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JP2007320204A - アルミニウム塗装材 - Google Patents

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JP2007320204A
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aluminum
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resin coating
lanolin
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JP2006153946A
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Mutsuko Watanabe
渡辺睦子
Naoki Kitamura
北村直紀
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Furukawa Sky KK
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Furukawa Sky KK
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Abstract

【課題】樹脂被覆膜表面に所定のワックス組成物を塗布したことにより、耐カジリ性等のプレス成形性に優れ、かつ、塗膜の損傷もないアルミニウム塗装材を提供する。
【解決手段】アルミニウム又はアルミニウム合金からなるアルミニウム基材と、当該アルミニウム基材の少なくとも一方の面に形成した樹脂被覆膜と、当該樹脂被覆膜表面に塗布した10〜80重量%のラノリンワックスと20〜90重量%のパラフィンワックスとの溶融混合ワックス組成物と、を備えたアルミニウム塗装材。
【選択図】なし

Description

本発明は、アルミニウム塗装材に関し、特に、アルミニウム基材の少なくとも一方の面に樹脂被覆膜を設け、その上に所定の組成を有するワックス組成物を塗布したアルミニウム塗装材であって、成形加工における潤滑性に優れたアルミニウム塗装材に関する。
アルミニウム又はアルミニウム合金(以下、「アルミニウム基材」と記す)は、軽量で適度な機械的特性を有し、かつ美感、成形加工性、耐食性等に優れた特徴を有しているため、各種容器類等に広く用いられている。
特に、コイル状にしたアルミニウム基材の板をプレス機に連続的に供給する方式の成形加工は生産性に優れるため、上記用途に広く採用されている。このような用途のアルミニウム基材は、耐食性や対溶出性を更に向させるため、外観を向上させるため、ならびに、傷付きを防止する等のために、その表面に樹脂塗料が塗装されることも多い。この際に、アルミニウム基材には何らかの下地処理(例えばリン酸クロメート、クロム酸クロメート、リン酸亜鉛又はリン酸ジルコニウム等)が通常施される。
アルミニウム基材の樹脂塗装とプレス加工の前後関係は、アルミニウム缶蓋や一部の熱交換器フィンのように、樹脂塗装を施してからプレスするプレコート方式と、アルミニウム缶ボディや自動車パネルのようにプレスした後に塗装を施すポストコート方式に分かれる。
プレコート方式では、塗装されたアルミニウム基材(以下、「アルミニウム塗装材」と記す)のプレス成形性を向上させるため、被覆膜表面に潤滑剤の層を形成させることが一般的に行われている。具体的には、被覆膜用塗料の成分に植物系ワックス、動物系ワックス、鉱物系ワックス又は石油系ワックス等をインナーワックスとして添加し、塗装、焼付によりワックス成分を被覆膜表面に析出させる方法や、塗装後の被覆膜表面に石油系ワックス等をアウターワックスとして塗布する方法などが挙げられる。これらの方法によれば、アルミニウム塗装材に潤滑性が付与されるため、プレス成形性の向上に一定の効果があり、その結果として、製品品質の安定性、プレス金型寿命の延長等に寄与する。
このような潤滑剤層の形成に関しては、種々の提案がなされている。特許文献1には、樹脂被覆膜の樹脂固形分に対して0.2重量%以上のラノリンをインナーワックスとして添加した上に、パラフィンワックス又はマイクロクリスタリンワックスをアウターワックスとして10〜100mg/mの量で塗布する方法が記載されている。特許文献2には、アウターワックスとして用いるパラフィンワックスの70%以上を斜方晶パラフィンとすることが記載されている。
:特開2002−283496号公報 :特開平6−254490号公報
しかしながら、上述の従来技術においては以下に示すような問題点がある。
