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JP2008011259A - 無線通信システム、無線基地局装置、無線通信装置及び無線通信方法 - Google Patents

無線通信システム、無線基地局装置、無線通信装置及び無線通信方法 Download PDF

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JP2008011259A
JP2008011259A JP2006180334A JP2006180334A JP2008011259A JP 2008011259 A JP2008011259 A JP 2008011259A JP 2006180334 A JP2006180334 A JP 2006180334A JP 2006180334 A JP2006180334 A JP 2006180334A JP 2008011259 A JP2008011259 A JP 2008011259A
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Abstract

【課題】アレイアンテナを用いる場合において、ブロードキャストにより無線リソースの有効活用を図りつつ、ブロードキャストにより送信されるデータをさらに確実に受信することができる無線通信システム、無線基地局装置、無線通信装置及び無線通信方法を提供する。
【解決手段】無線基地局100は、ブロードキャストデータDTの送信要求を無線通信端末250Bから受信した場合、無線信号S1を送信する場合よりも多いアレイ素子を用いて、送信要求を送信した無線通信端末250Bに、ブロードキャストデータDTが変調された無線信号S2を送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のアンテナ素子によって構成されるアレイアンテナを用いて無線信号を送信または受信する無線通信システム、無線基地局装置、無線通信装置及び無線通信方法に関する。
複数のアンテナ素子(アレイ素子)によって構成されるアレイアンテナを用いて、通信相手の位置に応じた適切な指向性ビームを形成する、いわゆるアダプティブアレイ技術は、様々な無線通信システムに導入されている。例えば、アレイアンテナを備える無線基地局装置は、移動局、つまり、携帯無線端末などの無線通信装置に向けた指向性ビームを形成することができる(特許文献1参照)。
このようなアレイアンテナが用いられる無線通信システムにおいて、ブロードキャストやマルチキャスト(以下、単に“ブロードキャスト”と適宜省略する)により、無線基地局装置から点在する複数の無線通信装置に向けて同一のデータを送信する場合、多数のアンテナ素子を用いた指向性ビームの形成は不要となる。このため、何れか(または一部)のアンテナ素子のみを用いて無指向性ビーム(或いは指向性ビームほど指向性が強くないビーム)が形成される。
特開2001−53662号公報(第2−4頁、第3図)
しかしながら、上述した従来の無線通信システムには、次のような問題があった。すなわち、何れか(または一部)のアンテナ素子のみを用いた無指向性ビームによる無線信号(以下、“無指向性無線信号”)は、多数のアンテナ素子を用いた指向性ビームによる無線信号(以下、“指向性無線信号”)と比較して、アンテナ利得が低い。このため、ブロードキャストによるデータの送信などに用いられる無指向性無線信号のカバレッジは、指向性無線信号のカバレッジよりも狭くなる。つまり、無線通信装置は、ブロードキャストによるデータを受信できない頻度が増大してしまう問題がある。
一方、無指向性無線信号のカバレッジを拡大するため、多数のアンテナ素子を用いてアンテナ利得を確保した場合、結果的に指向性ビームが形成されてしまう。つまり、送信の対象となるすべての無線通信装置(特に、無線基地局装置から遠方に位置する無線通信装置)にブロードキャストによるデータを送信するためには、結局、同一のデータが変調された指向性無線信号を複数送信しなければならない場合が発生する。このため、無線リソースを有効に活用することができないといった問題がある。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、アレイアンテナを用いる場合において、ブロードキャストにより無線リソースの有効活用を図りつつ、ブロードキャストにより送信されるデータをさらに確実に受信することができる無線通信システム、無線基地局装置、無線通信装置及び無線通信方法を提供することを目的とする。
