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JP2007333829A - トナー供給ローラ、現像装置および画像形成装置 - Google Patents

トナー供給ローラ、現像装置および画像形成装置 Download PDF

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JP2007333829A JP2006163053A JP2006163053A JP2007333829A JP 2007333829 A JP2007333829 A JP 2007333829A JP 2006163053 A JP2006163053 A JP 2006163053A JP 2006163053 A JP2006163053 A JP 2006163053A JP 2007333829 A JP2007333829 A JP 2007333829A
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image forming
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Tetsuo Sano
哲夫 佐野
Yohei Nakade
洋平 中出
Ichiro Izumi
一郎 出水
Yoshikazu Aoki
義和 青木
Yusuke Okuno
裕介 奥野
Takuya Okada
拓也 岡田
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Konica Minolta Business Technologies Inc
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Abstract

【課題】トナー供給ローラの発泡層の性質を適切に設定することにより、トナーの劣化、現像剤担持体のフィルミング発生、及びかぶりや濃度不足等の画像不良などを防止する。
【解決手段】樹脂発泡体またはゴム発泡体からなる発泡層48を少なくとも外周に備えたトナー供給ローラ38において、通気性が120ml/cm/s以上で且つ200ml/cm/s以下であり、硬度が50N以上で且つ200N以下であり、平均セル密度が30個/25mm以上で且つ40個/25mm以下である発泡層48を用いる。
【選択図】図2

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリまたはこれらの機能を複合的に備えた複合機等の画像形成装置、これらの画像形成装置において静電潜像担持体の静電潜像を現像するために用いられる現像装置、および現像装置において現像剤担持体にトナーを供給するために用いられるトナー供給ローラに関する。
電子写真方式の画像形成装置に用いられる現像装置として、静電潜像担持体にトナーを付着させて現像を行う現像剤担持体と、その現像剤担持体に接触して設けられるとともに該接触部において現像剤担持体との間でトナーの供給・回収を行うトナー供給ローラを備えたものが提案されている。
トナー供給ローラとしては、例えば特許文献1に開示されているように、芯金と該芯金の外周に形成された発泡層とからなるものが提案されている。
特開2001−324865号公報
発泡層の素材としては、ウレタンフォーム等の樹脂発泡体またはゴム発泡体が用いられ、発泡層の素材の性質によっては、様々な不具合が生じることが知られている。
具体的に、通気性が低い素材からなる発泡層は、その内部に入り込んだトナーが排出されにくく、トナーの凝集が発生しやすいため、トナーの凝集に伴う目詰まりにより硬度が上昇しやすく、現像剤担持体との摩擦力が増大しやすい。したがって、通気性が低い素材からなる発泡層は、現像剤担持体との摺擦によりトナーの劣化を招きやすく、これに起因するかぶりが発生する欠点がある。
逆に、通気性が高い素材からなる発泡層は、現像剤担持体からトナーを掻き取る掻き取り性が低い。発泡層の掻き取り性が低下すると、現像剤担持体上のトナーの入れ替わりが起こりにくくなるため、トナーの劣化が進みやすくなったり、現像剤担持体の表面にトナー等が擦り付けられて皮膜を生じやすくなったりする(以下、皮膜の発生する現象を「フィルミング」という。)欠点がある。
また、硬度の小さな素材からなる発泡層は、現像剤担持体に対するトナーの押し付け力が弱いため、現像剤担持体へ供給されるトナーの量が少なくなり濃度不足が生じやすくなるとともに、掻き取り性が低いことからフィルミングが発生しやすくなる。
