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JP2007251927A - 赤目補正機能を有するカメラ - Google Patents

赤目補正機能を有するカメラ Download PDF

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JP2007251927A JP2007019194A JP2007019194A JP2007251927A JP 2007251927 A JP2007251927 A JP 2007251927A JP 2007019194 A JP2007019194 A JP 2007019194A JP 2007019194 A JP2007019194 A JP 2007019194A JP 2007251927 A JP2007251927 A JP 2007251927A
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Abstract

【課題】撮影状況に適した処理時間で赤目検出および赤目補正処理を行う。
【解決手段】撮影が高速連写モードで行われる場合は、簡易赤目補正処理として、本画像401を基に生成した画素数の小さい表示用縮小画像404を用いて赤目検出を行う。撮影が低速連写モードまたは単写モードで行われる場合は、標準赤目補正処理として、本画像401の合焦領域内画像402と上記の表示用縮小画像404とを用いて赤目検出を行う。簡易赤目補正処理と標準赤目補正処理において、赤目検出に要する時間が所定時間以上である場合は、赤目検出を中断して赤目補正処理を行わない。再生モードでは、高精度赤目補正処理として、本画像401の合焦領域内画像402と本画像401を基に生成した画素数の小さい赤目検出用縮小画像403とを用いて赤目検出を行う。高精度赤目補正処理における赤目検出に要する時間については規制を設けず、赤目が検出されるまで処理を継続する。
【選択図】図4

Description

本発明は、電子閃光装置を有するカメラにおける赤目補正機能に関する。
撮像画像を参照して赤目検出処理を行うものが知られている。下記特許文献1には、撮像した画像の縮小画像を用いて赤目検出処理を行うことにより処理時間を改善したものが開示されている。
特開2005−167697号公報
しかし、単写、連写によらず同一の赤目検出処理方式を用いているので、撮影状況に適した処理時間で赤目検出および補正処理が行えないという問題がある。
請求項1の発明による電子カメラは、撮像素子で被写体を撮像して取得された画像に基づいて、複数枚の赤目検出用画像を生成する画像生成手段と、電子カメラ機能に関する複数のモードの中からいずれか1つのモードを設定する設定手段と、設定手段で設定されたモードに基づいて異なる複数の赤目検出処理の中からいずれかひとつを選択する選択手段と、選択手段で選択された赤目検出処理により、赤目検出用画像に基づいて赤目を検出する赤目検出手段とを備える特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の電子カメラにおいて、異なる複数の赤目検出処理において使用する赤目検出用画像はそれぞれ異なることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2の電子カメラにおいて、それぞれ異なる複数の赤目検出用画像の画像精度はそれぞれ異なることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項2の電子カメラにおいて、それぞれ異なる複数の赤目検出用画像の画素数はそれぞれ異なることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項の電子カメラにおいて、それぞれ異なる複数の赤目検出処理の一つでは、1枚の赤目検出用画像を使用して赤目検出を行い、他の赤目検出処理では、1枚の赤目検出用画像とはそれぞれ異なる2枚の赤目検出用画像を使用して赤目検出を行うことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項の電子カメラにおいて、複数のモードは撮影モードおよび再生モードを含み、赤目検出手段は、再生モードが設定された場合に第1の赤目検出処理により赤目を検出し、撮影モードが設定された場合に第2の赤目検出処理により赤目を検出することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1の電子カメラにおいて、複数のモードは高速連写モードおよび低速連写モードを含み、赤目検出手段は、低速連写モードが設定された場合に第1の赤目検出処理により赤目を検出し、高速連写モードが設定された場合に第2の赤目検出処理により赤目を検出することを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項6または7の電子カメラにおいて、画像生成手段は、撮像素子で被写体を撮像して取得された画像に基づいて、画像精度の優れた第1の赤目検出用画像と画像精度の劣る第2の赤目検出用画像とを生成し、第1の赤目検出処理は、第1の赤目検出用画像に基づいて赤目を検出し、第2の赤目検出処理は、第1の赤目検出用画像と第2の赤目検出用画像とに基づいて赤目を検出することを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項8の電子カメラにおいて、第2の赤目検出処理は、第2の赤目検出用画像で赤目を検出できない場合に、第1の赤目検出用画像で赤目を検出することを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項6乃至9のいずれか1項の電子カメラにおいて、異なる複数の赤目検出処理の処理時間には制限が設けられ、第2の赤目検出処理の処理時間の時間制限は第1の赤目検出処理の処理時間の制限時間よりも短いことを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項1の電子カメラにおいて、複数のモードは高速連写モード、低速連写モードおよび再生モードを含み、設定手段により高速連写モードが設定された場合、第1の赤目検出処理を選択し、設