用いて測定された表面硬度を意味する。ナノインデンテーション法を用いて測定した硬度(H)は、H=0.01057VHN(kg/mm)の式で、ビッカース硬度に変換することができる。
本発明では、ナノインデンテーション法による表面硬度の測定には、MTSナノインスツルメンツ社製のNanoindenterXPWを測定装置として用いた。使用した圧子はバーコビッチ型圧子である。また、押し込み深さは2μmとした。
中間転写ベルトの表面硬度を高めるためには、樹脂組成物に含有させる結晶性熱可塑性樹脂の結晶化度を高めればよい。この結晶化度の程度は、中間転写ベルトに対して示差走査熱量計(DSC)による熱分析を行うことよって測ることができる。本発明においては、示差走査熱量計(DSC)による熱分析によって150℃乃至200℃の範囲内に検知される結晶化発熱ΔHのピークが10J/g未満であることが好ましい。
本発明における示差走査熱量計(DSC)による測定は、昇温速度:5℃/min、測定開始温度:100℃、測定終了温度:400℃、サンプル重量:10mgの条件で行われる。
本発明の中間転写ベルトは、下記式(1)で表される変換応力とJIS P 8115に規定の耐折強さ試験(屈曲疲労試験)とから求められる疲労限度応力が30MPa以上150MPa以下であることが好ましい。
変換応力=E×d/(4r+2d)+9.8M/(d×h) (1)
[式(1)中、d/(4r+2d)は0.03以下であり、Eは該中間転写ベルトから採取された変換応力測定用のフィルム状のサンプルのヤング率を表し、dは該サンプルの厚みを表し、rは屈曲半径を表し、Mは荷重を表し、hはサンプルの幅を表す。]
本発明においては、サンプルの厚みdは測定対象の中間転写ベルトの厚みと同じとし、サンプルの幅hは15mmとした。また、サンプルの長さは110mmとした。サンプルの形状は短冊形である。また、荷重Mは1kgfに固定した。また、屈曲半径rはJIS P 8115に規定のとおりに0.38mmにすると、d/(4r+2d)>0.03になってしまう場合がある。たとえば、後述の実施例のようにd=0.1mmの場合、d/(4r+2d)≒0.06>0.03となる。したがって、屈曲半径rはサンプルの厚みdの値に応じてd/(4r+2d)≦0.03になるように適宜変更する必要がある。
耐折強さ試験(屈曲疲労試験)としては、JIS P 8115に規定のMIT試験を適用した方法がよく知られている。しかしながら、中間転写ベルトに用いられる樹脂(結晶性熱可塑性樹脂)の種類によっては、理想的な応力−疲労曲線(S−N曲線)が描けない場合がある(図1)。上記MIT試験では、屈曲部のrが小さすぎ、屈曲時に樹脂フィルムに過剰な曲げ応力が発生してしまうからである。上記MIT試験では、樹脂組成物からなるフィルム状のサンプルを試験対象とした場合、樹脂の曲げ応力が考慮されない。そこで、本発明においては、耐折強さ試験(屈曲疲労試験)としてJIS P 8115に規定のMIT試験を準用するものの、その試験時にフィルム状のサンプルにかかる応力としては、「変換応力」(=曲げ応力+引張応力)を用いることにした。そうすることで、様々な樹脂組成物製のフィルム状のサンプルに対し、理想的なS−N曲線を描くことが可能になった(図2)。
図3に示すように、耐折強さ試験(屈曲疲労試験)時にフィルム状のサンプルは、厚み方向中心に対して外側がΔL分伸ばされるため、曲げ応力が発生する。厚み方向中心部から外側に対して、非屈曲時の体積と屈曲時の体積との差を非屈曲時の体積で除した値が、樹脂の屈曲時の伸び率となる。
樹脂フィルムの伸び量:(屈曲時の体積−非屈曲時の体積)/非屈曲時の体積
非屈曲時の体積:(θ/360)×2π(r+(d/2))×(d/2)×h
屈曲時の体積:(θ/360)×(π(r+d)−π(r+(d/2)))×h
θ:屈曲角度 r:屈曲半径 d:厚み h:幅
樹脂フィルムの屈曲時における伸び率:d/(4r+2d)
