JP2007295070A - 記録装置及び方法、並びにプログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】記録規格制限の上限を超えた場合においても、適正コストと処理負荷内での記録を可能にする記録装置及び方法、並びにプログラム及び記録媒体を提供する。
【解決手段】CPU118は、動画記録モードで記録コンテンツ数が所定の制限を超えたか否か判断し、記録コンテンツ数が所定の制限を超えた場合、その旨表示するとともに、静止画記録モードに切替える。画像圧縮データと音声圧縮データは記録媒体116に記録される。
【選択図】図7
【解決手段】CPU118は、動画記録モードで記録コンテンツ数が所定の制限を超えたか否か判断し、記録コンテンツ数が所定の制限を超えた場合、その旨表示するとともに、静止画記録モードに切替える。画像圧縮データと音声圧縮データは記録媒体116に記録される。
【選択図】図7
Description
本発明は、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラなどの撮像装置に代表される記録装置及び方法、並びにプログラム及び記録媒体に関する。
従来、ドラマ、スポーツ、音楽、映画などのコンテンツが、Digital Versatile Disc(以下DVD)に記録されて、セルビデオまたはレンタルビデオとしてDVDプレーヤーを用い家庭で鑑賞することが一般的になっている。
近年、DVDと互換性を有するDVD−R、または、DVD−RWなど、追記または書き換え可能の光ディスクを使用するDVDレコーダによって、放送番組を記録、保存することが可能になっている。また、従来のテープ記録媒体から、DVD−R、または、DVD−RWを記録媒体とするビデオカメラの製品が普及しつつある(例えば、特許文献1参照)。
DVD−R、DVD−RWにコンテンツを記録する場合、記録媒体の記録容量を超えると記録できなくなることに加え、DVD規格の記録制限の上限を超える場合においても記録できなくなる。
例えば、DVD−Video規格では、タイトル数が99までで、タイトルに含まれるチャプタ数が99までなどの制限がある。また、DVDビデオレコーディング規格(DVD−VR)では、プログラム数が99まで、動画コンテンツ数は999までなどの制限がある。
また、DVD−R、DVD−RWなどのメディアに、DVD−Video、DVD−VR規格に従って動画像を記録すると共に、DCF規格に従って静止画も記録するなど、複数の記録規格に対応したビデオカメラも発売されている。
特開2002−93023号公報
テレビ番組などの長時間の記録を行う場合は、大抵、一つの番組が30分から2時間程度と比較的長時間にわたるため、一枚のディスクに記録するタイトル数もそれほど多くならない。
しかし、ビデオカメラの場合、一つのシーンは数秒から数十秒となることがほとんどであり、一つのディスクに多くのシーンを記録することになる。
そのため、シーン数が規格の上限数となってしまうとディスク残量があるにもかかわらず記録できなくなるという問題があった。
その場合、既に記録済みのチャプタを結合してチャプタ数を減らすことも考えられる。
しかしながら、そのための作業メモリ領域を大きくとる必要があり、また、処理負荷が非常に重くなるため、民生用機器としてコスト、操作処理時間などの問題が生じる。また、管理データを操作してしまうため、共通な記録規格で記録した記録媒体の再生互換に不具合を生じる可能性が非常に高いなどの問題がある。
また、追記型のディスクの場合、記録後にチャプタ結合などの処理ができない、という問題もあった。
本発明の目的は、記録媒体に記録したコンテンツの数が規定値に達した場合であっても、装置のコストや処理負荷を抑えながら、記録媒体に対する情報の記録を可能にする記録装置及び方法、並びにプログラム及び記録媒体を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の記録装置は、記録媒体に、動画記録規格で記録する動画記録モードと、静止画記録規格で記録する静止画記録モードを備える記録装置において、前記動画記録モードで記録コンテンツ数が所定の制限を超えたか否か判断する動画記録制限手段と、記録コンテンツ数が所定の制限を超えた場合、その旨表示するとともに、前記静止画記録モードに切替える警告表示・モード切替手段とを備えることを特徴とする。