上述した問題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、複数のアンテナ素子(アレイ素子101a〜101n)によって構成されるアレイアンテナ(アレイアンテナ101)を用いて無線信号(例えば、無線信号S2)を送信する無線基地局装置(無線基地局100)と、前記無線信号を受信する無線通信装置(無線通信端末200A,250A,250B)とを含む無線通信システム(無線通信システム10)であって、無指向性無線信号(無線信号S1)または指向性無線信号(無線信号S2)を送信する無線通信部(無線通信部102)と、送信要求(送信要求RQ)を前記無線通信装置から受信する送信要求受信部(BCMCS管理部109)とを備え、前記無線通信装置は、前記無指向性無線信号を受信しているか否かを判定する受信判定部(送信要求判定部265)と、前記受信判定部によって前記無指向性無線信号が受信できていないと判定された場合、前記送信要求を前記無線基地局装置に送信する送信要求送信部(無線通信部252及び送信要求生成部267)と、前記無線通信部によって送信された前記指向性無線信号を受信する指向性無線信号受信部(無線通信部252)とを備え、前記無線通信部は、複数の前記無線通信装置に向けて同一のデータ(ブロードキャストデータDT)を送信する場合、前記データが変調された無指向性無線信号を送信し、前記送信要求受信部が前記送信要求を受信した場合、前記送信要求を送信した前記無線通信装置に、前記データが変調された指向性無線信号を送信することを要旨とする。
このような無線通信システムによれば、複数の無線通信装置に向けて同一のデータを送信する場合、当該データが変調された無指向性無線信号が送信される。無指向性無線信号は指向性がない(または指向性が弱い)ため、無線基地局装置は、点在する複数の無線通信装置に向けて同一のデータを同時に送信、つまり、ブロードキャストにより送信することができる。このため、無線リソースの有効活用を図ることができる。
一方、指向性無線信号は、複数のアンテナ素子を用いることによるアンテナ利得があるため、無指向性無線信号よりも遠方まで到達する。このため、無線通信装置は、無指向性無線信号の到達範囲外に移動した場合などでも、指向性無線信号によってデータを無線基地局装置に送信(具体的には、再送)させることによって、当該データを受信することができる。
本発明の第2の特徴は、複数のアンテナ素子によって構成されるアレイアンテナを用いて、無線信号を無線通信装置に送信する無線基地局装置であって、無指向性無線信号または指向性無線信号を送信する無線通信部と、送信要求を前記無線通信装置から受信する送信要求受信部とを備え、前記無線通信部は、複数の前記無線通信装置に向けて同一のデータを送信する場合、前記データが変調された無指向性無線信号を送信し、前記送信要求受信部が前記送信要求を受信した場合、前記送信要求を送信した前記無線通信装置に、前記データが変調された指向性無線信号を送信することを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、本発明の第2の特徴に係り、前記データから前記指向性無線信号への変調レート(例えば、24QAM相当)は、前記データから前記無指向性無線信号への変調レート(例えば、12QAM相当)よりも高いことを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、複数のアンテナ素子によって構成されるアレイアンテナを用いて、指向性無線信号を送信したり、複数の送信先に向けて同一のデータが変調された無指向性無線信号を送信したりすることができる無線基地局装置から、前記指向性無線信号または前記無指向性無線信号を受信する無線通信装置であって、前記無指向性無線信号を受信しているか否かを判定する受信判定部と、前記受信判定部によって前記無指向性無線信号が受信できていないと判定された場合、前記データの送信要求を前記無線基地局装置に送信する送信要求送信部とを備え、前記再送要求の送信によって、前記無線基地局装置から前記指向性無線信号を受信することを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、本発明の第4の特徴に係り、前記データから前記指向性無線信号への変調レートは、前記データから前記無指向性無線信号への変調レートよりも高いことを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、本発明の第4または第5の特徴に係り、前記受信判定部は、前記無線通信装置が前記無指向性無線信号の到達範囲(カバレッジC1)外に位置する場合において、所定の周期で前記無指向性無線信号が受信できるか否かを判定することを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、複数のアンテナ素子によって構成されるアレイアンテナを用いて無線信号を送受信する無線通信方法であって、複数の送信先に向けて同一のデータを送信する場合、無指向性無線信号を送信するステップと、前記データの送信要求を前記送信先から受信するステップと、前記送信要求を受信した場合、前記送信要求を送信した前記無線通信装置に、前記データが変調された指向性無線信号を送信するステップと、前記送信先が前記指向性無線信号を受信するステップとを備えることを要旨とする。
