JP2007237693A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ハードディスクに書込み中に電源を切断しても、ハードディスク内にデータ不整合が発生し、次回起動時にハードディスクの読出しエラーが発生し、装置の使用が不可能になってしまうことを回避すること。
【解決手段】 データ書込・読出部2は、所定の記録媒体への書込みを行い、不整合回避処理開始部5は、電源装置3の切断処理を開始させ、電源切断遅延部6は、不整合回避処理開始部5が電源装置3の切断処理を開始させると、該切断処理の開始後所定の時間、装置電源の切断を遅延させ、データ不整合回避処理部7は、上記切断処理の開始後所定の時間内に、データ書込・読出部2による書込みデータの不整合処理を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】 データ書込・読出部2は、所定の記録媒体への書込みを行い、不整合回避処理開始部5は、電源装置3の切断処理を開始させ、電源切断遅延部6は、不整合回避処理開始部5が電源装置3の切断処理を開始させると、該切断処理の開始後所定の時間、装置電源の切断を遅延させ、データ不整合回避処理部7は、上記切断処理の開始後所定の時間内に、データ書込・読出部2による書込みデータの不整合処理を行う。
【選択図】 図1
Description
本発明は、画像処理装置、特にハードディスク書き込み中に於ける電源切断投入に対応可能な画像処理装置に関する。
ネットワークに接続され、複数のユーザから複数の印刷ジョブを受入れて画像処理を行うプリンタ等では、印刷ジョブの処理順番の制御が必要になってくる。特に、所定の印刷ジョブを処理中に、他の印刷ジョブの割込み処理が発生した場合等には、印刷ジョブの中断処理が必要になってくる。かかる中断処理を適切に実行するための技術も開示されている(特許文献1参照)。しかし、中断処理が必要になるのは、印刷ジョブを処理中に、他の印刷ジョブの割込み処理が発生する場合のみには限らない。即ち、ハードディスク等の記録媒体にデータ書き込み中に、用紙ジャムが発生する等して、電源が切断され、更に投入される場合等にも適切な中断処理が必要になる。
特開2003−246102号公報
上記従来の画像処理装置には、例えば、ハードディスクに書き込み中に電源を切断・再投入すると、ハードディスク内にデータ不整合が発生してしまうと言う、解決すべき課題が残されていた。
本発明は、所定の記録媒体へデータ書込・読出を行うデータ書込・読出部と、装置電源の切断に伴う、上記データ書込・読出におけるデータ不整合回避処理を行うデータ不整合回避処理部と、上記装置電源の切断要求を検出し、上記データ不整合回避処理部に対し、上記データ不整合回避処理を開始させる不整合回避処理開始部と、該不整合回避処理開始部が上記データ不整合回避処理を開始させると、上記切断要求の検出後所定の時間、上記装置電源の切断を遅延させる電源切断遅延部とを備え、上記不整合回避処理部は、上記所定の時間内に上記データ不整合回避処理を実行することを主要な特徴とする。
本発明では、装置電源の切断要求を検出し、データ不整合回避処理部に対し、データ不整合回避処理を開始させる不整合回避処理開始部と、該不整合回避処理開始部がデータ不整合回避処理を開始させると、上記切断要求の検出後所定の時間、上記装置電源の切断を遅延させる電源切断遅延部とを備えるので、利用者が装置電源の切断処理を実行しようとしても、データ不整合回避処理部によるデータ不整合回避処理の開始から実際に装置電源の切断が実行されるまでには所定の時間が経過することになり、データ不整合回避処理部による書込みデータの不整合処理の実行時間が確保されるので所定の記録媒体内部でのエラー発生が無くなるという効果を得る。
図1は、実施例1の画像処理装置の構成を表すブロック図である。
図に示すように、実施例1の画像処理装置100は、データ送受信部1と、データ書込・読出部2と、電源装置3と、電源切断投入部4と、不整合回避処理開始部5と、電源切断遅延部6と、データ不整合回避処理部7と、CPU8と、ROM9と、RAM10と、ハードディスク11と、プリンタエンジン部12と、共通バス13とを備える。
図に示すように、実施例1の画像処理装置100は、データ送受信部1と、データ書込・読出部2と、電源装置3と、電源切断投入部4と、不整合回避処理開始部5と、電源切断遅延部6と、データ不整合回避処理部7と、CPU8と、ROM9と、RAM10と、ハードディスク11と、プリンタエンジン部12と、共通バス13とを備える。
データ送受信部1は、画像処理装置100と、ホストコンピュータ200との間に配置され、両者のインターフエースの役割を分担する部分である。即ち、印刷データまたは制御データは、ホストコンピュータ200からデータ送受信部1を介して画像処理装置100へ入力される。データ書込・読出部2は、印刷データまたは制御データを受け入れてハードディスクへ書き込み、更にハードディスクから印刷データまたは制御データを読み出すヘッドである。
