JP2007329814A - 映像再生端末、映像配信装置、映像配信システムおよび映像配信制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】通信環境が不安定な状況でも、安定して画像の解像度やデータの伝送の際のビットレートを設定して符号化したデータを配信可能な映像再生端末、映像配信装置、映像配信システムおよび映像配信制御プログラムを得る。
【解決手段】映像配信装置301と情報処理装置302は無線LANで接続されている。無線LAN監視部327は映像等の配信が行われているときの接続速度を一定期間サンプリングしてその平均値を求めて、これに対応する画像の解像度とビットレートに変更があれば、映像配信装置301に通知する。映像配信装置301はこの通知内容の解像度とビットレートに変更する。スループットを測定して同様の制御を行ってもよい。
【選択図】図1
【解決手段】映像配信装置301と情報処理装置302は無線LANで接続されている。無線LAN監視部327は映像等の配信が行われているときの接続速度を一定期間サンプリングしてその平均値を求めて、これに対応する画像の解像度とビットレートに変更があれば、映像配信装置301に通知する。映像配信装置301はこの通知内容の解像度とビットレートに変更する。スループットを測定して同様の制御を行ってもよい。
【選択図】図1
Description
本発明は、映像等のデータを符号化して配信する際に使用する映像再生端末、映像配信装置、映像配信システムおよび映像配信制御プログラムに係わり、特に通信環境に係らず安定して映像等のデータの配信が可能な映像再生端末、映像配信装置、映像配信システムおよび映像配信制御プログラムに関する。
MPEG2(Moving Picture Experts Group 2)は、映像データの圧縮方式の代表的なものであり、DVD(Digital Versatile Disk)ビデオや、デジタルテレビジョン等の電子機器に広く利用されるようになっている。無線LAN(Local Area Network)が普及するにつれて、MPEG2で符号化し、圧縮された映像データを無線LANで配信し、コンピュータやテレビジョンからなる情報処理装置でこれを受信して映像や音声を出力することが広く行われるようになっている。
図10は、MPEG2で符号化して圧縮された映像データを無線LANで配信し、情報処理装置で受信して映像を表示する従来の符号化配信システムの構成を表わしたものである。この符号化配信システム100は、映像を配信する映像配信装置101と、配信された映像を表示する情報処理装置102で構成されている。
このうち映像配信装置101は、配信側無線LAN部111を備えている。配信側無線LAN部111は、情報処理装置102側の表示側無線LAN部121と無線LANで接続されるようになっている。映像配信装置101は、MPEG2で符号化を行うMPEG2エンコード部112と、このMPEG2エンコード部112に対して、MPEG2の解像度と、データの伝送能力としてのビットレートを設定する配信側主制御部113を備えている。配信側主制御部113は、図示しないがCPU(中央処理装置)およびその実行する制御プログラムを格納したハードディスク、ROM(リード・オンリ・メモリ)等の記憶媒体を備えている。配信側主制御部113は、無線LANで情報処理装置102から通知されてくるMPEG2の解像度およびビットレートの設定情報を配信側無線LAN部111から受信する。MPEG2エンコード部112は、配信側主制御部113から設定されたMPEG2の解像度およびビットレートで、映像をエンコードする。そして、配信側無線LAN部111に対してMPEG2の映像をエンコードデータとして送信することになる。
一方、情報処理装置102は、前記した表示側無線LAN部121の他に、この表示側無線LAN部121を介して映像配信装置101にMPEG2の解像度およびビットレートの設定情報を通知する表示側主制御部122を備えている。表示側主制御部122も、図示しないがCPUおよびその実行する制御プログラムを格納したハードディスク、ROM等の記憶媒体を備えている。表示側主制御部122は、表示側無線LAN部121と同じく、MPEG2の解像度およびビットレートの設定情報をMPEG2デコード部123にも通知するようになっている。MPEG2デコード部123は、通知されたMPEG2の解像度およびビットレートの設定情報で示されるビットレートで、映像配信装置101から送られてきた映像をデコードするようになっている。表示制御部124は、デコードされた映像を図示しないディスプレイに表示する。
図11は、図10に示す従来の映像配信装置側の処理の流れを表わしたものである。図10と共に説明する。映像配信装置101は無線LANで映像の配信を行うので、たとえば電源投入時に無線LANに接続する(ステップS201)。そして、映像配信装置101の配信側無線LAN部111からデフォルト値としてのMPEG2の解像度およびビットレートの設定情報を受信すると(ステップS202:Y)、配信側主制御部113はMPEG2エンコード部112に対して、MPEG2の解像度とビットレートを設定する(ステップS203)。MPEG2エンコード部112は、配信の要求された映像データをMPEG2でエンコードする(ステップS204)。そして、MPEG2でエンコードしたエンコードデータを無線LANで配信する(ステップS205)。
図12は、配信を要求する従来の情報処理装置側の処理の流れを表わしたものである。図10と共に説明する。情報処理装置102は、たとえば映像配信装置101から映像の配信を受けようとするとき無線LANに接続する(ステップS221)。そして、配信を受ける映像を必要に応じて特定すると共に、MPEG2の解像度およびビットレートの設定情報を映像配信装置101に通知する(ステップS222)。このとき無線LANの通信環境が分からないので、MPEG2の解像度およびビットレートの設定情報は、標準設定値としてのデフォルト値に設定されている。このステップS222の通知が図11におけるステップS202での映像配信装置101の受信処理に連結することになる。
この後、情報処理装置102の表示側無線LAN部121は図11のステップS205の処理により映像配信装置101からエンコードデータを無線LANで受信するのを待機する(図12ステップS223)。受信が開始したら(Y)、MPEG2デコード部123は受信した映像データのMPEG2によるデコードを所定単位量ずつ行い(ステップS224)、これを表示制御部124に送って図示しないバッファに蓄積すると共に、前記した図示しないディスプレイに表示させる(ステップS225)。以上のデコードおよびディスプレイへの表示処理は、配信対象の映像データの受信が終了するまで(ステップS226)、あるいはMPEG2の解像度およびビットレートの設定情報が変更されるまで継続することになる(ステップS227)。
ところで、ステップS222では情報処理装置102から映像配信装置101へMPEG2の解像度およびビットレートの設定情報についてのデフォルト値が通知される。したがって、無線LANの状況が悪いような場合には、このデフォルト値の解像度やビットレートの基で画像が途切れなくスムーズに表示されるとは限らない。もし、無線LANによるエンコードデータの伝送される速度が画像の表示に必要な速度よりも遅い場合には、スループットに合わせて、解像度を下げたり、ビットレートを低下させるような設定変更が必要となる。ここでスループットとは、単位時間当たりのデータ転送量である。情報処理装置102のユーザが図示しない操作パネルやキーボード等の入力手段を用いてMPEG2の解像度やビットレートの変更を指示したら(ステップS227:Y)、この設定変更内容が表示側無線LAN部121から映像配信装置101へ送出される(ステップS228)。
図11に戻って説明を続ける。映像配信装置101では、ステップS204およびステップS205の処理で映像のエンコードとこれによって得られたエンコードデータの配信を所定単位量ずつ行っている。そして、図12のステップS228に基づくMPEG2の解像度やビットレートの設定情報を配信中に受信した場合には(ステップS206:Y)、これに基づいてMPEG2の解像度やビットレートを再度設定し直す(ステップS203)。そして、設定変更後のMPEG2の解像度やビットレートで画像のエンコードを開始することになる(ステップS204)。また、配信中にステップS206の解像度やビット情報を受信しない場合には(N)、配信が終了するまで(ステップS207:N)、ステップS204に戻って配信のための処理を継続する。
図12に再び戻って説明を続ける。ステップS228で設定変更内容が表示側無線LAN部121から映像配信装置101へ送出されたら、表示側主制御部122は、その設定変更後の内容による解像度やビットレートでデコードが行われるようにMPEG2デコード部123の設定を変更する(ステップS229)。そして、設定変更後のエンコードデータを表示側無線LAN部121が受信して(ステップS223:Y)、MPEG2デコード部123がこれをデコードし(ステップS224)、表示制御部124が画像や音声の表示を行うことになる(ステップS225)。
以下、同様に映像の配信(受信)が終了する以前であれば(ステップS226:N)、ユーザは適宜、MPEG2の解像度およびビットレートの変更が可能であり(ステップS227)、情報処理装置102側で変更が指示されれば(Y)、映像配信装置101はこれに応じてエンコードデータを変更して配信することになる(図11ステップS205)。
以上説明したように従来の符号化配信システムでは、無線LANの接続状態が悪化したような場合には、情報処理装置102側のユーザがこれに気付いて、その都度、MPEG2の解像度およびビットレートの変更を行うようにしていた。したがって、ユーザに無線LANやMPEG2についての技術的な知識や理解が必要とされた。また、ユーザはディスプレイを常に監視して無線LANの接続状態が悪化したような場合に、手動でこれを改善する操作を行う必要があった。したがって、ユーザを長期間システムの監視のために拘束することになった。
