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JP2008003258A - レンズ鏡筒 - Google Patents

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JP2008003258A
JP2008003258A JP2006171833A JP2006171833A JP2008003258A JP 2008003258 A JP2008003258 A JP 2008003258A JP 2006171833 A JP2006171833 A JP 2006171833A JP 2006171833 A JP2006171833 A JP 2006171833A JP 2008003258 A JP2008003258 A JP 2008003258A
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pressing pin
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JP2006171833A
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Junichi Tanaka
淳一 田中
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Fujinon Corp
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Fujinon Corp
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Abstract

【課題】操作リングを回転させる際にトルクを発生させることができるレンズ鏡筒等を簡易な構成で提供する。
【解決手段】固定筒の外周部に嵌入された操作リングを回転させることによってレンズ移動又はアイリス調整を行うレンズ鏡筒において、前記操作リングには該操作リングとは別体の押圧用ピンが装着されており、前記押圧用ピンは、前記内周面から所定量突出し前記固定筒の外周面を押圧する先端部を備えており、前記押圧用ピンの先端部が前記固定筒の外周面を押圧することにより、前記操作リングを回転させる際にトルクを発生させることを特徴とするレンズ鏡筒。
【選択図】 図2

Description

本発明はレンズ鏡筒に係り、特に操作リングを回転させることによって固定筒に嵌入されたレンズ枠を前後移動させてズーミングやフォーカシングを行うレンズ鏡筒に関する。
固定筒の外周部に嵌入された操作リングを回転させることによって、固定筒の内周部に嵌入されたレンズ枠を前後移動させて、ズーミングやフォーカシングを行うレンズ鏡筒では、不用意に操作リングが回転しないようにするため、操作リングに抵抗を持たせるようにしている。従来、この操作リングに与える抵抗は、固定筒に嵌入させた操作リングを波板バネあるいはOリングによって光軸方向に付勢し、操作リングを固定筒の外周面に形成された段部等に押圧させることにより与えている。
また、ズームリングの内周部(又は外周部)に半径方向に弾性変形する爪部を形成し、この爪部で固定筒の外周面(又はカム筒の内周面)を押圧することにより、操作リングに抵抗を与えることも提案されている(特許文献1、特許文献2)。
特開2001−91811号 特開2001−91812号
しかしながら、従来のように波板バネあるいはOリング等を用いて操作リングに抵抗を与えることとすると、レンズ鏡筒が大型化するという欠点がある。また、特許文献1、特許文献2に記載のように爪部を設けることとすると、操作リング等の型構造が複雑になる、あるいは、隙間が増えることで鏡胴内部にゴミ等が侵入するという問題を生ずる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、操作リングを回転させる際にトルクを発生させることができるレンズ鏡筒等を簡易な構成で提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、固定筒の外周部に嵌入された操作リングを回転させることによってレンズ移動又はアイリス調整を行うレンズ鏡筒において、前記操作リングには該操作リングとは別体の押圧用ピンが装着されており、前記押圧用ピンは、前記操作リングの内周面から所定量突出し前記固定筒の外周面を押圧する先端部を備えており、前記押圧用ピンの先端部が前記固定筒の外周面を押圧することにより、前記操作リングを回転させる際にトルクを発生させることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、操作リングに該操作リングとは別体の押圧用ピンを装着することにより、該押圧用ピンの先端部が固定筒の外周面を押圧する。