電源装置3は、画像処理装置100全体が消費する電力を供給する電源である。電源切断投入部4は、利用者が画像処理装置100への電力の切断投入を行う操作スイッチである。不整合回避処理開始部5は、電源装置3の切断投入処理を開始させる部分である(後に再度詳細に説明する)。電源切断遅延部6は、不整合回避処理開始部5が電源装置3の切断処理を開始させると、該切断処理の開始後所定の時間、電源装置3の切断を遅延させる部分である(後に再度詳細に説明する)。
データ不整合回避処理部7は、上記不整合回避処理開始部5が電源装置3の切断投入処理を開始させると、開始後所定の時間内に、上記データ書込・読出部2による書込みデータの不整合処理を行う部分である(後に再度詳細に説明する)。CPU8は、装置全体を制御するマイクロプロセッサである。特に、本実施例では、ROM9に格納されている所定の制御プログラムを実行することによって、上記、電源切断遅延部6と、データ不整合回避処理部7とを起動生成する部分である。
ROM9は、CPU8が、実行することによって装置全体を制御する制御プログラムを予め格納するリードオンリメモリである。RAM10は、CPU8が、制御プログラムを実行する際における演算領域を提供するためのランダムアクセスメモリである。ハードディスク11は、CPU8が、実行することによって装置全体を制御する制御プログラムや、ホストコンピュータ200から受け入れた印刷データ、又は制御データを格納する書込み可能な不揮発性メモリである。プリンタエンジン部12は、印刷データを受入れて、印刷出力する部分である。共通バス13は、各構成部分を通信接続する信号通路である。
図2は、実施例1の電源切断投入ブロックの説明図である。
この図は、上記、電源切断投入部4、不整合回避処理開始部5、及び電源切断遅延部6が一体となっている電源切断投入ブロックの機構部分の動作を説明するための図であり、(a)はシャッタが閉じた状態を表し、(b)は、シャッタを開いた状態を表している。
この図は、上記、電源切断投入部4、不整合回避処理開始部5、及び電源切断遅延部6が一体となっている電源切断投入ブロックの機構部分の動作を説明するための図であり、(a)はシャッタが閉じた状態を表し、(b)は、シャッタを開いた状態を表している。
(a)の左図は、電源切断投入部4、不整合回避処理開始部5、及び電源切断遅延部6が一体となっている電源切断投入ブロック(4、5、6)が画像処理装置100(図1)の筐体50に配設されている状態を表し、そのA断面をY軸方向からの要部拡大図を右図に表している。図に示すように、電源切断投入ブロック(4、5、6)は、電源切断投入部4、不整合回避処理開始部5、及び電源切断遅延部6が一体となって構成されている。
(a)の右図に於いて、不整合回避処理開始部5は、コイルバネ5aと、導電性突起5bと、突起接触受5cと、ポスト5eと、ポスト5dとを有し、電源切断遅延部6は、シャッタ6aと、レール6bと、取っ手6cとを有している。利用者が電源切断投入部4(操作スイッチ)を操作すべく取っ手6cを用いてシャッタ6aをレール6bに沿ってX軸方向へスライドすると、コイルバネ5aが突起接触受5c方向へ押圧され、導電性突起5bと、突起接触受5cとが接触する((b)に示す状態)。その結果突起接触受5cには図示しないプルアップ抵抗を介して所定の電流が流れ、図示しない不整合回避処理開始信号S1がデータ不整合回避処理部7と、CPU8へ送られる。
この時点では未だシャッタ6aは全開しておらず、利用者が電源切断投入部4(操作スイッチ)を操作することは出来ない。利用者がレール6bに沿ってシャッタ6aを更にX軸方向へスライドさせて、シャッタ6aを全開させた後、電源切断投入部4(操作スイッチ)を操作することになる。このとき図示しない電源切断投入信号S2が電源切断投入部4からCPU8(図1)へ送られる。即ち、電源切断遅延部6は、不整合回避処理開始信号S1がCPU8(図1)へ送られてから、電源切断投入信号S2がCPU8(図1)へ送られるまでの間、電源切断投入部4の切断を遅延させることになる。
以下にフローチャートを用いてデータ不整合回避処理部7が主に分担する書込み中断処理の動作について説明する。
図3は、実施例1の書込み中断処理のフローチャートである。
このフローチャートは、利用者が、実施例1の画像処理装置の電源を切断すると、自動的に実行される書き込み中断処理を表している。以下にステップS1−1からステップS1−7まで、ステップ順に書き込み中断処理について図1を併用しながら説明する。
図3は、実施例1の書込み中断処理のフローチャートである。
このフローチャートは、利用者が、実施例1の画像処理装置の電源を切断すると、自動的に実行される書き込み中断処理を表している。以下にステップS1−1からステップS1−7まで、ステップ順に書き込み中断処理について図1を併用しながら説明する。
