JP2007320682A - 紙葉類処理装置及びバッチカードの区分方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 排除券集積部に集積するバッチカードの集積位置をずらして集積し、バッチの区切りを容易に判別できる紙葉類処理装置及びバッチカードの区分方法を提供する。
【解決手段】 バッチカード検知装置8により、当該媒体の色及び/又は模様が検知される。先に排除券P1が搬送され、続けてバッチカードP2が搬送された場合(図4(1))。先に搬送された排除券P1は、排除券集積部30に集積され、続けて搬送されたバッチカードP2がセンサ210a1及び210a2によってその先端が検知されたとき、位置補正ローラ210b1の取り付け角度及び210b2の取り付け角度が共に所定の角度α回動される(図4(2))。この位置補正ローラ210b1及び210b2によってバッチカードP2の搬送位置がずらされる(図4(3))。バッチカードP2がさらに送られ所定の位置に達すると、位置補正ローラ210b1及び210b2が回動し元の位置に復帰する。
【選択図】 図1
【解決手段】 バッチカード検知装置8により、当該媒体の色及び/又は模様が検知される。先に排除券P1が搬送され、続けてバッチカードP2が搬送された場合(図4(1))。先に搬送された排除券P1は、排除券集積部30に集積され、続けて搬送されたバッチカードP2がセンサ210a1及び210a2によってその先端が検知されたとき、位置補正ローラ210b1の取り付け角度及び210b2の取り付け角度が共に所定の角度α回動される(図4(2))。この位置補正ローラ210b1及び210b2によってバッチカードP2の搬送位置がずらされる(図4(3))。バッチカードP2がさらに送られ所定の位置に達すると、位置補正ローラ210b1及び210b2が回動し元の位置に復帰する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、有価証券などの紙葉類を処理する紙葉類処理装置に関し、特に紙葉類をバッチごとに区分するために紙葉類に挿入されるバッチカードの排除位置をずらして集積する紙葉類処理装置及びバッチカードの区分方法に関する。
有価証券などの紙葉類を処理する紙葉類処理装置は、一括して投入された紙葉類を一定間隔に1枚ずつ取出して搬送し、紙葉類の判別装置によって当該紙葉類の種類(以下、券種と称する。)判別、搬送方向判別、真偽判別(真券か偽券か)及び正損判別(再流通可能な正券か再流通不可能な損券か)を行い、この判別結果に基づいて紙葉類を区分し、施封装置又は集積装置などの処理装置に振り分けて処理する装置である。
この紙葉類処理装置では、3段階(前処理、装置処理及び排除券処理)に分けて処理が行われる。
第1段階は、前処理段階で、紙葉類を紙葉類処理装置で処理する前の段階である。操作員が紙葉類を受け入れて、登録を行うフェーズである。操作員は、紙葉類の受け入れを受け入れ伝票を元に行い受け入れ紙葉類の塊(バッチ)の登録を行う。このようなバッチ処理を行う装置では、特に小口のバッチ処理を行う場合、バッチ処理の単位ごとに紙葉類の最初にダミーカードを挿入し、紙葉類の最後にバッチカードを挿入して1つのバッチを構成するバッチ処理といわれる方法がある。この方法では、例えば識別符号をバーコードで付与したバッチカードが用いられ、バッチの登録の際には、このバッチカードの読み込みと処理する紙葉類の登録を行う。このようにして登録された紙葉類は、従来持ち運び可能な処理ボックスに収納する。従って、小口バッチの場合は処理ボックスの中に複数のバッチが存在することになる。
第2段階は、装置処理の段階で、第1段階で登録された紙葉類を紙葉類処理装置で処理する段階である。操作員が引き渡された処理ボックスの中のダミーカード、紙葉類及びバッチカード(以下、紙葉類及びバッチカードをまとめて媒体と称する。)を取出して紙葉類処理装置の取出部にセットし、計数開始指令を発行すると、紙葉類処理装置は、セットされた紙葉類を一定間隔に1枚ずつ取出して搬送し、紙葉類判別装置によって紙葉類の種類やダミーカード及びバッチカードの検出を行い、集積装置に集積又は施封装置で施封する。従って、この処理は入金処理とも言われている。なお、この入金処理の結果、ダミーカード、バッチカード、若しくは偽券及び搬送異常などにより判別できなかった紙葉類は排除券集積部(集積庫)に集積される。
第3段階は、排除券処理の段階で、操作員が排除券を処理する段階である。操作員は、紙葉類処理装置から排除されたバッチカードに印字されている識別番号をキー入力するか又はバッチカードのバーコードを読み込ませる。排除券がある場合には、バッチカードと共に排除された紙葉類の種類及び枚数などを入力する。
この際、排除券集積部にダミーカード、排除券及びバッチカードが一緒に集積されるが、バッチの切れ目であるバッチカード、排除券及びダミーカードをバッチごとに区分して排除券処理をするため、このバッチの区切りを操作員が見分ける必要がある。