逆に、硬度の大きな素材からなる発泡層は、現像剤担持体との摺擦に伴う強い圧縮作用により、トナーの劣化が進行し、トナー割れや外添材の埋め込みが生じやすい欠点を有している。
さらに、平均セル密度が小さな素材からなる発泡層は、現像剤担持体との接触箇所が少ないため、掻き取り性が低くなりやすく、上記と同様、トナーの劣化やフィルミングの発生を招きやすい。
逆に、平均セル密度が大きな素材からなる発泡層は、現像剤担持体との接触箇所が多いため、トナーの劣化が生じやすい欠点を有している。
以上のように、トナー供給ローラの発泡層の素材として、適切な通気性、硬度および平均セル密度を有するものを用いなければ、上記のような様々な不具合が生じてしまう。
そこで、本発明は、トナー供給ローラの発泡層の性質を適切に設定することにより、トナーの劣化、現像剤担持体のフィルミング発生、及びかぶりや濃度不足等の画像不良などを防止することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るトナー供給ローラは、
樹脂発泡体またはゴム発泡体からなる発泡層を少なくとも外周に備えたものであって、
上記発泡層は、通気性が120ml/cm/s以上で且つ200ml/cm/s以下であり、
硬度が50N以上で且つ200N以下であり、
平均セル密度が30個/25mm以上で且つ40個/25mm以下であることを特徴とする。
本発明に係る現像装置は、上記のトナー供給ローラを備えたことを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、上記の現像装置を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、トナー供給ローラの発泡層の通気性、硬度および平均セル密度の各値が適切に設定されているため、トナーの劣化、現像剤担持体のフィルミング発生、及びかぶりや濃度不足等の画像不良などを防止することができる。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、「右」、「左」及びそれらの用語を含む別の用語)を用いるが、それらの用語の使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本発明の技術的範囲が限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置2の概略構成を示す。ただし、本発明の特徴部分を明確にすることで発明の理解を容易にするために、画像形成装置の筺体は図面から除かれている。
画像形成装置2は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又はそれらの機能を複合的に備えた複合機等の電子写真式画像形成装置である。現在、電子写真方式の画像形成装置として種々の形態のものが提案されているが、図示する画像形成装置は一つの現像装置しか備えていないモノクロ画像形成装置である。ただし、本発明は、この種の画像形成装置にのみ適用されるものではなく、他の形態の画像形成装置、例えば、所謂タンデム方式または4サイクル方式のカラー画像形成装置にも等しく適用できる。
画像形成装置2は、静電潜像担持体として円筒状の感光体4を有する。感光体の周囲には、その回転方向(図上時計回り方向)に沿って順に、帯電器6、露光装置8、現像装置10、転写ローラ12、およびクリーニング部材14が配置されている。感光体4と転写ローラ12との接触部(ニップ部)は転写領域22を形成している。
実施の形態では、クリーニング部材14として板状のブレードが使用されており、その一端側が感光体4の外周面に接触している。ただし、クリーニング部材14はブレードに限るものでなく、その他のクリーニング部材(例えば、固定ブラシ、回転ブラシ、ローラ)を使用することもできる。
搬送路26は、図示しない給紙装置から、給紙ローラ対16のニップ部20、転写領域22、および定着ローラ対18のニップ部24を通って、図示しない排紙部まで延びている。
画像形成装置2は、画像形成装置2内の雰囲気温度を検知するための温度センサ60(請求の範囲における温度検知手段に対応。)と、画像形成装置2内の湿度(相対湿度)を検知するための湿度センサ62(請求の範囲における湿度検知手段に対応。)を備えている。
また、画像形成装置2は、温度センサ60により検知された雰囲気温度と湿度センサ62により検知された湿度に応じて、後述する除電バイアスVRBの大きさを制御する制御手段64を備えている。制御手段64による除電バイアスVRBの制御については後に詳述する。
