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JP2007310320A - 楽音装置。 - Google Patents

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JP2007310320A
JP2007310320A JP2006141954A JP2006141954A JP2007310320A JP 2007310320 A JP2007310320 A JP 2007310320A JP 2006141954 A JP2006141954 A JP 2006141954A JP 2006141954 A JP2006141954 A JP 2006141954A JP 2007310320 A JP2007310320 A JP 2007310320A
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JP2006141954A
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Inventor
Kenji Kamata
健二 鎌田
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Abstract

【課題】
電磁駆動体の駆動部分と響板とを離間させることによって、駆動部分の振動と響板の振動とがぶつかりあうことがなくなり、異常振動/異常音が防止される。
【解決手段】
響板1の上にドーム状または円錐台状の連結駒21…が複数接着され、この連結駒21…の上に電磁駆動ユニット11の振動板13がボルト25、ナット23、ワッシャー27で固定される。この連結駒21…は、同形、同大、同材質であり、振動板13の中心に対して点対称または線対称の位置に互いに配置され、振動板13の振動が響板1に均質に伝達される。連結駒21…の上面の大きさは底面の大きさより小さいので、振動板13が連結駒21…の上面へのぶつかりあいが少なくなって異常音がなくなる。振動板13の振動が、ドーム状またはテーパー状の連結駒21…を経て、響板1へ増幅されてまたは減衰されずに効率よく伝達される。
【選択図】図4

Description

本件発明は、楽音装置に関し、特に、楽器の響板を振動させて、この響板から楽音を発音・放音させるものに関する。
従来、このような響板(振動板)を振動させるものでは、ピアノの響板に電磁駆動体を接合し、この電磁駆動体に楽音信号を送り込んで、電磁駆動体ではなく、響板を振動させて、この響板から楽音を発音・放音させている。
実開昭60−150894号公報 特開平8−146949号公報 特開平8−111896号公報 特開平4−156799報 特開昭53−69624号公報 特開平4−56996号公報 特開平5−80748号公報 特開平5−73039報
しかしながら、このような電磁駆動体は響板(振動板)に対して密着させていたので、電磁駆動体の駆動部分つまり振動部分と響板(振動板)とが振動でぶつかりあって、異常振動/異常音が発生してしまうことがあった。
上記目的を達成するために、本件発明は、 複数種類の楽音からなる楽音信号を機械的変化に変換して、楽器の響板を駆動させて音を放射させる電磁駆動体につき、 電磁駆動体の駆動部分と上記響板とを離間させ、当該駆動部分と当該響板とを連結する連結部材であって、この連結部材は当該駆動部分の面の一部のみに接するようにした。
これにより、電磁駆動体の駆動部分と響板とが離間されているので、電磁駆動体の駆動部分つまり振動部分と響板(振動板)とが振動/駆動/変位でぶつかりあうことがなくなり、「ビリビリ」とか「ガリガリ」といったような共振による異常振動/異常音が発生してしまうことがなくなり、響板から発せられる楽音がクリアになる。
また、電磁駆動体の駆動部分が響板から離間されているので、電磁駆動体の駆動部分の熱がこもらずスムーズに放熱される。さらに、ほぼ平行な電磁駆動体の駆動部分と響板とが密着しないので、両者の間の異常共振や異常振動が防止される。
