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JP2007217076A - 搬送車 - Google Patents

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JP2007217076A
JP2007217076A JP2006036512A JP2006036512A JP2007217076A JP 2007217076 A JP2007217076 A JP 2007217076A JP 2006036512 A JP2006036512 A JP 2006036512A JP 2006036512 A JP2006036512 A JP 2006036512A JP 2007217076 A JP2007217076 A JP 2007217076A
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Yoshiki Yuasa
良樹 湯浅
Yukihiro Akahori
幸博 赤堀
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

【課題】移載場所(ステーション)と搬送車との間で、物品の移載を搬送台車を利用して行う搬送システムにおいて、移載に際して物品を旋回させる場合に、短時間で移載することができる搬送システムを提供することが課題である。
【解決手段】ステーション11に乗り込むことで物品55を移載する台車8を搭載した搬送車1であって、前記台車8は物品55を載置する支持台として利用される上部フレーム21と、前記支持台(上部フレーム21)を旋回させる旋回部17と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、移載場所と搬送車との間において、物品を搬送する為に走行機能を有した台車と、前記搬送車と、を備えた搬送システムの技術に関する。
物品の移載場所と、この移載場所に物品を搬送する搬送車と、を備える搬送システムにおいて、移載場所と搬送車との間で物品を移載する移載装置には、スライドフォークやコンベアが利用されている。具体的には例えば、移載場所は床面上に配置された物品の処理装置であって、搬送車はその床面上を走行する。また、自動倉庫の場合は、スタッカークレーンが搬送車であり、棚が移載場所である。
しかし、スライドフォークやコンベアでは、重量のある物品の移載には、強度的、防振性等、問題があって、限界がある。
そこで、従来より、移載場所と搬送車との間で移載するために、搬送車が物品の搬送台車ごと収容して搬送し、移載に際しては、この搬送台車を搬送車より移動させて移載場所に入り込ませることで、移載場所に物品を受け渡すようにした構成のものがある。(特許文献1を参照。)
特開平11−19721号公報
前述した搬送システムにおいて、自動倉庫のように、搬送車(スタッカークレーン)の移動経路の両側方に移載場所(棚)が配置される構成の場合、物品の向きを変える必要がある。このため、この搬送システムを自動倉庫に適用した場合には、スタッカークレーンにターンテーブルを設け、スタッカークレーン上で、搬送台車ごと旋回させるようにしていた。
そうすると、移載に際して、スタッカークレーンを棚の前で停止させた後、ターンテーブルを旋回させ、それからスタッカークレーンより、このスタッカークレーンに収納していた搬送台車を移動させる、という手順を踏む必要があり、移載時間が長くかかるという問題があった。
つまり、移載場所と搬送車との間で、物品の移載を搬送台車を利用して行う搬送システムにおいて、移載に際して物品を旋回させる場合に、短時間で移載することができる搬送システムを提供することが課題である。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、ステーションに乗り込むことで物品を移載する台車を搭載した搬送車であって、前記台車は物品を載置する支持台と、前記支持台を旋回させる旋回手段と、を備えたことを特徴としたものである。
請求項2においては、前記旋回手段は物品の旋回軌跡が搬送車本体の、ステーション側との対峙する側より突出しない位置まで台車がステーション側へ走行し、且つ、台車の全ての車輪が搬送車上に位置している時に、前記支持台を旋回させる、ことを特徴としたものである。