定手段により低速連写モードが設定された場合、第2の赤目検出処理を選択し、設定手段により再生モードが設定された場合、第3の赤目検出処理を選択する選択手段と、選択手段で選択された赤目検出処理により、赤目検出用画像に基づいて赤目を検出する赤目検出手段とを備えることを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項11の電子カメラにおいて、画像生成手段は、撮像素子で被写体を撮像して取得された画像に基づいて、画像精度が最も劣る第1の赤目検出用画像と、撮像された画像の合焦領域内の画像であって、画像精度が最も優れた第2の赤目検出用画像と、画像精度が前記第1および第2の赤目検出用画像の中間である第3の赤目検出用画像を生成し、第1の赤目検出処理は、第1の赤目検出用画像に基づいて前記赤目を検出し、第2の赤目検出処理は、第1の赤目検出用画像と第2の赤目検出用画像とに基づいて赤目を検出し、第3の赤目検出処理は、第3の赤目検出用画像と第2の赤目検出用画像とに基づいて赤目を検出することを特徴とする。
請求項13の発明は、請求項12の電子カメラにおいて、第2の赤目検出処理は、第1の赤目検出用画像で赤目を検出できない場合に、第2の赤目検出用画像で赤目を検出し、第3の赤目検出処理は、第3の赤目検出用画像で赤目を検出できない場合に、第2の赤目検出用画像で赤目を検出することを特徴とする。
請求項14の発明は、請求項12または13の電子カメラにおいて、第1の赤目検出用画像は、撮像素子で被写体を撮像して取得されて記録に用いる画像を縮小した表示用の画像であり、第3の赤目検出用画像は、記録に用いる画像を縮小した赤目検出用の画像であることを特徴とする。
請求項15の発明は、請求項11乃至14のいずれか1項の電子カメラにおいて、第1および第2の赤目検出処理の処理時間には制限が設けられ、第1の赤目検出処理の処理時間の時間制限は第2の赤目検出処理の処理時間の制限時間よりも短いことを特徴とする。
請求項16の発明は、請求項1乃至15のいずれか1項の電子カメラにおいて、赤目検出手段は、赤目検出用画像に基づいて赤目が発生する位置を検出する赤目位置検出手段を含み、電子カメラは、赤目位置検出手段で検出された赤目位置に基づいて、撮像された画像に対して赤目補正処理を施す処理手段をさらに備えることを特徴とする。
本発明によれば、設定されたモードに応じて適切に赤目検出をするカメラを得ることができる。
以下、図面に基づき、本発明による赤目補正機能を備える一眼レフ電子カメラの実施形態を説明する。図1は、本発明によるカメラの要部構成を説明する図であり、このカメラは、カメラボディ100、ファインダ装置120A、撮影を指示するレリーズボタン213、および撮影レンズ130を備える。撮影レンズ130は、レンズ131a〜131cおよび絞り132を有しカメラボディ100に着脱される。レンズ群131bが焦点調節レンズであり、レンズ駆動モータ133で駆動される。
被写体光は撮影レンズ130を通ってカメラボディ100に入射し、レリーズボタン213の全押し操作前はクイックリターンミラー111で反射して、ファインダスクリーン120に結像する。その被写体像はペンタプリズム121からリレーレンズ122を通って接眼レンズ123に導かれるとともに、ペンタプリズム121から測光用再結像レンズ124により、SPDやCCD等からなる測光素子125の受光面上に再結像する。測光素子125により被写体の輝度分布が光電変換される。
また、レリーズボタン213の全押し操作前、クイックリターンミラー111の半透過領域を透過した被写体光は、サブミラー112で下方に反射され、焦点検出装置113に入射する。焦点検出装置113は、たとえば周知の位相差式焦点検出装置である。一方、レリーズボタン213が全押し操作されると、クイックリターンミラー111が上方に回動し、被写体光は図示しないシャッタを介して撮像素子、たとえばCCD202上に結像する。CCDに代えてCMOSなど他の光電変換素子を用いてもよい。
図2のブロック図に示すように、CCDドライバ203からの駆動信号によりCCD202から読み出されたアナログ画像信号は、プリプロセス回路204にて信号増幅や黒レベル調整などを施される。このアナログ画像信号は、A/Dコンバータ205によりデジタル画像信号に変換された後に、ASIC207へ入力される。ASIC207は、入力されたデジタル画像信号に対してγ補正やホワイトバランスなどの画像処理を施し、画像データとして出力する。この画像データは、撮影後にカラーモニタ211に表示されるとともに、メモリ209や着脱可能な不揮発性記録媒体208に記録される。
モード切替スイッチ212は、たとえば電子カメラの動作を撮影モード、再生モードおよびセットアップモードなどへ切り替える。撮影モードでは、高速連写モード、低速連写モード、単写モードなどが選択可能であり、レリーズボタン213の操作により撮影動作を行う。再生モードでは、CPU210は記録媒体208に記録されている画像データを読み出し、画像をカラーモニタ211に再生表示する。セットアップモードはメニュー設定などを行うモードであり、赤目補正処理もセットアップモードにおいて設定される。閃光装置オン/オフスイッチ214は、電子閃光装置206に対する発光許可もしくは発光禁止を設定するための操作信号をCPU210へ出力する。
CPU210は、機能上、赤目検出部210aと赤目補正部210bとを有する。赤目検出部210aは、ASIC207で生成された赤目検出用画像データを入力し、その画像データに基づいて赤目が発生している領域の位置座標を検出する。位置座標検出は、たとえば周知の色相、彩度、明度などの情報を用いて行う。赤目補正部210bは、赤目検出部210aで検出された赤目の位置座標に基づいて、撮影画像データの赤目部分に対して補正を行う。補正処理は、たとえば画像データの赤目部分に対して自然な目の表現となるよう赤目部分の色を周囲の色と置換する、もしくは特定の色で塗りつぶすなどの周知の方法を用いて行う。
