JP2008003209A - 電子鍵盤楽器の鍵盤装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】鍵盤装置を小型化するとともに、鍵の幅方向へ力が加わった場合の可動許容範囲が広い電子鍵盤楽器の鍵盤装置を提供する。
【解決手段】鍵本体部11には、鍵を押離鍵方向に揺動可能にする鍵支点機能部が形成されて共通基端部19に結合され、これらは樹脂により一体に形成されている。鍵支点機能部は、縦ヒンジ部11a、左右ヒンジ部11bを有する。縦ヒンジ部11aは、鍵の長手方向に薄く鍵の下方向に沿う薄板片状に形成され、その下端は帯状の共通基端部19に結合され、その上部前面中央は左右ヒンジ部11bに結合される。左右ヒンジ部11bは、鍵の幅方向に薄く鍵の長手方向に沿う薄板片状に形成され、その前端は、連結部11cの後面中央に結合される。連結部11cは、鍵の下方向に沿う板片状に形成され、その左右端は、側面部11d,11eの内側面に結合される。
【選択図】図2
【解決手段】鍵本体部11には、鍵を押離鍵方向に揺動可能にする鍵支点機能部が形成されて共通基端部19に結合され、これらは樹脂により一体に形成されている。鍵支点機能部は、縦ヒンジ部11a、左右ヒンジ部11bを有する。縦ヒンジ部11aは、鍵の長手方向に薄く鍵の下方向に沿う薄板片状に形成され、その下端は帯状の共通基端部19に結合され、その上部前面中央は左右ヒンジ部11bに結合される。左右ヒンジ部11bは、鍵の幅方向に薄く鍵の長手方向に沿う薄板片状に形成され、その前端は、連結部11cの後面中央に結合される。連結部11cは、鍵の下方向に沿う板片状に形成され、その左右端は、側面部11d,11eの内側面に結合される。
【選択図】図2
Description
本発明は、電子鍵盤楽器の鍵盤装置に関するものであり、特にその鍵支点機能部の構造及び鍵盤装置の小型化に関するものである。
ポータブル・キーボード、シンセサイザ、電子オルガン、電子ピアノ等の、従来の電子鍵盤楽器の鍵盤装置として、複数の鍵で鍵ユニットを構成し、複数の鍵ユニットを重ね合わせて鍵フレームに固定するものが知られている(例えば、特許文献1の図2,図3を参照)。
図5は、従来の鍵ユニットの問題点を説明するための模式的説明図である。
例えば、1オクターブの鍵について、これを複数の黒鍵からなる1つの構造体(黒鍵ユニット)と、白鍵を少なくとも1つ置きに櫛歯状に形成した複数の構造体(例えば、C,E,G,Bの4鍵からなる白鍵ユニットと、D,F,Aの3鍵からなる白鍵ユニット)とに分割し、各鍵の後端部を共通基端部で結合して樹脂で一体成形し、複数の鍵ユニットをそれぞれの共通基端部で重ね合わせて鍵フレームに固定している。
図5は、従来の鍵ユニットの問題点を説明するための模式的説明図である。
例えば、1オクターブの鍵について、これを複数の黒鍵からなる1つの構造体(黒鍵ユニット)と、白鍵を少なくとも1つ置きに櫛歯状に形成した複数の構造体(例えば、C,E,G,Bの4鍵からなる白鍵ユニットと、D,F,Aの3鍵からなる白鍵ユニット)とに分割し、各鍵の後端部を共通基端部で結合して樹脂で一体成形し、複数の鍵ユニットをそれぞれの共通基端部で重ね合わせて鍵フレームに固定している。
図5(a)において、白鍵ユニットを構成する複数の鍵本体部51〜53の後端部は、弾性変形する水平ヒンジ部51a〜53aを介して帯状の共通基端部54に結合されている。鍵本体部51〜53は、水平ヒンジ部51a〜53aを支点として押離鍵方向に揺動可能する。
55〜57はガイド部(鍵ガイド)であり、図示しない鍵フレームに設けられ、各鍵本体部51〜53の裏側内部に突出している。この鍵ガイド55〜57は、鍵本体部51〜53の鍵の幅方向(鍵の左右方向)の変位の規制、及び、鍵の長手方向(鍵の奥行き方向)を軸線としたローリングの規制をする。
55〜57はガイド部(鍵ガイド)であり、図示しない鍵フレームに設けられ、各鍵本体部51〜53の裏側内部に突出している。この鍵ガイド55〜57は、鍵本体部51〜53の鍵の幅方向(鍵の左右方向)の変位の規制、及び、鍵の長手方向(鍵の奥行き方向)を軸線としたローリングの規制をする。
しかし、鍵ユニットの成形時には、後収縮等のために、設計寸法に対して誤差が発生したり変形したりする。鍵本体部51〜53や共通基端部54に誤差や変形が生じた場合、誤差や変形が生じた鍵ユニットを無理やり鍵フレームに実装すると、局部的に不要な力が作用する。
例えば、鍵本体部53が変形している場合、図5(b)に示すように、鍵本体部53の変形が、水平ヒンジ部53aを鍵の幅方向に歪ませ、共通基端部54を介して、他の鍵も変形させてしまう。その結果、各鍵ガイド55〜57が、図示a,b,cにおいて鍵本体部51〜53の裏側の内側面を圧接する。共通基端部54の図示d,e部分が変形した場合も同様である。その結果、鍵本体部51〜53が鍵ガイド55〜57、あるいは隣接する鍵本体部と擦れて滑らかに動かない等、悪影響を及ぼすという問題がある。
例えば、鍵本体部53が変形している場合、図5(b)に示すように、鍵本体部53の変形が、水平ヒンジ部53aを鍵の幅方向に歪ませ、共通基端部54を介して、他の鍵も変形させてしまう。その結果、各鍵ガイド55〜57が、図示a,b,cにおいて鍵本体部51〜53の裏側の内側面を圧接する。共通基端部54の図示d,e部分が変形した場合も同様である。その結果、鍵本体部51〜53が鍵ガイド55〜57、あるいは隣接する鍵本体部と擦れて滑らかに動かない等、悪影響を及ぼすという問題がある。
