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JP2007230881A - 抗疲労用組成物 - Google Patents

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JP2007230881A
JP2007230881A JP2006051355A JP2006051355A JP2007230881A JP 2007230881 A JP2007230881 A JP 2007230881A JP 2006051355 A JP2006051355 A JP 2006051355A JP 2006051355 A JP2006051355 A JP 2006051355A JP 2007230881 A JP2007230881 A JP 2007230881A
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rice
derived
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fatigue
acid
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JP2006051355A
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English (en)
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Tomomi Shirasaki
友美 白崎
Shoketsu Tan
少傑 単
Hiroshi Shimoda
博司 下田
Hisatoku Komori
久徳 小森
Hiromichi Murai
弘道 村井
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Oryza Oil and Fat Chemical Co Ltd
Original Assignee
Oryza Oil and Fat Chemical Co Ltd
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Abstract

【課題】米由来のγ−アミノ酪酸類とその他の米由来の成分との両方を含有することにより、精神的疲労を更に軽減させることができ、天然の食用植物に由来する組成物であって、副作用がなく長期にわたって摂取できる抗疲労用組成物の提供。
【解決手段】米胚芽等から抽出された米抽出物を有効成分とし、該米抽出物には、米由来のγ−アミノ酪酸類を含有することを特徴とする。また、米由来のγ−アミノ酪酸類の含有量は、米抽出物を100質量%とした場合、γ−アミノ酪酸換算で1〜99質量%であることが好ましい。更に、前記米抽出物は、米由来のペプチド類を含有することが好ましい。
【選択図】なし

Description

本発明は、天然由来の成分を有効成分とする抗疲労用組成物に関するものである。
γ−アミノ酪酸は、動植物界に広く分布しているアミノ酸の一種であり、動物の脳髓に存在し神経の主要な抑制性伝達物質として、脳の血流を活発にし、脳への酸素供給量を増加させ、脳細胞の代謝機能を促進させるものとして知られている。また、脳卒中後遺症、脳動脈硬化症などによる頭痛、耳鳴り、記憶障害、意欲低下などの症状を改善する作用、延髓の血管運動中枢に作用して、血圧を降下させる作用などが認められている。
医薬品として販売されているγ−アミノ酪酸製剤(合成品)には、脳代謝促進作用があり、脳梗塞・脳出血後遺症等、脳血管障害の諸症状の改善や血圧上昇抑制効果が認められている。
そこで、生理活性機能として血圧上昇抑制効果等の効能を有するものとして、γ−アミノ酪酸を富化した食品素材を含むものが知られている。尚、γ−アミノ酪酸を富化した食品素材に関連する技術として、以下の特許文献1及び特許文献2が知られている。
特開平9−107920 特開平11−151072
このような背景の下、本発明者は、米由来のγ−アミノ酪酸類を含有する米抽出物に精神的疲労や肉体的疲労、特に精神的疲労を軽減する作用を有することを見出し、本発明を完成した。また、γ−アミノ酪酸類とその他の米由来の成分(ペプチド類、脂質、糖類等)との両方を含有することにより、精神的疲労を更に軽減させることを見出し、本発明を完成させた。更に、米抽出物は、天然の食用植物に由来する組成物であって、副作用がなく長期にわたって摂取できるものである。