ASIC207で作成される赤目検出用画像について図3を用いて説明する。図3(a)は本画像401を示す。この本画像401は、たとえば、CCD202で撮像されて出力される画像信号に対してホワイトバランス処理などが施されて生成された画像である。本画像401は、撮影モード時ではメモリ209に一時的に格納されているJPEG圧縮された画像データ、もしくは、記録媒体208に記録されているJPEG圧縮された画像データに基づいて取得される画像である。あるいは、本画像としてRAWデータを用いてもよい。データサイズは、たとえば2592ドット×1944ドットであるが、これに限定されるものではない。本画像401内の破線で囲まれた領域402は合焦領域であり、以後、この領域内の画像を便宜的に合焦領域内画像402と呼ぶ。主要被写体が人物の場合、人物の顔を中心に合焦させることが多いので、赤目検出部210aは、後述する赤目検出用縮小画像403とともに、この合焦領域内画像402も赤目の位置座標検出に使用する。
図3(b)は、本画像401よりもデータサイズが小さい赤目検出用縮小画像403を示す。赤目検出用縮小画像403の生成は、縮小処理により本画像401の赤目部分を示す色成分の情報が省略されることがないように、いわゆる単純間引きではなく補間処理をともなう間引き処理によりASIC207で行われる。なお、赤目検出用縮小画像403のデータサイズは、たとえば1024ドット×768ドットであるが、これに限定されるものではない。ただし、合焦領域内画像402の画素数よりも少ない画素数である。後述するように、この赤目検出用縮小画像403は、再生モード時に赤目検出部210aが赤目検出する際に用いられる。
図3(c)は、表示用縮小画像404を示す。表示用縮小画像404は、再生モード時にカラーモニタ211上に表示するためにASIC207により作成される画像である。表示用縮小画像404は、640ドット×480ドットのいわゆるVGA(Video Graphics Array)画像である。この表示用縮小画像404の画素数は赤目検出用縮小画像403よりも少ない。後述するように、この表示用縮小画像404は、高速連写モードや低速連写モード時に赤目検出部210aが赤目検出する際に用いられる。以上のように、合焦領域内画像402、赤目検出用縮小画像403、および表示用縮小画像404は赤目検出用画像として用いられる。
モード切替スイッチ212により設定される各種撮影モードまたは再生モードに応じて、上記複数種類の赤目検出用画像の中から赤目検出処理で赤目検出部210aが用いる画像が決まる。
高速連写モードが設定された場合は、赤目検出部210aは表示用縮小画像404を用いて赤目検出を行う。このときの処理を簡易赤目補正処理と呼ぶ。簡易赤目補正処理における動作を図4(a)に示す。撮像制御ではCCD202に蓄積された画像信号の読出し処理を行い、画像処理ではASIC207が表示用縮小画像404を生成する。赤目検出では、赤目検出部210aは表示用縮小画像404を用いて、前述のように赤目の位置座標を検出する。赤目補正では、赤目補正部210bは赤目検出で検出された赤目の位置座標を本画像401の座標に変換して、前述のように補正処理を行い、さらに本画像401をJPEG圧縮して記録する。
簡易赤目補正処理においては、CPU210は、1コマの総処理時間を200msecに設定する。1コマの総処理時間において、撮像制御、画像処理、赤目検出および赤目補正の各処理に振り分ける時間は、それぞれ50msecとする。赤目検出に要する時間はタイマにより計測され、50msec以上経過しても赤目の位置座標が検出されない場合は、赤目検出部210aは検出を中断し、赤目補正部210bは赤目補正処理をしない。そして、CPU210は総処理時間の200msecが経過するまで待機して、次のコマ撮影を行う。なお、1コマの処理時間は200msecに限定されるものではなく、また、各処理に振り分ける時間も50msecに限定されるものではない。
低速連写モードまたは単写モードが設定された場合は、赤目検出部210aは合焦領域内画像402と表示用縮小画像404を用いて赤目検出を行う。このときの処理を標準赤目補正処理と呼ぶ。標準赤目補正処理における動作を図4(b)に示す。各処理内容については、前述の簡易赤目補正処理と同様であるが、ASIC207は、撮像した本画像401に基づいて、合焦領域内画像402と表示用縮小画像404とを生成する。
赤目検出では、赤目検出部210aは表示用縮小画像404を用いて、前述のように赤目の位置座標を検出する。さらに、赤目検出部210aは合焦領域内画像402を用いて赤目の位置座標を検出する。そして、赤目検出部210aは、表示用縮小画像404から検出された赤目の位置座標と、合焦領域内画像402から検出された赤目の位置座標とを比較して、2つの赤目の位置座標が一致するか否かを判定する。2つの赤目の位置座標が一致する場合は、赤目補正部210bは、検出された赤目の位置座標を用いて赤目補正処理を行なう。
2つの赤目の位置座標が一致しない場合は、赤目検出部210aは、合焦領域内画像402の周辺に設定された周辺領域画像405のいずれか一つを用いて赤目の位置座標を検出する。そして、赤目検出部210aは、表示用縮小画像404から検出された赤目の位置座標との一致を判定する。図9は、周辺領域画像405と合焦領域内画像402との位置関係を示す。赤目検出部210aがいずれの周辺領域画像405を用いるかは、たとえば、図9の周辺領域画像405の内部に施された数字に示す順序で切り換えて選択すればよい。
低速連写モードや単写モードにおいては、高速連写モードほどの高速処理が要求されないので、CPU210は、1コマの総処理時間を250msecとして設定する。1コマの総処理時間において、撮像制御、画像処理および赤目補正の各処理にそれぞれ50msec、赤目検出に100msecの時間を振り分ける。赤目検出に要する時間は、簡易赤目補正処理の場合と同様にタイマにより計測される。100msec以上経過しても赤目の位置座標が検出されない場合は、赤目検出部210aは検出を中断し、赤目補正部210bは赤目補正処理を行わない。そして、CPU210は、簡易赤目補正処理と同様に総処理時間250msecが経過するまで待機する。なお、1コマの処理時間は250msecに限定されるものではなく、また、各処理に振り分ける時間や赤目検出に振り分ける時間は、50msecや100msecに限定されるものではない。
