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JP2007273608A - 基板処理装置および基板処理方法 - Google Patents

基板処理装置および基板処理方法 Download PDF

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JP2007273608A JP2006095550A JP2006095550A JP2007273608A JP 2007273608 A JP2007273608 A JP 2007273608A JP 2006095550 A JP2006095550 A JP 2006095550A JP 2006095550 A JP2006095550 A JP 2006095550A JP 2007273608 A JP2007273608 A JP 2007273608A
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cleaning
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Nobuyasu Hiraoka
伸康 平岡
Takeshi Okumura
剛 奥村
Akiyoshi Nakano
彰義 仲野
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

【課題】ブラシに対する基板の位置にかかわらず、基板の周端面を良好に洗浄することができる、基板処理装置および基板処理方法を提供する。
【解決手段】ウエハWの周端面14に対するブラシ15の水平方向の押し圧を調節するための押し圧保持機構38を備えている。スピンチャック3により回転されるウエハWの周端面14にブラシ15の洗浄面22が当接されて、ウエハWの周端面14がブラシ15により洗浄される。押し圧保持機構38の働きによって、ウエハWの周端面14に対するブラシ15の水平方向の押し圧が、レシピ上で設定された一定の押し圧に保持される。
【選択図】図2

Description

この発明は、基板を洗浄処理するための基板処理装置および基板処理方法に関する。処理対象となる基板には、たとえば、半導体ウエハ、液晶表示装置用基板、プラズマディスプレイ用基板、FED(Field Emission Display)用基板、光ディスク用基板、磁気ディスク用基板、光磁気ディスク用基板、フォトマスク用基板などが含まれる。
半導体装置の製造工程において、半導体ウエハの周縁部の汚染が、半導体ウエハの処理品質に対して無視できない影響を与える場合がある。具体的には、いわゆるバッチ処理工程では、複数枚の半導体ウエハが鉛直姿勢で処理液中に浸漬されるため、半導体ウエハの周縁部に汚染物質が付着していると、その汚染物質が、処理液中に拡散し、半導体ウエハの表面のデバイス形成領域に再付着するおそれがある。
そのため、最近では、半導体ウエハなどの基板の周縁部の洗浄に対する要求が高まっている。
基板の周縁部の洗浄に関する先行技術として、たとえば、特許文献1〜3で提案されている構成を挙げることができる。
特許文献1では、円筒状のブラシを設けて、基板を回転させつつ、その基板の周端面にブラシの外周面を当接させることにより、基板の周端面の汚染を除去する構成が提案されている。
特許文献2では、特許文献1で提案されている構成と同様な構成において、基板の周端面の形状にかかわらず、基板の周端面の汚染をより良好に除去することができるように、基板の周端面に円筒状のブラシを押し付けて、ブラシの外周面に基板の周端面を食い込ませたり、ブラシの外周面に基板の周端面の形状に応じた溝を形成して、その溝に基板の周端面を嵌合させたりすることが提案されている。
また、特許文献3では、円筒状のブラシの外周面に基板の周縁部を嵌合可能な溝を形成し、この溝に基板の周縁部を嵌合させた状態で、基板を回転させるとともに、ブラシをその中心軸線まわりに回転させることにより、基板の表面および裏面の各周縁領域(基板の表面および裏面における各周端縁から所定幅の環状領域)および周端面を洗浄する構成が提案されている。
特開2003−197592号公報 特開2003−151943号公報 米国特許第6550091号明細書
ところが、前述の各提案にかかる構成では、ブラシに対する基板の位置に応じて、基板の周端面に対するブラシの押し圧にばらつきが生じ、洗浄度にむらができたり、洗浄幅が不均一になったりするおそれがある。
そこで、この発明の目的は、ブラシに対する基板の位置にかかわらず、基板の周端面を良好に洗浄することができる、基板処理装置および基板処理方法を提供することである。
前記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、基板(W)を保持する基板保持機構(3)と、弾性変形可能な材料を用いて形成され、前記基板保持機構に保持された基板の一方表面に沿う平行方向に対して交差する洗浄面(22)を有するブラシ(15;91;101)と、前記基板保持機構に保持された基板に対して前記ブラシを移動させるブラシ移動機構(17,18)と、このブラシ移動機構を制御して、前記洗浄面を前記基板保持機構に保持された基板の周端面(14)に当接させるための制御部(63)と、基板の周端面に対する前記ブラシの前記平行方向の押し圧を予め設定された押し圧に保持する押し圧保持機構(37)とを含むことを特徴とする、基板処理装置(1)である。
なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素等を表す。以下、この項において同じ。
この構成によれば、ブラシを移動させるブラシ移動機構が制御されて、ブラシの洗浄面が基板の周端面に当接される。このとき、押し圧保持機構の働きにより、ブラシに対する基板の位置に関係なく、基板の周端面に対するブラシの平行方向の押し圧が予め設定された押し圧に保持される。
たとえば、基板の周端面にブラシが当接されている間、その基板を回転させる構成が採用される場合、その回転中心が基板の中心からずれ、基板が偏心回転していると、基板の周端面に対するブラシの平行方向の押し圧が周期的に変化する。そのため、基板の周端面において、ブラシが相対的に強く押しつけられる部分と相対的に弱く押し付けられる部分とが生じ、相対的に弱く押し付けられる部分で洗浄不足を生じるおそれがある。
基板の周端面に対するブラシの平行方向の押し圧が予め設定された押し圧に保持されるので、基板の偏心回転などによって、ブラシに対する基板の位置が正規の位置からずれていても、ブラシは、常に、基板の周端面に対して予め設定された押し圧で押し付けられる。そのため、洗浄度にむらを生じることなく、基板の周端面を良好に洗浄することができる。
請求項2記載の発明は、前記洗浄面(22)は、前記平行方向と直交する方向に延びる中心軸線を有する円錐面であることを特徴とする、請求項1に記載の基板処理装置である。
この構成によれば、洗浄面は、基板の一方表面に平行な平行方向と直交する方向に延びる中心軸線を有する円錐面をなし、その平行方向と直交する方向に対して一定角度で傾斜している。そのため、基板の周端面に洗浄面を押し付けて、ブラシを弾性変形させつつ、基板の周縁部を洗浄面に食い込ませることにより、基板の一方表面の周縁領域にブラシの洗浄面を接触させることができる。その結果、基板の周端面の洗浄と同時に、基板の一方表面の周縁領域の洗浄を達成することができる。
また、基板の一方表面に垂直な垂線方向に対する洗浄面の傾斜角度(ただし0度以上90度以下)が一定であるから、基板の周縁部を洗浄面のどの領域に食い込ませても、基板の周端面に対するブラシの平行方向の押し圧が同じであれば、基板の一方表面の周縁領域と洗浄面との有効接触幅(ブラシによる洗浄幅)が同じになる。そのため、基板の洗浄によって洗浄面の一部の領域が摩耗したり、当該領域に過剰に汚れが蓄積されたりしたときは、その洗浄面の他の領域を用いることにより、引き続き、基板の一方表面の周縁領域および周端面を良好に洗浄することができる。
請求項3記載の発明は、前記洗浄面(103)は、前記平行方向と直交する方向に延びる中心軸線を有する円筒面であることを特徴とする、請求項1に記載の基板処理装置である。
この構成のように、洗浄面は、基板の一方表面に平行な平行方向と直交する方向に延びる中心軸線を有する円筒面であってもよい。この場合には、特に基板の周端面を良好に洗浄することができる。
請求項4記載の発明は、前記洗浄面に溝(92)が形成されていることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の基板処理装置である。
この構成によれば、ブラシの洗浄面に溝が形成されているので、ブラシによって基板の周縁部に比較的強固に付着している汚染物質を掻き取ることができるとともに、この基板の周縁部から掻き取られた汚染物質を、溝を通して、洗浄面と基板との間から排除することができる。そのため、基板の一層良好な洗浄を達成することができる。
請求項5記載の発明は、前記ブラシは、回転対称な形状を有しており、前記ブラシをその中心軸線を中心に回転させるブラシ回転機構(37;81)をさらに含むことを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載の基板処理装置である。
この構成によれば、ブラシの洗浄面が基板の周端面に押し付けられた状態で、ブラシ回転機構によりブラシを回転させることによって、基板の周端面をスクラブすることができる。そのため、基板の周端面を一層良好に洗浄することができる。
請求項6記載の発明は、前記基板保持機構に保持された基板と前記ブラシとを、前記ブラシが当該基板の周方向に移動するように相対移動させるブラシ相対移動機構(3,9)をさらに含むことを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載の基板処理装置である。
この構成によれば、ブラシと基板との相対移動により、基板を効率的に洗浄することができる。
請求項7記載の発明は、前記基板保持機構に保持された基板の少なくとも前記一方表面の周縁領域よりも内方の領域に処理液を供給する処理液供給機構(4,5,10,11,12)をさらに含むことを特徴とする、請求項1ないし6のいずれかに記載の基板処理装置である。