そこで、本発明の目的は、疲労、特に精神的な疲労を軽減する機能を有し、且つ、安全な食品組成物又は医薬組成物又は化粧品用組成物を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の抗疲労用組成物は、米胚芽、胚芽を含む米糠、胚芽米、玄米、発芽玄米、白米のうちの少なくとも1種から抽出された米抽出物(A)を有効成分とし、該米抽出物(A)には、米由来のγ−アミノ酪酸類(a−1)を含有することを特徴とする。
また、前記米由来のγ−アミノ酪酸類(a−1)の含有量は、前記米抽出物を100質量%とした場合、γ−アミノ酪酸換算で1〜99質量%であることが好ましい。
更に、前記米抽出物(A)は、米由来のペプチド類(a−2)を含有することが好ましい。
また、前記ペプチドの含有量類(a−2)は、該米抽出物の含有量を100質量%とした場合、たんぱく質換算で0.1〜35質量%であることが好ましい。
更に、前記米抽出物(A)は、米由来の糖類(a−3)を含有することが好ましい。
また、前記米抽出物(A)は、米由来の脂質(a−4)を含有することが好ましい。
更に、前記米抽出物(A)は、米由来の食物繊維(a−5)を含有することが好ましい。
また、前記抗疲労用組成物は、γ−アミノ酪酸(B)を更に含有することが好ましい。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の抗疲労用組成物は、米胚芽、胚芽を含む米糠、胚芽米のうちの少なくとも1種から抽出された米抽出物(A)を有効成分とするものである。
また、上記米抽出物(A)には、米由来のγ−アミノ酪酸類(a−1)を含有することを特徴とするものである。
上記「米由来のγ−アミノ酪酸類(a−1)」とは、米胚芽、胚芽を含む米糠、胚芽米、玄米、発芽玄米、白米のうちの少なくとも1種(以下、単に、「米胚芽等」ともいう。)から抽出され、米胚芽等に含有される成分(例えばグルタミン酸等)が変化することによって生成されたγ−アミノ酪酸(以下、GABAということがある。)及びその誘導体のことをいう。ここで、本発明におけるGABAの誘導体とは、塩類、エステル類等とが挙げられ、より詳細には、ニコチノイルγ−アミノ酪酸、γ−アミノ酪酸カルシウム塩、γ−アミノ酪酸ナトリウム塩、γ−アミノ酪酸マグネシウム塩、GABAのメチルエステル、エチルエステル、プロピルエステル、イソプロピルエステル、ブチルエステル、tert−ブチルエステル等が挙げられる。尚、これらは、1種のみを含有していても良いし、2種類以上含有していても良い。
また、上記γ−アミノ酪酸類(a−1)の含有量は特に限定されないが、前記米抽出物(A)を100質量%とした場合、γ−アミノ酪酸換算(換算係数7.36)にて、1〜99質量%、好ましくは3〜55質量%、より好ましくは4〜30質量%、更に好ましくは4〜10質量%であることが好ましい。1質量%未満の場合、或いは99質量%を超えた場合、疲労を軽減する機能が弱まるからである。尚、上記γ−アミノ酪酸類(a−1)の含有量は、財団法人日本食品分析センターのアミノ酸自動分析法、或いは、HPLCにて測定することができ、これらの2つの測定方法のうち少なくとも一方が上記含有量の範囲に入っていれば良い。また、HPLCにて測定する場合、γ−アミノ酪酸の測定条件は、γ−アミノ酪酸を測定するための一般的な方法を用いればよく、これらのうちの少なくともひとつの測定条件で測定した場合に上記範囲に入っていれば良い。尚、このときに用いる窒素−γ−アミノ酪酸係数は、7.36とする。
上記「米由来のペプチド類(a−2)」とは、米胚芽等から抽出され、又は米胚芽等に含有される成分が変化することによって生成されたアミノ酸、及びその誘導体、並びにアミノ酸、及びその誘導体がペプチド結合したものであって、且つ、上記γ−アミノ酪酸類(a−1)を除くものをいう。
米由来のペプチド類(a−2)の含有量は特に限定されないが、前記米抽出物(A)を100質量%とした場合、たんぱく質換算にて、0.01〜35質量%、好ましくは、0.1〜20質量%、より好ましくは1〜15質量%、更に好ましくは3〜10質量%とすることができる。このとき、米由来のペプチド類(a−2)の含有量Z(質量%)は前記米抽出物(A)を100質量%とした場合における窒素成分の含有量をケルダール法にて定量し、その窒素の含有量をX、上記γ−アミノ酪酸類(a−1)の含有量をYとした場合、以下の式にて求めることができる。
Z=〔X−(Y/7.36)〕×6.25
式(1)
尚、上記式(1)の7.36は、γ−アミノ酪酸の分子量(103.12)を窒素の原子量(14.0067)で割った数値(即ち、窒素−GABA換算係数)であり、6.25は、窒素−たんぱく質換算係数である。