画像形成動作の一例について簡単に説明する。先ず、所定の周速度で回転駆動されている感光体4の外周面が帯電器6により帯電される。次に、帯電された感光体4の外周面に、画像情報に応じた光が露光装置8から投射され、静電潜像が形成される。続いて、静電潜像は、現像装置10から供給される現像剤のトナーにより顕在化される。このようにして感光体4上に形成されたトナー像は、感光体4の回転により転写領域22に達する。
一方、そのタイミングに合わせて、給紙装置に収容された用紙(記録媒体)が、給紙ローラ16の回転により搬送路26に送り出されて転写領域22に搬送される。そして、転写領域22において、感光体4上のトナー像が用紙に転写される。トナー像が転写された用紙は、搬送路26のさらに下流側へ搬送され、定着ローラ18によってトナー像が用紙に定着された後、排紙部に送り出される。
用紙に転写されることなく感光体4上に残留しているトナーは、感光体4とクリーニング部材14との接触部に達すると、クリーニング部材14で掻き取られ、感光体4の外周面から除去される。
次に、現像装置10の構成を詳細に説明する。
図2に示すように、現像装置10は、現像ローラ36(請求の範囲における現像剤担持体に対応。)、トナー供給ローラ38、およびこれら現像ローラ36と供給ローラ38をトナーと共に収容するハウジング32を有する。
トナーとしては、負極性に帯電する例えば一成分トナーが用いられ、必要に応じてチタン酸ストロンチウム等を含む外添剤が添加される。トナーの径は、特に限定されるものではないが、例えば6〜7μmである。なお、本発明は、正極性に帯電するトナーを用いることを妨げるものではない。
現像ローラ36と供給ローラ38は、互いに平行な図示しない回転軸を中心として回転可能に、かつ、互いに接触した状態で設けられている。現像ローラ36と供給ローラ38は、図示しない駆動源に連結されており、その駆動源の駆動に基づいて図上反時計回り方向に回転するようになっている。供給ローラ38の具体的な構成は後述する。
現像装置10はまた、スクリュウ等からなる2つの搬送部材40,42を有し、これら搬送部材40,42によって、ハウジング32内のトナーが循環されるようになっている。
ハウジング32には、トナー供給用の開口部34が形成され、この開口部34に現像ローラ36が位置している。
ハウジング32の開口部34近傍には、除電手段50が設けられている。除電手段50は、現像ローラ36に当接する導電部材52と、導電部材52を現像ローラ36へ押し当てるための押し当て部材54を有する。
導電部材52は、シート状の部材であり、その一端部がハウジング32の開口部34周縁に固定されるとともに、自由端である他端側が現像ローラ36の外周面に沿って当接して設けられている。導電部材52の素材としては、トナーよりも帯電系列上同極側に偏るとともに導電性を有するものが用いられ、具体的には例えばテフロン(商標名)等のフッ素樹脂が用いられる。
押し当て部材54は、現像ローラ36と共に導電部材52を挟持するようにしてハウジング32に保持されている。押し当て部材54の素材としては、樹脂発泡体、ゴム発泡体、フェルト等が用いられ、具体的には例えばウレタンフォームが用いられる。
現像ローラ36には、現像ローラ36に現像バイアスを印加するための電源56(現像バイアス印加手段)が接続されている。電源56により現像ローラ36に印加される現像バイアス電圧Vについては、後述の除電バイアスVRBの説明と併せて後に説明する。
導電部材52には、現像ローラ36上の極性と逆極性の除電バイアスVRBを導電部材52に印加する電源58(除電バイアス印加手段)が接続されている。電源58により導電部材52に印加される除電バイアス電圧Vについては、後述の除電バイアスVRBの説明と併せて後に説明する。
このような構成からなる現像装置10では、供給ローラ38の回転に基づいて、ハウジング32に収容されているトナー、特に供給ローラ38の周囲に存在するトナーが図上反時計回り方向に搬送され、現像ローラ36と供給ローラ38の対向する供給・回収領域66で現像ローラ36に担持される。この際、現像ローラ36に供給されるトナーは、現像ローラ36と供給ローラ38との摩擦により予備帯電される。現像ローラ36に担持されたトナーは、現像ローラ36の回転とともに、現像ローラ36の外周面に接触して配置されている規制部材44の対向部に達すると、規制部材44によって層厚が規制されるとともに、規制部材との摩擦接触により更に帯電される。このようにして所定の電荷が与えられたトナーは、現像ローラ36の回転と共に感光体4と現像ローラ36が対向する現像領域68に達する。現像領域68に達したトナーは、感光体4が担持する静電潜像(作像部分)に付着し、感光体4の外周面にトナー像を形成する。
