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JP2007309839A - 組電池状態測定装置、組電池劣化判定方法および組電池劣化判定プログラム - Google Patents

組電池状態測定装置、組電池劣化判定方法および組電池劣化判定プログラム Download PDF

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JP2007309839A
JP2007309839A JP2006140589A JP2006140589A JP2007309839A JP 2007309839 A JP2007309839 A JP 2007309839A JP 2006140589 A JP2006140589 A JP 2006140589A JP 2006140589 A JP2006140589 A JP 2006140589A JP 2007309839 A JP2007309839 A JP 2007309839A
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JP2006140589A
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Ken Aoyama
謙 青山
Takayuki Toyoda
貴之 豊田
Toshiaki Yabumoto
俊昭 薮本
Hitoshi Shishido
仁 宍戸
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Fuji Electric Co Ltd
Furukawa Battery Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Furukawa Battery Co Ltd
Fuji Electric Systems Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】非常用電源設備として用いられる組電池の劣化の判定精度を確保しつつ、組電池の劣化を簡易に判定できるようにする。
【解決手段】組電池状態測定装置7は、組電池3の放電検出後に組電池3を構成する各単位電池の電圧を所定時間ごとに周期的に計測し、放電時の組電池3の中の各単位電池の同時刻における平均値を算出し、この平均値と各単位電池の電圧とを比較し、平均値よりも小さな電圧が計測された単位電池を選別し、選別された単位電池の電圧と平均値との差分をしきい値と比較することにより、組電池3の劣化状態を判定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は組電池状態測定装置、組電池劣化判定方法および組電池劣化判定プログラムに関し、特に、非常用電源設備として用いられる組電池の劣化判定方法に適用して好適なものである。
鉛蓄電池は単位電池(セル)当たりの起電力が制限されることから所定の電圧が得られるように、例えば、24セルや48セル分の単位電池を組電池として構成して運用することが一般的に行われている。また、必要な容量が得られるようにするために、単位電池を並列に接続して用いられることもある。すなわち、組電池は、用途に応じた容量および電圧を確保するために、複数の単位電池を直並列に接続して構成される。
その際、鉛蓄電池には寿命があることから組電池にも寿命があり、組電池の経済性および信頼性の面から組電池の寿命を正確に判定し、組電池の交換時期を的確に把握できるようにする方法が望まれている。
組電池の劣化形態としては、組電池全体でほぼ均一に劣化が進行する場合もあるが、組電池を構成する一部の単位電池の劣化に起因する場合もある。組電池を構成する一部の単位電池の劣化の原因としては、組電池を構成する単位電池間の製造バラツキに起因する初期からの特性差、あるいは運用中の温度差などの環境条件に起因する劣化の進行の違いなどが考えられる。さらに、この組電池を構成する単位電池間の劣化のバラツキは運用時間の延長とともに拡大していく。
そして、組電池として運用される際には、これらの単位電池の特性の低下が組電池としての特性の低下を引き起こす。特に、劣化が進行した単位電池があると、その単位電池の放電時の電圧の低下が激しくなり、組電池の総電圧の低下を加速し、組電池に対する性能の要求を果たせなくなることから、組電池としての放電時間の短縮を招くようになる。