この構成によれば、処理液により、基板の一方表面の周縁領域よりも内方の領域の汚染を洗い流すことができる。また特に、前記基板の一方表面の内方の領域がデバイス形成領域であって、処理液として純水や機能水などのデバイス形成領域に影響を与えない処理液を用いた場合には、処理液が保護液としても作用し、ブラシによって基板の周縁部から除去された汚染物質が前記デバイス形成領域内に侵入してこのデバイス形成面が再汚染されることを防止することができる。
請求項8記載の発明は、基板保持機構(3)によって基板(W)を保持する基板保持工程と、弾性変形可能な材料を用いて形成され、前記基板保持機構に保持された基板の一方表面に沿う平行方向に対して交差する洗浄面(22;103)を有するブラシ(15;91;101)を移動させて、当該ブラシの洗浄面を前記基板保持機構に保持された基板の周端面に当接させるブラシ当接工程(S5)と、このブラシ当接工程において、基板の周端面(14)に対する前記ブラシの前記平行方向の押し圧を予め設定された押し圧に保持する押し圧保持工程(S5)とを含むことを特徴とする、基板処理方法である。
この方法によれば、ブラシ当接工程では、ブラシの洗浄面が基板の周端面に当接される。このとき、ブラシに対する基板の位置に関係なく、基板の周端面に対するブラシの平行方向の押し圧が予め設定された押し圧に保持される。そのため、基板の偏心回転などによって、ブラシに対する基板の位置が正規の位置からずれていても、ブラシは、常に、基板の周端面に対して予め設定された押し圧で押し付けられる。その結果、洗浄度にむらを生じることなく、基板の周端面を良好に洗浄することができる。
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る基板処理装置の概略構成を示す平面図である。また、図2は、図1に示す基板処理装置の内部の図解的な側面図である。
この基板処理装置1は、基板の一例としての半導体ウエハW(以下、単に「ウエハW]という。)を1枚ずつ処理する枚葉型の装置である。基板処理装置1は、隔壁で区画された処理室2内に、ウエハWをほぼ水平に保持して回転させるためのスピンチャック3と、ウエハWの表面(デバイスが形成される側の表面:本実施形態においては上面)に処理液を供給するための表面ノズル4と、ウエハWの裏面(本実施形態においては下面)に処理液を供給するための裏面ノズル5と、ウエハWの周縁部を洗浄するためのブラシ機構6とを備えている。
スピンチャック3は、真空吸着式チャックであって、ほぼ鉛直な方向に延びたスピン軸7と、このスピン軸7の上端に取り付けられて、ウエハWをほぼ水平な姿勢でその裏面(下面)を吸着して保持する吸着ベース8と、スピン軸7と同軸に結合された回転軸を有するスピンモータ9とを備えている。これにより、ウエハWの裏面が吸着ベース8に吸着保持された状態で、スピンモータ9が駆動されると、ウエハWがスピン軸7の中心軸線まわりに回転する。
表面ノズル4および裏面ノズル5には、それぞれ処理液供給管10,11が接続されている。これらの処理液供給管10,11には、処理液バルブ12を介して、図示しない処理液供給源からの処理液が供給されるようになっている。表面ノズル4は、処理液供給管10を通して供給される処理液を、スピンチャック3に保持されたウエハWの表面の中央に向けて吐出する。また、裏面ノズル5は、処理液供給管11を通して供給される処理液を、スピンチャック3に保持されたウエハWの裏面の周端縁と吸着ベース8との間に向けて吐出する。
なお、処理液としては、純水が用いられる。また、純水に限らず、炭酸水、イオン水、オゾン水、還元水(水素水)または磁気水などの機能水を用いてもよいし、アンモニア水またはアンモニア水と過酸化水素水との混合液などの薬液を用いることもできる。
ブラシ機構6は、ウエハWの表面の周縁領域13(たとえば、ウエハWの周端縁から幅1〜4mmの環状領域)および周端面14を洗浄するためのブラシ15と、このブラシ15を先端に保持した揺動アーム16と、この揺動アーム16をウエハWの回転範囲外に設定した鉛直軸線まわりに水平方向に沿って揺動させる揺動駆動機構17と、揺動アーム16を昇降させる昇降駆動機構18とを備えている。
なお、ウエハWの周縁部とは、ウエハWの表面の周縁領域13および周端面14を含む部分をいう。
図3は、ブラシ15の構成を示す断面図である。
ブラシ15は、たとえば、PVA(ポリビニルアルコール)やウレタンなどの弾性変形可能な材料で形成されたスポンジ材(多孔質部材)からなり、略円板状の基部19と、この基部19の一方面上に設けられ、基部19よりも小径の略円板状(扁平な円柱状)の胴部20と、この胴部20の先端に設けられた略円錐状の先端部21とを一体的に備えている。基部19、胴部20および先端部21は、各中心軸線が一致しており、ブラシ15は、その中心軸線まわりに回転対称な形状を有している。先端部21の側面は、上端縁が胴部20の側面に連続し、鉛直方向(中心軸線)に対して45度の傾斜角度を有して、下方ほど中心軸線に近づくように傾斜する円錐面をなしている。この先端部21の側面が、ウエハWの周縁領域13および周端面14に押し付けられる洗浄面22となっている。
ブラシ15は、ブラシホルダ23に保持されている。ブラシホルダ23は、略円柱状の樹脂ブロック24と、この樹脂ブロック24にブラシ15を固定するための固定部材25とを備えている。