請求項3記載の記録方法は、記録媒体に、動画記録規格で記録する動画記録モードと、静止画記録規格で記録する静止画記録モードを備える記録装置の記録方法において、前記動画記録モードで記録コンテンツ数が所定の制限を超えたか否か判断する動画記録制限ステップと、記録コンテンツ数が所定の制限を超えた場合、その旨表示するとともに、前記静止画記録モードに切替える警告表示・モード切替ステップとを備えることを特徴とする。
請求項5記載の記録プログラムは、記録媒体に、動画記録規格で記録する動画記録モードと、静止画記録規格で記録する静止画記録モードを備える記録装置の記録プログラムにおいて、前記動画記録モードで記録コンテンツ数が所定の制限を超えたか否か判断する動画記録制限モジュールと、記録コンテンツ数が所定の制限を超えた場合、その旨表示するとともに、前記静止画記録モードに切替える警告表示・モード切替モジュールとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項6記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、請求項5記載の記録プログラムを格納する。
請求項7記載の記録装置は、記録媒体に対して情報データを記録する記録手段と、前記記録媒体に対して第1の規格に従い前記情報データを記録する第1のモードと、前記記録媒体に対して第2の規格に従い前記情報データを記録する第2のモードの一方を選択するモード切り替え手段と、前記第1の規格にて前記記録媒体に記録されている前記情報データの数が前記第1の規格に従う所定数に達したことを検出する検出手段と、前記検出手段の出力に応じて、前記第2のモードにて前記情報データを記録するよう前記記録手段を制御する制御手段とを備える。
請求項12記載の記録装置は、第1の規格と第2の規格のうちの一方に従い情報データを記録媒体に記録する装置であって、前記第1の規格にて前記記録媒体に記録されている前記情報データの数が前記第1の規格に従う所定数に達した後は、前記第2の規格にて前記情報データを前記記録媒体に記録することを特徴とする。
請求項13記載の記録装置は、動画像データと静止画像データとをディスク媒体に記録する記録手段と、DVDビデオフォーマットまたはDVDビデオレコーディングフォーマットに従って前記動画像データを前記ディスク媒体に記録する動画記録モードと、DCF規格に従って前記静止画データを前記ディスク媒体に記録する静止画記録モードとを任意に切り替えるモード切り替え手段と、前記動画記録モードにて記録された動画像データの数が、前記DVDビデオフォーマットまたはDVDビデオレコーディングフォーマットにて規定された所定数に達したことを検出する検出手段と、前記検出手段により前記動画像データの数が前記所定値に達したことが検出された場合、前記DCF規格に従って前記動画像データを記録するよう前記記録手段を制御する制御手段とを備える。
請求項14記載の記録方法は、記録媒体に対して情報データを記録する記録ステップと、前記記録媒体に対して第1の規格に従い前記情報データを記録する第1のモードと、前記記録媒体に対して第2の規格に従い前記情報データを記録する第2のモードの一方を選択するモード切り替えステップと、前記第1の規格にて前記記録媒体に記録されている前記情報データの数が前記第1の規格に従う所定数に達したことを検出する検出ステップと、前記検出ステップの出力に応じて、前記第2のモードにて前記情報データを記録するよう前記記録ステップを制御する制御ステップとを備える。
本発明によれば、動画記録モードで記録コンテンツ数が所定の制限を超えたか否か判断し、記録コンテンツ数が所定の制限を超えた場合、その旨表示するとともに、静止画記録モードに切替えるので、静止画の記録規格に準じて動画を記録することができる。従って、記録規格制限の上限を超えた場合においても、適正コストと処理負荷内での記録を可能にする。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る記録装置としての撮像装置のブロック構成を概略的に示す図である。