図6は、従来の他の鍵ユニットの問題点を説明するための、1つの鍵を示す図である(特許文献1の図1,4参照)。
図中、61は鍵本体部、61aはその後端部において弾性変形により鍵本体部61を揺動可能にする水平ヒンジ部、61bは弾性変形により鍵本体部61を鍵の幅方向に変位可能にする左右ヒンジ部、62は帯状の共通基端部である。
水平ヒンジ部61aは、鍵の下方向(鍵の鉛直方向)に薄肉であり、鍵の長手方向に沿った水平薄板片である。左右ヒンジ部61bは、鍵の幅方向に薄肉であり、鍵の長手方向に沿った垂直薄板片である。
水平ヒンジ部61aと左右ヒンジ部61b、左右ヒンジ部61bと共通基端部62は、結合部61c,61dを介して結合されている。結合部61c,61dは、鍵の長手方向に厚みを有し、鍵の幅方向に沿う板片状に形成されている。
図中、61は鍵本体部、61aはその後端部において弾性変形により鍵本体部61を揺動可能にする水平ヒンジ部、61bは弾性変形により鍵本体部61を鍵の幅方向に変位可能にする左右ヒンジ部、62は帯状の共通基端部である。
水平ヒンジ部61aは、鍵の下方向(鍵の鉛直方向)に薄肉であり、鍵の長手方向に沿った水平薄板片である。左右ヒンジ部61bは、鍵の幅方向に薄肉であり、鍵の長手方向に沿った垂直薄板片である。
水平ヒンジ部61aと左右ヒンジ部61b、左右ヒンジ部61bと共通基端部62は、結合部61c,61dを介して結合されている。結合部61c,61dは、鍵の長手方向に厚みを有し、鍵の幅方向に沿う板片状に形成されている。
61eはストッパ片であり、鍵フレーム側に配置されたストッパにより、鍵本体部81の揺動範囲を規制するものである。特許文献1(図1参照)において、このストッパ片61eは、フレームに設けられたスリット内に挿入されることにより、鍵ガイドの機能も果たしている。
成形時の後収縮等により、鍵本体部61が鍵の幅方向に変形していても、水平ヒンジ部61bが僅かに曲がることにより、鍵本体部61が鍵の幅方向に揺動してその位置が矯正され、共通基端部62に対し鍵本体部61が直角をなすように、各鍵の幅方向の傾きが調節される。
成形時の後収縮等により、鍵本体部61が鍵の幅方向に変形していても、水平ヒンジ部61bが僅かに曲がることにより、鍵本体部61が鍵の幅方向に揺動してその位置が矯正され、共通基端部62に対し鍵本体部61が直角をなすように、各鍵の幅方向の傾きが調節される。
しかし、鍵本体部61は、その後端部から、長手方向に沿った水平ヒンジ部61aを有する鍵支点機能部を介して長手方向に沿った共通基端部62に結合されているため、鍵盤装置の奥行き方向が長くなる。そのため、鍵盤装置を収容する電子鍵盤楽器の奥行きも長くなる。
また、共通基端部62の上部は楽器本体パネルにより覆われるが、この下部にスイッチ等の取付スペースを要する。そのため、楽器本体パネルは、共通基端部62より十分に高くしなければならないという問題もある。
また、共通基端部62の上部は楽器本体パネルにより覆われるが、この下部にスイッチ等の取付スペースを要する。そのため、楽器本体パネルは、共通基端部62より十分に高くしなければならないという問題もある。
一方、鍵支点機能部として、縦ヒンジを用いた鍵盤装置が知られている(特許文献2参照)。
鍵ユニットを構成する各鍵の長手方向中間部(黒鍵の後面部がある位置)に、鍵の長手方向に薄く鍵の下方向に沿う薄板片状の縦ヒンジ部が形成され、鍵の先端部を押離鍵方向に揺動可能とする。縦ヒンジ部は、同一面上にある帯状の共通基端部に結合されて一体成形されている。この文献では、鍵の後部に重錘を備えていたり、重錘が固着されたレバーに当接する形状の後端部を備えていたりするため、鍵本体部が黒鍵の後面部がある位置よりも後方に延長されている。
鍵ユニットを構成する各鍵の長手方向中間部(黒鍵の後面部がある位置)に、鍵の長手方向に薄く鍵の下方向に沿う薄板片状の縦ヒンジ部が形成され、鍵の先端部を押離鍵方向に揺動可能とする。縦ヒンジ部は、同一面上にある帯状の共通基端部に結合されて一体成形されている。この文献では、鍵の後部に重錘を備えていたり、重錘が固着されたレバーに当接する形状の後端部を備えていたりするため、鍵本体部が黒鍵の後面部がある位置よりも後方に延長されている。
ここで、各鍵の後端部を延長することなく、下方向に延ばし、その部分を縦ヒンジ部とすれば、水平ヒンジ部に比べて、鍵盤装置を鍵の長手方向に短縮できる。
その際、縦ヒンジ部を下方向に十分長くすれば、鍵の幅方向への力に対し、ヒンジが捩じれながら変位するから、可動範囲が広くなる。しかし、縦ヒンジ部が斜めに捩じれながら動くため、縦ヒンジ部の根元部に応力が集中し縦ヒンジ部の耐久性が劣る。また、鍵本体部がローリングしやすくなってしまい、隣接する鍵本体部や鍵ガイドとの接触による機械的雑音の発生等の問題点が生じる。
特許第2628566号公報
実公平6−31507号公報