即ち、米由来のペプチド(a−2)類の含有量(Z)は、全窒素成分の含有量Xから、上記γ−アミノ酪酸類(a−1)の含有量Yを窒素換算に変換したものを減じ、その後、窒素−たんぱく質換算係数である6.25を掛けることによって算出することができる。
また、上記米抽出物(A)は、米由来の糖類(a−3)を含有しても良い。上記「米由来の糖類(a−3)」は、米胚芽等から抽出されたものであれば特に限定されず、例えば、アミロース、アミロペクチン、ラフィノース、エリスリトール、グルコース、ショ糖、果糖、キシリトール、ラクトース、マルトース、マルチトール、トレハロース、アルキル化トレハロース等が挙げられるが、これらに限定されない。
上記米由来の糖類(a−3)の含有量は特に限定されないが、上記米抽出物(A)の含有量を100質量%とした場合、10〜70質量%、好ましくは13〜60質量%、より好ましくは15〜58質量%であることが好ましい。
更に、上記米抽出物(A)は、米由来の脂質(a−4)を含有しても良い。上記「米由来の脂質(a−4)」としては、米胚芽等から抽出され、又は米胚芽等に含有される成分が変化することによって生成されたものであれば特に限定されず、例えば、モノグリセリド、ジグリセリド、トリグリセリド、γ−オリザノール、トコフェロール、トコトリエノール、オクタサノール、ステロール、テルペノイド、スフィンゴ糖脂質、及びスフィンゴリン脂質等が挙げられるが、これらに限定されない。
上記米由来の脂質(a−4)の含有量は特に限定されないが、上記米抽出物(A)の含有量を100質量%とした場合、0.01〜1質量%、好ましくは0.1〜0.8質量%、より好ましくは0.2〜0.7質量%とすることができる。
また、上記米抽出物(A)は、米由来の食物繊維(a−5)を含有していても良い。上記「米由来の食物繊維(a−5)」としては、米胚芽等から抽出され、又は米胚芽等に含有される成分が変化することによって生成されたものであれば特に限定されず、例えば、不溶性食物繊維または水溶性食物繊維のいずれもが含まれ、例えば、セルロース、ヘミセルロース、キトサン、ガラクトマンナン、ペクチン、サイリウム、カラーギナンおよびこれらの誘導体等が挙げられるが、これらに限定されない。
上記米由来の食物繊維(a−5)の含有量は特に限定されないが、上記米抽出物(A)の含有量を100質量%とした場合、0.1〜5質量%、好ましくは0.2〜4質量%とすることができる。
上記米抽出物(A)の製造方法は特に限定されないが、例えば、米胚芽等をpH2.5〜7.5かつ50℃以下の条件で水に浸漬し、その後、酸にて抽出し、抽出物をイオン交換クロマトグラフィーにより精製することにより、製造することができる。
上記米抽出物(A)の製造に用いる米は品種を限定しないが、胚芽重量割合の高いもの、例えば巨大胚米並びにγ−アミノ酪酸生成量の大きな品種(例えば北海269号等の米等)の利用がより好ましい。胚芽米は、米を通常の精米機(例えば柳沢製作所製、RMA−150等)で精米し、糠を除去することにより容易に調製することができる。胚芽は、胚芽米をさらに研削式精米機(例えば佐竹製作所製、TM5等)で研削した後、適当なふるい(32メッシュ程度)で胚乳部由来の粉及び糠から分け取ることができる。
更に、上記米胚芽等は、脱脂を行ったものを用いることが好ましい。γ−アミノ酪酸の劣化の原因となる遊離脂肪酸を除去することができるからである。
この脱脂の方法は特に限定されえないが、油溶性溶媒(脱脂用溶媒)にて、油分を抽出分離することにより行うことができる。また、更にこのときに用いられる脱脂用溶媒は、油溶性のものであれば特に限定されず、例えば、アセトン及びn−ヘキサン等が挙げられるが、特にn−ヘキサンが好ましい。遊離脂肪酸が効率よく除去することができ、また、抽出油分を食用油として使用し得るとともに、上記米抽出物を食品素材等に利用しやすくなるからである。
また、超臨界抽出により、脱脂を行うこともできる。このとき、炭酸ガスを用いることが最も好ましい。
上記米抽出物(A)の製造は、米胚芽等に、所定のpHにて調製された水を加えることにより行うことができる。この処理によって、胚芽に内在するグルタミン酸脱炭酸酵素を作用させ、グルタミン酸をγ−アミノ酪酸に変換することができる。この時、蛋白質分解酵素も同時に作用し、米胚芽等に含まれる蛋白質が分解し、グルタミン酸が供給され、効率よくγ−アミノ酪酸に変換することができる。
