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JP2007230228A - 断熱ボードの製造方法 - Google Patents

断熱ボードの製造方法 Download PDF

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JP2007230228A JP2007017457A JP2007017457A JP2007230228A JP 2007230228 A JP2007230228 A JP 2007230228A JP 2007017457 A JP2007017457 A JP 2007017457A JP 2007017457 A JP2007017457 A JP 2007017457A JP 2007230228 A JP2007230228 A JP 2007230228A
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Abstract

【課題】 従来の断熱ボードと同等以上の断熱性を確保し、撓みの生じない剛性を保ちつつ厚さを薄くかつ軽量化することで、浴槽内の湯温低下をより一層抑制でき、蓋置き用スペース確保を容易にした断熱ボードの製造方法を提供する。
【解決手段】 金型26,26を型合せ方向に移動させると、型合せした状態で形成される金型のキャビティ内に前記シート状樹脂22,22が内部に真空断熱材1を包んだ状態で保持される。この状態から前記ノズル27からエアを吹き込むと、軟化しているシート状樹脂22,22は外側に膨らみ、金型のキャビティ内面に押付けられて所定の形状の断熱ボード30に成形される。このとき、前記したように真空断熱材1の表面には予めホットメルト25が塗布されているので、シート状樹脂22と真空断熱材1とは接着されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、浴槽内の湯温を長く保持することのできる断熱風呂蓋や保冷ボックス等として用いる断熱ボードの製造方法に関する。
風呂蓋は、樹脂製の一枚蓋、組合わせ蓋、折り畳み蓋の製品が一般的である。このうち折り畳み蓋は、可撓性が必要なため薄く形成する必要があり断熱性能はほとんどない。一方、一枚蓋、組合わせ蓋の場合は樹脂材が使用されている商品
が多い。樹脂製の風呂蓋としては、二枚の樹脂板間に中空部(空気断熱層)を設けた商品、および、特許文献1および2に記載されるような樹脂系断熱材の両面を樹脂板でサンドイッチした商品が一般的である。
上記のサンドイッチ型風呂蓋として、特許文献1には上置き型風呂蓋が開示され、特許文献2にはフロート型風呂蓋が開示されている。
特開2003−225173号公報 特開2005−230149号公報
サンドイッチ型風呂蓋は上記中空型風呂蓋よりも断熱性に優れている。しかし、その熱伝導率は、一般的に0.028〜0.036W/m・K程度であるため、十分な断熱性を得るために風呂蓋を厚くしている。したがって、特許文献1のような上置き型風呂蓋、特許文献2のフロート型風呂蓋のいずれにおいても、風呂場で立て掛けておく場合などに場所をとるという問題がある。
また、断熱性が非常に高い真空断熱材を樹脂系断熱材と併用した風呂蓋も市販されている。たとえば、松下電器では真空断熱材(商品名:U−Vacua)を風呂蓋に組込んでいる。真空断熱材自体は剛性がなく、風呂蓋として使用すると撓んでしまうことから、この商品では他の樹脂製断熱材でサンドイッチして補強している。そのため、断熱性は十分に向上するものの風呂蓋全体の厚さは従来品とそれ程かわらず、浴室内での置き場に問題が生ずることに変わりはない。
更に、従来から保冷ボックスが知られている。保冷ボックスの一般的な構造は発泡樹脂ボードをボックス状に成形したものである。しかしながら、発泡樹脂ボード自体、強度的に十分とは言えず、また、必要な強度を得るには厚くなってしまう。
本発明は風呂蓋や保冷ボックスの一部として用いる断熱ボードの製造方法に係り、第1発明は、一対の金型の間に軟化した2枚のシート状樹脂を臨ませ、これら軟化した2枚のシート状樹脂の間に真空断熱材をセットし、次いで前記金型を閉じることで前記2枚のシート状樹脂によって前記真空断熱材を包み込み、更に閉じた金型内にエアを供給することで前記シート状樹脂を金型のキャビティに押付けて成形するようにした。