その際、縦ヒンジ部を下方向に十分長くすれば、鍵の幅方向への力に対し、ヒンジが捩じれながら変位するから、可動範囲が広くなる。しかし、縦ヒンジ部が斜めに捩じれながら動くため、縦ヒンジ部の根元部に応力が集中し縦ヒンジ部の耐久性が劣る。また、鍵本体部がローリングしやすくなってしまい、隣接する鍵本体部や鍵ガイドとの接触による機械的雑音の発生等の問題点が生じる。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたもので、鍵盤装置を小型化するとともに、鍵の幅方向へ力が加わった場合の可動許容範囲が広い電子鍵盤楽器の鍵盤装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、請求項1に記載の発明においては、電子鍵盤楽器の鍵盤装置において、複数の鍵が少なくとも1つの鍵ユニットを構成し、前記鍵ユニットを構成する各鍵は、鍵本体部の後方において前記鍵を押離鍵方向に揺動可能にする鍵支点機能部を介して共通基端部に結合されることにより一体に形成され、前記共通基端部が鍵フレームに固定される電子鍵盤楽器の鍵盤装置であって、前記鍵支点機能部は、相互に結合された縦ヒンジ部と左右ヒンジ部を有し、前記縦ヒンジ部は、前記鍵の長手方向に薄く前記鍵の下方向に沿う薄板片状に形成されており、前記鍵の先端部を押離鍵方向に揺動可能とし、前記左右ヒンジ部は、前記鍵の幅方向に薄く前記鍵の長手方向に沿う薄板片状に形成されており、前記鍵の先端部を前記鍵の幅方向に変位可能とし、前記縦ヒンジ部又は前記左右ヒンジ部の一方は前記鍵本体部の後部に結合され、他方は前記共通基端部に結合されているものである。
従って、鍵の先端部を押離鍵方向に揺動可能とする鍵支点として、水平ヒンジに代えて縦ヒンジを用いたことから、鍵支点機能部の鍵の長手方向が短縮される。
鍵支点機能部が鍵本体部の後端に設けられる場合においては、鍵盤装置の奥行きも短縮される。
一方、左右ヒンジ部を併用しているため、鍵の幅方向へ力が加わった場合の可動許容範囲が広くなるとともに、鍵の幅方向へ力が加わった場合に縦ヒンジ部に加わる応力を緩和することができる。
従って、鍵の先端部を押離鍵方向に揺動可能とする鍵支点として、水平ヒンジに代えて縦ヒンジを用いたことから、鍵支点機能部の鍵の長手方向が短縮される。
鍵支点機能部が鍵本体部の後端に設けられる場合においては、鍵盤装置の奥行きも短縮される。
一方、左右ヒンジ部を併用しているため、鍵の幅方向へ力が加わった場合の可動許容範囲が広くなるとともに、鍵の幅方向へ力が加わった場合に縦ヒンジ部に加わる応力を緩和することができる。
請求項2に記載の発明においては、請求項1に記載の電子鍵盤楽器の鍵盤装置において、前記鍵支点機能部は、前記鍵本体部の上面部裏面よりも下方に形成され、該鍵支点機能部の少なくとも一部は、前記鍵本体部の後端部よりも先端部寄りに形成されているものである。
従って、該鍵支点機能部の少なくとも一部は、前記鍵本体部の後端部よりも先端部寄りに形成されているから、鍵盤装置の奥行きが短縮される。
従って、該鍵支点機能部の少なくとも一部は、前記鍵本体部の後端部よりも先端部寄りに形成されているから、鍵盤装置の奥行きが短縮される。
請求項3に記載の発明においては、請求項2に記載の電子鍵盤楽器の鍵盤装置において、
前記共通基端部は、前記鍵の長手方向に薄く前記鍵の幅方向に沿う帯状に形成されており、前記左右ヒンジ部は、前記鍵本体部の上面部裏面よりも下方に離間して結合され、前記縦ヒンジ部は、前記鍵本体部の後端部より後方において前記左右ヒンジ部と前記共通基端部とに結合されているものである。
従って、共通基端部が鍵の長手方向に薄いことから、鍵の長手方向が短縮される。また、縦ヒンジ部が鍵の本体部の後方端より後方に配置されるため、左右ヒンジ部とこれに結合された縦ヒンジ部とを容易に成形することができる。
前記共通基端部は、前記鍵の長手方向に薄く前記鍵の幅方向に沿う帯状に形成されており、前記左右ヒンジ部は、前記鍵本体部の上面部裏面よりも下方に離間して結合され、前記縦ヒンジ部は、前記鍵本体部の後端部より後方において前記左右ヒンジ部と前記共通基端部とに結合されているものである。
従って、共通基端部が鍵の長手方向に薄いことから、鍵の長手方向が短縮される。また、縦ヒンジ部が鍵の本体部の後方端より後方に配置されるため、左右ヒンジ部とこれに結合された縦ヒンジ部とを容易に成形することができる。
本発明は、上述した構成により、鍵フレームの設計誤差や成形時の後収縮等により鍵の幅方向へ力が加わる場合の可動許容範囲を向上させたり、支点部の応力緩和によって支点部の耐久性を向上させたりするとともに、従来よりも、鍵支点機能部の奥行きや鍵盤装置の奥行きを短縮し、電子鍵盤楽器において、鍵盤装置の後方の楽器本体パネル部の下に広い空きスペースが得られたり、電子鍵盤楽器の奥行きを短縮したりすることができるという効果がある。
図1は、本発明の実施の一形態を説明する斜視図である。図1(a)は白鍵ユニット1を背面側から、図1(b)は底面側から見たものである。鍵ユニットは1オクターブ分を図示している。
図中、11〜14は、白鍵ユニット1を構成するB鍵,G鍵,E鍵,C鍵の鍵本体部である。各鍵本体部11〜14には、その後方の上面部の裏面よりも下方に、鍵を押離鍵方向に揺動可能にする鍵支点機能部15〜18が形成され、この鍵支点機能部15〜18は、共通基端部19に結合され、これらは樹脂により一体に形成されている。