ここで、例えば、特許文献1には、車両走行時などの組電池の通常の使用中に組電池を構成する単位電池の異常を検出できるようにするため、所定電力放電時の電圧変化を測定し、この時の放電挙動を調べることにより、セルの異常を診断する方法が開示されている。
また、例えば、特許文献2には、鉛蓄電池の劣化状態の検知や容量の推定を精度よく行えるようにするために、1〜1000Hzのいずれかの周波数の交流電源にて鉛蓄電池の交流インピーダンスを測定する方法が開示されている。
また、特許文献3には、主たる充放電が終了してから2分以上の時間が経過し、各単電池の端子電圧が安定してからモジュール端子の端子電圧を測定し、単電池の劣化による充放電時の端子電圧のバラツキに影響されることなく、過放電等による故障を確実に検出することができる組電池の故障検出装置が開示されている。
また、特許文献4には、複数の単セルから構成されるモジュールのモジュール内標準偏差と複数のモジュールのモジュール内標準偏差の平均値とに基づいて、モジュールが異常セルを有するかどうかを判定する方法が開示されている。
また、特許文献5には、各単位電池の電圧を測定し、その平均値を算出するとともに、この平均値と各単位電池との差の絶対値を自乗し、これを合計して単位電池の個数で除すことによりその分散を求め、この値を表示器に表示する方法が開示されている。
特許第3559900号公報 特開平5−281310号公報 特開平9−15311号公報 特許第3649092号公報 特開昭58−97273号公報
しかしながら、特許文献1に開示された方法では、電気自動車のように頻繁に充放電を繰り返すような用途に用いられるため、個々の単位電池の挙動を解析するための処理が煩雑化し、処理に時間を要するとともに装置が複雑化し、非常用電源設備のように定常時充電状態であるような組電池の劣化判定方法には適さないという問題があった。
また、特許文献2に開示された方法では、頻繁に充放電を繰り返すような運用条件では、鉛蓄電池の交流インピーダンスの変化が小さく、組電池の劣化を精度よく判定することができないという問題があった。特に、鉄道用非常用電源などのように計画的に停電が頻繁に繰り返されるような用途には組電池の劣化を正確に判定することができなかった。
また、特許文献3に開示された方法では、放電が終了してから単電池の端子電圧の測定が行われ、単電池の端子電圧は放電終了時には電池種によって決まる開放電圧に戻ることから、よほど激しい劣化がない限り、組電池の劣化を精度よく検出することができないという問題があった。
また、特許文献4に開示された方法では、複数の単セルから構成されるモジュールの電圧の測定結果に基づいて、モジュールが異常セルを有するかどうかの判定が行われるため、単セルの特性の低下に起因する組電池としての特性の低下を精度よく検出することができないという問題があった。
また、特許文献5に開示された方法では、終電終期の各単位電池の電圧バラツキに基づいて組電池の電圧バラツキの表示が行われ、終電終期の各単位電池の電圧バラツキは顕著ではないことから、組電池の劣化を精度よく検出することができないという問題があった。
そこで、本発明の目的は、非常用電源設備として用いられる組電池の劣化の判定精度を確保しつつ、組電池の劣化を簡易に判定することが可能な組電池状態測定装置、組電池劣化判定方法および組電池劣化判定プログラムを提供することである。
上述した課題を解決するために、請求項1記載の組電池状態測定装置によれば、非常用電源設備として用いられる組電池を構成する各単位電池の放電時の電圧を測定する電圧測定手段と、前記測定された単位電池の電圧の平均値を算出する平均値算出手段と、前記平均値より低い値を有する個々の単位電池の電圧と前記平均値との差分を算出する差分算出手段と、前記平均値との差分としきい値との比較結果に基づいて、前記組電池の劣化状態を判定する組電池状態判定手段とを備えることを特徴とする。