すなわち、近年になってプレス速度の高速化が益々進み、また加工精度に対する要求も厳しくなっていることに対応して、プレス金型の設計がより高度になっている。しかしながら、こうしたプレス加工機に従来技術に基づいたアルミニウム塗装材を適用すると、潤滑性が不足するため、加工時に強い力を受ける部分、例えばアルミニウム缶蓋における端面、スコア部及びリベット部等において、金型への樹脂被覆膜の焼付きや樹脂被覆膜の剥離などの、いわゆるカジリ現象を生じることがある。このようなカジリ現象はプレス成形品の商品価値を著しく損なうため、その防止対策が求められていた。
カジリ現象の防止対策として、アルミニウム塗装材表面におけるワックス量を増加させる方法が考えられ、実際にある程度までは有効である。しかしながら、高度な設計がなされたプレス金型においては既存のワックスの効果には限界があり、多量に塗布してもカジリ現象がしばしば発生していた。
また、アルミニウム塗装材表面に加工用潤滑油を塗布する方法も考えられるものの、加工後に洗浄工程が必要とされることや、潤滑油そのものが樹脂被覆膜に損傷を与えることがある等の問題があり、必ずしも有効な手段ではなかった。
本発明者らは、鋭意検討を重ねた結果、プレス成形性、特に耐カジリ性に優れたワックス組成物を見出し、これをアルミニウム塗装材の表面に塗布することによって上記問題を解決するに至った。
すなわち、本発明は請求項1において、アルミニウム又はアルミニウム合金からなるアルミニウム基材と、当該アルミニウム基材の少なくとも一方の面に形成した樹脂被覆膜と、当該樹脂被覆膜表面に塗布した10〜80重量%のラノリンワックスと20〜90重量%のパラフィンワックスとの溶融混合ワックス組成物と、を備えたことを特徴とするアルミニウム塗装材とした。本発明は請求項2において、パラフィンワックスの融点を70℃以下とした。更に、本発明は請求項3において、アルミニウム基材と樹脂被覆膜との間に下地皮膜を設けるようにした。
本発明では、樹脂被覆膜表面に所定のワックス組成物を塗布したことにより、耐カジリ性等のプレス成形性に優れ、かつ、樹脂被覆膜の損傷もないアルミニウム塗装材が得られる。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。
本発明に係るアルミニウム塗装材は、アルミニウム基材面に形成した樹脂被覆膜表面に所定組成を有する溶融混合ワックス組成物を塗布することによって得られる。
A.アルミニウム基材
本発明で用いるアルミニウム基材としては、(純)アルミニウム又はアルミニウム合金が用いられ、アルミニウム合金としては、3000系や5000系が好適に用いられる。また、アルミニウム材の他に、亜鉛めっき鋼、アルミニウムめっき鋼、亜鉛−アルミニウム合金めっき鋼、ステンレス鋼等も用いることができる。これら基材は、板状のものが好適に用いられる。
B.樹脂被覆膜
本発明では、アルミニウム基材の少なくとも一方の面に樹脂被覆膜が形成される。樹脂被覆膜は、ベース樹脂を溶媒である有機溶剤や水等に溶解又は分散した塗料をアルミニウム基材表面に塗布し、乾燥後に焼付けすることによって形成される。塗料の塗布には、ロールコート法が用いられ、焼付け温度は、通常、200〜300℃である。
なお、アルミニウム基材に樹脂を被覆する前にその表面に下地処理を施して下地皮膜を形成することにより、樹脂被覆膜の密着性が良好となり成形加工性の向上に寄与する。下地皮膜としては、リン酸ジルコニウム皮膜やリン酸チタニウム皮膜などのノンクロメート皮膜、リン酸クロメート皮膜などのクロメート皮膜が挙げられる。更に、下地処理の前に、アルミニウム基材をアルカリ脱脂等によって前処理するのが好ましい。
樹脂被覆膜のベース樹脂としては、エポキシ樹脂、エポキシ/アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、塩化ビニル樹脂、エポキシ/尿素樹脂、エポキシ/フェノール樹脂等の樹脂が用いられる。
C.ワックス
ラノリンワックス及びパラフィンワックスはいずれも既知物質であり、従来方法においてもアルミニウム塗装材に用いられてきた実績がある。具体的には、ラノリンワックスは主にインナーワックスとして、パラフィンワックスはアウターワックスとして、それぞれ活用されてきた。また、ラノリンワックスをインナーワックスとして含有する樹脂塗料を塗装、焼付し、パラフィンワックスをアウターワックスとして塗布する塗装材の製造方法も、広く一般に実施されている。しかしながら、これら従来例では、インナーワックスを樹脂被覆膜中及びその表面に適正に分布させるのが困難であり、また樹脂被覆膜表面では各ワックス成分がそれぞれ独立して存在するに過ぎず、カジリ現象の防止に対して特別な機能を有するものではなかった。