ステップS1−1
上記不整合回避処理開始信号S1がデータ不整合回避処理部7と、CPU8へ送られると書き込み中断処理が開始される。CPU8は、データ書込・読出部2を介してデータ書込・読出部2が、現在ハードディスク11に書込み中であるか否かを判断し、書込み中でなければステップS1−2へ進み、書き込み中であればステップS1−3へ進む。
上記不整合回避処理開始信号S1がデータ不整合回避処理部7と、CPU8へ送られると書き込み中断処理が開始される。CPU8は、データ書込・読出部2を介してデータ書込・読出部2が、現在ハードディスク11に書込み中であるか否かを判断し、書込み中でなければステップS1−2へ進み、書き込み中であればステップS1−3へ進む。
ステップS1−2
CPU8は、RAM10を監視して、ハードディスク11に未だ書込んでいないデータがRAM10に残っているか否かを判断し、残っていると判断した場合にはステップS1−3へ進み、残っていない場合にはステップS1−4へ進む。
CPU8は、RAM10を監視して、ハードディスク11に未だ書込んでいないデータがRAM10に残っているか否かを判断し、残っていると判断した場合にはステップS1−3へ進み、残っていない場合にはステップS1−4へ進む。
ステップS1−3
データ不整合回避処理部7は、ハードディスク11のFAT(FileAllocationTable)に不整合回避処理を行う。FATとは、ハードディスク11に設けられているデータの格納場所を示すテーブルである。ステップS1−1から進んできた場合には書込み中の領域を示すFAT番号に中断フラグが書込まれる。又、ステップS1−2から進んできた場合には、RAM10に残っているデータは、ハードディスク11の特定の領域に書込まれる。このステップの内容については、後にFATを用いて再度詳細に説明する。
データ不整合回避処理部7は、ハードディスク11のFAT(FileAllocationTable)に不整合回避処理を行う。FATとは、ハードディスク11に設けられているデータの格納場所を示すテーブルである。ステップS1−1から進んできた場合には書込み中の領域を示すFAT番号に中断フラグが書込まれる。又、ステップS1−2から進んできた場合には、RAM10に残っているデータは、ハードディスク11の特定の領域に書込まれる。このステップの内容については、後にFATを用いて再度詳細に説明する。
ステップS1−4
CPU8は、ハードディスク11に書込みを行う書込みヘッド(データ書込・読出部2)を安全な場所に移動させる。
CPU8は、ハードディスク11に書込みを行う書込みヘッド(データ書込・読出部2)を安全な場所に移動させる。
ステップS1−5
CPU8は、プリンタエンジン部12を監視し、現在印刷中か否かを判断し、印刷中であると判断した場合にはステップS1−7へ進み、印刷中ではないと判断した場合にはステップS1−6へ進む。
CPU8は、プリンタエンジン部12を監視し、現在印刷中か否かを判断し、印刷中であると判断した場合にはステップS1−7へ進み、印刷中ではないと判断した場合にはステップS1−6へ進む。
ステップS1−6
CPU8は、データ送受信部1を監視し、現在データ受信中か否かを判断し、データ受信中であると判断した場合には、ステップS1−7へ進み、データ受信中ではないと判断した場合には、フローを終了する。
CPU8は、データ送受信部1を監視し、現在データ受信中か否かを判断し、データ受信中であると判断した場合には、ステップS1−7へ進み、データ受信中ではないと判断した場合には、フローを終了する。
ステップS1−7
CPU8は、図示しない表示パネルを用いて利用者へシャッタ6a(図2)を閉めるよう表示してフローを終了する。
CPU8は、図示しない表示パネルを用いて利用者へシャッタ6a(図2)を閉めるよう表示してフローを終了する。
次に上記ステップS1−3の内容についてFATを用いて再度詳細に説明する。
図4は、ステップS1−3におけるFATの説明図である。
図においてFAT番号は、ハードディスク11(図1)の領域アドレスを0000から番号順(16進数)に示している。但しここでは1200〜1208に限定して記載してある。FATデータには、FAT番号で示された領域アドレスに続いてアクセスすることに定められているFAT番号の数値が記載されている(後に例記する。)。
図4は、ステップS1−3におけるFATの説明図である。
図においてFAT番号は、ハードディスク11(図1)の領域アドレスを0000から番号順(16進数)に示している。但しここでは1200〜1208に限定して記載してある。FATデータには、FAT番号で示された領域アドレスに続いてアクセスすることに定められているFAT番号の数値が記載されている(後に例記する。)。
尚、FATデータには、特別な意味を持つ値が複数個定められている。以下に例示する。0000は、未使用の領域を表している。0002〜FFF5は、使用中の領域を表している。FFF6は、中断フラグを表している。FFFFは、ファイルの最終アドレスを表している。以下に、図4に当てはめて例記する。