これにより、充電器の出力電圧の影響を受けることなく、各単位電池の放電時の電圧を検出することが可能となり、個々の単位電池の電圧異常を精度よく検出することが可能となるとともに、単位電池の電圧の平均値との差分を算出することで、非常用電源設備として用いられる組電池の劣化を判定することが可能となる。このため、非常用電源設備として用いられる組電池の劣化の判定精度を確保しつつ、組電池の劣化を簡易に判定することが可能となり、装置構成の簡略化を図りつつ、非常用電源設備のように定常時充電状態であるような組電池の劣化判定を有効に行うことが可能となる。
また、請求項2記載の組電池劣化判定方法によれば、非常用電源設備として用いられる組電池を負荷に接続したまま前記組電池と充電器とを電気的に遮断するステップと、前記充電器と電気的に遮断された状態で前記組電池を構成する各単位電池の放電時の電圧を測定するステップと、前記測定された単位電池の電圧の平均値を算出するステップと、前記平均値より低い値を有する個々の単位電池の電圧と前記平均値との差分を算出するステップと、前記平均値との差分としきい値との比較結果に基づいて、前記組電池の劣化状態を判定するステップとを備えることを特徴とする。
これにより、組電池を負荷に接続したまま各単位電池の電圧を計測することが可能となり、組電池の実際の運用時における各単位電池の放電時の電圧を検出することが可能となるとともに、充電器の出力電圧の影響を受けることなく、各単位電池の放電時の電圧を検出することが可能となる。このため、個々の単位電池の電圧異常を精度よく検出することが可能となるとともに、単位電池の電圧の平均値との差分を算出することで、非常用電源設備として用いられる組電池の劣化を判定することが可能となり、非常用電源設備として用いられる組電池の劣化の判定精度を確保しつつ、組電池の劣化を簡易に判定することが可能となる。
また、請求項3記載の組電池劣化判定方法によれば、前記組電池の劣化状態の判定基準となるしきい値を設備運転条件から設定することを特徴とする。
これにより、組電池の放電時間や負荷電流などに応じて組電池の劣化状態を判定することが可能となり、設備容量や運転条件に合わせながら組電池の交換時期を柔軟に設定することが可能となる。
また、請求項4記載の組電池劣化判定方法によれば、前記平均値との差分がしきい値より大きな値を有する単位電池の個数に基づいて前記組電池の健全性を判定することを特徴とする。
これにより、組電池の劣化が組電池全体の平均的な劣化に起因するものであるのか、組電池を構成する個々の単位電池の劣化に起因するものであるのかを判断することができ、単位電池の部分交換や全数交換などの対策を決定する際の判断材料とすることが可能となる。
また、請求項5記載の組電池劣化判定プログラムによれば、非常用電源設備として用いられる組電池を負荷に接続したまま前記組電池と充電器とを電気的に遮断させるステップと、前記充電器と電気的に遮断された状態で前記組電池を構成する各単位電池の放電時の電圧を測定するステップと、前記測定された単位電池の電圧の平均値を算出するステップと、前記平均値より低い値を有する個々の単位電池の電圧と前記平均値との差分を算出するステップと、前記平均値との差分としきい値との比較結果に基づいて、前記組電池の劣化状態を判定するステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
これにより、組電池劣化判定プログラムをコンピュータに実行させることで、非常用電源設備として用いられる組電池の劣化の判定精度を確保しつつ、組電池の劣化を簡易に判定することが可能となる。このため、非常用電源設備が長期に渡って運用される場合においても、ハードウェア構成の簡略化を図りつつ、非常用電源設備のように定常時充電状態であるような組電池の劣化判定を有効に行うことが可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、充電器の出力電圧の影響を受けることなく、各単位電池の放電時の電圧を検出することが可能となり、個々の単位電池の電圧異常を精度よく検出することが可能となるとともに、単位電池の電圧の平均値との差分を算出することで、非常用電源設備として用いられる組電池の劣化を判定することが可能となり、非常用電源設備として用いられる組電池の劣化の判定精度を確保しつつ、組電池の劣化を簡易に判定することが可能となる。
以下、本発明の実施形態に係る組電池状態測定装置および組電池劣化判定方法について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る組電池状態測定装置が用いられる組電池のシステムの概略構成を示すブロック図である。
