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JP2007259314A - 字幕検出装置及び字幕検出方法ならびにプルダウン信号検出装置 - Google Patents

字幕検出装置及び字幕検出方法ならびにプルダウン信号検出装置 Download PDF

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JP2007259314A JP2006083927A JP2006083927A JP2007259314A JP 2007259314 A JP2007259314 A JP 2007259314A JP 2006083927 A JP2006083927 A JP 2006083927A JP 2006083927 A JP2006083927 A JP 2006083927A JP 2007259314 A JP2007259314 A JP 2007259314A
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Abstract


【課題】 プルダウン信号中の字幕領域を精度よく検出すると共に、プルダウン信号を良好に検出する。
【解決手段】 積分回路14は、入力映像信号からなる画面を小領域に分割し、各小領域内に含まれる前記フィールド間差分の絶対値を積分し、小領域内積分値SDAを提供する。ダイナミックレンジ算出回路16は、前記画面を小領域に分割し、各小領域内の輝度のダイナミックレンジSDRを算出する。小領域内積分値SDAが比較閾値FDTより大きく、且つ小領域内の輝度のダイナミックレンジSDRが比較閾値DCTより大きい場合、当該小領域は次膜領域であると判定される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、飛び越し方式映像信号を順次走査方式映像信号に変換する装置に関し、特に映画等の2−3プルダウンあるいは2−2プルダウンで生成された飛び越し方式映像信号中の字幕を検出する装置に関する。
テレビジョン放送波として一般に用いられるNTSC方式映像信号では飛び越し走査方式で映像が走査され、等価的な毎秒画像数を多くして面フリッカを低減している。一方、近年になって液晶表示装置あるいはプラズマ表示装置のような薄型のテレビジョン受像機が普及し始めている。このような表示装置を用いて飛び越し方式映像信号をそのまま各走査線に表示すると、画面の輝度が著しく低下し鑑賞に堪えない映像となる。従ってこのような表示装置は、順次走査方式で映像が表示される。飛び越し走査方式の信号を液晶表示装置のような順次走査の表示デバイスに表示する場合、飛び越し走査/順次走査変換回路が必要となる。
NTSC方式等の標準テレビジョン方式の映像信号の中には、映画フィルム画像に基づいて生成された映像信号が含まれていることがある。映画フィルムは、毎秒24コマであり、一方、標準テレビジョン方式の映像信号は毎秒30フレーム(毎秒60フィールド)の飛び越し走査の映像信号である。そのため、映画フィルムを2−3プルダウンあるいは2−2プルダウン方式により変換して標準テレビジョン方式の映像信号を生成している。映画フィルムから変換して得られる飛び越し走査の映像信号を、以下プルダウン信号という。
例えば2−3プルダウン方式では、先ず映画フィルムを走査してフレーム周波数24Hzの順次走査の映像信号を生成し、次に映画フィルムの第1フレームを第1及び第2フィールド(2フィールド)、第2フレームを第3〜第5フィールド(3フィールド)、第3フレームを第6及び第7フィールド(2フィールド)、第4フレームを第8〜第10フィールド(3フィールド)というように対応させて変換している。プルダウン信号に変換されたフィールド信号は奇数フィールド、偶数フィールドを交互に繰り返している。尚、3フィールドに変換するときは最後のフィールド(第5フィールド、第10フィールド等)は、最初のフィールド(第3フィールド、第8フィールド等)と同じ映像内容のフィールドを繰り返している。
このようにして、映画フィルムの2コマを標準テレビジョン方式の映像信号の5フィールドに対応させ、映画フィルムのコマに対応して2フィールド映像信号と3フィールドの映像信号とを交互に繰り返す映像信号に変換しプルダウン信号を生成している。
このようなプルダウン信号を順次走査信号に変換するには、映画フィルムの同一のコマから生成された2フィールドを1フレームに合成する必要がある。これを実現する順次走査変換装置は、入力されている映像信号がプルダウン信号であるか否か判断し、プルダウン信号であった場合に、各フィールドに合成すべきフィールド(これをペアフィールドという)を判断し、それらフィールドを合成することで順次走査信号を生成する。このような信号処理をプルダウン補間処理という。