そのため、従来からバッチカードを区分する方法が検討されてきた。例えば、バッチカードのサイズを紙葉類のサイズより大きくすることによって区分する方法、又はバッチカードの材質又は厚さを変えることによって区分する方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−334362号公報 (第3頁、図5)
しかしながら、従来の紙葉類処理装置で用いられているバッチカードのサイズを紙葉類のサイズより大きくする方法は、紙葉類処理装置で取り扱う何れの紙葉類よりも一回り大きいサイズにする必要があり、紙葉類の取込部、搬送部など大きい紙葉類に対応した装置構成が必要になり無駄が多いという課題がある。
また、バッチカードの材質又は厚さを変える方法は、紙葉類の取込部又は搬送部の屈曲部などで紙葉類と異なる媒体を紙葉類と同様の条件で処理するためには詳細な検討が必要になる。通常の紙葉類だけの取出しであっても2枚取りその他の搬送異常が発生したり、温湿度等の環境変化があった場合に搬送異常が発生したりするのを低減する方法が複雑であるという課題があった。その上に、材質や厚さを変更する方法は処理方法が複雑になるという課題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、排除券集積部に集積する媒体(ダミーカード、排除券及びバッチカード)の中のダミーカード及び/又はバッチカードの集積位置をずらして集積することによりバッチの区切りを容易に判別できるようにした紙葉類処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載の紙葉類処理装置は、紙葉類及びこの紙葉類を区分するために挿入されたバッチカードからなる媒体が一括して供給された供給部から1枚ずつ取り出す取出手段と、この取出手段によって取出された媒体の色又は模様を検知し、前記バッチカードを検知するバッチカード検知手段と、前記取出手段によって取出された媒体を搬送する搬送手段と、この搬送手段によって搬送される前記媒体の搬送中心を当該搬送路と直行する方向に所定量ずらすずらし手段と、前記搬送手段によって搬送される前記媒体を判別する紙葉類判別手段と、この紙葉類判別手段による判別の結果排除券と判別された紙葉類を集積する排除券集積手段と、前記バッチカード検知手段によって検知されたバッチカードを前記ずらし手段によって所定量ずらして前記排除券集積手段に搬送する搬送制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項3記載のバッチカードの区分方法は、紙葉類及びこの紙葉類を区分するために挿入されたバッチカードからなる媒体を処理する紙葉類処理装置のバッチカードの区分方法であって、前記媒体が一括して供給された供給部から1枚ずつ取り出す第1の工程と、この第1の工程よって取出された媒体の色又は模様をバッチカード検知手段によって検知する第2の工程と、この第2の工程による検知の結果バッチカードが検知された場合、当該バッチカードが位置補正ローラの前に到達したことをセンサによって検知する第3の工程と、この第3工程によってバッチカードの通過が検知されてから、前記位置補正ローラを所定の角度回動する第4の工程と、この第4の工程の後、前記バッチカードが所定の位置に到達後前記位置補正ローラを元の位置に復帰する第5の工程と、この第5工程の結果、搬送中心位置がずれて搬送されるバッチカード及びバッチカード以外の紙葉類を紙葉類判別装置によって判別する第6の工程と、この第6工程の判別の結果、搬送中心位置がずれて搬送されるバッチカード及び前記紙葉類から区分された排除券を排除券集積装置に搬送する第7の工程と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、排除券集積部に集積されたダミーカード、排除券及びバッチカードの中から排除券集積部内でのダミーカード及び/又はバッチカードの集積位置をずらして集積することによりバッチの区切りを容易に判別できる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の実施例によるバッチカードのずらし機能を有する紙葉類処理装置110を備えた紙葉類処理システム図である。この紙葉類処理システム図には、紙葉類処理装置110、上位システムDB(データベース)100、前処理用情報登録PC(パーソナルコンピュータ)120及び排除券入力用情報登録PC130が設けられている。