すなわち、屈曲時におけるフィルム状のサンプルは、非屈曲時に比べて[d/(4r+2d)]×100(%)、強制的に伸ばされていることになる。フィルム状のサンプルの弾性率に屈曲時の伸び率をかけた値が、耐折強さ試験(屈曲疲労試験)において樹脂が屈曲されたときに発生する曲げ応力となる。また、耐折強さ試験(屈曲疲労試験)における引張応力は、荷重から換算することで求めることができる。
ただし、上記試験時は、dおよびrを調整することによって、上記フィルム状のサンプルの伸び率が3%以下になるようにしなければならず、特には2%以下になるようにすることが好ましい。サンプルの伸び率が3%より大きくなると、通常の樹脂フィルムにおける弾性領域を越えてしまい、塑性変形した状態での評価となることがある。
電子写真装置に中間転写ベルトを組み込んだ場合、屈曲が起こりやすい部分は幅方向端部である。端部での変形は、変位規制によるものではなく、応力の発生にともなう変形である。したがって、実際には弾性率の高い材料と弾性率の低い材料では屈曲しうる限界が異なる。そのため、変換応力を利用したS−N曲線から疲労限度応力を算出することが有効である。
本発明においては、上記のフィルム状のサンプルを用いた耐折強さ試験(屈曲疲労試験)において、破断回数が100万回を越える変換応力の下限を疲労限度応力と定義する。この疲労限度応力が30MPa以上であれば、中間転写ベルトとして電子写真装置に組み込んでも端部破断などが起きにくく、機械的な耐久性に問題は生じにくい。また、中間転写ベルトとして使用できる物性の範囲を、弾性率<4GPa、厚み>50μmとすると、疲労限度応力は最大でも150MPaとなる。
本発明の中間転写ベルトの製造方法には、特に限定はなく、どのような製造方法を用いてもよい。たとえば、シートをつなぎ合わせてシームレスベルトを製造する方法(特開平8−187773号公報などを参照)、円筒ダイスから円筒として押出してベルトとする方法(特開2001−13801号公報および特許第02886350号公報などを参照)が挙げられる。その他、非晶性のPEEKを含む円筒チューブを作製し、アニール処理(熱アニール)することで結晶化度を高める二次加工を加えてもよい。アニール処理の際の好ましい温度(加熱温度)は165℃以上である。好ましい加熱時間は(保持時間)は加熱温度によって異なるが、165℃以上であれば5秒以上である。また、加熱温度から降温する際の降温レートは遅いほうが好ましく、30℃/min以下が好ましい。ただし、加熱時間が十分である場合(5秒以上である場合)、降温レートは特に考慮しなくてよい。
図4は、本発明の電子写真用ベルトを中間転写ベルトとして用いた電子写真装置の概略説明図である。
すなわち、図4において、1はドラム状の電子写真感光体(以下「感光ドラム」ともいう。)であり、矢印Aの方向に所定の周速度で回転駆動される。感光ドラム1は、回転過程において、一次帯電器2により所定の極性および所定の電位に帯電処理され、次いで不図示の像露光器からの露光3を受ける。S1は一次帯電器の電源である。このようにして、目的のカラー画像の第1の色成分(例えばイエロー成分像)に対応した静電潜像が形成される。
次に、その静電潜像が第1現像器41(イエロー現像器)により第1色であるイエロー成分像に現像される。このとき、第2、第3および第4の現像器、すなわち、マゼンタ現像器42、シアン現像器43およびブラック現像器44は作動しておらず、感光ドラム1には作用しない。よって、第1色のイエロー成分像は、マゼンタ現像器42、シアン現像器43およびブラック現像器44による影響を受けない。
中間転写ベルト7は、ローラー64、65および66に張架され、かつ、感光ドラム1に接するように配置され、矢印Bの方向に感光ドラム1と同じ周速度で回転駆動される。そして、感光ドラム1上に形成された第1色のイエロー成分像が、感光ドラム1と中間転写ベルト7とのニップ部を通過する過程で、中間転写ベルト7の表面に一次転写される。