ディスプレイの表示状態に対するユーザの監視が不十分な場合には、画像の表示が悪化されてもこれが放置されることになり、画像がスムーズに一定速度で再現されない事態が発生することになった。この結果として、画像の再生に対する要求が情報処理装置102側で満たされないような場合があり、このような場合には改めて画像の再送を行うことになったり、映像配信装置101からの配信を中止するという事態が発生するおそれもあった。ところが、動画のように時系列で変化する画像を受信しながら再生する場合には、一部の画像を再送させて後の時間帯に組み込んで再生することができない。
そこで、子機が親機との電波状態を判別することにし、センタ装置がこれに応じた符号化速度で映像や音声を親機に伝送し、親機から子機に無線通信するようにした無線通信システムが第1の提案として提案されている(たとえば特許文献1参照)。すなわち、この無線通信システムでは、センタ装置が親機と有線で接続されており、親機は子機に対して無線で映像や音声を伝送するようになっている。子機は親機との間の無線通信の状況をチェックして、受信レベルを判別して、その結果を親機への上り信号に付加して送信する。親機は子機からの送信信号の受信レベルを計算し、得られた受信レベルから電波状況を判断する。親機はこのような判断結果を基にして、親機と子機間の伝送レートおよびセンタ装置における符号化の符号化レートを判定する。そして、映像や音声の配信側のセンタ装置に対してその符号化速度を通知するようになっている。これにより、センタ装置から子機への伝送レートを適正なものとすることができる。
しかしながら、この第1の提案では親機が子機からの送信信号の受信レベルを計算し、更に親機と子機間の伝送レートおよびセンタ装置における符号化の符号化レートを判定することにしているので、親機の判定に関する負担が重いという問題がある。また、子機の送信信号の受信レベルは刻々と変動するので、どの時点の受信レベルを判定に採用するかによって判定結果が大きく異なる場合があるという問題もあった。
そこで、コンテンツの送信を受けた表示側の装置が受信したデータ量と通信に要した時間を基にして伝送速度を算出し、これを基にして適正な解像度を判別するようにした第2の提案が行われている(たとえば特許文献2参照)。この第2の提案では、判別した解像度を表示側の装置が配信側の装置に通知し、配信側の装置は通知された解像度で以後のコンテンツを送信する。
特開2003−051777号公報(第0020段落〜第0023段落、図1)
特開2005−202468号公報(第0050段落〜第0054段落、第0060段落、図10)
この第2の提案によれば、ユーザが通信状態を監視して、手動でこれを改善する操作を行う必要がない。したがって、ユーザの負担が軽減するという利点がある。しかしながら、第2の提案では、表示側の装置は配信側の装置からコンテンツを受信するたびにそれらのコンテンツが送信開始された時刻を表わした時刻情報を受け取り、これらのコンテンツの通信に要した時間とコンテンツの容量から、それぞれのコンテンツの伝送速度を算出して配信側の装置に報告している。したがって、通信環境が安定していないような場合には、通信されるコンテンツごとに伝送速度が変動する。第2の提案では、過去に測定された伝送速度を基にして新たな通信の際の解像度の設定が行われる。このため、必ずしも現在の通信環境に合った解像度が設定されるとは限らず、場合によっては解像度を高めることができるときに低めたり、低めなければならないときに解像度を高めてしまうという不都合が多発することになった。
そこで本発明の目的は、通信環境が不安定な状況でも、安定して画像の解像度やデータの伝送の際のビットレートを設定して符号化したデータを配信可能な映像再生端末、映像配信装置、映像配信システムおよび映像配信制御プログラムを提供することにある。
請求項1記載の発明では、(イ)符号化後の映像データを送信する配信側との間の伝送路の物理層レベルでの伝送速度としての接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングする配信時サンプリング手段と、(ロ)この配信時サンプリング手段でサンプリングして得られたそれぞれの接続速度の平均値を算出する配信時平均値算出手段と、(ハ)この配信時平均値算出手段で算出した平均値に対応させて配信側の送信対象となっている映像データを構成する画像の解像度とその伝送時のビットレートの組み合わせを配信時送信側設定情報として選択する配信時送信側設定情報選択手段と、(ニ)この配信時送信側設定情報選択手段の選択した配信時送信側設定情報を配信側に送信の際に設定させる画像の解像度とビットレートとして通知する配信時送信側設定情報通知手段とを映像再生端末に具備させる。
すなわち本発明では、映像再生端末に備えられた配信時サンプリング手段が伝送路の接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングして、配信時平均値算出手段がそれぞれの接続速度の平均値を算出し、これを基にして画像の解像度とビットレートを配信側に送信の際に設定させるようにしている。したがって、たとえば伝送経路に変更が生じて接続速度が変更されるような状況でも平均的な接続速度を算出することができ、通信の安定性を確保することができる。
請求項2記載の発明では、(イ)符号化後の映像データを送信する配信側と接続された時点からその配信側との間の物理層レベルでの伝送速度としての接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングする接続開始時サンプリング手段と、(ロ)この接続開始時サンプリング手段でサンプリングして得られたそれぞれの接続速度の平均値を算出する接続開始時平均値算出手段と、(ハ)この接続開始時平均値算出手段で算出した平均値に対応させて配信側の送信対象となっている映像データを構成する画像の解像度とその伝送時のビットレートの組み合わせを接続開始時送信側設定情報として選択する接続開始時送信側設定情報選択手段と、(ニ)この接続開始時送信側設定情報選択手段の選択した接続開始時送信側設定情報を配信側に送信開始時に設定させる画像の解像度とビットレートとして通知する接続開始時送信側設定情報通知手段と、(ホ)配信側が符号化後の映像データの配信を開始したとき、この配信側との間の伝送路の接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングする配信時サンプリング手段と、(へ)この配信時サンプリング手段でサンプリングして得られたそれぞれの接続速度の平均値を算出する配信時平均値算出手段と、(ト)この配信時平均値算出手段で算出した平均値に対応させて配信側の送信対象となっている映像データを構成する画像の解像度とその伝送時のビットレートの組み合わせを配信時送信側設定情報として選択する配信時送信側設定情報選択手段と、(チ)この配信時送信側設定情報選択手段の選択した配信時送信側設定情報を配信側に送信の際に設定させる画像の解像度とビットレートとして通知する配信時送信側設定情報通知手段とを映像再生端末に具備させる。
すなわち本発明では、映像再生端末に備えられた配信時サンプリング手段が伝送路の接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングして、配信時平均値算出手段がそれぞれの接続速度の平均値を算出する他に、接続開始時には接続開始時サンプリング手段が伝送路の接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングして、接続開始時平均値算出手段がそれぞれの接続速度の平均値を算出し、これを基にして画像の解像度とビットレートを配信側に送信の際に設定させるようにしている。したがって、たとえば伝送経路に変更が生じ接続速度が変更されるような状況でも平均的な接続速度を算出することができ、通信の安定性を確保することができる。
請求項3記載の発明では、(イ)符号化後の映像データを送信する配信側から受信する単位時間当たりの受信データの量としてのスループット値を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングする配信時サンプリング手段と、(ロ)この配信時サンプリング手段でサンプリングして得られたそれぞれのスループット値の平均値に対応させて前記配信側の送信対象となっている前記映像データを構成する画像の解像度とその伝送時のビットレートの組み合わせを配信時送信側設定情報として選択する配信時送信側設定情報選択手段と、(ハ)この配信時送信側設定情報選択手段の選択した配信時送信側設定情報を配信側に送信の際に設定させる画像の解像度とビットレートとして通知する配信時送信側設定情報通知手段とを映像再生端末に具備させる。
すなわち本発明では、配信時サンプリング手段が符号化後の映像データを送信する配信側から受信する単位時間当たりの受信データの量としてのスループット値を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングして、これによって得られたスループット値の平均値を基にして画像の解像度とビットレートを配信側に送信の際に設定させるようにしている。したがって、通信環境が安定していない状況でも平均的なスループット値を基にして画像通信の安定性を確保することができる。
請求項5記載の発明では、(イ)配信する符号化後の映像データを構成する画像の解像度とその伝送時のビットレートを予め定めた値に設定して配信先に配信を開始する配信開始手段と、(ロ)この配信開始手段による映像データの配信開始後、配信先からこの配信先との間の伝送路の物理層レベルでの伝送速度としての接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングして得られたそれぞれの接続速度の平均値に対応する画像の解像度とその伝送時のビットレートを表わした送信側設定情報が到来するのを監視する送信側設定情報到来監視手段と、(ハ)この送信側設定情報到来監視手段の監視により送信側設定情報が到来するたびにこれに示される画像の解像度とその伝送時のビットレートに再設定して符号化後の映像データの配信を行う配信継続手段とを映像配信装置に具備させる。
すなわち本発明では、映像配信装置が映像データを配信する先(映像再生端末)から、接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングして得られたそれぞれの接続速度の平均値に対応する画像の解像度とその伝送時のビットレートを表わした送信側設定情報を受信することになっているので、たとえば伝送経路に変更が生じて接続速度が変更されるような状況でも平均的な接続速度を算出することができ、通信の安定性を確保することができる。