第2発明は、一対の金型の間に軟化した筒状樹脂を臨ませ、この筒状樹脂の内側空間に真空断熱材をセットし、次いで前記金型を閉じることで前記筒状樹脂によって前記真空断熱材を包み込み、更に閉じた金型内にエアを供給することで前記筒状樹脂を金型のキャビティに押付けて成形するようにした。
上記第1及び第2発明において、真空断熱材の表面の一部には予めホットメルトの塗布、ホットメルトシートの貼り付け、ポリエチレンなどの熱溶着可能な樹脂シートの貼り付けまたは両面接着テープを貼着しておくで、成形後に樹脂の内側に包み込まれた真空断熱材が動くことがない。
第3発明は、真空断熱材を内包する断熱ボードの製造方法であって、金型内に真空断熱材をセットし、この真空断熱材の周囲に溶融した樹脂を流し込み、真空断熱材の全表面を樹脂で覆って一体化するようにした。
第4発明は、真空断熱材を内包する断熱ボードの製造方法であって、有底の偏平ボックス状の樹脂製箱体に真空断熱材を挿入し、該箱体の開口部を樹脂材で封鎖するようにした。この第4発明にあっては、箱体の内壁と真空断熱材との間を、発泡体で充填するようにしてもよい。
第5発明は、真空断熱材を内包する断熱ボードの製造方法であって、二枚の樹脂製表面材間に真空断熱材を挟み、真空断熱材周囲の空隙部分に発泡体を充填し、さらに、二枚の表面材間をリブで連結するようにした。
第5発明にあっては、前記表面材の片面にリブを設けるか、または、リブ付き表面材を使用し、このリブによって形成される空間内に真空断熱材を配置する構成が考えられる。更に前記二枚の表面材のうち、どちらかに凸型リブを、他方に凹型リブを形成し、これら凹凸型リブを嵌合部させて前記空間を構成すること、更にこの空間を仕切るための複数のリブを縦列または交差させて設け、こうして小分割された空間内に、それぞれ真空断熱材を配置するようにしてもよい。或いは、前記二枚の表面材をリブ付きの同形状に形成し、これら2枚の表面材を突き合せ若しくは嵌合させてもよい。
第1発明及び第2発明によれば、軽量で薄く且つ断熱効果に優れた断熱ボードを成形できる。したがって、風呂蓋、保冷ボックスとして優れた効果を発揮する。また、単純な板状であっても保冷車両の内側壁面に立て掛けるだけで十分な保冷効果を発揮でき、しかも厚さが薄いため、収納容積を確保できる。
第3発明では、真空断熱材の周囲に溶融した樹脂を流し込み、真空断熱材の全表面を樹脂で覆って一体化するため、製造工程数を低減することができる。また、金型の設計次第で自由に断熱ボードの厚さを調整することができ薄板化が容易である。さらに、真空断熱材全面が継ぎ目なく樹脂材で覆われるため、側面樹脂材はリブと同じ効果を持ち、撓みにくい構造となる。
また、前記真空断熱材を2枚またはそれ以上用い、相互に間隔を保って配置し、ここへ溶融した樹脂を流し込んだ場合には、真空断熱材間に形成される隙間にも溶融樹脂が進入してリブを形成し、耐撓み性が一層向上する。
第4発明では、封筒状の樹脂製箱体に真空断熱材を挿入し、封筒開口部を樹脂材で封鎖するため、従来の製品に比較して薄く撓みにくく、かつ高断熱性の風呂蓋を提供することができる。また、前記箱体の内壁と真空断熱材との間を、発泡体で充填することで断熱性を一層高めることができる。
第5発明では、二枚の樹脂製表面材間に真空断熱材を挟み、真空断熱材周囲の空隙部分に発泡体を充填し、さらに、二枚の表面材間をリブで連結するため、従来の製品に比較して薄く撓みにくく、かつ高断熱性の断熱ボードを提供することができる。また、前記表面材の片面にリブを設けるか、または、リブ付き表面材を使用し、このリブによって形成される空間内に真空断熱材を配置すれば断熱性を一層高めることができる。
さらに、前記二枚の表面材のうち、どちらかに凸型リブを、他方に凹型リブを形成し、これら凹凸型リブを嵌合部させて前記空間を構成することにより、表面材相互のズレを防止することができる。また、前記空間をさらに仕切るための複数のリブを縦列または交差させて設け、こうして小分割された空間内に、それぞれ真空断熱材を配置することにより、耐撓み性が一層向上するとともに、真空断熱材単体の大きさに影響されずに断熱ボードを製造することができる。
また、前記断熱ボードの外周部を弾性樹脂で覆うことにより、破損しにくく並べた際に隙間ができない等の効果がある。