一次転写は、バイアス電源S4から一次転写ローラー62に印加される一次転写バイアス(トナーとは逆極性)によって形成される電界により行われる。
一次転写されずに感光ドラム1上に残留したイエロートナーは、クリーニング装置13でクリーニングされる。以下同様に、第2色のマゼンタトナー画像、第3色のシアントナー画像および第4色のブラックトナー画像が順次中間転写ベルト上に重畳転写され、目的とするフルカラー画像が形成される。
中間転写ベルト7上に形成されたフルカラー画像は、転写材Pに二次転写される。すなわち、転写材Pは、不図示のカセットから転写材供給ローラー10および転写材ガイド11を通過して中間転写ベルト7と二次転写ローラー63とのニップ部に供給される。同時に二次転写バイアスがバイアス電源S5から二次転写ローラー63に印加されることにより、転写材Pに中間転写ベルト7上のフルカラー画像が二次転写される。フルカラー画像が転写された転写材Pは定着器14へ導入され、フルカラー画像が転写材Pに定着される。
また、二次転写の際に転写材に転写されずに中間転写ベルト7上に残留したトナーは帯電装置8により帯電され、感光ドラム1と中間転写ベルト7とのニップ部で感光ドラム1に移り、クリーニング装置13により回収される。
(実施例)
[実施例1]
PEEK(Victrex社製、商品名「ビクトレックスPEEK381G」)82質量部、および、導電性カーボンブラック(アセチレンブラック、電気化学工業製、商品名「デンカブラック」)18質量部からなる樹脂ペレットを、一軸スクリュー押出機に供給し、円筒ダイスより溶融押出し、直径230mmの円筒状のフィルムを得た。
得られた円筒状フィルムを円筒状の金型にはめ込み、230℃で5分間アニール処理をすることでPEEKの結晶化度を高め、厚みの平均値が100μmの無端ベルト(円筒状フィルム)を得た。なお、アニール処理の際の昇温レートは100℃/minとし、降温レートは200℃/minとした。この昇温レートおよび降温レートについては、以下の実施例2および比較例2も同じである。
得られた無端ベルトに対してDSCによる熱分析を行ったところ、150乃至200℃の範囲内に検知されるPEEKの結晶化発熱ΔHのピークは0.5J/gであった。また、得られた無端ベルトの、ナノインデンテーション法を用いて測定した表面硬度は0.35GPaであった。さらに、得られた無端ベルトに対してJIS P 8115に規定のMIT試験を行ったところ、破断回数は2500回であったが、疲労限度応力は35MPaであった。
上記のようにして得られた無端ベルトを中間転写ベルトとして、磁性キャリアとトナーとを含む二成分現像剤を用いた電子写真装置に搭載し、耐久試験を行った。その結果、500000枚画像出力後においても、中間転写ベルトの表面にはキャリア起因の傷は見られず、画像不良は発生せず、また、端部の破断も見られなかった。
[実施例2]
アニール処理の条件を165℃で10秒間とした以外は実施例1と同様にして無端ベルトを作製した。
作製した無端ベルトに関して以下の結果が得られた。PEEKの結晶化発熱ΔHのピークは9.0J/gであった。また、表面硬度は0.25GPaであった。また、疲労限度応力は30MPaであった。
上記のようにして得られた無端ベルトを中間転写ベルトとして、磁性キャリアとトナーとを含む二成分現像剤を用いた電子写真装置に搭載し、耐久試験を行った。その結果、500000枚画像出力後においても、中間転写ベルトの表面にはキャリア起因の傷は見られず、画像不良は発生せず、また、端部の破断も見られなかった。
[比較例1]
アニール処理を行わなかった以外は実施例1と同様にして無端ベルトを作製した。
作製した無端ベルトに関して以下の結果が得られた。PEEKの結晶化発熱ΔHのピークは15J/gであった。また、表面硬度は0.15GPaであった。また、疲労限度応力は23MPaであった。