請求項6記載の発明では、(イ)符号化後の映像データの配信先と伝送路が接続されたとき、この配信先との間の伝送路の物理層レベルでの伝送速度としての接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングして得られた接続速度の平均値に対応する配信側の送信対象となっている映像データを構成する画像の解像度とその伝送時のビットレートの組み合わせを接続開始時送信側設定情報として受信する接続開始時送信側設定情報受信手段と、(ロ)この接続時送信側設定情報受信手段の受信した接続時送信側設定情報に示される画像の解像度とその伝送時のビットレートに設定して符号化後の映像データの配信を開始させる配信開始手段と、(ハ)この配信開始手段による映像データの配信開始後、配信先からこの配信先との間の伝送路の接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングして得られたそれぞれの接続速度の平均値に対応する画像の解像度とその伝送時のビットレートを表わした送信側設定情報が到来するのを監視する送信側設定情報到来監視手段と、(ニ)この送信側設定情報到来監視手段の監視により送信側設定情報が到来するたびにこれに示される画像の解像度とその伝送時のビットレートに再設定して符号化後の映像データの配信を行う配信継続手段とを映像配信装置に具備させる。
すなわち本発明では、映像配信装置が映像データを配信する先(映像再生端末)から、接続開始時には、配信先との間の伝送路の物理層レベルでの伝送速度としての接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングして得られた接続速度の平均値に対応する配信側の送信対象となっている映像データを構成する画像の解像度とその伝送時のビットレートの組み合わせが接続開始時送信側設定情報として送られてくると共に、映像データの配信開始後には、配信先からこの配信先との間の伝送路の接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングして得られたそれぞれの接続速度の平均値に対応する画像の解像度とその伝送時のビットレートを表わした送信側設定情報が到来するので、たとえば伝送経路に変更が生じて接続速度が変更されるような状況でも平均的な接続速度を算出することができ、通信の安定性を確保することができる。
請求項7記載の発明では、(イ)配信する符号化後の映像データを構成する画像の解像度とその伝送時のビットレートを予め定めた値に設定して配信先に配信を開始する配信開始手段と、(ロ)この配信開始手段による前記映像データの配信開始後、配信先が受信する単位時間当たりの受信データの量としてのスループット値を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングして得られたそれぞれのスループット値の平均値に対応する画像の解像度とその伝送時のビットレートを表わした送信側設定情報が到来するのを監視する送信側設定情報到来監視手段と、(ハ)この送信側設定情報到来監視手段の監視により送信側設定情報が到来するたびにこれに示される画像の解像度とその伝送時のビットレートに再設定して符号化後の映像データの配信を行う配信継続手段とを映像配信装置に具備させる。
すなわち本発明では、映像配信装置が映像データを配信する先(映像再生端末)から、配信先が受信するスループット値を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングして得られたそれぞれのスループット値の平均値に対応する画像の解像度とその伝送時のビットレートを表わした送信側設定情報を受信するので、通信環境が安定していない状況でも平均的なスループット値を基にして画像通信の安定性を確保することができる。
請求項8記載の発明では、(イ)符号化後の映像データを送信する配信側との間の伝送路の物理層レベルでの伝送速度としての接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングする配信時サンプリング手段と、この配信時サンプリング手段でサンプリングして得られたそれぞれの接続速度の平均値を算出する配信時平均値算出手段と、この配信時平均値算出手段で算出した平均値に対応させて配信側の送信対象となっている映像データを構成する画像の解像度とその伝送時のビットレートの組み合わせを配信時送信側設定情報として選択する配信時送信側設定情報選択手段と、この配信時送信側設定情報選択手段の選択した配信時送信側設定情報を配信側に送信の際に設定させる画像の解像度とビットレートとして通知する配信時送信側設定情報通知手段とを備えた映像再生端末と、(ロ)この映像再生端末に配信する符号化後の映像データを構成する画像の解像度とその伝送時のビットレートを予め定めた値に設定して配信先の映像再生端末に配信を開始する配信開始手段と、この配信開始手段による映像データの配信開始後、映像再生端末からこの配信先との間の伝送路の接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングして得られたそれぞれの接続速度の平均値に対応する画像の解像度とその伝送時のビットレートを表わした送信側設定情報が到来するのを監視する送信側設定情報到来監視手段と、この送信側設定情報到来監視手段の監視により送信側設定情報が到来するたびにこれに示される画像の解像度とその伝送時のビットレートに再設定して符号化後の映像データの配信を行う配信継続手段とを備えた映像配信装置とを映像配信システムに具備させる。
すなわち本発明では、映像再生端末に備えられた配信時サンプリング手段が伝送路の物理層レベルでの伝送速度としての接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングして、配信時平均値算出手段がそれぞれの接続速度の平均値を算出し、これを基にして映像配信装置が画像の解像度とビットレートを設定するようにしている。したがって、たとえば伝送経路に変更が生じて接続速度が変更されるような状況でも平均的な接続速度を算出することができ、通信の安定性を確保することができる。
請求項9記載の発明では、(イ)符号化後の映像データを送信する配信側と接続された時点からその配信側との間の物理層レベルでの伝送速度としての接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングする接続開始時サンプリング手段と、この接続開始時サンプリング手段でサンプリングして得られたそれぞれの接続速度の平均値を算出する接続開始時平均値算出手段と、この接続開始時平均値算出手段で算出した平均値に対応させて配信側の送信対象となっている映像データを構成する画像の解像度とその伝送時のビットレートの組み合わせを接続開始時送信側設定情報として選択する接続開始時送信側設定情報選択手段と、この接続開始時送信側設定情報選択手段の選択した接続開始時送信側設定情報を配信側に送信開始時に設定させる画像の解像度とビットレートとして通知する接続開始時送信側設定情報通知手段と、配信側が符号化後の映像データの配信を開始したとき、この配信側との間の伝送路の接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングする配信時サンプリング手段と、この配信時サンプリング手段でサンプリングして得られたそれぞれの接続速度の平均値を算出する配信時平均値算出手段と、この配信時平均値算出手段で算出した平均値に対応させて配信側の送信対象となっている映像データを構成する画像の解像度とその伝送時のビットレートの組み合わせを配信時送信側設定情報として選択する配信時送信側設定情報選択手段と、この配信時送信側設定情報選択手段の選択した配信時送信側設定情報を配信側に送信の際に設定させる画像の解像度とビットレートとして通知する配信時送信側設定情報通知手段とを備えた映像再生端末と、(ロ)この映像再生端末に符号化後の映像データの配信先が伝送路を介して接続されたとき、この配信先の映像再生端末との間の接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングして得られた接続速度の平均値に対応する配信側の送信対象となっている映像データを構成する画像の解像度とその伝送時のビットレートの組み合わせを接続開始時送信側設定情報として受信する接続開始時送信側設定情報受信手段と、この接続時送信側設定情報受信手段の受信した接続時送信側設定情報に示される画像の解像度とその伝送時のビットレートに設定して符号化後の映像データの配信を開始させる配信開始手段と、この配信開始手段による映像データの配信開始後、映像再生端末からこの映像再生端末との間の伝送路の接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングして得られた接続速度の平均値に対応する画像の解像度とその伝送時のビットレートを表わした送信側設定情報が到来するのを監視する送信側設定情報到来監視手段と、この送信側設定情報到来監視手段の監視により送信側設定情報が到来するたびにこれに示される画像の解像度とその伝送時のビットレートに再設定して符号化後の映像データの配信を行う配信継続手段とを備えた映像配信装置とを映像配信システムに具備させる。
すなわち本発明では、映像再生端末に備えられた配信時サンプリング手段が伝送路の接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングして、配信時平均値算出手段がそれぞれの接続速度の平均値を算出する他に、接続開始時には接続開始時サンプリング手段が伝送路の接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングして、接続開始時平均値算出手段がそれぞれの接続速度の平均値を算出し、これを基にして映像配信装置が画像の解像度とビットレートの設定を行うようにしている。したがって、たとえば伝送経路に変更が生じて接続速度が変更されるような状況でも平均的な接続速度を算出することができ、通信の安定性を確保することができる。
