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JP2007292658A - 圧力センサ及びこの製造方法 - Google Patents

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JP2007292658A
JP2007292658A JP2006122229A JP2006122229A JP2007292658A JP 2007292658 A JP2007292658 A JP 2007292658A JP 2006122229 A JP2006122229 A JP 2006122229A JP 2006122229 A JP2006122229 A JP 2006122229A JP 2007292658 A JP2007292658 A JP 2007292658A
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electrode
cavity
pressure sensor
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Hidekazu Ishii
英一 石井
Hokuhoa Uu
ホクホア ウー
Shiro Nagata
四朗 永田
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】受圧面であるダイヤフラムを可動電極により構成して、構造の簡単化と検出精度の向上を図る。
【解決手段】容量式圧力センサは、ダイヤフラムを構成する可動電極3と、キャビティ4と、固定電極8と、第1、第2の引き出し電極7,9とを有している。可動電極3は、シリコン基板1に埋設された不純物層からなり、ダイヤフラム部分がシリコン基板1の開口部2から露出している。固定電極8は、キャビティ箇所に接合されてキャビティ4を封止する不純物層からなる。第1の引き出し電極7は、シリコン基板1の裏面に形成され、可動電極3と電気的に接続されている。第2の引き出し電極9は、固定電極8の裏面側に形成され、この固定電極8と電気的に接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、印加される圧力により電極間の容量が変化する容量式圧力センサとこの製造方法に関するものである。
従来、容量式圧力センサに関する技術としては、例えば、次にような文献等に記載されるものがあった。
特開平10−332510号公報
この特許文献1には、埋込不純物領域と第1の表面に該埋込不純物領域に到達する凹部とを有するシリコンウェハと、このシリコンウェハの裏側の第2の表面に形成された第1の電極と、前記凹部開口を塞ぐように接合されたシリコンからなる薄膜部のダイヤフラムと、このダイヤフラム上に形成された第2の電極とを有し、前記凹部が前記ダイヤフラムにより塞がれることによりキャビティ(空隙)が形成された容量式圧力センサ及びこの製造方法が記載されている。
この圧力センサでは、圧力が印加されると、ダイヤフラムが撓み、この撓みにより第1の電極と第2の電極との間の静電容量が変化し、この容量変化を測定することにより印加圧力を測定できる。そして、製造工程において、ガラス台座を陽極接合法によりシリコンウェハに接合する必要がなくなり、圧力センサの耐圧不良の原因になるNaイオンを発生させることなく、圧力センサを製造できるという利点がある。
陽極接合法は、圧力センサ等のマイクロセンサの実装に多用される接合技術であり、例えば、シリコンを正、耐熱性硝子を負の電極に接続して、1KV程度の電圧を加えると、約300〜400℃の雰囲気温度で接合できる。シリコン側の電子回路が破壊しない温度範囲で強い接合ができること、接合界面に異種材料を必要としないといった利点がある。しかし、接合時に、硝子に含まれているNaイオンが発生して圧力センサの耐圧不良の原因になるという欠点があり、これを特許文献1の技術が解決している。
しかしながら、従来の特許文献1等に記載された圧力センサでは、受圧面であるダイヤフラムの真上に第2の電極が設けられているため、乾燥した空気等の用途では問題ないが、酸、アルカリ性の雰囲気では第2の電極への配線が腐食したり、あるいは、ダイヤフラムの変位がこの真上に設けられた第2の電極により抑制されて圧力検出の特性に悪影響を及ぼし、信頼性を向上させることが難しいという課題があった。