現像領域68を通過後、現像に供されずに現像ローラ36上に残されたトナーは、現像ローラ36の回転と共に現像ローラ36と導電部材52との接触部に達すると、導電部材52により除電されて現像ローラ36から剥離されやすい状態になった後、供給・回収領域66で供給ローラ38によって回収される。
次に、供給ローラ38の構成を詳細に説明する。
供給ローラ38は、円柱状の芯金46と、該芯金46の外周に形成された発泡層48から構成されている。
芯金46の素材としては、例えば鉄、ステンレス、アルミニウム、樹脂等が用いられる。芯金46の表面には、腐食等を防止するためメッキ処理を行うようにしても良い。
発泡層48の素材としては、樹脂発泡体またはゴム発泡体が用いられ、具体的には、耐久性に優れたポリウレタン発泡体を用いることが望ましい。発泡層48の素材としてポリウレタン発泡体以外に用いられる具体例としては、エポキシ樹脂、アクリル樹脂等の熱硬化性樹脂の発泡体、ポリエチレン、ポリスチレン等の熱可塑性樹脂の発泡体が挙げられる。
図3に示すように、発泡層48は、無数の微小セルが密集した状態(互いに隣接した状態)で構成されている。各微小セルの平均有効径は、トナー径(約6〜7μm)よりも遙かに大きく、例えば約300〜1200μmである。各セルとこれに隣接するセルとの間には隔膜72又は柱74が存在しており、通常、隔膜72に形成された開口部、柱74と柱74の間に形成された開口部、または隔膜72と柱74との間に形成された開口部を通じて連通している。
発泡層48の通気性は、JIS−L1096Aの試験方法による値が120ml/cm/s以上で且つ200ml/cm/s以下であることが好ましく、特に140ml/cm/s以上で且つ180ml/cm/s以下であることが望ましい。
発泡層48の通気性を120ml/cm/s以上とすることで、トナーが排出され易くなり、発泡層48内部でトナーが停滞し難くできる。また、発泡層48の通気性を200ml/cm/s以下とすることで、現像ローラ36上のトナーを掻き取る掻き取り性の低下を防ぎ、掻き取り性の低下に起因するトナーの劣化や現像ローラ36のフィルミングの発生などを防止できる。
発泡層48の通気性は種々の方法により調整可能であるが、例えば、発泡後の発泡体に可燃性ガスを導入し、発泡体のセルを囲む隔膜を燃焼により除去することで、通気性を高めることができる。
発泡層48の硬度は、JIS−K6400の試験方法による値が50N以上で且つ200N以下であることが好ましく、50N以上で且つ100N以下であることが望ましい。
発泡層48の硬度を50N以上とすることで、発泡層48が現像ローラ36へ所定の強さ以上の力で押し込まれるため、掻き取り性の低下を防ぐことができる。また、発泡層48の硬度を200N以下とすることで、発泡層48が必要以上に強い力で現像ローラ36に押し込まれることを防ぎ、トナー割れや外添剤の埋め込み等のトナー劣化を防止できる。
発泡層48の硬度は種々の方法により調整可能であるが、例えば、発泡層48の素材の選定や、発泡剤の添加量の増減等により調整することができる。
発泡層48の平均セル密度は、30個/25mm以上で且つ40個/25mm以下とすることが好ましい。
発泡層48の平均セル密度を30個/25mm以上とすることで、発泡層48を現像ローラ36に所定以上の箇所で接触させることができ、掻き取り性の低下を防止できる。また、発泡層48の平均セル密度を40個/25mm以下とすることで、発泡層48が現像ローラ36に必要以上の箇所で接触することを回避して、トナーの劣化が進むことを防止できる。
発泡層48の平均セル密度は種々の方法により調整可能であるが、例えば、発泡剤の添加量の増減等により調整することができる。
発泡層48には、必要に応じて導電性付与物質を含有させるようにしても良い。導電性付与物質としては、導電性カーボン、酸化錫、酸化亜鉛等の電子導電性物質、または過塩素酸ナトリウム、過塩素酸リチウム、各種四級アンモニウム塩等のイオン導電性物質などがある。
発泡層48に導電性を付与する方法としては、例えば、導電性付与物質を含む液中に発泡体を含浸させる方法、または発泡体の原料に導電性付与物質を混合させた状態で発泡させる方法が用いられる。
導電性付与物質を含む液中に発泡体を含浸させることで発泡層48に導電性を付与する方法の具体例を説明する。先ず、ポリウレタン樹脂、アクリル樹脂、NBR、CR、ポリエステル樹脂等の固形の樹脂を水中に安定分散させてなるラテックス中、またはポリウレタンやシリコーン等の液状の樹脂中に、上記の導電性付与物質に相当する電子伝導性フィラー(例えば、カーボンブラックやグラファイト等の炭素粉、ニッケル、銅、銀等の金属粉、若しくは導電性金属酸化物)を分散させて液状の原料を得る。該液状原料にポリウレタンフォーム等の発泡体を含浸させ、乾燥させたり架橋したりすることによって、電子伝導性フィラーを発泡体に容易に分散させることができる。
