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JP2007331445A - 車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】スライド機構を備えながらシートクッション内のエアバッグを狙い通りに展開させることができる車両用シートを得る。
【解決手段】エアバッグ装置40がワイヤフレーム32における横フレーム34の上側に取り付けられている。エアバッグ本体40Cの膨張時には、エアバッグ本体40Cの膨張反力が、アッパーレール28に固定されたロッド46によって支持され、その荷重は、アッパーレール28及びロアレールを介して車体フロア20によって支持される。これにより、ワイヤフレーム32の変形が抑えられるので、エアバッグ本体40Cを殆ど下方へ膨張させずに適正に展開させることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、シートクッション内にエアバッグを備えた車両用シートに関する。
車両用シートにおいては、衝突時における乗員の大腿部等の慣性移動を制限するために、シートクッション内にエアバッグを配設している場合がある(例えば、特許文献1参照)。このようなシートクッションでは、エアバッグの展開が妨げられないように、サイドフレームに掛け渡された支持パネルの上側にエアバッグを固定した状態としている。
しかし、この従来の車両用シートでは、エアバッグ展開時の荷重によってサイドフレーム等が大きく変形してしまうことがあると、エアバッグが狙い通りに展開しないことも考えられるため、サイドフレーム等の剛性を高めなければならない。
また、車両用シートがスライドシートであってシートクッションとスライド機構とが別体構造の場合、エアバッグを剛性のあるスライド機構側に取り付けるとシートクッションのワイヤフレームがエアバッグ展開の妨げとなってしまうので、上記のような別体構造では、シートクッション内にエアバッグを配設できなかった。
特開2005−104211公報
本発明は、上記事実を考慮して、スライド機構を備えながらシートクッション内のエアバッグを狙い通りに展開させることができる車両用シートを提供することを課題とする。
請求項1に記載する本発明の車両用シートは、車体に固定され、シート下部の両サイドに車両前後方向に延在する左右一対のロアレールと、前記ロアレールに車両前後方向へスライド可能に支持された左右一対のアッパーレールと、前記アッパーレール側に固定されたシートクッションフレームと、前記シートクッションフレームにおけるシート高さ方向の上側に取り付けられ、車両の衝突時に膨張してシート高さ方向の上方側へ向けて展開するエアバッグを備えたエアバッグ装置と、前記アッパーレールに両側が固定され、前記エアバッグの膨張時に前記エアバッグの膨張反力を支持可能な支持部材と、を有することを特徴とする。
請求項1に記載する本発明の車両用シートによれば、エアバッグがシートクッションフレームにおけるシート高さ方向の上側に取り付けられているので、エアバッグの展開がシートクッションフレームによって妨げられることはなく、車両の衝突時には、エアバッグが膨張してシート高さ方向の上方側へ向けて展開する。ここで、支持部材は、アッパーレールに両側が固定されているので、エアバッグの膨張時には、エアバッグの膨張反力が支持部材によって支持され、その荷重は、アッパーレール及びロアレールを介して車体によって支持される。このように、膨張反力の支持を車体へ分担させることによって、シートクッションフレームの変形が抑えられるので、エアバッグを殆ど下方へ膨張させずに適正に展開させることができる。
請求項2に記載する本発明の車両用シートは、請求項1記載の構成において、前記エアバッグ装置には、膨張時における前記エアバッグの膨張反力を前記支持部材に支持させる荷重伝達部材が取り付けられることを特徴とする。