本発明の第8の特徴は、本発明の第7の特徴に係り、前記無指向性無線信号を受信しているか否かを判定するステップと、前記判定するステップにおいて前記無指向性無線信号が受信できていないと判定された場合、前記送信要求を前記無指向性無線信号の送信元に送信するステップとをさらに備えることを要旨とする。
本発明の特徴によれば、アレイアンテナを用いる場合において、ブロードキャストにより無線リソースの有効活用を図りつつ、ブロードキャストにより送信されるデータをさらに確実に受信することができる無線通信システム、無線基地局装置、無線通信装置及び無線通信方法を提供することができる。
次に、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(無線通信システムの全体概略構成)
図1は、本実施形態に係る無線通信システム10の全体概略構成図である。図1に示すように、無線通信システム10は、無線基地局100(無線基地局装置)、及び無線通信端末200A,250A,250B(無線通信装置)によって構成される。無線通信システム10は、TDMA及びSDMA/TDD方式を利用した“iBurst”に準拠している。なお、無線通信システム10を構成する無線基地局及び無線通信端末の数は、図1に示した数に限定されるものではない。
無線基地局100は、アレイアンテナ101(図1において不図示、図2参照)を用いて無線信号S1,S2を送信する。具体的には、無線基地局100は、アレイアンテナ101を構成するアレイ素子101a〜101n(図1において不図示、図2参照)のうち、何れかのアレイ素子(例えば、アレイ素子101a)のみを用いて、無線信号S1(無指向性無線信号)を送信することができる。
何れかのアレイ素子のみを用いて送信される無線信号S1は、指向性を有さない無指向性ビーム(不図示)を形成し、全方位に向けて放射される。本実施形態では、無線信号S1は、同一のデータを複数の無線通信端末に向けて同時に送信するブロードキャスト・マルチキャスト・サービス(BCMCS)によるブロードキャストデータDT(図1において不図示、図2参照)の送信に用いられる。なお、ブロードキャストデータDTとして送信されるデータとしては、例えば、放送型のコンテンツデータが挙げられる。また、ブロードキャストデータDTは、後述する再送の場合以外、ブロードキャスト(またはマルチキャスト)によって送信される。
また、無線基地局100は、アレイアンテナ101を構成するアレイ素子101a〜101n(計12本)のすべてを用いて、無線信号S2(指向性無線信号)を送信することができる。アレイ素子101a〜101nのすべてを用いて送信される無線信号S2は、指向性を有する指向性ビームB1を形成(ビームフォーミング)し、特定の無線通信端末に向けて放射される。
本実施形態では、無線信号S2は、特定の無線通信端末へのデータの送信や、無線信号S1によって送信されたブロードキャストデータDTの特定の無線通信端末への再送に用いられる。なお、無線信号S2によりブロードキャストデータDTを再送する場合、ブロードキャスト(またはマルチキャスト)ではなく、ユニキャストが用いられる。
何れかのアレイ素子のみを用いて送信される無線信号S1は、複数のアレイ素子を用いることによるアンテナ利得がなく、カバレッジC1までをカバーする。一方、アレイ素子101a〜101nのすべてを用いて送信される無線信号S2は、複数のアレイ素子を用いることによるアンテナ利得があるため無線信号S1よりも遠方まで到達する。具体的には、無線信号S2は、カバレッジC2までをカバーすることができる。
無線通信端末200A,250A,250Bは、無線基地局100によって送信された無線信号S1,S2を受信する。
無線通信端末200Aは、ノート型のパーソナルコンピュータであり、iBurst(登録商標)規格に準拠した無線通信カードモジュールが装着されている。無線通信端末250A,250Bは、携帯情報端末(PDA)であり、iBurst規格に準拠した無線通信カードモジュールが装着されている。
(無線通信システムの機能ブロック構成)
次に、無線通信システム10の機能ブロック構成について説明する。図2は、無線基地局100の機能ブロック構成図である。図3は、無線通信端末250Bの機能ブロック構成図である。なお、無線通信端末200A,200Bも無線通信端末250Bと同様の機能ブロック構成を有する。なお、無線基地局100及び無線通信端末250Bは、当該装置としての機能を実現する上で必須な、図示しない或いは説明を省略したブロック(電源部など)を備える場合があることに留意されたい。