樹脂ブロック24の一方端部の周面には、その全周にわたって、断面略矩形状の嵌合溝26が形成されている。また、樹脂ブロック24の一方端部には、嵌合溝26に対して径方向内側に微小な間隔を隔てた位置に、断面略U字状の切込溝27が周方向にわたって形成されている。これにより、嵌合溝26と切込溝27との間の部分は、樹脂の撓み性による弾性が付与された弾性片28となっている。この弾性片28の外周面には、複数の半球状の係合突起29が形成されている。一方、樹脂ブロック24の他方側の端面には、扁平な円柱状のねじ部30が一体的に形成されている。このねじ部30の周面には、後述するホルダ取付部43に形成されたねじと螺合可能なねじが切られている。
固定部材25は、略円形の外形を有する円板部31と、この円板部31の周縁から一方側に延びる略円筒状の円筒部32とを一体的に備えている。円板部31の中央部には、ブラシ15の胴部20を挿通可能な挿通孔33が形成されている。円筒部32の内径は、ブラシ15の基部19の外径にほぼ一致し、また、弾性片28に外力が作用していない状態で、その弾性片28の外径よりも若干小さく形成されている。さらに、円筒部32の内周面には、各係合突起29と係合可能な複数の係合凹部34が形成されている。
ブラシ15の胴部20を固定部材25の挿通孔33に挿通し、基部19を固定部材25の円筒部32内に収容して、円筒部32を樹脂ブロック24の嵌合溝26に嵌めて、各係合突起29と各係合凹部34とを係合させることにより、ブラシ15がブラシホルダ23に保持されている。
図4は、揺動アーム16の構成を示す断面図である。
揺動アーム16は、水平方向に延びる中空状のアーム本体35と、このアーム本体35の水平方向の一方側に突出する支持軸36と、この支持軸36の先端に支持されたブラシ自転機構37と、アーム本体35内に配置され、ウエハWの周端面14に対する水平方向のブラシ15の押し圧(周端面14にブラシ15を押し付けるときの圧力)を予め設定された押し圧に保持するための押し圧保持機構38とを備えている。
アーム本体35の水平方向の他方側(支持軸36が突出している側と反対側)には、鉛直方向に延びるアーム基軸39の上端部が結合されている。このアーム基軸39に、揺動駆動機構17(図2参照)の駆動力が入力されるようになっている。揺動駆動機構17の駆動力をアーム基軸39に入力して、アーム基軸39を往復回転させることによって、揺動アーム16をアーム基軸39を支点に揺動させることができる。また、アーム基軸39に、昇降駆動機構18(図2参照)が結合されており、昇降駆動機構18により、アーム基軸39を上下動させて、このアーム基軸39と一体的に揺動アーム16を上下動させることができる。
ブラシ自転機構37は、ケーシング40と、このケーシング40内に設けられたブラシモータ41とを備えている。ブラシモータ41の出力軸42は、ケーシング40の下面を貫通し、鉛直下方に向けて延びている。
出力軸42の下端部には、ホルダ取付部43が設けられている。このホルダ取付部43は、図3に示すように、出力軸42が挿通されて、出力軸42に固定された円板状の上面部44と、この上面部44の周縁から下方に向けて延びる円筒状の側面部45とを一体的に備えている。側面部45の内周面には、ブラシホルダ23のねじ部30に形成されているねじと螺合可能なねじが切られている。これにより、ブラシホルダ23をホルダ取付部43に螺着することができる。
ブラシ15がブラシホルダ23に保持され、そのブラシホルダ23がホルダ取付部43に螺着された状態で、ブラシモータ41が駆動されると、ブラシ15が出力軸42に沿って延びる中心軸線まわりに回転する。
また、図4に示すように、支持軸36には、第1ガイドローラ支持部材46、第2ガイドローラ支持部材47およびばね係止部材48が外嵌されている。
第1ガイドローラ支持部材46は、アーム本体35の支持軸36が突出している側の側壁を貫通して設けられ、支持軸36の周面との間に微小な間隔を隔てて、支持軸36に非接触状態で外嵌されている。
第2ガイドローラ支持部材47は、アーム本体35内に設けられて、第1ガイドローラ支持部材46に対して固定されている。また、この第2ガイドローラ支持部材47は、支持軸36の周面との間に微小な間隔を隔てて、支持軸36に非接触状態で外嵌されている。
ばね係止部材48は、アーム本体35内において、第2ガイドローラ支持部材47に対して第1ガイドローラ支持部材46と反対側に間隔を隔てて設けられ、支持軸36に対して固定されている。このばね係止部材48には、コイルばね49の一端が係止されている。コイルばね49は、ばね係止部材48と第2ガイドローラ支持部材47との間に介在されて、その他端が第2ガイドローラ支持部材47に係止されている。
また、第1ガイドローラ支持部材46および第2ガイドローラ支持部材47には、それぞれ1対のガイドローラ50,51が支持されている。各ガイドローラ50,51は、支持軸36と直交する方向に延びる軸を支点として回転自在に設けられ、その周面が支持軸36の周面に接するように配置されている。これにより、各ガイドローラ50,51によって、支持軸36の水平移動をガイドすることができ、その水平移動の際の抵抗を軽減することができる。