共通基端部19は、鍵の長手方向(鍵の奥行き方向)に薄く鍵の幅方向(鍵の左右方向)に沿う帯状に形成されている。この共通基端部19を、図2(b),図2(c)を参照して説明する黒鍵ユニット3の共通基端部22,白鍵ユニット2の共通基端部24とともに、取付孔19a〜19cを位置合わせしてネジ等により、図示しない鍵フレームに整列固定する。
各鍵はいずれも同様の構成であるから、以下の説明では、B鍵について説明する。
図中、11〜14は、白鍵ユニット1を構成するB鍵,G鍵,E鍵,C鍵の鍵本体部である。各鍵本体部11〜14には、その後方の上面部の裏面よりも下方に、鍵を押離鍵方向に揺動可能にする鍵支点機能部15〜18が形成され、この鍵支点機能部15〜18は、共通基端部19に結合され、これらは樹脂により一体に形成されている。
共通基端部19は、鍵の長手方向(鍵の奥行き方向)に薄く鍵の幅方向(鍵の左右方向)に沿う帯状に形成されている。この共通基端部19を、図2(b),図2(c)を参照して説明する黒鍵ユニット3の共通基端部22,白鍵ユニット2の共通基端部24とともに、取付孔19a〜19cを位置合わせしてネジ等により、図示しない鍵フレームに整列固定する。
各鍵はいずれも同様の構成であるから、以下の説明では、B鍵について説明する。
鍵支点機能部15は、縦ヒンジ部11aと左右ヒンジ部11bとを有している。
縦ヒンジ部11aは、鍵の長手方向に薄く鍵の下方向(鍵の鉛直方向)に沿う薄板片状に形成され、鍵の先端部(自由端側)11kを押離鍵方向(通常の押鍵操作による)に揺動可能にする。
縦ヒンジ部11aの下端は帯状の共通基端部19に結合され、縦ヒンジ部11aの上部の前面中央は左右ヒンジ部11bの後端に結合される。左右ヒンジ部11bと結合されていない縦ヒンジ部11aの下部が、揺動の鍵支点として機能する。
図示の例では、縦ヒンジ部11aと共通基端部19とは厚みを同じくして同一面を構成する。図示の縦ヒンジ部11aは、鍵本体部11に対し鉛直下方に延びているが、鍵の長手方向に傾斜させてもよい。
縦ヒンジ部11aは、鍵の長手方向に薄く鍵の下方向(鍵の鉛直方向)に沿う薄板片状に形成され、鍵の先端部(自由端側)11kを押離鍵方向(通常の押鍵操作による)に揺動可能にする。
縦ヒンジ部11aの下端は帯状の共通基端部19に結合され、縦ヒンジ部11aの上部の前面中央は左右ヒンジ部11bの後端に結合される。左右ヒンジ部11bと結合されていない縦ヒンジ部11aの下部が、揺動の鍵支点として機能する。
図示の例では、縦ヒンジ部11aと共通基端部19とは厚みを同じくして同一面を構成する。図示の縦ヒンジ部11aは、鍵本体部11に対し鉛直下方に延びているが、鍵の長手方向に傾斜させてもよい。
左右ヒンジ部11bは、鍵の幅方向に薄く鍵の長手方向に沿う薄板片状に形成され、鍵の先端部11kを鍵の幅方向に変位可能とする。左右ヒンジ部11bの肉厚は、縦ヒンジ部11aの肉厚よりも厚くしている。
左右ヒンジ部11bの前端は、鍵本体部11の上面部11fの裏面に潜り込み、図1(b)に示す連結部11cの後面中央に結合されている。
連結部11cは、鍵の長手方向に厚みを有し鍵の下方向に沿う板片状に形成され、その左右端は、側面部11d,11eの内側面に結合されている。詳細は、図2(c)を参照して説明する。
11g,11hはストッパ片であって、鍵本体部11の右側面部11d,左側面部11eから下方向へ延び、その先端が曲がってL字状になっている。11i,11jは、第1,第2のアクチュエータであって、上面部11fの裏面(天井面)からH字状に突出し、鍵の長手方向に沿って配置されている。
左右ヒンジ部11bの前端は、鍵本体部11の上面部11fの裏面に潜り込み、図1(b)に示す連結部11cの後面中央に結合されている。
連結部11cは、鍵の長手方向に厚みを有し鍵の下方向に沿う板片状に形成され、その左右端は、側面部11d,11eの内側面に結合されている。詳細は、図2(c)を参照して説明する。
11g,11hはストッパ片であって、鍵本体部11の右側面部11d,左側面部11eから下方向へ延び、その先端が曲がってL字状になっている。11i,11jは、第1,第2のアクチュエータであって、上面部11fの裏面(天井面)からH字状に突出し、鍵の長手方向に沿って配置されている。
図2は、本発明の実施の一形態における黒鍵ユニット3、白鍵ユニット2、白鍵ユニット1を示す説明図である。
図2(a)は黒鍵ユニット3の右側面図であるが、部分的に断面構造を示す図である。
図2(b)は白鍵ユニット2の右側面図である。
図2(c)は、白鍵ユニット1の右側面断面図であって、図2(d)に示す白鍵ユニット1の底面図(部分)におけるA−Aで指示される面に沿うものである。
最初に、図2(c)を参照して、図1を参照して説明した白鍵ユニット1の鍵支点機能部15の構造を更に詳しく説明する。
連結部11cは、上面部11fの裏面(天井面)から離されている。連結部11cを裏面にも結合したとすると、成形時に、上面部11fの表面に「ヒケ」(窪み)が生じやすくなるからである。金型を、後端部11mの側からスライドさせることにより成形できる。
図2(a)は黒鍵ユニット3の右側面図であるが、部分的に断面構造を示す図である。
図2(b)は白鍵ユニット2の右側面図である。