また、電磁駆動体の駆動部分自身は音を放射しないので、音の放射にあたっては、連結部材からの発生音を考慮する必要がなくなるし、電磁駆動体の駆動部分からの発生音も考慮する必要がなくなり、響板からの発生音だけを考慮すればよく、楽音装置全体からの発生音の分析・解析が容易になる。
(1)響板1…
図1は複数の響板1…を示す。響板1は、木製の方形板状であり、この響板1…の両端は、楽器の枠板5…などに接着剤で接着または釘、ボルト、木ねじなどで固定などされている。枠板5…は、楽器の側板、枠木、側面の響板、支柱、骨組、屋根、底板、棚、フレームなどである。
この響板1…の裏面には響棒6…が縦または斜めに接合、接着または釘、ボルト、木ねじなどで固定などされている。このような響板1、響棒6…は、電子ピアノ、電子オルガンなどの、電子楽器またはアコーステック楽器またはこれらの結合楽器といった、実際の楽器の響板、響棒となる。この響板1及び響棒は、振動されて音を放射する。
この響板1…の材質は、乾燥されたまたは水分を含んだ木材または樹脂が含浸された、含浸されていない木材、合板、集成材、ガラスまたは硬質樹脂(アクリル)などであり、通常のアコーステックなピアノ・オルガンなどの鍵盤楽器、電子ピアノ・電子オルガンなどの電子的な鍵盤楽器に使われる木材と同じものが用いられる。なお、チェロ、バイオリンなどの弦楽器の前板、裏板、側板、胴、指板など、木琴・太鼓などの打楽器の発音体、膜、胴などの木製部分などと同じ材質でもよい。
上記響板1…の材質は、アルミニウム、ステンレス、鉄、チタン、マグネシウム、真鍮、プラチナまたはこれらの合金、冷間圧延鋼板などの鋼板、ガラス、硬質樹脂(アクリル)などでもよい。なお、フルート、オーボエなどの管楽器の管、本体など、シンバル、トライアングルなどの打楽器の発音体、胴などの金属製部分などと同じ材質でもよい。
上記響板1…は、大、中、小、小の大きさで4枚に分割されており、これら響板1…は、水平方向に延びており、上から、小、中、小、大の順で配置されている。そして、これら4枚の響板1…の水平方向の長さ(幅)は、同じである。したがって、複数種類の楽音からなる楽音信号のうち、高音、中音、高音、低音の順番で、上から下へ分けられて、これら各音域の楽音信号に応じた機械的変位/機械的変化/機械的振動/機械的駆動が行なわれ、楽音が発音・放音される。
ところで、響板1…は平坦で、表面は平面になっている。したがって、これら響板1…から発音・放音される音は平面波となり、球面波の場合に比べて、耳の位置によって左右の耳に音圧の差が生じることがないし、広い範囲にわたって音像位置が一定位置で形成されることができ、響板1…に対する耳の位置がかなりずれても、左右の耳に音圧の差を感じないし、音像がずれない。
そうすると、上述のように高音、中音、高音、低音が縦に並んで配置され、しかもこれら各音が平面波なので、各高音、中音、高音、低音ごとにつき、耳の位置が左右にずれても上下にずれても、左右の耳に音圧の差を感じにくいし、耳の位置によって 音像位置がずれることがなく、聴覚上違和感が生じない。
なお、響板1…が横に並んで配置されてもよいが、そうすると、高音、中音、高音、低音の各音域の左右の耳への音圧に差が生じるし、各音域の音像位置も耳の位置によってずれることとなり、聴覚上違和感が生じる。
(2)電磁駆動ユニット11…の構造
電磁駆動ユニット11…の外形は円柱状の本体ケース12とこの本体ケース12の下面に設けられている円形の平坦な振動板13とからなっている。電磁駆動ユニット11の中にはコイルと磁石とが内蔵され、上記本体ケース12及び振動板13の一方にコイルが連結され他方に磁石が連結される。
上記コイルに複数種類の楽音からなる楽音信号が流れると、コイルに生じる磁界と磁石の磁界との相互作用によって、コイルまたは磁石が振動/駆動/変位し、本体ケース12に対して振動板13が振動/駆動/変位する。本体ケース12つまりコイルと磁石のうち一方を、上記響板1…より重い楽器本体側に固定し、振動板13つまり他方を上記響板1…に直接または連結部材を介して接合(取付け/連結/接着を含む)させる。