映画などの映像中には字幕が含まれる場合がある。字幕は映像信号がプルダウン信号であるか否かに関わらず、複数のフレームに渡り同一の文字パターンが映像中に合成されている。プルダウン信号中に字幕が含まれている場合、当該映像信号がプルダウン信号であるか否かの判断が困難となる。
下記特許文献1には、入力映像信号が前述したようなプルダウン信号のとき、字幕領域が検出されない場合には2−3プルダウン補間処理を行い、字幕領域を検出したときは動き適応法間処理に基づくIP変換信号を生成する技術が開示されている。
特開2002−057993公報
上記特許文献1には、字幕を検出する具体的構成が説明されていない。従って従来技術では、字幕領域を精度よく検出し、プルダウン補間処理を正確に行うことができない。
本発明は、プルダウン信号中の字幕領域を精度よく検出すると共に、プルダウン信号を良好に検出することを目的とする。
本発明の1実施例に係る字幕検出装置は、入力映像信号の現フィールド信号と、その1フィールド遅延信号とのフィールド間差分を提供する差分手段13と、前記入力映像信号からなる画面を小領域に分割し、各小領域内に含まれる前記フィールド間差分を積分し、小領域内積分値を提供する積分手段14と、前記積分手段からの前記小領域内積分値と第1比較値とを比較し、積分値比較結果を前記小領域毎に提供する第1比較手段15と、前記画面を小領域に分割し、各小領域内の輝度のダイナミックレンジを算出する算出手段16と、前記算出手段により算出された前記ダイナミックレンジと第2比較値とを比較し、ダイナミックレンジ比較結果を前記小領域毎に提供する第2比較手段17と、前記積分値比較結果と前記ダイナミックレンジ比較結果とのAND演算を行い、該演算結果を字幕領域検出信号として前記小領域毎に提供する演算手段18とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、プルダウン信号中の字幕領域を精度よく検出すると共に、プルダウン信号を良好に検出することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の第1実施例に係る字幕検出装置10Aの構成を示すブロック図である。
現フィールド信号(輝度信号)S1は第1の垂直LPF11を通過した後、フィールド間差分絶対値回路13及び小領域ダイナミックレンジ算出回路16に入力される。1フィールド遅延信号S2は第2の垂直LPF12を通過した後、フィールド間差分絶対値回路13に入力される。1フィールド遅延信号S2は後述の図8を用いて詳細に説明されるが、メモリ回路を用いて現フィールド信号S1を1フィールド期間遅延して得られる信号である。第1及び第2の垂直LPF11、12は、それぞれ1フィールドにおける垂直方向高周波ノイズを除去するほか、現フィールド信号S1と1フィールド遅延信号S2の垂直方向の重心を揃える。尚、ノイズ除去フィルタとしては、水平LPFを使用してもよい。
フィールド間差分絶対値回路13は、前記2つの入力フィールド信号間の差分絶対値を画素単位に算出し、このフィールド間差分絶対値FDAは小領域内積分回路14に供給される。小領域内積分回路14は、例えば水平8画素×垂直8ラインあるいは水平16画素×垂直8ライン等の矩形領域毎に差分絶対値FDAを加算し、小領域差分加算値SDAを出力する。比較器15は小領域差分加算値SDAと差分比較閾値FDTとを小領域毎に比較し、差分比較結果FDCを出力する。
図2はフィールド信号における字幕の一例を示す。図2では、字幕中の文字である文字「A」を示しており、図2(A)は現フィールド信号S1、図2(B)は1フィールド遅延信号S2である。このようなフィールド信号S1、S2の差分を算出すると、字幕文字を含まない通常のフィールド信号の場合より、大きな値の差分が多数得られる。従って小領域内積分回路14が出力する差分積分値SDAが差分比較閾値FDTより大きな値となり、比較器15は差分比較結果FDCとして例えばHレベル信号を出力する。
小領域内ダイナミックレンジ算出回路16は、垂直LPF11によりフィルタ処理された現フィールド信号S1の上記小領域におけるダイナミックレンジを算出する。つまり算出回路16は、上記小領域において、現フィールド信号S1の最大値と最小値の差を小領域内ダイナミックレンジSDCとして出力する。比較器17は、小領域内ダイナミックレンジSDRとダイナミックレンジ比較閾値DCTとを比較し、そのダイナミックレンジ比較結果SDRを出力する。