図2(c)は、白鍵ユニット1の右側面断面図であって、図2(d)に示す白鍵ユニット1の底面図(部分)におけるA−Aで指示される面に沿うものである。
最初に、図2(c)を参照して、図1を参照して説明した白鍵ユニット1の鍵支点機能部15の構造を更に詳しく説明する。
連結部11cは、上面部11fの裏面(天井面)から離されている。連結部11cを裏面にも結合したとすると、成形時に、上面部11fの表面に「ヒケ」(窪み)が生じやすくなるからである。金型を、後端部11mの側からスライドさせることにより成形できる。
連結部11c,左右ヒンジ部11b、縦ヒンジ部11aの上端が一致しているから、鍵支点機能部15は、鍵本体部11の上面部11fの裏面より下方向に形成されている。
従って、鍵支点機能部15の一部、すなわち、左右ヒンジ部11bの少なくとも一部は、鍵本体部11の中に入り込んでいるから、鍵の長手方向を、図6に示した従来の鍵よりも短縮できる。
共通基端部19の肉厚は、縦ヒンジ部11aと同じにしているが、これよりも厚くしてもよい。
縦ヒンジ部11a及び共通基端部19は、鍵の長手方向の厚みが薄いことから、鍵支点機能部自体も、図6に示した水平ヒンジ部を用いる従来の鍵よりも短縮されている。
従って、鍵支点機能部15の一部、すなわち、左右ヒンジ部11bの少なくとも一部は、鍵本体部11の中に入り込んでいるから、鍵の長手方向を、図6に示した従来の鍵よりも短縮できる。
共通基端部19の肉厚は、縦ヒンジ部11aと同じにしているが、これよりも厚くしてもよい。
縦ヒンジ部11a及び共通基端部19は、鍵の長手方向の厚みが薄いことから、鍵支点機能部自体も、図6に示した水平ヒンジ部を用いる従来の鍵よりも短縮されている。
図2(b)に示す白鍵ユニット2は、D,F,Aの3鍵からなるものである。縦ヒンジ部23a,左右ヒンジ部23b,連結部23cの形状及び寸法は、図2(c)に示した白鍵ユニット1の縦ヒンジ部11a,左右ヒンジ部11b,連結部11cと同じでよい。
ただし、その共通基端部24は、図2(c)に示した共通基端部19の図示右側に重ね合わせるため、共通基端部19の厚み分だけ後端部23m側にずれて配置されている。
ただし、その共通基端部24は、図2(c)に示した共通基端部19の図示右側に重ね合わせるため、共通基端部19の厚み分だけ後端部23m側にずれて配置されている。
図2(a)に示す黒鍵ユニット3において、その鍵支点機能部は、白鍵ユニット1,2とは若干異なる。鍵本体部21には、後面部21fがあるため、金型成形の制約から、連結部21cを鍵本体部21内部における後面部21f近傍に設けることが難しい。
そのため、後端部21h及び後面部21fの下端から水平に先端部21gの方向に底面部21dを形成し、この底面部21dの先端部21g側の端部から下方向に延びる連結部21cを形成する。底面部21dを設けることにより、鍵支点機能部が先端部21f寄りになるようにしている。
そのため、後端部21h及び後面部21fの下端から水平に先端部21gの方向に底面部21dを形成し、この底面部21dの先端部21g側の端部から下方向に延びる連結部21cを形成する。底面部21dを設けることにより、鍵支点機能部が先端部21f寄りになるようにしている。
連結部21cは、鍵の長手方向に厚みを有し鍵の下方向に沿う板片状に形成され、その幅は、鍵本体部21の左右側面部の内幅とほぼ等しくすればよい。連結部21cの後面中央に左右ヒンジ部21bを結合し、左右ヒンジ部21aは、縦ヒンジ部21aの上部前面の中央に結合する。
縦ヒンジ部21aの下端は、共通基端部22に結合する。左右ヒンジ部21bと結合されていない縦ヒンジ部21aの下部が、揺動の鍵支点として機能する。
共通基端部22は、鍵の長手方向に薄く鍵の幅方向に沿う帯状に形成され、その肉厚は、縦ヒンジ部21aよりも厚くしているが、同じ肉厚にしてもよい。
黒鍵の場合は、鍵支点機能部の構造が複雑になるため、より簡単な構造に変えてもよい。底面部21dを設けることなく、後端部21hの下端から直接的に下方向に連結部21cを結合してもよい。
縦ヒンジ部21aの下端は、共通基端部22に結合する。左右ヒンジ部21bと結合されていない縦ヒンジ部21aの下部が、揺動の鍵支点として機能する。
共通基端部22は、鍵の長手方向に薄く鍵の幅方向に沿う帯状に形成され、その肉厚は、縦ヒンジ部21aよりも厚くしているが、同じ肉厚にしてもよい。
黒鍵の場合は、鍵支点機能部の構造が複雑になるため、より簡単な構造に変えてもよい。底面部21dを設けることなく、後端部21hの下端から直接的に下方向に連結部21cを結合してもよい。
図3は、図2に示した鍵ユニットを合わせて鍵盤装置を組み立てた状態を示す右側面図である。
図中、図1,図2と同様な部分には同じ符号を付して説明を省略する。
31は鍵フレームであって、樹脂により一体成型されたもの、又は、樹脂と樹脂以外の材質(例えば、金属)との複合材である。31a,31dは、この鍵フレーム31を電子鍵盤楽器の下筐体に取り付けるためのねじボス部である。
31bはフレーム段差部であって、ストッパ片11g,11hの下部先端が入り込むスリットが設けられている。ストッパ片11g,11hに対し、下限ストッパ32、上限ストッパ33がある。