請求項10記載の発明では、(イ)符号化後の映像データを送信する配信側から受信する単位時間当たりの受信データの量としてのスループット値を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングする配信時サンプリング手段と、この配信時サンプリング手段でサンプリングして得られたそれぞれのスループット値の平均値に対応させて配信側の送信対象となっている映像データを構成する画像の解像度とその伝送時のビットレートの組み合わせを配信時送信側設定情報として選択する配信時送信側設定情報選択手段と、この配信時送信側設定情報選択手段の選択した配信時送信側設定情報を配信側に送信の際に設定させる画像の解像度とビットレートとして通知する配信時送信側設定情報通知手段とを備えた映像再生端末と、(ロ)この映像再生端末に配信する符号化後の映像データを構成する画像の解像度とその伝送時のビットレートを予め定めた値に設定して映像再生端末に配信を開始する配信開始手段と、この配信開始手段による映像データの配信開始後、映像再生端末が受信する単位時間当たりの受信データの量としてのスループット値を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングして得られたそれぞれのスループット値の平均値に対応する画像の解像度とその伝送時のビットレートを表わした送信側設定情報が到来するのを監視する送信側設定情報到来監視手段と、この送信側設定情報到来監視手段の監視により送信側設定情報が到来するたびにこれに示される画像の解像度とその伝送時のビットレートに再設定して符号化後の映像データの配信を行う配信継続手段とを備えた映像配信装置とを映像配信システムに具備させる。
すなわち本発明では、映像再生端末の配信時サンプリング手段が符号化後の映像データを送信する配信側から受信するスループット値を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングして、これを基にしてスループット値の平均値を算出するので、サンプリングした値が個々に異なっても平均的な値としてのスループット値を算出することができ、映像配信装置はこれを基にして画像の解像度とビットレートを設定するようにしている。したがって、通信環境が安定していない状況でも平均的なスループット値を基にして画像通信の安定性を確保することができる。
請求項12記載の発明では、映像配信制御プログラムによって、(イ)映像配信装置から符号化後の映像データの配信を受ける映像再生端末のコンピュータに、(ロ)符号化後の映像データを送信する配信側との間の伝送路の物理層レベルでの伝送速度としての接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングする配信時サンプリング処理と、(ハ)この配信時サンプリング処理でサンプリングして得られたそれぞれの接続速度の平均値を算出する配信時平均値算出処理と、(ニ)この配信時平均値算出処理で算出した平均値に対応させて配信側の送信対象となっている映像データを構成する画像の解像度とその伝送時のビットレートの組み合わせを配信時送信側設定情報として選択する配信時送信側設定情報選択処理と、(ホ)この配信時送信側設定情報選択処理で選択した配信時送信側設定情報を配信側に送信の際に設定させる画像の解像度とビットレートとして通知する配信時送信側設定情報通知処理とを実行させることを特徴とする。
すなわち本発明では、映像再生端末側のコンピュータが、符号化後の映像データを送信する配信側との間の伝送路の接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングする配信時サンプリング処理を行い、この配信時サンプリング処理でサンプリングして得られたそれぞれの接続速度の平均値を配信時平均値算出処理で算出するようにしているので、接続速度が平均化され、これを基にして画像の解像度とビットレートを配信側に送信の際に設定させることが可能になる。したがって、たとえば伝送経路に変更が生じて接続速度が変更されるような状況でも平均的な接続速度を算出することができ、通信の安定性を確保することができる。
請求項13記載の発明では、映像配信制御プログラムによって、(イ)映像配信装置から符号化後の映像データの配信を受ける映像再生端末のコンピュータに、(ロ)符号化後の映像データを送信する配信側と接続された時点からその配信側との間の物理層レベルでの伝送速度としての接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングする接続開始時サンプリング処理と、(ハ)この接続開始時サンプリング処理でサンプリングして得られたそれぞれの接続速度の平均値を算出する接続開始時平均値算出処理と、(ニ)この接続開始時平均値算出処理で算出した平均値に対応させて配信側の送信対象となっている映像データを構成する画像の解像度とその伝送時のビットレートの組み合わせを接続開始時送信側設定情報として選択する接続開始時送信側設定情報選択処理と、(ホ)この接続開始時送信側設定情報選択処理で選択した接続開始時送信側設定情報を配信側に送信開始時に設定させる画像の解像度とビットレートとして通知する接続開始時送信側設定情報通知処理と、(へ)配信側が符号化後の映像データの配信を開始したとき、この配信側との間の伝送路の接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングする配信時サンプリング処理と、(ト)この配信時サンプリング処理でサンプリングして得られたそれぞれの接続速度の平均値を算出する配信時平均値算出処理と、(チ)この配信時平均値算出処理で算出した平均値に対応させて配信側の送信対象となっている映像データを構成する画像の解像度とその伝送時のビットレートの組み合わせを配信時送信側設定情報として選択する配信時送信側設定情報選択処理と、(リ)この配信時送信側設定情報選択処理で選択した配信時送信側設定情報を配信側に送信の際に設定させる画像の解像度とビットレートとして通知する配信時送信側設定情報通知処理とを実行させることを特徴とする。
すなわち本発明では、映像再生端末側のコンピュータが、符号化後の映像データを送信する配信側と接続された時点から接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングする接続開始時サンプリング処理を行い、この接続開始時サンプリング処理でサンプリングして得られたそれぞれの接続速度の平均値を接続開始時平均値算出処理で算出すると共に、配信側が符号化後の映像データの配信を開始したとき、この配信側との間の伝送路の接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングする配信時サンプリング処理を行い、この配信時サンプリング処理でサンプリングして得られたそれぞれの接続速度の平均値を配信時平均値算出処理で算出するようにしているので、それぞれの時点で接続速度が平均化され、これらを基にして画像の解像度とビットレートを配信側に設定させることが可能になる。したがって、たとえば伝送経路に変更が生じて接続速度が変更されるような状況でも平均的な接続速度を算出することができ、通信の安定性を確保することができる。
請求項14記載の発明では、映像配信制御プログラムによって、(イ)映像配信装置から符号化後の映像データの配信を受ける映像再生端末のコンピュータに、(ロ)符号化後の映像データを送信する配信側から受信する単位時間当たりの受信データの量としてのスループット値を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングする配信時サンプリング処理と、(ハ)この配信時サンプリング処理でサンプリングして得られたそれぞれのスループット値の平均値に対応させて配信側の送信対象となっている映像データを構成する画像の解像度とその伝送時のビットレートの組み合わせを配信時送信側設定情報として選択する配信時送信側設定情報選択処理と、(ニ)この配信時送信側設定情報選択処理で選択した配信時送信側設定情報を配信側に送信の際に設定させる画像の解像度とビットレートとして通知する配信時送信側設定情報通知処理とを実行させることを特徴とする。
すなわち本発明では、映像再生端末側のコンピュータが、符号化後の映像データを送信する配信側から受信する単位時間当たりの受信データの量としてのスループット値を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングする配信時サンプリング処理を行い、この配信時サンプリング処理でサンプリングして得られたそれぞれのスループット値の平均値を基にして画像の解像度とビットレートを配信側に設定させることが可能になるので、通信環境が安定していない状況でも平均的なスループット値を基にして画像通信の安定性を確保することができる。
以上説明したように本発明によれば、映像の配信を受けてその再生を行う映像再生端末側が配信側に映像の配信の際の設定条件を通知するので、映像再生端末側の負荷の状況等の各種状況を加味して配信を行わせることが可能になる。また、映像再生端末側では複数回のサンプリングによって前記した設定条件を定めるので、通信環境の変動だけでなく、突発的なノイズが発生したような場合でも通信を安定して行うことができる。
以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例における符号化配信システムの概要を表わしたものである。この符号化配信システム300は、映像を配信する映像配信装置301と、配信された映像を表示する情報処理装置302で構成されている。映像配信装置301は、たとえば映像配信サーバで構成され、情報処理装置302はたとえば、無線LANで接続される携帯電話機、PHS(Personal Handy-phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、ノート型あるいはデスクトップ型のパーソナルコンピュータによって構成することができる。
このうち映像配信装置301は、配信側無線LAN部311を備えている。配信側無線LAN部311は、情報処理装置302側の表示側無線LAN部321と無線LANで接続されるようになっている。映像配信装置301は、MPEG2で符号化を行うMPEG2エンコード部312と、このMPEG2エンコード部312に対して、MPEG2の解像度とビットレートを設定する配信側主制御部313を備えている。配信側主制御部313は、CPU314およびその実行する制御プログラムを格納したハードディスク、ROM(リード・オンリ・メモリ)等の記憶媒体315を備えている。配信側主制御部313は、無線LANで情報処理装置302から通知されてくるMPEG2の解像度およびビットレートの設定情報を配信側無線LAN部311から受信する。MPEG2エンコード部312は、配信側主制御部313から設定されたMPEG2の解像度およびビットレートで、映像をエンコードする。そして、配信側無線LAN部311に対してMPEG2の映像をエンコードデータとして送信することになる。