字幕領域中の文字は、一般に最高輝度である白色で表示される。従って、字幕領域のダイナミックレンジは一般に大きな値となる。このダイナミックレンジSDRがダイナミックレンジ比較閾値DCTより大きい場合、比較器17はダイナミックレンジ比較結果SDCとして例えばHレベル信号を出力する。
AND回路18は、差分比較結果FDCとダイナミックレンジ比較結果SDCとのAND演算を行い、字幕領域検出信号STDを出力する。つまりAND回路18は、上記小領域において、差分積分値SDAが差分比較閾値FDTより大きく、且つダイナミックレンジSDRがダイナミックレンジ比較閾値DCTより大きい場合、該小領域を字幕領域の一部と判断し、字幕領域検出信号STDとして例えばハイ(H)レベル信号を出力する。
このように、字幕領域を検出する場合に、小領域におけるフィールド間差分絶対値の積分値のみならず、ダイナミックレンジを判断することにより、検出精度を向上することができる。
図3はダイナミックレンジ算出回路16の第1実施例としてダイナミックレンジ算出回路16Aを示す。
小領域内輝度最高値検出回路31は、垂直LPF11からの現フィールド信号S1を入力し、小領域における輝度最高値BMXを検出する。小領域内輝度最低値検出回路32は、垂直LPF11からの現フィールド信号S1を入力し、小領域における輝度最低値BMNを検出する。差分絶対値算出回路33は、輝度最高値BMXと輝度最低値BMNの差分絶対値を計算し、小領域内ダイナミックレンジSDR1として出力する。
図4はダイナミックレンジ算出回路16の第2実施例としてダイナミックレンジ算出回路16Bを示す。
小領域内高輝度検出回路34は、垂直LPF11からの現フィールド信号S1を入力し、小領域において1番目からn番目に高い輝度を抽出し、高輝度SHBとして出力する。高輝度平均値算出回路35は、高輝度SHBの平均値HBMを算出する。例えば、nが4、小領域において最も高い輝度が100、2番目に高い輝度が99であって、輝度100の画素が1個、輝度99の画素が4個存在する場合、高輝度平均値算出回路35は、高輝度平均値HBMとして、(100+99*3)/4を計算し、高輝度平均値HBMとして99.25を出力する。
小領域内低輝度検出回路36は、垂直LPF11からの現フィールド信号S1を入力し、小領域において1番目からn番目に低い輝度を抽出し、低輝度SLBとして出力する。低輝度平均値算出回路37は、低輝度SLBの平均値HBMを算出する。例えば、nが4、小領域において最も低い輝度が1、2番目に低い輝度が2であって、輝度1の画素が1個、輝度2の画素が4個存在する場合、低輝度平均値算出回路35は、低輝度平均値LBMとして、(1+2*3)/4を計算し、低輝度平均値LBMとして1.75を出力する。差分絶対値検出回路38は、高輝度平均値HBM及び低輝度平均値LBMの差分絶対値を算出し、小領域内ダイナミックレンジSDR2として出力する。
従って、ダイナミックレンジ算出回路16Bは、ダイナミックレンジ算出回路16Aに比べ、ノイズの影響を抑えることができる。
次にダイナミックレンジ算出回路16Bの変形例を説明する。この変形例において、小領域内高輝度検出回路34は、小領域における最高輝度の画素を1つあるいは所定数除き、残りの画素のうち1番目からn番目に高い輝度を抽出し、高輝度SHBとして出力する。また小領域内低輝度検出回路36は、小領域における最低輝度の画素を1つあるいは所定数除き、残りの画素のうち1番目からn番目に低い輝度を抽出し、高輝度SHBとして出力する。他の回路ブロックの動作は前述した通りである。
字幕を含まない小領域において、ノイズによる最高輝度画素が例えば1つ含まれる場合、当該小領域のダイナミックレンジはこのノイズにより大きく影響され、字幕領域と判断されることがある。同様に、字幕を含まない小領域において、ノイズによる最低輝度画素が例えば1つ含まれる場合、当該小領域のダイナミックレンジはこのノイズにより大きく影響され、字幕領域と判断されることがある。従って、この変形例は、ダイナミックレンジの算出において、小領域中に含まれるノイズの影響を更に抑えることができる。
図5は本発明の第2実施例に係る字幕検出装置10Bの構成を示すブロック図である。字幕検出装置10Bは図1の字幕検出装置10Aに対し、複数フィールド監視回路19が追加されている。
複数フィールド監視回路19は、上記図1の第1の実施例で説明した字幕領域判定条件が所定フィールド数以上連続して成立した場合、当該小領域を字幕領域と判定する。すなわち、上記小領域において、差分積分値SDAが差分比較閾値FDTより大きく、且つダイナミックレンジSDRがダイナミックレンジ比較閾値DCTより大きいという条件が、所定フィールド数以上連続して成立した場合、複数フィールド監視回路19は当該小領域を字幕領域と判定する。
