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JP2007290553A - ランフラットタイヤ - Google Patents

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JP2007290553A JP2006120954A JP2006120954A JP2007290553A JP 2007290553 A JP2007290553 A JP 2007290553A JP 2006120954 A JP2006120954 A JP 2006120954A JP 2006120954 A JP2006120954 A JP 2006120954A JP 2007290553 A JP2007290553 A JP 2007290553A
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Abstract

【課題】乗り心地の悪化を最小限に抑えつつランフラット耐久性を向上する。
【解決手段】トレッド部2からサイドウォール部3を経てビード部4のビードコア5に至るトロイド状のカーカス6と、カーカスのタイヤ軸方向内側に配されかつ断面略三日月状をなすサイド補強ゴム9とを具えたランフラットタイヤ1である。正規リムJにリム組みしかつ正規内圧が充填されるとともに正規荷重を負荷して平面HPに接地させた正規荷重接地状態において、トレッド部2の接地端2eの外側に平面HPと接地することなくタイヤ外方に突出する膨出部11が設けられる。膨出部11は、ランフラット接地状態において前記平面HPと接地する。また、膨出部11は、無負荷状態において、接地端2eとタイヤ最大幅点Mとを滑らかに継ぐバットレス基準輪郭線からの突出高さが1.5〜5.0mm、かつ、前記バットレス基準輪郭線上での幅が5.0〜15.0mmである。
【選択図】図3

Description

本発明は、パンク時でも比較的長い距離を継続走行しうるランフラットタイヤに関し、詳しくは通常走行時の乗り心地の悪化を最小限に抑えつつランフラット耐久性を向上しうるランフラットタイヤに関する。
従来、パンク等によってタイヤの空気が抜けた場合でも、比較的高速度で一定の距離を走行(以下、このような走行を「ランフラット走行」と言う。)しうるランフラットタイヤが知られている。この種のランフラットタイヤは、そのサイドウォール部に断面略三日月状をなすサイド補強ゴムが配される。タイヤの空気が抜けた場合、このサイド補強ゴムがタイヤの荷重を支え、タイヤの縦撓みが抑制される。
従って、ランフラット走行距離を増大するためには、前記サイド補強ゴムをより大型化及び/又はより高弾性化することが望まれる。
しかしながら、サイド補強ゴムの大型化等は、タイヤの縦バネがさらに高められるため、空気圧が適正に充填された通常走行時において乗り心地を著しく悪化させるという問題がある。
関連する技術としては、次のものが挙げられる
特開2002−301911号公報 特許第2994989号公報
本発明は、以上のような問題点に鑑み案出なされたもので、トレッド部の接地端の外側にタイヤ外方に突出する膨出部を設けるとともに、ランフラット走行時に該膨出部を接地させることを基本として、通常走行時の乗り心地の悪化を最小限に抑えつつランフラット耐久性を向上しうるランフラットタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、トレッド部からサイドウォール部を経てビード部のビードコアに至るトロイド状のカーカスと、前記カーカスのタイヤ軸方向内側に配されかつ断面略三日月状をなすサイド補強ゴムとを具えたランフラットタイヤであって、正規リムにリム組みしかつ正規内圧を充填するとともに正規荷重を負荷して平面に接地させた正規荷重接地状態において、前記トレッド部の接地端のタイヤ軸方向外側に前記平面と接地することなくタイヤ外方に突出する膨出部が設けられ、かつ該膨出部は、前記正規荷重接地状態から内圧を零としたランフラット接地状態において前記平面と接地するとともに、該膨出部は、正規リムにリム組みしかつ正規内圧を充填した無負荷である正規無負荷状態において、前記接地端とタイヤ最大幅点とを滑らかに継ぐバットレス基準輪郭線からの突出高さが1.5〜5.0mm、かつ、前記バットレス基準輪郭線上での幅が5.0〜15.0mmであることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、前記膨出部は、タイヤ周方向に連続する請求項1記載のランフラットタイヤである。
また請求項3記載の発明は、タイヤ回転軸を含む断面において、幅方向の両端に向かって高さが減少する端部分を有する請求項1又は2記載のランフラットタイヤである。
また請求項4記載の発明は、前記膨出部は、前記接地端間に配されかつ路面と接地するトレッドゴムと同一配合のゴムからなる請求項1乃至3のいずれかに記載のランフラットタイヤである。
また請求項5記載の発明は、前記膨出部は、前記接地端間に配されかつ路面と接地するトレッドゴムと異なる配合のゴムからなる請求項1乃至3のいずれかに記載のランフラットタイヤである。
また請求項6記載の発明は、前記正規無負荷状態におけるタイヤ回転軸を含むタイヤ子午線断面において、タイヤ外面とタイヤ赤道(C)との交点(CP)からタイヤ最大幅(SW)の45%の距離(SP)を隔てるタイヤ外面上の点を(P)とするとき、前記膨出部を除く前記交点(CP)から前記点(P)までの区間においてタイヤ外面の曲率半径(RC)は徐々に減少するとともに、次の関係を満足する請求項1乃至5のいずれかに記載のランフラットタイヤである。
0.05< Y60 /H ≦0.1
0.1< Y75 /H ≦0.2
0.2< Y90 /H ≦0.4
0.4< Y100 /H ≦0.7
(ここで、Y60、Y75、Y90及びY100 は、タイヤ赤道(C)からタイヤ軸方向にタイヤ最大幅の半幅(SW/2)の60%、75%、90%及び100%のタイヤ軸方向距離をそれぞれ隔てるタイヤ外面上の各点P60、P75、P90及びP100 と、前記交点(CP)とのタイヤ半径方向の各距離、Hはタイヤ断面高さである。)
本明細書において、前記「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば標準リム、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim"とする。
また、前記「正規内圧」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" とするが、タイヤが乗用車用である場合には180kPaとする。
さらに、前記「正規荷重」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば最大負荷能力、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY"であるが、タイヤが乗用車用の場合には実用上の積載荷重を考慮して前記各荷重の80%に相当する荷重とする。
また、前記「接地端」とは、前記正規荷重接地状態において、前記平面と接地する最もタイヤ軸方向外側の位置とする。
また、前記「タイヤ最大幅点」とは、前記正規無負荷状態において、サイドウォール部に設けられた文字、商標及びリムプロテクタなどを除外したタイヤ断面輪郭形状から定められ、具体的にはカーカスの最大幅の位置と実質的に同じ高さにある。
本発明のランフラットタイヤは、正規リムにリム組みしかつ正規内圧を充填するとともに正規荷重を負荷して平面に接地させた正規荷重接地状態において、トレッド部の接地端のタイヤ軸方向外側に前記平面と接地することなくタイヤ外方に突出する所定の寸法を持った膨出部が設けられる。このような膨出部は、通常走行時に路面と接地する機会が少なく、また旋回時などに接地することがあっても、その突出高さ及び幅が一定範囲に規制されているので、乗り心地及び操縦安定性の悪化を抑制しうる。
