JP2007212710A - 電気光学装置及び電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】透過表示領域と反射表示領域とを有する電気光学装置において、それらの領域の境界に在る傾斜部からの光漏れを防止する。
【解決手段】液晶層12を挟持する一対の基板7a及び8aと、基板8a上に設けられた光反射膜32と、基板7aと光反射膜32との間に設けられた着色膜33と、基板8a上に設けられた層厚調整膜35とを有する電気光学装置である。この電気光学装置は、光反射膜32によって反射した反射光L0を用いて表示を行う反射表示領域Rと、光反射膜32が無い領域を透過した光L1を用いて着色膜33によってカラー表示を行う透過表示領域Tとを備える複数のサブ画素Dを有し、層厚調整膜35は透過表示領域Tと反射表示領域Rの境界に傾斜部Sを有し、傾斜部Sに対応する部分であって、光反射膜32と基板7aとの間には青色着色膜37が設けられる。
【選択図】図2
【解決手段】液晶層12を挟持する一対の基板7a及び8aと、基板8a上に設けられた光反射膜32と、基板7aと光反射膜32との間に設けられた着色膜33と、基板8a上に設けられた層厚調整膜35とを有する電気光学装置である。この電気光学装置は、光反射膜32によって反射した反射光L0を用いて表示を行う反射表示領域Rと、光反射膜32が無い領域を透過した光L1を用いて着色膜33によってカラー表示を行う透過表示領域Tとを備える複数のサブ画素Dを有し、層厚調整膜35は透過表示領域Tと反射表示領域Rの境界に傾斜部Sを有し、傾斜部Sに対応する部分であって、光反射膜32と基板7aとの間には青色着色膜37が設けられる。
【選択図】図2
Description
本発明は、液晶表示装置等の電気光学装置に関する。また、本発明は、その電気光学装置を用いて構成する電子機器に関する。
現在、携帯電話機、携帯情報端末機の各種の電子機器では、当該電子機器に関する各種の情報を視覚的に表示するための表示部として、電気光学装置が用いられている。この電気光学装置としては、例えば、電気光学物質である液晶によって光を変調することにより文字、数字、図形等の像を表示する液晶表示装置等が多く用いられている。液晶表示装置は、一般に、それぞれが電極を有する一対の基板間にシール材によって囲まれた空間を形成し、その空間内に液晶を封止する構造を有する。それらの電極を平面的に重ねて見ると、電極が重なる領域が行方向及び列方向にマトリクス状に並び、これらの各領域がサブ画素を構成する。サブ画素とは、表示が行われるときの表示の最小単位である。そして、個々のサブ画素内に存在する液晶に印加する電圧を画素ごとに制御して液晶の配向を制御することにより表示が行われる。
この液晶表示装置として、例えば半透過反射型の液晶表示装置がある。半透過反射型液晶表示装置では、光反射膜によって反射された反射光を用いて表示を行う反射表示領域と、光反射膜が無い領域を透過した透過光を用いて表示を行う透過表示領域とがサブ画素内に設けられる。
このような電気光学装置として、従来、基板上に設けられたカラーフィルタ上に、保護膜を設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この電気光学装置では、保護膜のうちの透過表示領域に対応する部分を除去することにより、透過表示領域と反射表示領域との間で液晶層の層厚を異ならせている。
特許文献1に開示された電気光学装置では、保護膜が除去された部分の端部、すなわち透過表示領域と反射表示領域との境界に傾斜部が形成されている。この傾斜部は、保護膜をパターニングするために行われるフォトリソグラフィ処理の際に形成されるものである。この傾斜部では液晶層の層厚が一定ではないので、傾斜部近傍の液晶の配向が乱れると、光反射膜で反射した光が傾斜部を通って漏れ出ることにより表示のコントラストが低下するおそれがあった。
本発明は、上記の問題点に鑑みて成されたものであって、透過表示領域と反射表示領域とを有する電気光学装置において、傾斜部からの光漏れを防止することを目的とする。