一方、支持軸36のケーシング40が設けられている側と反対側の端部には、当接部材52が取り付けられている。
押し圧保持機構38は、当接部材52の側方に配置されたエアシリンダ53を備えている。このエアシリンダ53は、ロッド54が支持軸36の軸心方向に沿って当接部材52に対して進退するように配置されている。より具体的には、アーム本体35の第1ガイドローラ支持部材46が貫通している側壁の内面から水平方向に、側面視略L字状の支持板55が延びている。この支持板55には、当接部材52に対して支持軸36と反対側から対向する位置に向けて延びるシリンダ取付板56が支持されている。エアシリンダ53は、シリンダ取付板56の当接部材52側と反対側の面に固定されて、そのロッド54が、シリンダ取付板56に形成されたロッド挿通孔57に挿通されている。ロッド54の先端は、当接部材52に当接している。
エアシリンダ53の内部は、ロッド54の基端に固定されたピストン(図示せず)によって、ロッド54の進退方向(水平方向)に2つの空間に分割されている。そして、ピストンに対してロッド54側の空間には、定量弁(図示せず)が介装された第1エア供給配管58が接続されている。一方、ピストンに対してロッド54と反対側の空間には、リリーフ圧を設定変更可能なリリーフバルブ65(図5参照)が介装された第2エア供給配管59が接続されている。リリーフバルブ65のリリーフ圧を上げると、第2エア供給配管59からエアシリンダ53に供給されるエアの圧力が上がり、ロッド54がエアシリンダ53から進出する。逆に、リリーフバルブ65のリリーフ圧を下げると、第2エア供給配管59からエアシリンダ53に供給されるエアの圧力が下がり、第1エア供給配管58からエアシリンダ53に供給されるエアの圧力およびコイルばね49の付勢力により、ロッド54がエアシリンダ53に退避する。
また、支持板55には、シリンダ取付板56と反対側に向けて延びるセンサ取付板60が支持されている。このセンサ取付板60の上面には、歪みゲージ型の圧力センサ61が取り付けられている。
一方、当接部材52には、押し圧検出用アーム62が固定されている。この押し圧検出用アーム62は、当接部材52から圧力センサ61に対してセンサ取付板60と反対側から対向する位置に向けて延びており、ブラシ15がウエハWに接触していない状態で、圧力センサ61に対して、エアシリンダ53による支持軸36の水平方向への押し出し圧(ウエハWの周端面14に対する水平方向のブラシ15の押し圧に相当する。)で接触する。これにより、圧力センサ61は、エアシリンダ53による支持軸36の水平方向への押し出し圧を検出することができる。
図5は、基板処理装置1の電気的構成を説明するためのブロック図である。
基板処理装置1は、マイクロコンピュータを含む制御部63を備えている。この制御部63には、圧力センサ61の検出信号が入力されるようになっている。また、制御部63には、使用者によって処理レシピ(ウエハWの処理のための各種条件)を入力するためのレシピ入力キー64が接続されている。さらに、制御部63には、スピンモータ9、処理液バルブ12、揺動駆動機構17、昇降駆動機構18、ブラシモータ41およびリリーフバルブ65などが制御対象として接続されている。
図6は、基板処理装置1におけるウエハWの処理を説明するための工程図である。また、図7は、ウエハWの処理中におけるブラシ15の状態を示す側面図である。
ウエハWの処理に先立ち、使用者によって、レシピ入力キー64が操作されて、ウエハWの周端面14に対するブラシ15の水平方向の押し圧が入力されている。このレシピ入力キー64からの入力に従って、制御部63により、リリーフバルブ65のリリーフ圧が設定される。具体的には、ブラシ15がウエハWに接触していない状態では、押し圧検出用アーム62が圧力センサ61に接触し、圧力センサ61によって、エアシリンダ53による支持軸36の押し出し圧を検出することができる。制御部63は、リリーフバルブ65のリリーフ圧を変化させて、圧力センサ61により検出される押し出し圧とレシピ入力キー64から入力される押し圧とを比較し、両者が一致した時点で、このときのリリーフ圧をウエハWの処理時のリリーフ圧として設定する(ステップS1:押し圧設定)。
その後、処理室2内にウエハWが搬入され(ステップS2)、そのウエハWがスピンチャック3に保持されると、制御部63によりスピンモータ9が制御されて、スピンチャック3によるウエハWの回転が開始される(ステップS3)。ウエハWは、たとえば、100rpmの回転速度で回転される。次いで、制御部63により処理液バルブ12が開かれて、表面ノズル4および裏面ノズル5からそれぞれウエハWの表面および裏面への処理液の供給が開始される(ステップS4)。
また、制御部63によりブラシモータ41が制御されて、ブラシ15が、たとえば、100〜200rpmの回転速度で、ウエハWの回転方向と同方向に回転される。その後、制御部63により揺動駆動機構17および昇降駆動機構18が制御されて、ブラシ15の洗浄面22がウエハWの周端面14に当接され(ステップS5)、その洗浄面22がウエハWの表面の周縁領域13および周端面14に接触する。具体的には、まず、昇降駆動機構18が制御されて、ブラシ15が所定の高さの位置に移動され、ブラシ15の洗浄面22がウエハWの周端面14に対向する。次に、揺動駆動機構17が制御され、揺動アーム16が旋回し、ブラシ15が水平移動することにより、ブラシ15の洗浄面22にウエハWの周縁部が食い込み、図7に示すように、ブラシ15の洗浄面22がウエハWの表面の周縁領域13および周端面14に接触する。