再生モードが設定された場合は、赤目検出部210aは、合焦領域内画像402および赤目検出用縮小画像403を用いて赤目検出を行う。このときの処理を高精度赤目補正処理と呼ぶ。高精度赤目補正処理における動作を図4(c)に示す。読み出し処理で記録媒体208から読み出された画像データに基づいて、前述の簡易赤目補正処理や標準赤目補正処理と同様にして、ASIC207は合焦領域内画像402および赤目検出用縮小画像403を生成する。高精度赤目補正処理においては、CPU210は前述の簡易赤目補正処理や標準赤目補正処理のような1コマの処理時間を規定しない。すなわち、赤目が検出されるまで、赤目検出部210aは処理を継続する。また、合焦領域内画像402および赤目検出用縮小画像403から検出された赤目の位置座標が一致しない場合は、標準赤目補正処理と同様に、赤目検出部210aは、合焦領域内画像402の周辺に設定された周辺領域画像405のいずれか一つを用いて赤目の位置座標を検出する。
以上説明した3つの補正処理の手順を次に説明する。
―簡易赤目補正処理―
電子カメラにおいて、高速連写モードが設定された場合の撮影画像に対する赤目の補正処理、すなわち簡易赤目補正処理について、図5に示すフローチャートを用いて説明する。なお、図5に示すフローチャートは、電子カメラのCPU210で実行されるプログラムによる処理手順を示す。このプログラムはメモリ(不図示)に格納されており、撮影条件として、赤目補正処理、電子閃光装置206の発光、および高速連写モードが設定されると起動される。
ステップS101にて、レリーズボタン213の押下操作の有無を判定する。肯定された場合、すなわちレリーズボタン213の押下操作が行われたと判定された場合、ステップS102へ進む。否定された場合、すなわちレリーズボタン213の押下操作が行われていないと判定された場合は、レリーズボタン213の操作が行われるまで待機する。
ステップS102では、CCDドライバ203を介して、CCD202からの画像信号の読み出しを行う。読み出された画像信号がASIC207に入力されたら、ステップS103へ進む。ステップS103では、ASIC207へ画像生成処理の指示を行う。指示に従いASIC207で生成される画像は、前述のように本画像401と、この本画像401に基づいた表示用縮小画像404である。これらの画像が生成されたらステップS104へ進む。
ステップS104では、ASIC207で生成された本画像401および表示用縮小画像404の画像データをメモリ209へ格納する。両画像データを格納したらステップS105へ進む。ステップS105では、表示用縮小画像404の中で赤目が発生している領域の位置座標の検出を開始してステップS106へ進む。なお、赤目の位置座標検出開始とともにタイマを起動させて、位置座標検出に要する時間の計測を開始する。
ステップS106では、赤目の位置座標が検出されたか否かを判定する。肯定された場合、すなわち赤目の位置座標が検出されたと判定された場合は、ステップS107へ進む。否定された場合、すなわち赤目の位置座標が検出されていないと判定された場合は、ステップS112へ進む。
ステップS107では、ステップS105で時間計測を開始したタイマのタイマカウント値、すなわち赤目の位置座標検出に要した時間が、予め定めた時間である50msec以上であるか否かを判定する。肯定された場合、すなわち50msec以上経過したと判定された場合は、赤目の位置座標検出を中断し、本画像401への赤目補正処理を行わず、ステップS110へスキップする。ステップS107が否定された場合、すなわち50msec以上経過していないと判定された場合は、ステップS108へ進む。なお、ステップS107での判定が終了すると、ステップS105で起動したタイマによる時間計測を停止し、タイマカウント値をゼロにリセットする。
ステップS108では、表示用縮小画像404で検出された赤目の位置座標を基にして、本画像401における赤目の位置座標を算出する。すなわち、本画像401が2592ドット×1944ドット、表示用縮小画像404が640ドット×480ドットであるので、表示用縮小画像404で求めた赤目座標を縦方向、横方向へそれぞれ4.05倍して、本画像401における赤目の位置座標を求める。本画像401における赤目の位置座標が算出された後に、ステップS109へ進む。
ステップS109では、本画像401に対する赤目補正処理を行いステップS110へ進む。赤目補正処理は、メモリ209に格納されている本画像401の画像データにおいて、ステップS108で算出された位置座標の赤目を補正する。赤目補正は、前述のように赤目の色を周囲の色、もしくは特定の色で置換することにより行われる。
一方、ステップS105で開始した赤目の位置座標検出処理により赤目が検出されず、ステップS106における判定が否定された場合は、ステップS112において、ステップS105で時間計測を開始したタイマの計測時間が50msec以上経過しているか否かを判定する。肯定された場合、すなわち50msec以上経過していると判定された場合は、赤目の位置座標検出を中断し、本画像401の画像データへの赤目補正処理を行わず、ステップS110へ進む。また、このときステップS105で起動したタイマを停止し、タイマカウント値をゼロにリセットする。ステップS112が否定された場合、すなわち50msec以上経過していないと判定された場合は、ステップS105へ戻り、再度赤目の位置座標検出を開始する。
ステップS110では、メモリ209に一時的に格納されている本画像401の画像データをJPEG圧縮してステップS111へ進む。ステップS111では、圧縮処理後の本画像401の画像データを記録媒体208に記録する。
―標準赤目補正処理―
電子カメラにおいて、低速連写モードもしくは単写モードが設定された場合における赤目補正処理、すなわち標準赤目補正処理について、図6に示すフローチャートを用いて説明する。なお、図6に示すフローチャートは、簡易赤目補正処理の場合と同様、電子カメラのCPU210で実行されるプログラムによる処理手順を示す。このプログラムはメモリ(不図示)に格納されており、赤目補正処理、電子閃光装置206の発光、低速連写モードまたは単写モードが設定されると起動される。また、図5に示すフローチャートと同様の処理内容のものについては同じ処理番号を付し、相違点を主に説明する。
ステップS203では、ASIC207へ画像生成処理の指示を行う。指示に従いASIC207で生成される画像は、前述のように本画像401と、この本画像401に基づく合焦領域内画像402および表示用縮小画像404である。これらの画像が生成されたらステップS204へ進む。