本発明者らは、ラノリンワックス及びパラフィンワックスを、それぞれ固体の状態で所定配合比率をもって予め混合しておき、これを加熱・溶融したワックス組成物を樹脂被覆膜表面に塗布することにより、カジリ現象防止に優れたアルミニウム塗装板が得られることを見出した。
本発明においては、ラノリンワックスとパラフィンワックスを単に混合するだけではなく、両ワックスをそれぞれの融点以上であって200℃以下の温度で加熱し、両ワックスを溶融状態にして攪拌・混合することによって、両ワックスが溶融混合したワックス組成物を用いることに特徴がある。
加熱温度がラノリンワックスとパラフィンワックスの融点に達しない場合には、当然のことながら両ワックスの溶融混合物は得られない。なお、ラノリンワックスの融点は35〜50℃程度、パラフィンワックスの融点は40〜75℃程度である。一方、加熱温度が200℃を超えると、パラフィンワックスの引火点が約210℃以上であることから製造上において爆発の危険性があること、両ワックスが酸化変質を受け易いこと等から好ましくない。更に、エネルギーコストの観点からは、加熱温度を100℃以下とすることが好ましい。
ラノリンワックスとパラフィンワックスの混合比率は、混合ワックス全体におけるラノリンワックスの重量比率を10〜80%とし、かつ、パラフィンワックスの重量比率を20〜90%とする必要がある。すなわち、本発明者らの実験的知見によると、上記重量比率にてラノリンワックスとパラフィンワックスを相溶させることにより溶融混合したワックス組成物は、ラノリンワックスの適度な柔軟性と、パラフィンワックスの適度な粘度とを合わせもった優れた特性を有するものとなる。
ラノリンワックスの重量比率が10%に満たないと、すなわち、パラフィンワックスの重量比率が90%を超えると、両者の溶融混合効果が顕現せず、その潤滑性はパラフィンワックス単体とほとんど変わらずカジリ現象を防止できない。具体的には、加工によって金型と樹脂被覆膜が摺動する際に、ワックスが押し広げられる作用が発揮されないので十分な潤滑作用が得られない。一方、ラノリンワックスの重量比率が80%を超えると、すなわち、パラフィンワックスの重量比率が20%未満では、溶融混合ワックスが柔軟になり過ぎて摺動の際にワックス皮膜強度が不足するため皮膜切れが発生し、これまた潤滑作用が低減する。
ラノリンワックスには、液状ラノリン(曇り点約15℃)、精製ラノリン(融点約40℃)、硬質ラノリン(融点43〜50℃)が市販されており、いずれのラノリンワックスも用いることができるが、本発明では融点40℃程度の精製ラノリンが好適に用いられる。一方、パラフィンワックスについては、パラフィンワックスとして市販されているものであれば特に限定されるものではないが、融点が70℃以下のものを用いることによりカジリ現象の防止が顕著となる。これは、パラフィンワックスの融点はその分子量と相関関係を有し、70℃以下の融点の分子量を有するパラフィンワックスにおいて、ラノリンワックス分子との相溶作用が顕著に生起するためと考えられる。融点が70℃より高いパラフィンワックスでは、ラノリンワックス分子との相溶作用が十分に生起せず、混合ワックス組成物の硬度が増して塗布し難くなる場合もある。
溶融混合ワックス組成物は、以下のようにして調製される。室温において攪拌装置を用いて、固体状態のラノリンワックスとパラフィンワックスとを上記配合比率で混合する。次いでこの固体状の混合ワックスを、攪拌棒等の攪拌部材を用いて、上記加熱温度において攪拌しながら混合する。混合は、加熱温度、攪拌手段、攪拌速度等によって適宜選択されるが、通常、1分以上、さらに加熱中に常に攪拌していても良い。
このようにして調製した溶融混合ワックス組成物は、通常のアウターワックス法によって、樹脂被覆膜表面に塗布される。塗布方法には、静電塗装法、ロールコート法等が用いられる。アウターワックス法は、ワックス成分を樹脂被覆膜表面に確実に均一塗布することができること、樹脂被覆膜中にワックス組成物を添加する必要がないこと等の点において有利である。また、溶融混合ワックス組成物の塗布量は特に限定されるものではないが、5〜150mg/m、好ましくは10〜100mg/mにて良好な成形性が得られる。
なお、ワックス組成物には、防腐剤、防錆剤、レベリング剤、着色剤、界面活性剤等のワックス成分以外の成分を必要に応じて添加してもよい。
以下に、実施例及び比較例に基づいて、本発明の好適な実施形態を具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
実施例1〜8及び比較例1〜5
アルミニウム基材として、板状のJIS 5182−H19合金(板厚0.26mm)を用いた。このアルミニウム合金板の両面に、前処理としてアルカリ脱脂剤を用いて100mg/mのエッチング量でアルカリエッチングを施した。次いで、両エッチング面にリン酸クロメート剤を用いてリン酸クロメート処理(Cr換算による形成量20mg/m)を施した。更に、インナーワックスを含有していない水性アクリル変性エポキシ塗料(溶媒として水を用いた)を、樹脂固形分が5g/m量となるように両リン酸クロメート処理面に塗布した。次いで、樹脂塗料を塗布したアルミニウム合金板を、雰囲気温度270℃で30秒間焼付けて(板到達温度は250℃であった)樹脂被覆膜を形成した。