このとき、押し圧保持機構38の働きによって、ブラシ15は、レシピ入力キー64から設定された一定の水平方向の押し圧で、ウエハWの周端面14に対して押し付けられる。たとえば、ウエハWの中心がスピンチャック3の回転中心(スピン軸7を通る中心軸線)からずれ、ウエハWが偏心回転している場合、ウエハWの中心がブラシ15に対して相対的に近い位置にある時には、ウエハWがブラシ15を押し返す力が相対的に大きくなり、ウエハWの中心がブラシ15に対して相対的に近い位置にある時には、ウエハWがブラシ15を押し返す力が相対的に小さくなる。ウエハWがブラシ15を押し返す力が強まると、エアシリンダ53内のピストンに対してロッド54と反対側の空間の圧力が高まり、これに伴って第2エア供給配管59内の圧力が高まるが、その第2エア供給配管59内の圧力がリリーフバルブ65のリリーフ圧以上になると、第2エア供給配管59内のエアが逃がされて、第2エア供給配管59内の圧力がリリーフ圧に保持される。したがって、ブラシ15の洗浄面22がウエハWの表面の周縁領域13および周端面14に当接している間、ウエハWの周端面14に対する水平方向のブラシ15の押し圧が予め設定された押し圧に保持される。
また、こうしてウエハWの表面の周縁領域13および周端面14が洗浄されている間、ウエハWの表面に供給される処理液により、ウエハWの表面の周縁領域13よりも内方の中央領域(デバイス形成領域)に付着した汚染を洗い流すことができる。また、処理液としての純水は、ブラシ15によって周縁領域13および周端面14から除去された汚染物質がウエハWの表面の中央領域(デバイス形成領域)に侵入することを防止する保護液としての役割も担っている。なお、保護液として処理液を用いる場合は、純水の他、炭酸水、イオン水、還元水(水素水)または磁気水などの機能水など、ウエハW表面のデバイス形成領域に影響を与えない処理液が選択されるのが好ましい。
ブラシ15の洗浄面22がウエハWの周縁部に押し付けられてから所定時間が経過すると、制御部63により揺動駆動機構17および昇降駆動機構18が制御されて、ブラシ15が処理開始前のホームポジションに退避される(ステップS6)。また、ブラシ15がホームポジションに戻される間に、ブラシモータ41が停止されて、ブラシ15の回転が停止される。さらに、制御部63により処理液バルブ12が閉じられて、表面ノズル4および裏面ノズル5からの処理液の供給が停止される(ステップS7)。
その後は、制御部63によりスピンモータ9が制御されて、ウエハWが高速(たとえば、3000rpm)で回転される(ステップS8)。これにより、ウエハWに付着している処理液を振り切って、ウエハWを乾燥させることができる。
ウエハWの高速回転が所定時間にわたって続けられると、スピンモータ9が停止されて、スピンチャック3によるウエハWの回転が停止される(ステップS9)。そして、ウエハWが静止した後、その処理済みのウエハWが処理室2から搬出されていく(ステップS10)。
以上のように、ブラシ15の洗浄面22がウエハWの周端面14に当接され、このとき、押し圧保持機構38の働きにより、ブラシ15に対するウエハWの位置に関係なく、ウエハWの周端面14に対するブラシ15の水平方向の押し圧が予め設定された押し圧に保持される。そのため、ウエハWの中心がスピンチャック3の回転中心からずれて、ウエハWがスピンチャック3により保持され、ウエハWが偏心回転していても、ブラシ15は、常に、ウエハWの周端面14に対して予め設定された水平方向の押し圧で押し付けられる。そのため、洗浄度にむらを生じることなく、ウエハWの周端面を良好に洗浄することができる。
また、洗浄面22は、下方ほど中心軸線に近づくように傾斜する円錐面をなしている。そのため、ウエハWの周端面14に洗浄面22を押し付けて、ブラシ15を弾性変形させつつ、ウエハWの周縁部を洗浄面22に食い込ませることにより、ウエハWの表面の周縁領域13にブラシ15の洗浄面22を接触させることができる。その結果、ウエハWの周端面14の洗浄と同時に、ウエハWの表面の周縁領域13の洗浄をも達成することができる。
また、洗浄面22の中心軸線に対する傾斜角度が45度で一定であるから、ウエハWの周縁部を洗浄面22のどの領域に食い込ませても、ウエハWの周端面14に対するブラシ15の平行方向の押し圧が同じであれば、ウエハWの表面の周縁領域13と洗浄面22との有効接触幅(洗浄幅)が同じになる。そのため、ウエハWの洗浄によって洗浄面22の一部の領域が摩耗したり、ウエハWの洗浄が妨げられるくらい過剰に洗浄面29の一部に汚れが蓄積されたりしたときは、その洗浄面22の他の領域を用いることにより、引き続き、ウエハWの表面の周縁領域13および周端面14を良好に洗浄することができる。