本発明の圧力センサ及びこの製造方法では、可動電極と、キャビティと、固定電極と、第1、第2の引き出し電極とを有している。
前記可動電極は、受圧面側の第1の表面及びこの裏側の第2の表面を有する半導体基板に埋設され、第1の面及びこの裏側の第2の面のうち前記第1の面が前記第1の表面から露出する不純物層からなる。前記キャビティは、前記第2の表面における前記第2の面側に開口されている。前記固定電極は、接合面側の第3の表面及びこの裏側の第4の表面を有し、前記第3の表面が前記キャビティ箇所に接合されて前記キャビティを封止する不純物層からなる。前記第1の引き出し電極は、前記第2の表面に形成され、前記可動電極に対して電気的に接続されている。更に、前記第2の引き出し電極は、前記第4の表面に形成され、前記固定電極に対して電気的に接続されている。
本発明の他の圧力センサ及びこの製造方法では、可動電極と、第1、第2の接続部と、キャビティと、固定電極と、第1、第2の引き出し電極とを有している。
前記可動電極は、受圧面側の第1の表面及びこの裏側の第2の表面を有する第1の半導体基板に埋設され、第1の面及びこの裏側の第2の面のうち前記第1の面が前記第1の表面から露出する不純物層からなる。前記第1の接続部は、前記第1の半導体基板中に形成され、前記可動電極に対して電気的に接続されて前記第2の表面から露出する不純物領域からなる。前記第2の接続部は、前記第1の半導体基板中に形成され、前記第2の表面から露出する不純物領域からなる。前記キャビティは、前記第2の表面における前記第2の面側に開口されている。
前記固定電極は、接合面側の第3の表面及びこの裏側の第4の表面を有する第2の半導体基板の前記第3の表面側に形成され、前記キャビティ箇所に接合されて前記キャビティを封止すると共に前記第2の接続部に対して電気的に接続された不純物層からなる。前記第1の引き出し電極は、前記第2の表面に形成され、前記第1の接続部に対して電気的に接続されている。更に、前記第2の引き出し電極は、前記第2の表面に形成され、前記第2の接続部に対して電気的に接続されている。
請求項1〜3に係る発明の圧力センサによれば、次の(a)、(b)のような効果がある。
(a) 受圧面であるダイヤフラムを可動電極により構成しているので、構造が簡単になり、圧力検出の特性を向上できる。
(b) 可動電極の第1の引き出し電極と固定電極の第2の引き出し電極との両方が、受圧面とは反対側の半導体基板の第2の表面及び固定電極の第4の表面に設けられているので、多湿、酸性、アルカリ性等の雰囲気に強くできる。これは最も腐食に弱い引き出し電極部分を雰囲気から保護し易いからである。
請求項4、5に係る発明の圧力センサによれば、前記請求項1〜3に係る発明の効果(a)と同様の効果があり、更に、次のような効果もある。
可動電極の第1の引き出し電極と固定電極の第2の引き出し電極との両方が、受圧面とは反対側の第1の半導体基板の第2の表面に設けられているので、多湿、酸性、アルカリ性等の雰囲気に強くできる。これは最も腐食に弱い引き出し電極部分を雰囲気から保護し易いからである。
請求項6、7に係る発明の製造方法によれば、次の(c)〜(f)のような効果がある。
(c) 受圧面であるダイヤフラムを構成する可動電極の厚さを、埋め込み不純物層の厚さで制御できるので、所定の厚さの可動電極を精度良く形成できる。
(d) キャビティの厚みの制御がし易い。
(e) ダイヤフラムを構成する可動電極が形成された半導体基板と、固定電極とを接合する際に、加工温度を上げても、ダイヤフラムを構成する可動電極は既に加工された後であるため、不純物濃度のプロファイル(輪郭)の変化も問題にならない。
(f) ダイヤフラムを構成する可動電極が形成された半導体基板と固定電極との接合面は、均一な面にできるので、接合が容易で、接合強度を向上できる。特に、固定電極の第2の引き出し電極をその固定電極側に設けているので、接合面での導通は不要となり、この接合面を均一な面にできる。そのため、接合方法として陽極接合、直接接合等の任意の方法を採用でき、製造が容易になる。
請求項8、9に係る発明の製造方法によれば、前記請求項6、7に係る発明の効果(c)〜(f)とほぼ同様の効果があり、更に次のような効果もある。
第1、第2の引き出し電極が設けられた位置が、第1の半導体基板の第2の表面側にあるので、前記請求項6、7に係る発明よりも加工し易い。