請求項2に記載する本発明の車両用シートによれば、エアバッグ装置には、膨張時におけるエアバッグの膨張反力を支持部材に支持させる荷重伝達部材が取り付けられるので、エアバッグの膨張時には、エアバッグの膨張反力が確実に支持部材に支持される。これによって、シートクッションフレームの変形が確実に抑えられるので、エアバッグを殆ど下方へ膨張させずに適正に展開させることができる。
請求項3に記載する本発明の車両用シートは、請求項2記載の構成において、前記支持部材がロッドとされると共に、前記荷重伝達部材が前記エアバッグ装置におけるシート高さ方向の下側に取り付けられたガイドとされ、前記エアバッグの膨張前では、前記ロッドが前記ガイドに対して隙間をもって配置され、前記エアバッグの膨張時には、前記ロッドと前記ガイドとが係合することを特徴とする。
請求項3に記載する本発明の車両用シートによれば、エアバッグの膨張前では、ロッドがガイドに対して隙間をもって配置されるので、乗員の体重でエアバッグが下方へ押されてもロッドがガイドに当接することがない。また、エアバッグの膨張時には、ロッドとガイドとが係合するので、ロッドがエアバッグの膨張反力を確実に受け止める。これによって、シートクッションフレームの変形が確実に抑えられるので、エアバッグを殆ど下方へ膨張させずに適正に展開させることができる。
以上説明したように、本発明に係る請求項1に記載の車両用シートによれば、スライド機構を備えながらシートクッション内のエアバッグを狙い通りに展開させることができるという優れた効果を有する。
請求項2に記載の車両用シートによれば、エアバッグの膨張時にエアバッグの膨張反力が確実に支持部材に支持されることで、シートクッションフレームの変形が確実に抑えられ、エアバッグを狙い通りに展開させることができるという優れた効果を有する。
請求項3に記載の車両用シートによれば、通常使用時には、ロッドとガイドとが隙間をもって配置されている為、乗員の体重でエアバッグが下方へ押されてもロッドがガイドに当接することがなく、乗り心地が良い。また、エアバッグ膨張時には、ロッドがガイドに係合することで、エアバッグを狙い通り展開させることができる。すなわち、エアバッグの膨張時にエアバッグの膨張反力が確実にロッドに支持されることで、シートクッションフレームの変形が確実に抑えられ、エアバッグを狙い通りに展開させることができるという優れた効果を有する。
(実施形態の構成)
本発明における車両用シートの実施形態を図面に基づき説明する。なお、図中の矢印UPは車両の上方向、矢印FRは車両の前方向をそれぞれ示す。
図1に示されるように、車両室内10には、乗員Pが着座する車両用シート14が配設されており、この車両用シート14に乗員Pを拘束するためのシートベルト装置12が設けられている。
車両用シート14は、乗員Pの臀部及び大腿部を支持するシートクッション16と、このシートクッション16の後端側に傾倒可能に支持されて乗員Pの背面を支持するシートバック18と、シートバック18の上端部に上下調節可能に設けられて乗員Pの頭部を支持するヘッドレスト19と、を含んで構成されている。シートクッション16は、上面部が乗員Pの着座部とされており、本実施形態では、シートクッション16(R/C Assy)と別体構造とされて車両用シート14の一部を構成するスライド機構部22によってシートクッション16が車両前後方向にスライド移動可能とされている。
また、シートベルト装置12は、本実施形態では3点式とされており、乗員拘束用のウエビング12Aと、ウエビング12Aの一端部を巻取軸に層状に巻き取るウエビング巻取装置12Bと、ウエビング12Aの他端部が係止されるアンカプレート12Cと、ウエビング12Aの中間部が挿通可能に支持されて折り返されるショルダアンカ12Dと、ウエビング12Aの中間部に移動可能に挿通支持されたタングプレート(図示省略)と、シートクッション16の側部に立設されたバックル装置(図示省略)とによって構成されている。
