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JP2007292181A - 液化ガス設備のbog抑制方法 - Google Patents

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由紀夫 青木
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Abstract

【課題】液化ガス設備において、輸送管を低温に保持し且つ輸送管への入熱に起因して液化ガスが貯蔵タンク内で気化することを抑制する。
【解決手段】液化ガスの貯蔵タンク2に接続された輸送管4,5と、液化ガスを輸送管4,5によって貯蔵タンク2に受け入れまたは貯蔵タンク2から払い出すためのポンプ装置21とを備えた液化ガス設備1のBOG抑制方法であって、貯蔵タンク2に貯蔵された液化ガスをポンプ装置21によって輸送管4,5に導入するステップと、ポンプ装置21を停止したとき、輸送管4,5に導入した液化ガスを貯蔵タンク2と隔てて密閉保持するステップとを有する構成とし、ポンプ装置21から輸送管4,5への入熱を防止するとともに、輸送管4,5内に液化ガスを密閉保持して輸送管4,5への入熱を蓄熱する。
【選択図】図1

Description

本発明は、LNG(液化天然ガス)の受入基地などの液化ガス設備のBOG(ボイルオフガス)抑制方法に関するものである。
従来、LNGの受入基地では、LNGを貯蔵するためのLNGタンクを備え、このLNGタンクには、LNG船からタンクまでLNGを輸送するための受入管や、タンクからLNG気化設備等にLNGを輸送するための払出管などの輸送管が接続されている。
ところで、LNGタンクへのLNGの受け入れは、数日から数週間程度の間隔をおいて行われるのが通常であり、また、LNGタンクからのLNGの払い出しは、払出先(発電所や都市ガス設備等)が稼働停止する場合には中断されることがある。受入管や払出管等の輸送管は、LNG(常圧で約−162℃)の輸送時には低温に保持されるが、そのようにLNGの受け入れや払い出しが一定期間行われない場合には、外部からの自然入熱等によって受入管や払出管の温度が次第に上昇し、そのままの状態で再びLNGの輸送を開始すると、LNGタンク内におけるLNGの大量蒸発や急激な温度変化による輸送管の変形および破損等の問題が生じ得る。
そこで、そのような問題を回避するための手段の一つとして、LNGタンク内に貯蔵されたLNGを受入管に通して再びタンク内に戻すための循環管を設け、LNGの受け入れや払い出しを行わない場合には、ポンプ装置によって適量のLNG(循環液)を強制循環させて配管系を低温に保持(保冷循環)する技術が存在する(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−119893号公報(図4)
しかしながら、上記のような従来技術では、受入管や払出管の保冷循環は所定のポンプ装置によって循環液(LNG)を強制循環させることにより実行され、配管やポンプ装置からの入熱を受けた循環液は、再びタンク内に戻されるため、この循環液への入熱に起因してタンク内で液化ガスが気化することになる。
従来、タンク内(または配管内)で発生するBOGは、BOG圧縮機によって圧縮した後に、LNG気化器から払い出されるLNG気化ガスとともに払出先に送ることで有効に利用することができる。しかしながら、払出先が稼働停止している場合には、タンク内の圧力を適正に保持するために、発生したBOGはフレアスタックで燃焼処理されるなどして無駄に消費することになる。特に、運転停止および始動が短時間で可能となっている火力発電所などがLNG気化ガスの払出先である場合には、そのように過剰なBOGの問題はより顕著となる。これに対し、発生したBOGを再液化して利用するための装置を別途設けることも考えられるが、設備構成が複雑化し、処理コスト(電力費等)も嵩むので必ずしも有効な手段とは言えない。そこで、タンク内におけるBOGの発生を一定時間効果的に抑制する技術が望まれる。
本発明は、このような従来技術の問題点を解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、液化ガスの輸送管の保冷時にポンプ装置を停止して輸送管への入熱を低減するとともに、輸送管内に液化ガスを密閉保持して輸送管への入熱を蓄熱することで、輸送管を低温に保持し且つ輸送管への入熱に起因して液化ガスがタンク内で気化することを一定時間抑制することができる液化ガス設備のBOG抑制方法を提供することにある。
このような課題を解決するために、本発明の液化ガス設備のBOG抑制方法は、請求項1に示すとおり、液化ガスの貯蔵タンクに接続された輸送管と、前記液化ガスを前記輸送管によって前記貯蔵タンクから払い出すためのポンプ装置とを備えた液化ガス設備のBOG抑制方法であって、前記貯蔵タンクに貯蔵された液化ガスを前記ポンプ装置によって前記輸送管に導入するステップと、前記ポンプ装置を停止したとき、前記輸送管に導入した液化ガスを前記貯蔵タンクと隔てて密閉保持するステップとを有する構成とする。