このとき、水のpHは、pH2.5〜7.5、好ましくはpH3.0〜7.0、より好ましくはpH5.5〜6.0であることが好ましい。なお、pH調整のために用いる酸は有機酸,無機酸のいずれでもよく、好ましくは酢酸,クエン酸,リンゴ酸等の有機酸や塩酸,硫酸,リン酸等の無機酸が用いられる。また、アルカリとしては水酸化ナトリウム,水酸化カリウム,水酸化カルシウム,炭酸ナトリウム,リン酸ナトリウム等が用いられる。更に、このときに加える水の量は特に限定されないが、米胚芽等の2〜10倍量の水を加えることが好ましい。またこのときの水の温度、振盪の条件は、50℃以下、通常は10〜50℃の条件下、50〜150ストローク/分で20分以上、通常20分〜24時間、好ましくは80〜120ストローク/分で40分〜10時間、より好ましくは40℃で100ストローク/分にて、4〜8時間振盪させることが好ましい。
また、上記米抽出物(A)は、上記のように浸漬処理して得た浸漬物に酸を加えて抽出することによって得ることができる。具体的には塩酸,硫酸,リン酸等の無機酸や酢酸,クエン酸,リンゴ酸等の有機酸を加えて酸性条件、好ましくはpH1〜2の強酸性条件に調整した後、0〜70℃、好ましくは10〜30℃、50〜150ストローク/分で5分〜2時間、好ましくは100ストローク/分で1時間振盪させ、γ−アミノ酪酸を抽出する。次いで、抽出物を遠心分離(3000rpm,10分),濾過処理等の固−液分離操作を行って上清(抽出液)を回収する。
次いで、この抽出液をイオン交換クロマトグラフィー等により精製、濃縮する。
得られたγ−アミノ酪酸は甘味を伴ったうま味を有しており、食品添加物あるいは調味料として利用することができる。その場合の使用量は、目的に応じて適宜決定すればよい。
また、本発明の抗疲労用組成物は、γ−アミノ酪酸(B)を更に含有しても良い。ここで、上記「γ−アミノ酪酸(B)」とは、上記米由来のγ−アミノ酪酸類(a−1)とは、異なる方法にて得られたγ−アミノ酪酸であり、例えば、合成によって得られたものや、上記米抽出物(A)、米胚芽等、小麦、及びキムチ等を含むものを培地として用いて発酵させることによって得られたもの等が挙げられる。
本発明の抗疲労用組成物は、各種飲食品の素材として使用することができる。飲食品としては、例えば、食用油(サラダ油)、菓子類(ガム、キャンディー、キャラメル、チョコレート、クッキー、スナック、ゼリー、グミ、錠菓等)、麺類(そば、うどん、ラーメン等)、乳製品(ミルク、アイスクリーム、ヨーグルト等)、調味料(味噌、醤油等)、スープ類、飲料(ジュース、コーヒー、紅茶、茶、炭酸飲料、スポーツ飲料等)をはじめとする一般食品や、健康食品(錠剤、カプセル等)、栄養補助食品(栄養ドリンク等)が挙げられる。これらの飲食品に本発明の抗疲労用組成物を適宜配合するとよい。
これら飲食品には、その種類に応じて種々の成分を配合することができ、例えば、ブドウ糖、果糖、ショ糖、マルトース、ソルビトール、ステビオサイド、コーンシロップ、乳糖、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、コハク酸、乳酸、L−アスコルビン酸、dl−α−トコフェロール、エリソルビン酸ナトリウム、グリセリン、プロピレングリコール、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、アラビアガム、カラギーナン、カゼイン、ゼラチン、ペクチン、寒天、ビタミンB類、ニコチン酸アミド、パントテン酸カルシウム、アミノ酸類、カルシウム塩類、色素、香料、保存剤等の食品素材を使用することができる。さらに、健康維持機能をもった本抗疲労用組成物には、他の抗酸化物質や健康食品素材などの配剤、例えば、抗酸化物質(還元型アスコルビン酸(ビタミンC)、ビタミンE、還元型グルタチン、トコトリエノール、ビタミンA誘導体、リコピン、ルテイン、アスタキサンチン、ゼアキサンチン、フコキサンチン、尿酸、ユビキノン、コエンザイムQ10、葉酸、ニンニクエキス、アリシン、セサミン、リグナン類、カテキン、イソフラボン、カルコン、タンニン類、フラボノイド類、クマリン、イソクマリン類、ブルーベリーエキス)、健康食品素材(V.(ビタミン)A、V.B1、V.B2、V.B6、V.B12、V.C、V.D、V.E、V.P、コリン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸カルシウム、EPA、オリゴ糖、食物繊維、スクアレン、大豆レシチン、タウリン、ドナリエラ、プロテイン、オクタコサノール、DHA、卵黄レシチン、リノール酸、ラクトフェリン、マグネシウム、亜鉛、クロム、セレン
、カリウム、ヘム鉄、カキ肉エキス、キトサン、キチンオリゴ糖、コラーゲン、コンドロイチン、ウコン、カンゾウ、クコシ、ケイヒ、サンザシ、生姜、霊芝、シジミエキス、スッポン、カンゾウ、クコシ、ケイヒ、サンザシ、生姜、霊芝、オオバコ、カミツレ、カモミール、セイヨウタンポポ、ハイビスカス、ハチミツ、ボーレン、ローヤルゼリー、ライム、ラベンダー、ローズヒップ
