JP2008015283A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】不必要となる転写材の枚数を減らすことができ、そして、時間削減、さらには、ユーザビリティの向上を図ることのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】制御手段300による濃度又は色度制御を行う場合には、
(i)濃度又は色度制御用カラートナーパッチを転写材上に定着した後、回転体140、160を所定温度に加熱して空回転させ、クリーニング手段145、165に付着したトナーを両回転体140、160に逆流させ、
(ii)更に、濃度又は色度制御用カラートナーパッチが定着された転写材11aを定着装置14へと送給し、両回転体140、160にて挟持して加熱及び加圧し、両回転体140、160上のトナーを転写材11aにて回収する。
【選択図】図1
【解決手段】制御手段300による濃度又は色度制御を行う場合には、
(i)濃度又は色度制御用カラートナーパッチを転写材上に定着した後、回転体140、160を所定温度に加熱して空回転させ、クリーニング手段145、165に付着したトナーを両回転体140、160に逆流させ、
(ii)更に、濃度又は色度制御用カラートナーパッチが定着された転写材11aを定着装置14へと送給し、両回転体140、160にて挟持して加熱及び加圧し、両回転体140、160上のトナーを転写材11aにて回収する。
【選択図】図1
Description
本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置に関するものである。特に、互いに圧接してニップ領域を形成して回転する定着回転体及び加圧回転体を備え定着装置において少なくとも一方の回転体に付着したトナーをクリーニングするクリーニング手段を有した画像形成装置に関するものである。
従来、画像形成装置における定着装置のクリーニングに関するものとして、特許文献1に開示されているように、給紙カセットにセットされている転写材などをクリーニングペーパとして使用し、定期的にクリーニングペーパを定着ニップ部に自動的に通過させ、クリーニングローラに付着したトナーを回収しているものがある。
特開2003−57985号公報
しかしながら、上記の方法では、定着装置のクリーニングの際には、給紙カセットにセットされている未使用の転写材などとされるメディアをクリーニングペーパとして使用しており、定着装置をクリーニングするということだけに主眼が置かれている。
そこで、本発明者は、従来のカラー画像形成装置などにおいて定期的に行われている、濃度又は色度検知手段(カラーセンサ)による色補正時に使用される校正シートや、画像形成装置内に詰まったジャム(JAM)紙をクリーニングペーパとして使用することに着目し、上述した方法が有する問題を解消し得ることが分かった。本発明は、斯かる本発明者の新規な知見に基づくものである。
本発明の目的は、不必要となる転写材の枚数を減らすことができ、そして、時間削減、さらには、ユーザビリティの向上を図ることのできる画像形成装置を提供することである。
上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明の第一の態様によれば、
トナー像を転写材に形成する画像形成部と、
トナー像が形成された転写材を挟持して、加熱及び加圧によりトナー像を転写材上に定着する一対の回転体と、少なくとも一方の前記回転体に付着したトナーをクリーニングするクリーニング手段と、を備えた定着装置と、
を備えた画像形成装置において、
前記画像形成部にて形成された濃度又は色度制御用カラートナーパッチを、前記定着装置にて前記転写材上に定着し、
前記転写材上に定着されたパッチの濃度又は色度を濃度又は色度検知手段にて検知し、
前記検知されたパッチの濃度又は色度に基づいて画像形成条件を制御する制御手段を備え、
前記制御手段による濃度又は色度制御を行う場合には、
(i)前記濃度又は色度制御用カラートナーパッチを前記転写材上に定着した後、前記回転体を所定温度に加熱して空回転させ、前記クリーニング手段に付着したトナーを前記両回転体に逆流させ、
(ii)更に、前記濃度又は色度制御用カラートナーパッチが定着された前記転写材を前記定着装置へと送給し、前記両回転体にて挟持して加熱及び加圧し、前記両回転体上のトナーを前記転写材にて回収する、
前記クリーニング手段をクリーニングするためのクリーニングモードを備えている、
ことを特徴とする画像形成装置が提供される。
トナー像を転写材に形成する画像形成部と、
トナー像が形成された転写材を挟持して、加熱及び加圧によりトナー像を転写材上に定着する一対の回転体と、少なくとも一方の前記回転体に付着したトナーをクリーニングするクリーニング手段と、を備えた定着装置と、
を備えた画像形成装置において、
前記画像形成部にて形成された濃度又は色度制御用カラートナーパッチを、前記定着装置にて前記転写材上に定着し、
前記転写材上に定着されたパッチの濃度又は色度を濃度又は色度検知手段にて検知し、
前記検知されたパッチの濃度又は色度に基づいて画像形成条件を制御する制御手段を備え、
前記制御手段による濃度又は色度制御を行う場合には、
(i)前記濃度又は色度制御用カラートナーパッチを前記転写材上に定着した後、前記回転体を所定温度に加熱して空回転させ、前記クリーニング手段に付着したトナーを前記両回転体に逆流させ、
