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JP2007224746A - インジェクタノズル - Google Patents

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Shigehisa Takase
繁寿 高瀬
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Abstract

【課題】燃料の最大噴射率の向上を図ることができるインジェクタノズルを提供する。
【解決手段】ノズル本体2の先端部に形成され燃料を溜めると共に、その溜めた燃料を噴射する噴孔11が形成されたサック部21と、そのサック部21の基端部側に形成され、該サック部21を閉塞するための針弁3を着座させるシート部22とを有するインジェクタノズル1において、上記針弁3の先端部を、先端側に至るにつれ縮径されるテーパ状に形成すると共に、そのテーパ状の先端部における上記シート部22との当接位置より先端側を切除したものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、ジメチルエーテルを燃料とするディーゼルエンジンなどに適用されるインジェクタノズルに関するものである。
従来、ディーゼルエンジンなどに適用されるインジェクタノズルとして、先端部に形成した複数の噴孔(ノズル噴孔)を、ノズル内に昇降可能に収容した針弁(以下、ニードルという)にて開閉するように構成したインジェクタノズルが知られている(特許文献1参照)。
例えば、図6に示すように、インジェクタノズル61は、ニードル62を収容するノズル本体63を有し、そのノズル本体63は、複数の噴孔64が形成されたサック部65と、ニードル62を着座させるシート部(ノズルシート)66とで構成される。
図6のインジェクタノズル61では、シート部66が、下方に至るにつれ縮径されるテーパシート構造をなす。
また、近年、燃料噴射後の後ダレによるHC量を低減することを目的として、サック部の容量を低減したもの(例えば、コニカル形状のサック部、ミニサック、あるいはVCO(Valve Covered Orifice);サックなし)が主流となっており、例えば、図6のインジェクタノズル61では、サック部65がコニカル形状にて形成される。
図6のインジェクタノズル61では、ニードル62がリフトすると、図示しないコモンレールなどに貯留された加圧燃料が、ニードル62とシート部66およびサック部65の隙間を通りサック部65に流入し、噴孔64より燃焼室に噴射される。
ところで、インジェクタノズル61にて噴射させる燃料には、一般的な軽油の他に、例えば、ジメチルエーテル(以下、DMEという)などの液化ガス燃料などが考えられる。
DMEを燃料とする場合、DMEは軽油と比較して体積当たりの発熱量が小さいため、軽油に対し約2倍の燃料を噴射する必要がある。
また、軽油噴射のディーゼルエンジンと異なり、DME燃料を用いたディーゼルエンジンでは、C−C結合(炭素−炭素結合)がないことにより、スモークの発生がなく、コモンレール圧力は、軽油と比較して低い領域が使用可能である。
以上から、DMEディーゼルエンジンにおいて、エンジン回転数・負荷などを、従来の軽油ディーゼルエンジンと同領域を使用し、同出力を得るためにはインジェクタノズルの噴孔径・噴孔数の総面積(つまり、ノズル噴孔総面積)を、軽油に対し広く取る必要がある。
特開2005−180253号公報
しかしながら、ノズル噴孔総面積を大きくし、かつサック部容積を低減した場合に、サック部65の内壁面とニードル62との間の流路面積が、ノズル噴孔総面積よりも小さくなってしまうことがある。
そのように、サック部65およびニードル62間の流路面積がノズル噴孔総面積よりも小さくなると、噴孔64による所望の噴霧特性が得られなくなり、最大噴射率の低下を招いてしまう。
つまり、サック部65の入口で燃料が絞られてしまい、大きく設定した噴孔総面積に見合うだけの燃料噴射率が得られなくなる。
最大噴射率が低下してしまう場合、総噴射量を維持するために、噴射期間を長く設定することが考えられるが、高速エンジン回転速度領域では、噴射可能な期間が短いため、その短い噴射期間内では所望量の燃料を噴射しきれず、出力低下を引き起こしてしまう。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、燃料の最大噴射率の向上を図ることができるインジェクタノズルを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、ノズル本体の先端部に形成され燃料を溜めると共に、その溜めた燃料を噴射する噴孔が形成されたサック部と、そのサック部の基端部側に形成され、該サック部を閉塞するための針弁を着座させるシート部とを有するインジェクタノズルにおいて、上記針弁の先端部を、先端側に至るにつれ縮径されるテーパ状に形成すると共に、そのテーパ状の先端部における上記シート部との当接位置より先端側を切除したものである。