すなわち、極めて簡易な構成で、操作リングを回転させる際にトルクを発生させることが可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記押圧用ピンは、前記操作リングに固定されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、押圧用ピンは操作リングに固定されているので、操作リングを回転させる際のトルクを一定にすることが可能となる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記押圧用ピンは、その軸方向に移動可能に支持されており、さらに、前記押圧用ピンをその先端部が前記内周面から突出する方向に付勢する弾性部材を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、押圧用ピンはその軸方向に移動可能に支持されており弾性部材により付勢されているので、操作リングを回転させる際のトルクをより強くすることが可能となる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記押圧用ピンと前記弾性部材とを収容する内部空間が形成されたツマミ本体と前記操作リングに固定された固定部とを備える操作ツマミをさらに備え、前記固定部にはその先端面と前記ツマミ本体の内部空間とを連通する開口が形成されており、前記押圧用ピンの先端部は、前記開口に挿入され前記固定部の先端面から所定量突出し前記固定筒の外周面を押圧することを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、操作リングに該操作リングとは別体の操作ツマミを装着することにより、該操作ツマミの押圧用ピンの先端部が固定筒の外周面を押圧する。すなわち、極めて簡易な構成で、操作リングを回転させる際にトルクを発生させることが可能となる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記操作リングにはその外周面から内周面に貫通する開口が形成されており、前記操作ツマミは前記固定部が前記操作リングの開口に螺合することにより前記操作リングに固定されることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、操作リングに形成された開口に該操作リングとは別体の操作ツマミを螺合することにより、該操作ツマミの押圧用ピンの先端部が固定筒の外周面を押圧する。すなわち、極めて容易に操作ツマミを装着することが可能となるとともに、極めて簡易な構成で、操作リングを回転させる際にトルクを発生させることが可能となる。また、操作リングと操作ツマミとは別体であり、操作ツマミを後から操作リングに装着する構成であるため、操作リング等の型構造が複雑になることがない。また、レンズ鏡胴を小型化することが可能となる。さらに、操作ツマミは操作リングの開口に装着され該開口を閉塞するので、該開口から鏡胴内部にゴミ等が入り込むことがない。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記操作リングに形成された開口の内周面には、前記固定部を最後までねじ込んだときに、前記固定部の先端が前記固定筒の外周面に当接しない長さのネジ溝が形成されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、操作ツマミを最後までねじ込むことで、操作リングを回転させる際にトルクが発生するようになったことを把握することが可能となる。
請求項7に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記操作リングに形成された開口の内周面には、前記固定部を最後までねじ込んだときに、前記固定部の先端が前記固定筒の外周面に当接する長さのネジ溝が形成されていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明によれば、操作ツマミを最後までねじ込むことで、操作リングの回転をロックしたことを把握することが可能となる。また、操作ツマミを途中までねじ込むことで、操作リングを回転させる際にトルクを発生させることが可能となる。
請求項8に記載の発明は、請求項3から7のいずれかに記載の発明において、前記トルクを調整するトルク調整手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項8に記載の発明によれば、操作リングを回転させる際に発生するトルクを調整することが可能となる。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、前記ツマミ本体の内部空間上端面は開口されており、前記トルク調整手段は、前記ツマミ本体の内部空間の内周面に螺合するネジ部材を含み、前記ネジ部材のねじ込み量を調整することにより前記弾性部材を伸縮させ前記トルクを調整することを特徴とする。
請求項9に記載の発明によれば、ネジ部材のねじ込み量を調整することにより弾性部材を伸縮させ、これにより、操作リングを回転させる際に発生するトルクを調整することが可能となる。
請求項10に記載の発明は、固定筒の外周部に嵌入された操作リングに装着され、該操作リングを回転させる際にトルクを発生させるためのトルク発生装置において、押圧用ピンと、弾性部材と、前記押圧用ピンと前記弾性部材とを収容する内部空間が形成されたツマミ本体と前記操作リングに固定された固定部とを備える操作ツマミとを含み、前記固定部にはその先端と前記ツマミ本体の内部空間とを連通する開口が形成されており、前記押圧用ピンは、前記開口に挿入され前記固定部の先端から所定量突出し前記固定筒の外周面を押圧する先端部を備え、前記弾性部材は、前記押圧用ピンをその先端部が前記固定部の先端から突出する方向に付勢することを特徴とする。
請求項10に記載の発明によれば、操作リングに該操作リングとは別体のトルク発生装置を装着することにより、該操作ツマミの押圧用ピンの先端部が固定筒の外周面を押圧する。すなわち、極めて簡易な構成で、操作リングを回転させる際にトルクを発生させることが可能となる。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の発明において、前記トルクを調整するトルク調整手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項11に記載の発明によれば、操作リングを回転させる際に発生するトルクを調整することが可能となる。