また、膨出部は、前記正規荷重接地状態から内圧を零としたランフラット接地状態では、前記平面と接地することで、サイドウォール部のたわみ量を抑制しうる。また、これにより、トレッド部の中央部分が路面から浮き上がるリフティングを低減しうる。従って、これらの相乗作用により、タイヤの各部に作用するひずみや発熱が低減され、ランフラット走行距離が有意に増大する。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。
図1は、本実施形態のランフラットタイヤ1の正規無負荷状態における断面図、図2はその要部拡大図を示す。ここで、前記正規無負荷状態とは、正規リムJにリム組みしかつ正規内圧を充填した無負荷の状態とする。特に言及が無い場合、タイヤ各部の寸法などは、この正規無負荷状態での値である。
ランフラットタイヤ1は、トレッド部2からサイドウォール部3を経てビード部4のビードコア5に至るカーカス6と、このカーカス6のタイヤ半径方向外側かつトレッド部2の内部に配置されたベルト層7と、前記ビードコア5のタイヤ半径方向の外面からタイヤ半径方向外側にテーパ状でのびるビードエーペックス8と、前記カーカス6の内側かつサイドウォール部3の領域の少なくとも一部に配された断面略三日月状をなすサイド補強ゴム9と、サイド補強ゴム9のタイヤ軸方向内側に配されたガスバリア性を有するゴムからなるインナーライナーゴム10とを含み、この例では乗用車用のものが示される。
前記カーカス6は、タイヤ赤道Cに対して例えば70〜90°の角度で配列されたカーカスコードをトッピングゴムで被覆した1枚以上、本例では1枚のカーカスプライ6Aで形成される。前記カーカスコードとしては、ナイロン、ポリエステル、レーヨン又は芳香族ポリアミドのような有機繊維コードが好ましい。
前記カーカスプライ6Aは、前記ビードコア5、5間を跨ってのびるトロイド状の本体部6aと、その両側に設けられかつ前記ビードコア5の周りをタイヤ軸方向内側から外側に折り返された一対の折返し部6bとを含む。
前記カーカスプライ6Aの本体部6aと折返し部6bとの間には、前記ビードエーペックスゴム8が配される。該ビードエーペックスゴム8は、例えばゴム硬度が65〜95度、より好ましくは70〜90度の比較的硬質のゴムからなることにより、ビード部4の曲げ剛性を高め、操縦安定性を向上させる。
ビードベースラインBLからビードエーペックスゴム8の外端8Tまでのタイヤ半径方向の高さhaは、特に限定はされないが、小さすぎると操縦安定性が低下しやすく、逆に大きすぎると乗り心地の悪化を招くおそれがある。このような観点より、前記高さhaは、好ましくはタイヤ断面高さHの20%以上、より好ましくは25%以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは50%以下、より好ましくは45%以下が望ましい。
本実施形態において、前記折返し部6bは、ビードエーペックスゴム8の外端8Tをタイヤ半径方向外側に超えてのびており、その外端部6beは、本体部6aとベルト層7との間に挟まれて終端する。これにより、1枚のカーカスプライ6Aにより、サイドウォール部3が効果的に補強される。
前記ベルト層7は、タイヤ赤道Cに対して例えば10〜35゜の角度で配列されたベルトコードをトッピングゴムで被覆したタイヤ半径方向内、外の計2枚のクロスベルトプライ7A、7Bで構成される。前記ベルト層7の幅(この例では幅の広い内のベルトプライ7Aの幅)BWは、タイヤ最大幅SWの0.70〜0.95倍が好ましい。これにより、トレッド部2のほぼ全域に亘ってタガ効果を付与し、後述のタイヤ外面のプロファイルを保持する。なお、タイヤ最大幅SWは、タイヤ最大幅点M、M間のタイヤ軸方向距離とする。
前記インナーライナーゴム10は、タイヤ内腔の空気を保持するために、前記サイド補強ゴム9の内側を含み、ほぼビード部4、4間を跨るようにトロイド状に配されている。該インナーライナーゴム10は、ガスバリア性を有するブチルゴム、ハロゲン化ブチルゴム及び/又は臭素化ブチルゴムなどを含むものが望ましい。