さらに、ブラシ15の洗浄面22がウエハWの周縁部に押し付けられている間、スピンチャック3によりウエハWが回転されて、ブラシ15とウエハWの周縁部とが相対的に移動するので、ウエハWの周縁部を効率的に洗浄することができる。
また、ブラシ15の洗浄面22がウエハWに押し付けられている間、ブラシ15がウエハWと同方向に回転される。これにより、ウエハWの周縁部をスクラブすることができ、ウエハWの周縁部を一層良好に洗浄することができる。なお、ブラシ15の回転方向は、ウエハWの回転方向と逆方向であってもよいが、ウエハWの回転方向と同方向の場合、ウエハWとブラシ15とを互いに擦り合わせることができるので、より高品質な洗浄を達成することができる。
図8は、この発明の他の実施形態に係る基板処理装置の内部の図解的な側面図である。図8において、図2に示す各部に相当する部分には、それら各部と同一の参照符号が付されている。また、以下では、その同一の参照符号を付した部分についての詳細な説明を省略する。
前述の構成では、支持軸36の先端にブラシ自転機構37が支持され、このブラシ自転機構37に備えられるブラシモータ41の出力軸42の下端部に、ブラシホルダ23を螺着可能なホルダ取付部43が固定されているとしたが、図8に示す構成では、支持軸36がアーム本体35に回転可能に支持され、その支持軸36のアーム本体35から突出する先端部に、ブラシホルダ23を螺着可能なホルダ取付部43が取り付けられている。これにより、図8に示す構成では、ブラシ15がブラシホルダ23を介してホルダ取付部43に取り付けられた状態で、ブラシ15の中心軸線が水平方向に延び、洗浄面22は、水平方向(中心軸線)に対して45度の傾斜角度を有して、先端側ほど中心軸線に近づくように傾斜する円錐面をなしている。
また、アーム本体35内には、支持軸36を第1ガイドローラ支持部材46、第2ガイドローラ支持部材47およびばね係止部材48(図4参照)ごと回転させ、この回転によりブラシ15を中心軸線まわりに回転させるためのブラシ自転機構81が備えられている。ブラシ自転機構81の詳細な説明は省略するが、たとえば、第1ガイドローラ支持部材46をベアリングなどで回転自在に保持し、その第1ガイドローラ支持部材46にプーリを相対回転不能に外嵌し、このプーリにモータの駆動力を入力することにより、支持軸36を第1ガイドローラ支持部材46、第2ガイドローラ支持部材47およびばね係止部材48ごと回転させることができる。
ウエハWの処理時には、ブラシ15の洗浄面22がウエハWの表面の周縁領域13および周端面14に押し付けられ、このとき、押し圧保持機構38の働きによって、ウエハWの周端面14に対するブラシ15の水平方向の押し圧が、レシピ入力キー64(図5参照)から設定された一定の押し圧に保持される。
この構成によっても、図2に示す構成と同様な効果を達成することができる。
図9は、ブラシの他の構成を示す側面図である。図9において、図3に示す各部に相当する部分には、それら各部と同一の参照符号が付されている。また、以下では、その同一の参照符号を付した部分についての詳細な説明を省略する。
図9に示すブラシ91の洗浄面22には、複数本の溝92が形成されている。各溝92は、円錐面である洗浄面22の母線方向に沿って直線状に延びている。
このように、ブラシ91の洗浄面22に溝92が形成されているので、ブラシ91によってウエハWの表面の周縁領域13および周端面14に比較的強固に付着している汚染物質を掻き取ることができる。さらには、ブラシ91によってウエハWから掻き取られた汚染物質を、溝を通して、洗浄面22とウエハWとの間から排除することができる。そのため、図9に示すブラシ91が用いられることによって、ウエハWの一層良好な洗浄を達成することができる。
なお、溝92は、洗浄面22の母線方向に沿った直線状に限らず、たとえば、洗浄面22の周方向に沿った円環状に形成されてもよい。また、溝92は、1本だけ形成されてもよい。溝92が1本だけ形成される場合、その溝92は、スパイラル状に形成されてもよい。
以上、この発明のいくつかの実施形態について説明したが、この発明は、さらに他の形態で実施することもできる。たとえば、洗浄面22は、中心軸線に対して45度の傾斜角度を有しているとしたが、洗浄面22の中心軸線に対する傾斜角度は、5〜85度の範囲内で設定されるとよく、ウエハWの表面の周縁領域13における洗浄幅を確保しつつ、ブラシの押し付けによるウエハWの変形を防止するためには、30〜60度の範囲内で設定されることが好ましい。
また、洗浄面22が円錐面をなすブラシ15,91に代えて、図10に示すブラシ101が採用されてもよい。すなわち、胴部20の先端側に略円柱状の先端部102を備え、その先端部102の側面が洗浄面103(円筒面)とされたブラシ101が採用されてもよい。
なお、図10において、図3に示す各部に相当する部分には、それら各部と同一の参照符号が付されている。また、その同一の参照符号を付した部分についての詳細な説明は省略する。
また、前述の実施形態では、ブラシ15がウエハWに当接している間、ブラシ15を回転させるとしたが、ブラシ15を回転させずに静止させてもよい。