一方、情報処理装置302は、前記した表示側無線LAN部321の他に、この表示側無線LAN部321を介して映像配信装置301にMPEG2の解像度およびビットレートの設定情報を通知する表示側主制御部322を備えている。表示側主制御部322も、CPU323およびその実行する制御プログラムを格納したハードディスク、ROM等の記憶媒体324を備えている。表示側主制御部322は、表示側無線LAN部321と同じく、MPEG2の解像度およびビットレートの設定情報をMPEG2デコード部325にも通知するようになっている。MPEG2デコード部325は、通知されたMPEG2の解像度およびビットレートの設定情報で示されるビットレートで、映像配信装置301から送られてきた映像をデコードするようになっている。表示制御部326は、デコードされた映像を図示しないディスプレイに表示するようになっている。
情報処理装置302は、更に無線LAN監視部327を備えている。無線LAN監視部327は、監視の際の比較となる設定テーブル328を備えている。無線LAN監視部327は、表示側主制御部322からMPEG2の解像度、ビットレートの設定情報の通知を受けると共に、表示側無線LAN部321の物理層レベルでの伝送速度としての接続速度および単位時間当たりのデータ転送量としてのスループットを常時監視するようになっている。無線LAN監視部327は、監視結果により接続速度やスループットが変化したと判断した場合には、設定テーブル328を参照することで、この変化に対して画像が途切れなくスムーズに表示されるMPEG2の解像度およびビットレートの設定情報を選択して、表示側主制御部322に通知するようになっている。
図2は、図1に示す映像配信装置側の処理の流れを表わしたものである。図1と共に説明する。映像配信装置301は無線LANで映像の配信を行うので、たとえば電源投入時に無線LANに接続する(ステップS401)。そして、映像配信装置301の配信側無線LAN部311からデフォルト値としてのMPEG2の解像度およびビットレートの設定情報を受信すると(ステップS402:Y)、配信側主制御部313はMPEG2エンコード部312に対して、MPEG2の解像度とビットレートを設定する(ステップS403)。MPEG2エンコード部312は、配信の要求された映像データをエンコードする(ステップS404)。そして、MPEG2でエンコードしたエンコードデータを無線LANで配信する(ステップS405)。
図3は、配信を要求する情報処理装置側の処理の流れを表わしたものである。図1と共に説明する。情報処理装置302は、たとえば映像配信装置301から映像の配信を受けようとするとき無線LANに接続する(ステップS421)。そして、配信を受ける映像を必要に応じて特定すると共に、MPEG2の解像度およびビットレートの設定情報を映像配信装置301に通知する(ステップS422)。このとき無線LANの通信環境が分からないので、MPEG2の解像度およびビットレートの設定情報は、標準設定値としてのデフォルト値に設定されている。このステップS422の通知が図2におけるステップS402での映像配信装置301の受信処理に連結することになる。
この後、情報処理装置302の表示側無線LAN部321は図2のステップS405の処理により、映像配信装置301からエンコードデータを無線LANで受信するのを待機する(図3ステップS423)。受信が開始したら(Y)、MPEG2デコード部325が受信した映像データのMPEG2によるデコードを所定単位量ずつ行うと共に、無線LAN監視部327が監視制御を実行する(ステップS424)。デコードされた映像データは、表示制御部326に送られて図示しないバッファに蓄積されると共に、前記したディスプレイに表示される(ステップS425)。
以上のデコードおよびディスプレイへの表示処理は、配信対象の映像データの受信が終了するまで(ステップS426)、あるいはMPEG2の解像度およびビットレートの設定情報が変更される(ステップS427)まで継続することになる。ステップS427でビットレートの設定情報が変更されるときには(Y)、再設定されるMPEG2の解像度およびビットレートが映像配信装置301に通知されることになる(ステップS428)。この場合には、ステップS423に進んで、MPEG2の解像度およびビットレートの変更後の映像配信装置301からエンコードデータを無線LANで受信するのを待機することになる。
これに対して、ステップS427でMPEG2の解像度とビットレートの設定情報が変更されない間は(N)、現在のMPEG2の解像度とビットレートの設定情報がそのまま適用されるので、ステップS424に戻って映像配信装置301から引き続き送られてくるエンコードデータのデコードを行うと共にその結果をディスプレイに表示する(ステップS425)ことになる。
ところで無線LAN監視部327は、表示側主制御部322とCPU323および記憶媒体324を共通にしている。そして、記憶媒体324に格納された制御プログラムをCPUが実行することで無線LANに関する監視制御を行うようになっている。もちろん、無線LAN監視部327が独自にCPUや制御プログラムを格納する記憶媒体を有することは可能である。
図4は、図3のステップS424の制御のうちの無線LAN監視部による監視制御を具体的に表わしたものである。図1と共に説明する。図3のステップS424ではMPEG2デコード部325が受信した映像データ(エンコードデータ)のデコードと、無線LAN監視部327の監視制御が並行して行われる。無線LAN監視部327では、表示側無線LAN部321がエンコードデータの受信を開始すると、無線LANの接続速度のサンプリングを行う(図4ステップS441)。そして、サンプリングについて予め定めた期間が経過したら(ステップS442:Y)、その期間内に測定したサンプリング速度の平均値を算出する(ステップS443)。無線LAN監視部327は、算出した平均値を設定テーブルの値と比較する(ステップS444)。
図5は、本実施例で使用される設定テーブルの内容を表わしたものである。設定テーブル328はIEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.)802.11aの作業部会で定めた規格に従ったものである。設定テーブル328には、接続速度の平均値別に、有効なMPEG2の解像度とビットレートが示されている。たとえば、接続速度の平均値が48Mbps(メガビット/秒)以上で54Mbps以下の範囲内であれば、MPEG2の解像度が720×480のときに、CBR(Constant Bit Rate;固定ビットレート)で12Mbps〜4Mbpsの範囲が有効であり、解像度が352×240のときにはCBRで2Mbpsが有効である。
たとえばデフォルト値としてMPEG2の解像度が720×480で、CBRが12Mbpsに設定されていたとする。図4ステップS443で算出した無線LANの接続速度が44Mbpsであったとする。この場合、接続速度の平均値が54Mbps〜48Mbpsの前記した範囲は有効でないことになる(ステップS445:N)。そこで、この例の場合、再設定される有効なMPEG2の解像度とビットレートは、接続速度が36Mbps以上で48Mbps未満の欄におけるMPEG2の解像度が720×480でCBRが最大値としての10Mbpsということになり、これらの値に設定変更が行われる(ステップS446)。したがって、この場合には図3のステップS427でビットレートの設定情報が変更されると判別され(Y)、再設定されるMPEG2の解像度およびビットレートが映像配信装置301に通知される(図3ステップS428)。
なお、図4のステップS445で現在の解像度とビットレートが有効であると判別された場合には(Y)、ステップS441に戻って次の期間のサンプリングが行われる。このようにして、エンコードデータの受信中には無線LAN監視部327による監視が継続して行われることになる。
図2に戻って処理の説明を続ける。映像配信装置301は、デフォルト値としてのMPEG2の解像度、ビットレートの設定情報の通知を初期的に受信して、ステップS404でMPEG2のエンコードを行い、ステップS405でエンコードデータを情報処理装置302に配信する。この後、映像配信装置301は情報処理装置302からMPEG2の解像度やビットレートの設定情報を新たに受信するかを判別する(ステップS406)。これを受信していない間は(N)、配信が継続している限り(ステップS407:N)、ステップS404に戻って配信の要求された映像データについてエンコードと情報処理装置302への配信を継続させる(ステップS404、ステップS405)。配信が終了すれば(ステップS407:Y)、映像配信装置301が該当する情報処理装置302にエンコードデータを配信する処理も終了する(エンド)。
一方、デフォルト値として設定した通信環境が有効なものでなかったり、通信環境が変動した結果として、MPEG2の解像度やビットレートの設定値を映像配信装置301が新たに受信した場合(ステップS406:Y)、配信側主制御部313はMPEG2エンコード部312に対して、これらの新しいMPEG2の解像度とビットレートを設定する(ステップS403)。この場合には、設定された新しい通信環境を基にして、MPEG2エンコード部312が配信の要求された映像データについてエンコードを行い(ステップS404)、これによって得られたエンコードデータは無線LANで情報処理装置302に配信される(ステップS405)。このようにして、デフォルト値と実際の通信環境の違いや、通信環境の変動に細かく対応した無線通信が可能になる。
なお、無線LAN監視部327の監視する無線LANの接続速度は、たとえば情報処理装置302のOS(Operating System)がWindows(登録商標)XPの場合にはそのネットワーク・マネージャで容易に認識可能である。また、他のOSについても、同様のソフトウェアで簡単に認識できる場合が多い。
<発明の第1の変形例>