上記目的を達成するために本発明は、ノズル本体の先端部に形成され燃料を溜めると共に、その溜めた燃料を噴射する噴孔が形成されたサック部と、そのサック部の基端部側に形成され、該サック部を閉塞するための針弁を着座させるシート部とを有し、上記サック部の内壁面が先端側に至るにつれ縮径されるテーパ状に形成されたインジェクタノズルにおいて、上記サック部における上記針弁の先端部に対峙する内壁面に、拡径部を形成したものである。
好ましくは、上記燃料がジメチルエーテルである。
本発明によれば、燃料の最大噴射率の向上を図ることができるという優れた効果を発揮するものである。
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
本実施形態のインジェクタノズルは、例えば、ジメチルエーテル(以下、DMEという)を燃料とするディーゼルエンジンのインジェクタなどに適用される。
図1に示すように、インジェクタノズル1は、燃料を噴射するための噴孔11を有するノズル本体2と、そのノズル本体2内に昇降可能(図1において上下方向移動可能)に収容され、噴孔11を開閉するための針弁(以下、ニードルという)3とを備える。
より具体的には、インジェクタノズル1は、ノズル本体2の先端部(図1において下端部)に形成され燃料を溜めると共に、その溜めた燃料を噴射する噴孔11が形成されたサック部21と、そのサック部21の基端部側(図1において上側)に形成され、該サック部21を閉塞するためのニードル3を着座させるシート部22と、そのシート部22から上方に延出しニードル3を収容する挿通穴23とを有する。
挿通穴23は、略円形断面にて上下方向(ニードル軸方向)に延出し、ニードル3よりも大径に形成される。挿通穴23は、図示しない燃料供給路を介してコモンレールに連通し、そのコモンレールからの加圧燃料が、挿通穴23とニードル3との間に供給される。また、挿通穴23の下部における径方向外側には、加圧された燃料を貯留して、後述するニードル3の受圧部32を押圧する油溜まり231が形成される。
シート部22は、ノズル本体2の内壁面をなし、挿通穴23よりも小径で、かつ挿通穴23から下方に縮径しつつ延出するテーパ状に形成される。図例では、シート部22は、漏斗状に形成される。シート部22の上下方向の中間部は、後述するニードル3のシート当接部33と略同じ径を有し、ニードル3の着座時に、ニードル3のシート当接部33と当接する。
詳しくは後述するが、ニードルリフト時には、そのニードル3のシート当接部33とシート部22との間に燃料流路をなす隙間が形成される。本実施形態では、その流路の最小流路面積が、噴孔11の開口面積よりも大きくなるように設定される。図例では、最大リフト時のニードル3のシート当接部33の上端からシート部22の内壁面に垂線を下ろした位置での径がφ2.2mmに設定される(図2符号C1参照)。また、シート当接部33の下端の径がφ1.7mmに設定される。
サック部21は、シート部22から下方に延出する第一テーパ面211と、その第一テーパ面211から下方に延出する第二テーパ面212と、その第二テーパ面212の下端に接続された底面213とを有する。第一テーパ面211は、シート部22よりも小さなテーパにて下方に至るにつれ縮径されるように形成される。第二テーパ面212は、第一テーパ面211よりも大きなテーパにて下方に至るにつれ縮径されるように形成される。
サック部21の内壁面には、複数の噴孔11が設けられる。本実施形態では、それら噴孔11は、周方向に並ぶよう所定の間隔を隔てて形成される。それら噴孔11の数や、孔径は、噴射する燃料などに応じて適切に設定され、図例では、噴孔11の合計開口面積(以下、噴孔面積という)が0.67mm2となるよう、数および孔径が設定される。また、本実施形態では、噴孔11は、第一テーパ面211と第二テーパ面212との境界部に配置される。
ニードル3は、円柱状の基部31と、その基部31の下端から下方に縮径しつつ延出するテーパ状の受圧部32と、その受圧部32の下端から下方に延出し、ニードル着座時にシート部22に当接するシート当接部33とを有する。
シート当接部33は、受圧部32よりも大きなテーパにて下方に至るにつれ縮径されるテーパ状に形成される。本実施形態では、シート当接部33の幅(図において上下方向の長さ)は、シート部22との接触面積幅を想定している。
このように、本実施形態では、ニードル3の先端部が、先端側に至るにつれ縮径される二段のテーパ状(受圧部32およびシート当接部33)に形成されると共に、そのテーパ状の先端部における上記シート部22との当接位置の先端側境界より先端側が切除される。