ステップS204では、ASIC207で生成された本画像401、合焦領域内画像402および表示用縮小画像404の画像データをメモリ209へ格納する。これらの画像データを格納したらステップS205へ進む。ステップS205では、表示用縮小画像404の中で赤目が発生している領域の位置座標の検出を開始してステップS206へ進む。なお、赤目の位置座標検出開始とともにタイマを起動させて、位置座標検出に要する時間の計測を開始する。
ステップS206では、赤目の位置座標が検出されたか否かを判定する。肯定された場合、すなわち赤目の位置座標が検出されたと判定された場合は、ステップS207へ進む。否定された場合、すなわち赤目の位置座標が検出されていないと判定された場合は、ステップS211へ進む。
ステップS207では、合焦領域内画像402の中で赤目が発生している領域の位置座標を検出して、ステップS208へ進む。ステップS208では、ステップS206で表示用縮小画像404を用いて検出された赤目の位置座標と、ステップS207で合焦領域内画像402を用いて検出された赤目の位置座標とが一致するか否かを判定する。肯定された場合、すなわち2つの赤目の位置座標が一致する場合は、ステップS209へ進む。否定された場合、すなわち2つの赤目の位置座標が一致しない場合はステップS214へ進む。
一方、赤目の位置座標が検出されずステップS206が否定された場合は、ステップS211において、ステップS205で時間計測を開始したタイマの計測時間が100msec以上であるか否かを判定する。肯定された場合、すなわち100msec以上経過していると判定された場合は、赤目の位置座標検出を中断して赤目補正処理を行わず、ステップS205で起動したタイマを停止させ、そのタイマカウント値をゼロにリセットした後、ステップS110へスキップする。否定された場合、すなわち100msec以上経過していないと判定された場合は、ステップS212へ進む。
ステップS212では、合焦領域内画像402に基づいて赤目の位置座標検出を行い、ステップS213へ進む。ステップS213では、赤目の位置座標が検出されたか否かを判定する。肯定された場合、すなわち赤目の位置座標が検出されたと判定された場合は、ステップS209へ進む。否定された場合、すなわち赤目の位置座標が検出されていないと判定された場合は、ステップS211へ戻る。
2つの赤目の位置座標が一致せずステップS208が否定判定された場合は、ステップS214において、ステップS205で開始したタイマによる計測時間が、予め定めた100msec以上であるか否かを判定する。肯定された場合、すなわち100msec以上経過したと判定された場合は、ステップS205で起動したタイマを停止させ、タイマカウント値をゼロにリセットした後、ステップS110へスキップする。ステップS214が否定された場合、すなわち100msec以上経過していなと判定された場合は、ステップS215へ進む。
ステップS215では、赤目の位置座標検出に使用する画像を、合焦領域内画像402の周辺に設定された周辺領域画像405のうちのいずれか一つに切り換える。周辺領域画像405の切換は、たとえば図9の周辺領域画像405内に数字で表したように、予め設定された所定の順序で行なうようにすればよい。ステップS215の処理が完了すると、ステップS216へ進む。
ステップS216では、周辺領域画像405に基づいて、赤目が発生している領域の位置座標を検出してステップS208へ戻り、表示用縮小画像404と周辺領域画像405との間で赤目座標の一致判定を繰り返す。
ステップS209では、ステップS205で開始したタイマによる計測時間が、予め定めた100msec以上であるか否かを判定する。肯定された場合、すなわち100msec以上経過したと判定された場合は、ステップS110へスキップする。否定された場合、すなわち100msec以上経過していないと判定された場合は、ステップS210へ進む。なお、ステップS209での判定が終了すると、ステップS205で起動したタイマによる時間計測を停止し、タイマカウント値をゼロにリセットする。
ステップS210では、合焦領域内画像402、表示用縮小画像404および周辺領域画像405のいずれかで検出された赤目の位置座標を基にして、本画像401の位置座標を算出する。すなわち、表示用縮小画像404で検出した赤目位置座標に基づく場合は次のように計算する。すなわち、本画像401が2592ドット×1944ドット、表示用縮小画像404が640ドット×480ドットなので、表示用縮小画像404で求められた赤目座標を縦方向、横方向へそれぞれ4.05倍して、本画像401における赤目の位置座標を求める。合焦領域内画像402または周辺領域画像405で検出した赤目位置座標に基づく場合は次のように計算する。合焦領域内画像402および周辺領域画像405は本画像401から切り出して生成した画像であるので、合焦領域内画像402または周辺領域画像405の赤目位置座標を本画像401の対応領域中の座標に対応付ければよい。本画像401における赤目の位置座標が算出された後に、ステップS109へ進む。
―高精度赤目補正処理―
電子カメラにおいて、再生モードが設定された場合の画像に対する赤目の補正処理、すなわち高精度赤目補正処理について、図7に示すフローチャートを用いて説明する。なお、図7に示すフローチャートは、電子カメラのCPU210で実行されるプログラムによる処理手順を示す。このプログラムはメモリ(不図示)に格納されており、再生モードが設定されると起動される。また、図5に示すフローチャートと同様の処理内容のものについては同じ処理番号を付し、相違点を主に説明する。
ステップS301では、記録媒体208に記録されている本画像401の画像データを読み出し、メモリ209へ格納してステップS302へ進む。ステップS302では、ASIC207に対して、メモリ209へ格納した本画像401の画像データに基づいて合焦領域内画像402と赤目検出用縮小画像403の作成を指示する。画像が生成されたら、ステップS303へ進む。なお、記録媒体208に記録されている本画像401の画像データには、合焦領域を特定する情報が書き込まれているものとする。