図1において、撮像装置100は、映像を取り込むレンズ101、映像を電気信号に変換する固体センサ102、映像をデジタルデータに変換するA/D変換器103、アイリス104、レンズ101とアイリス104を駆動するモータ105を備える。
また、撮像装置100は、音声を取り込むマイク106、音声を増幅するマイクアンプ107、音声をデジタルデータに変換するA/D変換器108、撮像装置100を操作する操作キー109、映像を表示形式にする表示ドライバ110を備える。
また、撮像装置100は、映像を表示するためのLCD、EVFなどの表示器111、音声を出力するためのスピーカドライバ112、スピーカ113、諸情報を入出力する外部入出力端子114、各種のセンサ115を備える。
また、撮像装置100は、記録再生回路117、システムを制御するCPU118、CPU118の制御プログラムを格納するメモリ119、各回路ブロックに電力を供給する電源120を備える。
次に、図1の撮像装置100における記録動作を説明する。
レンズ101を通って入射した被写体からの光は、固体センサ102で電気信号に変換される。そして、A/D変換器103によってサンプリングされてデジタルデータに変換される。デジタルデータは、輝度Y、色差Cr、Cbまたは、RGBなどのデジタル映像信号として、CPU118に入力される。
レンズ101は、オートフォーカス機能とズーム機能により、CPU118の制御命令でモータ105を駆動し移動させる。固体センサ102からデータを引き出すためのタイミング信号は、CPU118により生成される。アイリス104は、CPU118よりモータ105の駆動で制御がなされる。
また、レンズ101が、防振アクチュエータを備え、防振機能を有している場合は、加速度センサと位置センサの信号がCPU118に入力され、CPU118からの防振制御出力信号により、防振アクチュエータをモータ105で駆動制御する。マイク106より得られた音声は、マイクアンプ107で増幅され、A/D変換器108によりサンプリングされ、デジタル音声信号に変換されて、CPU118に入力される。
デジタル映像信号は、CPU118で、色分離、白バランス、ガンマ補正、アパーチャ補正などの基本処理と、撮像装置100の操作キー109で設定された、画像サイズ、画質調整、位置調整などの付加処理を行う。更に、デジタル映像信号は、設定された圧縮方法と圧縮パラメータによってMPEG2の画像圧縮処理を行い、画像圧縮データを得る。
デジタル音声信号は、撮像装置100の操作キー109で設定された、音質調整などの付加処理を行い、設定された圧縮方法と圧縮パラメータによって音声圧縮データになる。
本実施の形態では、画像圧縮データと音声圧縮データはMPEG規格を採用し、ストリーム形式は、制御データと共にMPEG規格で定められる、プログラムストリームとしてデータストリームを形成する。そして、DVD−VR規格など所定の動画規格で記録し、DCF規格などの静止画規格で記録する。
記録媒体116は、DVD−Rとするが、MMC、SSFDC、SD、コンパクトフラッシュ(登録商標)、PCカードなどのメモリカード、あるいはハードディスク、CD−RW、FD、MD、DVD−RAMなどの磁気(あるいは光磁気)記録メディアなども適応できる。
また、本実施の形態では、動画記録規格はDVD−VRなど、静止画記録規格はDCFなどとしたが、前記規格に制限されるものではなく、DVR−Videoなどの記録コンテンツ数に上限がある規格において、全て適応することができる。
図2は、図1における操作キーの詳細を示す図である。
図2において、操作キー109は、“巻き戻し”、“停止”、“再生”、“早送り”などの操作キーと、動画記録モードと静止画記録モードとを切り替える“動画/静止画モード切替”のタクトキーを配置している。前記動画/静止画モード切替のタクトキーの操作で、動画規格で動画を記録するか、静止画規格で静止画を記録するかを操作者が選択する。
図3、図4は、図1における記録媒体に記録される動画ファイルと静止画ファイルのフォルダ例を示す図である。