上記図4に於いてファイルAは、FAT番号1200(上段)が先頭アドレスである。後に続くアドレスは、FAT番号1200(上段)のFATデータ(下段)に記載されている1201である。従って、FAT番号1201(上段)へ進む。後に続くアドレスは、FAT番号1201(上段)のFATデータ(下段)に記載されている筈であるが、ここではFAT番号1201(上段)のFATデータ(下段)は、FFFFである。従って、ファイルAはここで終了する。
続いて、ファイルBは、FAT番号1203(上段)が先頭アドレスである。なぜならばFAT番号1202(上段)のFATデータ(下段)は0000であって未使用の領域だからである。FAT番号1203(上段)のFATデータ(下段)は、1208なので、続くアドレスは、FAT番号1208(上段)となる。FAT番号1208(上段)のFATデータ(下段)は1206なので、続くアドレスは、FAT番号1206(上段)となる。FAT番号1206(上段)のFATデータ(下段)は、1205なので、続くアドレスは、FAT番号1205(上段)となる。この領域アドレス1205に対してデータ書込・読出部2(図1)が書込み中に書込み中断処理が実行されると、FAT番号1205(上段)のFATデータに中断フラグFFF6が、データ不整合回避処理部7(図5)によって書込まれ、上記ステップS1−3が終了することになる。
以下にフチャートを用いてデータ不整合回避処理部7が主に分担する不要データ消去処理の動作について説明する。
図5は、実施例1の不要データ消去処理のフローチャートである。
このフローチャートは、上記書き込み中断処理が実行された後に、利用者が、実施例1の画像処理装置の電源を再度投入すると、自動的に実行される不要データ消去処理を表している。以下にステップS1−11からステップS1−19まで、ステップ順に不要データ消去処理について図1を併用しながら説明する。
図5は、実施例1の不要データ消去処理のフローチャートである。
このフローチャートは、上記書き込み中断処理が実行された後に、利用者が、実施例1の画像処理装置の電源を再度投入すると、自動的に実行される不要データ消去処理を表している。以下にステップS1−11からステップS1−19まで、ステップ順に不要データ消去処理について図1を併用しながら説明する。
ステップS1−11
上記不整合回避処理開始信号S1がデータ不整合回避処理部7と、CPU8へ送られると不要データ消去処理が開始される。データ不整合回避処理部7は、データ書込・読出部2を介してハードディスク11のFATから中断フラグ(FFF6)を検索する。図4のFAT番号0000(図4では1200未満は省略してある)からFAT番号順に検索する。
上記不整合回避処理開始信号S1がデータ不整合回避処理部7と、CPU8へ送られると不要データ消去処理が開始される。データ不整合回避処理部7は、データ書込・読出部2を介してハードディスク11のFATから中断フラグ(FFF6)を検索する。図4のFAT番号0000(図4では1200未満は省略してある)からFAT番号順に検索する。
ステップS1−12
中断フラグ(FFF6)が検出された場合にはステップS1−13へ進み、検出されなかった場合にはフローを終了する。図4の例ではFAT番号1205でFATデータFFF6が検出されることになる。
中断フラグ(FFF6)が検出された場合にはステップS1−13へ進み、検出されなかった場合にはフローを終了する。図4の例ではFAT番号1205でFATデータFFF6が検出されることになる。
ステップS1−13
データ不整合回避処理部7は、検出したFAT番号を図示しない消去リストに記憶する。図4の例ではFAT番号1205が記憶されることになる。
データ不整合回避処理部7は、検出したFAT番号を図示しない消去リストに記憶する。図4の例ではFAT番号1205が記憶されることになる。
ステップS1−14
データ不整合回避処理部7は、検出したFAT番号を指し示すFATデータを検索する。図4の例ではFATデータとして1205が記載されているFAT番号を検索する。
データ不整合回避処理部7は、検出したFAT番号を指し示すFATデータを検索する。図4の例ではFATデータとして1205が記載されているFAT番号を検索する。
ステップS1−15
検出したFAT番号を指し示すFATデータを検出出来た場合にはステップS1−16へ進み、検出出来なかった場合には、ステップS1−18へ進む。
検出したFAT番号を指し示すFATデータを検出出来た場合にはステップS1−16へ進み、検出出来なかった場合には、ステップS1−18へ進む。
ステップS1−16
データ不整合回避処理部7は、検出したFATデータを有するFAT番号を図示しない消去リストに記憶する。図4の例ではFAT番号1206が記憶されることになる。