(1)無線基地局100
図2に示すように、無線基地局100は、アレイアンテナ101、無線通信部102、アレイアンテナ制御部103、データ処理部105、通信インタフェース部107及びBCMCS管理部109を備える。
アレイアンテナ101は、アレイ素子101a〜101n(アンテナ素子)によって構成される。具体的には、アレイアンテナ101は、計12本のアレイ素子によって構成される。アレイアンテナ101は、無線通信部102と接続される。
無線通信部102は、所定の周波数帯域(例えば、1.79GHz帯)の無線信号S1,S2を送信したり、無線通信端末によって送信された無線信号(不図示)を受信したりする。
具体的には、無線通信部102は、複数の無線通信端末に向けて同一のデータ(ブロードキャストデータDT)を送信する場合、アレイアンテナ制御部103による制御に基づいて、ブロードキャストデータDTが変調された無線信号S1を送信する。さらに、無線通信部102は、BCMCS管理部109がブロードキャストデータDTの送信要求RQを特定の無線通信端末から受信した場合、アレイアンテナ制御部103による制御に基づいて、送信要求RQを送信した当該無線通信端末に、ブロードキャストデータDTが変調された無線信号S2を送信する。
また、無線通信部102は、データ処理部105から出力されたベースバンド信号を変調したり、受信した無線信号をベースバンド信号に復調してデータ処理部105に出力したりする。
本実施形態では、無線通信部102は、適応変調方式をサポートし、無線信号の状態に応じて、24QAM、16QAM、12QAM、8PSKなどを選択することができる。具体的には、無線通信部102は、無線信号S1と無線信号S2とで、異なる変調方式を適用することができる。例えば、無線通信部102は、ブロードキャストデータDTから無線信号S2への変調方式として、24QAMを適用することができる。一方、無線通信部102は、ブロードキャストデータDTから無線信号S1への変調方式として、12QAMを適用することができる。すなわち、無線通信部102は、ブロードキャストデータDTから無線信号S2への変調レート(約1,061kbps)を、ブロードキャストデータDTから無線信号S1への変調レート(約787kbps)よりも高くすることができる。
アレイアンテナ制御部103は、アレイアンテナ101を制御する。具体的には、アレイアンテナ制御部103は、アレイ素子101a〜101nのそれぞれが受信した無線信号の相関関係に基づいて、当該無線信号を送信した無線通信端末(例えば、無線通信端末250B)に向けて送信される無線信号S2の振幅や位相を制御する。
本実施形態では、アレイアンテナ制御部103は、複数の無線通信端末に向けて同一のデータ(ブロードキャストデータDT)を送信する場合、ブロードキャストデータDTが変調された無線信号S1を、特定の無線通信端末宛ての無線信号を送信する場合(例えば、12本)よりも少ないアレイ素子(例えば、1本)を用いて、無線通信部102に送信させる。
また、アレイアンテナ制御部103は、BCMCS管理部109がブロードキャストデータDTの送信要求RQを特定の無線通信端末から受信した場合、無線信号S1を送信する場合よりも多いアレイ素子(例えば、12本)を用いて、送信要求RQを送信した当該無線通信端末に、ブロードキャストデータDTが変調された無線信号S2を無線通信部102に送信させる。
上述したように、無線信号S2は、無線信号S1よりも多くのアレイ素子を用いて送信されるため、無線信号S1よりも指向性が強く、指向性ビームB1(図1参照)を形成する。また、無線信号S2は、複数のアレイ素子を用いることによるアンテナ利得があるため、無線信号S1よりも遠方まで到達する。なお、無線信号S2は、当該無線通信端末との間において用いられる個別の通信チャネルにしたがって送信される。
さらに、アレイアンテナ制御部103は、BCMCS管理部109から通知されたブロードキャストデータDTの受信を要求している無線通信端末の数が所定の閾値(例えば、5)を下回る場合、無線信号S1によるブロードキャストデータDTの送信を中止することができる。この場合、アレイアンテナ制御部103は、無線信号S1ではなく、無線信号S2を用いて、ブロードキャストデータDTの受信を要求しているそれぞれの無線通信端末に対してブロードキャストデータDTを送信すればよい。
データ処理部105は、ベースバンド信号、具体的には、各種のデータ(ユーザデータや制御データ)に関する処理を実行する。特に、本実施形態では、データ処理部105は、ブロードキャストデータDTを所定の間隔ごとに複数の無線通信端末に向けて送信する。