これにより、楽器本体に対して振動板13及び響板1…の方を電磁駆動させて振動させることができる。電磁駆動ユニット11…は、スピーカーとは異なり、それ自体は発音/放音せず、接合された他の物体を電磁駆動させて振動させ発音/放音させるものである。このような電磁駆動ユニット11…は、特開平8−146949号公報、特開平8−111896号公報などに開示されている。
(3)電磁駆動ユニット11の取付け構造
図2、図3及び図4は電磁駆動ユニット11の響板1…への取付け構造を示す。響板1…の裏面には、正方形(または多角形)の各頂点にあたる等間隔及び等角度の位置に、4つ(または複数)の連結駒21…が接着剤で隙間無く接着されている。
この連結駒21…は、ドーム状または円錐台状であり、連結駒8…の外側面は外へ湾曲したテーパー状であり、上面の大きさは底面の大きさより小さい。この連結駒8…の底面と響板1…の裏面とが上記接着される。この連結駒21…の上面には真下に向かって垂直に穴22があけられ、この穴22の内底面にはナット23(固着具)が設置内蔵されている。
上記電磁駆動ユニット11の振動板13の周縁には等間隔及び等角度の位置に、4つの貫通穴24…が形成され、この貫通穴24…の上方からはボルト25…(固着具)が挿通され、連結駒21…の穴22…の中のナット23…にそれぞれ螺着される。
図3に示すように、これらボルト25…とナット23…(固着具)とは、連結駒21…に内蔵され、響板1…の表面には露出しない。したがって、電磁駆動ユニット11(振動板13)と響板1とを固定固着する部材/手段は、響板1の表側から全く見えず、響板1の表側がすっきりして見た目に美しいデザインとなる。
また、ボルトやナットといった固定固着手段が、響板1を貫通または接触すると、響板1の響きに悪い影響があり、本来の楽音信号にはない異常な音が発生してしまうが、このようなこともなくなる。なお、貫通穴24は、連結駒21を貫通していても、貫通していなくてもよい。貫通していないと、ボルト25…が響板1に接触することがなくなり、異常な音の発生を防止できる。
また、上記電磁駆動体ユニット11の振動板13と上記響板1…とが連結駒21…の高さ分、離間され、しかも振動板13と上記響板1…とが連結駒21…によって連結固定される。しかも、この連結駒21…の上面は振動板13の縁付近の一部のみに接する。これにより、電磁駆動体ユニット11の振動板13と響板1…とが振動でぶつかりあうことがなくなり、異常振動/異常音が発生してしまうことがなくなる。
上記ボルト25の外側にはワッシャー27(固着具)が挿通され、ボルト25の上端の外方に延出された頭部26下面と連結駒21上面との間に、このワッシャー27が挟まれる。このワッシャー27を交換して、ワッシャー27の厚みは種々変更可能であるため、電磁駆動体ユニット11の振動板13の厚みが変化したり、連結駒21の高さや穴22の深さが変化したり、ボルト25の長さが変化したりしても、対応できる。
上記連結駒21…は、ドーム状または円錐台状であり、上面の大きさは底面の大きさより小さいので、電磁駆動体ユニット11の振動板13と連結駒21…の上面とが振動でぶつかりあうことがなくなり、異常振動/異常音が発生してしまうことがなくなるし、振動板13の振動が、ドーム状またはテーパー状の連結駒21で増幅されてまたは減衰されずに効率よく響板1に伝達される。
このような連結駒21…は、上記響板1…と同じ材質で木製であるため、連結駒21…と響板1…との接着面で、電磁駆動体ユニット11の振動板13からの振動/音が反射してロスしてしまうことがなくなる。
連結駒21…は、上記響板1…と異なる材質でもよいし、電磁駆動体ユニット11の振動板13と同じ材質でもよい。この場合、連結駒21…は振動板13に一体形成されたり溶接されたりしてもよい。また、この連結駒21…は、響板1…と一体形成されたり、釘、ボルト、木ねじなどで響板1…に固定などされたりしてもよい。
上記連結駒21…の形状は、ドーム状または円錐台のほか、楕円錐台、正角錐台、長角錐台、半球状、台形板、富士山型など、上面の大きさは底面の大きさより小さいのが望ましい。これにより、上述のように、異常振動/異常音が発生してしまうことがなくなるし、振動板13の振動が効率よく響板1に伝達される。したがって、連結駒21…の上面の面積は穴22の面積とほぼ一致していてもよい。