この第2実施例に係る字幕検出装置10Bは、ノイズ等に起因する字幕領域の誤検出を除去することができる。つまり字幕検出装置10Bは、字幕検出装置10Aに比べ、字幕領域の検出結果が上記所定数フィールド遅れるが、検出結果の信頼性が向上する。
図6は本発明の第3実施例に係る字幕検出装置10Cの構成を示すブロック図である。字幕検出装置10Cは図1の字幕検出装置10Aの小領域内ダイナミックレンジ算出回路16の替わりに、比較器21及び小領域内高輝度画素数カウント回路22が設けられている。
前述したように、字幕領域中の文字は一般に最高輝度である白色で表示される。比較器21、小領域内高輝度画素数カウント回路22、及び比較器23は、小領域内の高輝度画素数を計数し、該高輝度画素数が比較閾値HBTより大きい場合、当該小領域を字幕領域と判断する。
比較器21は、垂直LPF11からの現フィールド信号S1と輝度レベル比較閾値BLTとを比較し、 比較閾値BLTより現フィールド信号S1の値の方が大きい場合、Hレベルパルスを1つ出力する。カウント回路22は比較器21からの出力パルスを計数し、係数結果HBCを出力する。比較器23は係数結果HBCと高輝度画素数比較閾値HBTとを比較し、比較結果HBRを出力する。比較器21、カウント回路22、及び比較器23以外の回路ブロックの動作は、図1の字幕検出装置10Aと同様である。
図7は本発明の第4実施例に係る字幕検出装置10Dの構成を示すブロック図である。字幕検出装置10Dは図1の字幕検出装置10Aに、図6の比較器21、カウント回路22、及び比較器23が追加されている。このように、上記小領域が字幕領域であるか否かを判定するための判定条件を増加することにより、字幕検出装置の字幕領域検出精度を向上することができる。
図8は本発明が適用される順次走査装置40の一例を示す。図8のプルダウン信号検出回路47は、図7の本発明の一実施例に係る字幕検出装置10Dを含む。
飛び越し走査の入力輝度信号である現フィールド信号S1は第1フィールド遅延回路41に入力され、1フィールド後に1フィールド遅延信号S2として読み出される。フィールド遅延回路41は、例えば1フィールド分のメモリ領域を2つ有し、入力される1フィールド分の映像信号が2つのメモリ領域に交互に記録される。記録された映像信号の読出しも、2つのメモリ領域に対して交互に行われる。従って、記録された現フィールド信号が第1フィールド遅延回路41から1フィールド遅延信号S2として読み出されているとき、次の現フィールド信号が、フィールド信号S1として第1フィールド遅延回路41に記録される。1フィールド遅延信号S2は第2フィールド遅延回路42に入力され、1フィールド後に2フィールド遅延信号S3として読み出される。第2フィールド遅延回路42の構成及び動作は、第1フィールド遅延回路41と同様である。
図9は飛び越し走査の2−3プルダウン信号が遅延される様子を示す。図9(a)は、入力される現フィールド信号(2−3プルダウン信号)S1を示している。Aeは映像フィルムの1コマAを元にして生成された偶数(even)フィールド、Aoは映画フィルムの前記コマAを元にして生成された奇数(odd)フィールドを示している。Beは映画フィルムのコマBを元にして生成された偶数フィールド、Boは映画フィルムのコマBを元にして生成された奇数フィールドを示している。Ce、Co…についても同様である。図9(b)は、図9(a)の信号を1フィールド遅延した1フィールド遅延信号S2を示している。図9(c)は、図9(b)の信号を更に1フィールド遅延した1フレーム遅延信号S3を示している。
図10はプルダウン信号の他の方式として飛び越し走査の2−2プルダウン信号を示す。このように2−2プルダウン信号は、映画フィルムの各コマを元に生成された奇数フィールド及び偶数フィールド映像信号である。2−2プルダウン信号の場合も、2−3プルダウン信号と同様に各フィールド遅延回路にて1フィールド期間遅延される。
図8の説明に戻り、動画系補間信号生成回路43は、現フィールド信号S1、1フィールド遅延信号S2、2フィールド遅延信号S3から、1フィールド遅延信号S2のライン間に位置される動画系補間信号を、例えば動きベクトルによる動き補償補間により生成する。静画系補間信号生成回路44は、現フィールド信号S1、2フィールド遅延信号S3から、1フィールド遅延信号S2のライン間に位置される静画系補間信号を、例えば現フィールド信号S1と2フィールド遅延信号S3の平均により、あるいは2フィールド遅延信号S3そのものの値を用いて生成する。