図3において、ROOTフォルダの下に、動画規格のディレクトリ(フォルダ)としてVIDEO、静止画規格のディレクトリ(フォルダ)としてDCIMが存在している。VIDEOフォルダの下に、管理用のフォルダMANAGフォルダがあり、その下に、記録媒体の属性などが記述されたdisk.infファイル、記録媒体116に記録される動画コンテンツファイルの全体を管理するファイルmgri001.infがある。
また、VIDEOフォルダ下の、PRG0001フォルダ以下に、動画コンテンツファイル群imgxxxx.mpg(xxxxは任意の通し番号)と、imgxxxx.inf(xxxxは任意の通し番号)とが一対になって保存される。
imgxxxx.inf(xxxxは任意の通し番号)は、記録媒体116に記録される動画コンテンツファイル群のタイトル、検索用のテーブル、属性付加情報、メインテナンス情報、MPEGデータストリームのタイムスタンプ、構造情報などである。PRG0001のフォルダ以下の動画ファイルが、所定数以上になった場合、PRG0002のフォルダが新規作成され、その下に動画ファイルが保存されていく。
DCIMフォルダの下には、100CANONのフォルダの下に、静止画コンテンツファイル群imgxxxx.jpg(xxxxは任意の通し番号)が保存される。100CANONのフォルダ以下の静止画ファイルが、所定数以上になった場合、101CANONのフォルダが新規作成され、その下に静止画ファイルが保存されていく。
また、ROOTディレクトリの下にDigital Print Order Format(DPOF)で規定されるMISCフォルダがあり、その下に上記規格で規定されるautprint.mrkファイルを配置している。ROOTディレクトリには、一般的に、任意の規格構成のフォルダやファイルを置くことが可能である。
ここで、動画規格として、管理ファイルで管理できる最大の動画ファイルは“999“という制限がある場合の記録動作を説明する。
動画記録規格において、999ファイルの次に記録することは不可能であるが、本実施の形態では、999ファイルの次の記録開始で、まず、表示器111に“シーン数がいっぱいです。録画モードを切替えます”と表示する。
図5は、図1における表示器の表示例を示す図である。
図5において、動作モードAには“記録”が表示され、カウンタBには記録時間“0:12:11”が表示され、記録時間残量Cには“15分”が表示され、表示Dには、“シーン数がいっぱいです。録画モードを切替えます”と表示される。
その後、記録動作モードを、動画記録モードから、静止画記録モードに自動的に移行する。その場合、記録動作モードの表示がある場合、静止画記録モード表示、または、“動画→静止画記録モード“などのように状態が変化したことを表示する。
そして、本実施の形態では、MPEG4規格の圧縮方式で記録を行い、生成ファイルを図3中のAで示す“ROOT/DCIM/100CANON/img0010.mp4”として保存する。
上記動画圧縮方式は、MPEG4規格としたが、999まで記録したMPEG2など圧縮方式はどのような形式でも対応可能である。一旦記録停止した場合は、静止画記録モードから動画記録モードに移行するか、静止画記録モードのままとするかは製品仕様において選択自由である。
しかし、動画記録モードに移行した場合に、次回の記録を開始した場合は、上記操作を繰り返し記録ファイルは“ROOT/DCIM/100CANON/img0011.mp4”のように追加していく。
動画記録規格のファイル数の制限を超えて追加されたファイルの管理は、VIDEOディレクトリ以下の動画記録規格の管理ファイルに登録する必要はない。しかし、“ROOT/VIDEO/MANG/mgri001.inf”ファイル内に、追加ファイルの管理情報を記述することや、追加ファイルの存在を示すだけの情報を記述することは可能である。
図4は、図3の追加ファイルの記録位置を変えた別例であり、ROOTディレクトリ以下、VIDEO、DCIMは図3と同じである。
この場合も、動画記録規格において、999ファイルの次に記録することは不可能であるが、本例も、その後の表示、モード切替え動作、記録圧縮方式などは前述の説明と同じである。そして、追加動画記録ファイルの記録位置を、図4中のBで示す“ROOT/EXT/img0010.mp4”として保存する。