(ii)更に、前記濃度又は色度制御用カラートナーパッチが定着された前記転写材を前記定着装置へと送給し、前記両回転体にて挟持して加熱及び加圧し、前記両回転体上のトナーを前記転写材にて回収する、
前記クリーニング手段をクリーニングするためのクリーニングモードを備えている、
ことを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明の第二の態様によれば、
トナー像を転写材に形成する画像形成部と、
トナー像が形成された転写材を挟持して、加熱及び加圧によりトナー像を転写材上に定着する一対の回転体と、少なくとも一方の前記回転体に付着したトナーをクリーニングするクリーニング手段と、を備えた定着装置と、
前記転写材のジャムを検知する検知手段と、
を備えた画像形成装置において、
前記検知手段が画像形成装置内での転写材のジャムを検知し、画像形成装置内に前記定着装置にてトナー像が定着された転写材が残留している場合には、
(i)前記回転体を所定温度に加熱して空回転させ、前記クリーニング手段に付着したトナーを前記両回転体に逆流させ、
(ii)更に、前記画像形成装置内に残留する、トナー像が定着された転写材を前記定着装置へと送給し、前記転写材を前記両回転体にて挟持して加熱及び加圧し、前記両回転体上のトナーを前記転写材にて回収する、
前記クリーニング手段をクリーニングするためのクリーニングモードを備えている、
ことを特徴とする画像形成装置が提供される。
トナー像を転写材に形成する画像形成部と、
トナー像が形成された転写材を挟持して、加熱及び加圧によりトナー像を転写材上に定着する一対の回転体と、少なくとも一方の前記回転体に付着したトナーをクリーニングするクリーニング手段と、を備えた定着装置と、
前記転写材のジャムを検知する検知手段と、
を備えた画像形成装置において、
前記検知手段が画像形成装置内での転写材のジャムを検知し、画像形成装置内に前記定着装置にてトナー像が定着された転写材が残留している場合には、
(i)前記回転体を所定温度に加熱して空回転させ、前記クリーニング手段に付着したトナーを前記両回転体に逆流させ、
(ii)更に、前記画像形成装置内に残留する、トナー像が定着された転写材を前記定着装置へと送給し、前記転写材を前記両回転体にて挟持して加熱及び加圧し、前記両回転体上のトナーを前記転写材にて回収する、
前記クリーニング手段をクリーニングするためのクリーニングモードを備えている、
ことを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明によれば、定期的に行われているカラーセンサによる色補正時に使用される校正シートや画像形成装置内に詰まったジャム(JAM)紙をクリーニングペーパとして使用することにより、不必要となる転写材の枚数を減らすことができ、更には、改めてクリーニングモードを行なう必要がないことによる時間削減、そして、ユーザにクリーニングモードを実行させる手間の削減につながり、ユーザビリティの向上を図ることができる。
以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
実施例1
図1に、本発明に係る画像形成装置の一実施例の概略構成を示す。本実施例にて、画像形成装置は、カラー画像形成装置の一例であるカラーレーザプリンタとされる。先ず、画像形成装置の全体構成について説明する。
図1に、本発明に係る画像形成装置の一実施例の概略構成を示す。本実施例にて、画像形成装置は、カラー画像形成装置の一例であるカラーレーザプリンタとされる。先ず、画像形成装置の全体構成について説明する。
(画像形成装置の全体構成)
本実施例によると、斜め方向に4つの画像形成部、即ち、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及び、ブラック(Bk)の画像形成部P(Pa、Pb、Pc、Pd)が並設されている。各画像形成部P(Pa、Pb、Pc、Pd)はそれぞれ、ドラム状の電子写真感光体(以下、「感光体ドラム」という。)1(1a、1b、1c、1d)を備えている。
本実施例によると、斜め方向に4つの画像形成部、即ち、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及び、ブラック(Bk)の画像形成部P(Pa、Pb、Pc、Pd)が並設されている。各画像形成部P(Pa、Pb、Pc、Pd)はそれぞれ、ドラム状の電子写真感光体(以下、「感光体ドラム」という。)1(1a、1b、1c、1d)を備えている。
各感光体ドラム1の周囲には、感光体ドラム1の表面を均一に帯電するための一次帯電手段となる一次帯電器(本実施例では帯電ローラ)2(2a、2b、2c、2d)が配置されている。また、画像形成装置は、一次帯電器2により一様に帯電された感光体ドラム1の表面に、画像情報に基づいてレーザビームを照射して静電潜像を形成する露光手段としてのレーザービームスキャナ3(3a、3b)が配置されている。
そして、各感光体ドラム1の周りには、現像手段としての現像装置40(40a、40b、40c、40d)が配置されており、静電潜像が形成された感光体ドラム1の表面にイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及び、ブラック(Bk)の各色のトナーを付着させて、トナー画像として顕像化する。