前処理用情報登録PC120には、ハンドスキャナ121が接続されており、バッチカードの登録処理が行われる。バッチカードの登録処理とは、バッチカードに印刷されているバーコードをハンドスキャナ121で読み取り、その読み取りデータを情報登録PC120から上位システムDB100に送信することである。このようにして登録されたダミーカード、排除券及びバッチカードからなる1バッチのバッチカードPBを処理ボックス12にセットする。この処理により第1段階である前処理が終了する。このようにして処理ボックス12にセットされた1バッチのバッチカードPBは、紙葉類処理装置110に供給される。
紙葉類処理装置110は、操作部550及び紙葉類処理機1で構成され、上位システムDB100に通信回線を経て接続されている。
操作部550は、紙葉類処理機1で行う業務内容の指示、その指示された業務内容に基づく取引内容の指定、及び紙葉類処理機1での取引結果を入手し、その入手結果を上位システムDBに送信する。すなわち、紙葉類処理機1で読み取ったバッチカード番号および処理した計数金額を送信する。この処理によって第2段階である装置処理が終了する。
操作部550は、紙葉類処理機1で行う業務内容の指示、その指示された業務内容に基づく取引内容の指定、及び紙葉類処理機1での取引結果を入手し、その入手結果を上位システムDBに送信する。すなわち、紙葉類処理機1で読み取ったバッチカード番号および処理した計数金額を送信する。この処理によって第2段階である装置処理が終了する。
処理ボックス12の媒体PBが紙葉類処理機1に供給される。紙葉類処理機1は、操作部550に接続され、操作部550からの取引指示に基づいて、供給された媒体PBを取出し、紙葉類判別部19で1枚ずつ判別する。判別された媒体PBは、その判別結果に基づいて区分処理される。この紙葉類処理中に排除券が発生した場合、発生した排除券は、排除券集積部30に、ダミーカード、排除券(リジェクト券)及びバッチカードの順番に集積される。
排除券入力用登録PC130には、ハンドスキャナ131が接続されており、操作員によって上記排除券集積部30に集積された排除券(リジェクト券)の入力処理が行われる。排除券は、バッチカードに挟まれて排除券集積部30に集積されている。操作員は、当該バッチカードに印字されているバーコードをハンドスキャナ131で読み取る。読み取った結果は排除券入力用登録PC130の操作表示部132に表示される。また、排除券の供給元を示すアカウント番号、排除券の券種及び枚数からなる金額が排除券入力用登録PC130の操作表示部132又は入力部133から入力される。これら入力されたデータは、上位システムDB100に送信される。この処理によって第3段階である排除券処理が終了する。
図2は、図1に示す紙葉類処理装置110の概略構成図である。紙葉類処理装置110は、紙葉類処理機1及び操作部550で構成されている。
操作部550に接続された操作表示部552から操作員の操作によって、入金業務、整理業務などの取引方法の設定、処理した紙葉類Pを収納するカセット13を設定するカセットアサイン、及び紙葉類Pの正損レベル設定などが行われる。この設定の後、操作員が供給台11に媒体(ダミーカード、紙葉類及びバッチカード)をセットする。操作部550から紙葉類処理機1による処理を開始すると、媒体PBは、取出ローラ(取出手段)5によって1枚ずつ搬送路(搬送手段)16に取り出されて搬送される。
この媒体PBが取り出されるとき、バッチカード検知装置(バッチカード検知手段)8は、媒体PB表面の色又は模様を検出することによりバッチカードを検知する。さらに、紙葉類判別装置(紙葉類判別手段)19によって当該紙葉類Pの券種判別、搬送方向判別、真偽判別及び正損判別並びにダミーカード及びバッチカードの判別が行われる。この判別結果に基づいて当該紙葉類は集積又は施封される。詳細は後述する。なお、ダミーカード及びバッチカードは排除券集積部30に集積される。この際、バッチカードは排除券集積部30のずらした位置に集積される。
また、設定した業務の取引終了時には、各業務終了に伴う取引の区切り処理が行われる。さらに、1日の業務終了などの単位で取引計数を集計し、上位システムDB100に取引結果を通知するバランス処理が行われる。この上位システムDB100には、例えば、本実施例の紙葉類処理装置110が複数台接続され、各紙葉類処理装置110の稼動状況の把握や、各紙葉類処理装置110からの処理結果の集計を行うことができる。
入金業務とは、予め合計金額のわかっている複数券種の紙葉類Pを、紙葉類処理装置110を用いて、券種ごと、搬送方向ごと、正損ごとに区分し、紙葉類処理装置110で計数した金額が正しいことを確認し、上位システムDB100に登録する業務である。なお、この業務によって処理された紙葉類Pは、上述した集積装置57〜62にセットされた紙葉類収納装置としてのカセット13に集積され、又は施封部4で100枚ごとに施封され紙葉類把(以下、把と称する。)Hが形成される。
整理業務とは、入金業務において上位システムDB100に計数を登録しない業務である。取引した券種を計数することが目的ではなく、一度入金業務などで計数を行った券種をさらに詳細に(例えば、表裏及び正損ごとに)集積装置57〜62の各カセット13に集積したり、施封を行ったりするために使用する。