容量式圧力センサの製造方法では、先ず、受圧面側の第1の表面及びこの裏側の第2の表面を有するシリコン基板に埋設された不純物層からなる可動電極の第1の面及びこの裏側の第2の面のうち、前記第1の面側の前記シリコン基板をエッチングして、前記第1の面を前記第1の表面から露出させる。更に、前記第2の表面における前記第2の面側をエッチングにより開口してキャビティを形成する。次に、接合面側の第3の表面及びこの裏側の第4の表面を有する不純物層からなる固定電極の前記第3の表面を、前記キャビティ箇所に接合して前記キャビティを封止する。その後、第1の引き出し電極を前記第2の表面に形成して前記可動電極と電気的に接続すると共に、第2の引き出し電極を前記第4の表面に形成して前記固定電極と電気的に接続する。
(実施例1の圧力センサ)
図1(1)、(2)は、本発明の実施例1を示す容量式圧力センサの模式的な構成図であり、同図(1)は平面図、及び同図(2)は同図(2)中のI−II線断面図である。
この容量式圧力センサは、受圧面側の第1の表面(例えば、表面)1a及びこの裏側の第2の表面(例えば、裏面)1bを有する半導体基板(例えば、N−型シリコン基板)1を備え、このシリコン基板1中に、ダイヤフラムを構成する略円形の可動電極3が埋設されている。可動電極3は、不純物層(例えば、ボロン(B)等のP+型不純物イオンが拡散されたP+型拡散層)からなり、この第1の面(例えば、表面)3a及びこの裏側の第2の面(例えば、裏面)3bのうちの表面3aが、シリコン基板1の表面1aに形成された開口部2から露出している。シリコン基板1の裏面1bにおいて、可動電極3の裏面3b側が開口されてキャビティ4が形成されている。そのため、ダイヤフラムを構成する可動電極3は、圧力が掛かったときはより大きく湾曲するようになっている。
可動電極3には、不純物領域(例えば、P+型領域)からなる帯状の接続部5が延設され、この接続部5の端部が、シリコン基板1の裏面1bに形成された開口部6から露出している。この露出箇所には、アルミニュウム(Al)等で第1の引き出し電極7が形成され、接続部5と電気的に接続されている。
キャビティ4は、可動電極3に対向して配置された固定電極8により封止されている。固定電極8は、可動電極3との間で静電容量を生成する電極であり、不純物層(例えば、高濃度にリン(P)等のN+型不純物イオンが拡散されたシリコン基板)からなり、接合面側の第3の表面(例えば、表面)8a及びこの裏側の第4の表面(例えば、裏面)8bを有し、その表面8aがキャビティ箇所に接合されて該キャビティ4を封止している。固定電極8の裏面8bには、Al等の第2の引き出し電極9が電気的に接続されている。
このような構成の圧力センサでは、ダイヤフラムである可動電極3に圧力が印加されると、この可動電極3が凹状に湾曲して固定電極8との距離が変化し、可動電極3及び固定電極8間の静電容量が変化する。この容量変化を測定することにより、印加圧力を検出できる。
(実施例1の圧力センサの製造方法)
図2−1〜図2−7は、図1の圧力センサの製造方法例を示す製造工程の模式的な断面図である。図3は、図2−5の製造工程で使用される固定電極用のシリコンウェハを示す模式的な平面図である。
図1の圧力センサは、例えば、図2−1〜図2−7に示す(1)〜(20)の工程により製造される。
先ず、工程(1)において、N−型のシリコンウェハ(以下単に「ウェハ」という。)10の表面及びこの裏面に、絶縁性の保護膜(例えば、酸化膜又は窒化膜)11,12をそれぞれ形成する。
工程(2)において、ウェハ10の表面側の保護膜11におけるセンサ形成箇所を、フォトリソグラフィ工程によりエッチングして開口部11aを形成した後、工程(3)において、開口部11aからP+型不純物イオン(例えば、B等)を打ち込み、ウェハ10の表面内にP+型拡散層からなるダイヤフラム用の可動電極3を形成する。工程(4)において、エッチング液等で、ウェハ表面の保護膜11を除去した後、工程(5)において、エピタキシャル成長により、ウェハ表面に、キャビティ高さhだけ単結晶シリコンを成長させて可動電極3を埋め込む。
工程(6)において、成長させたウェハ表面に絶縁性の保護膜(例えば、酸化膜又は窒化膜)13を形成する。この後の工程(6−1)の図からウェハ10を裏返して図示する。工程(7)において、裏返したウェハ裏面の保護膜13における所定箇所を、フォトリソグラフィ工程によりエッチングして開口部13aを形成する。工程(8)において、開口部13aからP+型不純物イオン(例えば、B等)を打ち込み、ウェハ裏面から可動電極3に達する領域に、P+型拡散層からなる接続部5を形成する。