前記サイド補強ゴム9は、厚肉の中央部分からタイヤ半径方向の内端9i及び外端9oに向かってそれぞれ厚さが徐々に減じられた断面略三日月状で形成される。
サイド補強ゴム9の内端9iは、ビードエーペックス8の外端8Tよりもタイヤ半径方向内側かつビードコア5よりもタイヤ半径方向外側に位置するのが望ましい。これにより、サイドウォール部3からビード部4にかけての曲げ剛性をバランス良く向上させ得る。このような観点より、サイド補強ゴム9とビードエーペックスゴム8との重なり部のタイヤ半径方向の長さWiは、好ましくは5〜50mm程度が望ましい。
サイド補強ゴム9の外端9oは、トレッド部2の内側に至ってのびており、具体的にはベルト層7の外端7eよりもタイヤ軸方向内側の位置で終端するのが望ましい。これにより、バットレス部等において剛性の著しく低い箇所を無くすことができる。サイド補強ゴム9とベルト層7との重なり部のタイヤ軸方向の長さWoは、好ましくは5〜50mm程度が望ましい。
サイド補強ゴム9の内端9i及び外端9o間のタイヤ半径方向の長さLは、特に限定はされないが、小さすぎるとサイドウォール部3の補強効果が低下しやすく、逆に大きすぎると、通常走行時での乗り心地やリム組み性を悪化させる傾向がある。このような観点より、サイド補強ゴム9の前記長さLは、好ましくはタイヤ断面高さHの35〜70%、より好ましくは40〜65%程度に設定されるのが望ましい。
サイド補強ゴム9の最大厚さtは、タイヤサイズ等に応じて適宜定めることができるが、小さすぎると、サイドウォール部3を補強する効果が得られ難く、逆に大きすぎると、タイヤ質量の増加及び過度の発熱を招くおそれがある。このような観点より、前記最大厚さtは、好ましくは5mm以上、より好ましくは8mm以上が望ましく、上限については、好ましくは20mm以下、より好ましくは15mm以下が望ましい。
ランフラット走行時のタイヤ1の縦撓み量を制限し、ひいてはより長く継続したランフラット走行を可能とするため、サイド補強ゴム9は、例えば硬さが60度以上、より好ましくは70度以上、さらに好ましくは75度以上のゴムから形成されることが望ましい。一方、前記サイド補強ゴム9の硬さが大きすぎても、通常走行時の乗り心地が著しく悪化するおそれがあるので、好ましくは95度以下、より好ましくは90度以下が望ましい。なお、ゴムの硬さは、JIS−K6253に基づくデュロメータータイプAによる硬さとして定義される。
図3には、ランフラットタイヤ1を正規リムJにリム組みしかつ正規内圧を充填するとともに正規荷重を負荷して平面HPに接地(キャンバー角は0度)させた正規荷重接地状態のタイヤ回転軸を含む断面図が示される。また図4には、図3の正規荷重接地状態から内圧を零としたランフラット接地状態のタイヤ回転軸を含む断面図が示される。
図3に示されるように、本実施形態のランフラットタイヤ1は、正規荷重接地状態において、トレッド部2の接地端2eのタイヤ軸方向外側に前記平面HPと接地することなくタイヤ外方に突出した膨出部11が設けられる。また、図4に示されるように、前記膨出部11は、前記ランフラット接地状態では前記平面HPと接地することができる。
このような、膨出部11は、前記接地端2eとタイヤ最大幅点Mとの間の領域であるバットレス部12の曲げ剛性を効果的に高め、ランフラット走行時のように、大きな負荷が作用する場合でも、前記バットレス部12の曲げ変形量を減じうる。また、タイヤのランフラット走行時には、図5に矢印Aで示されるように、ショルダー部がタイヤ赤道C側へと変形し、この変形が大きいとタイヤの縦撓みも大きくなり、ひいてはタイヤ赤道Cの位置での平面HPからのトレッドのリフティング量(浮き上がり量)Lfも大きくなる。