以上説明した本実施例の符号化配信システム300では、映像配信装置301と情報処理装置302が無線LANで接続を行った時点で、情報処理装置302側が、デフォルト値としてのMPEG2の解像度およびビットレートの設定情報を映像配信装置301に送信して、このデフォルト値に基づいた通信環境でエンコードデータの送信を開始させるようにした。これとは異なり、映像配信装置301と情報処理装置302が無線LANで接続を行った時点で、情報処理装置302側が接続速度の平均値を求めるためのサンプリングを開始するようになっていてもよい。これは、情報処理装置302の各部の処理を制御する前記した制御プログラムを変更することで簡単に実現することができる。
本発明の第1の変形例では、無線LANで接続を行った時点で、情報処理装置302側が接続速度の平均値を求めるためのサンプリングを開始する場合の処理を具体的に説明する。なお、第1の変形例では符号化配信システム300のハードウェア自体に変更がなく、記憶媒体324に格納された制御プログラムの内容が変更されているだけである。したがって、図1に示した符号化配信システム300自体には変更がないものとして、適宜、図示および説明を省略する。
図6は、本発明の第1の変形例における映像配信装置側の処理の流れを表わしたものである。図1と共に説明する。また、実施例の図2と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。
本発明の第1の変形例でも映像配信装置301は無線LANで映像の配信を行うので、たとえば電源投入時に無線LANに接続する(ステップS401)。そして、情報処理装置302からMPEG2の解像度およびビットレートの設定情報が受信されるのを待機する(ステップS501)。
図7は、第1の変形例における情報処理装置の処理の流れを表わしたものである。図1と共に説明する。また、実施例の図3と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。情報処理装置302は、たとえば映像配信装置301から映像の配信を受けようとするとき無線LANに接続する(ステップS421)。そして、これと共に無線LAN監視部327が無線LANの接続速度のサンプリングを予め定めた一定期間行って(ステップS521)、接続速度の平均値を算出する(ステップS522)。そして、図5に示した設定テーブル328から有効なMPEG2の解像度とビットレートの最大の設定値を選択する(ステップS523)。選択したこれらのMPEG2の解像度とビットレートの設定情報は、表示側無線LAN部321から配信側無線LAN部311側に無線LANで通知される(ステップS524)。
図6に戻って説明を続ける。映像配信装置301では、図7のステップS524の処理によって情報処理装置302からMPEG2の解像度およびビットレートの設定情報が送られてきたら(ステップS501:Y)、配信側主制御部313がMPEG2エンコード部312に対して、MPEG2の解像度とビットレートを設定する(ステップS403)。MPEG2エンコード部312は、配信の要求された映像データをエンコードする(ステップS404)。そして、MPEG2でエンコードしたエンコードデータを無線LANで配信する(ステップS405)。
再び図7に戻って説明を行う。情報処理装置302はステップS524でMPEG2の解像度とビットレートの設定情報を映像配信装置301に送信した後に、この映像配信装置301からエンコードデータを無線LANで受信するのを待機している(ステップS525)。映像配信装置301からエンコードデータが受信されたら(Y)、情報処理装置302はそのMPEG2デコード部325が受信した映像データのMPEG2によるデコードを所定単位量ずつ行うと共に、無線LAN監視部327が監視制御を実行する(ステップS424)。デコードされた映像データは、表示制御部326に送られて図示しないバッファに蓄積されると共に、前記したディスプレイに表示される(ステップS425)。
以上のデコードおよびディスプレイへの表示処理は、配信対象の映像データの受信が終了するまで(ステップS426)、あるいはMPEG2の解像度とビットレートの設定情報が変更される(ステップS427)まで継続することになる。ステップS427でMPEG2の解像度とビットレートの設定情報が変更されるときには(Y)、再設定されるMPEG2の解像度およびビットレートが映像配信装置301に通知されることになる(ステップS428)。この場合には、ステップS525に進んで、MPEG2の解像度およびビットレートの変更後の映像配信装置301からエンコードデータを無線LANで受信するのを待機することになる。
これに対して、ステップS427でMPEG2の解像度とビットレートの設定情報が変更されない間は(N)、現在のMPEG2の解像度とビットレートの設定情報がそのまま適用されるので、ステップS424に戻って映像配信装置301から引き続き送られてくるエンコードデータのデコードを行うと共にその結果をディスプレイに表示する(ステップS425)ことになる。
既に説明した図4は、ステップS424の制御のうちの無線LAN監視部による監視制御を具体的に表わしたものである。本発明の第1の変形例でも、この図4の制御が行われる。すなわち、第1の変形例では、無線LANが接続された初期状態で、無線LANの接続速度をサンプリングして、その接続速度の平均値を算出して有効なMPEG2の解像度とビットレートの設定値を選択して、設定情報を映像配信装置301に通知する(図7ステップS524)が、それ以後も通信環境が変化する場合がある。そこで、それ以後も無線LAN監視部327は、図4に示す監視制御を行って、現在設定されている解像度とビットレートが有効でなくなれば(図4ステップS445:N)、再設定される有効なMPEG2の解像度とビットレートは、図5に示す設定テーブル328を用いて設定変更されて(ステップS446)、再設定されるMPEG2の解像度およびビットレートが映像配信装置301に通知されることになる(図7ステップS428)。
この設定変更されたMPEG2の解像度およびビットレートが通知されると(図6ステップS406:Y)、映像配信装置301はステップS403でMPEG2エンコード部312に対して、MPEG2の解像度とビットレートを設定する。MPEG2エンコード部312は、配信の要求された映像データについてエンコードを行い(ステップS404)、配信側無線LAN部311は、PEG2でエンコードしたエンコードデータを無線LANで配信することになる(ステップS405)。したがって、この後、情報処理装置302は有効なMPEG2の解像度とビットレートでエンコードデータを受信しそのディスプレイで表示することができる。
以上説明したように本発明の第1の変形例によれば、情報処理装置302がエンコードデータを最初に受信する時点から、無線LANの接続速度に対して、有効なMPEG2の解像度およびビットレートに設定することができる。また、無線LANの通信環境が変化してきても、実施例と同様に有効なMPEG2の解像度およびビットレートに再設定することができる。したがって、情報処理装置302は無線通信の開始から終了まで、画像を途切れなくスムーズに表示することができることになる。
<発明の第2の変形例>
以上説明した実施例および第1の変形例では、無線LANの接続速度を監視して通信環境に応じて有効なMPEG2の解像度とビットレートを選択することにした。本発明の第2の変形例では、図1に示す無線LAN監視部327が無線LANのスループットの値としてのスループット値を算出して、これに応じて有効なMPEG2の解像度とビットレートを選択するようにしている。
したがって、この第2の変形例では実施例の図2に示した映像配信装置301の処理および図3に示した情報処理装置302の処理と同一の処理を行い、図4で説明した無線LAN監視部327の監視制御の内容のみが異なってくる。そこで、無線LAN監視部327の監視制御についてのみ図1と共に説明する。
図8は、第2の変形例における無線LAN監視部の監視制御を具体的に表わしたものである。実施例の図4と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。第2の変形例でも、MPEG2デコード部325が受信した映像データ(エンコードデータ)のデコードと、無線LAN監視部327の監視制御を並行して行うようになっている(図3のステップS424)。無線LAN監視部327では、表示側無線LAN部321がエンコードデータの受信を開始すると、無線LANの受信バイト数のサンプリングを行う(ステップS601)。そして、サンプリングについて予め定めた期間が経過したら(ステップS602:Y)、その期間内に測定したスループット値を算出する(ステップS603)。無線LAN監視部327は、算出したスループット値を設定テーブルの値と比較する(ステップS604)。
図9は、第2の変形例で使用される設定テーブルの内容を表わしたものである。設定テーブル328bには、スループット範囲(Mbps)別に、有効なMPEG2の解像度とビットレートが示されている。たとえば、スループット範囲が20以上の場合であれば、MPEG2の解像度が720×480のときに、CBR(Constant Bit Rate;固定ビットレート)で12Mbps〜4Mbpsの範囲が有効であり、解像度が352×240のときにはCBRで2Mbpsが有効である。
たとえばデフォルト値としてMPEG2の解像度が720×480で、CBRが12Mbpsに設定されていたとする。図8ステップS603で算出した無線LANのスループット値が17Mbpsであったとする。この場合、スループット値が11Mbps以上で16Mbps未満の範囲は有効でないことになる(ステップS445:N)。そこで、この例の場合、再設定される有効なMPEG2の解像度とビットレートは、スループットが16Mbps以上で20Mbps未満の欄におけるMPEG2の解像度が720×480でCBRが最大値としての10Mbpsということになり、これらの値に設定変更が行われる(ステップS446)。したがって、この場合には図3のステップS427でビットレートの設定情報が変更されると判別され(Y)、再設定されるMPEG2の解像度およびビットレートが映像配信装置301に通知される(図3ステップS428)。
なお、無線LAN監視部327の監視する無線LANのスループットは、たとえば情報処理装置302のOSがWindows(登録商標)XPの場合にはそのネットワーク・マネージャで容易に認識可能である。また、他のOSについても、同様のソフトウェアで簡単に認識できる場合が多い。