表1に示す性状のラノリンワックス及びパラフィンワックスを用いて、表2に示す条件で溶融混合ワックス組成物を調製した。この溶融混合ワックス組成物を静電塗装法により、表2に示す塗布量で樹脂被覆膜の表面に塗布した。比較例3、4では、ワックス成分が一成分なので、溶融混合は行なわれていない。また、比較例5では、両ワックス成分を両溶融温度以下の20℃で混合したため、溶融混合は行なわれていない。
なお、表1に示すように、ラノリンワックス1種類に対し、パラフィンワックスは融点の異なる2種類を用いた。
Figure 2007320204
Figure 2007320204
このようにして作製したアルミニウム塗装材の試料について、以下のようにして摺動性試験、成形性試験及び総合評価を行なった。結果を表3に示す。
Figure 2007320204
摺動性試験
バウデン試験機(試験荷重500g、摺動速度0.6mm/秒、鋼球直径3/16インチ)にて、100往復目の動摩擦係数を測定した(実施例1〜8)。なお、100往復に達する前にカジリ現象が発生した比較例1〜5では、動摩擦係数ではなくその往復回数を表3に示した。表3の評価おいて、動摩擦係数が0.10未満を◎、0.10以上で0.20未満を○、0.20以上で0.30未満を○△とし、◎、○、○△のいずれも合格とした。また、100往復に達する前にカジリ現象が発生した場合を×として不合格とした。
成形性試験
缶蓋の成形性について試験した。一般的なアルミニウム缶蓋のプレス成形工程、すなわち、シェルプレスにてシェル加工した後、コンバージョンプレスにより缶蓋形状に成形する工程において、連続して20,000個の試料を加工した。この中から、無作為に50個を抽出し、端面、スコア部及びリベット部のカジリ現象の発生を観察した。表3の評価において、端面、スコア部及びリベット部のいずれにもカジリ現象が発生しない場合を◎、端面、スコア部及びリベット部において発生したカジリ現象の個数が、いずれも10個以下の場合を△、端面、スコア部及びリベット部のいずれかにおいて発生したカジリ現象の個数が10個を超える場合を×とした。◎と△を合格とし、×を不合格とした。
総合評価
摺動試験と成形性試験との評価において、最も低い評価を総合評価とした。少なくともいずれかが×であったものについては総合評価を×として不合格とした。それ以外は、合格とした。
表3から明らかなように、本発明の条件を満たす実施例1〜8は、摺動性及び成形性に優れ総合評価が合格であり、カジリ現象が効果的に防止できた。また、実施例1、4及び5では、摩擦係数が若干高いものの成形性試験では良好な結果を示し、総合評価は合格であり実用上は問題がないことが確認された。
比較例1ではワックス組成物におけるラノリンワックスの量が多過ぎ、比較例3ではラノリンワックスのみが含有されているため、共にカジリ現象が発生した。これは、ワックス組成物が柔軟過ぎたために生じる不具合と考えられる。
比較例2ではワックス組成物におけるパラフィンワックスの量が多すぎ、比較例4はパラフィンワックスのみが含有されているため、共にカジリ現象が発生した。これは、ワックス組成物が樹脂被覆膜表面において十分に広がらず、潤滑性が不足したためと考えられる。
比較例5では、ラノリンワックスとパラフィンワックスの混合比率は所定範囲内であるが、混合温度が20℃と両ワックスの融点未満であり溶融混合がなされなかったため、カジリ現象が発生した。
以上のように、本発明では、樹脂被覆膜表面に、ラノリンワックスとパラフィンワックスを所定重量比率で混合し例えば両ワックスの融点以上であって200℃以下の温度にて溶融混合して得られるワックス組成物を塗布することにより、耐カジリ性に優れた成形加工用のアルミニウム塗装材を得ることができる。

Claims (3)

  1. アルミニウム又はアルミニウム合金からなるアルミニウム基材と、当該アルミニウム基材の少なくとも一方の面に形成した樹脂被覆膜と、当該樹脂被覆膜表面に塗布した10〜80重量%のラノリンワックスと20〜90重量%のパラフィンワックスとの溶融混合ワックス組成物と、を備えたことを特徴とするアルミニウム塗装材。
  2. 前記パラフィンワックスの融点が70℃以下である、請求項1に記載のアルミニウム塗装材。
  3. 前記アルミニウム基材と樹脂被覆膜との間に下地皮膜を設けた、請求項1又は2に記載のアルミニウム塗装材。
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