31cは傾斜面部であり、この上に、図示しない基板ユニットが配置され、その上に2個の鍵スイッチ、例えば、弾性を有しドーム形状のオンオフセンサが載置されている。鍵本体部11を押鍵操作すると、アクチュエータ11i,11jにより、鍵スイッチが時間差を持ってオンとなる。
図中、図1,図2と同様な部分には同じ符号を付して説明を省略する。
31は鍵フレームであって、樹脂により一体成型されたもの、又は、樹脂と樹脂以外の材質(例えば、金属)との複合材である。31a,31dは、この鍵フレーム31を電子鍵盤楽器の下筐体に取り付けるためのねじボス部である。
31bはフレーム段差部であって、ストッパ片11g,11hの下部先端が入り込むスリットが設けられている。ストッパ片11g,11hに対し、下限ストッパ32、上限ストッパ33がある。
31cは傾斜面部であり、この上に、図示しない基板ユニットが配置され、その上に2個の鍵スイッチ、例えば、弾性を有しドーム形状のオンオフセンサが載置されている。鍵本体部11を押鍵操作すると、アクチュエータ11i,11jにより、鍵スイッチが時間差を持ってオンとなる。
図2に示した共通基端部19,24,22は、図示左側からこの順に重ね合わされ、取付孔を位置合わせし、ねじ34により、フレーム後端壁31fに取付固定される。31eはネジ34用のねじボス部である。31gは共通基端部19,24,22の下端をそろえる基端受部である。
35は楽器本体パネル部であり、黒鍵の後面部21fよりも後方の鍵盤面を覆う。各鍵の後端部11m,23m,21hは、黒鍵の後面部21fのわずか後方にあるため、楽器本体パネル部35に覆われる。楽器本体パネル部35から露出している鍵盤面は、鍵外観面と呼ばれている。
35は楽器本体パネル部であり、黒鍵の後面部21fよりも後方の鍵盤面を覆う。各鍵の後端部11m,23m,21hは、黒鍵の後面部21fのわずか後方にあるため、楽器本体パネル部35に覆われる。楽器本体パネル部35から露出している鍵盤面は、鍵外観面と呼ばれている。
図示の例では、鍵本体部11のストッパ片11g(11hも同様)は、その下部先端が鍵の後方(後端部11m側)に突出し、図示の右側面図ではL字状に形成されていた。
これに代えて、ストッパ片11g,11hは、その下部先端が鍵の前方(先端部11k側)に突出するように形成されてもよい。この場合、フレーム前方段差部31hにスリットを設け、下部先端がこのスリットに入り込むように、鍵フレーム31の形状及び寸法を変更する。上限ストッパ33は、鍵を押していない時に下部先端の上部が当接することになる前方水平面部31iの裏面に配置し、下限ストッパ32は、鍵の先端部11kを最大限まで押下した時にストッパ片11g,11hの下端が当接する位置に配置する。
上述したストッパ片11g,11hの変形例と、これに関連する鍵フレーム31の形状及び寸法の変更、上限ストッパ33,下限ストッパ32の配置の変更に関しては、図2(a),(b)を参照して説明した黒鍵ユニット3,白鍵ユニット2の各鍵についても同様である。また、図4を参照して後述する第2の実施の形態における各鍵についても同様である。
これに代えて、ストッパ片11g,11hは、その下部先端が鍵の前方(先端部11k側)に突出するように形成されてもよい。この場合、フレーム前方段差部31hにスリットを設け、下部先端がこのスリットに入り込むように、鍵フレーム31の形状及び寸法を変更する。上限ストッパ33は、鍵を押していない時に下部先端の上部が当接することになる前方水平面部31iの裏面に配置し、下限ストッパ32は、鍵の先端部11kを最大限まで押下した時にストッパ片11g,11hの下端が当接する位置に配置する。
上述したストッパ片11g,11hの変形例と、これに関連する鍵フレーム31の形状及び寸法の変更、上限ストッパ33,下限ストッパ32の配置の変更に関しては、図2(a),(b)を参照して説明した黒鍵ユニット3,白鍵ユニット2の各鍵についても同様である。また、図4を参照して後述する第2の実施の形態における各鍵についても同様である。
図示のように、鍵支点機能部(縦ヒンジ部11a,23a,21a及び左右ヒンジ部11b,23b,21b)が、鍵本体部11,23,21の後方であって、上面部11f,23f,21eの裏面よりも下方に形成され、鍵支点機能部の少なくとも一部は、鍵本体部の後端部11m,23m,21h(より厳密にいうならば、上述した鍵外観面後端)よりも先端部寄りに形成され、この鍵支点機能部よりもさらに後方には、他の鍵機能部材(例えば、アクチュエータやピアノアクション機構)がないようにすれば、楽器本体パネル部35の下部に空きスペースを確保することができる。
従って、この空きスペースに、楽器本体パネル部35に取り付ける操作子やスイッチ類の取付スペース36を設けたり、メイン基板,電池ケース等の収容スペース37を設けたりすることができる。
これらの取付スペース36や収容スペース37の容積が従来製品と同じであるとすれば、電子鍵盤楽器の奥行きを短縮できることになる。
なお、鍵本体部11,23,21の揺動支点は、左右ヒンジ部11b,23b,21bと結合していない、縦ヒンジ部11a,23a,21aの下部となる。揺動支点は、いずれも、鍵本体部11,23,21の下方に位置している。従って、演奏者が先端部11k,23k,21g側を押下したとき、この先端部が演奏者側に近づくことになるため、演奏操作の違和感はない。