続いて、除電バイアスVRBの制御について詳述する。
除電バイアスVRBは、現像ローラ36と除電手段50の導電部材52との接触部を通る現像ローラ36上のトナーを除電するために、導電部材52に印加されるバイアスである。
具体的に、除電バイアスVRBは、電源58により導電部材52に印加される除電バイアス電圧Vと、電源56により現像ローラ36に印加される現像バイアス電圧Vとの差(V−V)であり、トナーの極性と逆極性となるように設定される。すなわち、トナーが負極性である場合、除電バイアスVRBは正極性となるように設定される。これにより、現像ローラ36上のトナーは、導電部材52に接触することで帯電量が低下し、現像ローラ36から剥離し易くなる。
図4と図5に示すように、例えば現像バイアス電圧Vは、電圧が例えば−320Vの直流電圧VDCと、周波数がfで電圧が例えば700Vと−700Vの間で変動する交流電圧VACとを重畳した電圧であって、−1020V(最小電圧値VD(L))と380V(最大電圧値VD(H))の間で変動するようになっている。
現像バイアス電圧Vは、最小電圧値VD(L)の維持時間がT、最大電圧値VD(H)の維持時間がT、周期がT(1/f)となっている。duty(T/T)は、例えば50%とされている。
実施形態では、感光体4を露光する方式として、感光体4上の潜像画像部に光を照射する方式が採用されている。したがって、潜像非画像部の電位Vに比べて潜像画像部の電位Vが減衰している。具体的に、潜像画像部の電位Vが例えば−20Vであり、潜像非画像部の電位Vが例えば−450Vである。
現像バイアス電圧Vが最小電圧値VD(L)であるとき、現像ローラ36と感光体4との間に供給電界が形成され、現像バイアス電圧Vが最大電圧値VD(H)であるとき、現像ローラ36と感光体4との間に回収電界が形成される。供給電界と回収電界は、感光体4の潜像画像部と潜像非画像部のいずれにおいても形成されるが、潜像画像部では供給電界が回収電界よりも強く、潜像非画像部では回収電界が供給電界よりも強いため、現像ローラ36上のトナーは潜像画像部にのみ移動する。
除電バイアスVRBの大きさは、画像形成装置2の温湿環境に応じて制御される。
画像形成装置2の温湿環境が高温度・高湿度環境(以下、「HH環境」という。)であるとき、図4に示すように、除電バイアス電圧Vは、現像バイアス電圧Vと同じ電圧となるように設定され、導電部材52に除電バイアスVRBは印加されない。これは、HH環境においては、トナーが比較的多量の水分を含み、帯電量が比較的低いため、除電バイアスVRBを印加しなくてもトナーの剥離性を確保できるからである。
画像形成装置2の温湿環境が中温度・中湿度環境(以下、「NN環境」という。)であるとき、図5に示すように、導電部材52に除電バイアスVRBが印加される。NN環境における除電バイアスVRBは、現像バイアス電圧Vの変動に同期して現像バイアス電圧Vが最小電圧値VD(L)のときに印加される。NN環境における除電バイアスVRBは、NN環境におけるトナーの剥離性を適度に向上させる大きさに設定され、具体的には例えば50Vに設定される。
画像形成装置2の温湿環境が低温度・低湿度環境(以下、「LL環境」という。)であるとき、除電バイアスVRBは、NN環境と同様、現像バイアス電圧Vの変動に同期して現像バイアス電圧Vが最小電圧値VD(L)のときに印加される。LL環境における除電バイアスVRBは、LL環境におけるトナーの剥離性を適度に向上させる大きさに設定され、具体的には例えば100Vに設定される。
なお、NN環境及びLL環境において、除電バイアスVRBの大きさは、必ずしも上記の値に限定されないが、実効値で5V以上300V未満とすることが好ましい。
また、図5において、除電バイアスVRBは、現像バイアス電圧Vが最小電圧値VD(L)のときに印加されているが、図6に示すように、現像バイアス電圧Vが最大電圧値VD(H)のときに印加するようにしても良い。
さらに、図5と図6では、除電バイアスVRBが、現像バイアス電圧Vが最小電圧値VD(L)または最大電圧値VD(H)のいずれか一方のときに印加されているが、図7に示すように、現像バイアス電圧Vが最小電圧値VD(L)のときと最大電圧値VD(H)のときの両方に印加するようにしても良い。
続いて、除電バイアスVRBの大きさを画像形成装置2の温湿環境に応じて制御するための処理の流れを、図8に示すフローを参照しながら説明する。
図8に示すフローは、定期的に実行される処理、または画像形成動作の直前若しくは直後に行われる処理の流れの一例を示している。