上記のようにして得られた無端ベルトを中間転写ベルトとして、磁性キャリアとトナーとを含む二成分現像剤を用いた電子写真装置に搭載し、耐久試験を行った。その結果、100000枚画像出力後において、中間転写ベルトの表面にキャリア起因の傷が多数発生し、画像不良が発生した。その後も耐久試験を継続したところ、150000枚画像出力後、中間転写ベルトの幅方向の端部に亀裂が発生した。
[比較例2]
アニール処理の条件を155℃で5秒間とした以外は実施例1と同様にして無端ベルトを作製した。
作製した無端ベルトに関して以下の結果が得られた。PEEKの結晶化発熱ΔHのピークは10J/gであった。また、表面硬度は0.19GPaであった。また、疲労限度応力は24MPaであった。
上記のようにして得られた無端ベルトを中間転写ベルトとして、磁性キャリアとトナーとを含む二成分現像剤を用いた電子写真装置に搭載し、耐久試験を行った。その結果、100000枚画像出力後において、中間転写ベルトの表面にキャリア起因の傷が多数発生し、画像不良が発生した。その後も耐久試験を継続したところ、200000枚画像出力後、中間転写ベルトの幅方向の端部に亀裂が発生した。
JIS P 8115に規定の方法で得られる樹脂のS−N曲線の例である。 本発明で用いられる変換応力を用いて得られる樹脂のS−N曲線である。 屈曲時における樹脂フィルムの変形の説明図である。 本発明により製造された中間転写ベルトを組み込んだ画像形成装置の構成の一例を示す概略図である。
符号の説明
1 電子写真感光体(感光ドラム)
2 一次帯電器
3 露光
41 第1現像器(イエロー現像器)
42 第2現像器(マゼンタ現像器)
43 第3現像器(シアン現像器)
44 第4現像器(ブラック現像器)
62 一次転写ローラー
63 二次転写ローラー
64 ローラー
65 ローラー
66 ローラー
7 中間転写ベルト
8 帯電装置
10 転写材供給ローラー
11 転写材ガイド
13 クリーニング装置
14 定着器
S1 一次帯電器の電源
S4 バイアス電源
S5 バイアス電源
P 転写材

Claims (6)

  1. 結晶性熱可塑性樹脂と、該結晶性熱可塑性樹脂100質量部に対して5質量部以上40質量部以下の導電性フィラーとを含有する樹脂組成物からなる単層の中間転写ベルトであって、
    該中間転写ベルトのナノインデンテーション法を用いて測定した表面硬度が0.25GPa以上0.60GPa以下である中間転写ベルト。
  2. 下記式(1)で表される変換応力とJIS P 8115に規定の耐折強さ試験とから求められる疲労限度応力が30MPa以上150MPa以下である請求項1に記載の中間転写ベルト:
    変換応力=E×d/(4r+2d)+9.8M/(d×h) (1)
    [式(1)中、d/(4r+2d)は0.03以下であり、Eは該中間転写ベルトから採取された変換応力測定用のフィルム状のサンプルのヤング率を表し、dは該サンプルの厚みを表し、rは屈曲半径を表し、Mは荷重を表し、hは該サンプルの幅を表す。]。
  3. 前記結晶性熱可塑性樹脂がポリエーテルエーテルケトンである請求項1または2に記載の中間転写ベルト。
  4. 示差走査熱量計(DSC)による熱分析によって150℃乃至200℃の範囲内に検知される前記結晶性熱可塑性樹脂の結晶化発熱ΔHのピークが10J/g未満である請求項1乃至3のいずれかに記載の中間転写ベルト。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の中間転写ベルトを有する電子写真装置。
  6. 現像剤として磁性キャリアとトナーとを含む二成分現像剤を用いる請求項5に記載の電子写真装置。
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