工程(9)において、ウェハ裏面に保護膜13を再度形成して開口部13aを塞ぐ。工程(10)において、フォトリソグラフィ工程のエッチングにより、可動電極形成箇所におけるウェハ表面の保護膜12に開口部12aを形成すると共に、ウェハ裏面の保護膜13に開口部13bを形成する。
工程(11)において、水酸化カリウム(KOH)等のアルカリ性エッチング液を用いたウェットエッチング工程により、ウェハ両面の開口部12a,13b箇所(例えば、結晶軸100,110)を可動電極3に達するまで除去する。これにより、表面側の開口部12a箇所のウェハ10が斜めの角度で略逆円錐台形にエッチングされ、受圧面側の開口部2が形成されて可動電極3の表面3aが露出すると共に、裏面側の開口部13b箇所のウェハ10が略円錐台形にエッチングされ、キャビティ4用の開口部が形成されて可動電極3の裏面3bが露出する。ウェットエッチングの速度は、埋め込んだP+型拡散層からなる可動電極3(例えば、結晶軸111)に達すると遅くなるので、ダイヤフラム用の可動電極3の厚さは、埋め込んだP+型拡散層の厚さで決まる。
工程(12)において、ウェハ両面の保護膜12,13をエッチング液等で除去する。工程(13)において、再度、ウェハ両面に保護膜(例えば、熱酸化膜又は窒化膜)14,15をそれぞれ形成した後、工程(14)において、ウェハ表面の開口部2及びウェハ裏面のキャビティ4用の開口部以外の箇所の保護膜14,15をエッチングにより除去する。
工程(15)において、予め、図3に示すような固定電極形成用のシリコンウェハ(以下単に「ウェハ」という。)20を用意しておく。ウェハ20は、全体が高濃度にN+型不純物イオン(例えば、P等)が拡散され、表面に縦方向及び横方向の多数の溝21がハーフカット状態で切られて多数の方形の固定電極形成領域22が形成されている。なお、図2−5の工程(15)における溝21の幅は、図面を見易くするために、図3の対応箇所よりも大きく描かれている。このウェハ20の表面側の固定電極形成領域22と、ウェハ10側の裏面のキャビティ用開口部とを重ね合わせ、真空中で接合する。この接合面での導通は不要なので、接合方法としては、加熱による直接接合法又は陽極接合法等の任意の方法を採用できる。
例えば、直接接合法は、シリコン(Si)−シリコン(Si)接合に適しており、中間材は不要又は二酸化シリコン(Si02)、加熱及び圧力は必要、界面は固相であり、特徴としては、加圧力は低いが、高温(例えば、1000℃以上)が必要であり、Si以外にも金属、セラミックスにも適用可能である(この場合は一般に拡散接合(フュージョンボンディング)といわれる。)。
真空中で固定電極形成領域22をキャビティ用開口部に接合すると、このキャビティ用開口部が封止されて真空状態のキャビティ4が形成される。キャビティ4内を真空状態にするのは、絶対圧の基準にするためであり、このキャビティ4にリーク(漏れ)がないこと、及び応力が残らないことが、センサ精度上重要となる。次に、工程(16)において、ウェハ20の裏面から縦方向及び横方向の溝21を削り、各固定電極形成領域22を分離して固定電極8をそれぞれ形成した後、工程(17)において、固定電極付きウェハ両面に保護膜(例えば、熱酸化膜又は窒化膜)16,17をそれぞれ形成する。
工程(18)において、フォトリソグラフィ工程により、ウェハ10の裏面側における接続部5の箇所の保護膜17をエッチングにより除去して開口部6を形成すると共に、固定電極8の裏面側の保護膜17をエッチングにより除去して開口部17aを形成する。ウェハ10及び固定電極8の裏面全体にAl等の金属膜を形成した後、開口部6,17a以外をエッチングにより除去して、開口部6に引き出し電極7を形成すると共に、開口部17aに引き出し電極9を形成する。
工程(19)において、ウェハ10における各固定電極間部分10aをダイシングにより切断して各シリコン基板1に分離した後、工程(20)において、保護膜の被着等を行えば、複数の圧力センサが完成する。
(実施例1の効果)
本実施例1の圧力センサによれば、次の(a)、(b)のような効果がある。
(a) 受圧面であるダイヤフラムを可動電極3により構成しているので、構造が簡単になり、圧力検出の特性を向上できる。
(b) 可動電極3の引き出し電極7と固定電極8の引き出し電極9との両方が、受圧面とは反対側のシリコン基板1の裏面及び固定電極8の裏面に設けられているので、多湿、酸性、アルカリ性等の雰囲気に強くできる。これは最も腐食に弱い引き出し電極部分を雰囲気から保護し易いからである。
本実施例1の製造方法によれば、次の(c)〜(f)のような効果がある。