カセットアサインとは、集積装置57〜62の各カセット13に収納する券種、及び施封部4で施封する券種を設定することである。
正損レベル設定とは、再流通可能な正券と再流通不可能な損券に区分する閾値である正損判別レベルを設定することである。詳細は後述するが、正損判別レベルの値が大きくなるほど損券枚数が多くなる。
取引の区切り処理とは、各取引終了後、例えば操作表示部552に設けられた完了ボタン(図示しない)が押下されたとき、上記集積装置57〜62に集積された紙葉類Pを各カセット13に収納する処理のことで、紙葉類Pが収納された各カセット13は、操作員によって空のカセット13と交換される。
ここで、紙葉類Pが搬送されるときの搬送方向について説明する。紙葉類Pは、表(Face:表を上にした状態)、裏(Back:裏を上にした状態)、正(Foward:紙葉類の表もしくは裏の印刷が正立した状態)、逆(Reverse:紙葉類の表もしくは裏の印刷が倒立した状態)の4種類あり、これらを組み合わせた表正FF、表逆FR、裏正BF、裏逆BRからなる4種類の搬送方向が形成される。
紙葉類処理機1は、紙葉類PBをセットする供給部10、この供給部10に供給された媒体PBを取り出す取出ローラ5、媒体PBの表面の色からバッチカードを検知するバッチカード検知装置8、及び上記取出ローラ5によって取出された媒体PBを搬送する搬送路16が備えられている。また、この搬送路16によって搬送される媒体PBの搬送状態を検出し補正を行うと共に、上記バッチカード検知装置8によってバッチカードが検知された場合に搬送位置を搬送路16と直行する方向に所定量ずらすずらし手段としての整列ユニット210が配置されている。さらに、この整列ユニット210によって搬送補正された媒体を1枚ずつ判別する紙葉類判別部19、及び上記バッチカードの識別符号であるバーコードを読み取る読取手段としてのバーコードリーダ70が搬送路16に沿って配置されている。
バッチカード検知装置8の検知結果は、主制御部500に通知される。主制御部500は、その通知結果を搬送制御部26に通知する。搬送制御部26は、整列ユニット210の位置補正ローラ210b1及び210b2の回転軸の角度を所定量回動させ、搬送されるバッチカードの搬送位置をずらす。この結果、バッチカードは搬送中心がずれた状態で排除券集積部30に集積されることになる。詳細は、後述する。
紙葉類判別部19による媒体PBの判別結果、厚さ検知装置の検知結果及びバーコードリーダ70の読取結果は、紙葉類処理装置110を制御する主制御部(制御手段)500に送信される。
主制御部500は、受信した判別結果に基づいて、後述する搬送制御部、施封制御部400を制御する。搬送制御部は、紙葉類の搬送を制御するもので、分岐ゲートG1、G2、・・・G8、及び搬送方向を揃えるために反転する反転処理部を制御する。このようにして搬送方向の揃えられた紙葉類Pは、操作表示部552によって設定された区分方法に基づいて施封する施封部4で施封され、又は券種ごとに集積する集積部50で集積される。
さらに、紙葉類処理機1はインターフェース501を介して操作部550に接続されている。以下、紙葉類処理機1の構成を媒体PBの供給部10から順に説明する。
供給部10は、供給台11を有しており、この供給台11に媒体PBをセットし、取出し開始釦(図示しない)をオンすると、取出ローラ5に押圧された状態になっている媒体PBは、取出ローラ5が回転することにより一定間隔を有して媒体PBの最先端の紙葉類から順に1枚ずつ取り出される。
搬送路16は、搬送面に対して対向するベルトで媒体PBを複数箇所挟持する。この搬送ベルトを掛け回した搬送ローラを駆動することによって媒体PBを搬送する。
分岐ゲートG1は、例えば、リジェクト券と、処理券とに振り分けるゲートである。リジェクト券とは、紙葉類判別部19で媒体PBを判別した結果、媒体PBが偽券、又は折れ、破れ及びスキューなどにより判別のできない「判別不能券」と判別された紙葉類をいう。この判別結果を搬送制御部が受信すると、分岐ゲートG1を右側(時計方向)に回動することにより、当該リジェクト券を排除券集積部30に集積する。バッチカードは、リジェクト券として排除券集積部30に集積される。
また、処理券とは、紙葉類判別部19で判別された媒体PBが真券で正券、又は真券で損券をいう。搬送制御部は、その判別結果を受信すると、分岐ゲートG1を左側(反時計方向)に回動して、当該紙葉類を区分処理する。
反転処理部は、スイッチバック反転部(図示しない)及び表裏反転部9で構成され、紙葉類Pの取り揃える方向により上記スイッチバック反転部及び表裏反転部9の一方、若しくは両方が使用される。