次に、本実施形態のインジェクタノズル1の作用を説明する。
インジェクタの閉弁時には、ニードル3はシート部22に着座し、サック部21が上方側から閉塞される。このとき、サック部21内には燃料は供給されず、噴孔11からの燃料噴射は行われない。
図2に示すように、インジェクタの開弁時には、図示しないアクチュエータなどによりニードル3がリフト(図2において上方に移動)される。
そのニードル3のリフトにより、ニードル3とシート部22との間に、隙間が形成される。その隙間を通り、挿通穴23の燃料がサック部21内に供給され、そのサック部21に供給された燃料は、噴孔11から燃焼室に向けて噴射される。
ここで、本実施形態では、ニードル3におけるシート部22との当接位置よりも先端側を切除している。そのため、燃料は、サック部21の入口にて絞られることなく、サック部21に流入する。さらに、ニードル3のリフト時に、そのニードル3とシート部22との間に形成される隙間の最小断面積(最小流路面積)が、噴孔面積よりも大きくなるよう、シート部22の径およびテーパを設定しているので、コモンレールから噴孔11に至るまの燃料流路の途中で燃料が絞られてしまうことがない。
このように、本実施形態では、ニードル3の先端部をサック部21の内壁面からできるだけ距離をおき流路面積を確保することで、噴孔11に至るまでの圧力損失を防止することができる。その結果、噴孔面積を大きく設定することで、燃料の最大噴射率の向上を図ることができる。
次に、図3に基づきインジェクタノズル1における開口面積(流路面積)と、ニードル3のリフト量との関係について説明する。
図3において、ラインL1は、本実施形態のインジェクタノズル1における燃料流路上の最小開口面積と、ニードルリフト量との関係を示す。ラインL2は、シート部において径がφ2.2mmの位置での開口面積とニードルリフト量との関係を示す。ラインL3は、シート部22において径がφ1.7mmの位置での開口面積とニードルリフト量との関係を示す。ラインL4は、噴孔11の噴孔面積(0.67mm2)を示す。
ラインL11は、図6に示す従来のニードル62を用いた場合のサック部65上端(φ1.0mm)での開口面積とニードルリフト量との関係を示す。
ラインL21は、軽油ノズル(サック径φ1.0mm、シート径φ1.8mm、噴孔面積;0.15mm2)における燃料流路上の最小開口面積と、ニードルリフト量との関係を示す。ラインL22は、軽油ノズルにおける噴孔面積(0.15mm2)を示す。
図3のラインL1に示すように、燃料流路上の最小開口面積は、ニードルリフト量が増大するにしたがい増大し、噴孔面積に近づいたところで収束して、噴孔面積と略同面積となる。この最小開口面積が収束するときのニードルリフト量が、燃料を噴孔面積で噴射する(つまり、最大噴射率を得る)ために必要なニードルリフト量(以下、必要ニードルリフト量という)となる。
例えば、軽油ノズルL11では、必要ニードルリフト量は0.25mm程度となる。
本実施形態では、DMEノズルの噴孔面積L4は、0.67mm2に達するが、シート径の拡大と、ニードル3の先端を截頭円錐状に形成してサック部21での流路面積を向上させることとにより、図4のようにシート部22の径φ1.7mm部分L3が最小開口面積(図2符号C1参照)となり、必要ニードルリフト量は、0.35mm程度となる。
これに対して、従来のインジェクタノズル61(図6参照)の場合は、サック部65の入口が最小流路面積L11(図2符号C2参照)となるので、図3のラインL11より推定すると、必要ニードルリフト量は0.55mm以上となる。したがって、従来のノズル61では、ニードル62の応答性(コモンレール圧力によるニードル速度を一定とすると)が悪化し、制御室容量も増加し、インジェクタの応答性が悪化してしまう。また、ニードルリフト量を、0.55mm以下とした場合には、噴孔面積を大きく設定したとしても有効活用できない。
以上のように、本実施形態では、DMEインジェクタノズル1におけるノズル噴孔面積の増大に伴い、サック部21の内壁面とニードル3間の流路面積を広げ、所定のノズル噴孔面積を有効に活用することが可能となる。
また、噴孔面積を拡大しても、必要ニードルリフト量を、従来に比べて小さく抑えることができるので、応答性の悪化を防止することができる。
その他にも、本実施形態では、ニードル3を、先端をカット加工するという単純な加工により形成することができるので、加工コスト抑制と工程簡素化とが実現可能であり、かつ精度管理が容易に行える。