動き検出回路45は、現フィールド信号S1、2フィールド遅延信号S3から、フレーム間の動きを検出し、動き検出信号を混合回路46に出力する。混合回路46は、混合比率を前記動き検出信号に応じて変化させて、前記動画系補間信号と前記静画系補間信号を混合し、動き適応補間信号を生成する。
プルダウン信号検出回路47は、現フィールド信号S1、1フィールド遅延信号S2、2フィールド遅延信号S3から、1フィールド遅延信号S2がプルダウン信号であるか検出し、プルダウン信号検出信号PDDとペアフィールド選択信号PFDを生成する。
図11は本発明に係るプルダウン信号検出回路47の一実施例を示す。プルダウン信号検出回路47は、本発明による字幕検出装置の一例として、図7の第4実施例に係る字幕検出装置10Dを含む。従って、ここでは字幕検出装置10D以外の回路ブロックについて説明する。
フレーム間差分絶対値回51には、それぞれ垂直LPFを介して現フィールド信号S1及び2フィールド遅延信号S3が入力される。フレーム間差分絶対値回路51は、前記2つの入力信号間の差分絶対値FDBを画素単位に算出する。小領域内積分回路52は、小領域内の差分絶対値FDBを積分(加算)し、その積分値SDBを出力する。
フレーム間小領域動き検出回路53は、積分値SDBを基に、小領域内画像のフレーム間での動き(画素値変化)を検出し、動き検出結果FMBを出力する。フレーム間小領域動き検出回路53は、積分値SDBが例えば所定閾値より大きい場合、フレーム間で画像が動いている(画素値変化が大きい)と判断し、例えばHレベル信号を出力する。
フレーム間全画面相関検出回路54は、動き検出結果FMBを基に、全画面におけるフレーム間の相関(類似)の強度を検出し、フレーム間相関検出結果FRBを出力する。例えばフレーム間全画面相関検出回路54は、画像が動いている(画素値変化が大きい)と判断された小領域の数を1画面内で合計し、その合計値が所定閾値より大きい場合、1画面の相関検出結果FRBとして「弱(例えば0)」を出力する。
フィールド間小領域動き検出回路55は、積分値SDAを基に、小領域内画像のフィールド間での動き(画素値変化)を検出し、動き検出結果FMAを出力する。フィールド間小領域動き検出回路55は、積分値SDAが例えば所定閾値より大きい場合、フィールド間で画像が動いている(画素値変化が大きい)と判断し、例えばHレベル信号を出力する。
フィールド間全画面相関検出回路56は、動き検出値FMAを基に、全画面におけるフィールド間の相関の強度を検出し、フィールド間全画面相関検出結果FRAを出力する。例えばフィールド間全画面相関検出回路56は、画像が動いている(画素値変化が大きい)と判断された小領域の数を1画面内で合計し、その合計値が所定閾値より大きい場合、1画面の相関検出結果FRBとして「弱(例えば0)」を出力する。
ここで、字幕検出装置10Dの検出結果STDが「字幕(例えば1)」を示す場合、フレーム間小領域動き検出回路53及びフィールド間小領域動き検出回路55は、共に動いていないことを示す信号(例えば0)を出力する。通常、字幕領域ではフレーム間及びフィールド間小領域動き検出回路53、55は、背景画像が静止画であっても動画像であっても、共に画像が動いている(画素値変化が大きい)と判断する。従って本実施例では、字幕領域ではフレーム間及びフィールド間小領域動き検出回路53、55の出力信号を共に0(動いていない)に設定する。これにより、画像の動きを誤検出する確率を大幅に減少させることができる。
他の実施例では、字幕検出装置10Dの検出結果が「字幕(例えば1)」を示す場合、フレーム間全画面相関検出回路54及びフィールド間全画面相関検出回路56における全画面内の小領域数が減少される。例えば1画面が1000の小領域で構成され、字幕として検出された小領域数が100であった場合、フレーム間全画面相関検出回路54は残りの900の小領域について、検出結果FMBに基づいて、フレーム間相関の強度を判断する。同様にフィールド間全画面相関検出回路56も、残りの900の小領域について、検出結果FMAに基づいて、フィールド間相関の強度を判断する。この場合、字幕領域検出結果STDは、図11の動き検出回路53、55ではなく、点線で示すようにフレーム間全画面相関検出回路54及びフィールド間全画面相関検出回路56に供給される。従って、字幕領域に影響されずに、フレーム間相関及びフィールド間相関の強度を判定できる。