これによると、ポンプ装置を停止してポンプ装置に起因する入熱を防止するとともに、輸送管への入熱(自然入熱)を密閉した輸送管内の液化ガスに蓄熱するので、蓄熱開始から一定時間は輸送管に導入した低温の液化ガスによって輸送管を低温に保持するとともに、輸送管への入熱に起因して液化ガスが貯蔵タンク内で気化することを抑制することができる。
また、上記液化ガス設備のBOG抑制方法においては、請求項2に示すとおり、前記輸送管が前記貯蔵タンクから液化ガスの気化器に至る払出管であり、当該払出管の下流側から前記貯蔵タンクに至る払出循環管を更に備え、前記導入ステップは、前記貯蔵タンクに貯蔵された液化ガスを前記ポンプ装置によって前記払出循環管および前記払出管に導入するステップを含み、前記密閉保持ステップは、前記払出循環管に導入した液化ガスを前記貯蔵タンクと隔てて密閉保持するステップを含む構成とすることができる。
これによると、ポンプ装置を停止してポンプ装置に起因する入熱を防止するとともに、払出管および払出循環管への自然入熱を密閉した払出管および払出循環管内の液化ガスに蓄熱するので、導入した低温の液化ガスによって払出管を低温に保持するとともに、当該配管系への入熱に起因して液化ガスが貯蔵タンク内で気化することを抑制することができる。
また、上記液化ガス設備のBOG抑制方法においては、請求項3に示すとおり、前記輸送管が前記液化ガスの受入先から前記貯蔵タンクに至る受入管であり、前記貯蔵タンクから当該受入管の上流側に至る受入循環管を更に備え、前記導入するステップは、前記貯蔵タンクに貯蔵された液化ガスを前記ポンプ装置によって前記受入循環管および前記受入管に導入するステップを含み、前記密閉保持するステップは、前記受入循環管および前記受入管に導入した液化ガスを密閉保持するステップを含む構成とすることができる。
これによると、ポンプ装置を停止してポンプ装置に起因する入熱を防止するとともに、受入管および受入循環管への自然入熱を密閉した受入管および受入循環管に蓄熱するので、導入した低温の液化ガスによって受入管および受入循環管を低温に保持するとともに、当該配管系への入熱に起因して液化ガスが貯蔵タンク内で気化することを抑制することができる。
このように本発明は、液化ガスの輸送管についての保冷を必要とする液化ガス設備において、輸送管の保冷時にポンプ装置を停止して輸送管への入熱を低減するとともに、輸送管内にLNGを密閉保持して輸送管への入熱を蓄熱することで、輸送管を低温に保持し且つ輸送管への入熱に起因して液化ガスが貯蔵タンク内で気化することを一定時間抑制することができるという優れた効果を奏するものである。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係るLNG受入基地の概略を示す構成図である。このLNG受入基地1は、低温のLNGを貯蔵するためのLNGタンク2と、LNG船3で運搬されるLNGを桟橋からタンク2まで輸送するための受入管4と、タンク2に貯蔵するLNGをLNG気化器23に輸送するための払出管5と、払出管5の上流部から分岐して受入管4の上流部に接続される受入循環管6と、払出管5の下流部から分岐してタンク2に接続される払出循環管7と、タンク2内のBOG(ボイルオフガス)をタンク2外に排出するためのBOG管9とを主として備える。
受入管4は、その上流側に位置する棧橋にLNG受入用のローディングアーム20が設けられており、一方、下流側は、タンク2上部に接続されている。LNG受入基地1へLNGを受け入れる際には、LNG船3で運搬されたLNGが、ローディングアーム20を介して受入管4へと導かれタンク2まで輸送された後、吐出口からタンク2内に供給される。
払出管5は、その上流側がタンク2の液層部Lに設けられた払出ポンプ21に接続されており、また、中間部には輸送途中のLNGを昇圧するための昇圧ポンプ22が設けられ、さらに、下流側にはLNGを気化するためのLNG気化器23が設けられている。LNG受入基地1からLNGを払い出す際には、タンク2内のLNGは、払出ポンプ21によってタンク2内から払出管5へと送出され、昇圧ポンプ22で昇圧された後にLNG気化器23へと送られる。このLNG気化器23では、熱交換によりLNGを気化させるための処理が行われ、そこで気化したLNG気化ガスは送ガス管25を通して払出先に供給される。
BOG管9は、その上流側がタンク2の気層部Gに接続されており、中間部で払出側とフレアスタック側に分岐した構成を有する。払出側は、輸送するBOGを圧縮するためのBOG圧縮機31が設けられており、LNG気化器23の後の払出管5に接続されている。一方、フレアスタック側は、タンク2内の圧力を調節するための圧力コントローラ32とそのコントローラ32からの制御信号に基づき開度を調節する圧力調節弁33が設けられ、BOGの燃焼処理を行うフレアスタック34に接続されている。