本発明に係る電気光学装置は、電気光学物質を挟持する一対の基板と、該一対の基板のうちの一方の基板上に設けられた光反射膜と、前記一対の基板のうちの他方の基板と前記光反射膜との間に設けられた着色膜と、前記一対の基板の間に設けられた樹脂膜とを有する電気光学装置であって、(1)前記光反射膜によって反射した反射光を用いて表示を行う反射表示領域と、前記光反射膜が無い領域を透過した光を用いて前記着色膜によってカラー表示を行う透過表示領域とを備える複数のサブ画素を有し、(2)前記樹脂膜は前記透過表示領域と前記反射表示領域の境界に傾斜部を有し、(3)前記傾斜部に対応する部分であって、前記光反射膜と前記一対の基板のうちの他方の基板との間には青色の着色膜が設けられることを特徴とする。
本発明に係る電気光学装置は、透過表示領域と反射表示領域とを備えた、いわゆる半透過反射型の電気光学装置である。この半透過反射型の電気光学装置において、透過表示領域には着色膜が設けられている。一方、反射表示領域には着色膜が設けられていない。すなわち、本発明に係る電気光学装置は、透過型表示では着色膜によってカラー表示が行われ、反射型表示では白黒表示が行われる電気光学装置である。
上記の電気光学装置において、例えば、透過表示領域に対応する部分の樹脂膜を除去するようにその樹脂膜をパターニングすれば、一対の基板間の間隔、すなわち一対の基板間に挟持された電気光学物質の層の厚み、いわゆるセルギャップを透過表示領域と反射表示領域とで異ならせることができる。このように透過表示領域と反射表示領域との間でセルギャップを異ならせる構造が、いわゆるマルチギャップ構造である。本発明に係る電気光学装置において、樹脂膜が有する傾斜部は、例えば、マルチギャップ構造を形成する樹脂膜をパターニングする際に行われるフォトリソグラフィ処理によって形成されるものである。
本発明に係る電気光学装置では、透過表示領域と反射表示領域の境界の樹脂膜に形成された傾斜部に対応する部分であって、一対の基板のうちの一方の基板上に設けられた光反射膜と他方の基板との間に青色の着色膜を設けることにした。これにより、光反射膜で反射した後に傾斜部を通る光を青色光とすることができる。このような青色光は電気光学装置の表示において黒に近い色に視認できるので、遮光部材を設けて傾斜部を遮光する場合と同様の効果を得ることができる。それ故、電気光学装置の表示のコントラストが低下することを防止できる。
また、光反射膜で反射する光はその光反射膜の材料である金属の色、例えば黄色に色づく傾向にある。そのため、反射光を用いて表示を行う反射型表示においては、その表示が黄色味をおびることがある。本発明の電気光学装置では、光反射膜で反射して傾斜部を通る光を青色着色膜により青色光とすることができるので、反射型表示、特に白表示において光反射膜に起因して表示が色づくこと、例えば表示が黄色に色づくことを防止できる。また、傾斜部に対応して設けられる青色着色膜は、透過表示領域に設けられる他の着色膜と同じ材料を用いて同時に形成することができるので、遮光部材を別途設ける必要がなくなる。
次に、本発明に係る電気光学装置において、前記青色の着色膜には他の色の着色膜を平面的に重ねて設けることができる。ここで、他の色の着色膜としては、青色と共に基板上にカラーフィルタを形成する着色膜、例えば緑色又は赤色の着色膜が考えられる。このように青色着色膜と他の色の着色膜とが重なる構成は、例えば、青色着色膜と他の色の着色膜とが重なるようにそれらをパターニングすることにより実現できる。または、傾斜部に対応して設けられた青色着色膜と、当該青色着色膜と同一平面上に設けられた他の色の着色膜とが不可避的に重なる場合がある。具体的には、青色以外の色の着色膜をフォトリソグラフィ処理によってパターニングするときに、これらのフォトリソグラフィ処理の位置が所期の位置からずれた場合に、他色の着色膜の一部と青色着色膜の一部とが重なる場合がある。