また、現像装置40は、プロセスカートリッジ7(7a、7b、7c、7d)と、トナーカートリッジ5(5a、5b、5c、5d)とにユニット化されている。
感光体ドラム1(1a、1b、1c、1d)に対向して、感光体ドラム1(1a、1b、1c、1d)の表面に形成されたトナー画像が一次転写される中間転写体となる中間転写ベルト10が配置される。中間転写ベルト10は、駆動ローラ10a、従動ローラ10b、アイドラローラ10cにより張架されており、中間転写ベルト10を挟んで従動ローラ10bに対向する位置に2次転写手段としての二次転写ローラ16が配置されている。中間転写ベルト10、二次転写ローラ16などにより中間転写ユニット15を構成する。
各感光体ドラム1上に形成されたトナー画像は、一次転写手段としての一次転写ローラ12(12a、12b、12c、12d)の作用により中間転写ベルト10に一次転写される。
転写後の感光体ドラム1の表面に残留したトナーは、クリーニング手段8(8a、8b、8c、8d)にて除去される。
一方、給紙カセット11からピックアップローラ9により繰り出された転写材11aは、フィードローラ51aとリタードローラ52aの分離手段により1枚ずつ分離給送された後、搬送ローラ対13aによりレジストローラ対17に送られる。また、マルチトレイ50から給紙される場合には、フィードローラ51bとリタードローラ52bの分離手段により1枚ずつ分離給送された後、搬送ローラ対13bによりレジストローラ対17に送られる。転写材11aは、レジストローラ対17により、所定のタイミングで中間転写ベルト10と二次転写ローラ16との間に搬送され、該二次転写ローラ16の作用により中間転写ベルト10に一次転写されたトナー画像が二次転写される。
トナー画像が転写された転写材11aは、定着手段としての定着装置14によりトナー画像が定着された後、不図示のソレノイド等の手段により切り換えられる切換レバー55が、図1に示す位置55aの位置にあるときには排出ローラ対20により搬送されて、装置本体の上部に設けられた排出トレイ21上に排出される。また、切換レバー55が、図2に示すように、位置55bの位置にあるときには、搬送ローラ対13cにより両面搬送パス30部のスイッチバックローラ対31へと搬送され、スイッチバックローラ対31により搬送方向が切り換えられ、搬送ローラ対13d、13e、13fを通り、再度レジストローラ対17へと搬送される。
ここで、図3を用いて、一般的な画像形成装置に用いられる定着装置14について説明する。
図3に示すように、本実施例にて、定着装置14は、定着回転体としての定着ローラ140と、加圧回転体としての加圧ローラ160とを備えている。定着ローラ140は、一例としてアルミニウムや鉄等の金属芯金141上にPFA、PTFE等の離型性樹脂層142を設け、また、内部はヒータ143によって加熱されるようになっている。定着ローラ140の温度は、定着ローラ140に当接する温度検知手段としての温度検出素子150によって定着ローラ140の表面温度を検知され、温度制御回路がヒータ143を断続的に作動させることにより、定着ローラ140の表面温度は所定の温度に制御される。
一方、定着ローラ140に圧接し回転する加圧ローラ160は、一例としてアルミニウムや鉄等の金属芯金161上に耐熱性を有しかつ硬度の低いシリコンゴムやシリコンスポンジ等の弾性層162を設け、その表面にPFA、PTFE等の離型性の高い樹脂による被膜層を有した構造とされる。また、内部はヒータ163によって加熱されるようになっている。加圧ローラ160の温度は、加圧ローラ160に当接する温度検知手段としての温度検出素子151によって加圧ローラ160の表面温度を検知され、温度制御回路がヒータ163を断続的に作動させることにより、加圧ローラ160の表面温度も定着ローラ140同様、所定の温度に制御される。
また、転写材に含まれる炭酸カルシウム粉の付着により、定着ローラ140の表面の離型性が低下することで、オフセットは悪化する。このオフセットトナーは、転写材の搬送間隔において、離型性の差により定着ローラ140の表面から加圧ローラ160の表面に転移して加圧ローラ160の表面に蓄積する。このような過程で加圧ローラ160に付着や蓄積したトナーは、転写材の裏面汚れや再び定着ローラ140に戻り、転写材の表面汚れを引き起こす。
さらに、紙サイズより大きめの画像を描き、余白無しの「縁無し」印刷時には、定着ローラ140や加圧ローラ160の表面にトナーが付き、転写材の表面や裏面の汚れを引き起こす。そのため、定着ローラ140及び加圧ローラ160の少なくとも一方に、本実施例では、定着ローラ140及び加圧ローラ160のそれぞれに、クリーニング手段としてのクリーニング回転体、即ち、クリーニングローラ145及び165を当接させることで、ローラの表面に付着したトナーを回収している。クリーニングローラ145、165は、温まりやすい方がトナーのクリーニング性が向上するために、通常、熱容量の小さいアルミニウムなどの金属にて作製される。
また、クリーニングローラ145は定着ローラ140に、クリーニングローラ165は加圧ローラ160に対してそれぞれ不図示のカム機構等により接離可能であり、当接時に従動して回転する構成となっている。
また、本画像形成装置は、特殊転写材モードを有しており、不図示のオペレータ操作パネルやホストコンピュータ等から特殊転写材設定を行なえるようになっており、ユーザがモードを選択することにより転写材の種類や厚さに応じて、転写材の搬送スピードや定着温度等のプロセス条件を一部変更できる。