本実施形態のランフラットタイヤ1では、ランフラット走行時に膨出部11を路面と接地させることにより、該膨出部11が路面に対する抵抗となり、前記ショルダー部のタイヤ赤道C側への変形が抑制される。これにより、タイヤの縦撓みを抑えるのみならず、前記リフティング量Lfをも小さく抑えることができる。前記リフティング量Lfは、トレッド部2の内側へのたわみ量であるから、これが大きくなると、トレッドゴム2Gの過度の発熱を招き、損傷を招きやすくなる。しかし、本実施形態のランフラットタイヤ1のように、ランフラット接地状態において膨出部11を平面に接地させることで、前記リフティング量Lfを低減し、タイヤに生じるひずみを軽減できる。なお、図5には、膨出部11を有するタイヤ1のランフラット接地状態の輪郭線1Sが実線で、膨出部11を有しないタイヤの輪郭線20Sは仮想線でそれぞれ示されている。
そして、これらの相乗作用によって、ランフラットタイヤ1の各部に作用するひずみや発熱が大幅に低減されるので、損傷の発生、とりわけ蓄熱しやすいサイド補強ゴム9の損傷の発生を遅らせることができるから、ランフラット走行距離を有意に増大させ得る。
ここで、前記膨出部11は、図1及びその部分拡大図である図2に示したように、正規無負荷状態において、前記接地端2eとタイヤ最大幅点Mとを滑らかに継ぐバットレス基準輪郭線14からの突出高さPTが1.5〜5.0mm、かつ、前記バットレス基準輪郭線14上での幅PWが5.0〜15.0mmに設定される。前記バットレス基準輪郭線14は、本実施形態では、接地端2eからタイヤ最大幅点Mに向かって曲率半径が連続的に減少する滑らかな連続円弧からなる曲線で形成されている。これについては後述する。
前記膨出部11の突出高さPTが1.5mm未満の場合又は幅PWが5.0mm未満の場合、前述のランフラット走行時の縦撓み量やトレッド部2のリフティング量Lfを低減する効果が十分に得られない。他方、膨出部11の前記突出高さPTが5.0mmよりも大の場合又は幅PWが15.0mmよりも大の場合、タイヤ重量の増加や、通常走行時の旋回や僅かな荷重変動によって膨出部11が路面と接触しやすく、ひいては乗り心地や操縦安定性を損ねるおそれがある。
以上のような観点より、膨出部11の前記突出高さPTは、好ましくは2.0mm以上、より好ましくは2.5mm以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは4.5mm以下、より好ましくは4.0mm以下が望ましい。同様に、膨出部11の前記幅PWは、好ましくは6.0mm以上、より好ましくは7.0mm以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは12.0mm以下、より好ましくは10.0mm以下が望ましい。
また、膨出部11は、タイヤ周方向に隔設されても良い。しかし、このような態様では、タイヤ重量のアンバランスやランフラット走行時に周期的な振動等を招くおそれがある。このような観点より、膨出部11は、タイヤ周方向に環状で連続してのびるものが望ましい。とりわけ、同一の断面形状でタイヤ周方向に連続してのびるものが望ましい。
また、膨出部11の断面形状などは適宜定めることができるが、本実施形態では突出高さPTが最大となる幅方向の中央部分11aと、該中央部分11aから幅方向の両端eに向かって突出高さPTが漸減する端部分11b、11bとを含んで構成される。このような断面形状の膨出部11は、ランフラット走行時の接地時において、膨出部11の両端eへ歪が集中するのを緩和できる。従って、膨出部11近傍でのゴム欠けやクラック等の損傷を効果的に防止し得る。また、膨出部11の断面形状は、際だったエッジを持たず、滑らかに連続する曲線で形成されることが望ましい。
また、本実施形態の膨出部11は滑らかな一つのコブ状に形成されるが、図6(a)に示されるように、二つのコブ状、さらには図示しないが三つ以上のコブ状で形成されても良い。このような複数コブを有する断面形状は、その表面積が増すので放熱性に優れる。さらに、図6(b)ないし(c)に示されるように、膨出部11は、突出高さPTが段階的に変化するものでも良い。これらの例は、2段階で突出高さPTが変化するものを示すが、3以上に段階的に突出高さPTが変化しても良いのは言うまでもない。