分岐ゲートG2は、表裏反転分岐ゲートである。紙葉類判別部19で判別された紙葉類Pの搬送方向の判別結果に基づき、表裏反転を必要とする場合に右側(時計方向)に回動し、紙葉類Pを図示矢印A6で示す表裏反転部9を通過させる。また、表裏反転を必要としない場合、分岐ゲートG2を、左側に回動し、紙葉類Pを図示矢印A4で示す方向に搬送させる。
表裏反転部9は、紙葉類判別部19の券種判別及び搬送方向判別で判別された結果に基づき、紙葉類Pの搬送方向の表裏を取り揃えるために反転する。例えば搬送方向が裏正(BF)の場合、表裏反転部9によって表正FFになる。
分岐ゲートG3は、搬送される紙葉類Pを搬送路16から施封部4、又は集積部50に分岐する分岐ゲートである。搬送される紙葉類Pが主制御部500によって施封するように指定された券種の場合、搬送制御部は、分岐ゲートG3を右側(時計方向)に回動し、紙葉類Pを施封部4が設けられている図示矢印A40の方向に搬送する。また、それ以外の券種の紙葉類Pは、分岐ゲートG3から分岐ゲートG4〜G8を経由して集積装置57〜62に集積するように振り分けられる。
施封部4及び集積部50には、紙葉類Pが搬送される搬送路から分離するために搬送路の終端に紙葉類Pを集積する集積装置として羽根車集積装置が設けられている。
この羽根車集積装置は、例えば、集積装置57の場合、羽根車57a、一時集積庫57b、シャッター57c、カセット13、及び集積を補佐するプッシャ(図示しない)などで構成される。
羽根車57aは、複数の羽根が回転軸の周辺に組み込まれており、搬送されてきた紙葉類Pを羽根と羽根の間で受け取れるように紙葉類Pの搬送に同期して回転している。この羽根車を使用することによって、高速に搬送される紙葉類Pの運動エネルギーを吸収し、かつ紙葉類Pを整位しながら一時集積庫57bに集積する。
一時集積庫57bは、集積装置57で使用される一時集積庫57bと、施封部4の一時集積庫42bとでは以降で処理する目的が異なるために形態が異なっている。
集積装置57で使用される一時集積庫57bには、シャッター57cが備えられており、このシャッター57cの上に紙葉類Pが集積される。そして、このシャッター57cに集積された紙葉類Pは、例えば満杯になったとき、又は業務終了指示(図示しない)などがあると、シャッター57cが開き、シャッター57c下部に設けられた集積庫としてのマルチカセット12に設けられたバックアッププレート123の上に落下する。このバックアッププレート123は、取出口122b方向に進退自在に移動可能な板状体で構成されていり。このバックアッププレート123に落下した紙葉類Pは、プッシャーによってマルチカセット12に押し込まれる。
カセット13は、上記一時集積庫同様に、業務中にカセット13に収納された紙葉類満杯又は操作部550からの指示によって、集積装置57にセットされているカセット13の交換業務に入ることができる。
このカセット13の交換業務を説明する。紙葉類処理機1は、操作員による操作部550からの指示によりカセット13の第2のセキュリティ手段としての施・開錠手段を開錠する(ロックを解除する)ここでは、操作部550からの指示に基づいて電磁的方法によって開錠される。このロック解除とは、例えば集積装置57のマルチカセット12の場合、当該集積装置57にマルチカセット12を固定しているロックを解除することを意味する。
操作員は、ロック解除されたカセット13を集積装置57から取外し、空のカセット13をセットする。この空のカセット13をセットすることによって、再度集積装置57にカセット13がロックされる。
紙葉類Pの入っているカセット13に押し込まれる紙葉類Pの枚数が増えるとバックアッププレート123は下側に移動する。以上の動作は、集積装置57〜62で共通である。
施封部4は、第1集積部42、第2集積部43、搬送部、紙帯部46、帯送り部47、帯巻部48で構成される。本実施例では、施封部4が、上記第1集積部42、第2集積部43を有している場合を説明するが、必要に応じてこれら2個の集積部を対にして複数セット用いてもよい。
第1集積部42及び第2集積部43は、共に同様に構成されているため、第1集積部42についてその構成を説明し第2集積部43の説明を省略する。
第1集積部42には、施封搬送路40Aから紙葉類を分岐する分岐ゲートG12、振り分けられた紙葉類Pを搬送する搬送路40B、搬送路40Bの終端から送り出された紙葉類を受け取る羽根車42a、この羽根車42aによって受け取られた紙葉類Pを集積する一時集積庫42b、集積された紙葉類Pを押圧するプッシャー(図示しない)が設けられている。以下、施封部4の各部構成について説明する。
一時集積庫42bは、搬送される紙葉類Pを計数し100枚に達すると、続けて搬送される紙葉類Pを一時集積庫43bに集積させるために切り替えゲートG12及びG13を切り替える。その後、この一時集積庫42bに集積された紙葉類の施封を行う。以下この施封動作を説明する。
一時集積庫42bに集積された100枚紙葉類は、搬送キャリア44に渡される。搬送キャリア44は、図示矢印で示す縦搬送及び横搬送され、帯巻部48に100枚紙葉類を渡す。