(c) 工程(3)において、受圧面であるダイヤフラムを構成する可動電極3の厚さを、埋め込み不純物の厚さで制御できるので、所定の厚さの可動電極3を精度良く形成できる。
(d) キャビティ4の厚みが、工程(5)におけるエピタキシャル成長の積み上げ距離(キャビティ高さh)で決まるので、厚みの制御がし易い。又、エピタキシャル成長において、埋め込み拡散のある場所と無い場所でのSiの成長速度によるウェハ10の段差も、工程(11)においてキャビティ部分をエッチングにより取り除くので、問題にならない。
(e) 工程(15)において、ダイヤフラムを構成する可動電極3が形成されたウェハ10と、所定の間隔で縦横方向に溝切りされたウェハ20とを接合する際に、加工温度を上げても、ダイヤフラムを構成する可動電極3は既に加工された後であるため、不純物濃度のプロファイルの変化も問題にならない。
(f) 工程(15)において、ウェハ10とウェハ20との接合面は均一な面にできているので、接合が容易で、接合強度を向上できる。特に、固定電極8の引き出し電極9をその固定電極8の裏面側に設けているので、接合面での導通は不要となり、この接合面を均一な面にできる。そのため、接合方法として陽極接合、直接接合等の任意の方法を採用でき、製造が容易になる。
(実施例2の圧力センサ)
図4(1)、(2)は、本発明の実施例2を示す容量式圧力センサの模式的な構成図であり、同図(1)は平面図、及び同図(2)は同図(1)中のIII−IV線断面図である。図4(1)、(2)において、実施例1を示す図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
この容量式圧力センサは、実施例1と同様に、受圧面側の第1の表面(例えば、表面)1a及びこの裏側の第2の表面(例えば、裏面)1bを有する第1の半導体基板(例えば、N−型シリコン基板)1を備え、このシリコン基板1中に、ダイヤフラムを構成する略円形の可動電極3が埋設されている。可動電極3は、実施例1と同様に、不純物層(例えば、B等のP+型不純物イオンが拡散されたP+型拡散層)からなり、この第1の面(例えば、表面)3a及びこの裏側の第2の面(例えば、裏面)3bのうちの表面3aが、シリコン基板1の表面1aに形成された開口部2から露出している。実施例1と同様に、シリコン基板1の裏面1bにおいて、可動電極3の裏面3b側が開口されてキャビティ4が形成されている。そのため、ダイヤフラムを構成する可動電極3は、圧力が掛かったときはより大きく湾曲するようになっている。
可動電極3には、実施例1と異なり、不純物領域(例えば、P+型領域)からなる帯状の第1の接続部5−1が延設され、更に、可動電極3とは分離した不純物領域(例えば、P+型領域)からなる固定電極接続用の第2の接続部5−2が設けられている。第1の接続部5−1の端部は、シリコン基板1の裏面1bに形成された開口部6−1から露出し、更に、第2の接続部5−2が、シリコン基板1の裏面1bに形成された開口部6−2から露出ている。開口部6−1の露出箇所には、Al等で第1の引き出し電極7−1が形成されて接続部5−1と電気的に接続され、更に、開口部6−2の露出箇所にも、Al等で第2の引き出し電極7−2が形成されて接続部5−2と電気的に接続されている。
キャビティ4は、実施例1と異なり、可動電極3に対向して配置された第2の半導体基板(例えば、N−型シリコン基板)20A−1により封止されている。シリコン基板20A−1は、キャビティ4を封止する第3の表面(例えば、表面)20A−1aと、この裏側の第4の表面(例えば、裏面)20A−1bとを有し、その表面20A−1a内に固定電極8Aが形成されている。固定電極8Aは、可動電極3との間で静電容量を生成する電極であり、不純物層(例えば、高濃度にP等のP+型不純物イオンが拡散された拡散層)により形成されている。固定電極8Aは、シリコン基板1内の接続部5−2と電気的に接続され、この接続部5−2が開口部6−2を介して引き出し電極7−2と電気的に接続されている。
このような構成の圧力センサでは、実施例1と同様に、ダイヤフラムである可動電極3に圧力が印加されると、この可動電極3が凹状に湾曲して固定電極8Aとの距離が変化し、可動電極3及び固定電極8A間の静電容量が変化する。この容量変化を測定することにより、印加圧力を検出できる。
(実施例2の圧力センサの製造方法)
図5−1〜図5−7は、図4の圧力センサの製造方法例を示す製造工程の模式的な断面図であり、実施例1の製造工程を示す図2−1〜図2−7中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