、ローズマリー、セージ、ビフィズス菌、フェーカリス菌、ラクリス、小麦胚芽油、ゴマ油、シソ油、大豆油、中鎖脂肪酸、アガリクス、イチョウ葉エキス、ウコン、コンドロイチン、玄米胚芽エキス、レイシ、タマネギ、DHA、 EPA、 DPA、 甜茶、冬虫夏草、ニンニク、蜂の子、パパイヤ、プーアル、プロポリス、メグスリの木、ヤブシタケ、ロイヤルゼリー、ノコギリヤシ、ヒアルロン酸、コラーゲン、ギャバ、ハープシールオイル、サメ軟骨、グルコサミン、レシチン、ホスファチジルセリン、田七ニンジン、桑葉、大豆抽出物、エキナセア、エゾウコギ、大麦抽出物、オリーブ葉、オリーブ実、ギムネマ、バナバ、サラシア、ガルシニア、キトサン、セントジョーンズワート、ナツメ、ニンジン、パッションフラワー、ブロッコリー、プラセンタ、ハトムギ、ブドウ種子、ピーナッツ種皮、ビルベリー、ブラックコホシュ、マリアアザミ、月桂樹、セージ、ローズマリー、ラフマ、黒酢、ゴーヤー、マカ、紅花、亜麻、ウーロン茶、花棘、カフェイン、カプサイシン、キシロオリゴ糖、グルコサミン、ソバ、シトラス、食物繊維、プロテイン、プルーン、スピルリナ、大麦若葉、核酸、酵母、椎茸、梅肉、アミノ酸、深海鮫抽出物、ノニ、カキ肉、スッポン、シャンピニオン、オオバコ、アセロラ、パイナップル、バナナ、モモ、アンズ、メロン、イチゴ、ラズベリー、オレンジ、フコイダン、メシマコブ、クランベリー、コンドロイチン硫酸、亜鉛、鉄、セラミド、シルクペプチド、グリシン、ナイアシン、チェストツリー、L-システイン、赤ワイン葉、ミレット、ホーステール、ビオチン、センテラアジアティカ、ハスカップ、ピクノジェノール、フキ、ルバーブ、クローブ、ローズマリー、カテキン、プーアル、クエン酸、ビール酵母、メリロート、ブラックジンガー、ショウガ、ガジュツ、ナットウキナーゼ、ベニコウジ、トコトリエノール、ラクトフェリン、シナモン、韃靼ソバ、ココア、ユズ種子エキス、シソの実エキス、ライチ種子エキス、月見草エキス、黒米エキス、α−リポ酸、生コーヒー豆エキス)なども配合することができる。
具体的な製法としては、抗疲労用組成物を粉末セルロースとともにスプレードライまたは凍結乾燥し、これを粉末、顆粒、打錠または溶液にすることで容易に飲食品(インスタント食品等)に含有させることができる。また、抗疲労用組成物を、例えば、油脂、エタノール、グリセリンあるいはこれらの混合物に溶解して液状にし、飲料に添加するか、固形食品に添加することが可能である。必要に応じてアラビアガム、デキストリン等のバインダーと混合して粉末状あるいは顆粒状にし、飲料に添加するか固形食品に添加することも可能である。
本発明の抗疲労用組成物を飲食品に適用する場合の添加量としては、美容や健康を維持することが主な目的であるので、飲食品に対して有効成分の含量が合計1〜20wt%であるのが好ましい。
本発明の抗疲労用組成物は、薬品(医薬品および医薬部外品を含む。)の素材として用いてもよい。薬品製剤用の原料に、本発明の抗疲労用組成物を適宜配合して製造することができる。本発明の抗疲労用組成物に配合しうる製剤原料としては、例えば、賦形剤(ブドウ糖、乳糖、白糖、塩化ナトリウム、デンプン、炭酸カルシウム、カオリン、結晶セルロース、カカオ脂、硬化植物油、カオリン、タルク等)、結合剤(蒸留水、生理食塩水、エタノール水、単シロップ、ブドウ糖液、デンプン液、ゼラチン溶液、カルボキシメチルセルロース、リン酸カリウム、ポリビニルピロリドン等)、崩壊剤(アルギン酸ナトリウム、カンテン、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ステアリン酸モノグリセリド、デンプン、乳糖、アラビアゴム末、ゼラチン、エタノール等)、崩壊抑制剤(白糖、ステアリン、カカオ脂、水素添加油等)、吸収促進剤(第四級アンモニウム塩基、ラウリル硫酸ナトリウム等)、吸着剤(グリセリン、デンプン、乳糖、カオリン、ベントナイト、硅酸等)、滑沢剤(精製タルク、ステアリン酸塩、ポリエチレングリコール等)などが挙げられる。
本発明による抗疲労用組成物の投与方法は、一般的には、錠剤、丸剤、軟・硬カプセル剤、細粒剤、散剤、顆粒剤、液剤等の形態で経口投与することができるが、非経口投与であってもよい。非経口剤として投与する場合は、溶液の状態、または分散剤、懸濁剤、安定剤などを添加した状態で、ハップ剤、ローション剤、軟膏剤、チンキ剤、クリーム剤などの剤形で適用することができる。
投与量は、投与方法、病状、患者の年齢等によって変化し得るが、大人では、通常、1日当たり有効成分として0.5〜1000mg、子供では通常0.5〜500mg程度投与することができる。