図1において、電力系統1は、100Vまたは200Vの交流電圧を供給することができる。また、充電器2は、組電池3の充電時に組電池3に接続され、電力系統1から供給される交流電圧を直流電圧に変換してから組電池3に出力することができる。また、組電池3は、インバータ4を介して交流負荷5に接続されるとともに、直流負荷6に直接接続される。なお、組電池3は、鉄道用非常用電源などのように計画的に停電が頻繁に繰り返されるような非常用電源設備として用いることができる。
ここで、組電池3は、組電池3の劣化状態を判定する組電池状態測定装置7に常時接続されている。そして、組電池状態測定装置7は、組電池3の放電検出後に組電池3を構成する各単位電池の電圧を所定時間ごとに周期的に計測し、放電時の組電池3の中の各単位電池の同時刻における平均値を算出することができる。そして、この平均値と各単位電池の電圧とを比較し、平均値よりも小さな電圧が計測された単位電池を選別することができる。そして、選別された単位電池の電圧と平均値との差分をしきい値と比較することにより、組電池3の劣化状態を判定することができる。なお、組電池3の放電の検出方法としては、組電池3の電圧が設定値になったかどうかを検出する方法、あるいは放電電流を検出する方法などがある。
図2は、図1の組電池状態測定装置7の概略構成を示すブロック図である。
図2において、組電池3には、単位電池3a〜3c・・・が設けられている。ここで、単位電池3a〜3c・・・は、組電池3の用途に応じた容量および電圧を確保するために、例えば、24セルや48セル分の単位電池3a〜3c・・・を直並列に接続して構成することができる。
一方、組電池状態測定装置7には、組電池3を構成する各単位電池3a〜3c・・・の放電時の電圧を計測する電圧計Va、Vb・・・が設けられるとともに、各単位電池3a〜3c・・・の放電時の電圧を収集するデータ収集部11、データ収集部11にて収集された電圧を記憶する内部メモリ12および各単位電池3a〜3c・・・の放電時の電圧の計測結果に基づいて組電池3の劣化状態を判定する演算機能13が設けられている。
ここで、演算機能13には、組電池3を構成する各単位電池3a〜3c・・・の放電時の電圧の平均値を算出する平均値算出手段13a、平均値より低い値を有する個々の単位電池の電圧とその平均値との差分を算出する差分算出手段13bおよび平均値との差分としきい値との比較結果に基づいて、組電池3の劣化状態を判定する組電池状態判定手段13cが設けられている。
そして、図1の電力系統1が正常に稼動している場合には、図1の交流負荷5または直流負荷6には電力系統1から電力が供給され、交流負荷5または直流負荷6の作動が行われる。そして、電力系統1が停電状態になると、組電池3と充電器2とが電気的に遮断されるとともに、交流負荷5または直流負荷6には組電池3から電力が供給されながら、交流負荷5または直流負荷6の作動が行われる。
そして、組電池状態測定装置7は組電池3の放電を検出すると、データ収集部11は、各単位電池3a〜3c・・・の放電時の電圧を電圧計Va、Vb・・・を介して収集し、内部メモリ12に記憶する。そして、データ収集部11にて収集されたデータが内部メモリ12に記憶されると、各単位電池3a〜3c・・・の放電時の電圧の平均値が平均値算出手段13aにて算出される。そして、各単位電池3a〜3c・・・の放電時の電圧の平均値が算出されると、平均値より低い値を有する個々の単位電池3a〜3c・・・の電圧とその平均値との差分が差分算出手段13bにて算出される。そして、平均値より低い値を有する個々の単位電池3a〜3c・・・の電圧とその平均値との差分が差分算出手段13bにて算出されると、組電池状態判定手段13cは、差分算出手段13bにて算出された平均値との差分としきい値との比較結果に基づいて、組電池3の劣化状態を判定する。
これにより、充電器2の出力電圧の影響を受けることなく、各単位電池3a〜3c・・・の放電時の電圧を検出することが可能となり、個々の単位電池3a〜3c・・・の電圧異常を精度よく検出することが可能となるとともに、単位電池3a〜3c・・・の電圧の平均値との差分を算出することで、非常用電源設備として用いられる組電池3の劣化を判定することが可能となる。このため、非常用電源設備として用いられる組電池3の劣化の判定精度を確保しつつ、組電池3の劣化を簡易に判定することが可能となり、装置構成の簡略化を図りつつ、非常用電源設備のように定常時充電状態であるような組電池3の劣化判定を有効に行うことが可能となる。