データ不整合回避処理部7は、検出したFATデータを有するFAT番号を図示しない消去リストに記憶する。図4の例ではFAT番号1206が記憶されることになる。
ステップS1−17
データ不整合回避処理部7は、ステップS1−16で検出したFAT番号を指し示すFATデータを検索する。図4の例ではFATデータとして1206が記載されているFAT番号を検索することになる。
データ不整合回避処理部7は、ステップS1−16で検出したFAT番号を指し示すFATデータを検索する。図4の例ではFATデータとして1206が記載されているFAT番号を検索することになる。
ステップS1−18
データ不整合回避処理部7は、全てのFAT番号について中断フラグの検索が終了したか否かを判断する。終了したと判断した場合にはステップS1−19へ進み、終了していないと判断した場合にはステップS1−11へ戻って同じ処理を繰返す。
データ不整合回避処理部7は、全てのFAT番号について中断フラグの検索が終了したか否かを判断する。終了したと判断した場合にはステップS1−19へ進み、終了していないと判断した場合にはステップS1−11へ戻って同じ処理を繰返す。
ステップS1−19
データ不整合回避処理部7は、図示しない消去リストに記憶するFAT番号のFATデータに0000を書き込む。図4の例ではFAT番号、1205、1206、1208、1203が、それぞれ有するFATデータが0000に書き換えられ、フローを終了する。
データ不整合回避処理部7は、図示しない消去リストに記憶するFAT番号のFATデータに0000を書き込む。図4の例ではFAT番号、1205、1206、1208、1203が、それぞれ有するFATデータが0000に書き換えられ、フローを終了する。
図6は、ステップS1−19におけるFATの説明図である。
図に示すように、上記ステップS1−3で中断フラグが記入された図4に示すFATが、図6に示すように不要データが消去処理されることになる。図5で中断フラグが記載されたファイル(上記ファイルBに該当)の全てのデータが、図6では消去されているのが分かる。
図に示すように、上記ステップS1−3で中断フラグが記入された図4に示すFATが、図6に示すように不要データが消去処理されることになる。図5で中断フラグが記載されたファイル(上記ファイルBに該当)の全てのデータが、図6では消去されているのが分かる。
図7は、実施例1の画像処理装置における電源切断投入のタイムチャートである。
図の縦軸に上から順番に不整合回避処理開始信号S1、電源切断投入信号S2、電源出力P、及びハードディスクアクセス信号Dの状態を表し、横軸に各信号に共通の時刻を表している。ここで、不整合回避処理開始部5は、導電性突起5b(図2)と、突起接触受5c(図2)とがオープン状態のときにHレベルになり、導電性突起5b(図2)と、突起接触受5c(図2)とが接触状態のときにLレベルになる。電源切断投入信号S2は、スイッチオン状態でHレベルになり、オフ状態でLレベルになる。電源出力Pは、電力供給状態でHレベルになり、電力遮断状態でLレベルになる。以下に、画像処理装置が正常動作状態から、一旦電力遮断状態へ移行し、更に、再度正常動作状態へ移行するタイムチャートについて時刻順に説明する。
図の縦軸に上から順番に不整合回避処理開始信号S1、電源切断投入信号S2、電源出力P、及びハードディスクアクセス信号Dの状態を表し、横軸に各信号に共通の時刻を表している。ここで、不整合回避処理開始部5は、導電性突起5b(図2)と、突起接触受5c(図2)とがオープン状態のときにHレベルになり、導電性突起5b(図2)と、突起接触受5c(図2)とが接触状態のときにLレベルになる。電源切断投入信号S2は、スイッチオン状態でHレベルになり、オフ状態でLレベルになる。電源出力Pは、電力供給状態でHレベルになり、電力遮断状態でLレベルになる。以下に、画像処理装置が正常動作状態から、一旦電力遮断状態へ移行し、更に、再度正常動作状態へ移行するタイムチャートについて時刻順に説明する。
時刻T0
この時刻では、画像処理装置が正常に動作しているものとする。この状態では、シャッタ6a(図2)が閉じているので、導電性突起5b(図2)と、突起接触受5c(図2)とがオープン状態であり、不整合回避処理開始信号S1はHレベルである。電源切断投入部4(操作スイッチ)はオン状態なので電源切断投入信号S2はHレベルである。電源出力Pは、供給状態(Hレベル)である。データ不整合回避処理部7(図1)は未だ起動していないのでハードディスクアクセス信号はLレベルである。
この時刻では、画像処理装置が正常に動作しているものとする。この状態では、シャッタ6a(図2)が閉じているので、導電性突起5b(図2)と、突起接触受5c(図2)とがオープン状態であり、不整合回避処理開始信号S1はHレベルである。電源切断投入部4(操作スイッチ)はオン状態なので電源切断投入信号S2はHレベルである。電源出力Pは、供給状態(Hレベル)である。データ不整合回避処理部7(図1)は未だ起動していないのでハードディスクアクセス信号はLレベルである。