プルダウン信号判定回路57は、フィールド間相関検出信号FRA及びフレーム間相関検出信号FRBに基づいて、入力されている映像信号がプルダウン信号であるか否かを示すプルダウン信号検出信号PDDを出力する。またプルダウン信号判定回路57は、相関検出信号FRA及びFRBに基づいて、1フィールド遅延信号S2に対するペアフィールドを示すペアフィールド信号PFDを出力する。
図12はフィールド間相関及びフレーム間相関の判定結果例を示し、ここでは2−3プルダウン信号が装置に入力されている場合を示す。
図12(a)は現フィールド信号S1、図12(b)は1フィールド遅延信号S2、図12(c)は2フィールド遅延信号S3、図12(d)はフレーム間(S1とS3)の相関(フレーム相関検出信号FRB)、図12(e)はフィールド間(S1とS2)の相関(フィールド相関検出信号FRA)を示す。
例えば図12のように2−3プルダウン信号が入力されている場合、連続するフィールドにおいて、フレーム間相関検出回路54の判定結果は、図12(d)の期間P1のように、「"弱"、"弱"、"強"、"弱"、"弱"」のパターンの繰り返しになるので、プルダウン信号判定回路57はこのプルダウンパターンを検出する。また、2−2プルダウン信号の場合、連続するフィールドにおいて、フレーム間相関判定回路36の判定結果は、「常に"弱"」のパターンになるので、プルダウン信号判定回路57はこのプルダウンパターンを検出する。
また、2−3プルダウン信号の場合、連続するフィールドにおいてフィールド間相関検出回路56の判定結果は、図12(e)の期間P1ように、「"弱"、"強"、"強"、"弱"、"強"」のプルダウンパターンの繰り返しになるので、プルダウン信号判定回路57はこのプルダウンパターンを検出する。
プルダウン信号判定回路57は、上記のようなプルダウンパターンの検出結果が、所定フィールド数の期間において連続する場合、そのプルダウンパターンに応じて、装置に入力されているフィールド信号が2−3プルダウン信号又は2−2プルダウン信号などのプルダウン信号であると判定する。
装置に入力されているフィールド信号がプルダウン信号である場合には、1フィールド遅延信号S2とペアになるフィールドが、現フィールド信号S1であるか2フィールド遅延信号S3であるかを示すペアフィールド選択信号PFDが出力される。
図8の説明に戻り、第1のセレクタ48はペアフィールド選択信号PFDに応じて、1フィールド遅延信号S2とペアになるフィールドとして、現フィールド信号S1と2フィールド遅延信号S3のどちらか一方を選択し、ペアフィールド信号PFとして第2のセレクタ49に出力する。第2のセレクタ49は、プルダウン信号検出信号PDDがプルダウン信号を示す場合にはペアフィールド信号PFを、そうでない場合には動き適応補間信号MRCを選択し、選択した信号を補間信号ICSとして出力する。またセレクタ49は、字幕領域検出信号STDが字幕領域を示す場合、動き適応補間信号MRCを補間信号ICSとして出力する。
順次走査整列回路50は、前記補間信号ICSと直接信号である1フィールド遅延信号S2とを、順次走査順に整列(合成)して順次走査変換信号CPSを生成する。
従って、本発明の1実施例に係る順次走査装置40は、入力映像信号がプルダウン信号で画面中に字幕領域を含む場合、字幕領域を例えば8×8画素の小領域単位で正確に検出し、字幕領域以外の映像信号を基にプルダウン信号を検出するので、プルダウン信号の検出精度が向上する。
また本発明の1実施例によれば、プルダウン信号中の字幕領域を上記小領域単位で正確に検出し、該字幕領域についてのみ、動き適応補間信号MRCを直接信号S2の補間信号として、順次走査変換信号CPSを生成する。
例えば図9(c)において、字幕がフィールドF2から挿入されている場合、従来のプルダウン補間処理を行うと、プルダウン信号の最初のフレームとしてフィールドF1とF2が合成される。従って表示画面には図2(a)のような文字が表示される。このように、字幕の文字が縞状に表示される現象をコーミング現象という。
本発明では上記したように、字幕領域を小領域単位で検出し、該字幕領域のみ、動き適応補間信号MRCを直接信号S2の補間信号としてフィールドを合成するので、入力映像信号がプルダウン信号であってもコーミング現象は起こらない。尚、字幕領域においては、プルダウン信号は無視され映像が僅かに劣化するが、そのように劣化する領域は、文字の輪郭付近(小領域の幅)の背景画像に制限される。更に、字幕領域は一般に画面中の下部あるいは上部のように画面の端に設けられるので、このような文字輪郭付近の背景画像の劣化は大きな問題とはならない。
即ち、本発明の実施例によれば、プルダウン信号の検出精度が向上し、字幕のコーミング現象が防止され、その結果、鮮明な映像及び字幕(文字列)を表示することが可能となる。