この連結駒21…の形状は、他に円柱、楕円柱、正角柱、長角柱、方形板、立方体、直方体などのように、上面と底面とが同じ大きさでもよいし、上記形状の連結駒21…を逆向きにして、上面の大きさは底面の大きさより大きくてもよい。
上記連結駒21…の高さつまり電磁駆動ユニット11…の振動板13と響板1…との離間間隔は、響板1…または/及び振動板13…の最大限の駆動変位/振動振幅の1倍乃至50倍、望ましくは1.5倍乃至25倍、より望ましくは2倍乃至15倍、さらに望ましくは2.5倍乃至10倍、よりさらに望ましくは3倍乃至5倍とされる。
これにより、電磁駆動体ユニット11の振動板13と響板1…とが離間され、振動でぶつかりあうことがなくなり、異常振動/異常音が発生してしまうことがなくなる。また電磁駆動体ユニット11の振動板13が響板1から離間されているので、電磁駆動体ユニット11の振動板13の熱がこもらずスムーズに放熱される。この振動板13が熱くなると、振動板13の振動効率が低下して音が濁ってクリアにならなくなるが、このように円滑に放熱すれば響板1からの楽音がクリアになる。
また、共に平坦でほぼ平行な振動板13と響板1とが離間され密着しないので、両者の間の異常共振や異常振動が防止される。このような振動板13と響板1とは、ほぼ平行であれば、平面のほか、球面、円筒面、その他の湾曲した面、多面体の面であってもよい。なお、場合によって、振動板13と響板1とは平行でなくてもよい。
上記電磁駆動体ユニット11の振動板13はスピーカーのコーンや平板振動板などと異なり、重量があって駆動させるのにパワーのある信号が供給され、それ自体は音を出すものではなく、響板1といった他の物体に振動を伝えて音を出させるものである。したがって、本件連結駒21は振動を異常なく伝えるものであって、音が出るコーンや平板振動板や発音体の中や間にあるというものではないし、振動板13は響板1を貫通して音を出すものもない。
上記電磁駆動体ユニット11の振動板13自身は音を放射しないので、音の放射にあたっては、連結駒21からの発生音を考慮する必要がなくなるし、電磁駆動体ユニット11の振動板13からの発生音も考慮する必要がなくなり、響板1からの発生音だけを考慮すればよく、楽音装置全体からの発生音の分析・解析が容易になる。
上記離間間隔つまり連結駒21…の高さが小さくなるほど、振動板13から響板11への振動の伝達損失が少なくなる。逆に、この間隔つまり連結駒21…の高さが大きくなるほど、電磁駆動体ユニット11の振動板13と響板1…とが振動でぶつかりあうことが少なくなり、異常振動/異常音の発生が少なくなる。
上記連結駒21の数がより多くなって、各連結駒21の間隔が狭くなるほど、各連結駒21の間の響板1または/及び振動板13の振動振幅が小さくなるので、このような離間間隔つまり連結駒21の高さが小さくされる。逆に、連結駒21の数がより少なくなって、各連結駒21の間隔が広がるほど、各連結駒21の間の響板1または/及び振動板13の振動振幅が大きくなるので、このような離間間隔つまり連結駒21の高さが大きくされる。
上記複数の連結駒21…それぞれは、同形、同大、同材質である。これにより、電磁駆動体ユニット11の振動板13の振動が響板1に均質に伝達さればらつきがなくなる。なお、複数の連結駒21…それぞれは、異なる形でもよいし、異なる大きさでもよいし、異なる材質であってもよい。
上記電磁駆動体ユニット11の振動板13の響板1に対向している面は円形で、振動板13の形は振動板13の中心に対して点対称であり、また振動板13の形は振動板13の中心線に対して線対称の形状をしている。
このように点対称または線対称であれば、振動板13の形状は、楕円、三角形、正方形、長方形、ひし形、正多角形、星型、十字型、花型、これらの形状の外形線に沿ったリング状、枠状などでもよい。このように振動板13の形状が点対称または線対称であれば、電磁駆動体ユニット11の振動板13の振動が響板1に均質に伝達さればらつきがなくなる。