時刻T1
利用者が、電源切断投入部4(操作スイッチ)をオフ状態へ移行させるべく、シャッタ6a(図2)の移動を開始すると、導電性突起5b(図2)と、突起接触受5c(図2)とが接触状態になるので、不整合回避処理開始信号S1はLレベルに変化する。このとき不整合回避処理開始部5(図1)が電源の切断要求を検出し、データ不整合回避処理部7に対してデータ不整合回避処理を開始させるために、不整合回避処理開始信号S1の変化は、CPU8(図1)とデータ不整合回避処理部7(図1)へ送出される。
利用者が、電源切断投入部4(操作スイッチ)をオフ状態へ移行させるべく、シャッタ6a(図2)の移動を開始すると、導電性突起5b(図2)と、突起接触受5c(図2)とが接触状態になるので、不整合回避処理開始信号S1はLレベルに変化する。このとき不整合回避処理開始部5(図1)が電源の切断要求を検出し、データ不整合回避処理部7に対してデータ不整合回避処理を開始させるために、不整合回避処理開始信号S1の変化は、CPU8(図1)とデータ不整合回避処理部7(図1)へ送出される。
時刻T2
CPU8(図1)は、書込み中断処理を一定時間行うためにハードディスクアクセス信号Dを一定時間Hレベルに変化させる。同時に、データ不整合回避処理部7(図1)がデータ不整合処理を開始する。
CPU8(図1)は、書込み中断処理を一定時間行うためにハードディスクアクセス信号Dを一定時間Hレベルに変化させる。同時に、データ不整合回避処理部7(図1)がデータ不整合処理を開始する。
時刻T3
CPU8(図1)は、ハードディスクアクセス信号DをLレベルに変化させデータ書込・読出部2(図1)としてのヘッドを安全な位置に退避させる。この時点では、データ不整合回避処理部7(図1)はデータ不整合処理を終了している。
CPU8(図1)は、ハードディスクアクセス信号DをLレベルに変化させデータ書込・読出部2(図1)としてのヘッドを安全な位置に退避させる。この時点では、データ不整合回避処理部7(図1)はデータ不整合処理を終了している。
時刻T4
シャッタ6a(図2)が開放され、利用者は、電源切断投入部4(操作スイッチ)(図1)をオフ状態に変化させるので電源切断投入信号S2はLレベルに変化する。ここで、上記時刻T1で利用者がシャッタ6a(図2)の移動を開始し、時刻T4で電源切断投入部4(操作スイッチ)(図1)をオフ状態に変化させるまでに要した所要時間が電源切断遅延部6(図1)として機能することになる。
シャッタ6a(図2)が開放され、利用者は、電源切断投入部4(操作スイッチ)(図1)をオフ状態に変化させるので電源切断投入信号S2はLレベルに変化する。ここで、上記時刻T1で利用者がシャッタ6a(図2)の移動を開始し、時刻T4で電源切断投入部4(操作スイッチ)(図1)をオフ状態に変化させるまでに要した所要時間が電源切断遅延部6(図1)として機能することになる。
時刻T5
利用者が、電源切断投入部4(操作スイッチ)(図1)をオフ状態に変化させた後、装置内回路の時定数に応じて若干遅延して電源出力Dは、電力遮断状態に至る。
利用者が、電源切断投入部4(操作スイッチ)(図1)をオフ状態に変化させた後、装置内回路の時定数に応じて若干遅延して電源出力Dは、電力遮断状態に至る。
時刻T6
利用者が、電源切断投入部4(操作スイッチ)(図1)をオン状態に変化させる。この状態では、シャッタ6aは開放状態である。
利用者が、電源切断投入部4(操作スイッチ)(図1)をオン状態に変化させる。この状態では、シャッタ6aは開放状態である。
時刻T7
利用者が、電源切断投入部4(操作スイッチ)(図1)をオン状態に変化させた後、装置内回路の時定数に応じて若干遅延して電源出力Dは、電力供給状態に至る。
利用者が、電源切断投入部4(操作スイッチ)(図1)をオン状態に変化させた後、装置内回路の時定数に応じて若干遅延して電源出力Dは、電力供給状態に至る。
時刻T8
利用者が、シャッタ6a(図2)を閉じると導電性突起5b(図2)と、突起接触受5c(図2)とが開放状態になる。このとき電源は既に投入されているので、不整合回避処理開始信号S1はHレベルに変化する。データ不整合回避処理部7に対してデータ不整合回避処理を開始させるために、不整合回避処理開始信号S1の変化は、CPU8(図1)とデータ不整合回避処理部7(図1)へ送出される。
利用者が、シャッタ6a(図2)を閉じると導電性突起5b(図2)と、突起接触受5c(図2)とが開放状態になる。このとき電源は既に投入されているので、不整合回避処理開始信号S1はHレベルに変化する。データ不整合回避処理部7に対してデータ不整合回避処理を開始させるために、不整合回避処理開始信号S1の変化は、CPU8(図1)とデータ不整合回避処理部7(図1)へ送出される。
時刻T9