本例では、動画記録規格のファイル数の制限を超えて追加されたファイルの管理は、“ROOT/EXT/img0010.inf”で行う。上記img0010.infが記載されていることを、“ROOT/VIDEO/MANG/mgri001.inf”ファイル内に、記述することや、追加ファイルの存在を示すだけの情報を記述することも可能である。
次に、再生時の処理について説明する。
図1の操作キー109により、再生モードの指示があると、CPU118は、記録媒体116に記録されている各コンテンツの画像データを再生し、その先頭画面をデコードしてサムネイル画像を生成する。そして、この各コンテンツを代表するサムネイル画像のデータを表示ドライバ110に送り、図6に示すサムネイル一覧画面を表示器111に表示する。
図6は、図1における表示器に表示される、記録媒体に動画記録した場合のインデックスの再生表示例を示す図である。
図6において、表示器111は、動画記録コンテンツのサムネイル600乃至604、インデックス表示を前ページに戻すボタン605、インデックス表示を後ページに戻すボタン606、カウンタ607を表示する。カウンタ607は、記録動画コンテンツ全数(1002枚)の中で、現在カーソルが当たっている(例ではサムネイル600)サムネイルが998番目であることを示す。
図6の表示例で、サムネイル600と601は、動画記録規格上限数999までの動画記録コンテンツである。サムネイル602、603、604は、上記動画記録規格上限数を超えていたため、前述記録方式によって別ディレクトリに記録されていることが判別できるように、表示形態を変えて表示している。
そのため、この記録媒体116を他の再生機器で再生するためにファイナライズなどの操作を行った場合、サムネイル602、603、604はその再生機器で再生できないことが容易に判別できる。また、上記ファイナライズ操作時に、“登録できないコンテンツが3つあります”などの警告表示をすることも有効である。
また、動画規格配下の動画記録コンテンツを操作者が消去した場合、前述の記録方式で、動画記録規格上限数以上記録されて別ディレクトリに記録されているコンテンツがある場合は、そのコンテンツを、動画記録規格配下のディレクトリに移動する。そして、上記規格に登録することも可能である。更に、動画規格配下の動画記録コンテンツとそれ以外のコンテンツを、コピー、移動する機能なども実現できる。
前述のファイナライズを行う場合、サムネイル602、603、604に対応する動画コンテンツは他の再生機器で再生できないことになる。しかし、動画記録規格において、動画規格用の管理情報の中の現在使用されていない(リザーブ)管理フラグにその旨記述すれば、再生機器がそのフラグを判定して、“3つのシーンがファイナライズされていません”などの警告表示を行うことは可能である。
ユーザは、図6の画面を見ながら操作キー109を操作し、再生したいコンテンツのサムネイルを選択する。そして、再生を指示すると、CPU118は、指定されたサムネイルに対応するコンテンツのデータを記録媒体116から再生し、デコードして表示器111に表示し、また、外部入出力端子114より出力する。
図7は、図1の撮像装置によって実行される動画記録処理の手順を示すフローチャートである。
本処理は、図1におけるCPU118によって実行される。
図7において、まず、動画記録のタスクを起動すると、記録媒体116の残量(ディスク残量)があるか否かをチェックする(ステップS701)。残量がなければこの処理を終了する。残量がある場合は、動画記録規格において記録コンテンツ数の上限を超えているか否かをチェックする(ステップS702)(動画記録制限手段)。
制限以下ならばステップS707に移行する。制限を超えている場合は、“シーン数がいっぱいです。録画モードを切替えます”などの表示を行い、動画記録モードから静止画記録モードにモードを変更する(ステップS703)(警告表示・モード切替手段)。
次に、静止画記録規格の記録コンテンツ数の上限を超えているか否かをチェックする(ステップS704)。制限以下ならばステップS707に移行する。制限を超えている場合は、“ROOT/EXT”ディレクトリが存在するか否かをチェックする(ステップS705)。既に存在していればステップS707に移行する。