以上説明された本発明の様々な実施例を構成する各ブロックは、電子回路からなるハードウエアあるいは必要に応じてソフトウエアの処理ステップとして構成することができる。
また、以上の説明はこの発明の実施の形態であって、この発明の装置及び方法を限定するものではなく、様々な変形例を容易に実施することができる。又、各実施形態における構成要素、機能、特徴あるいは方法ステップを適宜組み合わせて構成される装置又は方法も本発明に含まれるものである。
本発明の第1実施例に係る字幕検出装置10Aの構成を示すブロック図である。 フィールド信号における字幕の一例を示す。 ダイナミックレンジ算出回路16の第1実施例としてダイナミックレンジ算出回路16Aを示す。 ダイナミックレンジ算出回路16の第2実施例としてダイナミックレンジ算出回路16Bを示す。 本発明の第2実施例に係る字幕検出装置10Bの構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施例に係る字幕検出装置10Cの構成を示すブロック図である。 本発明の第4実施例に係る字幕検出装置10Dの構成を示すブロック図である。 本発明が適用される順次走査装置40の一例を示す。 飛び越し走査の2−3プルダウン信号が遅延される様子を示す。 プルダウン信号の他の方式として飛び越し走査の2−2プルダウン信号を示す。 本発明に係るプルダウン信号検出回路47の一実施例を示す。 2−3プルダウン信号のフィールド間相関及びフレーム間相関の判定結果例を示す。

Claims (13)

  1. 入力映像信号の現フィールド信号と、その1フィールド遅延信号とのフィールド間差分を提供する差分手段と、
    前記入力映像信号からなる画面を小領域に分割し、各小領域内に含まれる前記フィールド間差分を積分し、小領域内積分値を提供する積分手段と、
    前記積分手段からの前記小領域内積分値と第1比較値とを比較し、積分値比較結果を前記小領域毎に提供する第1比較手段と、
    前記画面を小領域に分割し、各小領域内の輝度のダイナミックレンジを算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された前記ダイナミックレンジと第2比較値とを比較し、ダイナミックレンジ比較結果を前記小領域毎に提供する第2比較手段と、
    前記積分値比較結果と前記ダイナミックレンジ比較結果とのAND演算を行い、該演算結果を字幕領域検出信号として前記小領域毎に提供する演算手段と、
    を具備することを特徴とする字幕検出装置。
  2. 前記字幕領域検出信号が、所定フィールド数以上連続して字幕領域を検出していることを示す場合、当該小領域を字幕領域と判定する複数フィールド監視手段を具備することを特徴とする請求項1記載の字幕検出装置。
  3. 前記画面を小領域に分割し、各小領域内の高輝度画素の画素数を計数する計数手段と、
    前記計数手段により計数された前記画素数と所定閾値とを比較し、高輝度画素数比較結果を前記小領域毎に提供する第3比較手段とを具備し、
    前記演算手段は、前記積分値比較結果と前記ダイナミックレンジ比較結果と前記高輝度画素数比較結果とのAND演算を行うことを特徴とする請求項1記載の字幕検出装置。
  4. 入力映像信号の現フィールド信号と、その1フィールド遅延信号とのフィールド間差分を提供する差分手段と、
    画面を小領域に分割し、各小領域内に含まれる前記フィールド間差分を積分し、小領域内積分値を提供する積分手段と、
    前記積分手段からの前記小領域内積分値と第1比較値とを比較し、積分値比較結果を前記小領域毎に提供する第1比較手段と、
    前記画面を小領域に分割し、各小領域内の高輝度画素の画素数を計数する小領域内高輝度画素数計数手段と、
    前記計数手段により係数された前記画素数と所定閾値とを比較し、高輝度画素数比較結果を前記小領域毎に提供する第2比較手段と、
    前記積分値比較結果と前記高輝度画素数比較結果とのAND演算を行い、該演算結果を字幕領域検出信号として前記小領域毎に提供する演算手段と、
    を具備することを特徴とする字幕検出装置。
  5. 前記現フィールド信号の高域ノイズ成分を除去する水平または垂直方向の第1フィルタと、前記1フィールド遅延信号の高域ノイズ成分を除去する水平または垂直の第2フィルタとを具備し、
    前記第1フィルタでノイズ除去された現フィールド信号は、前記差分手段及び前記算出手段に供給され、前記第2フィルタでノイズ除去された1フィールド遅延信号は前記差分手段に供給されることを特徴とする請求項1記載の字幕検出装置。