図2及び図4に示されるように、車体としての車体フロア20には、スライド機構部22の一部を構成する左右一対のロアレール24(図4参照)がブラケット26を介して固定されてシート下部の両サイドに車両前後方向に延在している。ロアレール24には、スライド機構部22の一部を構成する左右一対のアッパーレール28が車両前後方向へスライド可能に支持されている。ここで、ロアレール24及びアッパーレール28は、高剛性の部材とされている。アッパーレール28には、シート後方側に略コ字状のアジャスタ30(図2参照)が溶接されて左右一対のアッパーレール28を連結している。
図2に示されるように、シートクッション16の内方には、略方形枠状のシートクッションフレームとしてのワイヤフレーム32が配設されている。ワイヤフレーム32は、アッパーレール28に両側が固定されており、シートクッション16の前部においてシート幅方向(矢印14W方向)に延在する2本の横フレーム34を備えている。一方の横フレーム34の両端寄りには、下方に延在する略U字状のフック部34Aが係止用として形成されており、このフック部34Aは、略筒状の樹脂クリップ35内に差し込まれ、樹脂クリップ35と共に、アッパーレール28から張り出した張出プレート29の係止孔(図示省略)に差し込まれて係止(固定)されている。横フレーム34は、シート幅方向(矢印14W方向)の中間部となる長手方向中間部34Bが長手方向両側部34Cに対してシート高さ方向(矢印14H方向)の下方側へ一段下がる段差形状に形成されており、横フレーム34における長手方向中間部34Bに詳細後述するエアバッグ装置40が取り付けられるようになっている(長手方向両側部34Cと長手方向中間部34Bとの高低差は、収容状態のエアバッグ装置40の厚みとはほぼ等しい。)。
また、ワイヤフレーム32は、横フレーム34の車両前後方向における後方側にシート幅方向(矢印14W方向)に延在する補強フレーム33を備えていると共に、シート幅方向(矢印14W方向)の略中央に配設されて車両前後方向に延在する中央フレーム36を備えている。中央フレーム36の車両後方側の端部は、J字状に折り返されたフック部36Aとされており、フック部36Aは、アジャスタ30のシート高さ方向(矢印14H方向)の上方へ立ち上がった立上プレート31の係止孔31Aに差し込まれて係止(固定)されている。立上プレート31は、アジャスタ30におけるシート幅方向(矢印14W方向)の略中間部に配設されている。
シートクッション16の前部における断面図である図4に示されるように、ワイヤフレーム32のシート高さ方向(矢印14H方向)の上方には、シートクッションパッド38が配設されている。シートクッションパッド38は、ウレタン等の樹脂を用いて所定の硬度に設定されてシートクッション16の形状を作り出すと共に弾性変形可能とされている。シートクッションパッド38の表面は、表皮材39によって覆われている。
図2に示されるように、横フレーム34の長手方向中間部34Bには、シート高さ方向(矢印14H方向)の上側に三角板状の取付用プレート42を介してエアバッグ装置40のエアバッグケース40Aが取り付けられている。すなわち、図3及び図4に示されるように、エアバッグケース40Aには、下方へ突出したボルト40Bが埋め込まれており、このボルト40Bが取付用プレート42の貫通孔42A(図3参照)に挿通されて取付用プレート42の下方側からナット41が螺合されている。これによって、エアバッグ装置40は、図2に示されるように、シート幅方向(矢印14W方向)の中間部に配置されている。
図4に示されるように、エアバッグケース40A内には、エアバッグ装置40のエアバッグ本体40Cが折り畳み状態で収容されている。エアバッグ本体40Cには、エアバッグケース40A内に収容されたインフレータ43が接続されている。インフレータ43は、図示しない制御装置に接続されており、制御装置の制御によって作動することによりガスを発生するようになっている。これによって、エアバッグ本体40Cは、車両の衝突時に膨張してシート高さ方向(矢印14H方向)の上方側へ向けて展開するようになっている。