CPU8(図1)は、書込み準備処理を一定時間行うためにハードディスクアクセス信号Dを一定時間Hレベルに変化させる。同時に、データ不整合回避処理部7(図1)が不要データ消去処理を開始する。
CPU8(図1)は、書込み準備処理を一定時間行うためにハードディスクアクセス信号Dを一定時間Hレベルに変化させる。同時に、データ不整合回避処理部7(図1)が不要データ消去処理を開始する。
時刻T10
画像処理装置が正常に移行する。
画像処理装置が正常に移行する。
以上説明したように、本実施例によれば、電源操作スイッチを保護するシャッタ機構を備えることによって、利用者がシャッタを開放して電源操作スイッチをオフするまでの間に、データの不整合処理を行う時間を確保することが可能になり、更に、電源再投入時には、操作スイッチをオンした後、利用者がシャッタを閉じると自動的に不要データ消去処理が実行されるので、装置電源を切断投入してもハードディスク内部でのエラー発生が無くなるという効果を得る。
上記実施例1では、電源操作スイッチを保護するシャッタ機構を備えることによって、利用者がシャッタを開放して電源操作スイッチをオフするまでの間に、データの不整合処理を行う時間を確保することとしたが、本実施例では、画像処理装置の稼動中に発生が予想される不都合、例えば用紙ジャムの発生等を想定し、かかる不都合の除去と合わせてデータの不整合処理を行うこととする。
図8は、実施例2の画像処理装置の構成を表すブロック図である。
図に示すように、実施例2の画像処理装置300は、データ送受信部1と、データ書込・読出部2と、電源装置3と、電源切断投入部4と、不整合回避処理開始部15と、電源切断遅延部16と、データ不整合回避処理部7と、CPU8と、ROM9と、RAM10と、ハードディスク11と、プリンタエンジン部12とを備える。実施例1との相違部分のみについて以下に説明する。
図に示すように、実施例2の画像処理装置300は、データ送受信部1と、データ書込・読出部2と、電源装置3と、電源切断投入部4と、不整合回避処理開始部15と、電源切断遅延部16と、データ不整合回避処理部7と、CPU8と、ROM9と、RAM10と、ハードディスク11と、プリンタエンジン部12とを備える。実施例1との相違部分のみについて以下に説明する。
実施例1では、電源操作スイッチ(電源切断投入部4(図1))を保護するシャッタ機構を備え、かかる機構の中に不整合回避処理開始部5と、電源切断遅延部6とを構成したが、本実施例では、電源操作スイッチ(電源切断投入部4(図8))を開閉可能な用紙走行路の中に配設し、かかる機構の中に不整合回避処理開始部15と、電源切断遅延部16とを構成した点のみが実施例1と異なる部分であり、その他の部分は実施例1と同様である。以下に、電源操作スイッチ(電源切断投入部4(図8))を開閉可能な用紙走行路の中に配設する実施例2の電源切断投入ブロック(電源切断投入部4、不整合回避処理開始部15、及び電源切断遅延部16の合成ブロック)についてのみ説明する。
図9は、実施例2の電源切断投入ブロックの説明図である。
この図は、上記、電源切断投入部4、不整合回避処理開始部15、及び電源切断遅延部16が一体となっている電源切断投入ブロックの機構部分の動作を説明するための図であり、(a)は、走行路カバーが閉じた状態での画像処理装置の斜視図であり、(b)は、走行路カバーが開いた状態での画像処理装置の斜視図であり、(c)は、(b)に於けるA部の拡大図であり、(d)は、(c)に於ける、B−B断面の要部矢視図である。
この図は、上記、電源切断投入部4、不整合回避処理開始部15、及び電源切断遅延部16が一体となっている電源切断投入ブロックの機構部分の動作を説明するための図であり、(a)は、走行路カバーが閉じた状態での画像処理装置の斜視図であり、(b)は、走行路カバーが開いた状態での画像処理装置の斜視図であり、(c)は、(b)に於けるA部の拡大図であり、(d)は、(c)に於ける、B−B断面の要部矢視図である。
(a)に示すように筐体60には、前面にフロントカバー16aがあり、このフロントカバー16a電源切断投入ブロックを覆っている。(b)に示すように、フロントカバー16aを開くと、電源切断投入ブロックが表れる。この図でA部が、不整合回避処理開始部15、及び電源切断遅延部16を構成する機構部分であり、4が、電源切断投入部(電源操作スイッチ)である。
(d)に於いて、不整合回避処理開始部15は、コイルバネ15aと、導電性突起15bと、突起接触受15cと、ポスト15dと、ポスト15eとを有し、電源切断遅延部16は、フロントカバー16aと、プランジャー16bとを有している。利用者が電源切断投入部4(操作スイッチ)を操作すべくフロントカバー16aを開くと、プランジャー16bによって押圧され、突起接触受15cに接触していた導電性突起5bが開放され、図示しないプルアップ抵抗を介して突起接触受5cに流れていた所定の電流が遮断される。このとき、図示しない不整合回避処理開始信号S1のレベル変化がデータ不整合回避処理部7と、CPU8へ送られる。