なお、切除されたニードル先端の分だけ、サック容量は増大することになるが、軽油とDMEとの分子当たりの炭素数を比較すると、軽油が炭素数14〜16程度であるのに対し、DMEは、炭素数2と極端に少ないことから、噴射終了後、ニードル閉弁後のサック部21にDMEが滞留し後ダレが生じたとしても、その滞留DMEによる排気ガス中のHC排出への影響は少ない。
次に、図4および図5に基づき他の実施形態を説明する。
本実施形態は、上述した図1の実施形態とは、ニードルおよびサック部の形状が異なり、それ以外は同様となっている。したがって、上述の実施形態と同一の要素については、図中同一符号を付すに止め、詳細な説明は省略する。
なお、図5は、中央線Cで左右に分割されており、左側に本実施形態のインジェクタノズル4を示し、右側に従来のインジェクタノズル61を示す。
本実施形態では、サック部21に拡径部215を設けて、サック部21とニードル3と間に区画される流路面積を広げることで、挿通穴23から噴孔11に至る燃料流路上の最小流路面積を噴孔面積より大きく設定する。
具体的には、本実施形態のインジェクタノズル4は、ノズル本体2の先端部に形成され燃料を溜めると共に、その溜めた燃料を噴射する噴孔11が形成されたサック部21と、そのサック部21の基端部側に形成され、該サック部21を閉塞するためのニードル3を着座させるシート部22とを有する。
ニードル3は、基部31と、受圧部32と、その受圧部32の下端から下方に延出し、上下逆さの円錐状に形成されたシート当接部35とを有する。本実施形態では、ニードル着座時に、シート当接部35の上端部のみがシート部22に当接する。
サック部21は、その内壁面が先端側に至るにつれ縮径されるテーパ状(図例では、二段のテーパ状)に形成され、本実施形態では、サック部21におけるニードル3の先端部に対峙する内壁面に、拡径部215が形成される。
本実施形態の拡径部215は、シート部22の下端から断面円形にて下方に所定長さ延出する。図例では、拡径部215は、シート部22の下端から、ニードル着座時のニードル3の先端位置まで延出する。拡径部215の内径は、ニードルリフト時にそのニードル3と拡径部215間の最小流路面積が、噴孔面積よりも大きくなるように設定される。さらに、ニードル3とシート部22との間の最小流路面積も、噴孔面積よりも大きくなるように設定される。
また、拡径部215の内壁面は、下端部にて径方向内側に丸められR形状に形成される。そのR形状は、例えば、ボールエンドなどにて加工、形成される。
本実施形態でも、上述した図1の実施形態と同様の効果が得られる。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されず、様々な変形例や応用例が考えられるものである。
例えば、燃料は、DMEに限定されず、軽油、ガソリンなど様々な液体燃料が考えられる。
また、上述した実施形態では、断面円形状の拡径部215を設けたが、これに限定されず、例えば、サック部21の内壁面を、噴孔11に対応する周方向位置にて窪ませて、溝状の拡径部を設けることが考えられる。
図1は、本発明に係る一実施形態によるインジェクタノズルの断面図である。 図2は、図1のII部拡大図である。 図3は、インジェクタノズルにおける開口面積と、ニードルリフト量との関係を説明するための図である。 図4は、他の実施形態に係るインジェクタノズルの断面図である。 図5は、他の実施形態に係るインジェクタノズルの断面図および従来のインジェクタノズルの断面図である。 図6は、従来のインジェクタノズルの断面図である。
符号の説明
1、4 インジェクタノズル
2 ノズル本体
3 針弁(ニードル)
11 噴孔
21 サック部
22 シート部
215 拡径部

Claims (3)

  1. ノズル本体の先端部に形成され燃料を溜めると共に、その溜めた燃料を噴射する噴孔が形成されたサック部と、そのサック部の基端部側に形成され、該サック部を閉塞するための針弁を着座させるシート部とを有するインジェクタノズルにおいて、
    上記針弁の先端部を、先端側に至るにつれ縮径されるテーパ状に形成すると共に、そのテーパ状の先端部における上記シート部との当接位置より先端側を切除したことを特徴とするインジェクタノズル。
  2. ノズル本体の先端部に形成され燃料を溜めると共に、その溜めた燃料を噴射する噴孔が形成されたサック部と、そのサック部の基端部側に形成され、該サック部を閉塞するための針弁を着座させるシート部とを有し、上記サック部の内壁面が先端側に至るにつれ縮径されるテーパ状に形成されたインジェクタノズルにおいて、
    上記サック部における上記針弁の先端部に対峙する内壁面に、拡径部を形成したことを特徴とするインジェクタノズル。
  3. 上記燃料がジメチルエーテルである請求項1または2記載のインジェクタノズル。
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