なお、平均値算出手段13a、差分算出手段13bおよび組電池状態判定手段13cは、これらのブロックで行われる処理を遂行させる命令が記述されたプログラムをコンピュータに実行させることにより実現することができる。
そして、このプログラムをCD−ROMなどの記憶媒体に記憶しておけば、コンピュータに記憶媒体を装着し、そのプログラムをコンピュータにインストールすることにより、平均値算出手段13a、差分算出手段13bおよび組電池状態判定手段13cで行われる処理を実現することができる。また、このプログラムをインターネットやLANなどの通信網を介してダウンロードすることにより、このプログラムを容易に普及させることができる。
また、平均値算出手段13a、差分算出手段13bおよび組電池状態判定手段13cで行われる処理を遂行させる命令が記述されたプログラムをコンピュータに実行させる場合、スタンドアロン型コンピュータで実行させるようにしてもよく、ネットワークに接続された複数のコンピュータに分散処理させるようにしてもよい。
図3は、図1の組電池状態測定装置の組電池劣化判定方法を示す図である。
図3において、組電池3の放電開始後の放電時間Tの経過に伴って、組電池3を構成する各単位電池3a〜3c・・・間の電圧Vnのバラツキ幅が拡大し、各単位電池3a〜3c・・・の電圧Vnの平均値Vaからの差分ΔVnが拡大することが知られている。このため、各単位電池3a〜3c・・・の電圧Vnと平均値Vaとを比較することにより、組電池3の劣化状態を判定することができる。なお、各単位電池3a〜3c・・・の電圧Vnの平均値Vaからの差分ΔVnの許容値は、組電池3を構成する単位電池3a〜3c・・・の数や種類や容量などによって決定されるため、非常用電源設備に固有と値となる。
具体的には、図2のデータ収集部11は、組電池3の放電検出後に所定時間ごとに組電池3を構成する各単位電池3a〜3c・・・のセル電圧Vnを周期的に収集し、平均値算出手段13aは、各単位電池3a〜3c・・・の設定時刻T1における放電時の電圧Vnの平均値Vaを算出する。そして、差分算出手段13bは、この平均値Vaと各単位電池3a〜3c・・・の電圧Vnとを比較し、平均値Vaよりも小さな電圧Vnが計測された単位電池3a〜3c・・・を選別する。さらに、差分算出手段13bは、設定時刻T1における個々の単位電池3a〜3c・・・の電圧Vnと平均値Vaとの差分ΔVnを求め、差分ΔVnの大きい順に各単位電池3a〜3c・・・のデータを並べ替える。以上の処理を各測定周期ごとに周期的に繰り返し、単位電池3a〜3c・・・の電圧Vnと平均値Vaとの差分ΔVをしきい値と比較することにより、組電池3の所定時間に放電後に差分ΔVがしきい値を超えた単位電池3a〜3c・・・を特定する。そして、組電池状態判定手段13cは、差分ΔVがしきい値を超えた単位電池3a〜3c・・・が存在する場合、単位電池3a〜3c・・・が劣化していると判定することができる。また、組電池状態判定手段13cは、平均値Vaとの差分ΔVがしきい値より大きな値を有する単位電池3a〜3c・・・の個数に基づいて組電池3の健全性を判定することができ、差分ΔVがしきい値より大きな値を有する単位電池3a〜3c・・・の個数の全体に占める割合が所定値以上になった場合、組電池3全体が劣化していると判定することができる。
これにより、組電池3の劣化が組電池3全体の平均的な劣化に起因するものであるのか、組電池3を構成する個々の単位電池3a〜3c・・・の劣化に起因するものであるのかを判断することができ、単位電池3a〜3c・・・の部分交換や全数交換などの対策を決定する際の判断材料とすることが可能となる。
なお、組電池3の劣化状態の判定基準となるしきい値は設備運転条件から設定することができ、設備設計段階で要求される組電池3の電圧と運用開始時の電圧差より求めることができる。これにより、組電池3の放電時間や負荷電流などに応じて組電池3の劣化状態を判定することが可能となり、設備容量や運転条件に合わせながら組電池3の交換時期を柔軟に設定することが可能となる。