請求項3においては、請求項2に記載の搬送車において、台車の走行位置を認識する位置認識手段を設けたことを特徴としたものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1については、ステーションに乗り込むことで物品を移載する台車を搭載した搬送車であって、前記台車は物品を載置する支持台と、前記支持台を旋回させる旋回手段と、を備えたことにより、物品を移載する際に台車がステーションへ乗り込む為、物品移載時に搬送車でステーションに位置する物品の全荷重をスライドフォーク等の移載手段により片持ち支持する必要が無く、搬送車の転倒を防止する為に錘等を乗せる必要が無い。又、台車に旋回手段が設けられている為、物品の旋回が可能な位置であれば、台車は走行中でも停止中でも任意の位置で物品を旋回させることができる。
請求項2については、前記旋回手段は物品の旋回軌跡が搬送車本体の、ステーション側との対峙する側より突出しない位置まで台車がステーション側へ走行し、且つ、台車の全ての車輪が搬送車上に位置している時に、前記支持台を旋回させることにより、台車をステーション側へ走行させることで、物品の旋回軌跡をステーション側に移動させ、ステーションを旋回スペースの一部に利用して物品を旋回させることができる。この結果、搬送車上に旋回スペースを全て設けた場合に比べ、搬送車の機体幅を狭くすることができる。又、台車の全ての車輪が搬送車上に位置している状態にて旋回させる為、台車を安定させた状態で物品を旋回させることができる。
請求項3においては、請求項2に記載の搬送車において、台車の走行位置を認識する位置認識手段を設けたことにより、台車の走行位置を認識することで、容易に物品がステーションや搬送車のフレーム等に接触しない位置で支持台を旋回させることができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の一実施例に係る、搬送システムの全体的な構成を示した側面図、図2は本発明の一実施例に係る、台車の全体的な構成を示した正面図、図3は図2に示した台車の側面図である。図4は図2に示した台車の平面図、図5は台車が搬送車上に車載された状態での、搬送システムの平面断面図、図6は台車が旋回位置にある状態での、搬送システムの平面断面図、図7は台車が移載場所に移動完了した状態での、搬送システムの平面断面図である。
[無人搬送車全体構成]
まず、本発明に係る無人搬送車1の全体構成について、図1を用いて概説する。(尚、図1に示す矢印方向を無人搬送車1の進行方向前方とする。)
無人搬送車1は、駆動機能を有した走行台車2と、複数の部材から構築される収納室3と、により構成される。そして、前記収納室3には、自走機能を具備された台車8が車載される。
図5から図7に示すように、この無人搬送車1は、物品55の移載元、或いは移載先となる移載場所(以下「ステーション」という。)11との間で、物品55の移載を行う搬送車である。このステーション11には、例えば、物品55の加工処理を行う処理装置(図示せず。)が設けられている。そして、無人搬送車1とステーション11との間で行われる物品55の移載は、無人搬送車1に車載された、台車8をステーション11に乗り込ませることで行われる。(尚、台車8の詳細については、後述する。)
図1に示すように、走行台車2には、メインフレーム12の前後方向に駆動輪4・4及び従動輪5・5が、それぞれ回動自在に配設され、メインフレーム12の外周部に、樹脂製部材からなるバンパー10が設けられている。
駆動輪4・4には駆動源としての電動モータ(図示せず。)が各々直結されている。ここで、駆動輪4・4と電動モータ(図示せず。)との連結手段については、直結方式に限定されるものではなく、例えば、タイミングベルト及びプーリ等を用いた減速機構を介して、構成してもよい。
駆動輪4・4の駆動源である、前記電動モータ(図示せず。)への電力供給は、公知の手段で行われる。本実施例においては、バッテリー15を積載して、電力供給源としているが、これに限定されるものでは無く、例えば、走行台車2の走行経路に沿って設けられた給電線から、走行台車2に設けられた受電装置により、電磁誘導を利用して非接触で行われる方式であってもよい。
従動輪5・5は、自由回転機能を有したキャスターにて構成され、車輪の向きを進行方向に沿って変更自在に軸支されている。これにより、走行台車2の旋回半径を最小限に抑えることができる。
バンパー10は、メインフレーム12の外周部において、支持部材12aを介して走行台車2の本体に支持され、無人搬送車1の水平方向外側で、最も突出した位置に配設される。その為、無人搬送車1の走行中においては、干渉物との接触があった場合、前記バンパー10が最も先に衝突し、その際の衝撃を吸収する役目を担っている。
収納室3は、前記走行台車2の上方に配設され、複数の骨格部材(図示せず)より、略直方体形状に形成される。前記収納室3は、その内部を物品収納部6とし、台車進行方向に対して左右両側において、物品55の受渡し用開口部6aが設けられている。又、左右の前記開口部6a・6aには、それぞれ開閉可能とするシャッター7・7がそれぞれ前後で対に並設されている。