  6. 前記小領域内ダイナミックレンジ算出手段は、前記現フィールドにおける前記小領域内の最高輝度と最低輝度との差をダイナミックレンジとして提供することを特徴とする請求項1記載の字幕検出装置。
  7. 前記小領域内ダイナミックレンジ算出手段は、前記小領域内で、1番目に輝度が高い画素からn番目に輝度が高い画素までの輝度の平均値と、1番目に輝度が低い画素からn番目に輝度が低い画素までの輝度の平均値との差をダイナミックレンジとすることを特徴とする請求項1記載の字幕検出装置。
  8. 入力映像信号の現フィールド信号と、その2フィールド遅延信号とのフレーム間差分を提供する第1差分手段と、
    前記入力映像信号からなる画面を小領域に分割し、各小領域内に含まれる前記フレーム間差分を積分し、小領域内の第1積分値を提供する第1積分手段と、
    入力映像信号の現フィールド信号と、その1フィールド遅延信号とのフィールド間差分を提供する第2差分手段と、
    前記画面を小領域に分割し、各小領域内に含まれる前記フィールド間差分を積分し、小領域内の第2積分値を提供する第2積分手段と、
    前記画面を小領域に分割し、各小領域内の輝度のダイナミックレンジを算出する算出手段を有し、前記現フィールド信号と前記第2積分値と前記ダイナミックレンジとを基に、前記小領域が字幕領域であるか否か検出し、字幕検出信号を小領域毎に出力する字幕検出手段と、
    前記字幕検出手段から小領域毎に出力される前記字幕検出信号と、前記第1積分手段からの前記第1積分値に基づいて、フレーム間相関の強度を検出するフレーム相関検出手段と、
    前記字幕検出手段から小領域毎に出力される前記字幕検出信号と、前記第2小領域内積分手段からの前記第2積分値に基づいて、フィールド間相関の強度を検出するフィールド相関検出手段と、
    前記フレーム相関検出手段により検出された前記フレーム間相関の強度と、前記フィールド相関件手段により検出された前記フィールド相関強度とに基づいて、前記入力映像信号がプルダウン信号であるか否か判定する判定手段と、
    を具備することを特徴とするプルダウン信号検出装置。
  9. 前記字幕検出手段は、
    前記字幕領域検出信号が、所定フィールド数以上連続して字幕領域を検出していることを示す場合、当該小領域を字幕領域と判定する複数フィールド監視手段を具備することを特徴とする請求項8記載のプルダウン信号検出装置。
  10. 前記字幕検出手段は、
    前記画面を小領域に分割し、各小領域内の高輝度画素の画素数を計数する計数手段と、
    前記計数手段により計数された前記画素数と所定閾値とを比較し、高輝度画素数比較結果を前記小領域毎に提供する比較手段と、を具備し、
    前記演算手段は、前記積分値比較結果と前記ダイナミックレンジ比較結果と前記高輝度画素数比較結果とのAND演算を行うことを特徴とする請求項8記載のプルダウン信号検出装置。
  11. 入力映像信号の現フィールド信号と、その1フィールド遅延信号とのフィールド間差分を生成するステップと、
    前記入力映像信号からなる画面を小領域に分割し、各小領域内に含まれる前記フィールド間差分を積分し、小領域内積分値を提供するステップと、
    前記小領域内積分値と第1比較値とを比較し、積分値比較結果を前記小領域毎に提供するステップ、
    前記画面を小領域に分割し、各小領域内の輝度のダイナミックレンジを算出するステップ、
    前記ダイナミックレンジと第2比較値とを比較し、ダイナミックレンジ比較結果を前記小領域毎に提供するステップと、
    前記積分値比較結果と前記ダイナミックレンジ比較結果とのAND演算を行い、該演算結果を字幕領域検出信号として前記小領域毎に提供するステップと、
    を具備することを特徴とする字幕検出方法。
  12. 前記字幕領域検出信号が、所定フィールド数以上連続して字幕領域を検出していることを示す場合、当該小領域を字幕領域と判定するステップを具備することを特徴とする請求項11記載の字幕検出方法。
  13. 前記画面を小領域に分割し、各小領域内の高輝度画素の画素数を計数するステップと、
    前記高輝度画素の画素数と所定閾値とを比較し、高輝度画素数比較結果を前記小領域毎に提供するステップとを具備し、
    前記AND演算ステップは、前記積分値比較結果と前記ダイナミックレンジ比較結果と前記高輝度画素数比較結果とのAND演算を行うことを特徴とする請求項11記載の字幕検出方法。
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