また、定期点検時などに行われる放電試験などの機会を活用し、組電池3の各放電ごとの差分ΔVnのみを内部メモリ12に保存し、次回の放電時に差分ΔVnをしきい値と比較することにより、組電池3の劣化の進行状況を判定するようにしてもよい。また、必要に応じて各単位電池3a〜3c・・・のセル電圧Vの温度補正を行うようにしてもよい。また、各単位電池3a〜3c・・・の内部抵抗の計測と組み合わせ、各単位電池3a〜3c・・・の内部抵抗の変化と連動させて放電試験を自動的に行えるようにしてもよい。これにより、各単位電池3a〜3c・・・の内部抵抗の変化による組電池3の劣化の予兆検知と合わせてより精度の高い劣化判定を実現することができる。
また、組電池3の劣化の判定結果を表示し、組電池3の劣化に対する対応策を指示することにより、組電池3の劣化に対処できるようにしてもよい。また、単位電池3a〜3c・・・の電圧Vnの平均値Vaそのものが設計基準値より小さい場合、組電池3全体の劣化と判断するようにしてもよい。また、上述した実施形態では、組電池3の劣化を判定するために、個々の単位電池3a〜3c・・・の電圧Vnを平均値Vaと比較する方法について説明したが、個々の単位電池3a〜3c・・・の電圧Vnを設計基準値と比較することにより、組電池3の劣化を判定するようにしてもよい。
このように、組電池3の放電時の各単位電池3a〜3c・・・の電圧Vnと平均値Vaと間の差分ΔVを活用することにより、制御弁式鉛蓄電池のように電解液量が限定される蓄電池の他、電解液量が豊富な液式鉛蓄電池やアルカリ蓄電池などのように抵抗値の変化が小さな蓄電池や、頻繁に放電を繰り返すような用途に用いられる蓄電池の劣化を精度よく検出することが可能となる。
さらに、平均値Vaよりも小さな電圧Vnが計測された単位電池3a〜3c・・・を選別することにより、劣化が進行した単位電池3a〜3c・・・を容易に特定することがで可能となるとともに、劣化状況の詳細を明確化することができ、部分交換や全数交換などの経済的な対処法を選択することが可能となる。
さらに、平均値Vaよりも小さな電圧Vnが計測された単位電池3a〜3c・・・についての平均値Vaからの差分ΔVnを算出すればよく、組電池3を構成する全ての単位電池3a〜3c・・・について平均値Vaからの差分ΔVnを算出する必要がなくなることから、少ないデータ数で組電池3の劣化を判定することが可能となり、内部メモリ12の容量を小さくすることができる。このため、組電池3の全寿命期間における長期間の運用においても、設備にかかるコストを抑制することが可能となるとともに、組電池3の劣化判定に必要な演算量も少なくすることができ、判定時間を短縮することができる。
図4は、図1の組電池状態測定装置の組電池劣化判定方法を示すフローチャートである。
図4において、組電池状態測定装置7は組電池3の放電を検出すると(ステップS1)、データ収集部11は、所定時間の経過後の一定の周期で(ステップS2)、各単位電池3a〜3c・・・の放電時の電圧を電圧計Va、Vb・・・を介して収集し(ステップS3)、内部メモリ12に記憶する。そして、平均値算出手段13aは、各単位電池3a〜3c・・・の放電時の電圧Vnの平均値Vaを算出する(ステップS4)。そして、単位電池3a〜3c・・・の電圧Vnの平均値Vaそのものが設計基準値Vth以下の場合(ステップS5)、単位電池3a〜3c・・・の全数交換が必要であると判断する(ステップS6)。
一方、単位電池3a〜3c・・・の電圧Vnの平均値Vaそのものが設計基準値Vthより大きい場合(ステップS5)、差分算出手段13bは、個々の単位電池3a〜3c・・・の電圧Vnと平均値Vaとの差分ΔVnを求め(ステップS7)、平均値Vaとの差分ΔVnをしきい値Vsと比較する(ステップS8)。そして、組電池状態判定手段13cは、各単位電池3a〜3c・・・がΔVn≦Vsの関係をみたす場合、組電池3は正常状態にあると判断する(ステップS9)。
一方、ΔVn>Vsの関係をみたす単位電池3a〜3c・・・がある場合、組電池状態判定手段13cは、組電池3の劣化予測を行い(ステップS10)、差分ΔVnの大きい順に各単位電池3a〜3c・・・のデータを並べ替え(ステップS11)、交換対象となる単位電池3a〜3c・・・を特定する(ステップS12)。