ステップS303では、合焦領域内画像402および赤目検出用縮小画像403の画像データをメモリ209へ格納し、ステップS304へ進む。ステップS304では、赤目検出用縮小画像403の中で赤目が発生している領域の位置座標の検出を開始してステップS305へ進む。
ステップS305では、赤目の位置座標が検出されたか否かを判定する。肯定された場合、すなわち赤目の位置座標が検出されたと判定された場合は、ステップS306へ進む。否定された場合、すなわち赤目の位置座標が検出されていないと判定された場合は、ステップS308へ進む。
ステップS306では、合焦領域内画像402の中で赤目が発生している領域の位置座標を検出して、ステップS307へ進む。ステップS307では、ステップS304で赤目検出用縮小画像403を用いて検出された赤目の位置座標と、ステップS306で合焦領域内画像402を用いて検出された赤目の位置座標とが一致するか否かを判定する。肯定された場合、すなわち2つの赤目の位置座標が一致する場合は、ステップS310へ進む。否定された場合、すなわち2つの赤目の位置座標が一致しない場合はステップS311へ進む。
一方、赤目検出用縮小画像403では赤目の位置座標が検出されずステップS305が否定された場合は、ステップS308において、合焦領域内画像402を基に赤目の位置座標検出を行い、ステップS309へ進む。ステップS309では、赤目の位置座標が検出されたか否かを判定する。肯定された場合、すなわち赤目の位置座標が検出されたと判定された場合は、ステップS310へ進む。否定された場合、すなわち赤目の位置座標が検出されていないと判定された場合は、ステップS314へ進む。
赤目検出用縮小画像403における赤目の位置座標と合焦領域内画像402における赤目の位置座標とが一致せずステップS307が否定判定された場合は、ステップS311において、図9に示す全ての周辺領域画像405に対して赤目の位置座標検出を行ったか否かを判定する。肯定された場合、すなわち全ての周辺領域画像405に対して赤目の位置座標検出を行った場合は、ステップS110へ進む。否定された場合、すなわち赤目の位置座標検出を行っていない周辺領域画像405が存在する場合は、ステップS312へ進む。赤目の位置座標検出を行っていない周辺領域画像405が存在しステップS311が否定判定された場合は、ステップS312において、赤目の位置座標検出に使用する画像を、合焦領域内画像402の周辺に設定された周辺領域画像405のうちのいずれか一つに切り換える。周辺領域画像405の切り換えは、上述したように予め設定された所定順序で行なう。ステップS312の処理が完了すると、ステップS313へ進む。
ステップS313では、周辺領域画像405に基づいて、赤目が発生している領域の位置座標を検出してステップS307へ戻り、赤目検出用縮小画像403と周辺領域画像405との間で赤目座標の一致判定を繰り返す。
合焦領域内画像402から赤目の位置座標が検出されずステップS309が否定判定された場合は、ステップS314に進む。ステップS314(全周辺領域画像に対する赤目検出処理の実行判定)からステップS316(周辺領域画像による赤目の位置座標検出)までの各処理は、ステップS311(全周辺領域画像に対する赤目検出処理の実行判定)からステップS313(周辺領域画像による赤目の位置座標検出)までの各処理と同様の処理を行なう。
ステップS310では、合焦領域内画像402、赤目検出用縮小画像403、もしくは周辺領域画像405で検出された赤目の位置座標を基にして、本画像401の位置座標を算出する。すなわち、赤目検出用画像403で検出した赤目位置座標に基づく場合は次のように計算する。本画像401が2592ドット×1944ドット、赤目検出用縮小画像403が1024ドット×768ドットなので、赤目検出用縮小画像403で求めた赤目座標を縦方向、横方向へそれぞれ2.53125倍して、本画像401における赤目の位置座標を求める。合焦領域内画像402または周辺領域画像405で検出した赤目位置座標に基づく場合は次のように計算する。合焦領域内画像402および周辺領域画像405は本画像401から切り出して生成した画像なので、合焦領域内画像402または周辺領域画像405の赤目位置座標を本画像401の対応領域中の座標に対応付ければよい。本画像401における位置座標が算出されたらステップS109へ進み、前述の赤目補正処理を行う。
以上で説明した実施の形態によれば、以下に示す作用効果を得ることができる。
(1)電子カメラで設定された複数のモードに応じて、簡易赤目処理、標準赤目処理および高精度赤目処理の中からいずれか1つの処理を選択して赤目を検出するようにした。したがって、設定されたモードにかかわらず、精度を低下させずに赤目を検出できる。
(2)撮影モードとして高速連写モードが設定された場合と、低速連写モードもしくは単写モードが設定された場合とで、異なる赤目検出処理を行うようにした。すなわち、高速処理が要求される高速連写モードにおいては簡易赤目補正処理、高速連写モードほどの高速処理が要求されない低速連写モードもしくは単写モードにおいては標準赤目補正処理を行う。その結果、赤目検出精度を低下させることなく要求される処理時間に応じた赤目補正を行うことができる。
(3)簡易赤目補正処理では、赤目検出部210aは、本画像401を間引いて作成された表示用縮小画像404を用いて赤目検出を行うようにした。したがって、本画像401よりも画素数の少ない表示用縮小画像404で赤目の位置座標を検出するので、高速連写モードに要求される高速処理に対応することができる。
(4)標準赤目補正処理では、赤目検出部210aは、本画像401から切出して作成された合焦領域内画像402と、本画像401を間引いて作成された表示用縮小画像404とを用いて赤目検出を行うようにした。すなわち、画素数の少ない表示用縮小画像404を用いて赤目の位置検出を行い、赤目が検出されない場合は、画素数の多い合焦領域内画像402を用いて赤目の位置検出を行う。したがって、赤目検出精度を低下させることなく、低速連写モードもしくは単写モードに要求される処理速度に対応することができる。
(5)標準赤目補正処理において、赤目検出部210aにより表示用縮小画像404の中に赤目が検出された場合は、画素数の多い合焦領域402を用いて既に検出された赤目の位置座標が正しいか否かを確認するようにした。したがって、唇を赤目と誤認識した状態で赤目補正処理を行うことが無くなり、赤目検出精度を保証することができる。