上記複数の連結駒21…それぞれは、上記電磁駆動体ユニット11の振動板13に対して点対称または線対称の位置に互いに配置されている。これにより、電磁駆動体ユニット11の振動板13の振動が響板1に均質に伝達さればらつきがなくなる。なお、複数の連結駒21…それぞれは、振動板13に対して点対称または線対称ではない位置に互いに配置されていてもよい。
上記電磁駆動体ユニット11の振動板13は、上記連結駒21…に上記ボルト25、ナット23、ワッシャー27で固着されるが、上記連結駒21…の太さはこのボルト25、ナット23(またはさらにはワッシャー27)の太さより大きく、ボルト25及びナット23の長さ及び振動板13の厚さの合計は、このボルト25及びナット23の長さより大きい。これにより、頭部26を除いたボルト25及びナット23を外から覆い隠すことができ、振動板13の振動/駆動/変位に悪影響を与えることがなくなる。
上記電磁駆動体ユニット11の振動板13と上記響板1との離間間隔は、上記連結駒21…の高さ(長さ)に等しい。したがって、高さの異なる連結駒21…を交換するだけで、振動板13と上記響板1との離間間隔を切り換えることができる。
図4に示すように、上記電磁駆動ユニット11…及び連結駒21…は各響板1…の中心からずれた位置に取り付けられる。このように、電磁駆動ユニット11…及び連結駒21…が各響板1…の中心からずれた位置にあると、響板1…の共振を防ぐことができる。なお、電磁駆動ユニット11…及び連結駒21…は各響板1…の中心に位置してもよい。これにより、各響板1…を大きく振動/駆動/変化/変位させて、より大きな音を出すことができる。
また電磁駆動ユニット11…及び連結駒21…は各響板1…の上下の縁の中央に位置している。これにより、各響板1…を大きく振動/駆動/変化/変位させることができる。なお、電磁駆動ユニット11…及び連結駒21…は各響板1…の上下の縁の中央に位置せず、各響板1…の角に近い箇所に位置してもよい。これにより、大きな音は出なくなるが、共振をより少なくすることができる。
上記響板1…の全部または一部が金属製であると、木製の響板1…に比べて、振動・音の伝播速度がより大きいため、響板1…の表面から放出される平面波の歪みが少なくなり、より平坦になるので、左右の耳に音圧の差を感じにくくなるし、耳の位置によって 音像位置がずれることがなく、聴覚上違和感が生じない。
また、金属製の響板1…は、同じ寸法の木製の響板1…に比べて、全く同じ楽音を発音・放音させても、非調和音成分がより多く含まれ、この非調和音成分は高い周波数に多く存在するので、楽音をきらびやかな感じにすることができ、楽音に幅と奥行きを生じさせることができる。また、この非調和音成分が多くなる分、全体音量も大きくなる。
(4)他の実施の形態
本件発明は上記実施例に限定されず、本件発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、図5に示すように、電磁駆動ユニット11の振動板13が楕円形にされ、3つの連結駒21…が楕円形の振動板13の中心から等距離にされ、3つの連結駒21…が等間隔にされる。
この場合でも、振動板13の形状が点対称または線対称となり、複数の連結駒21…それぞれは、振動板13に対して点対称または線対称の位置に互いに配置される。これにより、電磁駆動体ユニット11の振動板13の振動が響板1に均質に伝達さればらつきがなくなる。この場合、鎖線に示すように、2つの連結駒21…が半円形にされてもよい。
また、図6に示すように、電磁駆動ユニット11の振動板13が長方形にされ、2つの連結駒21…が長方形の対角線位置の頂点付近に位置され、2つの連結駒21…が長方形の振動板13の中心から等距離にされ、3つの連結駒21…が等間隔にされる。
この場合でも、振動板13の形状が点対称または線対称となり、複数の連結駒21…それぞれは、振動板13に対して点対称または線対称の位置に互いに配置される。これにより、電磁駆動体ユニット11の振動板13の振動が響板1に均質に伝達さればらつきがなくなる。この場合、鎖線に示すように、2つの連結駒21…が細長い長方形にされ、振動板13の周縁から内側に配置されてもよい。