抗疲労用組成物の配合比は、剤型によって適宜変更することが可能であるが、通常、経口または粘膜吸収により投与される場合は約0.3〜15.0wt%、非経口投与による場合は、0.01〜10wt%程度にするとよい。なお、投与量は種々の条件で異なるので、前記投与量より少ない量で十分な場合もあるし、また、範囲を超えて投与する必要のある場合もある。
実施例:抗疲労用組成物(米抽出物)の製造
実施例1
胚芽米は、ササニシキ米を通常の精米機(例えば柳沢製作所製、RMA-150等)で精米し、糠を除去し、次いで、この胚芽米をさらに研削式精米機(例えば佐竹製作所製、TM5等)で研削した後、適当なふるい(32メッシュ位)で胚乳部由来の粉および糠から、米胚芽を分け取った。
上記方法により調製した原料米胚芽200gに69℃(還流温度)の温度条件で2時間撹拌後、脂質を抽出分離する操作を1回行った。 抽出後、脱脂胚芽を濾過しn-ヘキサンを取り除いた。次いで、得られた脱脂胚芽0.5gにpH5.6に調整した水8mlを加え、40℃で100ストローク/分にて4時間振盪し、γ−アミノ酪酸を富化した米胚芽を得た。
その後、γ−アミノ酪酸富化米胚芽をさらに水抽出を行い、濃縮殺菌し噴霧乾燥をしたものを米抽出物(実施例1)とした。
実施例2
胚芽米は、ササニシキ米を通常の精米機(例えば柳沢製作所製、RMA-150等)で精米し、糠を除去し、次いで、この胚芽米をさらに研削式精米機(例えば佐竹製作所製、TM5等)で研削した後、適当なふるい(32メッシュ位)で胚乳部由来の粉および糠から、米胚芽を分け取った。
上記方法により調製した原料米胚芽200gに69℃(還流温度)の温度条件で2時間撹拌後、脂質を抽出分離する操作を1回行った。 抽出後、脱脂胚芽を濾過しn-ヘキサンを取り除いた。次いで、得られた脱脂胚芽0.5gにpH5.6に調整した水8mlを加え、40℃で100ストローク/分にて4時間振盪し、γ−アミノ酪酸を富化した米胚芽を得た。
その後、上記米胚芽にグルタミン酸を加え、乳酸菌にて発酵させ、γ−アミノ酪酸を更に富化させた。その後、γ−アミノ酪酸富化米胚芽をさらに水抽出を行い、濃縮殺菌し噴霧乾燥をしたものを米抽出物(実施例2)とした。
上記実施例1及び実施例2のγ−アミノ酪酸及びその他の成分の含有量は、下記表1に記載されたとおりである。
Figure 2007230881
試験例:実施例の抗疲労機能の評価
1.精神的疲労誘発試薬の調製
レセルピン(和光純薬工業製、以下、単にRSPともいう。)1.5 mgを秤り取り氷酢酸10mLに溶解させ、蒸留水にて希釈して10mLとした(以下、本明細書では、「精神的疲労誘発試薬」とする。)。
尚、control群に投与するサンプルとして氷酢酸10mLを蒸留水にて希釈して10mLとしたものを調製した(以下、本明細書では、「control試薬」とする。)。
2.投与サンプルの調整
50mgの実施例1の米抽出物を蒸留水10 mLに溶解したものを調整した(以下、本明細書では、「実施例1−1サンプル」とする。)。
同様にして、100mgの実施例1の米抽出物を蒸留水10 mLに溶解したものを調整した(以下、本明細書では、「実施例1−2サンプル」とする。)。
また、50mgの実施例2の米抽出物を蒸留水10 mLに溶解したものを調整した(以下、本明細書では、「実施例2−1サンプル」とする。)。
100mgの実施例2の米抽出物を蒸留水10 mLに溶解したものを調整した(以下、本明細書では、「実施例2−2サンプル」とする。)。
尚、比較例として協和発酵製の純品のGABAを蒸留水10 mLに溶解したもの(以下、本明細書では、「純品GABAサンプル」とする。)、及びカフェイン(和光純薬製)を蒸留水10 mLに溶解したもの(以下、「カフェインサンプル」とする)を調製した。
3.群わけ
群わけは、以下のとおりとした。
(1)Control群
(2)比較例1群:RSP群
(3)実施例1−1群:RSPおよび実施例1を50 mg/kg投与
(4)実施例1−2群:RSPおよび実施例1を100 mg/kg投与
(5)実施例2−1群:RSPおよび実施例2を50 mg/kg投与
(6)実施例2−2群:RSPおよび実施例1を100 mg/kg投与
(7)比較例2群:100 mg:RSPおよび純品GABAを50 mg/kg投与
(8)比較例3群:RSPおよびカフェインを50 mg/kg投与
4.試験方法
実施例1−1群
まず、マウスに上記精神的疲労誘発試薬(1.5 mg/kg)を皮下注射し,精神的疲労を誘発した。その24時間後に上記実施例1−1サンプルを0.1mL経口投与した。
さらに24時間後に、上記実施例1−1経口投与した。1時間後,10分間の強制水泳を施し,その間の不動時間を測定することで疲労回復の程度を評価した。
実施例1−2群
投与サンプルとして、上記実施例1−2サンプルを使用したこと以外、同じ方法にて行った。
実施例2−1群