(6)高速連写モード、および低速連写モードまたは単写モードが選択された場合、赤目検出処理に要する時間が所定時間以上のときは、赤目検出部210aによる赤目検出処理を中断するようにした。さらに、上記の所定時間は簡易赤目補正処理と標準赤目補正処理とでは異なる時間を設定するようにした。したがって、いつまでも赤目補正処理を継続することにより、次のコマ撮影が行えないといったことが生じないので、シャッターチャンスを逃すことが防止される。
(7)再生モードが設定された場合は、高精度赤目補正処理を行うようにした。高精度赤目補正処理では、赤目検出部210aは、本画像401から切出して作成された合焦領域内画像402と、本画像401を間引いて作成された赤目検出用縮小画像403とを用いて赤目の位置座標を検出する。赤目検出用縮小画像403は表示用縮小画像404よりも画素数が多いので、赤目検出精度を保証することができる。
(8)高精度赤目補正処理では、赤目検出に要する時間に制限をかけないようにした。したがって、再生モードにおいては確実に赤目を検出することができる。
以上で説明した実施の形態を以下のように変形して実施することができる。
(1)簡易赤目補正処理および標準赤目補正処理において、合焦領域内画像402または表示用縮小画像404のすべての画像領域で赤目の位置座標検出が終了してから、本画像401の赤目補正および記録用の画像処理を行うようにした。しかし、図8に示すように、合焦領域内画像402または表示用縮小画像404における赤目の位置座標検出と、スキャンを終えた画像領域に対応する本画像401の画像領域の記録用画像処理とを並行して行うようにしてもよい。上記のようにすることで、赤目の位置座標検出に振り分けられる時間を長く設定することができる。もしくは赤目検出に振り分ける時間を変更せずに、1コマの処理に要する総時間を短く設定することもできる。
(2)簡易赤目補正処理および標準赤目補正処理において、赤目検出処理の開始から所要時間の計測を開始するものとして説明したが、撮像制御開始とともに時間計測を開始するようにしてもよい。その場合は、撮像制御開始から赤目検出処理の終了までに要する時間を所定時間として設定し、タイムアウト判定を行えばよい。
(3)簡易赤目補正処理および標準赤目補正処理において、撮像制御、画像処理、赤目検出および赤目補正の各処理にて時間計測を行い、各処理ごとに定めた所定時間でタイムアウト判定を行うようにしてもよい。この場合、各処理のうちのいずれかで処理時間が所定時間を超える時には、各処理を中断させることができる。
(4)本実施の形態の説明では、標準赤目補正処理で用いる画像を合焦領域内画像402および表示用縮小画像404としたが、赤目検出用縮小画像403と表示用縮小画像404とを用いるようにしてもよい。
(5)連写モードと再生モードの間で、赤目検出用画像や赤目検出処理方式を変えてもよい。たとえば、連写モードにおいては表示用縮小画像404を用いた簡易赤目補正処理を行い、再生モードにおいては表示用縮小画像404と合焦領域内画像402とを赤目検出用画像として用いた標準赤目補正処理を行ってもよい。または、連写モードに赤目検出用縮小画像403を用いた簡易赤目補正処理を行ってもよい。
(6)連写モードと単写モードの間で、赤目検出用画像や赤目検出処理方式を変えてもよい。たとえば、連写モードにおいては表示用縮小画像404を用いた簡易赤目補正処理を行い、単写モードにおいては表示用縮小画像404と合焦領域内画像402とを赤目検出用画像として用いた標準赤目補正処理を行ってもよい。もしくは、連写モードにおいては赤目検出用縮小画像403を用い、単写モードにおいては赤目検出用縮小画像403と合焦領域内画像402とを赤目検出用画像として用いた標準赤目補正処理としてもよい。
(7)単写モードと再生モードの間で、赤目検出画像や赤目検出処理方式を変えてもよい。たとえば、単写モードにおいては表示用縮小画像404を用いた簡易赤目補正処理を行い、再生モードにおいては表示用縮小画像404と合焦領域内画像402とを赤目検出用画像として用いた高精度赤目補正処理、または赤目検出用縮小画像403と合焦領域内画像402とを用いた高精度赤目補正処理を行ってもよい。もしくは、単写モードにおいて赤目検出用縮小画像403と合焦領域内画像402とを用いた標準赤目補正処理を行ってもよい。なお、単写モードおよび連写モードを含む撮影モードと再生モードとの間で、上述した赤目検出画像や赤目検出方式を変えてもよい。
低速連写モードや再生モードなど種々のモードにおいて、画像精度の異なる少なくとも2種類の赤目検出用画像を生成し、画像精度の劣る赤目検出用画像で赤目を検出できない場合に、画像精度の良い赤目検出用画像で赤目検出を行い、確実に赤目を検出できるようにしてもよい。
(8)標準赤目補正処理および高精度赤目補正処理で用いる画像を合焦領域内画像402とした。しかしながら、表示用縮小画像404または赤目検出用縮小画像403で検出した赤目位置座標に対応する本画像401中の小領域を合焦領域内画像402の代わりに用いて赤目検出をしてもよい。
本実施の形態の説明では、レンズ交換可能なカメラとして説明したが、レンズ一体型カメラであってもよい。
また、本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。
本発明の実施の形態による電子スチルカメラにおける要部構成を説明する図である。 本発明の実施の形態による電子スチルカメラの制御系を説明するブロック図である。 赤目検出処理で用いる赤目検出用画像を説明する図であり、(a)は本画像を示し、(b)は赤目検出用縮小画像を示し、(c)は表示用縮小画像を示す。 赤目補正処理における動作状況を説明する図であり、(a)は簡易赤目補正処理における動作状況を示し、(b)は標準赤目補正処理における動作状況を示し、(c)は高精度赤目補正処理における動作状況を示す。 簡易赤目補正処理における処理手順を説明するフローチャートである。 標準赤目補正処理における処理手順を説明するフローチャートである。 高精度赤目補正処理における処理手順を説明するフローチャートである。 赤目補正処理における動作状況の異なる態様を説明する図である。 周辺領域画像について説明する図である。
符号の説明
207 ASIC 210 CPU