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の発明において、前記ツマミ本体の内部空間上端面は開口されており、前記トルク調整手段は、前記ツマミ本体の内部空間の内周面に螺合するネジ部材を含み、前記ネジ部材のねじ込み量を調整することにより前記弾性部材を伸縮させ前記トルクを調整することを特徴とする。
ネジ部材のねじ込み量を調整することにより弾性部材を伸縮させ、これにより、操作リングを回転させる際に発生するトルクを調整することが可能となる。
本発明によれば、操作リングを回転させる際にトルクを発生させることができるレンズ鏡筒等を簡易な構成で提供することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態であるレンズ鏡筒について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるレンズ鏡筒10を説明するための図である。
図1に示すように、レンズ鏡筒10は、監視カメラ用のレンズ鏡筒であり、固定筒20、フォーカスリング30(本発明の操作リングに相当)、操作ツマミ40(本発明のトルク発生装置に相当)、フォーカスレンズ50、変倍レンズ60、ズームリング70、カメラ装置80等を備えている。
固定筒20の外周にはフォーカスリング30が回動可能に嵌入されている。フォーカスリング30の内周面には周方向に延びるカム溝31が形成されており、このカム溝31には、固定筒20に形成された縦溝21(光軸方向に延びる貫通穴。図中二つの縦溝を例示)を介して、フォーカスレンズ50を保持するレンズ枠51に設けられたピン52(図中二つのピンを例示)が挿入されている。したがって、フォーカスリング30を回転させると、フォーカスレンズ50は縦溝21に沿って(すなわち光軸方向に)前進又は後退する。
フォーカスリング30は予め設定された角度θだけ回転されるように回転量が規制される。例えば、フォーカスリング30に凸部(図示せず)を設け、フォーカスリング30が一方向に回転されると、この凸部が係合部材(図示せず)に当接することでそれ以上その方向へ回転できないようにし、フォーカスリング30が逆方向に回転されると、この凸部が係合部材に当接することでそれ以上その方向へ回転できないようにすることが考えられる。このようにフォーカスリング30の回転量を規正することにより、フォーカスレンズ50が光学的レンズストロークの一端(メカ端(MOD))と他端(メカ端(INf))との間とを往復移動するようになっている。
フォーカスリング30には、このフォーカスリング30とは別体の操作ツマミ40が装着される。図2に示すように、操作ツマミ40は、略円筒形状のツマミ本体41、このツマミ本体41内部空間41aに収容される押圧用ピン42、バネ43(本発明の弾性部材に相当)、ツマミ本体41よりも小径で略円筒形状の固定部44、及びトルク調整ツマミ45等を備えている。
フォーカスリング30にはその外周面と内周面を貫通する開口32が形成されている。この開口32にツマミ本体41下面に設けられた固定部44を螺合させることにより、操作ツマミ40はフォーカスリング30に固定される。固定部44にはその先端面44aとツマミ本体41の内部空間41aとを連通する開口44bが形成されている。この開口44bには押圧用ピン42が挿入されその先端部42aが固定部44の先端面44aから所定量突出し固定筒20の外周面を押圧する。
なお、フォーカスリング30の外周面には、押圧用ピン42の先端部42aが位置する溝22(周方向に延びている)が形成されている。この溝22を一定長さとすることで、フォーカスリング30の回転量を規制することも可能である。なお、押圧用ピン42の先端は固定筒20外周面に点接触するように丸められている。これによりフォーカスリング30を回転させる際の摺動性が向上している。
押圧用ピン42の略中央には鍔部42bが設けられており、この鍔部42bとツマミ本体41内部空間41aの上部内周面に螺合するトルク調整ツマミ45との間にはバネ43が設けられている。このバネ43の作用により、押圧用ピン42はその先端部42aが固定部44の先端面44aから突出する方向に付勢されている。また、トルク調整ツマミ45の螺合量を調節しバネ43を伸縮させることにより、フォーカスリング30を回転させる際のトルクを調整可能となっている。なお、ツマミ本体41と固定部44とは金属材料により一体的に形成し、押圧用ピン42は滑動性のよい材料(プラスチック等)で形成することが考えられる。また、押圧用ピン42の先端部42aだけを滑動性のよい材料(プラスチック等)で形成し、その他の部分を金属材料としても良い。
以上のように説明した操作ツマミ40は、操作者がフォーカス調整をする際にフォーカスリングを回しやすいように手で持って操作するための部材として使用される。
その他、レンズ鏡筒10は、変倍レンズ60や変倍レンズ60をその光軸方向に前進又は後退させるズームリング70等、一般的なレンズ装置として機能するのに要求される構成も備えている。また、図1に示すように、このレンズ鏡筒10には、カバーガラス81で撮像面が覆われたCCD等の固体撮像素子82を備えたカメラ装置80が装着可能となっている。