通信インタフェース部107は、データ処理部105と接続されている。通信インタフェース部107は、無線基地局100が接続される有線バックボーンネットワーク(不図示)に接続するために必要な通信インタフェースを提供する。
BCMCS管理部109は、BCMCSによるブロードキャストデータDTの送信状態を管理する。特に、本実施形態では、BCMCS管理部109は、ブロードキャストデータDTの送信要求RQを特定の無線通信端末から受信することができる。本実施形態において、BCMCS管理部109は、送信要求受信部を構成する。
BCMCS管理部109は、送信要求RQを受信したこと、及び送信要求RQを送信した無線通信端末を示す情報をアレイアンテナ制御部103に通知する。
また、BCMCS管理部109は、無線通信端末がブロードキャストデータDTの受信を要求しているか否かを示す通知を、当該無線通信端末から受信することができる。BCMCS管理部109は、ブロードキャストデータDTの受信を要求している無線通信端末の数をアレイアンテナ制御部103に提供することもできる。
(2)無線通信端末250B
図3に示すように、無線通信端末250Bは、アンテナ251、無線通信部252、送信データ処理部253、受信データ処理部255及びBCMCS情報受信管理部260を備える。
アンテナ251は、無線通信部252と接続される。アンテナ251は、アレイアンテナではなく、1本のアンテナ素子によって構成される。
無線通信部252は、無線基地局100によって送信された無線信号S1,S2を受信したり、無線基地局100に向けて無線信号を送信したりする。本実施形態では、無線通信部252は、指向性無線信号受信部を構成する。
また、無線通信部252は、送信データ処理部253から出力されたベースバンド信号を変調したり、受信した無線信号S1,S2をベースバンド信号に復調し、受信データ処理部255に出力したりする。
送信データ処理部253は、ベースバンド信号、具体的には、各種の送信データ(ユーザデータや制御データ)に関する処理を実行する。また、送信データ処理部253は、BCMCS情報受信管理部260と接続されている。送信データ処理部253は、BCMCS情報受信管理部260から出力された送信要求RQに基づいて、送信要求RQを含むベースバンド信号、具体的には、上りリンクフレームF(図5参照)を生成することができる。
受信データ処理部255は、ベースバンド信号、具体的には、各種の受信データ(ユーザデータや制御データ)に関する処理を実行する。特に、本実施形態では、受信データ処理部255は、無線基地局100によって送信されたブロードキャストデータDTの受信処理を実行する。
BCMCS情報受信管理部260は、BCMCS情報記憶部261、受信動作制御部263、送信要求判定部265、送信要求生成部267及びBCMCS受信通知部269によって構成される。
BCMCS情報記憶部261は、BCMCSによるブロードキャストデータDTに関する情報を記憶する。具体的には、BCMCS情報記憶部261は、ブロードキャストデータDTの送信頻度(コンテンツの送信回数)、送信間隔及び使用する無線信号の情報(チャネルなど)を記憶する。
受信動作制御部263は、BCMCSによるブロードキャストデータDTの受信動作を制御する。具体的には、受信動作制御部263は、BCMCS情報記憶部261に記憶されている情報に基づいて、所定のタイミングで受信データ処理部255を起動し、ブロードキャストデータDTを受信データ処理部255に受信させる。また、受信動作制御部263は、受信データ処理部255がブロードキャストデータDTを所定の間隔で受信していない場合、ブロードキャストデータDTの受信エラーをBCMCS情報記憶部261に記憶する。
送信要求判定部265は、ブロードキャストデータDTの送信(再送)を要求するか否かを判定する。具体的には、送信要求判定部265は、BCMCS情報記憶部261に記憶されている情報に基づいて、ブロードキャストデータDTの送信に用いられる無線信号S1を、受信データ処理部255が所定の周期で受信しているか否かを判定する。本実施形態において、送信要求判定部265は、受信判定部を構成する。送信要求判定部265は、受信データ処理部255がブロードキャストデータDTを所定の周期に応じたタイミングで受信できない回数が所定回数継続した場合、ブロードキャストデータDTが受信できないことを送信要求生成部267に通知する。
また、送信要求判定部265は、無線通信端末250Bが無線信号S1の到達範囲、つまり、カバレッジC1外に位置する場合においても、所定の周期で無線信号S1が受信できるか否かを判定することもできる。