さらにまた、ウエハWを回転させることにより、ブラシ15とウエハWの周縁部とが相対移動させる構成を例にとったが、たとえば、角形基板を処理対象とする場合には、基板を静止させておき、ブラシを基板の周縁部に沿って移動させる構成としてもよい。むろん、基板およびブラシの両方を移動させることによって、ブラシを基板の周縁部に沿って相対移動させてもよい。
また、スピンチャック3に保持されたウエハWの表面(上面)の中央領域を洗浄するための表面洗浄ブラシ、超音波が付与された処理液をウエハWに供給する超音波洗浄ノズル、および気体と液体とが混合されて生成された液滴をウエハWに供給する二流体ノズルのうちの少なくともいずれか1つが追加して設けられてもよい。
また、上述の実施形態においては、純水、機能水、または薬液等の処理液を用いてウエハWの周縁部を洗浄する装置を例にとったが、ウエハWの周縁部の薄膜をエッチングする装置であってもよく、この場合、処理液としては、フッ酸、硝酸、燐酸、塩酸、蓚酸、およびクエン酸などのうちの少なくとも1つを含むエッチング液を用いてもよい。あるいは、ウエハWの周縁部のポリマー等の反応生成物を除去する装置であってもよく、この場合、処理液としては、有機アミン系除去液またはフッ化アンモン系除去液などを含むポリマー除去液を用いてもよい。さらにまた、ウエハWの周縁部のレジストを剥離する装置であってもく、この場合、処理液としては、硫酸過水(SPM)または硫酸オゾンなどを含むレジスト剥離液を用いてもよい。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
この発明の一実施形態に係る基板処理装置の概略構成を示す平面図である。 基板処理装置の内部の図解的な側面図である。 ブラシの構成を示す断面図である。 揺動アームの構成を示す断面図である。 基板処理装置の電気的構成を説明するためのブロック図である。 基板処理装置におけるウエハの処理を説明するための工程図である。 ウエハの処理中におけるブラシの状態を示す側面図である。 この発明の他の実施形態に係る基板処理装置の内部の図解的な側面図である。 ブラシの他の構成(洗浄面に溝が形成された構成)を示す側面図である。 ブラシのさらに他の構成(洗浄面が略円筒面である構成)を示す側面図である。
符号の説明
1 基板処理装置
3 スピンチャック
4 表面ノズル
5 裏面ノズル
9 スピンモータ
10 処理液供給管
11 処理液供給管
12 処理液バルブ
14 周端面
15 ブラシ
17 揺動駆動機構
18 昇降駆動機構
22 洗浄面
37 ブラシ自転機構
63 制御部
81 ブラシ自転機構
91 ブラシ
92 溝
101 ブラシ
103 洗浄面
W ウエハ

Claims (8)

  1. 基板を保持する基板保持機構と、
    弾性変形可能な材料を用いて形成され、前記基板保持機構に保持された基板の一方表面に沿う平行方向に対して交差する洗浄面を有するブラシと、
    前記基板保持機構に保持された基板に対して前記ブラシを移動させるブラシ移動機構と、
    このブラシ移動機構を制御して、前記洗浄面を前記基板保持機構に保持された基板の周端面に当接させるための制御部と、
    基板の周端面に対する前記ブラシの前記平行方向の押し圧を予め設定された押し圧に保持する押し圧保持機構とを含むことを特徴とする、基板処理装置。
  2. 前記洗浄面は、前記平行方向と直交する方向に延びる中心軸線を有する円錐面であることを特徴とする、請求項1に記載の基板処理装置。
  3. 前記洗浄面は、前記平行方向と直交する方向に延びる中心軸線を有する円筒面であることを特徴とする、請求項1に記載の基板処理装置。
  4. 前記洗浄面に溝が形成されていることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の基板処理装置。
  5. 前記ブラシは、回転対称な形状を有しており、
    前記ブラシをその中心軸線を中心に回転させるブラシ回転機構をさらに含むことを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載の基板処理装置。
  6. 前記基板保持機構に保持された基板と前記ブラシとを、前記ブラシが当該基板の周方向に移動するように相対移動させるブラシ相対移動機構をさらに含むことを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載の基板処理装置。
  7. 前記基板保持機構に保持された基板の少なくとも前記一方表面の周縁領域よりも内方の領域に処理液を供給する処理液供給機構をさらに含むことを特徴とする、請求項1ないし6のいずれかに記載の基板処理装置。
  8. 基板保持機構によって基板を保持する基板保持工程と、
    弾性変形可能な材料を用いて形成され、前記基板保持機構に保持された基板の一方表面に沿う平行方向に対して交差する洗浄面を有するブラシを移動させて、当該ブラシの洗浄面を前記基板保持機構に保持された基板の周端面に当接させるブラシ当接工程と、
    このブラシ当接工程において、基板の周端面に対する前記ブラシの前記平行方向の押し圧を予め設定された押し圧に保持する押し圧保持工程とを含むことを特徴とする、基板処理方法。
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