上記電磁駆動ユニット11…の大きさ及び振動板13…の大きさは種々変更可能である。これに応じて、各連結駒21…の間隔も変化するから、高さの異なる連結駒21…に交換されて連結駒21…の高さも変化され、電磁駆動ユニット11…の振動板13…と響板1…との離間間隔も変化する。
上記連結駒21…は、電磁駆動ユニット11…の振動板13…の周縁だけでなく、中心部、中心部と周縁部の中間に設けられてもよい。なお、連結駒21…が、電磁駆動ユニット11…の振動板13…の周縁だけに設けられると、連結駒21…に均質に振動が伝達される。上記響板1…は、平坦であるが、凹条に湾曲していても良いし、凸状に湾曲していてもよい。これにより、響板1…から発生される楽音の波形は平面波ではなく、球面波になる。
上記複数種類の楽音からなる楽音信号は、複数種類の楽器、音色、音高または/及びタッチの楽音の信号からなっており、ポリフォニックに発音される楽音の信号であり、低音、中音、高音の各周波数帯域の楽音が含まれている。このような楽音信号には、楽器の弦自体、管自体、打自体の部分の楽音の信号ほか、響板部分の楽音の信号も含まれるが、弦自体、管自体、打自体の部分の楽音の信号のみでもよいし、響板部分の楽音の信号のみでもよい。
上記ボルト25、ナット23またはワッシャー27(固着具)は、振動板13と同じ材質または同じ硬度(硬さ)でもよい。これにより、振動板13とボルト25及びワッシャー27の接触面で振動/音の反射ロスが少なくなる。また、ボルト25、ナット23またはワッシャー27(固着具)は、連結駒21と同じ材質または同じ硬度(硬さ)でもよい。これにより、連結駒21とボルト25、ナット23及びワッシャー27の接触面で振動/音の反射ロスが少なくなる。
連結駒21は響板1と同じ材質または同じ硬度(硬さ)でもよい。これにより、連結駒21と響板1の接触面で振動/音の反射ロスが少なくなる。むろん、これら同じ材質は異なる材質または異なる硬度(硬さ)としてもよい。また、上記ボルト25、ナット23またはワッシャー27(固着具)は、連結駒21と振動板13との中間の材質または中間の硬度(硬さ)でもよい。これにより、振動板13から響板1にわたる本楽音装置全体としての振動/音の反射ロスが少なくなる。
(5)他の発明の効果
[1] 複数種類の楽音からなる楽音信号を機械的変化に変換して、楽器の響板を駆動させて音を放射させる電磁駆動体と、 この電磁駆動体の駆動部分と上記響板とを離間させ、当該駆動部分と当該響板とを連結する連結部材であって、この連結部材は当該駆動部分の面の一部のみに接することを特徴とする楽音装置。
これにより、電磁駆動体の駆動部分と響板とが離間されているので、電磁駆動体の駆動部分つまり振動部分と響板(振動板)とが振動/駆動/変位でぶつかりあうことがなくなり、「ビリビリ」とか「ガリガリ」といったような共振による異常振動/異常音が発生してしまうことがなくなり、響板から発せられる楽音がクリアになる。また、電磁駆動体の駆動部分が響板から離間されているので、電磁駆動体の駆動部分の熱がこもらずスムーズに放熱される。
[2]上記電磁駆動体の駆動部分と上記響板との離間間隔は、当該駆動部分または/及び当該響板の最大限の駆動変位の1倍乃至50倍、望ましくは1.5倍乃至25倍、より望ましくは2倍乃至15倍、さらに望ましくは2.5倍乃至10倍、よりさらに望ましくは3倍乃至5倍であり、 上記連結部材は複数であり、この複数の各連結部材の間隔が広がるほど、当該離間間隔が大きくされ、 上記電磁駆動体の駆動部分の表面と、上記響板の表面とはほぼ平行であり、 電磁駆動体の駆動部分自身は音を放射しないことを特徴とする請求項1記載の楽音装置。
これにより、この離間間隔つまり連結部材の大きさ(高さ/長さ)が小さくなるほど、電磁駆動体の駆動部分から響板への振動の伝達損失が少なくなる。逆に、この離間間隔つまり連結部材の大きさ(高さ/長さ)が大きくなるほど、電磁駆動体の駆動部分と響板とが振動でぶつかりあうことが少なくなり、異常振動/異常音の発生が少なくなる。
また、連結部材の数が少なくなれば、連結部材相互の間隔が広がって電磁駆動体の駆動部分の振動振幅が大きくなるので、上記離間間隔つまり連結部材の高さ/大きさが大きくされ、駆動部分と響板とのぶつかりが避けられる。逆に、連結部材の数が多くなれば、連結部材相互の間隔が狭くなって電磁駆動体の駆動部分の振動振幅が小さくなるので、上記離間間隔つまり連結部材の高さ/大きさが小さくなっても、駆動部分と響板とのぶつかりが避けられる。