本発明の断熱ボードに使用する真空断熱材とは、断熱材をバリヤ性の高い樹脂フィルムで覆い、内部の断熱材周囲を真空処理後、シールしたものである。内部断熱材としてはグラスウール、ロックウールなどの繊維系断熱材、発泡ウレタン、発泡ポリエチレン等の樹脂系断熱材が使用されている。真空断熱材の熱伝導率は、繊維系、樹脂系断熱材の1/5〜1/20と優秀である。
本発明の第1の態様では、ブロー成形によって断熱ボードを製造する。以下に図面に従って説明する。図1は断熱ボードの製造方法を説明した斜視図、図2は金型を閉じた状態の断面図、図3は真空断熱材の斜視図、図4は断熱ボードを利用した保冷ボックスの斜視図である。
図1において、ボックスの樹脂供給部20内には軟化した樹脂が貯留されており、このボックス20の底面に形成した一対のスリット状吐出口21,21から軟化した樹脂22がシート状に所定の速度で流下する構造になっている。
またボックス20の下面には治具23,23を介して真空断熱材1が吊り下げ支持されている。真空断熱材1は下方から治具24によって支持してもよい。真空断熱材1の表面には図3に示すように予めホットメルト25を塗布し、後述するブロー成形の際に、シート状樹脂22と真空断熱材1とが剥離しないようにすることが好ましい。
尚、ホットメルト25の代わりに両面テープなどを用いてブロー成形後に真空断熱材1がガタつかないようにしてもよい。
また前記シート状樹脂22,22の外側には金型26,26が側方に進退自在に配置され、前記治具23,23の間には金型26,26を閉じた際に形成されるキャビティ内にエアを送り込むエアブロー用のノズル27が設けられている。
以上において、図1に示す状態から金型26,26を型合せ方向に移動させると、図2に示すように、型合せした状態で形成されるキャビティ内に前記シート状樹脂22,22が内部に真空断熱材1を包んだ状態で保持される。この状態から前記ノズル27からエアを吹き込むと、軟化しているシート状樹脂22,22は外側に膨らみ、金型のキャビティ内面に押付けられて所定の形状の断熱ボード30に成形される。このとき、前記したように真空断熱材1の表面には予めホットメルト25が塗布されているので、シート状樹脂22と真空断熱材1とは接着されている。
図4は上記の工程によって成形された断熱ボード30を、側板、底板及び天板として構成した保冷ボックスを示している。断熱ボード30の使用例としては例えば保冷車両の収納部の内側壁に取り付けるようにしてもよい。
図5は本発明の第2の態様を示す斜視図であり、この第2の態様でも、ブロー成形によって断熱ボードを製造する。
即ち、この実施例にあってはドラム状の樹脂供給部31から筒状の軟化した樹脂(パリソン)32が流下する。この軟化した筒状樹脂32内に真空断熱材1を臨ませ、棒状の引き伸し治具33で左右に引き伸ばしつつ金型26,26を閉じるとともにノズル27から金型のキャビティ内にエアを吹き込むことで前記同様、内部に真空断熱材1が包み込まれた断熱ボードが得られる。
尚、金型の外側に食み出た樹脂は切断し再利用を図る。
本発明の第3の態様では、真空断熱材の周囲に溶融した樹脂を流し込み、真空断熱材の全面を樹脂で覆って風呂蓋を一体化する。具体的には、射出成型用金型中に真空断熱材を宙吊りにして、ここへ熱可塑性の溶融樹脂を流し込むか、あるいは、溶融樹脂にドブ漬けした真空断熱材を圧縮成型用金型に挟み、冷却・固化して断熱ボードを製造する
こうして製造された断熱ボードの一例としての風呂蓋を図6に示す。図6は風呂蓋の(a)平面図および(b)断面図である。本図に示す通り、真空断熱材1は樹脂材2に完全に覆われている。本製造方法によれば、真空断熱材1を形成する樹脂・フィルムと、溶融固化した樹脂材2とがワン・ショットで溶着される。このため、製造工程数を低減することができる。
また、金型の設計次第で自由に風呂蓋の厚さを調整することができ薄板化が容易である。さらに、真空断熱材全面が継ぎ目なく樹脂材で覆われるため、側面樹脂材はリブと同じ効果を持ち、浴槽に使用したときにも撓みにくい構造となる。
本態様においては、真空断熱材を2枚またはそれ以上用い、金型内に相互に間隔を保って配置し、溶融した樹脂を流し込むこともできる。このような製造方法とすることで、真空断熱材間に形成される隙間にも溶融樹脂が進入してリブを形成し、耐撓み性が一層向上する。
図7は、断熱風呂蓋の別態様を示す斜視図である。本態様においては、封筒状の樹脂製箱体3に真空断熱材1を挿入し、本体開口部3aを蓋となる樹脂材4で封鎖する。箱体3の内壁と真空断熱材1との間には、ブロック状の発泡体11を充填しても良い。