以上説明したように、第2の変形例ではLANのスループットを算出して、図9に示した設定テーブル328bから有効なMPEG2の解像度とビットレートの最大の設定値を選択する(図8ステップS446)。したがって、無線LANだけでなく、有線LANについても本発明を適用することができるという利点がある。
なお、本発明の第2の変形例では情報処理装置302が無線LANに接続したときに、デフォルト値としてのMPEG2の解像度およびビットレートの設定情報を映像配信装置301に通知する(図3ステップS422)ことにした。この代わりに、第1の変形例で説明したように無線LANに接続した時点で受信バイト数のサンプリングを一定期間行ってスループット値を算出し、これを基にして設定テーブル328bを用いて有効なMPEG2の解像度およびビットレートの設定情報を映像配信装置301に通知するようにしてもよい(図7ステップS521〜ステップS524参照)。
また、実施例および変形例ではMPEG2の映像を伝送する場合について説明したが、映像(動画)のみでなく音声を同時に伝送してもよいことは当然である。また、圧縮して通信する伝送方式はMPEG2に限られるものではなく、MPEG1、MPEG4、MPEG−2 AAC(MPEG-2 Advanced Audio Coding)等のあらゆる符号化伝送方式に本発明を適用することができることも当然である。
300 符号化配信システム
301 映像配信装置
302 情報処理装置
311 配信側無線LAN部
312 MPEG2エンコード部
313 配信側主制御部
314、323 CPU
315、324 記憶媒体
321 表示側無線LAN部
322 表示側主制御部
325 MPEG2デコード部
326 表示制御部
327 無線LAN監視部
328、328b 設定テーブル
301 映像配信装置
302 情報処理装置
311 配信側無線LAN部
312 MPEG2エンコード部
313 配信側主制御部
314、323 CPU
315、324 記憶媒体
321 表示側無線LAN部
322 表示側主制御部
325 MPEG2デコード部
326 表示制御部
327 無線LAN監視部
328、328b 設定テーブル
Claims (14)
- 符号化後の映像データを送信する配信側との間の伝送路の物理層レベルでの伝送速度としての接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングする配信時サンプリング手段と、
この配信時サンプリング手段でサンプリングして得られたそれぞれの接続速度の平均値を算出する配信時平均値算出手段と、
この配信時平均値算出手段で算出した平均値に対応させて前記配信側の送信対象となっている前記映像データを構成する画像の解像度とその伝送時のビットレートの組み合わせを配信時送信側設定情報として選択する配信時送信側設定情報選択手段と、
この配信時送信側設定情報選択手段の選択した配信時送信側設定情報を前記配信側に送信の際に設定させる画像の解像度とビットレートとして通知する配信時送信側設定情報通知手段
とを具備することを特徴とする映像再生端末。 - 符号化後の映像データを送信する配信側と接続された時点からその配信側との間の物理層レベルでの伝送速度としての接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングする接続開始時サンプリング手段と、
この接続開始時サンプリング手段でサンプリングして得られたそれぞれの接続速度の平均値を算出する接続開始時平均値算出手段と、
この接続開始時平均値算出手段で算出した平均値に対応させて前記配信側の送信対象となっている前記映像データを構成する画像の解像度とその伝送時のビットレートの組み合わせを接続開始時送信側設定情報として選択する接続開始時送信側設定情報選択手段と、
この接続開始時送信側設定情報選択手段の選択した接続開始時送信側設定情報を前記配信側に送信開始時に設定させる画像の解像度とビットレートとして通知する接続開始時送信側設定情報通知手段と、
前記配信側が前記符号化後の映像データの配信を開始したとき、この配信側との間の伝送路の接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングする配信時サンプリング手段と、
この配信時サンプリング手段でサンプリングして得られたそれぞれの接続速度の平均値を算出する配信時平均値算出手段と、
この配信時平均値算出手段で算出した平均値に対応させて前記配信側の送信対象となっている前記映像データを構成する画像の解像度とその伝送時のビットレートの組み合わせを配信時送信側設定情報として選択する配信時送信側設定情報選択手段と、
この配信時送信側設定情報選択手段の選択した配信時送信側設定情報を前記配信側に送信の際に設定させる画像の解像度とビットレートとして通知する配信時送信側設定情報通知手段
とを具備することを特徴とする映像再生端末。 - 符号化後の映像データを送信する配信側から受信する単位時間当たりの受信データの量としてのスループット値を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングする配信時サンプリング手段と、
この配信時サンプリング手段でサンプリングして得られたそれぞれのスループット値の平均値に対応させて前記配信側の送信対象となっている前記映像データを構成する画像の解像度とその伝送時のビットレートの組み合わせを配信時送信側設定情報として選択する配信時送信側設定情報選択手段と、
この配信時送信側設定情報選択手段の選択した配信時送信側設定情報を前記配信側に送信の際に設定させる画像の解像度とビットレートとして通知する配信時送信側設定情報通知手段
とを具備することを特徴とする映像再生端末。 - 前記配信時送信側設定情報通知手段は、前記配信時送信側設定情報が前回の内容と異なるときこれを通知する手段であることを特徴とする請求項1〜請求項3いずれかに記載の映像再生端末。
- 配信する符号化後の映像データを構成する画像の解像度とその伝送時のビットレートを予め定めた値に設定して配信先に配信を開始する配信開始手段と、
この配信開始手段による前記映像データの配信開始後、配信先からこの配信先との間の伝送路の物理層レベルでの伝送速度としての接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングして得られたそれぞれの接続速度の平均値に対応する前記画像の解像度とその伝送時のビットレートを表わした送信側設定情報が到来するのを監視する送信側設定情報到来監視手段と、
この送信側設定情報到来監視手段の監視により前記送信側設定情報が到来するたびにこれに示される前記画像の解像度とその伝送時のビットレートに再設定して前記符号化後の映像データの配信を行う配信継続手段
とを具備することを特徴とする映像配信装置。 - 符号化後の映像データの配信先と伝送路が接続されたとき、この配信先との間の伝送路の物理層レベルでの伝送速度としての接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングして得られた接続速度の平均値に対応する前記配信側の送信対象となっている前記映像データを構成する画像の解像度とその伝送時のビットレートの組み合わせを接続開始時送信側設定情報として受信する接続開始時送信側設定情報受信手段と、
この接続時送信側設定情報受信手段の受信した接続時送信側設定情報に示される前記画像の解像度とその伝送時のビットレートに設定して前記符号化後の映像データの配信を開始させる配信開始手段と、
この配信開始手段による前記映像データの配信開始後、配信先からこの配信先との間の前記伝送路の接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングして得られたそれぞれの接続速度の平均値に対応する前記画像の解像度とその伝送時のビットレートを表わした送信側設定情報が到来するのを監視する送信側設定情報到来監視手段と、
この送信側設定情報到来監視手段の監視により前記送信側設定情報が到来するたびにこれに示される前記画像の解像度とその伝送時のビットレートに再設定して前記符号化後の映像データの配信を行う配信継続手段
とを具備することを特徴とする映像配信装置。 - 配信する符号化後の映像データを構成する画像の解像度とその伝送時のビットレートを予め定めた値に設定して配信先に配信を開始する配信開始手段と、
この配信開始手段による前記映像データの配信開始後、配信先が受信する単位時間当たりの受信データの量としてのスループット値を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングして得られたそれぞれのスループット値の平均値に対応する前記画像の解像度とその伝送時のビットレートを表わした送信側設定情報が到来するのを監視する送信側設定情報到来監視手段と、
この送信側設定情報到来監視手段の監視により前記送信側設定情報が到来するたびにこれに示される前記画像の解像度とその伝送時のビットレートに再設定して前記符号化後の映像データの配信を行う配信継続手段
とを具備することを特徴とする映像配信装置。 - 符号化後の映像データを送信する配信側との間の伝送路の物理層レベルでの伝送速度としての接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングする配信時サンプリング手段と、この配信時サンプリング手段でサンプリングして得られたそれぞれの接続速度の平均値を算出する配信時平均値算出手段と、この配信時平均値算出手段で算出した平均値に対応させて前記配信側の送信対象となっている前記映像データを構成する画像の解像度とその伝送時のビットレートの組み合わせを配信時送信側設定情報として選択する配信時送信側設定情報選択手段と、この配信時送信側設定情報選択手段の選択した配信時送信側設定情報を前記配信側に送信の際に設定させる画像の解像度とビットレートとして通知する配信時送信側設定情報通知手段とを備えた映像再生端末と、