LNG受入基地1では、タンク2壁面および各配管からの自然入熱や、LNGを輸送するための各ポンプに起因する入熱等によってBOGが発生し、発生したBOGは、タンク2内の気層部Gに蓄積される。そこで、タンク2内に蓄積したBOGは、タンク2内の圧力を適正に保持するためにBOG管9を介してタンク2外に排出することが必要となる。このとき、払出先が稼働中でLNGを必要としている場合には、タンク2内のBOGは、BOG管9の払出側に送られ、LNG気化器23で気化した送ガス管25を流れるLNG気化ガスに混合されて払出先に供給される。一方、払出先が稼働しておらずLNGを必要としない場合には、BOGが蓄積してタンク内の圧力が規定値まで上昇すると圧力調節弁33が開放され、タンク2内のBOGは、BOG管9のフレアスタック側に送られて燃焼処理される。
上記LNG受入基地1において、LNG船3からのLNGの受け入れがなく受入管4でのLNGの輸送が行われない場合や、LNGの払出先が稼働しておらず払出管5でのLNGの輸送が行われない場合には、受入管4および払出管5について保冷循環をが必要である。以下、LNG受入基地1の保冷循環システムについて説明する。
まず、払出管5についての保冷循環は、保冷循環ルートが、タンク2(払出ポンプ21)→払出管5→払出循環管7→タンク2のように構成される。このとき、払出管5からLNG気化器23側へ向かうLNGの払出ルートは遮断される。払出管5の保冷循環では、タンク2内のLNG(以下、「循環液」という。)が、払出ポンプ21によって払出管5に送出された後、払出管5の下流部から分岐する払出循環管7へと導かれ、この払出循環管7によって再びタンク2内へと戻される。
払出循環管7には、オリフィス41が設けられており、循環液の流量は、払出管5への入熱量を考慮して決定し、常時一定量のLNGを循環させている。また、払出循環管7は、タンク2上部から概ね垂直方向にタンク2内に導かれている。
次に、受入管4についての保冷循環は、保冷循環ルートが、タンク2→払出管5→受入循環管6→受入管4→タンク2のように構成される。このとき、LNG船3からローディングアーム20へ向かう受入ルートは遮断される。受入管4の保冷循環では、循環液が、払出ポンプ21によってタンク2内から払出管5に送出された後、払出管5の上流部から分岐する受入循環管6を介して受入管4の上流部へと導かれ、受入管4内を輸送されてタンク2内へと戻される。
受入循環管6には、流量計50の検出値に基づき流量を調節するための流量コントローラ51とそのコントローラ51からの制御信号に基づき開度を調節する流量調節弁52とが設けられ、循環液の流量は、受入管4への入熱の程度を考慮して適切に調節することができる。
上記保冷循環システムにおいては、保冷循環の実行中に、循環液を送る全てのポンプ装置(ここでは、払出ポンプ21)を停止するとともに、各配管に設けた所定の弁を閉じることによって循環液を保冷循環ルート内に密閉保持し、この密閉保持された循環液への入熱をタンク2内に戻さずに保冷循環ルート内で蓄熱する。これにより、受入管4および払出管5を低温に保持するとともに、保冷循環系への入熱に起因してタンク2内でBOGが発生することを抑制する。以下、このようなBOG抑制方法の詳細について説明する。
払出管5の保冷循環ルートでは、払出管5に操作弁61が設けられ、また、払出循環管7には操作弁62が設けられ、払出管5および払出循環管7内に循環液を密閉保持できるようになっている。また、払出管5の上流部にはタンク2に接続される枝管63が設けられており、この枝管63には、循環液を密閉保持した後の払出管5内の圧力を調節するための圧力コントローラ64とそのコントローラ64からの制御信号に基づき開度を調節する圧力調節弁65が設けられている。一方、受入管4の保冷循環ルートでは、受入管4に操作弁71、72が設けられ、また、受入循環管6には操作弁73が設けられ、受入管4および受入循環管6内に循環液を密閉保持できるようになっている。また、受入管4管には、循環液を密閉保持した後の払出管5内の圧力を調節するための圧力コントローラ74が設けられ、コントローラ74からの制御信号に基づき開度を調節する圧力調節弁75がバイパス管76に設けられている。
BOGの発生を抑制するための保冷循環ルート内での蓄熱を行う際には、まず、上述のような保冷循環を実施することにより、受入管4および払出管5のそれぞれの保冷循環ルート内に循環液が導入された状態で、払出ポンプ21を停止する。このとき、払出管5の保冷循環ルートにおいては、払出管5に設けた弁61および払出循環管7に設けた弁62および弁42がそれぞれ閉じられ、また、受入管4の保冷循環ルートにおいては、受入管4に設けた弁71、弁72および受入循環管6に設けた弁73がそれぞれ閉じられる。これにより、払出管5の保冷循環ルート(ここでは、受入循環管6の一部を含む)では、弁61、弁62、弁42および弁73によって払出管5および払出循環管7内に循環液が密閉保持された状態となる。また、受入管4の保冷循環ルートでは、弁71、弁72および弁73によって受入管4および受入循環管6内に循環液が密閉保持された状態となる。