投与サンプルとして、上記実施例2−1サンプルを使用したこと以外、同じ方法にて行った。
実施例2−2群
投与サンプルとして、上記実施例2−2サンプルを使用したこと以外、同じ方法にて行った。
Control群
先ず、マウスに上記Contro試薬(1.5 mg/kg)を皮下注射した。その24時間後に蒸留水を0.1mL経口投与した。
さらに24時間後に、蒸留水を経口投与した。1時間後,10分間の強制水泳を施し,その間の不動時間を測定することで疲労回復の程度を評価した。
比較例1群
先ず、マウスに上記精神的疲労誘発試薬(1.5 mg/kg)を皮下注射した。その24時間後に蒸留水を0.1mL経口投与した。
さらに24時間後に、蒸留水を経口投与した。1時間後,10分間の強制水泳を施し,その間の不動時間を測定することで疲労回復の程度を評価した。
1時間後,10分間の強制水泳を施し,その間の不動時間を測定することで疲労回復の程度を評価した。
比較例2群
先ず、マウスに上記精神的疲労誘発試薬(1.5 mg/kg)を皮下注射した。その24時間後に純品GABAサンプルを0.1mL経口投与した。
さらに24時間後に、上記純品GABAサンプルを経口投与した。1時間後,10分間の強制水泳を施し,その間の不動時間を測定することで疲労回復の程度を評価した。
1時間後,10分間の強制水泳を施し,その間の不動時間を測定することで疲労回復の程度を評価した。
比較例3群
先ず、マウスに上記精神的疲労誘発試薬(1.5 mg/kg)を皮下注射した。その24時間後に上記カフェインサンプルを0.1mL経口投与した。
さらに24時間後に、上記カフェインサンプルを経口投与した。1時間後,10分間の強制水泳を施し,その間の不動時間を測定することで疲労回復の程度を評価した。
上記各群の試験の結果を図1に示す。
試験結果
図1によれば、Controlと比較して、比較例1のほうが不動時間が長くなっている。これにより、RSPの投与により不動時間は長くなり,精神的疲労状態が誘発されていることが確認された。
更に、図1によれば、比較例1と比較して実施例1−1、実施例1−2、実施例2−1、実施例2−2の方が、有意に不動時間が短くなっていることがわかる(比較例1:424.1秒、実施例1−1:373.8秒、実施例1−2:335.6秒、実施例2−1:382.9秒、実施例2−2:385秒)。これにより、実施例1及び実施例2の米抽出物には、精神的疲労を軽減する機能を有することが判る。
また、純品GABAサンプルを投与した比較例2(404.9秒)よりも、実施例1−1、実施例1−2、実施例2−1、実施例2−2の方が有意に不動時間が短くなっていることが判る。これにより、純品のγ−アミノ酪酸(比較例2)よりも、γ−アミノ酪酸を含有する米抽出物(実施例1、2)の方が精神的疲労を軽減する機能を有することが判る。
また、実施例1−1(実施例1:50mgサンプル)よりも実施例1−2(実施例1:100mgサンプル)の方が不動時間が短いことが判る。これにより、RSP投与により精神的疲労を誘発したマウスに実施例1の米抽出物を投与することで,濃度依存的に不動時間が短縮されることが判る。上記実施例1の米抽出物は、濃度依存的に精神的疲労を軽減する機能を有することが判る。
更に、純品GABAサンプルを投与した比較例2(404.9秒)よりも、実施例1−1、実施例1−2、実施例2−1、実施例2−2の方が不動時間が短くなっていることが判る。これにより、純品のγ−アミノ酪酸(比較例2)よりも、γ−アミノ酪酸を含有する米抽出物(実施例1、2)の方が精神的疲労を軽減する機能を有することが確認された。γ−アミノ酪酸と米由来の成分(たんぱく質、脂質、糖質等)との両方を含有することにより精神的疲労をより軽減することができることが判る。
更に、図1によれば、実施例2を投与した場合と比較して、実施例1を投与したほうが、不動時間が短くなっている。これにより、適度の量のγ−アミノ酪酸及び米由来の成分(ペプチド類、脂質、糖質等)を含有することにより精神的疲労をより軽減することができる。
尚、比較例3(カフェインサンプル投与)においても不動時間は有意に減少し、比較例1と比較すると約125秒短縮され、コントロールと同程度まで短縮された。しかし、上記カフェインサンプルを投与したマウスは、投与した後に、興奮したような異常な動きをした。これにより、上記不動時間短縮の効果は疲労回復というよりも、カフェインの興奮作用により不動時間が短縮されたと考えられる。
[配合例]
本発明による抗疲労用組成物の配合例を示す。尚、抗疲労用組成物の配合は下記配合例に限定されない。
配合例1:チューインガム
砂糖 53.0wt%
ガムベース 20.0
グルコース 10.0
水飴 16.0
香料 0.5