送信要求生成部267は、送信要求判定部265によって無線信号S1が所定の周期で受信できていないと判定された場合、受信できなかったブロードキャストデータDTの送信要求RQを無線基地局100に送信する。本実施形態では、無線通信部252と送信要求生成部267とによって、送信要求送信部が構成される。
具体的には、送信要求生成部267は、ブロードキャストデータDTが受信できないことを示す通知を送信要求判定部265から受信した場合、送信要求RQを生成し、生成した送信要求RQを無線通信部252に送信させる。本実施形態では、図5に示すように、iBurstの上りリンクフレームFのうち、情報シンボル部分の1ビットが、BCMCSフラッグビットとして割り当てられる。送信要求生成部267は、送信要求RQを無線基地局100に送信する場合、BCMCSフラッグビットを“1”に設定する。
BCMCS受信通知部269は、無線通信端末250BがブロードキャストデータDTの受信を要求していることを無線基地局100に通知する。BCMCS受信通知部269は、例えば、BCMCSフラッグビットと同様に、上りリンクフレームFのうち、情報シンボル部分の1ビットを用いて、ブロードキャストデータDTの受信を要求していることを無線基地局100に通知することができる。
(無線通信システムの動作)
次に、上述した無線通信システムの動作について説明する。具体的には、無線通信端末250BによるブロードキャストデータDTの受信動作について説明する。図4は、無線基地局100及び無線通信端末250BによるブロードキャストデータDTの送受信動作フローを示す。
図4に示すように、ステップS10において、無線通信端末250Bは、ブロードキャストデータDTが変調された無線信号S1を、無線基地局100から受信したか否かを判定する。
無線信号S1を受信した場合(ステップS10のYES)、ステップS20において、無線通信端末250Bは、受信したブロードキャストデータDTに基づいて、情報の再生処理を実行する(例えば、放送型コンテンツの再生)。
無線信号S1を受信しない場合(ステップS10のNO)、ステップS30において、無線通信端末250Bは、ブロードキャストデータDTの受信タイミングが経過したか否かを判定する。具体的には、無線通信端末250Bは、ブロードキャストデータDTの受信周期(所定の周期)に基づいて、ブロードキャストデータDTの受信タイミングが経過したか否かを判定する。
ブロードキャストデータDTの受信タイミングが経過した場合(ステップS30のYES)、ステップS40において、無線通信端末250Bは、ブロードキャストデータDTの受信が失敗したことを記憶する。なお、ブロードキャストデータDTの受信が失敗する原因の例としては、無線通信端末250BがカバレッジC1の外に移動したことが挙げられる。
ステップS50において、無線通信端末250Bは、ブロードキャストデータDTの受信の失敗がN回連続したか否かを判定する。
ブロードキャストデータDTの受信の失敗がN回連続した場合(ステップS50のYES)、ステップS60において、無線通信端末250Bは、受信できなかったブロードキャストデータDTの送信要求RQを無線基地局100に送信する。具体的には、無線通信端末250Bは、上りリンクフレームF(図5参照)のBCMCSフラッグビットを“1”に設定することによって、送信要求RQを無線基地局100に送信する。
なお、本実施形態では、Nの値は、無線基地局100において既知であり、無線基地局100が送信要求RQを受信した場合、無線基地局100は、無線通信端末250Bがどの位置からブロードキャストデータDTを受信できていないのかを認識することができる。無線基地局100は、無線通信端末250Bから送信要求RQを受信した場合、無指向性ビームを形成する無線信号S1ではなく、指向性ビームB1(図1参照)を形成する無線信号S2により、ブロードキャストデータDTを無線通信端末250Bに向けて送信(再送)する。
ブロードキャストデータDTの受信の失敗がN回連続していない場合(ステップS50のNO)、無線通信端末250Bは、ステップS10からの処理を繰り返す。
ステップS65において、無線基地局100は、無線通信端末250Bから送信要求RQを受信したことに基づいて、BCMCSによって送信されていたブロードキャストデータDTの送信を、ユニキャストによる送信に切り替える。
ステップS70において、無線通信端末250Bは、ブロードキャストデータDTが変調された無線信号S2を、無線基地局100から受信する。つまり、無線通信端末250Bは、無線信号S2を用いて、ユニキャストにより再送されたブロードキャストデータDTと同一内容のデータを受信する。
ステップS80において、無線通信端末250Bは、受信したブロードキャストデータDTに基づいて、情報の再生処理を実行する。
(作用・効果)