図4の圧力センサは、例えば、図5−1〜図5−7に示す(1)〜(20)の工程により製造される。
先ず、工程(1)において、N−型のシリコンウェハ(以下単に「ウェハ」という。)10の表面及びこの裏面に、絶縁性の保護膜(例えば、酸化膜又は窒化膜)11,12をそれぞれ形成する工程から、工程(6−1)までは、実施例1の工程(1)〜(6−1)と同様である。
工程(7)において、裏返したウェハ裏面の保護膜13における所定箇所を、フォトリソグラフィ工程によりエッチングして開口部13aを形成すると共に、この開口部13aから離れた位置にも開口部13bを形成する。工程(8)において、開口部13a,13bからP+型不純物イオン(例えば、B等)を打ち込み、ウェハ裏面から開口部13aを介して可動電極3に達する領域にP+型拡散層からなる接続部5−1を形成すると共に、ウェハ裏面から開口部13bを介して所定領域にP+型拡散層からなる接続部5−2を形成する。
工程(9)において、ウェハ裏面に保護膜13を再度形成して開口部13a,13bを塞ぐ。工程(10)において、実施例1の工程(10)と同様に、フォトリソグラフィ工程のエッチングにより、可動電極形成箇所におけるウェハ表面の保護膜12に開口部12aを形成すると共に、ウェハ裏面の保護膜13に開口部13bを形成する。
工程(11)において、実施例1の工程(11)と同様に、KOH等のエッチング液を用いたウェットエッチング工程により、ウェハ両面の開口部12a,13b箇所を可動電極3に達するまで除去する。これにより、受圧面側の開口部2が形成されて可動電極3の表面3aが露出すると共に、キャビティ4用の開口部が形成されて可動電極3の裏面3bが露出する。
工程(12)において、実施例1の工程(12)とは異なり、ウェハ表面の保護膜12のみをエッチングにより除去する。工程(13)において、再度、ウェハ両面に保護膜(例えば、熱酸化膜又は窒化膜)14,13をそれぞれ形成した後、工程(14)において、実施例1の工程(14)と異なり、ウェハ表面を保護材でコート(被覆)してウェハ裏面の保護膜13をフッ酸等のウェットエッチングにより除去する。
工程(15)において、予め、実施例1とは異なるN−型のシリコンウェハ(以下単に「ウェハ」という。)20Aを用意しておく。ウェハ20Aの表面内には、高濃度にP+型不純物イオン(例えば、P等)が拡散された固定電極用のP+型拡散層が形成され、このP+型拡散層に対して縦方向及び横方向に多数の溝21がハーフカット状態で切られて多数の方形の固定電極8Aが形成され、更に、ウェハ20Aの裏面に保護膜(例えば、酸化膜又は窒化膜等)23が形成されている。なお、図5−5の工程(15)における溝21の幅は、図2−5と同様に、図3の対応箇所よりも大きく描かれている。
このようなウェハ20Aの表面側の固定電極8Aと、ウェハ10側の裏面のキャビティ用開口部及び接続部5−2とを重ね合わせ、真空中で接合する。この接合面では、固定電極8Aと接続部5−2との導通が必要なので、接合方法としては、加熱による直接接合法が望ましい。真空中で固定電極8Aをキャビティ用開口部及び接続部5−2に接合すると、キャビティ用開口部が封止されて真空状態のキャビティ4が形成されると共に、固定電極8Aと接続部5−2とが電気的に接続される。
工程(16)において、実施例1の工程(16)とほぼ同様に、ウェハ20Aの裏面から縦方向及び横方向の溝21を削り、各固定電極8Aを分離したシリコン基板20A−1をそれぞれ形成した後、工程(17)において、実施例1の工程(17)と同様に、固定電極付きウェハ両面に保護膜(例えば、熱酸化膜又は窒化膜)16,17をそれぞれ形成する。
工程(18)において、実施例1の工程(18)と異なり、フォトリソグラフィ工程により、ウェハ10の裏面側における接続部5−1,5−2の箇所の保護膜17をエッチングにより除去して開口部6−1,6−2をそれぞれ形成する。ウェハ10の裏面にAl等の金属膜を形成した後、開口部6−1,6−2以外をエッチングにより除去して、開口部6−1に引き出し電極7−1を形成すると共に、開口部6−2に引き出し電極7−2を形成する。
工程(19)において、実施例1の工程(19)とほぼ同様に、ウェハ10の各センサ間部分10aをダイシングにより切断して各シリコン基板1に分離した後、工程(20)において、実施例1の工程(20)と同様に、保護膜の被着等を行えば、複数の圧力センサが完成する。
(実施例2の効果)