物品収納部6の下方には、走行台車2の制御機器及びプログラム記憶装置等を収納する、制御盤16・16が台車進行方向に対峙して配設され、その上方、且つ、物品収納部6の略中央には、フィルター・ファン・ユニット59・59が配設される。
フィルター・ファン・ユニット59は、清浄なエアーを物品収納部6内へ吹き出す機器であり、前記物品収納部6の下方には、吹き出したエアーを外に排出する為の排出口(図示せず。)が設けられている。これにより、前記物品収納部6内に存在する粉塵等を外部に排出し、クリーンな環境を保持することができる。
物品収納部6には、物品55の移載作業を行う台車8が車載される。前記台車8は、物品収納部6の下方において、進行方向直角、且つ並列に敷設されたレール9・9の上面に配備され、無人搬送車1とステーション11との間において自由走行を可能とする、独自の駆動力(電動モータ。図示せず。)を有する。
物品収納部6には、物品55の移載作業を行う台車8が車載される。即ち無人搬送車1には、物品収納部6の下方において、進行方向直角、且つ並列にレール9・9が敷設されており、台車8は、前記レール9・9に沿って走行自在に配備されている。そして、ステーション11に無人搬送車1が停止した場合、前記レール9・9と、ステーション11に敷設されるレール51・51とは、互いに延長線上に位置することになる。その結果、台車8は、これらレール9・51上を自由に走行可能となり、無人搬送車1と、ステーション11と、の間において、物品55の受渡を実行する。
[台車構成]
次に、本発明に係る台車8の詳細について、図2乃至図4を用いて説明する。(尚、図2乃至図4に示す、矢印Aの方向を無人搬送車1の進行方向前方とし、矢印Bの方向を台車8の進行方向前方とする。)
台車8は、物品の支持台として利用される上部フレーム21と、旋回機能を有する旋回部17と、昇降機能を有する昇降部18と、により構成される。
旋回部17は、その上面において、物品55を積載する為の受け具20を配設した、上部フレーム21と、中間フレーム22と、を有し、両フレーム21・22の中心部には、旋回シャフト24が垂設されている。ここで旋回シャフト24は、その上端部において、上部フレーム21と固設され、その略中間部において、中間フレーム22に配設された軸受け25により軸支される。そして、その下端部には、プーリ26が固設され、前記中間フレーム22に配設された電動モータ27とタイミングベルト28を介して連結されている。これにより、前記上部フレーム21は、前記中間フレーム22に対して、旋回可能となり、物品55の積載方向を自在に変更することができる。即ち旋回部17は、支持台として利用される上部フレーム21の、旋回手段として機能する。
昇降部18は、シザーリフト方式の昇降リフト29から構成され、前記昇降リフト29の下面にはベースフレーム23が、その上面には上述した中間フレーム22が、それぞれ固設されている。また、ベースフレーム23の内部には、前記昇降リフト29を駆動する為の電動モータ(図示せず。)が配設されており、これらによって、前記中間フレーム22、即ち、前記旋回部17が、自在に昇降される。即ち昇降部18は、支持台として利用される上部フレーム21の、昇降手段として機能する。
又、ベースフレーム23には、台車8進行方向(矢印B)に対して、両側面部に駆動輪30・31が軸支されており、電動モータ(図示せず。)により、各々独立に駆動される。これにより、台車8本体は、前進・後退を可能とする走行機能を具備する。
駆動輪30・31は一方の側に配設される駆動輪(本実施例においては、駆動輪31)において、その表裏両面にフランジ部31a・31aが設けられており、台車8がレール9・9上を走行する際の横振れによる脱輪防止を図っている。
尚、図3に示すように、駆動輪30(もしくは駆動輪31)の配置に関しては、走行方向に並設された前記駆動輪30・30における軸心間距離の最短寸法(図3に示す寸法a)及び各駆動輪30の外径は、無人搬送車1に具備されるレール9と、ステーション11におけるレール51との隙間寸法(図3に示す寸法b)に比べて大きくとってある。その結果、台車8がレール51に乗り移る際、隙間部(レール9・51の隙間)において駆動輪30の内の1個が空転しても、残りの駆動輪30は、常にレール9・51のいずれかに接地し、安定した駆動伝達を行うことができる。ここで、台車8と物品55の重心位置は、ほぼ同じ位置であり、台車8単体が隙間部を安定して走行できる場合は、物品55を搭載した台車8も、隙間部を安定して走行できる。