さらに、本実施例のようなカラー画像形成装置において近年、出力画像の高画質化が求められている。特に、濃度の階調とその安定性は、人間が下す画像の良し悪しの判断に大きな影響を与える。
ところが、上記構成のカラー画像形成装置は、環境の変化や長時間の使用による装置各部の変動があると、得られる画像の濃度が変動してしまう。
特に、電子写真方式のカラー画像形成装置の場合、わずかな濃度の変動でもカラーバランスが崩れてしまう。そのために、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の各色のトナーに対して、絶対湿度に応じた数種類の露光量や現像バイアスなどのプロセス条件、ルックアップテーブル(LUT)などの階調補正手段をもち、温湿度センサによって測定された絶対湿度に基づいて、その時のプロセス条件や階調補正の最適値を選択している。
また、装置各部の変動が起こっても一定の濃度−階調特性が得られるように、各色のトナーで濃度検知用トナーパッチを中間転写ベルトや感光体ドラム等の上に作成し、その未定着トナーパッチの濃度を未定着トナー用濃度検知手段(濃度検知センサ)201(図1参照)で検知し、その検知結果より露光量、現像バイアスなどのプロセス条件にフィードバックをかけて濃度制御を行なうことで、安定した画像を得るように構成している。
しかし、従来の画像形成装置においては、上記未定着トナー用濃度検知センサ201を用いた濃度制御は、パッチを中間転写ベルトや感光体ドラム等の上に形成し検知するもので、その後に行われる転写材11aへの転写及び定着による画像のカラーバランスの変化については制御していない。
転写材11aへのトナー像の転写における転写効率や、定着による加熱及び加圧によってもカラーバランスが変化する。
この変化には、上記未定着トナー用濃度検知センサ201を用いた濃度制御では対応できない。
(濃度又は色度制御モード)
そこで、本発明では、濃度又は色度制御モードを有している。濃度又は色度制御モードでは、転写、定着後に転写材11a上の単色トナー画像の濃度又はフルカラー画像の色度を検知する濃度又は色度検知手段(以下、「カラーセンサ」という。)200(図1参照)を設置し、濃度又は色度制御用カラートナーパッチ(以下、「パッチ」と略す。)を転写材11a上に形成し、その後、パッチを転写材上に定着し、この定着したパッチを使用して検知した濃度又は色度を、帯電量、露光量、現像バイアス電圧、などのプロセス条件(画像形成条件)、ルックアップテーブル(LUT)などにフィードバックし、転写材上に形成した最終出力画像の濃度又は色度を制御手段300にて制御している。
そこで、本発明では、濃度又は色度制御モードを有している。濃度又は色度制御モードでは、転写、定着後に転写材11a上の単色トナー画像の濃度又はフルカラー画像の色度を検知する濃度又は色度検知手段(以下、「カラーセンサ」という。)200(図1参照)を設置し、濃度又は色度制御用カラートナーパッチ(以下、「パッチ」と略す。)を転写材11a上に形成し、その後、パッチを転写材上に定着し、この定着したパッチを使用して検知した濃度又は色度を、帯電量、露光量、現像バイアス電圧、などのプロセス条件(画像形成条件)、ルックアップテーブル(LUT)などにフィードバックし、転写材上に形成した最終出力画像の濃度又は色度を制御手段300にて制御している。
次に、本発明における、転写材上に形成した最終出力画像の濃度又は色度制御の実施例について説明する。
カラーセンサ200による濃度又は色度制御モードにおいては、各画像形成部Pでパッチが形成される。一方、給紙カセット11からピックアップローラ9により繰り出された転写材11aは、フィードローラ51aとリタードローラ52aの分離手段により1枚ずつ分離給送された後、搬送ローラ対13aによりレジストローラ対17に送られる。また、マルチトレイ50から給紙される場合には、フィードローラ51bとリタードローラ52bの分離手段により1枚ずつ分離給送された後、搬送ローラ対13bによりレジストローラ対17に送られる。転写材11aは、レジストローラ対17により、所定のタイミングで中間転写ベルト10と二次転写ローラ16との間に搬送され、二次転写ローラ16の作用により中間転写ベルト10に一次転写されたパッチが二次転写される。
パッチが転写された転写材11aは、定着装置14によりトナー画像が定着された後、不図示のソレノイド等の手段により切換レバー55が位置55bの位置(図2)に切り換えられ、搬送ローラ対13cにより両面搬送パス30部のスイッチバックローラ対31へと搬送される。次いで、スイッチバックローラ対31により搬送方向が切り換えられ、搬送ローラ対13d、13eを通り、カラーセンサ200により、パッチが読み取られる。
カラーセンサ200によりパッチが読み取られた後、定着済みの転写材11aは、搬送ローラ対13fを通り、再度レジストローラ対17へと搬送され、一時停止する。
このとき、クリーニングローラ145、165はそれぞれ定着ローラ140、加圧ローラ160に当接しており、また、図3に示すように、クリーニングローラ145、165にはそれぞれのローラの表面温度を検出するための温度検出素子146、166が配されている。
そこで、本実施例におけるクリーニングローラ145、165をクリーニングするためのクリーニングモードにおいては、前にパッチを転写材に定着した際の温調、即ち、通常の画像形成時に行うプリント温調にてローラの空回転を行う。