本態様によって断熱風呂蓋を製造すれば、従来の製品に比較して薄く撓みにくく、かつ高断熱性の風呂蓋を提供することができる。
図8は、断熱風呂蓋の別態様を示す斜視図である。本態様においては、二枚の樹脂製表面材5、6間に真空断熱材1を挟み、真空断熱材周囲の空隙部分に図示しない発泡体を充填する。そして二枚の表面材5、6間をリブ6aで連結することで風呂蓋が製造される。なお、表面材6のリブ6aが付いていない他の2辺については後述の弾性樹脂で覆うことができる。
本図においては表面材6をリブ6a付き表面材としているが、リブは表面材5、6と独立した樹脂材を別途用意しても良い。また、リブ6aは本図に示すように表面材6の相対する2辺のみに設けても良いが4辺全てに設けても良い。リブ6aを付けることによって、従来の製品に比較して薄く撓みにくく、かつ高断熱性の風呂蓋を提供することができる。
図9は、断熱風呂蓋の別態様の変形例を示す斜視図である。本変形例においては、表面材5に凸型リブ5aを設け、一方、表面材6には凹型リブ6aを設けている。本図と逆に、表面材5側を凹型リブ、表面材6側を凸型リブとしてもよい。凸型リブ5aと凹型リブ6aを嵌合させることによって形成される空間部に真空断熱材1を入れ、その周辺を発泡体11で埋める。
最後に、樹脂製表面材5とリブ6aを熱融着させるか接着させて断熱風呂蓋が製造される。上記凹凸リブを嵌合させて風呂蓋を製造すれば、製造時に、表面材5、6相互のズレを防止することができる。
本発明全般に言えることであるが、リブは基本的に、浴槽にかぶせるときの幅方向に設けるのが効率的であるしかし、長さ方向にも設けてよく、さらに既述のように4辺に連続して設けても良い。
図10は、断熱風呂蓋の別態様の別の変形例を示す斜視図である。本変形例においては、表面材5、6とリブ6aとによって形成された空間を、さらに仕切るための複数のリブ6b、6cを交差させて設けている。こうして小分割された空間内に、それぞれ真空断熱材1および図示しない発泡体を入れて一体化する。
上記リブ6b、6cの配置および数は真空断熱材1の大きさ等を考慮して自由に設定することができ、たとえば、図11に示すように、リブ6b、6cを夫々の表面材に形成し、一方のリブ6cには他方のリブ6bが入り込み切り込みを形成する構造でもよい。
また、リブ6bをなくして、リブ6cと平行した図示しないリブを数本追加することもできる。また、真空断熱材1と表面材5、6とを、接着剤で張り付けることで、より撓みにくくすることもできる。
本発明の断熱ボードの製造方法については、その他、多様な変形例を考えることができる。例えば、図8において、二枚の表面材5、6の両方を、リブ付きの同形状に形成し、これら2枚の表面材の小口を突き合せて風呂蓋とすることができる。また、前記二枚の表面材5、6を、それぞれ弁当箱本体状および弁当蓋状の周縁リブ付き形状に形成し、両表面材を弁当箱にフタをするように嵌合させて風呂蓋を製造することもできる。
図12は、風呂蓋の全容の一例を示す正面図である。上述の各製造方法によって製造された断熱風呂蓋10は、真空断熱材と発泡体とを内包した表面材5からなるものであるが、必要に応じて、さらに、断熱風呂蓋10の外周部を、弾性樹脂7で覆うことができる。弾性樹脂7は外周部全体を覆っても良いし、本図のように一部を覆っても良い。外周部を覆うことにより、風呂蓋が落下した時に破損しない、浴槽に置いた際に浴槽との間に隙間ができない等の効果がある。
以上説明した製造方法によって製造された本発明の断熱ボードは、従来と同等以上の断熱性を確保し、撓みの生じない剛性を有するとともに薄く軽量化されている。このため、例えば浴槽内の湯温低下をより一層抑制でき、蓋置き用スペース確保を容易にし、また、子供、年配者にとっても取り扱い易い断熱風呂蓋となっている。
断熱ボードの第1の態様に係る製造方法を説明した斜視図 金型を閉じた状態の断面図 真空断熱材の斜視図 断熱ボードを利用した保冷ボックスの斜視図 断熱ボードの第2の態様に係る製造方法を説明した斜視図 断熱ボードとしての風呂蓋の(a)平面図および(b)断面図 断熱ボードとしての風呂蓋の別態様を示す斜視図 断熱ボードとしての風呂蓋の別態様を示す斜視図 断熱ボードとしての風呂蓋の別態様を示す斜視図 断熱ボードとしての風呂蓋の別態様を示す斜視図 リブ形状の別実施例を示す斜視図 風呂蓋の全容の一例を示す正面図
符号の説明