尚、隙間部を安定して台車8を走行させる為には、台車8(物品55を含む)の重心を支持するのに必要な位置・数の駆動輪30が、常にレール9・51のいずれかに載っていればよい。従って、隙間部の寸法(図3に示す寸法b)と、台車8に備える駆動輪30の位置関係や配設数との関係は、本実施の形態に限定されない。
以上のように、台車8には、旋回機能、昇降機能、走行機能が設けられ、その各々には、駆動源としての電動モータ群(図示せず。)が具備されている。前記電動モータ群の電力供給は、走行台車2と共有化され、台車8の小型化を図っている。即ち、台車8と走行台車2との間には、屈曲自在なケーブル保持材19により保護された電力ケーブルが設けられ、その両側末端において、前記電動モータ群とバッテリー15が接続されている。尚、本実施例においては、バッテリー15を積載して、電力供給源としているが、これに限定されるものでは無く、例えば、上述のとおり、走行台車2の走行経路に沿って設けられた給電線から、走行台車2に設けられた受電装置により、電磁誘導を利用して非接触で行われる方式を採用するのであれば、前記電力ケーブルの片側末端部は、バッテリー15に変わり、受電装置と接続されることになる。
[物品移載動作]
次に、本発明の台車8に関する、物品55の移載動作の詳細について、図5乃至図7を用いて説明する。(尚、図5乃至図7に示す、矢印Aの方向を無人搬送車1の進行方向前方とし、矢印Bの方向を台車8の進行方向前方とする。)
ステーション11へ物品55を搬送してきた無人搬送車1は、予め設定された停止位置において、自動的に停止する。具体的に言えば例えば、ステーション11には、停止位置に対応して、無人搬送車1に検出させるための被検出部材が配置されると共に、前記無人搬送車1には、その被検出部材を検出するセンサが設けられる構成となっている。そして、無人搬送車1のセンサが停止位置に対応する被検出部材を検出すると、前記無人搬送車1が走行を停止して、その検出位置に停止する。その後、台車8のステーション11側のシャッター7・7が開口し、台車8が走行可能な状態となる(図5にて示す状態。)。ここで、ステーション11と対向する側のシャッター7・7が開口しないのは、収納室3内部のクリーン度を保持するべく、必要最小限の開口面積とする為である。
無人搬送車1が、物品55を搬送する場合、台車8は、前記無人搬送車1の略中心部に位置する車載時停止場所に配備される。又この時、前記台車8の昇降部18は、最下限位置まで下降された状態にある。即ち物品55は、無人搬送車1に固設された受け具14に保持された状態にあり、台車8の上部フレーム21に配設される受け具20とは、高さ方向に関して、完全に離隔する。
無人搬送車1が停止し、ステーション11側のシャッター7・7が開口すると、台車8は、前記車載時停止場所にて、上部フレーム21を一旦上昇させる。その結果、物品55は、無人搬送車1側の受け具14から、台車8側の受け具20へと受け渡される。物品55を受け取った台車8は、その後更に、上昇フレーム21を上昇させ、予め設定した上昇端にて停止した後、ステーション11へ向けて走行を開始する。尚、前記上昇端の設定位置は、台車8の走行時及び旋回時(後述を参照。)等における軌跡に関して、周囲の固定部材等干渉物を避けた位置にて設定される。
ここで台車8には上述のとおり、支持台(上部フレーム21)の旋回手段(旋回部17)が設けられている。これは、各ステーションにおける物品の積載姿勢の違い、及び物品搬送中における、前記無人搬送車上での搭載姿勢の制約から、物品の旋回手段を併せ持つ必要がある為である。
本実施の形態では、物品55は平面視矩形であって、無人搬送車1には、この物品55は、その長手方向が前後方向を向いた姿勢で収容される。また、ステーション11には、この物品55は、その長手方向が左右方向を向いた姿勢で収容される。
ステーション11へ向けて走行を開始した台車8は、その後、所定の走行位置を通過し、上部フレーム21を、物品55の積載した状態にて、且つ、走行状態を維持しつつ90度回転させる(図6にて示す状態。)。つまり台車8に搬送される物品55の姿勢は、所定の走行位置までは、物品55の長手が前後方向を向いた姿勢であり、所定の走行位置を越えると、物品55の長手が左右方向を向いた姿勢に変更される。
尚、台車8の走行位置を認識する制御手段としては、例えば、エンコーダ13及び制御盤16から構成される位置認識手段が設けられている。そして、前記エンコーダ13は、台車8に軸支された駆動輪30・31の何れか1つに設けられ、前記駆動輪30・31の回転に連動してパルス信号を出力する。出力されたパルス信号は、制御盤16に入力され、該制御盤16において、パルス信号の数がカウントされる。その結果、車載時停止場所からの、台車8が走行した距離が算出され、台車8のレール9上における走行位置を、制御盤16が認識する。