以上説明した無線通信システム10によれば、複数の無線通信端末に向けて同一のブロードキャストデータDTを送信する場合、通常の無線信号を送信する場合よりも少ないアレイ素子を用いて、ブロードキャストデータDTが変調された無線信号S1が送信される。通常の無線信号を送信する場合よりも少ないアレイ素子を用いて送信される無線信号S1は指向性がないため、無線基地局100は、点在する複数の無線通信端末に向けて同一のブロードキャストデータDTを同時に送信することができる。このため、無線リソースの有効活用を図ることができる。
一方、無線信号S1を送信する場合よりも多いアレイ素子を用いて送信される無線信号S2は、複数のアレイ素子を用いることによるアンテナ利得があるため、無線信号S1よりも遠方まで到達する。このため、無線通信端末は、無線信号S1の到達範囲外に移動した場合などでも、無線信号S2によってブロードキャストデータDTを無線基地局100に送信(再送)させることによって、ブロードキャストデータDTを確実に受信することができる。
本実施形態では、ブロードキャストデータDTから無線信号S2への変調レート(約1,061kbps)は、ブロードキャストデータDTから無線信号S1への変調レート(約787kbps)よりも高くすることができる。無線信号S1によるブロードキャストデータDTの受信に失敗した場合、無線通信端末は、ブロードキャストデータDTが変調された無線信号S2を受信することによって、無線信号S1によるブロードキャストデータDTの受信よりも、短時間により多くのブロードキャストデータDTを受信することができる。
このため、当該無線通信端末は、ブロードキャストデータDTが変調された無線信号S2の受信を継続することによって、無線信号S1によるブロードキャストデータDTの送信スケジュールに追い着くことができる。つまり、無線信号S1の到達範囲(カバレッジC1)から外れた無線通信端末がカバレッジC1内に再び入った場合などには、無線信号S2から無線信号S1への切替えを無線通信端末のユーザに認識させることなく、無線信号S1によるブロードキャストデータDTの受信を再開することができる。
本実施形態では、無線通信端末は、無線信号S1の到達範囲、つまり、カバレッジC1外に位置する場合において、所定の周期で無線信号S1が受信できるか否かを判定することができる。このため、無線通信端末がカバレッジC1内に入った場合、速やかに無線信号S1によるブロードキャストデータDTの受信を開始することができる。
本実施形態では、無線基地局100は、ブロードキャストデータDTの受信を要求している無線通信端末の数が所定の閾値(例えば、5)を下回る場合、無線信号S1によるブロードキャストデータDTの送信を中止することができる。
この場合、無線通信端末は、上述した動作フローにしたがってブロードキャストデータDTの送信要求RQを無線基地局100に送信する。このため、無線基地局100は、無線信号S1ではなく、無線信号S2により、ブロードキャストデータDTを、ブロードキャストデータDTを要求するそれぞれの無線通信端末に向けて送信する。つまり、ブロードキャストデータDTの受信を要求している無線通信端末の数が極めて少ない場合、無線信号S1を用いたブロードキャストによるデータの送信を中止し、無線信号S2を用いたユニキャストによるデータの送信を選択することができる。
(その他の実施形態)
上述したように、本発明の一実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態が明らかとなろう。
例えば、上述した実施形態では、何れかのアレイ素子のみを用いて無線信号S1を送信する形態としたが、通常の無線信号を送信する場合(例えば、12本)よりも少ないアレイ素子を用いる形態であれば、複数のアレイ素子(例えば、2本)を用いて無線信号S1を送信してもよい。
また、上述した実施形態では、アレイ素子101a〜101n(12本)を用いて無線信号S2を送信する形態としたが、無線信号S1を送信する場合よりも多いアレイ素子を用いる形態であれば、12本未満のアレイ素子(例えば、8本)を用いて無線信号S2を送信してもよい。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の実施形態に係る無線通信システムの全体概略構成図である。 本発明の実施形態に係る無線基地局装置の機能ブロック構成図である。 本発明の実施形態に係る無線通信装置の機能ブロック構成図である。 本発明の実施形態に係る無線通信装置の動作フロー図である。 本発明の実施形態に係る無線通信システムにおいて用いられる上りリンクフレームの構成図である。
符号の説明