本実施例2の圧力センサによれば、次の(a)、(b)のような効果がある。
(a) 実施例1と同様に、受圧面であるダイヤフラムを可動電極3により構成しているので、構造が簡単になり、圧力検出の特性を向上できる。
(b) 実施例1とほぼ同様に、可動電極3の引き出し電極7−1と固定電極8Aの引き出し電極7−2との両方が、受圧面とは反対側のシリコン基板1の裏面に設けられているので、多湿、酸性、アルカリ性等の雰囲気に強くできる。これは最も腐食に弱い引き出し電極部分を雰囲気から保護し易いからである。
本実施例2の製造方法によれば、次の(c)〜(g)のような効果がある。
(c) 実施例1と同様に、工程(3)において、受圧面であるダイヤフラムを構成する可動電極3の厚さを、埋め込み不純物の厚さで制御できるので、所定の厚さの可動電極3を精度良く形成できる。
(d) 実施例1と同様に、キャビティ4の厚みが、工程(5)におけるエピタキシャル成長の積み上げ距離(キャビティ高さh)で決まるので、厚みの制御がし易い。又、エピタキシャル成長において、埋め込み拡散のある場所と無い場所でのSiの成長速度によるウェハ10の段差も、工程(11)においてキャビティ部分をエッチングにより取り除くので、問題にならない。
(e) 実施例1とほぼ同様に、工程(15)において、ダイヤフラムを構成する可動電極3が形成されたウェハ10と、所定の間隔で縦横方向に溝切りされたウェハ20Aとを接合する際に、加工温度を上げても、ダイヤフラムを構成する可動電極3は既に加工された後であるため、不純物濃度のプロファイルの変化も問題にならない。
(f) 実施例1とほぼ同様に、工程(15)において、ウェハ10とウェハ20Aとの接合面は均一な面にできているので、接合が容易で、接合強度を向上できる。特に、固定電極8Aの引き出し電極7−2をウェハ10の裏面側に設けているので、引き出し電極7−2と接続部5−2との接合面での導通が必要になる。そのため、接合方法としては、直接接合法が望ましく、これにより製造が容易になる。
(g) 第1、第2の引き出し電極7−1,7−2が設けられた位置が、ウェハ裏面の同じ平面上にあるので、実施例1よりも加工し易い。
(変形例)
本発明は、上記実施例1、2に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(i)、(ii)のようなものがある。
(i) 図1、図4の圧力センサの形状や構造等は、他の形状や構造等に変更しても良い。例えば、図4の固定電極8Aは、図1の固定電極8のように、シリコン基板20A−1の全体に形成しても良い。
(ii) 図2−1〜図2−7や図5−1〜図5−7の製造工程において、使用材料、製造方法、製造条件等は、任意に変更が可能である。
本発明の実施例1を示す圧力センサの構成図である。 図1の圧力センサの製造方法例を示す製造工程の断面図である。 図1の圧力センサの製造方法例を示す製造工程の断面図である。 図1の圧力センサの製造方法例を示す製造工程の断面図である。 図1の圧力センサの製造方法例を示す製造工程の断面図である。 図1の圧力センサの製造方法例を示す製造工程の断面図である。 図1の圧力センサの製造方法例を示す製造工程の断面図である。 図1の圧力センサの製造方法例を示す製造工程の断面図である。 図2−5の製造工程で使用される固定電極用のシリコンウェハを示す平面図である。 本発明の実施例2を示す圧力センサの構成図である。 図4の圧力センサの製造方法例を示す製造工程の断面図である。 図4の圧力センサの製造方法例を示す製造工程の断面図である。 図4の圧力センサの製造方法例を示す製造工程の断面図である。 図4の圧力センサの製造方法例を示す製造工程の断面図である。 図4の圧力センサの製造方法例を示す製造工程の断面図である。 図4の圧力センサの製造方法例を示す製造工程の断面図である。 図4の圧力センサの製造方法例を示す製造工程の断面図である。
符号の説明
1,20A シリコン基板
3 可動電極
4 キャビティ
5,5−1,5−2 接続部
7,7−1,7−2,9 引き出し電極
8,8A 固定電極

Claims (9)

  1. 受圧面側の第1の表面及びこの裏側の第2の表面を有する半導体基板に埋設され、第1の面及びこの裏側の第2の面のうち前記第1の面が前記第1の表面から露出する不純物層からなる可動電極と、
    前記第2の表面における前記第2の面側に開口されたキャビティと、
    接合面側の第3の表面及びこの裏側の第4の表面を有し、前記第3の表面が前記キャビティ箇所に接合されて前記キャビティを封止する不純物層からなる固定電極と、