又、同時に台車8は、前記認識手段が認識する走行位置が、所定の走行位置になると、前記支持台の旋回を開始させる制御手段が、制御盤16により構成される。この制御盤16は、上述の方法により認識された走行位置に基づいて、上部フレーム21を90度旋回させるプログラムを併せ持つ。即ち、前記制御手段は、認識された走行位置と、(旋回タイミングに対応する)所定の走行位置と、を比較し、「認識された走行位置」と「所定の走行位置」とが等しくなると、支持台(上部フレーム21)の旋回を開始する。
更に、「所定の走行位置」とは、上部フレーム21を旋回した時(旋回の開始から完了まで)、その上面に積載された物品55の旋回軌跡が、搬送車1の本体より反ステーション11側に突出することがなく、かつ、台車8の駆動輪30・31の全体がレール9・9上(搬送車1上)に位置しているような、台車8の走行位置を指す。また、この「所定の走行位置」における物品55の旋回軌跡は、無人搬送車1と干渉しない範囲内にて設定された位置でもある。台車8は、物品出入庫時間の短縮化を図るべく、走行動作と同調し旋回動作を行うものである。
ここで前述の「無人搬送車1と干渉しない範囲内」とは、本実施例のようにシャッター7・7が設けられている場合は、該シャッター7・7及び車体内部の骨格部材(フレーム)等と干渉しない範囲であり、シャッター7・7が設けられていない場合は、車体の移載方向と対峙側の側面から突出せず、車体内部の骨格部材(フレーム)等と干渉しない範囲を示す。
上部フレーム21の旋回動作を終えた台車8は、更にステーション11への走行を続ける。そして前記台車8は、無人搬送車1の収納部6の下方に敷設されたレール9・9から、ステーション側に敷設されたレール51・51に完全に乗り移り、前記ステーション11における停止位置にて自動的に停止する(図7にて示す状態。)。
ステーション11内に停止した台車8は、上部フレーム21を下降させ、物品55を前記ステーション11に設置した、物品受取台(図示せず。)に移載する。
その後、台車8は、無人搬送車1へ向かって逆走を開始し、途中上部フレーム21を90度回転させて、無人搬送車1の台車8の車載時停止場所に到達後、自動的に停止する(図5にて示す状態。)。
つまり、無人搬送車1からステーション11への物品55の移載は、台車8をステーション11に乗り込ませることで行われる。
尚ここで、上部フレーム21の旋回動作を開始する為の、台車8の走行位置を認識する制御手段としては、上述した、エンコーダ13及び制御盤16から構成される位置認識手段を用いても良いし、例えば、エンコーダ13に替えて、外部に設置した近接スイッチ等を用いた、位置認識手段であっても良い。
この場合、通過する台車8を認識した近接スイッチ等は、制御盤16に出力信号を送り、該制御盤16は、その入力された信号を、予め設定されたプログラムを介して判定し、前記上部フレーム21の旋回指示を、対応するアクチュエータに送ることになる。
更に、上部フレーム21の旋回するタイミングについては、物品移載時間の短縮化が図れるよう、走行動作と併用しておこなっているが、例えば、台車8を一旦停止させて、前記上部フレーム21を旋回し、不慮の干渉事故を防止するべく、安全性を重視した運転を行ってもよい。
本発明の一実施例に係る、搬送システムの全体的な構成を示した側面図。 本発明の一実施例に係る、台車の全体的な構成を示した正面図。 図2に示した台車の側面図。 図2に示した台車の平面図。 台車が搬送車上に車載された状態での、搬送システムの平面断面図。 台車が旋回位置にある状態での、搬送システムの平面断面図。 台車がステーションに移動完了した状態での、搬送システムの平面断面図。
符号の説明
1 無人搬送車
2 走行台車
3 収納室
4 駆動輪
5 従動輪
6 物品収納部
7 シャッター
8 台車
9 レール
10 バンパー
12 メインフレーム
14 受け具
15 バッテリー
16 制御盤
19 ケーブル保持材
20 受け具
21 上部フレーム
22 中間フレーム
23 ベースフレーム
24 旋回シャフト
25 軸受け
30 駆動輪
31 駆動輪

Claims (3)

  1. ステーションに乗り込むことで物品を移載する台車を搭載した搬送車であって、前記台車は物品を載置する支持台と、前記支持台を旋回させる旋回手段と、を備えたことを特徴とする搬送車。
  2. 前記旋回手段は物品の旋回軌跡が搬送車本体の、ステーション側との対峙する側より突出しない位置まで台車がステーション側へ走行し、且つ、台車の全ての車輪が搬送車上に位置している時に、前記支持台を旋回させることを特徴とする搬送車。
  3. 台車の走行位置を認識する位置認識手段を設けた請求項2に記載の搬送車。
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