存在していなければ、ディレクトリを作成して(ステップS706)(デイレクトリ作成手段)、動画記録を開始する(ステップS707)。そして、ディスク残量を監視する(ステップS708)。残量が所定値以下(残量無し)ならば、ステップS710に移行する。所定値を超えていれば、記録停止操作がされているか否かをチェックする(ステップS709)。
記録停止操作が行われていなければ、ステップS707に戻り、記録を継続する。停止操作が行われていれば、記録停止処理を行い(ステップS710)、動画記録を停止し、作成された動画記録ファイルをファイルシステムに登録して(ステップS711)処理を終了する。
上記ファイルは、動画記録コンテンツ数を規格上、超えない場合と超えた場合、また、上記コンテンツ数が超えて、かつ、静止画記録コンテンツ数が規格上超えた場合と超えない場合、異なるディレクトリに登録される。また、動画管理ファイルが存在する場合は、上記各条件で、異なる動画管理ファイルにそれぞれ追加される。
以上のように、本実施の形態によれば、記録規格制限の上限を超えた場合においては、記録モードの設定状態にかかわらず、記録モードを自動的に切り替えることによって、操作者がストレスなく次の操作を行える効果がある。
また、記録規格制限の上限を超えた場合において、静止画記録モードを自動的に切り替え、静止画の記録規格に準じて動画を記録することができるので、撮影タイミングを逃すことなく連続して撮影することができる効果がある。
また、動画記録モードで記録コンテンツ数が所定の制限を超えた場合、動画規格または静止画規格のディレクトリ以外のディレクトリに動画を記録することで、撮影タイミングを逃すことなく連続して撮影することができる効果がある。更に、撮影のコンテンツの再生または編集が容易に行える効果がある。
また、作業用のメモリと処理負荷を必要としないため、民生機器としてコスト、処理負荷を低く抑えられる効果がある。
なお、前述の実施形態では、動画規格で記録されたコンテンツが999となった場合に、静止画規格に従い動画データを記録したが、この制限数は999に限らず、動画の記録規格に従う所定値とすることができる。
また、前述の実施形態では、動画像と静止画像とをそれぞれ動画規格、静止画規格に従って記録する装置について説明したが、動画、静止画以外にも、情報データを複数の規格に従って記録する装置にたいしても本発明を同様に適用可能である。
また、本発明の目的は、実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPUやMPUなど)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
116 記録媒体
118 CPU
118 CPU
Claims (14)
- 記録媒体に、動画記録規格で記録する動画記録モードと、静止画記録規格で記録する静止画記録モードを備える記録装置において、
前記動画記録モードで記録コンテンツ数が所定の制限を超えたか否か判断する動画記録制限手段と、
記録コンテンツ数が所定の制限を超えた場合、その旨表示するとともに、前記静止画記録モードに切替える警告表示・モード切替手段と、
を備えることを特徴とする記録装置。 - 前記動画記録モードで記録コンテンツ数が所定の制限を超えた場合、前記動画記録モードで記録される第1のディレクトリ、及び前記静止画記録モードで記録される第2のディレクトリ以外に、動画を記録するディレクトリを作成するディレクトリ作成手段を備えることを特徴とする請求項1記載の記録装置。
- 記録媒体に、動画記録規格で記録する動画記録モードと、静止画記録規格で記録する静止画記録モードを備える記録装置の記録方法において、
前記動画記録モードで記録コンテンツ数が所定の制限を超えたか否か判断する動画記録制限ステップと、
記録コンテンツ数が所定の制限を超えた場合、その旨表示するとともに、前記静止画記録モードに切替える警告表示・モード切替ステップと、
を備えることを特徴とする記録方法。 - 前記動画記録モードで記録コンテンツ数が所定の制限を超えた場合、前記動画記録モードで記録される第1のディレクトリ、及び前記静止画記録モードで記録される第2のディレクトリ以外に、動画を記録するディレクトリを作成するディレクトリ作成ステップを備えることを特徴とする請求項3記載の記録方法。