除電バイアスVRBの大きさを制御するための処理が開始されると、まずステップ100において、温度センサ60により画像形成装置2内の雰囲気温度が測定される。
次に、ステップ110において、湿度センサ62により画像形成装置2内の湿度が測定される。ただし、ステップ110の処理はステップ100の処理の前に行っても良い。
ステップ120では、ステップ100とステップ110で測定された雰囲気温度と湿度の情報に基づいて、制御手段64により、画像形成装置2内の温湿環境がHH環境、NN環境またはLL環境のいずれに該当するかが確認される。
続くステップ130において、制御手段64により、除電バイアス電圧Vが、ステップ120で確認された温湿環境に対応して予め設定された電圧となるように制御される。現像バイアス電圧Vは一定であるため、除電バイアス電圧Vを制御することにより、画像形成装置の温湿環境に応じた所定の除電バイアスVRBが得られ、除電バイアスVRBの大きさを制御するための処理が終了する。
(試験1)
供給ローラの発泡層のサンプルとして、素材の性質が異なる16種類のサンプル(実施例1〜実施例4、比較例1〜比較例12)を用意し、それぞれのサンプルの性能を評価する試験を行った。サンプルは、いずれもポリウレタンフォーム製のものを用いた。
各サンプルについて、通気性、硬度および平均セル密度をそれぞれ測定した。測定結果は、図9に示す通りである。
通気性は、JIS−L1096Aの測定方法に基づき、フラジール型試験機を使用し、差圧125Pa時の通気度を測定した。
硬度は、JIS−K6400の測定方法に基づき、大きさが50×390×390mmである試料を用い、4.9N荷重時を元厚として、直径200mmの円板にて試料を元厚の75%圧縮した後に円板を戻し、再び試料を元厚の25%圧縮して、静止後20秒後の力を測定した。
平均セル密度は、サンプルを拡大鏡で観察し、長さ25mm中に並んだセルの個数を読み取った。3箇所の計測を行い、それらの平均値を算出した。
各サンプルの性能評価は、トナー割れ、トナーへの外添剤の埋め込み、目詰まり、掻き取り性、および供給安定性の各項目について行った。
性能評価試験に際して、各サンプルを発泡層とするトナー供給ローラを製造した。
各サンプルを発泡層とするトナー供給ローラの製造方法を説明する。先ず、サンプルを40×40×300mmの直方体にカットし、芯金を差し込むため直径6mmの穴を空けておく。次に、予めホットメルト接着剤をロールコータにて塗布した直径8mmの鉄製芯金をサンプルの穴に通した後、電磁誘導加熱機にて芯金を加熱して接着剤を溶融し、サンプルと芯金を接着する。続いて、芯金の冷却により接着が完了した後、サンプルを外径が14.8mmとなるように切削加工した。
なお、実施例2のサンプルについては、上記のようにサンプルと芯金を接着する工程の前に、ポリウレタンフォームに導電性カーボンを添加する作業を行った。導電性カーボンの添加は、サンプルを、樹脂と導電性カーボンの分散液に含浸させ、2本の金属ローラで圧縮した後に乾燥させることで行った。
トナー割れ、及びトナーへの外添剤の埋め込みの評価は、次の方法で行った。
現像装置としてMagicolor7300(コニカミノルタ製)を用いるとともに、該現像装置を駆動するための外部駆動機を作成した。外部駆動機の設定は、現像ローラの回転数が140rpm、供給ローラの回転数が155rpmとなるように調整しておく。現像ローラと供給ローラとの間には電位バイアスを印加せずに同電位の状態にしておく。さらに、現像装置を分解して、供給ローラを上記のようにサンプルを用いて製造したものと交換した後、現像装置を組み立て直すとともに、ホッパー部に50gのトナーを入れた。トナーとしては、Magicolor7300用マゼンタトナーを使用した。そして、現像ローラと供給ローラを連続4時間駆動させた後、現像装置を分解して内部のトナーを取り出した。
取り出したトナーを走査型電子顕微鏡(SEM)により観察し、トナー割れ、及びトナーへの外添剤の埋め込みの発生状況を確認した。トナー割れの評価は、観察した500個のトナー粒子のうち割れたトナー粒子の個数をカウントし、割れたトナー粒子が2個以下の場合を○とし、3個以上の場合を×とした。トナーへの外添剤の埋め込みの評価は、トナー表面に付着している外添剤の粒子数が、初期状態と比較して半分以上である場合を○とし、半分未満である場合を×とした。
目詰まりの評価は次の方法で行った。
先ず、20×20×20mmの直方体に切り取ったサンプルの重量Aを測定する。次に、該サンプルと120gのトナーを500mlのポリビンに入れ、30分撹拌した後、サンプルの重量Bを測定する。続いて、該サンプルのみを500mlのポリビンに入れ、15分撹拌した後、サンプルの重量Cを測定する。