また、前記膨出部11は、トレッド部2の接地端2e、2e間に配されかつ路面と接地するトレッドゴム2Gと同一配合のゴムから形成することができる。このような態様では、トレッドゴム2Gは、予め膨出部11に近似した膨らみが設けられて押出成形等され、加硫成形によって前記膨出部11が容易に成形される。
また、図7(a)に示されるように、膨出部11は、トレッドゴム2Gとは異なる配合のゴム11Gから形成されても良い。即ち、ランフラット走行時では、膨出部11には、他の部分に比べて局部的に大きな接地圧が作用する。このため、このような大きな接地圧に見合うように、膨出部11には、トレッドゴム2Gよりもゴム硬さ及び/又は複素弾性率が大きいゴム11Gが好適である。硬さに関して述べると、トレッドゴム2Gの硬さをHd1、膨出部11のゴム11Gの硬さをHd2とした場合、(Hd2−Hd1)は、より好ましくは2度以上、さらに好ましくは4度以上であるのが望ましい。これによって、ランフラット走行時において膨出部11の変形量が局部的に大きくなるのを防止して早期摩耗などを抑制しうる。なお前記硬さの差(Hd2−Hd1)の上限も特に限定されないが、過度に大きくなると、両ゴムの界面に歪が集中しやすくなるので、好ましくは8度以下、より好ましくは6度以下が望ましい。
また、図7(b)に示されるように、膨出部11の耐久性をさらに向上させるために、該膨出部11は、短繊維fが配合された短繊維入りゴム11Gaで形成されることが望ましい。路面との接地する膨出部11には、その幅方向に大きな圧縮応力が作用する。そこで、図7(b)に示したように、例えば膨出部11の幅方向(タイヤ軸方向)に沿って短繊維fの長手方向を配向することにより、幅方向の圧縮剛性が効果的に高められ、ひいては膨出部11の耐久性を向上させ得る。ただし、短繊維fの配向方向などは、適宜変えることができるのは言うまでもない。
また、膨出部11は、トレッドゴム2Gよりも損失正接tanδの大きいゴム組成物が用いられても良い。この場合、例えば荒れた路面における凹凸や、平滑路における突起などを乗り越す時のエンベロープ効果(衝撃吸収能力)に優れる点で望ましい。
さらに、膨出部11の表面には、路面との間の摩擦係数を高めるための表面処理が施されていることが望ましい。例えば図10(a)、(b)に示されるように、実質的に平滑な基準プロファイル面PLにショットブラストないしショットピーニング処理を行うことにより、前記基準プロファイル面PLに複数の凹部Dを設けて粗面化した成形面を有するタイヤ加硫金型MDで膨出部11を成形することができる。これにより、該膨出部11の表面には、例えば半球状で隆起する複数の微小凸部11pを形成できる。このような微小凸部11pは、ランフラット走行時において、路面の微細な凹凸と物理的に引っかかり、前記ショルダー部のタイヤ赤道側への変形をより効果的に抑制しうる。このような効果を具現化するために、単位面積に含まれる微小凸部11Pの高さ(これは、基準プロファイル面PLからの凹み量に相当するRdの平均値は、好ましくは0.1mm以上、より好ましくは0.2mm以上が望ましく、また、上限に関しては、好ましくは0.5mm以下、より好ましくは0.4mm以下が望ましい。なお、図10(c)に示されるように、膨出部11の微小凸部11pは、タイヤ周方向にのびる複数本の第1の凸部11p1と、これらの間を継ぎかつタイヤ軸方向にのびる複数本の第2の凸部11p2とを含む碁盤状のように形成されても良い。このように、微小凸部11pは、種々の形態で作ることができる。
次に、トレッド部2を含め路面と接地する可能性があるタイヤ外面の好ましい実施形態のプロファイル(輪郭線)について述べる。図8には正規無負荷状態のタイヤ外面のプロファイルTLが描かれている。該プロファイルTLはトレッド部2の溝や前記膨出部11を除外して特定されるものとする。前記正規無負荷状態において、タイヤ外面とタイヤ赤道Cとの交点CPからタイヤ最大幅SWの45%の距離SPを隔てるタイヤ外面上の点をPとするとき、前記交点CPから前記点Pまでの区間においてタイヤ外面の曲率半径RCを徐々に減少させるとともに、次の関係を満足させることが望ましい。