次に、上記構成のレンズ鏡筒10に操作ツマミ40を装着する動作等について説明する。
まず、操作ツマミ40のツマミ本体41を把持し、その固定部44をフォーカスリング30の外周面側から開口32に螺合させる。固定部44を最後までねじ込むと、図3に示すように、固定部44の先端面44aから所定量突出する押圧用ピン42の先端部42aが固定筒20の外周面を押圧する。すなわち、フォーカスリング30の開口32内周面には、固定部44を最後までねじ込んだときに、固定部44の先端面が固定筒20の外周面に当接しない長さのネジ溝が形成されている。これにより、操作ツマミ40を最後までねじ込むことで、トルクが発生するようになったことを把握することが可能となる。
押圧用ピン42は、バネ43の作用によりその先端部42aが固定部44の先端面44aから突出する方向に付勢されているので、固定筒20の外周面を一定の力で押圧する。
したがって、操作ツマミ40のツマミ本体41を把持し、フォーカスリング30を一定の方向に回転させると、トルクが発生する。すなわち、操作ツマミ40は、フォーカスリング30を回転させる際にツマミとして機能するとともにトルクを発生させる機能を発揮する。なお、このトルクは、トルク調整ツマミ45の螺合量を調節しバネ43を伸縮させることにより、増減調整可能となっている。
以上説明したように、本実施形態のレンズ鏡筒10によれば、フォーカスリング30に形成された開口32に該フォーカスリング30とは別体の操作ツマミ40を螺合することにより、該操作ツマミ40の押圧用ピン42の先端部42aが固定筒20の外周面を押圧する。すなわち、極めて容易に操作ツマミ40を装着することが可能となるとともに、極めて簡易な構成で、フォーカスリング30を回転させる際にトルクを発生させることが可能となる。
また、フォーカスリング30と操作ツマミ40とは別体であり、操作ツマミ40を後からフォーカスリング30に装着する構成であるため、フォーカスリング30等の型構造が複雑になることがない。また、レンズ鏡筒10を小型化することが可能となる。さらに、操作ツマミ40はフォーカスリング30の開口32に装着され該開口32を閉塞するので、該開口32から鏡筒10内部にゴミ等が入り込むことがない。
次に、変形例について説明する。
上記実施形態では、固定部44を最後までねじ込むと、図3に示すように、固定部44の先端面44aから所定量突出する押圧用ピン42の先端部42aが固定筒20の外周面を押圧する。すなわち、フォーカスリング30の開口32内周面には、固定部44を最後までねじ込んだときに、固定部44の先端面が固定筒20の外周面に当接しない長さのネジ溝が形成されているように説明したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、固定部44を最後までねじ込むと、図4に示すように、固定部44の先端面44aが固定筒20の外周面を押圧しフォーカスリング30の回転をロックするようにしてもよい。すなわち、フォーカスリング30の開口32内周面には、固定部44を最後までねじ込んだときに、固定部44の先端面が固定筒20の外周面に当接する長さの溝を形成してもよい。このようにすれば、操作ツマミ40を最後までねじ込むことで、フォーカスリングの回転をロックしたことを把握することが可能となる。また、操作ツマミ40を途中までねじ込むことで、フォーカスリングを回転させる際にトルクを発生させることが可能となる。
また、上記実施形態では、操作ツマミ40の固定部44はフォーカスリング30の開口32に螺合されるように説明したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、操作ツマミ40の固定部44はフォーカスリング30の開口32に接着剤等の他の手段で固定してもよい。
また、上記実施形態では、押圧用ピン42とバネ43とは別体であるように説明したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、図5に示すように、押圧用ピン42とバネ43をプラスチック等で一体的に形成してもよい。このようにすれば部品点数を削減できる。
また、上記実施形態では、トルク調整ツマミ45を備えており、このトルク調整ツマミ45の螺合量を調節しバネ43を伸縮させることにより、フォーカスリング30を回転させる際のトルクを調整可能となっているように説明したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、トルク調整を行わないのであれば、図6に示すように、トルク調整ツマミ45を省略してもよい。この場合、ツマミ本体41の上面を閉塞する。このようにすれば、部品点数を削減できる。
また、上記実施形態では、操作ツマミ40により、フォーカスリング30を回転させる際にトルクを発生させるように説明したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、図7に示すように、押圧用ピン42のみをフォーカスリング30の開口32に螺合させ、その押圧用ピン42の先端部42aが固定筒20の外周面を押圧するようにしてもよい。これによっても、フォーカスリング30を回転させる際にトルクを発生させることができる。なお、押圧用ピン42はフォーカスリング30の開口32に接着剤等の他の手段で固定してもよい。このようにすれば、フォーカスリング30を回転させる際のトルクを一定にすることが可能となる。
また、上記実施形態では、本発明の操作リングがフォーカスリング30であるように説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、操作リングはズームリング70やアイリスリング等のリングであってもよい。