図2に示されるように、エアバッグ装置40におけるエアバッグケース40Aには、シート高さ方向(矢印14H方向)の下側となる下面に荷重伝達部材としてのガイド44が取り付けられている。ガイド44は、断面形状がL字状に形成されており、屈曲して下向きに垂下される垂下部44Aを備え、エアバッグケース40Aの下面前部及び下面後部にそれぞれ固定されている。
2個のガイド44の下方に対応する位置には、支持部材としてのロッド46がそれぞれ設けられている。ロッド46は、シート幅方向(矢印14W方向)に延在してアッパーレール28に両側が固定され、エアバッグ装置40の略下方に中間部46Aが配置されており、エアバッグ装置40におけるエアバッグ本体40Cの膨張前では、ガイド44に対して隙間をもって配置されている。ロッド46は、横フレーム34に比べて剛性が高く、シート幅方向(矢印14W方向)の中央領域となる中間部46Aがシート幅方向の両側に対してシート高さ方向(矢印14H方向)の上方側へ一段上がる段差形状に形成されている。なお、横フレーム34は、ロッド46よりも撓み易く、本実施形態では、図2に示されるように、横フレーム34の径がロッド46の径よりも小さく(横フレーム34がロッド46よりも細く)設定されているが、例えば、横フレーム34の径がロッド46の径と同じであって横フレーム34に弱い(撓み易い)材質が適用されてもよい。
図5に示されるように、ロッド46は、エアバッグ装置40におけるエアバッグ本体40Cの膨張時にエアバッグ本体40Cの膨張反力を支持可能となっている。ここで、ガイド44は、L字状とされて垂下部44Aを備えることで、エアバッグ本体40Cの膨張時にロッド46と係合して外れないようになっており(ロッド46からの外れ防止用)、これにより、膨張時におけるエアバッグ本体40Cの膨張反力をロッド46に支持させて荷重を伝達するようになっている。
(実施形態の作用・効果)
次に、上記実施形態の作用並びに効果を説明する。
図4に示される車両用シート14では、通常使用時には、ロッド46とガイド44とが隙間をもって配置されている為、乗員Pの体重でエアバッグ本体40C(エアバッグ装置40)が下方へ押されてもロッド46がガイド44に当接することがなく、乗り心地が良い。車両の衝突時(例えば、前面衝突時)に、図示しない制御装置の制御によってインフレータ43が作動されてガスを発生することで、エアバッグ装置40におけるエアバッグ本体40Cへガスが供給される。これにより、図5に示されるように、エアバッグ本体40Cが膨張してシート高さ方向(矢印14H方向)の上方側へ向けて展開する。
ここで、エアバッグ本体40Cを備えたエアバッグ装置40がワイヤフレーム32における横フレーム34のシート高さ方向(矢印14H方向)の上側に取り付けられているので、エアバッグ本体40Cの展開が横フレーム34(ワイヤフレーム32)によって妨げられることはない。また、図2に示されるように、ロッド46は、アッパーレール28に両側が固定されているので、エアバッグ本体40Cの膨張時には、乗員P(図1参照)の支持に伴うエアバッグ本体40Cの膨張反力(下向きの荷重)がロッド46によって支持(伝達)され、その荷重は、アッパーレール28及びロアレール24(図5参照)を介して車体フロア20によって支持される。このように、膨張反力の支持を車体フロア20へ分担させることによって、ワイヤフレーム32の変形が抑えられるので、膨張時に荷重が逃げてエアバッグ本体40Cが膨張不良になるのを防ぐこと、すなわち、エアバッグ本体40Cを殆ど下方へ膨張させずに適正に展開させることができる。
特に、本実施形態では、エアバッグ装置40におけるシート高さ方向(矢印14H方向)の下側にロッド46と係合するガイド44が取り付けられるので、エアバッグ本体40Cの膨張時には、ロッド46がエアバッグ本体40Cの膨張反力を確実に受け止める。これにより、エアバッグ本体40Cの膨張反力が、アッパーレール28及びロアレール24(図5参照)を介して車体フロア20によって確実に支持される。なお、エアバッグ本体40Cの膨張初期段階では、ガイド44の垂下部44Aがロッド46に当ることで、ガイド44は、エアバッグ装置40を略下方の所定位置方向へ案内している。