- 記録媒体に、動画記録規格で記録する動画記録モードと、静止画記録規格で記録する静止画記録モードを備える記録装置の記録プログラムにおいて、
前記動画記録モードで記録コンテンツ数が所定の制限を超えたか否か判断する動画記録制限モジュールと、
記録コンテンツ数が所定の制限を超えた場合、その旨表示するとともに、前記静止画記録モードに切替える警告表示・モード切替モジュールと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする記録プログラム。 - 請求項5記載の記録プログラムを格納するコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- 記録媒体に対して情報データを記録する記録手段と、
前記記録媒体に対して第1の規格に従い前記情報データを記録する第1のモードと、前記記録媒体に対して第2の規格に従い前記情報データを記録する第2のモードの一方を選択するモード切り替え手段と、
前記第1の規格にて前記記録媒体に記録されている前記情報データの数が前記第1の規格に従う所定数に達したことを検出する検出手段と、
前記検出手段の出力に応じて、前記第2のモードにて前記情報データを記録するよう前記記録手段を制御する制御手段とを備える記録装置。 - 前記制御手段は、前記モード切り替え手段により前記第1のモードが選択されていた場合であっても、前記検出手段の出力があった場合には前記第2のモードに切り替えることを特徴とする請求項7記載の記録装置。
- 前記制御手段は、前記検出手段の出力に応じて、前記第2のモードに設定する旨を示す情報を表示装置に表示することを特徴とする請求項7記載の記録装置。
- 前記第1の規格に従って記録された情報データは前記第1の規格に対応する再生装置でのみ再生可能であり、前記第2の規格に従って記録された情報データは前記第2の規格に対応する再生装置でのみ再生可能であることを特徴とする請求項7記載の記録装置。
- 前記記録手段は、前記第1の規格に従う管理情報を前記記録媒体に記録し、前記制御手段は、前記第1の規格の情報データが前記所定数に達した後に前記第2の規格にて前記情報データが記録された場合、その旨を示す情報を前記管理情報に格納するよう前記記録手段を制御することを特徴とする請求項7記載の記録装置。
- 第1の規格と第2の規格のうちの一方に従い情報データを記録媒体に記録する装置であって、
前記第1の規格にて前記記録媒体に記録されている前記情報データの数が前記第1の規格に従う所定数に達した後は、前記第2の規格にて前記情報データを前記記録媒体に記録することを特徴とする記録装置。 - 動画像データと静止画像データとをディスク媒体に記録する記録手段と、
DVDビデオフォーマットまたはDVDビデオレコーディングフォーマットに従って前記動画像データを前記ディスク媒体に記録する動画記録モードと、DCF規格に従って前記静止画データを前記ディスク媒体に記録する静止画記録モードとを任意に切り替えるモード切り替え手段と、
前記動画記録モードにて記録された動画像データの数が、前記DVDビデオフォーマットまたはDVDビデオレコーディングフォーマットにて規定された所定数に達したことを検出する検出手段と、
前記検出手段により前記動画像データの数が前記所定値に達したことが検出された場合、前記DCF規格に従って前記動画像データを記録するよう前記記録手段を制御する制御手段とを備える記録装置。 - 記録媒体に対して情報データを記録する記録ステップと、
前記記録媒体に対して第1の規格に従い前記情報データを記録する第1のモードと、前記記録媒体に対して第2の規格に従い前記情報データを記録する第2のモードの一方を選択するモード切り替えステップと、
前記第1の規格にて前記記録媒体に記録されている前記情報データの数が前記第1の規格に従う所定数に達したことを検出する検出ステップと、
前記検出ステップの出力に応じて、前記第2のモードにて前記情報データを記録するよう前記記録ステップを制御する制御ステップとを備える記録方法。
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