この時点では未だフロントカバー16aは全開しておらず、利用者が電源切断投入部4(操作スイッチ)を操作することは出来ない。利用者がフロントカバー16aを全開させた後、電源切断投入部4(操作スイッチ)を操作することになる。このとき図示しない電源切断投入信号S2が電源切断投入部4からCPU8(図8)へ送られる。即ち、電源切断遅延部16は、不整合回避処理開始信号S1のレベル変化がCPU8(図8)へ送られてから、電源切断投入信号S2がCPU8(図8)へ送られるまでの間、電源切断投入部4の切断投入を遅延させることになる。その他の動作は、実施例1と同様なので説明を省略する。
以上説明したように、本実施例では、電源操作スイッチ(電源切断投入部4(図8))を開閉可能な用紙走行路の中に配設し、かかる機構の中に不整合回避処理開始部15と、電源切断遅延部16と構成したので、実施例1の効果に加えて、画像処理装置の稼動中に発生が予想される不都合、例えば用紙ジャムの発生等を想定し、かかる不都合の除去と合わせてデータの不整合処理を行うことが出来るという効果を得る。
以上の説明では、本発明をプリンタに適用した場合について説明したが、本発明は、この例に限定されるものではない。即ち、ハードディスクやメモリカード等の記録媒体に書込みを行う、ファクシミリ装置や、複写機などにも適用可能である。
1 データ送受信部
2 データ書込・読出部
3 電源装置
4 電源切断投入部
5 不整合回避処理開始部
6 電源切断遅延部
7 データ不整合回避処理部
8 CPU
9 ROM
10 RAM
11 ハードディスク
12 プリントエンジン部
13 共通バス
100 画像処理装置
2 データ書込・読出部
3 電源装置
4 電源切断投入部
5 不整合回避処理開始部
6 電源切断遅延部
7 データ不整合回避処理部
8 CPU
9 ROM
10 RAM
11 ハードディスク
12 プリントエンジン部
13 共通バス
100 画像処理装置
Claims (8)
- 所定の記録媒体へデータ書込・読出を行うデータ書込・読出部と、
装置電源の切断に伴う、前記データ書込・読出におけるデータ不整合回避処理を行うデータ不整合回避処理部と、
前記装置電源の切断要求を検出し、前記データ不整合回避処理部に対し前記データ不整合回避処理を開始させる不整合回避処理開始部と、
該不整合回避処理開始部が前記データ不整合回避処理を開始させると、前記切断要求の検出後所定の時間、前記装置電源の切断を遅延させる電源切断遅延部とを備え、
前記不整合回避処理部は、前記所定の時間内に前記データ不整合回避処理を実行することを特徴とする画像処理装置。 - 前記不整合回避処理部は、
前記所定の記録媒体へ中断フラグを書込む、中断フラグ書込み手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記電源切断遅延部は、
前記装置電源の切断スイッチを覆う開閉カバーを備え、
該開閉カバーが開放されると、前記切断スイッチが電源切断可能状態になることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記不整合回避処理開始部は、
前記開閉カバーの移動開始を検知するカバー移動開始検知センサを備え、
該カバー移動開始検知センサが前記開閉カバーの移動開始を検知すると前記データ不整合回避処理を開始させることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。 - 前記装置電源の切断スイッチは、前記画像処理装置の走行路の内部に配設され、前記走行路のフロントカバーが、前記開閉カバーを兼ねることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
- 前記不整合回避処理開始部は、
前記走行路のフロントカバーの開放開始を検知するカバー開放開始検知センサを備え、
該カバー開放開始検知センサが前記走行路のフロントカバーの開放開始を検知すると前記データ不整合回避処理を開始させることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。 - 所定の記録媒体へデータ書込・読出を行うデータ書込・読出部と、
装置電源の投入に伴う、前記データ書込・読出におけるデータ不整合回避処理を行う不整合回避処理部とを備え、
前記装置電源の投入が実行されると、前記不整合回避処理部は、所定の時間内に前記データ不整合回避処理を実行することを特徴とする画像処理装置。 - 前記データ不整合回避処理部は、
前記所定の時間内に前記所定の記録媒体から中断フラグを消去する、中断フラグ消去手段を備えることを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
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