この映像再生端末に配信する符号化後の映像データを構成する画像の解像度とその伝送時のビットレートを予め定めた値に設定して配信先の前記映像再生端末に配信を開始する配信開始手段と、この配信開始手段による前記映像データの配信開始後、前記映像再生端末からこの配信先との間の伝送路の接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングして得られたそれぞれの接続速度の平均値に対応する前記画像の解像度とその伝送時のビットレートを表わした送信側設定情報が到来するのを監視する送信側設定情報到来監視手段と、この送信側設定情報到来監視手段の監視により前記送信側設定情報が到来するたびにこれに示される前記画像の解像度とその伝送時のビットレートに再設定して前記符号化後の映像データの配信を行う配信継続手段とを備えた映像配信装置
とを具備することを特徴とする映像配信システム。 - 符号化後の映像データを送信する配信側と接続された時点からその配信側との間の物理層レベルでの伝送速度としての接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングする接続開始時サンプリング手段と、この接続開始時サンプリング手段でサンプリングして得られたそれぞれの接続速度の平均値を算出する接続開始時平均値算出手段と、この接続開始時平均値算出手段で算出した平均値に対応させて前記配信側の送信対象となっている前記映像データを構成する画像の解像度とその伝送時のビットレートの組み合わせを接続開始時送信側設定情報として選択する接続開始時送信側設定情報選択手段と、この接続開始時送信側設定情報選択手段の選択した接続開始時送信側設定情報を前記配信側に送信開始時に設定させる画像の解像度とビットレートとして通知する接続開始時送信側設定情報通知手段と、前記配信側が前記符号化後の映像データの配信を開始したとき、この配信側との間の伝送路の接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングする配信時サンプリング手段と、この配信時サンプリング手段でサンプリングして得られたそれぞれの接続速度の平均値を算出する配信時平均値算出手段と、この配信時平均値算出手段で算出した平均値に対応させて前記配信側の送信対象となっている前記映像データを構成する画像の解像度とその伝送時のビットレートの組み合わせを配信時送信側設定情報として選択する配信時送信側設定情報選択手段と、この配信時送信側設定情報選択手段の選択した配信時送信側設定情報を前記配信側に送信の際に設定させる画像の解像度とビットレートとして通知する配信時送信側設定情報通知手段とを備えた映像再生端末と、
この映像再生端末に符号化後の映像データの配信先が伝送路を介して接続されたとき、この配信先の前記映像再生端末との間の接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングして得られた接続速度の平均値に対応する前記配信側の送信対象となっている前記映像データを構成する画像の解像度とその伝送時のビットレートの組み合わせを接続開始時送信側設定情報として受信する接続開始時送信側設定情報受信手段と、この接続時送信側設定情報受信手段の受信した接続時送信側設定情報に示される前記画像の解像度とその伝送時のビットレートに設定して前記符号化後の映像データの配信を開始させる配信開始手段と、この配信開始手段による前記映像データの配信開始後、前記映像再生端末からこの映像再生端末との間の前記伝送路の接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングして得られた接続速度の平均値に対応する前記画像の解像度とその伝送時のビットレートを表わした送信側設定情報が到来するのを監視する送信側設定情報到来監視手段と、この送信側設定情報到来監視手段の監視により前記送信側設定情報が到来するたびにこれに示される前記画像の解像度とその伝送時のビットレートに再設定して前記符号化後の映像データの配信を行う配信継続手段とを備えた映像配信装置
とを具備することを特徴とする映像配信システム。 - 符号化後の映像データを送信する配信側から受信する単位時間当たりの受信データの量としてのスループット値を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングする配信時サンプリング手段と、この配信時サンプリング手段でサンプリングして得られたそれぞれのスループット値の平均値に対応させて前記配信側の送信対象となっている前記映像データを構成する画像の解像度とその伝送時のビットレートの組み合わせを配信時送信側設定情報として選択する配信時送信側設定情報選択手段と、この配信時送信側設定情報選択手段の選択した配信時送信側設定情報を前記配信側に送信の際に設定させる画像の解像度とビットレートとして通知する配信時送信側設定情報通知手段とを備えた映像再生端末と、
この映像再生端末に配信する符号化後の映像データを構成する画像の解像度とその伝送時のビットレートを予め定めた値に設定して前記映像再生端末に配信を開始する配信開始手段と、この配信開始手段による前記映像データの配信開始後、前記映像再生端末が受信する単位時間当たりの受信データの量としてのスループット値を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングして得られたそれぞれのスループット値の平均値に対応する前記画像の解像度とその伝送時のビットレートを表わした送信側設定情報が到来するのを監視する送信側設定情報到来監視手段と、この送信側設定情報到来監視手段の監視により前記送信側設定情報が到来するたびにこれに示される前記画像の解像度とその伝送時のビットレートに再設定して前記符号化後の映像データの配信を行う配信継続手段とを備えた映像配信装置
とを具備することを特徴とする映像配信システム。 - 前記伝送路は無線LANであり、MPEG2による符号化後の映像データが配信されることを特徴とする請求項8〜請求項10いずれかに記載の映像配信システム。
- 映像配信装置から符号化後の映像データの配信を受ける映像再生端末のコンピュータに、
符号化後の映像データを送信する配信側との間の伝送路の物理層レベルでの伝送速度としての接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングする配信時サンプリング処理と、
この配信時サンプリング処理でサンプリングして得られたそれぞれの接続速度の平均値を算出する配信時平均値算出処理と、
この配信時平均値算出処理で算出した平均値に対応させて前記配信側の送信対象となっている前記映像データを構成する画像の解像度とその伝送時のビットレートの組み合わせを配信時送信側設定情報として選択する配信時送信側設定情報選択処理と、
この配信時送信側設定情報選択処理で選択した配信時送信側設定情報を前記配信側に送信の際に設定させる画像の解像度とビットレートとして通知する配信時送信側設定情報通知処理
とを実行させることを特徴とする映像配信制御プログラム。 - 映像配信装置から符号化後の映像データの配信を受ける映像再生端末のコンピュータに、
符号化後の映像データを送信する配信側と接続された時点からその配信側との間の物理層レベルでの伝送速度としての接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングする接続開始時サンプリング処理と、
この接続開始時サンプリング処理でサンプリングして得られたそれぞれの接続速度の平均値を算出する接続開始時平均値算出処理と、
この接続開始時平均値算出処理で算出した平均値に対応させて前記配信側の送信対象となっている前記映像データを構成する画像の解像度とその伝送時のビットレートの組み合わせを接続開始時送信側設定情報として選択する接続開始時送信側設定情報選択処理と、
この接続開始時送信側設定情報選択処理で選択した接続開始時送信側設定情報を前記配信側に送信開始時に設定させる画像の解像度とビットレートとして通知する接続開始時送信側設定情報通知処理と、
前記配信側が前記符号化後の映像データの配信を開始したとき、この配信側との間の伝送路の接続速度を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングする配信時サンプリング処理と、
この配信時サンプリング処理でサンプリングして得られたそれぞれの接続速度の平均値を算出する配信時平均値算出処理と、
この配信時平均値算出処理で算出した平均値に対応させて前記配信側の送信対象となっている前記映像データを構成する画像の解像度とその伝送時のビットレートの組み合わせを配信時送信側設定情報として選択する配信時送信側設定情報選択処理と、
この配信時送信側設定情報選択処理で選択した配信時送信側設定情報を前記配信側に送信の際に設定させる画像の解像度とビットレートとして通知する配信時送信側設定情報通知処理
とを実行させることを特徴とする映像配信制御プログラム。 - 映像配信装置から符号化後の映像データの配信を受ける映像再生端末のコンピュータに、
符号化後の映像データを送信する配信側から受信する単位時間当たりの受信データの量としてのスループット値を予め定めた一定期間にわたって複数回サンプリングする配信時サンプリング処理と、
この配信時サンプリング処理でサンプリングして得られたそれぞれのスループット値の平均値に対応させて前記配信側の送信対象となっている前記映像データを構成する画像の解像度とその伝送時のビットレートの組み合わせを配信時送信側設定情報として選択する配信時送信側設定情報選択処理と、
この配信時送信側設定情報選択処理で選択した配信時送信側設定情報を前記配信側に送信の際に設定させる画像の解像度とビットレートとして通知する配信時送信側設定情報通知処理
とを実行させることを特徴とする映像配信制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006160832A JP2007329814A (ja) | 2006-06-09 | 2006-06-09 | 映像再生端末、映像配信装置、映像配信システムおよび映像配信制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006160832A JP2007329814A (ja) | 2006-06-09 | 2006-06-09 | 映像再生端末、映像配信装置、映像配信システムおよび映像配信制御プログラム |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP2007329814A (ja) |
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