この搬送キャリア44から渡された100枚紙葉類は、紙帯部46から供給された紙帯が帯送り部47で送られ帯巻部48に達すると、帯巻部48はこの紙帯を用いて上記100枚紙葉類の所定部位を帯び巻きする。このようにして帯び巻された100枚紙葉類からなる把Hが形成される。
帯巻部48で形成された把Hは、カセット63dに収納される。このカセット63dに収納される方法は、集積装置57のカセット63dに紙葉類Pを集積する方法と同様、シャッター63c及び紙葉類取出口122bの扉が開き、把Hをカセット63dに入れ、その上から押込み棒で中に押込む。このようにして集積された把Hの様子を図2に示してある。
図3は、図2に示す紙葉類処理機1を制御する主制御部と各部との接続を示すブロック図である。すなわち、紙葉類処理装置110を制御する主制御部500、紙葉類判別部19、搬送制御部26、施封制御部400、バーコードリーダ70、バッチカード検知装置88及び操作部550の接続状態を示すブロック図である。
主制御部500は、操作部550の指示に基づいて、搬送される媒体の判別結果を紙葉類判別部19から受信し、媒体を区分処理するために、搬送制御部26、及び施封制御部400を制御する。また、媒体判別結果を操作部550に送信する。
紙葉類判別部(紙葉類判別手段)19は、搬送される媒体PBの券種判別、搬送方向判別、真偽判別、正損判別、及び厚さ判別を行う。
上記券種判別は、判別された媒体PBが紙葉類Pの場合はその券種を判別し、さらにダミーカード及びバッチカードを判別する。バッチカードの判別は、バッチカード検知装置8でも行われるが、これとは独立した判別が行われる。これら媒体PBの券種判別は、ダミーカード及びバッチカードも紙葉類Pの券種とみなした上で、紙葉類P表面の色又は模様又はその組み合わせ及び形状によって行う。
上記紙葉類判別を行うために、複数のセンサ1〜nが設けられており、これらセンサ1〜nの出力信号を増幅する増幅回路1〜n、及びこの増幅回路1〜nの出力信号を処理する処理手段から構成される。この処理手段は、A/D変換するためのA/D変換部24、このA/D変換部24でA/D変換されたデータを論理演算する論理回路部23、この論理回路部23の出力信号から券種判別、真偽判別(本物か偽物か)、正損判別及びバッチカード判別が行われる。
紙葉類判別部19の制御は、全体を制御するCPU21、このCPU21によってアクセスされる記憶部25及びCPU21で判別された結果を主制御部500との間で通信するためのI/F部22で構成される。
搬送制御部26は、紙葉類判別部19の判別結果により、搬送される媒体PBの行き先を決定して、媒体PBの搬送制御を行うCPU27と、このCPU27によってアクセスされる記憶部29と、主制御部500とのI/F部28とで構成される。
主制御部500は、主制御部500を制御するCPU504、記憶部505、インターフェース部503を備えており、紙葉類判別部19、搬送制御部26、及び施封制御部400に接続される。また、インターフェース501を介して操作表示部552と接続される。
CPU504は、操作表示部552から操作員によって設定された入金業務、整理業務などの取引方法の設定、処理した紙葉類Pを収納する収納庫を設定するカセットアサインの設定、及び紙葉類の判別レベルである正損判別レベル設定などの情報を紙葉類判別部19に送信する。また、紙葉類Pの判別結果を紙葉類判別部19から受信し、操作部550に送信する。ここでは、取引の区切り処理が行われた際の取引計数が送信される。
図4は、バッチカードずらし手段としての整列ユニット210を説明する図である。
この整列ユニット210は、媒体PBを搬送する搬送路16を分離して構成した第1の搬送路16A及び第2の搬送路16Bを備えている。また、この第1の搬送路16Aと第2の搬送路16Bとの間に、位置補正ローラ210b1及び210b2が備えられ、これら位置補正ローラ210b1及び210b2の回転軸の角度が回動できるように構成されている。
この整列ユニット210は、媒体PBを搬送する搬送路16を分離して構成した第1の搬送路16A及び第2の搬送路16Bを備えている。また、この第1の搬送路16Aと第2の搬送路16Bとの間に、位置補正ローラ210b1及び210b2が備えられ、これら位置補正ローラ210b1及び210b2の回転軸の角度が回動できるように構成されている。
第1の搬送路16Aは、位置補正ローラ210b1及び210b2の搬送方向上流に配置された搬送ローラ16a及び16cと、これら搬送ローラ16A及び16Cに掛け回された搬送ベルト16bによって構成される。
第2の搬送路16Bは、位置補正ローラ210b1、及び210b2の搬送方向下流に配置された搬送ローラ16d及び16fと、これら搬送ローラ16d及び16cに掛け回された搬送ベルト16eによって構成される。