0.05< Y60 /H ≦0.1
0.1< Y75 /H ≦0.2
0.2< Y90 /H ≦0.4
0.4< Y100 /H ≦0.7
ここで、Y60、Y75、Y90及びY100 は、タイヤ赤道Cからタイヤ軸方向にタイヤ最大幅の半幅(SW/2)の60%、75%、90%及び100%のタイヤ軸方向距離をそれぞれ隔てるタイヤ外面上の各点P60、P75、P90及びP100 と、前記交点CPとのタイヤ半径方向の各距離である。また、前記”H”はタイヤ断面高さである。
また、RY60=Y60/H
RY75=Y75/H
RY90=Y90/H
RY100 =Y100 /H
とすると、前記関係を満足する範囲は図9にグラフとして示される。図8及び図9から明らかなように、前記関係を満足するタイヤ外面のプロファイルTLは非常に丸くなる。このため、そのようなプロファイルTLを有するタイヤの接地形状は、接地幅が小さく、また接地長さが大きくなる。これは、騒音性能及びハイドロプレーニング性能の向上に役立つ。
また、このようなプロファイルは、撓みやすいトレッドの領域を増大させる反面、サイドウォール部3の領域が短くなるという特徴を有する。このため、該プロファイルを具えたランフラットタイヤ1は、縦バネが減少し乗り心地に優れるとともに、サイド補強ゴム9の長さ及びゴムボリュームを低減でき、ランフラットタイヤにおける質量低下が達成される点で特に好ましい。なお、前記曲率半径RCは段階的に減少する態様でも良いが、好ましくは本実施形態のように連続的に減少するものが望ましい。なお、本実施形態では、前記バットレス基準輪郭線14は、このプロファイルTLによって描かれる。
本発明は、乗用車用のものとして特に好適であるが、図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施できるのは言うまでもない。
本発明の効果を確認するために、表1の仕様に基づきタイヤサイズ「245/40ZR18」のランフラットタイヤが複数種類試作され、下記の性能がテストされた。タイヤの基本構造は、図1に示した通りであり、膨出部及びタイヤ外面のプロファイルを変化させて性能の変化を調べた。サイド補強ゴムの共通仕様は次の通りである。
ベルト層と重なるタイヤ軸方向長さWo:15mm
ビードエーペックスゴムと重なるタイヤ半径方向長さWi:10mm
タイヤ半径方向の長さL:30mm
最大厚さt:7mm
また、実施例8については、粗面化された膨出部成形面を有するタイヤ加硫金型を用いて膨出部が成形された。これにより、膨出部の表面には、そのほぼ全域に平均の高さが0.2mmのほぼ半球状の微小凸部が設けられた。他の例については、実質的に平滑な膨出部成形面を有するタイヤ加硫金型で膨出部が成形された。テストの方法は、次の通りである。
<乗り心地>
各供試タイヤを18×8.5JJのリムに装着して内圧230kPaを充填し、排気量4300cm3 の国産FR車の4輪装着するとともに、ドライアスファルト路面の段差路、ベルジャン路(石畳の路面)、ビッツマン路(小石を敷き詰めた路面)等において、ゴツゴツ感、突き上げ、ダンピングに関して官能評価を行い、比較例1を100とする指数で表示した。数値が大きいほど良好である。
<ランフラット耐久性能>
各供試タイヤを18×8.5JJのリムにリム組み後、内圧230kPaを充填し、温度38℃で34時間放置した後、リムのバルブコアを抜き取ってタイヤ内腔と大気とを自由に連通させた。そして、この状態で、半径1.7mのドラムを有するドラム試験機上を速度80km/h、縦荷重4.14kNの条件で走行させ、タイヤが破壊するまでの走行距離が測定された。結果は、比較例1を100とする指数で表示された。数値が大きいほど良好である。