このとき、本画像形成装置で使用しているトナーの融点が150℃であるとすれば、クリーニングローラ145、165の温度が150℃を超えるまでというように、トナーが高温度から低温度へ移行する特性を利用し、トナーが逆流できる温度になるまで行なう。
これはクリーニングローラ145、165の温度がトナーの融点を超えると、クリーニングローラ145、165に付着していたトナーが溶け出すことによって、定着ローラ140、加圧ローラ160へと逆流するからである。
そして、クリーニングローラ145、165の温度が本画像形成装置で使用しているトナーの融点である150℃を超えたところで、レジストローラ対17から上記定着済みの転写材11aが、再度、定着装置14へと送給される。
このとき、本画像形成装置は特殊転写材モードを有しているため、より高い定着温度となるモードに設定して空回転を行なうことにより、逆流の進行を更に促進して空回転時間を短縮することができる。そのため、本画像形成装置が有している特殊転写材モードが例えば5種類とした時の定着温調の設定がT1(℃)、T2(℃)、T3(℃)、T4(℃)、T5(℃)で、温度の関係がT1<T2<T3<T4<T5であるとすると、パッチを定着したときの温調がT1(℃)の時は、パッチ読取後に定着の温調をT1(℃)より高いT2、T3、T4、T5のどれかに設定し、パッチを定着したときの温調がT5(℃)の時は、例えば定着温調の保護回路が働かないように、T5(℃)+5(℃)に設定することにより、クリーニングローラに付着していたトナーの逆流の促進と空回転時間の短縮になる。
また、ここで、保護回路が働かない温度内で+5(℃)としたのはこの数値に限定されるものではないのは言うまでもない。
さらに、本実施例では、パッチを定着したときの温調がT5(℃)の時、保護回路が働かない温度内で+5(℃)としたが、T5(℃)と異なる温度にすることによりトナーの逆流を促進するため、T4、T3、T2、T1に設定しても良い。
そして、定着済み転写材11aが再度定着ニップ部Nを通過した際にクリーニングローラ145、165から定着ローラ140、加圧ローラ160へと逆流したトナーが、転写材11aにより回収される。トナーを回収した転写材11aは、切換レバー55が図1で示す位置55aの位置にあることにより、排出ローラ対20により搬送されて、装置本体の上部に設けられた排出トレイ21上に排出される。
図4は、上述した、トナーパッチを形成・検知後、転写材をクリーニングペーパとして使用する本実施例に従ったクリーニングモードにおける処理手順の一具体例を示すフローチャートである。
ステップS401で、不図示のホストや画像処理制御部等から送られた信号が濃度又は色度の制御コマンドであるかどうか判断し、ステップS402でパッチ読取後の転写材をクリーニングペーパとして使用するか否か判断する。ステップS402でパッチ読取後の転写材をクリーニングペーパとして使用すると判断されると、ステップS403aで転写材の給紙を開始し、ステップS404aでパッチを転写材へ転写し、ステップS405aでパッチを転写材へ定着させる。そして、ステップS406で定着温調の変更を開始し、ステップS407aで転写材を反転し、ステップS408aで転写材を両面搬送パス内を搬送させ、ステップS409aで転写材上のパッチを検知し、LUTの調整を行なう。そして次に、ステップS410で、ステップS406で定着温調の変更を行った温調温度が所定の温度になったか確認を行なう。そして、ステップS411でパッチ読取後の転写材を定着ニップ部Nを通し、定着装置内のクリーニングローラの汚れを転写材へ吐出し、ステップS412で転写材を装置外へ排出する。
一方、ステップS402でパッチ読取後の転写材をクリーニングペーパとして使用しないと判断されると、ステップS403bで転写材の給紙を開始し、ステップS404bでパッチを転写材へ転写し、ステップS405bでパッチを転写材へ定着させる。そして、ステップS407bで転写材を反転し、ステップS408bで転写材を両面搬送パス内を搬送させ、ステップS409aで転写材上のパッチを検知し、LUTの調整を行なう。そして、ステップS412で転写材を装置外へ排出する。
尚、パッチ読み取り後の転写材をクリーニングローラの汚れをとるクリーニングペーパとして使用するか否かの設定は、切換可能になっており、ユーザにより設定可能である。
また、パッチが転写された転写材11aが、ハガキ、ポストカード、封筒などの小サイズ゛紙のときは、これらの小サイズ゛紙では定着ローラ・加圧ローラへ吐出された汚れを回収しきれず、通常印字時の画像不良の原因となるため、「クリーニングローラ清掃モード」は行なわない。
このように、パッチ読み取り後の転写材をクリーニングペーパとして使用することにより、給紙カセット11やマルチトレイ50上にある未印字のペーパを使用することなく、クリーニングローラのトナーを回収することができる。そのため、未使用の真新しい転写材などのメディアを無駄にすることを無くすことができる。さらに、改めてクリーニングモードを行なう必要が無いことによる時間削減、そして、ユーザにクリーニングモードを実行させる手間の削減につながる。
実施例2
次に、本発明の第2の実施例について説明する。
次に、本発明の第2の実施例について説明する。
図5に、本発明に係る画像形成装置の他の実施例の概略構成を示す。