また、ほぼ平行な電磁駆動体の駆動部分と響板とが密着しないので、両者の間の異常共振や異常振動が防止される。さらに、電磁駆動体の駆動部分自身は音を放射しないので、音の放射にあたっては、連結部材からの発生音を考慮する必要がなくなるし、電磁駆動体の駆動部分からの発生音も考慮する必要がなくなり、響板からの発生音だけを考慮すればよく、楽音装置全体からの発生音の分析・解析が容易になる。
[3]上記連結部材は複数配置され、当該連結部材は同形、同大、同材質であり、 電磁駆動体の駆動部分の上記響板に対向している面は、その中心に対して点対称、またはその中心線に対して線対称の形状をしており、 上記複数の連結部材は上記電磁駆動体の駆動部分に対して点対称または線対称の位置に互いに配置されることを特徴とする請求項1または2記載の楽音装置。これにより、電磁駆動体の駆動部分の振動が響板に均質に伝達される。
[4]上記連結部材の外側面は、ドーム状またはテーパー状であり、上面の大きさは底面の大きさより小さいことを特徴とする請求項1、2または3記載の楽音装置。これにより、電磁駆動体の駆動部分が連結部材の上面への当接・ぶつかりあいが少なくなって異常音/異常振動がなくなる/少なくなる。また、上記電磁駆動体の駆動部分の駆動/振動/変位が、ドーム状またはテーパー状の連結部材を経て上記響板へ増幅されてまたは減衰されずに効率よく伝達される。
[5]上記連結部材は上記響板に接着され、上記電磁駆動体の駆動部分は当該連結部材に固着具で固着され、この固着具は連結部材に内蔵され、響板の表面には露出せず、響板を貫通せず、または響板に接触しないことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の楽音装置。これにより、固着具を外から覆い隠すことができ、電磁駆動体の駆動部分の駆動/振動/変位に悪影響を与えることがなくなり、響板に固着具が接触または貫通しないので、響板に異常音が発生しない。
[6]上記電磁駆動体の駆動部分は当該連結部材に固着具で固着され、上記連結部材の太さはこの固着具の太さより大きく、上記連結部材の長さ及び当該駆動部分の厚さの合計は、この固着具の長さより大きく、 上記電磁駆動体の駆動部分と上記響板との離間間隔は、上記連結部材の長さに等しいことを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の楽音装置。これにより、固着具を外から覆い隠すことができ、電磁駆動体の駆動部分の振動/駆動/変位に悪影響を与えることがなくなる。
[7]上記響板は、水平方向に延びており、複数の響板が縦に並んで配置されていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6記載の楽音装置。これにより、各響板からの各音の発生体が縦に並んで配置され、しかもこれら各音が平面波なので、各音ごとにつき、耳の位置が左右にずれても上下にずれても、左右の耳に音圧の差を感じにくいし、耳の位置によって 音像位置がずれることがなく、聴覚上違和感が生じないし、たとえ異常音が発生しても左右の耳に音圧の差として感じられず、この異常音が目立たない。
[8]上記楽器は鍵盤楽器であり、 上記楽音信号は、楽器の弦自体、管自体、打自体の部分のほか、響板の楽音信号も含まれることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6または7記載の楽音装置。これにより、響板自体の音を響板で聴くことができ響板の音を自然なものにできる。
[9]上記響板は、平坦または湾曲しており、互いに同じ厚さまたは異なる厚さであり、裏面側に複数または単数の響棒が接合されていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7または8記載の楽音装置。これにより、各響板が共振しにくくなる。