重量A〜重量Cを測定した後、下記の式により、サンプル中のトナー残存量(%)を求めた。目詰まりの評価は、トナー残存量が35%以下のものを○、35%より大きく40%以下のものを△、40%を超えるものを×とした。
Figure 2007333829
掻き取り性の評価は次の方法で行った。
現像装置としてMagicolor7300(コニカミノルタ製)を用いるとともに、該現像装置を駆動するための外部駆動機を作成した。外部駆動機の設定は、現像ローラの回転数が140rpm、供給ローラの回転数が155rpmとなるように調整しておく。現像ローラと供給ローラとの間には電位バイアスを印加せずに同電位の状態にしておく。さらに、現像装置を分解して、供給ローラを上記のようにサンプルを用いて製造したものと交換した後、現像装置を組み立て直す。この際、現像ローラ上のトナーをエアーやウエス等により取り除いておく。また、ホッパー部に50gのトナーを入れておく。トナーとしては、Magicolor7300用マゼンタトナーを使用した。
先ず、現像ローラと供給ローラを回転させるためのスイッチをオンにして、直ちにオフにする。これにより停止した現像ローラ上のトナー(以下、「1回転目のトナー」という。)を採取する。次に、上記スイッチを再びオンにして30秒後にオフにする。これにより停止した現像ローラ上のトナー(以下、「30秒後のトナー」という。)を採取する。
採取した1回転目のトナーと30秒後のトナーのそれぞれについて、FPIA−2100(シスメックス株式会社製)で体積粒度分布を測定する。粒度分布とは、どのような粒径の粒子がどのような割合(全体を100%とする相対粒子量)で含まれているかを示す指標である。また、体積粒度分布とは、粒子量の基準として体積を用いた粒度分布である。
1回転目のトナーの粒度分布、および30秒後のトナーの粒度分布をそれぞれ累積分布に置き換える。累積分布とは、特定の粒径以上の粒子量が全体の何%であるかを表したものである。
粒径水準を10個作成し、小さいものから順に第1番目〜第10番目とする。第1番目の粒径水準において、1回転目の粒度分布値をX、30秒後の粒度分布値をYとし、第n番目の粒径水準において、1回転目の粒度分布値をXn、30秒後の粒度分布値をYnとした。これにより得られる点Pn(Xn、Yn)、すなわちP〜P10について、標準SN比を求めるための公知の計算式を用いて、標準SN比を計算した。
標準SN比は、信号(S:シグナル)と誤差(N:ノイズ)の比をデシベル値で表したものであり、標準SN比の値が大きいほど誤差が小さいことを示す。すなわち、上記のように求めた標準SN比の値が大きいほど、1回転目の粒度分布と30秒後の粒度分布の変化が小さいこととなる。
供給ローラの掻き取り性が悪いと、現像ローラ上のトナーの入れ替わりが起こりにくく、特にトナーの小径粒子が現像ローラ上に付着したまま残りやすくなる。したがって、トナー全体に占める小径粒子の割合が増加するため、1回転目と30秒後の粒度分布が大きく変化し、SN比の値が小さくなる。逆に、供給ローラの掻き取り性が良好である場合、1回転目と30秒後の粒度分布の変化が小さく、SN比の値が大きくなる。
このような観点から、掻き取り性の評価は、標準SN比の値が27db以上のものを○、25db以上27db未満のものを△、25db未満のものを×とした。
供給安定性の評価は次の方法で行った。
現像装置としてMagicolor7300(コニカミノルタ製)を用いた。現像装置を分解して、供給ローラを上記のようにサンプルを用いて製造したものと交換した後、現像装置を組み立て直すとともに、ホッパー部に50gのトナーを入れた。トナーとしては、Magicolor7300用マゼンタトナーを使用した。
その後、現像装置を画像形成装置にセットして印字を行い、印字した用紙を目視することで、かすれや画像欠損の有無を確認した。
図9に示す試験結果より、次のことを確認することができた。
通気性が120ml/cm/s未満の比較例1、比較例3、比較例7、比較例9のサンプルは、目詰まりが生じやすいことが分かった。他方、通気性が200ml/cm/sを超える比較例4、比較例11のサンプルは、供給安定性が悪かった。
硬度が50N未満である比較例2、比較例10のサンプルは、供給安定性が悪かった。他方、硬度が200Nを超える比較例3、比較例9、比較例12のサンプルは、トナー割れが生じた。
平均セル密度が30個/25mm未満の比較例4、比較例5、比較例10のサンプルは、掻き取り性が悪かった。他方、平均セル密度が40個/25mmを超える比較例1、比較例3、比較例6、比較例8のサンプルでは、トナーへの外添剤の埋め込みが生じ、平均セル密度が特に大きな比較例3、比較例6のサンプルではトナー割れも生じた。