図5に示す画像形成装置は、図1を参照して説明した実施例1の画像形成装置と同様の構成とされる。従って、本実施例の画像形成装置にて、同じ構成及び機能を成す部材については、実施例1の画像形成装置と同じ参照番号を付し、実施例1の説明を援用し、ここでの再度の説明は省略する。
本実施例にて、実施例1と異なるのは、パッチ読み取り後の転写材をクリーニングペーパとして使用する代わりに、ジャム紙をクリーニングペーパとして使用する点である。
本実施例によると、図5に示すように、転写材検出手段であるレジ前センサ60がレジストローラ対17近傍に配置される。レジ前センサ60は、給紙カセット11、マルチトレイ50、若しくは両面搬送パス30から所定のタイミングでレジストローラ対17に転写材11aが搬送されているか否かを判定するセンサである。レジ前センサ60により所定のタイミングで転写材11aが通過しないことが検知された時には、例えば「レジ前遅延ジャム」と判断される。
また、本実施例によると、定着装置14の入口部及び出口部に、それぞれ、転写材検出手段である定着前センサ61及び定着排紙センサ62が配置される。
定着前センサ61は、二次転写ローラ16から定着手段14への搬送路の途中に配され、レジストローラ対17により繰り出された転写材11aが所定のタイミングで定着装置14へ転写材11aが搬送されているか否かを判定するセンサである。定着前センサ61により、所定のタイミングで転写材11aが通過しないことが検知された時には、例えば、中間転写ベルト10、二次転写ローラ16等にて構成される中間転写ベルトユニットへの「巻付きジャム」と判断される。
さらに、定着排紙センサ62は、定着ローラ140と加圧ローラ160とで構成される定着ニップ部Nの下流に配され、定着装置14により定着された転写材11aが所定のタイミングで定着装置14から排出されているか否かを判定するセンサである。定着排紙センサ62により、所定のタイミングで転写材11aが通過しないことが検知された時には、例えば定着装置14内のローラへの「巻付きジャム」と判断される。
また、前記レジ前センサ60、定着前センサ61、定着排紙センサ62により検知されたジャムは、オペレータ操作パネルに表示され、ユーザにジャム処理を適切に行なうように促している。しかし、印刷枚数が多数の場合、連続印刷時の途中で例えば定着装置内巻付きジャムが発生したとすると、例えば、図6に示すように、ジャムと判断された転写材11b以外の転写材11c、11d、11e、11fも画像形成装置内に残留している。
このとき、オペレータ操作パネルには、「定着巻付きジャム」等と表示され、定着装置14にあるジャム紙、つまり転写材11bを取り除くよう、ユーザに促す。そして、ユーザにより、転写材11bが取り除かれた後、ユーザがジャム処理終了したと思っても、二次転写ローラ16部に転写材11cが残留しているため、オペレータ操作パネルには、「二次転写部ジャム紙残留」等と表示され、二次転写ローラ16部にあるジャム紙、つまり転写材11cを取り除くよう、ユーザに促す。
ユーザにより、転写材11cが取り除かれた後、残留しているジャム紙は、11d、11e、11fとなり、これらの残留紙は、1度定着装置14を通り、さらにレジストローラ対17より上流側に位置していることになる。つまりジャム紙11d、11e、11fは、画像形成装置内の中間転写ベルトユニット15や定着装置14には直接係らない位置に残留している。
また、画像形成装置内の中間転写ベルト10、二次転写ローラ16等にて構成される中間転写ベルトユニット15や定着装置14には直接関わらない位置に残留しているジャム紙11d、11e、11fは、通常は、画像形成装置に装備されている機能である「自動排紙モード」により、画像形成装置外へ排出されている。
本実施例によれば、このように、画像形成装置内の中間転写ベルトユニット15や定着装置14には直接関わらない位置に残留している機内残留紙に対して、クリーニングローラ145、165の汚れを吐出す。
ここで、転写材11dは、搬送ローラ対13fを通り、再度レジストローラ対17へと搬送され、一時停止する。
このとき、クリーニングローラ145、165はそれぞれ定着ローラ140、加圧ローラ160に当接しており、また、図3に示すように、クリーニングローラ145、165にはそれぞれのローラの表面温度を検出するための温度検出素子146、166が配されている。
そこで、クリーニングモードを実行するに際し、実施例1と同様に、本画像形成装置で使用しているトナーの融点が150℃であるとすれば、プリント温調でローラの空回転を、クリーニングローラ145、165の温度が150℃を超えるまで行なう。これはクリーニングローラ145、165の温度がトナーの融点を超えると、クリーニングローラ145、165に付着していたトナーが定着ローラ140、加圧ローラ160へと逆流するからである。そして、クリーニングローラ145、165の温度が本画像形成装置で使用しているトナーの融点である150℃を超えたところで、レジストローラ対17から転写材11dが、定着装置14へと搬送される。
このとき、本画像形成装置は特殊転写材モードを有しているために、実施例1で説明したように、より高い定着温度となるモードに設定して空回転を行なうことにより、逆流の進行を更に促進して空回転時間を短縮することができる。
なお、空回転時の定着ローラ140、加圧ローラ160の温度は、実施例1と同様に、適宜設定することができる。