また、上記実施形態では、トルク調整とフォーカスリング30のロックとを一つの操作ツマミ40により行うように説明したが本発明はこれに限定されない。例えば、トルク調整については操作ツマミ40により行い、フォーカスリング30のロックについては別の操作ツマミ40(あるいはこれと同等の構成のもの)によって行うようにしてもよい。
上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎない。これらの記載によって本発明は限定的に解釈されるものではない。本発明はその精神または主要な特徴から逸脱することなく他の様々な形で実施することができる。
本発明の一実施形態であるレンズ鏡筒の構成を説明するための図である。 主として操作ツマミ40の構成を説明するための斜視図である。 操作ツマミ40によるトルク発生を説明するための図である。 操作ツマミ40によるロックを説明するための図である。 変形例を説明するための図である。 変形例を説明するための図である。 変形例を説明するための図である。
符号の説明
10…レンズ鏡筒、20…固定筒、21…縦溝、30…フォーカスリング、31…カム溝、40…操作ツマミ、50…フォーカスレンズ、60…変倍レンズ、70…ズームリング、80…カメラ装置

Claims (12)

  1. 固定筒の外周部に嵌入された操作リングを回転させることによってレンズ移動又はアイリス調整を行うレンズ鏡筒において、
    前記操作リングには該操作リングとは別体の押圧用ピンが装着されており、
    前記押圧用ピンは、前記操作リングの内周面から所定量突出し前記固定筒の外周面を押圧する先端部を備えており、
    前記押圧用ピンの先端部が前記固定筒の外周面を押圧することにより、前記操作リングを回転させる際にトルクを発生させることを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記押圧用ピンは、前記操作リングに固定されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記押圧用ピンは、その軸方向に移動可能に支持されており、
    さらに、前記押圧用ピンをその先端部が前記内周面から突出する方向に付勢する弾性部材を備えることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記押圧用ピンと前記弾性部材とを収容する内部空間が形成されたツマミ本体と前記操作リングに固定された固定部とを備える操作ツマミをさらに備え、
    前記固定部にはその先端面と前記ツマミ本体の内部空間とを連通する開口が形成されており、
    前記押圧用ピンの先端部は、前記開口に挿入され前記固定部の先端面から所定量突出し前記固定筒の外周面を押圧することを特徴とする請求項3に記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記操作リングにはその外周面から内周面に貫通する開口が形成されており、
    前記操作ツマミは前記固定部が前記操作リングの開口に螺合することにより前記操作リングに固定されることを特徴とする請求項4に記載のレンズ鏡筒。
  6. 前記操作リングに形成された開口の内周面には、前記固定部を最後までねじ込んだときに、前記固定部の先端が前記固定筒の外周面に当接しない長さのネジ溝が形成されていることを特徴とする請求項5に記載のレンズ鏡筒。
  7. 前記操作リングに形成された開口の内周面には、前記固定部を最後までねじ込んだときに、前記固定部の先端が前記固定筒の外周面に当接する長さのネジ溝が形成されていることを特徴とする請求項5に記載のレンズ鏡筒。
  8. 前記トルクを調整するトルク調整手段をさらに備えることを特徴とする請求項3から7のいずれかに記載のレンズ鏡筒。
  9. 前記ツマミ本体の内部空間上端面は開口されており、
    前記トルク調整手段は、前記ツマミ本体の内部空間の内周面に螺合するネジ部材を含み、
    前記ネジ部材のねじ込み量を調整することにより前記弾性部材を伸縮させ前記トルクを調整することを特徴とする請求項8に記載のレンズ鏡筒。
  10. 固定筒の外周部に嵌入された操作リングに装着され、該操作リングを回転させる際にトルクを発生させるためのトルク発生装置において、
    押圧用ピンと、弾性部材と、前記押圧用ピンと前記弾性部材とを収容する内部空間が形成されたツマミ本体と前記操作リングに固定された固定部とを備える操作ツマミとを含み、
    前記固定部にはその先端と前記ツマミ本体の内部空間とを連通する開口が形成されており、
    前記押圧用ピンは、前記開口に挿入され前記固定部の先端から所定量突出し前記固定筒の外周面を押圧する先端部を備え、
    前記弾性部材は、前記押圧用ピンをその先端部が前記固定部の先端から突出する方向に付勢することを特徴とする負荷トルク発生装置。
  11. 前記トルクを調整するトルク調整手段をさらに備えることを特徴とする請求項10に記載の負荷トルク発生装置。
  12. 前記ツマミ本体の内部空間上端面は開口されており、
    前記トルク調整手段は、前記ツマミ本体の内部空間の内周面に螺合するネジ部材を含み、
    前記ネジ部材のねじ込み量を調整することにより前記弾性部材を伸縮させ前記トルクを調整することを特徴とする請求項11に記載の負荷トルク発生装置。
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