このように循環液を密閉保持した後は、各保冷循環ルートには、時間の経過とともに払出管5、払出循環管7、受入管4および受入循環管6からの自然入熱がそれぞれ蓄熱される。そこで、払出管5の保冷循環ルートでは、払出循環管7の内圧が規定値を超えると、払出管5の内圧を適正に保持するために、圧力コントローラ64が圧力調節弁65を開くための信号を送出し、これにより弁65が開いて密閉保持された循環液が枝管63を介してタンク2内へと戻される。一方、受入管4の保冷循環ルートでは、受入管4の内圧が規定値を超えると、受入管4の内圧を適正に保持するために、圧力コントローラ74が圧力調節弁75を開くための信号を送出し、これにより弁75が開いて密閉保持された循環液が、バイパス管76および受入管4の下流部を介してタンク2内へと戻される。
また、上記のような保冷循環ルート内での蓄熱運転を終了した後に、LNGの払い出しを開始する場合には、払出ポンプ21および昇圧ポンプ22を起動し、払出ルートにおける払出管5等の各配管を昇圧し、保冷循環運転の再開およびLNG気化器23の運転を開始する。また、受入管4の保冷循環を開始することができる。
このような方法により、循環液の密閉保持開始から圧力調節弁65または圧力調節弁75が開くまでの間、それぞれの保冷循環ルートへの入熱を、密閉保持された循環液の顕熱分として一定時間蓄熱することができる。従って、そのような蓄熱がなければタンク2において発生するはずのBOGの発生を抑制することができる。また、払出ポンプ21が停止されることにより、払出ポンプ21に起因する入熱を防止することができるので、より効果的にBOGの発生を抑制することができる。
また、上記のようなBOG抑制方法は、受入管4と払出管5との保冷循環系のいずれか一方のみで実行することも可能である。さらに、操作弁の配置を変更することでLNGを密閉保持する配管の範囲を適宜変更することが可能であり、例えば、受入循環管6または払出循環管7には循環液を密閉保持せずに、受入管4または払出管5のみに循環液を密閉保持させる構成も可能である。
本発明に係る液化ガス設備のBOG抑制方法は、液化ガスの輸送管の保冷時にポンプ装置を停止して輸送管への入熱を低減するとともに、輸送管内に液化ガスを密閉保持して輸送管への入熱を蓄熱することで、輸送管を低温に保持し且つ輸送管への入熱に起因して液化ガスが貯蔵タンク内で気化することを抑制することができ、LNGの受入基地などの液化ガス設備のBOG抑制方法として有用である。
本発明に係るLNG受入基地の概略を示す構成図
符号の説明
1 LNG受入基地
2 LNGタンク
4 受入管
5 払出管
6 受入循環管
7 払出循環管
21 払出ポンプ(ポンプ装置)
G 気層部
L 液層部

Claims (3)

  1. 液化ガスの貯蔵タンクに接続された輸送管と、
    前記液化ガスを前記輸送管によって前記貯蔵タンクから払い出すためのポンプ装置と
    を備えた液化ガス設備のBOG抑制方法であって、
    前記貯蔵タンクに貯蔵された液化ガスを前記ポンプ装置によって前記輸送管に導入するステップと、
    前記ポンプ装置を停止したとき、前記輸送管に導入した液化ガスを前記貯蔵タンクと隔てて密閉保持するステップと
    を有することを特徴とする液化ガス設備のBOG抑制方法。
  2. 前記輸送管が前記貯蔵タンクから液化ガス気化器に至る払出管であり、当該払出管の下流側から前記貯蔵タンクに至る払出循環管を更に備え、
    前記導入ステップは、前記貯蔵タンクに貯蔵された液化ガスを前記ポンプ装置によって前記払出循環管および前記払出管に導入するステップを含み、
    前記密閉保持ステップは、前記払出循環管に導入した液化ガスを前記貯蔵タンクと隔てて密閉保持するステップを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の液化ガス設備のBOG抑制方法。
  3. 前記輸送管が前記液化ガスの受入先から前記貯蔵タンクに至る受入管であり、前記貯蔵タンクから当該受入管の上流側に至る受入循環管を更に備え、
    前記導入するステップは、前記貯蔵タンクに貯蔵された液化ガスを前記ポンプ装置によって前記受入循環管および前記受入管に導入するステップを含み、
    前記密閉保持するステップは、前記受入循環管および前記受入管に導入した液化ガスを密閉保持するステップを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の液化ガス設備のBOG抑制方法。
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