そして、転写材11dが定着ニップ部Nを通過した際にクリーニングローラ145、165から定着ローラ140、加圧ローラ160へと逆流したトナーが、転写材11dにより回収される。トナーを回収した転写材11dは、切換レバー55が図6に一点鎖線にて示す位置55aの位置にあることにより、排出ローラ対20により搬送されて、装置本体の上部に設けられた排出トレイ21上に排出される。
尚、クリーニングペーパとして使用する機内残留紙は、転写材11dだけではなく、転写材11e、11fも使用し、よりクリーニングを完全なものにしても良い。
また、機内残留紙をクリーニングローラの汚れをとるクリーニングペーパとして使用するか否かの設定は、切換可能になっており、ユーザにより設定可能である。
このように画像形成装置内の中間転写ベルトユニット15や定着装置14には直接関わらない位置に残留している転写材11d、11e、11fをクリーニングペーパとして使用することにより、給紙カセット11やマルチトレイ50上にある未印字の転写材を使用することなく、クリーニングローラ145、165のトナーを回収することができる。そのため、未使用の真新しい転写材を無駄にすることをなくすことができる。更に、改めてクリーニングモードを行なう必要がないことによる時間削減、そして、ユーザにクリーニングモードを実行させる手間の削減につながる。
本実施例において、中間転写ローラ10、二次転写ローラ16などの中間転写ベルトユニット15や定着装置14への巻付き等のジャム時に、画像形成装置内の残留紙を機外へ排出する、「自動排紙モード」をすぐ作動させると、画像形成装置内の中間転写ベルトユニット15や定着装置14へ傷をつけてしまったりといったダメージが考えられる。そのため、中間転写ベルトユニット15や定着装置14等、画像形成装置内の装置へのダメージを与えると考えられるジャム紙が残留している場合、ユーザにより取り除かれない限り、「自動排紙モード」を作動させない。
そのため、本実施例では、自動排紙モードが働く状態になったところでクリーニングモードを作動させ、クリーニングローラの汚れを吐出す。
また、ジャム時、機内に残留している転写材が、ハガキ、ポストカード、封筒などの小サイズ゛紙のときは、これらの小サイズ゛紙ではクリーニングローラから定着ローラ、加圧ローラへ吐出された汚れを回収しきれず、通常印字時の画像不良の原因となるため、「クリーニングローラ清掃モード」は行なわない。
尚、本発明に係る画像形成装置は上記実施例に限定するものではなく、当業者には周知の範囲内で種々に変更可能である。例えば、光学系はレーザ光を多面鏡によってスキャンするもの以外にLEDアレイを用いたものでも良いし、搬送路途中にジャムを検知するセンサは上記3ケの他に多数配置されていても良い。また、本発明はカラー画像形成装置に限らず、モノカラーの画像形成装置にも同様に適用し、同様の作用効果を達成し得る。
1(1a、1b、1c、1d) 感光体ドラム(像担持体)
2(2a、2b、2c、2d) 一次帯電器(帯電手段)
3(3a、3b) 露光装置(露光手段)
10 中間転写ベルト(中間転写体)
11(11a〜11f) 転写材
14 定着装置(定着手段)
15 中間転写ユニット
16 二次転写ローラ(二次転写手段)
17 レジストローラ対
30 両面搬送パス
31 スイッチバックローラ対
40(40a、40b、40c、40d) 現像装置(現像手段)
55 切換レバー
60 レジ前センサ(転写材検出手段)
61 定着前センサ(転写材検出手段)
62 定着排紙センサ(転写材検出手段)
140 定着ローラ(定着回転体)
145、165 クリーニングローラ(クリーニング回転体、クリーニング手段)
146、166 温度検出素子(温度検知手段)
150、151 温度検出素子(温度検知手段)
160 加圧ローラ(加圧回転体)
200 カラーセンサ(濃度又は色度検知手段)
201 未定着濃度検知センサ(未定着濃度検知手段)
300 制御手段
2(2a、2b、2c、2d) 一次帯電器(帯電手段)
3(3a、3b) 露光装置(露光手段)
10 中間転写ベルト(中間転写体)
11(11a〜11f) 転写材
14 定着装置(定着手段)
15 中間転写ユニット
16 二次転写ローラ(二次転写手段)
17 レジストローラ対
30 両面搬送パス
31 スイッチバックローラ対
40(40a、40b、40c、40d) 現像装置(現像手段)
55 切換レバー
60 レジ前センサ(転写材検出手段)
61 定着前センサ(転写材検出手段)
62 定着排紙センサ(転写材検出手段)
140 定着ローラ(定着回転体)
145、165 クリーニングローラ(クリーニング回転体、クリーニング手段)
146、166 温度検出素子(温度検知手段)
150、151 温度検出素子(温度検知手段)
160 加圧ローラ(加圧回転体)
200 カラーセンサ(濃度又は色度検知手段)
201 未定着濃度検知センサ(未定着濃度検知手段)
300 制御手段
Claims (9)
- トナー像を転写材に形成する画像形成部と、
トナー像が形成された転写材を挟持して、加熱及び加圧によりトナー像を転写材上に定着する一対の回転体と、少なくとも一方の前記回転体に付着したトナーをクリーニングするクリーニング手段と、を備えた定着装置と、
を備えた画像形成装置において、
前記画像形成部にて形成された濃度又は色度制御用カラートナーパッチを、前記定着装置にて前記転写材上に定着し、
前記転写材上に定着されたパッチの濃度又は色度を濃度又は色度検知手段にて検知し、
前記検知されたパッチの濃度又は色度に基づいて画像形成条件を制御する制御手段を備え、