容量200Ah、2Vの鉛蓄電池24セルからなる通信用電源設備を構成した。この電源は通常は商用電源から充電され、停電時のみこの鉛蓄電池から負荷に電力が供給される。
そして、この電源の放電開始を検出した時点で、蓄電池監視装置にて各単位電池の放電電圧を一定時間ごと(たとえば、1分ごと)に測定した。そして、これら24個の単位電池の放電電圧の平均値を求め、この平均値と各単位電池の放電電圧との比較を行うことにより、この平均値より小さな放電電圧を持つ単位電池を選別した。なお、この操作は継続的に繰り返してもよいが、本実施例においては、放電開始から10分後の値のみを用いて平均値との比較を行った。この時の測定結果と運用開始後の経過年数との関係を図5に示す。なお、本実施例では、0.01<ΔVn<0.02の場合を単位電池の注意レベル、ΔVn>0.02を単位電池の要交換レベルとした。
図5において、7年目にNo.5とNo.17のセルが著しく劣化している確認でき、これらのセルを交換の対象とした。また、No.4とNo.16のセルについても、注意を必要とするレベルにあり、今後のメンテナンスで管理を強化すべき対象であることが確認できた。
本発明の一実施形態に係る組電池状態測定装置が用いられる組電池のシステムの概略構成を示すブロック図である。 図1の組電池状態測定装置の概略構成を示すブロック図である。 図1の組電池状態測定装置の組電池劣化判定方法を示す図である。 図1の組電池状態測定装置の組電池劣化判定方法を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る組電池の経過年数と電圧バラツキとの関係を示す図である。
符号の説明
1 電力系統
2 充電器
3 組電池
4 インバータ
5 交流負荷
6 直流負荷
7 組電池状態測定装置
3a〜3c 単位電池
Va、Vb 電圧計
11 データ収集部
12 内部メモリ
13 演算機能
13a 平均値算出手段
13b 差分算出手段
13c 組電池状態判定手段
14 表示部

Claims (5)

  1. 非常用電源設備として用いられる組電池を構成する各単位電池の放電時の電圧を測定する電圧測定手段と、
    前記測定された単位電池の電圧の平均値を算出する平均値算出手段と、
    前記平均値より低い値を有する個々の単位電池の電圧と前記平均値との差分を算出する差分算出手段と、
    前記平均値との差分としきい値との比較結果に基づいて、前記組電池の劣化状態を判定する組電池状態判定手段とを備えることを特徴とする組電池状態測定装置。
  2. 非常用電源設備として用いられる組電池を負荷に接続したまま前記組電池と充電器とを電気的に遮断するステップと、
    前記充電器と電気的に遮断された状態で前記組電池を構成する各単位電池の放電時の電圧を測定するステップと、
    前記測定された単位電池の電圧の平均値を算出するステップと、
    前記平均値より低い値を有する個々の単位電池の電圧と前記平均値との差分を算出するステップと、
    前記平均値との差分としきい値との比較結果に基づいて、前記組電池の劣化状態を判定するステップとを備えることを特徴とする組電池劣化判定方法。
  3. 前記組電池の劣化状態の判定基準となるしきい値を設備運転条件から設定することを特徴とする請求項2記載の組電池劣化判定方法。
  4. 前記平均値との差分がしきい値より大きな値を有する単位電池の個数に基づいて前記組電池の健全性を判定することを特徴とする請求項2または3記載の組電池劣化判定方法。
  5. 非常用電源設備として用いられる組電池を負荷に接続したまま前記組電池と充電器とを電気的に遮断させるステップと、
    前記充電器と電気的に遮断された状態で前記組電池を構成する各単位電池の放電時の電圧を測定するステップと、
    前記測定された単位電池の電圧の平均値を算出するステップと、
    前記平均値より低い値を有する個々の単位電池の電圧と前記平均値との差分を算出するステップと、
    前記平均値との差分としきい値との比較結果に基づいて、前記組電池の劣化状態を判定するステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする組電池劣化判定プログラム。
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