電磁駆動体の駆動部分と響板とを離間させることによって、駆動部分の振動と響板の振動とがぶつかりあうことがなくなり、異常振動/異常音が防止される。響板1の上にドーム状または円錐台状の連結駒21…が複数接着され、この連結駒21…の上に電磁駆動ユニット11の振動板13がボルト25、ナット23、ワッシャー27で固定される。
この連結駒21…は、同形、同大、同材質であり、振動板13の中心に対して点対称または線対称の位置に互いに配置され、振動板13の振動が響板1に均質に伝達される。連結駒21…の上面の大きさは底面の大きさより小さいので、振動板13が連結駒21…の上面へのぶつかりあいが少なくなって異常音がなくなる。振動板13の振動が、ドーム状またはテーパー状の連結駒21…を経て、響板1へ増幅されてまたは減衰されずに効率よく伝達される。
複数の響板1…を示す。 電磁駆動ユニット11の響板1…への取付け構造を示す。 電磁駆動ユニット11の響板1…への取付け構造を示す。 電磁駆動ユニット11の響板1…への取付け構造を示す。 電磁駆動ユニット11の振動板13と連結駒21の別実施例を示す。 電磁駆動ユニット11の振動板13と連結駒21の別実施例を示す。
符号の説明
1…響板、5…枠板、6…響棒、
11…電磁駆動ユニット(電磁駆動体)、
12…本体ケース、13…振動板(駆動部分)、
21…連結駒(連結部材)、22…穴、
23…ナット(固着具)、24…貫通穴、
25…ボルト(固着具)、26…頭部、
27…ワッシャー。

Claims (7)

  1. 複数種類の楽音からなる楽音信号を機械的変化に変換して、楽器の響板を駆動させて音を放射させる電磁駆動体と、
    この電磁駆動体の駆動部分と上記響板とを離間させ、当該駆動部分と当該響板とを連結する連結部材であって、この連結部材は当該駆動部分の面の一部のみに接することを特徴とする楽音装置。
  2. 上記電磁駆動体の駆動部分と上記響板との離間間隔は、当該駆動部分または/及び当該響板の最大限の駆動変位の1倍乃至50倍、望ましくは1.5倍乃至25倍、より望ましくは2倍乃至15倍、さらに望ましくは2.5倍乃至10倍、よりさらに望ましくは3倍乃至5倍であり、
    上記連結部材は複数であり、この複数の各連結部材の間隔が広がるほど、当該離間間隔が大きくされ、
    上記電磁駆動体の駆動部分の表面と、上記響板の表面とはほぼ平行であり、
    電磁駆動体の駆動部分自身は音を放射しないことを特徴とする請求項1記載の楽音装置。
  3. 上記連結部材は複数配置され、当該連結部材は同形、同大、同材質であり、
    電磁駆動体の駆動部分の上記響板に対向している面は、その中心に対して点対称、またはその中心線に対して線対称の形状をしており、
    上記複数の連結部材は上記電磁駆動体の駆動部分に対して点対称または線対称の位置に互いに配置されることを特徴とする請求項1または2記載の楽音装置。
  4. 上記連結部材の外側面は、ドーム状またはテーパー状であり、上面の大きさは底面の大きさより小さいことを特徴とする請求項1、2または3記載の楽音装置。
  5. 上記連結部材は上記響板に接着され、上記電磁駆動体の駆動部分は当該連結部材に固着具で固着され、この固着具は連結部材に内蔵され、響板の表面には露出せず、響板を貫通せず、または響板に接触しないことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の楽音装置。
  6. 上記電磁駆動体の駆動部分は当該連結部材に固着具で固着され、上記連結部材の太さはこの固着具の太さより大きく、上記連結部材の長さ及び当該駆動部分の厚さの合計は、この固着具の長さより大きく、
    上記電磁駆動体の駆動部分と上記響板との離間間隔は、上記連結部材の長さに等しいことを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の楽音装置。
  7. 上記響板は、水平方向に延びており、複数の響板が縦に並んで配置されていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6記載の楽音装置。
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