テストの結果などを表1に示す。
Figure 2007290553
テストの結果、実施例のタイヤは、比較例と比べると、乗り心地を損ねることなくランフラット耐久性能を向上していることが確認できた。
本発明の実施形態を示すランフラットタイヤの正規無負荷状態における断面図である。 その要部拡大図である。 本実施形態のランフラットタイヤの正規荷重接地状態における断面図である。 そのランフラット接地状態における断面図である。 ランフラット接地状態におけるタイヤの輪郭線図である。 (a)〜(c)は膨出部の他の実施形態を示す断面図である。 (a)及び(b)は膨出部の他の実施形態を示す断面図である。 本実施形態のトレッド面のプロファイルを示す線図である。 タイヤ外面の各位置におけるRYiの範囲を示す線図である。 (a)は膨出部の他の実施形態を示す部分断面図、(b)はその斜視図、(c)は膨出部のさらに他の実施形態を示す斜視図である。
符号の説明
1 ランフラットタイヤ
2 トレッド部
2e 接地端
3 サイドウォール部
4 ビード部
5 ビードコア
6 カーカス
7 ベルト層
9 サイド補強ゴム
11 膨出部
14 バットレス基準輪郭線

Claims (6)

  1. トレッド部からサイドウォール部を経てビード部のビードコアに至るトロイド状のカーカスと、前記カーカスのタイヤ軸方向内側に配されかつ断面略三日月状をなすサイド補強ゴムとを具えたランフラットタイヤであって、
    正規リムにリム組みしかつ正規内圧を充填するとともに正規荷重を負荷して平面に接地させた正規荷重接地状態において、前記トレッド部の接地端のタイヤ軸方向外側に前記平面と接地することなくタイヤ外方に突出する膨出部が設けられ、かつ
    該膨出部は、前記正規荷重接地状態から内圧を零としたランフラット接地状態において前記平面と接地するとともに、
    該膨出部は、正規リムにリム組みしかつ正規内圧を充填した無負荷である正規無負荷状態において、前記接地端とタイヤ最大幅点とを滑らかに継ぐバットレス基準輪郭線からの突出高さが1.5〜5.0mm、かつ、前記バットレス基準輪郭線上での幅が5.0〜15.0mmであることを特徴とするランフラットタイヤ。
  2. 前記膨出部は、タイヤ周方向に連続してのびている請求項1記載のランフラットタイヤ。
  3. 前記膨出部は、タイヤ回転軸を含む断面において、その幅方向の両端に向かって高さが減少する端部分を有する請求項1又は2記載のランフラットタイヤ。
  4. 前記膨出部は、前記接地端間に配されかつ路面と接地するトレッドゴムと同一配合のゴムからなる請求項1乃至3のいずれかに記載のランフラットタイヤ。
  5. 前記膨出部は、前記接地端間に配されかつ路面と接地するトレッドゴムと異なる配合のゴムからなる請求項1乃至3のいずれかに記載のランフラットタイヤ。
  6. 前記正規無負荷状態におけるタイヤ回転軸を含むタイヤ子午線断面において、タイヤ外面とタイヤ赤道(C)との交点(CP)からタイヤ最大幅(SW)の45%の距離(SP)を隔てるタイヤ外面上の点を(P)とするとき、前記膨出部を除く前記交点(CP)から前記点(P)までの区間においてタイヤ外面の曲率半径(RC)は徐々に減少するとともに、
    次の関係を満足する請求項1乃至5のいずれかに記載のランフラットタイヤ。
    0.05< Y60 /H ≦0.1
    0.1< Y75 /H ≦0.2
    0.2< Y90 /H ≦0.4
    0.4< Y100 /H ≦0.7
    (ここで、Y60、Y75、Y90及びY100 は、タイヤ赤道(C)からタイヤ軸方向にタイヤ最大幅の半幅(SW/2)の60%、75%、90%及び100%のタイヤ軸方向距離をそれぞれ隔てるタイヤ外面上の各点P60、P75、P90及びP100 と、前記交点(CP)とのタイヤ半径方向の各距離、Hはタイヤ断面高さである。)
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