    前記第2の表面に形成され、前記可動電極に対して電気的に接続された第1の引き出し電極と、
    前記第4の表面に形成され、前記固定電極に対して電気的に接続された第2の引き出し電極と、
    を有することを特徴とする圧力センサ。
  2. 前記第1の引き出し電極は、不純物領域からなる接続部を介して前記可動電極と電気的に接続されていることを特徴とする請求項1記載の圧力センサ。
  3. 前記半導体基板及び前記固定電極は、シリコン基板であることを特徴とする請求項1又は2記載の圧力センサ。
  4. 受圧面側の第1の表面及びこの裏側の第2の表面を有する第1の半導体基板に埋設され、第1の面及びこの裏側の第2の面のうち前記第1の面が前記第1の表面から露出する不純物層からなる可動電極と、
    前記第1の半導体基板中に形成され、前記可動電極に対して電気的に接続されて前記第2の表面から露出する不純物領域からなる第1の接続部と、
    前記第1の半導体基板中に形成され、前記第2の表面から露出する不純物領域からなる第2の接続部と、
    前記第2の表面における前記第2の面側に開口されたキャビティと、
    接合面側の第3の表面及びこの裏側の第4の表面を有する第2の半導体基板の前記第3の表面側に形成され、前記キャビティ箇所に接合されて前記キャビティを封止すると共に前記第2の接続部に対して電気的に接続された不純物層からなる固定電極と、
    前記第2の表面に形成され、前記第1の接続部に対して電気的に接続された第1の引き出し電極と、
    前記第2の表面に形成され、前記第2の接続部に対して電気的に接続された第2の引き出し電極と、
    を有することを特徴とする圧力センサ。
  5. 前記第1及び第2の半導体基板は、シリコン基板であることを特徴とする請求項4記載の圧力センサ。
  6. 受圧面側の第1の表面及びこの裏側の第2の表面を有する半導体基板に埋設された不純物層からなる可動電極の第1の面及びこの裏側の第2の面のうち、前記第1の面側の前記半導体基板をエッチングして、前記第1の面を前記第1の表面から露出させる工程と、
    前記第2の表面における前記第2の面側をエッチングにより開口してキャビティを形成する工程と、
    接合面側の第3の表面及びこの裏側の第4の表面を有する不純物層からなる固定電極の前記第3の表面を、前記キャビティ箇所に接合して前記キャビティを封止する工程と、
    第1の引き出し電極を前記第2の表面に形成して前記可動電極と電気的に接続すると共に、第2の引き出し電極を前記第4の表面に形成して前記固定電極と電気的に接続する工程と、
    を有することを特徴とする圧力センサの製造方法。
  7. 前記半導体基板及び前記固定電極は、シリコン基板であり、前記第3の表面と前記キャビティ箇所とは、加熱による直接接合法又は陽極接合法により接合することを特徴とする請求項6記載の圧力センサの製造方法。
  8. 受圧面側の第1の表面及びこの裏側の第2の表面を有する第1の半導体基板に埋設された不純物層からなる可動電極の第1の面及びこの裏側の第2の面のうち、前記第1の面側の前記第1の半導体基板をエッチングして、前記第1の面を前記第1の表面から露出させる工程と、
    前記可動電極に対して電気的に接続された不純物領域からなる第1の接続部を前記第1の半導体基板中に形成して前記第2の表面から露出させると共に、不純物領域からなる第2の接続部を前記第1の半導体基板中に形成して前記第2の表面から露出させる工程と、
    前記第2の表面における前記第2の面側をエッチングにより開口してキャビティを形成する工程と、
    接合面側の第3の表面及びこの裏側の第4の表面を有する第2の半導体基板の前記第3の表面側に形成された不純物層からなる固定電極を、前記キャビティ箇所に接合して、前記キャビティを封止すると共に前記第2の接続部と電気的に接続する工程と、
    第1の引き出し電極を前記第2の表面に形成して前記第1の接続部と電気的に接続すると共に、第2の引き出し電極を前記第2の表面に形成して前記第2の接続部と電気的に接続する工程と、
    を有することを特徴とする圧力センサの製造方法。
  9. 前記第1及び第2の半導体基板は、シリコン基板であり、前記固定電極と前記キャビティ箇所とは、加熱よる直接接合法により接合することを特徴とする請求項8記載の圧力センサの製造方法。
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