このような構成において整列ユニット210によるバッチカードのずらし機構を説明する。
最初に供給部10から媒体が1枚ずつ取り出される(第1の工程)。
最初に供給部10から媒体が1枚ずつ取り出される(第1の工程)。
取り出された媒体(ダミーカード、紙葉類及びバッチカード)は、バッチカード検知装置8により、当該媒体の色が検知される(第2の工程)。この媒体の色は、媒体が取出ローラ5によって取り出される際に検知される。取り扱う紙葉類の色が限定されている場合には、その紙葉類の色と異なる色を表面色に有するバッチカードを用いればよい。また、媒体が取出ローラ5によって取り込まれるときに、この媒体が移動することにより、媒体に設定した所定の位置の模様が検知される。この検知結果は、上述した主制御部500に送信され、この主制御部500によって認識される。なお、本実施例では、バッチカード検知装置8によって媒体の色及び模様を検知する方法を用いたが、これに限定されるのではなく、取り扱う紙葉類Pとバッチカードの区分が容易な場合は、媒体の色又は模様の何れか一方の検知を用いて検出できるのは当然である。
また、このような媒体の色又は模様を検知する方法は従来から知られている技術によって可能なので、詳細な検知方法は省略する。
ここで、図を参照しながら先に排除券P1が搬送され、続けてバッチカードP2が搬送された場合を例に説明する(図4(1))。
先に搬送された排除券P1は、バッチカードではないのでそのまま搬送され紙葉類判別装置(紙葉類判別手段)19に送られる。続けて搬送されたバッチカードP2が整列ユニット210のセンサ210a1及び210a2によってその先端が検知されたとき(第3の工程)、整列ユニット210の位置補正ローラ210b1の取り付け角度及び210b2の取り付け角度が共に所定の角度α回動される(図4(2)、第4の工程)。
この位置補正ローラ210b1及び210b2によってバッチカードP2の搬送位置がずらされる(図4(3))。
バッチカードP2がさらに送られ所定の位置に達すると、位置補正ローラ210b1及び210b2が回動し元の位置に復帰する(第5の工程)。
上記整列ユニット210を通過して搬送された紙葉類は、紙葉類判別部19によって判別される(第6の工程)。その判別の結果、先に搬送された紙葉類(この場合、排除券P1)は、排除券と判別され排除券集積部30に搬送される。続けて搬送された紙葉類(この場合、バッチカードP2)は、同様に排除券と判別され排除券集積部30に搬送される(第7の工程)。この際、バッチカードP2は、整列ユニットで搬送中心位置がずらされるため、ずらされた状態のまま搬送され排除券集積部30に集積される(図4(4))。
なお、上記位置補正ローラ210b1、210b2の取り付け角度が一定の場合について説明したが、これに限るものではなく、例えば、バッチカードの搬送位置を検知してその搬送位置ずれ量を考慮した角度αを設定してもよい。また、処理する紙葉類の幅サイズが券種によって異なる場合には、券種に応じた取り付け角度αを設定してもよい。
図5は、このようにして排除券集積部30に排除券及びバッチカードが集積された状態を示す。図5(1)は、集積状態の側面図で、図5(2)は斜視図である。なお、ダミーカードは、排除券P1と同様の位置に集積される。本実施例では、このダミーカードを判別できない紙葉類と同じ取扱いとして説明したが、バッチカード同様に識別可能な色、符合を付してずらして集積することができるのは当然である。
以上の結果、複数の小口バッチを処理した場合には、バッチ毎にバッチカードの集積位置がずらされて集積されることになり、バッチの区切りを容易に判別できる。また、本発明では、バッチカードの大きさを紙葉類と異なるサイズにする必要がないため、従来の形状の紙葉類処理装置をそのまま使用できる。
H 100枚紙葉類
P1 紙葉類
P2 バッチカード
G1〜G8 分岐ゲート
G12、G13 分岐ゲート
1 紙葉類処理機
8 バッチカード検知装置
10 供給部
16 搬送路
19 紙葉類判別部
30 排除券集積部
4 施封部
42〜45 施封装置
42E 横搬送路
42B 一時集積庫
42F 搬送キャリア
50 集積部
57〜62 集積装置
70 バーコードリーダ
100 上位システムDB
110 紙葉類処理装置
120 前処理用情報登録PC
130 排除券登録用情報登録PC
121、131 ハンドスキャナ
210 整列ユニット
210a1、210a2 センサ
210b1、210b2 位置補正ローラ
α 回動角
400 施封制御部
500 主制御部
552 操作表示部
P1 紙葉類
P2 バッチカード
G1〜G8 分岐ゲート
G12、G13 分岐ゲート
1 紙葉類処理機
8 バッチカード検知装置
10 供給部
16 搬送路
19 紙葉類判別部
30 排除券集積部
4 施封部
42〜45 施封装置
42E 横搬送路
42B 一時集積庫
42F 搬送キャリア