1…真空断熱材、2…樹脂材、3…樹脂製箱体、3a…本体開口部、4…樹脂製蓋材、5、6…樹脂製表面材、5a、6a、6b、6c…リブ、7…弾性樹脂、10…断熱風呂蓋、11…発泡体、20…樹脂供給部、21…スリット状吐出口、22…軟化したシート状樹脂、23,24…治具、25…ホットメルト、26…金型、27…ノズル、30…断熱ボード、31…ドラム状の樹脂供給部、32…軟化した筒状樹脂(パリソン)、33…引き伸し治具。

Claims (15)

  1. 一対の金型の間に軟化した2枚のシート状樹脂を臨ませ、これら軟化した2枚のシート状樹脂の間に真空断熱材をセットし、次いで前記金型を閉じることで前記2枚のシート状樹脂によって前記真空断熱材を包み込み、更に閉じた金型内にエアを供給することで前記シート状樹脂を金型のキャビティに押付けて成形することを特徴とする断熱ボードの製造方法。
  2. 一対の金型の間に軟化した筒状樹脂を臨ませ、この筒状樹脂の内側空間に真空断熱材をセットし、次いで前記金型を閉じることで前記筒状樹脂によって前記真空断熱材を包み込み、更に閉じた金型内にエアを供給することで前記筒状樹脂を金型のキャビティに押付けて成形することを特徴とする断熱ボードの製造方法。
  3. 真空断熱材を内包する断熱ボードの製造方法であって、金型内に真空断熱材をセットし、この真空断熱材の周囲に溶融した樹脂を流し込み、真空断熱材の全表面を樹脂で覆って一体化することを特徴とする断熱ボードの製造方法。
  4. 真空断熱材を内包する断熱ボードの製造方法であって、有底の偏平ボックス状の樹脂製箱体に真空断熱材を挿入し、該箱体の開口部を樹脂材で封鎖することを特徴とする断熱ボードの製造方法。
  5. 請求項4に記載の断熱ボードの製造方法において、前記箱体の内壁と真空断熱材との間を、発泡体で充填することを特徴とする断熱ボードの製造方法。
  6. 真空断熱材を内包する断熱ボードの製造方法であって、二枚の樹脂製表面材間に真空断熱材を挟み、真空断熱材周囲の空隙部分に発泡体を充填し、さらに、二枚の表面材間をリブで連結することを特徴とする断熱ボードの製造方法。
  7. 請求項6に記載の断熱ボードの製造方法において、前記表面材の片面にリブを設けるか、または、リブ付き表面材を使用し、このリブによって形成される空間内に真空断熱材を配置することを特徴とする断熱ボードの製造方法。
  8. 請求項6または請求項7に記載の断熱ボードの製造方法において、前記二枚の表面材のうち、どちらかに凸型リブを、他方に凹型リブを形成し、これら凹凸型リブを嵌合部させて前記空間を構成することを特徴とする断熱ボードの製造方法。
  9. 請求項6乃至請求項8のいずれかに記載の断熱ボードの製造方法において、前記空間をさらに仕切るための複数のリブを縦列または交差させて設け、こうして小分割された空間内に、それぞれ真空断熱材を配置することを特徴とする断熱ボードの製造方法。
  10. 請求項6乃至請求項9のいずれかに記載の断熱ボードの製造方法において、前記二枚の表面材をリブ付きの同形状に形成し、これら2枚の表面材を突き合せることを特徴とする断熱ボードの製造方法。
  11. 請求項6乃至請求項9のいずれかに記載の断熱ボードの製造方法において、前記二枚の表面材を、それぞれ弁当箱本体状および弁当箱蓋状の周縁リブ付き形状に形成し、両表面材を嵌合させることを特徴とする断熱ボードの製造方法。
  12. 請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の断熱ボードの製造方法において、前記断熱ボードの外周部を、弾性樹脂で覆うことを特徴とする断熱ボードの製造方法。
  13. 請求項1または請求項2に記載の断熱ボードの製造方法において、前記真空断熱材の表面の一部には予めホットメルトの塗布、ホットメルトシートの貼り付け、ポリエチレンなどの熱溶着可能な樹脂シートの貼り付けまたは両面接着テープを貼着しておくことを特徴とする断熱ボードの製造方法。
  14. 請求項1乃至請求項13の何れかに記載の断熱ボードの製造方法において、前記真空断熱材を2枚またはそれ以上用い、相互に間隔を保って配置することを特徴とする断熱ボードの製造方法。
  15. 請求項1乃至請求項14の何れかに記載の断熱ボードの製造方法において、前記断熱ボードは風呂蓋または保冷ボックスであることを特徴とする断熱ボードの製造方法。
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