10…無線通信システム、100…無線基地局、101…アレイアンテナ、101a〜101n…アレイ素子、102…無線通信部、103…アレイアンテナ制御部、105…データ処理部、107…通信インタフェース部、109…BCMCS管理部、200A,250A,250B…無線通信端末、251…アンテナ、252…無線通信部、253…送信データ処理部、255…受信データ処理部、260…BCMCS情報受信管理部、261…BCMCS情報記憶部、263…受信動作制御部、265…送信要求判定部、267…送信要求生成部、269…BCMCS受信通知部、B1…指向性ビーム、C1,C2…カバレッジ、DT…ブロードキャストデータ、F…上りリンクフレーム、RQ…送信要求、S1,S2…無線信号

Claims (8)

  1. 複数のアンテナ素子によって構成されるアレイアンテナを用いて無線信号を送信する無線基地局装置と、前記無線信号を受信する無線通信装置とを含む無線通信システムであって、
    前記無線基地局装置は、
    無指向性無線信号または指向性無線信号を送信する無線通信部と、
    送信要求を前記無線通信装置から受信する送信要求受信部と、
    を備え、
    前記無線通信装置は、
    前記無指向性無線信号を受信しているか否かを判定する受信判定部と、
    前記受信判定部によって前記無指向性無線信号が受信できていないと判定された場合、前記送信要求を前記無線基地局装置に送信する送信要求送信部と、
    前記無線通信部によって送信された前記指向性無線信号を受信する指向性無線信号受信部と
    を備え、
    前記無線通信部は、
    複数の前記無線通信装置に向けて同一のデータを送信する場合、前記データが変調された無指向性無線信号を送信し、
    前記送信要求受信部が前記送信要求を受信した場合、前記送信要求を送信した前記無線通信装置に、前記データが変調された指向性無線信号を送信する無線通信システム。
  2. 複数のアンテナ素子によって構成されるアレイアンテナを用いて、無線信号を無線通信装置に送信する無線基地局装置であって、
    無指向性無線信号または指向性無線信号を送信する無線通信部と、
    送信要求を前記無線通信装置から受信する送信要求受信部と
    を備え、
    前記無線通信部は、
    複数の前記無線通信装置に向けて同一のデータを送信する場合、前記データが変調された無指向性無線信号を送信し、
    前記送信要求受信部が前記送信要求を受信した場合、前記送信要求を送信した前記無線通信装置に、前記データが変調された指向性無線信号を送信する無線基地局装置。
  3. 前記データから前記指向性無線信号への変調レートは、前記データから前記無指向性無線信号への変調レートよりも高い請求項2に記載の無線基地局装置。
  4. 複数のアンテナ素子によって構成されるアレイアンテナを用いて、指向性無線信号を送信したり、複数の送信先に向けて同一のデータが変調された無指向性無線信号を送信したりすることができる無線基地局装置から、前記指向性無線信号または前記無指向性無線信号を受信する無線通信装置であって、
    前記無指向性無線信号を受信しているか否かを判定する受信判定部と、
    前記受信判定部によって前記無指向性無線信号が受信できていないと判定された場合、前記データの送信要求を前記無線基地局装置に送信する送信要求送信部と
    を備え、
    前記再送要求の送信によって、前記無線基地局装置から前記指向性無線信号を受信することを特徴とする無線通信装置。
  5. 前記データから前記指向性無線信号への変調レートは、前記データから前記無指向性無線信号への変調レートよりも高い請求項4に記載の無線通信装置。
  6. 前記受信判定部は、前記無線通信装置が前記無指向性無線信号の到達範囲外に位置する場合において、所定の周期で前記無指向性無線信号が受信できるか否かを判定する請求項4または5に記載の無線通信装置。
  7. 複数のアンテナ素子によって構成されるアレイアンテナを用いて無線信号を送受信する無線通信方法であって、
    複数の送信先に向けて同一のデータを送信する場合、無指向性無線信号を送信するステップと、
    前記データの送信要求を前記送信先から受信するステップと、
    前記送信要求を受信した場合、前記送信要求を送信した前記無線通信装置に、前記データが変調された指向性無線信号を送信するステップと、
    前記送信先が前記指向性無線信号を受信するステップと
    を備える無線通信方法。
  8. 前記無指向性無線信号を受信しているか否かを判定するステップと、
    前記判定するステップにおいて前記無指向性無線信号が受信できていないと判定された場合、前記送信要求を前記無指向性無線信号の送信元に送信するステップと
    をさらに備える請求項7に記載の無線通信方法。
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