50 集積部
57〜62 集積装置
70 バーコードリーダ
100 上位システムDB
110 紙葉類処理装置
120 前処理用情報登録PC
130 排除券登録用情報登録PC
121、131 ハンドスキャナ
210 整列ユニット
210a1、210a2 センサ
210b1、210b2 位置補正ローラ
α 回動角
400 施封制御部
500 主制御部
552 操作表示部
Claims (3)
- 紙葉類及びこの紙葉類を区分するために挿入されたバッチカードからなる媒体が一括して供給された供給部から1枚ずつ取り出す取出手段と、
この取出手段によって取出された媒体の色又は模様を検知し、前記バッチカードを検知するバッチカード検知手段と、
前記取出手段によって取出された媒体を搬送する搬送手段と、
この搬送手段によって搬送される前記媒体の搬送中心を当該搬送路と直行する方向に所定量ずらすずらし手段と、
前記搬送手段によって搬送される前記媒体を判別する紙葉類判別手段と、
この紙葉類判別手段による判別の結果排除券と判別された紙葉類を集積する排除券集積手段と、
前記バッチカード検知手段によって検知されたバッチカードを前記ずらし手段によって所定量ずらして前記排除券集積手段に搬送する搬送制御手段と、
を備えたことを特徴とする紙葉類処理装置。 - 前記ずらし手段は、
前記搬送路と直行する方向に配置された少なくとも2個の位置補正ローラと、
この位置補正ローラの搬送方向上流に配置され、搬送される前記媒体の通過を検知するセンサと、
前記2個の位置補正ローラの回転軸を回動するか移動手段と、
前記センサが搬送される前記媒体を検知したとき、前記2個の位置補正ローラの回転軸を所定量回動し、前記媒体通過後当該2個の位置補正ローラを元の状態に復帰するずらし制御手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1記載の紙葉類処理装置。 - 紙葉類及びこの紙葉類を区分するために挿入されたバッチカードからなる媒体を処理する紙葉類処理装置のバッチカードの区分方法であって、
前記媒体が一括して供給された供給部から1枚ずつ取り出す第1の工程と、
この第1の工程よって取出された媒体の色又は模様をバッチカード検知手段によって検知する第2の工程と、
この第2の工程による検知の結果バッチカードが検知された場合、当該バッチカードが位置補正ローラの前に到達したことをセンサによって検知する第3の工程と、
この第3工程によってバッチカードの通過が検知されてから、前記位置補正ローラを所定の角度回動する第4の工程と、
この第4の工程の後、前記バッチカードが所定の位置に到達後前記位置補正ローラを元の位置に復帰する第5の工程と、
この第5工程の結果、搬送中心位置がずれて搬送されるバッチカード及びバッチカード以外の紙葉類を紙葉類判別装置によって判別する第6の工程と、
この第6工程の判別の結果、搬送中心位置がずれて搬送されるバッチカード及び前記紙葉類から区分された排除券を排除券集積装置に搬送する第7の工程と、
を備えたことを特徴とする紙葉類処理装置におけるバッチカードの区分方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006150560A JP2007320682A (ja) | 2006-05-30 | 2006-05-30 | 紙葉類処理装置及びバッチカードの区分方法 |
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Publications (1)
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Family
ID=38853823
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JP2006150560A Pending JP2007320682A (ja) | 2006-05-30 | 2006-05-30 | 紙葉類処理装置及びバッチカードの区分方法 |
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JP (1) | JP2007320682A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012003519A (ja) * | 2010-06-17 | 2012-01-05 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 紙幣取扱装置 |
-
2006
- 2006-05-30 JP JP2006150560A patent/JP2007320682A/ja active Pending
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