従って、この空きスペースに、楽器本体パネル部35に取り付ける操作子やスイッチ類の取付スペース36を設けたり、メイン基板,電池ケース等の収容スペース37を設けたりすることができる。
これらの取付スペース36や収容スペース37の容積が従来製品と同じであるとすれば、電子鍵盤楽器の奥行きを短縮できることになる。
なお、鍵本体部11,23,21の揺動支点は、左右ヒンジ部11b,23b,21bと結合していない、縦ヒンジ部11a,23a,21aの下部となる。揺動支点は、いずれも、鍵本体部11,23,21の下方に位置している。従って、演奏者が先端部11k,23k,21g側を押下したとき、この先端部が演奏者側に近づくことになるため、演奏操作の違和感はない。
図4は、本発明の他の実施の一形態における鍵ユニットを示す説明図である。
図4(a)は黒鍵ユニット3の右側面図、図4(b)は白鍵ユニット2の右側面図、図4(c)は白鍵ユニット1の右側面図であって、いずれも、後方部分については断面構造を示す。
この実施の形態は、鍵支点機能部を構成する縦ヒンジ部と左右ヒンジ部の配置を逆にしたものである。
図4(a)は黒鍵ユニット3の右側面図、図4(b)は白鍵ユニット2の右側面図、図4(c)は白鍵ユニット1の右側面図であって、いずれも、後方部分については断面構造を示す。
この実施の形態は、鍵支点機能部を構成する縦ヒンジ部と左右ヒンジ部の配置を逆にしたものである。
最初に、図4(c)を参照して白鍵ユニット1の鍵支点機能部の構造を説明する。
45は白鍵ユニット1を構成する鍵の鍵本体部である。鍵支点機能部は、鍵本体部45の後方における、上面部裏面よりも下方に形成され、この鍵支点機能部を介して共通基端部46に結合され、樹脂により一体に形成されている。共通基端部46は、鍵の長手方向に薄く鍵の幅方向に沿う帯状に形成されている。
縦ヒンジ部45bは、鍵の長手方向に薄く鍵の下方向に沿う薄板片状に形成され、鍵の先端部45eを押離鍵方向に揺動可能とする。この縦ヒンジ部45bの上端は、上面部45cの裏面(天井面)に結合されている。縦ヒンジ部45bと鍵の左右側面部の間にスリットが形成され、縦ヒンジ部45bは、鍵の左右側面部の内側面から離間している。
図示の縦ヒンジ部45bは、鍵本体部45に対し鉛直下方に延びているが、鍵の長手方向に傾斜させてもよい。
左右ヒンジ部45aは、鍵の幅方向に薄く鍵の長手方向に沿う薄板片状に形成され、鍵の先端部45eを鍵の幅方向に変位可能とする。左右ヒンジ部45aの上端は、鍵の左右側面部の下端よりも下に位置している。左右ヒンジ部45aの前端は、縦ヒンジ部45bの下部後面の中央に結合され、後端は、帯状の共通基端部46の前面上部に結合されている。
左右ヒンジ部45aと結合されていない縦ヒンジ部45bの下部が、揺動の鍵支点として機能する。
45は白鍵ユニット1を構成する鍵の鍵本体部である。鍵支点機能部は、鍵本体部45の後方における、上面部裏面よりも下方に形成され、この鍵支点機能部を介して共通基端部46に結合され、樹脂により一体に形成されている。共通基端部46は、鍵の長手方向に薄く鍵の幅方向に沿う帯状に形成されている。
縦ヒンジ部45bは、鍵の長手方向に薄く鍵の下方向に沿う薄板片状に形成され、鍵の先端部45eを押離鍵方向に揺動可能とする。この縦ヒンジ部45bの上端は、上面部45cの裏面(天井面)に結合されている。縦ヒンジ部45bと鍵の左右側面部の間にスリットが形成され、縦ヒンジ部45bは、鍵の左右側面部の内側面から離間している。
図示の縦ヒンジ部45bは、鍵本体部45に対し鉛直下方に延びているが、鍵の長手方向に傾斜させてもよい。
左右ヒンジ部45aは、鍵の幅方向に薄く鍵の長手方向に沿う薄板片状に形成され、鍵の先端部45eを鍵の幅方向に変位可能とする。左右ヒンジ部45aの上端は、鍵の左右側面部の下端よりも下に位置している。左右ヒンジ部45aの前端は、縦ヒンジ部45bの下部後面の中央に結合され、後端は、帯状の共通基端部46の前面上部に結合されている。
左右ヒンジ部45aと結合されていない縦ヒンジ部45bの下部が、揺動の鍵支点として機能する。
図4(b)に示す白鍵ユニット2における鍵本体部43の鍵支点機能部は、図4(c)に示した鍵支点機能部と同様である。左右ヒンジ部43a,縦ヒンジ部43bの形状及び寸法は、白鍵ユニット1の左右ヒンジ部45a,縦ヒンジ部45bと同じでよい。
ただし、その共通基端部44の位置は、共通基端部46の厚み分だけ鍵の後端部43d側にずれて配置されている。
ただし、その共通基端部44の位置は、共通基端部46の厚み分だけ鍵の後端部43d側にずれて配置されている。
図4(a)に示す黒鍵ユニット3において、その鍵支点機能部は、後端部41g及び後面部41eの下端から水平に鍵先端部41fの方向に底面部41cを形成し、この底面部41c先端部41f側の端部から下方向に延びる縦ヒンジ部41aを形成する。鍵の左右側面部の下端は、長手方向に傾斜し、底面部41cには存在しない。そのため、図示の縦ヒンジ部41aは、鍵の左右側面部と結合することなく、鍵本体部41に対し鉛直下方に延びている。縦ヒンジ部41aは、鍵の長手方向に傾斜させてもよい。
左右ヒンジ部41bの前端は、縦ヒンジ部41aの後面下部中央に結合されているが、後端は、帯状の共通基端部42の前面上部に結合されている。