前記制御手段による濃度又は色度制御を行う場合には、
(i)前記濃度又は色度制御用カラートナーパッチを前記転写材上に定着した後、前記回転体を所定温度に加熱して空回転させ、前記クリーニング手段に付着したトナーを前記両回転体に逆流させ、
(ii)更に、前記濃度又は色度制御用カラートナーパッチが定着された前記転写材を前記定着装置へと送給し、前記両回転体にて挟持して加熱及び加圧し、前記両回転体上のトナーを前記転写材にて回収する、
前記クリーニング手段をクリーニングするためのクリーニングモードを備えている、
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記回転体を、前記濃度又は色度制御用カラートナーパッチを前記転写材上に定着する定着温度に加熱して空回転させることを特徴とする請求項1の画像形成装置。
- 前記回転体を、前記濃度又は色度制御用カラートナーパッチを前記転写材上に定着する定着温度と異なる温度に加熱して空回転させることを特徴とする請求項1の画像形成装置。
- 前記回転体を、前記濃度又は色度制御用カラートナーパッチを前記転写材上に定着する定着温度より高い温度に加熱して空回転させることを特徴とする請求項4の画像形成装置。
- トナー像を転写材に形成する画像形成部と、
トナー像が形成された転写材を挟持して、加熱及び加圧によりトナー像を転写材上に定着する一対の回転体と、少なくとも一方の前記回転体に付着したトナーをクリーニングするクリーニング手段と、を備えた定着装置と、
前記転写材のジャムを検知する検知手段と、
を備えた画像形成装置において、
前記検知手段が画像形成装置内での転写材のジャムを検知し、画像形成装置内に前記定着装置にてトナー像が定着された転写材が残留している場合には、
(i)前記回転体を所定温度に加熱して空回転させ、前記クリーニング手段に付着したトナーを前記両回転体に逆流させ、
(ii)更に、前記画像形成装置内に残留する、トナー像が定着された転写材を前記定着装置へと送給し、前記転写材を前記両回転体にて挟持して加熱及び加圧し、前記両回転体上のトナーを前記転写材にて回収する、
前記クリーニング手段をクリーニングするためのクリーニングモードを備えている、
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記回転体を、トナー像を前記転写材上に定着する定着温度に加熱して空回転させることを特徴とする請求項5の画像形成装置。
- 前記回転体を、トナー像を前記転写材上に定着する定着温度と異なる温度に加熱して空回転させることを特徴とする請求項5の画像形成装置。
- 前記回転体を、トナー像を前記転写材上に定着する定着温度より高い温度に加熱して空回転させることを特徴とする請求項7の画像形成装置。
- 前記転写材の種類により、前記クリーニング手段をクリーニングするためのクリーニングモードを実行するか否かを判断することを特徴とする請求項1又は5の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006187235A JP2008015283A (ja) | 2006-07-06 | 2006-07-06 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006187235A JP2008015283A (ja) | 2006-07-06 | 2006-07-06 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008015283A true JP2008015283A (ja) | 2008-01-24 |
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ID=39072353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006187235A Pending JP2008015283A (ja) | 2006-07-06 | 2006-07-06 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008015283A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009251434A (ja) * | 2008-04-09 | 2009-10-29 | Canon Inc | カラー画像形成装置 |
JP2011043578A (ja) * | 2009-08-19 | 2011-03-03 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
-
2006
- 2006-07-06 JP JP2006187235A patent/JP2008015283A/ja active Pending
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JP2011043578A (ja) * | 2009-08-19 | 2011-03-03 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
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