抗疲労用組成物 0.5
100.0wt%
配合例2:グミ
還元水飴 40.0wt%
グラニュー糖 20.0
ブドウ糖 20.0
ゼラチン 4.7
水 9.68
オレンジ果汁 4.0
ユズフレーバー 0.6
色素 0.02
抗疲労用組成物 1.0
100.0wt%
配合例3:キャンディー
砂糖 50.0wt%
水飴 33.0
水 14.4
有機酸 2.0
香料 0.2
抗疲労用組成物 0.4
100.0wt%
配合例4:ヨーグルト(ハード・ソフト)
牛乳 41.5wt%
脱脂粉乳 5.8
砂糖 8.0
寒天 0.15
ゼラチン 0.1
乳酸菌 0.005
抗疲労用組成物 0.4
香料 微量
水 残余
100.0wt%
配合例5:清涼飲料
果糖ブドウ糖液糖 30.0wt%
乳化剤 0.5
抗疲労用組成物 0.3
香料 適量
精製水 残余
100.0wt%
配合例6:錠菓
砂糖 76.4wt%
グルコース 19.0
ショ糖脂肪酸エステル 0.2
抗疲労用組成物 0.5
精製水 3.9
100.0wt%
配合例7:ソフトカプセル
玄米胚芽油 47.0wt%
ユズ抽出物 40.0
乳化剤 12.0
抗疲労用組成物 1.0
100.0wt%
配合例8:錠剤
乳糖 54.0wt%
結晶セルロース 30.0
澱粉分解物 10.0
グリセリン脂肪酸エステル 5.0
抗疲労用組成物 1.0
100.0wt%
配合例7:コーヒー飲料(液状)
焙煎コーヒー豆 6.0wt%
砂糖 6.0
重曹 0.2
乳化剤 0.15
抗疲労用組成物 1.0
水 残余
100.0wt%
配合例8:コーヒー飲料(粉末)
インスタントコーヒー 90.0wt%
脱脂乳 7.0
抗疲労用組成物 3.0
100.0wt%
配合例8:チョコレート菓子
チョコレート 95.0wt%
脱脂乳 3.0
砂糖 1.0
抗疲労用組成物 1.0
100.0wt%
以上の説明により、本発明の抗疲労用組成物は、米由来のγ−アミノ酪酸類を含有する米抽出物を有効成分とすることにより、特に精神的疲労を軽減する機能を有し、また、γ−アミノ酪酸類とその他の米由来の成分(ペプチド類、脂質、糖類等)との両方を含有することにより、精神的疲労を更に軽減させることができる。更に、本発明の抗疲労用組成物は、天然の食用植物に由来する組成物であって、副作用がなく長期にわたって摂取できるものである。従って、本発明の抗疲労用組成物は、疲労、特に精神的な疲労を軽減する機能を有し、且つ、安全な食品組成物又は医薬組成物又は化粧品用組成物を提供することができる。
上記試験例による方法にて測定した実施例(米抽出物)及び比較例(蒸留水、純品GABA等)のマウスの不動時間を示すグラフである。

Claims (8)

  1. 米胚芽、胚芽を含む米糠、胚芽米、玄米、発芽玄米、白米のうちの少なくとも1種から抽出された米抽出物(A)を有効成分とし、
    該米抽出物(A)には、米由来のγ−アミノ酪酸類(a−1)を含有することを特徴とする抗疲労用組成物。
  2. 前記米由来のγ−アミノ酪酸類(a−1)の含有量は、前記米抽出物を100質量%とした場合、γ−アミノ酪酸換算で1〜99質量%であることを特徴とする請求項1に記載の抗疲労用組成物。
  3. 前記米抽出物(A)は、米由来のペプチド類(a−2)を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の抗疲労用組成物。
  4. 前記ペプチドの含有量類(a−2)は、該米抽出物の含有量を100質量%とした場合、たんぱく質換算で0.1〜35質量%であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の抗疲労用組成物。
  5. 前記米抽出物(A)は、米由来の糖類(a−3)を含有することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の抗疲労用組成物。
  6. 前記米抽出物(A)は、米由来の脂質(a−4)を含有することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の抗疲労用組成物。
  7. 前記米抽出物(A)は、米由来の食物繊維(a−5)を含有することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の抗疲労用組成物。
  8. 前記抗疲労用組成物は、γ−アミノ酪酸(B)を更に含有することを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の抗疲労用組成物。
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