左右ヒンジ部41bと結合されていない縦ヒンジ部41aの下部が、揺動の鍵支点として機能する。
共通基端部42は、鍵の長手方向に薄く鍵の幅方向に沿う帯状に形成されている。
なお、底面部41cを設けることなく、後端部41gの下端から直接下方向に縦ヒンジ部41aを結合してもよい。
左右ヒンジ部41bの前端は、縦ヒンジ部41aの後面下部中央に結合されているが、後端は、帯状の共通基端部42の前面上部に結合されている。
左右ヒンジ部41bと結合されていない縦ヒンジ部41aの下部が、揺動の鍵支点として機能する。
共通基端部42は、鍵の長手方向に薄く鍵の幅方向に沿う帯状に形成されている。
なお、底面部41cを設けることなく、後端部41gの下端から直接下方向に縦ヒンジ部41aを結合してもよい。
左右ヒンジ部45a,43a,41bの肉厚は、縦ヒンジ部45b,43b,41aよりも厚くしている。
各鍵ユニットの共通基端部46,44,42の肉厚は、縦ヒンジ部45b,43b,41aよりも厚くしているが、同じにしてもよい。
上述した共通基端部46、44,42は、先の実施の形態と同様に、取付孔(46a等)を位置合わせしてネジ等により、鍵フレーム31に整列固定する。
各鍵ユニットの共通基端部46,44,42の肉厚は、縦ヒンジ部45b,43b,41aよりも厚くしているが、同じにしてもよい。
上述した共通基端部46、44,42は、先の実施の形態と同様に、取付孔(46a等)を位置合わせしてネジ等により、鍵フレーム31に整列固定する。
この実施の形態においても、縦ヒンジ部45b,43b,41aの下方に左右ヒンジ部45a,43a,41bが位置するから、鍵支点機能部は、鍵本体部45,43,41の上面部45c,43c,41d裏面よりも下方に形成されている。従って、楽器本体パネル部35を高くしなくても、パネルに取り付ける部品の取付スペースが確保できる。
また、鍵支点機能部の一部は、後端部45d,43d,41gよりも先端部45e,43e,41f寄りに形成されている。従って、鍵盤装置の鍵の長手方向の寸法を従来よりも短縮したり、収容スペースを広げたりできる。
また、鍵支点機能部の一部は、後端部45d,43d,41gよりも先端部45e,43e,41f寄りに形成されている。従って、鍵盤装置の鍵の長手方向の寸法を従来よりも短縮したり、収容スペースを広げたりできる。
上述した説明では、2個のアクチュエータを備えた鍵本体部について説明した。しかし、1個のアクチュエータを備えたものでもよい。また、押鍵後の押下げ量等を検出するアフタータッチセンサを備え、アフタータッチ制御をするものでもよい。
上述した説明では、1オクターブの鍵を3分割した鍵ユニットを用いたが、1オクターブ分以上の鍵を分割してもよいし、分割数を変えてもよい。
上述した説明では、1オクターブの鍵を3分割した鍵ユニットを用いたが、1オクターブ分以上の鍵を分割してもよいし、分割数を変えてもよい。
11〜14,21,23…鍵本体部、11a,21a,23a…縦ヒンジ部、11b,21b,23b…左右ヒンジ部、11c,21c,23c…連結部、11f,21e,23f…上面部、11k,21g,23k…先端部、11m,21n,23m…後端部、15〜18…鍵支点機能部、19,22,24…共通基端部、31…鍵フレーム、35…楽器本体パネル部、41,43,45…鍵本体部、41a,43b,45b…縦ヒンジ部、41b,43a,45a…左右ヒンジ部、41d,43c,45c…上面部、41f,43e,45e…先端部、41g,43d,45d…後端部、42,44,46…共通基端部
Claims (3)
- 複数の鍵が少なくとも1つの鍵ユニットを構成し、前記鍵ユニットを構成する各鍵は、鍵本体部の後方において前記鍵を押離鍵方向に揺動可能にする鍵支点機能部を介して共通基端部に結合されることにより一体に形成され、前記共通基端部が鍵フレームに固定される電子鍵盤楽器の鍵盤装置であって、
前記鍵支点機能部は、相互に結合された縦ヒンジ部と左右ヒンジ部を有し、
前記縦ヒンジ部は、前記鍵の長手方向に薄く前記鍵の下方向に沿う薄板片状に形成されており、前記鍵の先端部を押離鍵方向に揺動可能とし、
前記左右ヒンジ部は、前記鍵の幅方向に薄く前記鍵の長手方向に沿う薄板片状に形成されており、前記鍵の先端部を前記鍵の幅方向に変位可能とし、
前記縦ヒンジ部又は前記左右ヒンジ部の一方は前記鍵本体部の後部に結合され、他方は前記共通基端部に結合されている、
ことを特徴とする電子鍵盤楽器の鍵盤装置。 - 前記鍵支点機能部は、前記鍵本体部の上面部裏面よりも下方に形成され、該鍵支点機能部の少なくとも一部は、前記鍵本体部の後端部よりも先端部寄りに形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子鍵盤楽器の鍵盤装置。 - 前記共通基端部は、前記鍵の長手方向に薄く前記鍵の幅方向に沿う帯状に形成されており、
前記左右ヒンジ部は、前記鍵本体部の上面部裏面よりも下方に離間して結合され、
前記縦ヒンジ部は、前記鍵本体部の後端部より後方において前記左右ヒンジ部と前記共通基端部とに結合されている、
ことを特徴とする請求項2に記載の電子鍵盤楽器の鍵盤装置。
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