以上より、供給ローラの発泡層は、通気性が120ml/cm/s以上で且つ200ml/cm/s以下、硬度が50N以上で且つ200N以下、平均セル密度を30個/25mm以上で且つ40個/25mm以下であることが好ましく、それらの条件を全て満たす実施例1〜実施例4のサンプルは、いずれの項目においても良好な性能を示すことが分かった。
(試験2)
トナー供給ローラの発泡層の掻き取り性を、HH環境、NN環境およびLL環境において除電バイアスを印加しない場合、NN環境において50Vの除電バイアスを印加した場合、並びにLL環境において100Vの除電バイアスを印加した場合について評価した。
発泡層としては、試験1における実施例2のサンプルを用いた。各温湿環境の具体的な雰囲気温度及び湿度は、HH環境が雰囲気温度30℃、湿度85%、NN環境が雰囲気温度23℃、湿度65%、LL環境が雰囲気温度10℃、湿度15%として測定を行った。除電バイアスは、図5に示すように、現像バイアス電圧の変動に同期して現像バイアス電圧が最小電圧値のときに印加した。
掻き取り性の評価は、試験1と同様に標準SN比を求め、標準SN比が29db以上のものを◎、27db以上29db未満のものを○、25db以上27db未満のものを△、25db未満のものを×とした。
図10に試験2の試験結果を示す。図10に示すように、HH環境における発泡層の掻き取り性は、除電バイアスを印加しなくても非常に良好であった。
NN環境における発泡層の掻き取り性は、除電バイアスを印加しなくても良好であるが、現像バイアス電圧が最小電圧値のときに50Vの除電バイアスを印加することで一層良好となった。
LL環境における発泡層の掻き取り性は、除電バイアスを印加しない状態ではやや悪かったが、現像バイアス電圧が最小電圧値のときに100Vの除電バイアスを印加することで非常に良好となった。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る現像装置を示す断面図である。 発泡層のセル構造を示す図である。 除電バイアスを印加しない場合における除電バイアス電圧Vを示すグラフである。 現像バイアス電圧Vが最小電圧値VD(L)のときに除電バイアスを印加する場合における除電バイアス電圧Vを示すグラフである。 現像バイアス電圧Vが最大電圧値VD(H)のときに除電バイアスを印加する場合における除電バイアス電圧Vを示すグラフである。 現像バイアス電圧Vが最小電圧値VD(L)のとき及び最大電圧値VD(H)のときにに除電バイアスを印加する場合における除電バイアス電圧Vを示すグラフである。 除電バイアスの大きさを制御する処理のフロー図である。 試験1の試験結果を示す表である。 試験2の試験結果を示す表である。
符号の説明
2 画像形成装置、
10 現像装置、
36 現像剤担持体(現像ローラ)、
38 トナー供給ローラ、
48 発泡層、
50 除電手段、
58 除電バイアス印加手段、
60 温度検知手段、
62 湿度検知手段、
64 制御手段。

Claims (5)

  1. 樹脂発泡体またはゴム発泡体からなる発泡層を少なくとも外周に備えたトナー供給ローラであって、
    上記発泡層は、通気性が120ml/cm/s以上で且つ200ml/cm/s以下であり、
    硬度が50N以上で且つ200N以下であり、
    平均セル密度が30個/25mm以上で且つ40個/25mm以下であることを特徴とするトナー供給ローラ。
  2. 請求項1に記載のトナー供給ローラを備えたことを特徴とする現像装置。
  3. 請求項2に記載の現像装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 上記トナー供給ローラより供給されたトナーを担持する現像剤担持体と、
    上記現像剤担持体の外周面に当接して上記トナーを除電する除電手段と、
    上記トナーの極性と逆極性の除電バイアスを上記除電手段に印加する除電バイアス印加手段を備えたことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 画像形成装置内の雰囲気温度を検知する温度検知手段と、
    画像形成装置内の湿度を検知する湿度検知手段と、
    上記温度検知手段によって検知された雰囲気温度および上記湿度検知手段によって検知された湿度に応じて上記除電バイアスの大きさを制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
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