以上のように、エアバッグ本体40Cの膨張反力をロッド46へ確実に支持させることで、横フレーム34(ワイヤフレーム32)の変形を確実に抑えることが可能になり、その結果として、スライド機構部22を備えながらシートクッション16内のエアバッグ本体40Cを狙い通りに正規の展開をさせることができる。
(実施形態の補足説明)
なお、上記実施形態では、支持部材がロッド46である場合について説明したが、支持部材は、例えば、筒状部材や板材等のような他の支持部材であってもよい。また、上記実施形態では、支持部材としてのロッド46が2本設けられているが、支持部材は、1本であっても3本以上であってもよい。
また、上記実施形態では、荷重伝達部材がエアバッグ装置40に取り付けられたL字状のガイド44である場合について説明したが、荷重伝達部材は、例えば、エアバッグ装置に取り付けられてエアバッグの膨張時に支持部材と係合するフック状の係合手段や、エアバッグ装置に取り付けられると共に長溝が形成されて該長溝内に支持部材が相対移動可能に挿通されることによってエアバッグ装置と支持部材とを連結する連結部材等のような他の荷重伝達部材であってもよい。
さらに、上記実施形態では、荷重伝達部材としてのガイド44がエアバッグ装置40におけるエアバッグケース40Aのシート高さ方向(矢印14H方向)の下側となる下面に取り付けられているが、荷重伝達部材は、例えば、エアバッグケース40Aにおける車両前後方向の前面部や後面部に取り付けられる等のように、エアバッグ装置の他の部分に取り付けられてもよい。
さらにまた、上記実施形態では、シートクッションフレームとしてのワイヤフレーム32が樹脂クリップ35やアジャスタ30を介してアッパーレール28に固定されているが、シートクッションフレームがアッパーレールに直接固定されていてもよい。
本発明の実施形態に係る車両用シートを示す側面図である。 本発明の実施形態に係る車両用シートの要部を示す斜視図である。 本発明の実施形態におけるエアバッグ装置の取付けを説明するための分解斜視図である。 本発明の実施形態におけるシートクッションの前部を示す断面図である(エアバッグ本体が折り畳まれている状態で示す。)。 本発明の実施形態におけるシートクッションの前部を示す断面図である(エアバッグ本体が展開している状態で示す。)。
符号の説明
14 車両用シート
14H シート高さ方向
20 車体フロア(車体)
24 ロアレール
28 アッパーレール
32 ワイヤフレーム(シートクッションフレーム)
40 エアバッグ装置
40C エアバッグ本体(エアバッグ)
44 ガイド(荷重伝達部材)
46 ロッド(支持部材)

Claims (3)

  1. 車体に固定され、シート下部の両サイドに車両前後方向に延在する左右一対のロアレールと、
    前記ロアレールに車両前後方向へスライド可能に支持された左右一対のアッパーレールと、
    前記アッパーレール側に固定されたシートクッションフレームと、
    前記シートクッションフレームにおけるシート高さ方向の上側に取り付けられ、車両の衝突時に膨張してシート高さ方向の上方側へ向けて展開するエアバッグを備えたエアバッグ装置と、
    前記アッパーレールに両側が固定され、前記エアバッグの膨張時に前記エアバッグの膨張反力を支持可能な支持部材と、
    を有することを特徴とする車両用シート。
  2. 前記エアバッグ装置には、膨張時における前記エアバッグの膨張反力を前記支持部材に支持させる荷重伝達部材が取り付けられることを特徴とする請求項1記載の車両用シート。
  3. 前記支持部材がロッドとされると共に、前記荷重伝達部材が前記エアバッグ装置におけるシート高さ方向の下側に取り付けられたガイドとされ、
    前記エアバッグの膨張前では、前記ロッドが前記ガイドに対して隙間をもって配置され、前記エアバッグの膨張時には、前記ロッドと前記ガイドとが係合することを特徴とする請求項2記載の車両用シート。
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