210a 赤目検出部 210b 赤目補正部
212 モード切替スイッチ 401 本画像
402 合焦領域内画像 403 赤目検出用縮小画像
404 表示用縮小画像

Claims (16)

  1. 撮像素子で被写体を撮像して取得された画像に基づいて、複数枚の赤目検出用画像を生成する画像生成手段と、
    電子カメラ機能に関する複数のモードの中からいずれか1つのモードを設定する設定手と、
    前記設定手段で設定されたモードに基づいて異なる複数の赤目検出処理の中からいずれかひとつを選択する選択手段と、
    前記選択手段で選択された赤目検出処理により、前記赤目検出用画像に基づいて赤目を検出する赤目検出手段とを備えることを特徴とする電子カメラ。
  2. 請求項1の電子カメラにおいて、
    異なる複数の赤目検出処理において使用する赤目検出用画像はそれぞれ異なることを特徴とする電子カメラ。
  3. 請求項2の電子カメラにおいて、
    前記それぞれ異なる複数の赤目検出用画像の画像精度はそれぞれ異なることを特徴とする電子カメラ。
  4. 請求項2の電子カメラにおいて、
    前記それぞれ異なる複数の赤目検出用画像の画素数はそれぞれ異なることを特徴とする電子カメラ。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項の電子カメラにおいて、
    前記それぞれ異なる複数の赤目検出処理の一つでは、1枚の赤目検出用画像を使用して赤目検出を行い、他の赤目検出処理では、前記1枚の赤目検出用画像とはそれぞれ異なる2枚の赤目検出用画像を使用して赤目検出を行うことを特徴とする電子カメラ。
  6. 請求項1乃至4のいずれか1項の電子カメラにおいて、
    前記複数のモードは撮影モードおよび再生モードを含み、
    前記赤目検出手段は、前記再生モードが設定された場合に第1の赤目検出処理により赤目を検出し、前記撮影モードが設定された場合に第2の赤目検出処理により赤目を検出することを特徴とする電子カメラ。
  7. 請求項1の電子カメラにおいて、
    前記複数のモードは高速連写モードおよび低速連写モードを含み、
    前記赤目検出手段は、前記低速連写モードが設定された場合に第1の赤目検出処理により赤目を検出し、前記高速連写モードが設定された場合に第2の赤目検出処理により赤目を検出することを特徴とする電子カメラ。
  8. 請求項6または7の電子カメラにおいて、
    前記画像生成手段は、前記撮像素子で被写体を撮像して取得された画像に基づいて、画像精度の優れた第1の赤目検出用画像と画像精度の劣る第2の赤目検出用画像とを生成し、
    前記第1の赤目検出処理は、前記第1の赤目検出用画像に基づいて前記赤目を検出し、前記第2の赤目検出処理は、前記第1の赤目検出用画像と第2の赤目検出用画像とに基づいて前記赤目を検出することを特徴とする電子カメラ。
  9. 請求項8の電子カメラにおいて、
    前記第2の赤目検出処理は、前記第2の赤目検出用画像で赤目を検出できない場合に、前記第1の赤目検出用画像で赤目を検出することを特徴とする電子カメラ。
  10. 請求項6乃至9のいずれか1項の電子カメラにおいて、
    前記異なる複数の赤目検出処理の処理時間には制限が設けられ、前記第2の赤目検出処理の処理時間の時間制限は前記第1の赤目検出処理の処理時間の制限時間よりも短いことを特徴とする電子カメラ。
  11. 請求項1の電子カメラにおいて、
    前記複数のモードは高速連写モード、低速連写モードおよび再生モードを含み、
    前記設定手段により高速連写モードが設定された場合、第1の赤目検出処理を選択し、前記設定手段により低速連写モードが設定された場合、第2の赤目検出処理を選択し、前記設定手段により再生モードが設定された場合、第3の赤目検出処理を選択する選択手段と、
    前記選択手段で選択された赤目検出処理により、前記赤目検出用画像に基づいて赤目を検出する赤目検出手段とを備えることを特徴とする電子カメラ。
  12. 請求項11の電子カメラにおいて、
    前記画像生成手段は、前記撮像素子で被写体を撮像して取得された画像に基づいて、画像精度が最も劣る第1の赤目検出用画像と、前記撮像された画像の合焦領域内の画像であって、画像精度が最も優れた第2の赤目検出用画像と、画像精度が前記第1および第2の赤目検出用画像の中間である第3の赤目検出用画像を生成し、
    前記第1の赤目検出処理は、前記第1の赤目検出用画像に基づいて前記赤目を検出し、
    前記第2の赤目検出処理は、前記第1の赤目検出用画像と第2の赤目検出用画像とに基づいて前記赤目を検出し、
    前記第3の赤目検出処理は、第3の赤目検出用画像と前記第2の赤目検出用画像とに基づいて前記赤目を検出することを特徴とする電子カメラ。
  13. 請求項12の電子カメラにおいて、
    前記第2の赤目検出処理は、前記第1の赤目検出用画像で赤目を検出できない場合に、前記第2の赤目検出用画像で赤目を検出し、
    前記第3の赤目検出処理は、前記第3の赤目検出用画像で赤目を検出できない場合に、前記第2の赤目検出用画像で赤目を検出することを特徴とする電子カメラ。
  14. 請求項12または13の電子カメラにおいて、
    前記第1の赤目検出用画像は、前記撮像素子で被写体を撮像して取得されて記録に用いる画像を縮小した表示用の画像であり、前記第3の赤目検出用画像は、前記記録に用いる画像を縮小した赤目検出用の画像であることを特徴とする電子カメラ。
  15. 請求項11乃至14のいずれか1項の電子カメラにおいて、
    前記第1および第2の赤目検出処理の処理時間には制限が設けられ、前記第1の赤目検出処理の処理時間の時間制限は前記第2の赤目検出処理の処理時間の制限時間よりも短いことを特徴とする電子カメラ。
  16. 請求項1乃至15のいずれか1項の電子カメラにおいて、
    前記赤目検出手段は、前記赤目検出用画像に基づいて赤目が発生する位置を検出する赤目位置検出手段を含み、
    前記電子カメラは、前記赤目位置検出手段で検出された赤目位置に基づいて、前記撮像された画像に対して赤目補正処理を施す処理手段をさらに備えることを特徴とする電子カメラ。
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