上記のように、青色着色膜と他の色の着色膜とが平面的に重なった場合には、その重なった部分が略黒色の着色膜になる。従って、傾斜部に対応する部分には黒色の着色膜が設けられることになる。こうなれば、傾斜部から青色以外の色の光、例えば赤色光や緑色光が漏れ出ることがなくなるので、反射型の表示において表示が赤色や緑色に色づくことを防止できる。
また、傾斜部に対応した位置において青色着色膜と他の色の着色膜とを重ねれば、光反射膜で反射した光は傾斜部において遮光されるので、傾斜部から光が漏れ出すことを防止できる。それ故、電気光学装置の表示のコントラストが低下することを防止できる。
次に、本発明に係る電気光学装置において、前記透過表示領域は前記サブ画素の中央に設けられ、前記反射表示領域は前記サブ画素内であって前記透過表示領域を挟んだ両側に設けられ、前記青色の着色膜は前記透過表示領域と前記反射表示領域との境界のうちの対向する2つの辺に沿って設けられることが望ましい。
電気光学装置を製造する際には、青色着色膜と光反射膜の相対的な位置にズレが発生するおそれがある。例えば、青色着色膜と光反射膜とが同一基板上に形成される場合には、光反射膜をフォトエッチング処理によってパターニングするときのズレ、又は青色着色膜をフォトリソグラフィ処理によってパターニングするときのズレにより青色着色膜と光反射膜の相対的な位置にズレが発生することが考えられる。また、一対の基板のうちの一方に光反射膜を形成し他方に青色着色膜を形成する場合には、一対の基板を組立てるときのズレにより青色着色膜と光反射膜の相対的な位置にズレが発生することが考えられる。
本発明態様によれば、透過表示領域と反射表示領域との境界のうちの対向する2つの辺に沿って青色着色膜を設けることにしたので、仮に青色着色膜と光反射膜との相対的な位置がずれた場合であっても、傾斜部に対応する位置においていずれか一方の青色着色膜が光反射膜に重なることができる。このように少なくとも一方の青色着色膜が光反射膜に重なることができれば、光反射膜に起因する反射型表示の色づきを防止できる。
次に、本発明に係る電気光学装置において、前記青色着色膜の青色のCIE(Commission Internationale de l'Eclairage:国際照明委員会)色度図上における座標範囲は、
(x,y)=(0.130〜0.230,0.030〜0.250)
であることが望ましい。この範囲の青色着色膜を用いれば、反射型表示において、白表示が黄色に色づくことを視覚的に補正できる。
(x,y)=(0.130〜0.230,0.030〜0.250)
であることが望ましい。この範囲の青色着色膜を用いれば、反射型表示において、白表示が黄色に色づくことを視覚的に補正できる。
次に、本発明に係る電子機器は、以上に記載した構成の電気光学装置を有することを特徴とする。本発明に係る電気光学装置は、透過表示領域と反射表示領域の境界に位置する樹脂膜の傾斜部に対応する部分に青色の着色膜を設けることにより、光反射膜で反射して傾斜部を通る光を青色光とすることができる。青色光は電気光学装置の表示において黒に近い色に視認できるので、遮光部材を設けて傾斜部を遮光する場合と同様の効果を得ることで、電気光学装置の表示のコントラスト低下を防止できる。従って、本発明に係る電子機器においても、電子機器の表示のコントラスト低下を防止できる。
また、本発明に係る電気光学装置において、傾斜部に対応して設けられる青色着色膜は、光反射膜で反射して傾斜部を通る光を青色光とすることにより、反射型表示において、光反射膜に起因して表示が色づくこと、例えば表示が黄色に色づくことを防止できる。本発明に係る電子機器においても、その電子機器の表示が黄色に色づくことを防止できる。
(電気光学装置の第1実施形態)
以下、電気光学装置の一例として、半透過反射型でTFD(Thin Film Diode)駆動方式で反射型表示において白黒表示が可能で透過型表示においてカラー表示が可能な液晶表示装置に本発明を適用した場合を例に挙げて本発明の実施形態を説明する。また、本実施形態では、液晶モードとしてECB(Electrically Controlled Birefringence:電界制御複屈折モード)を採用した液晶表示装置に本発明を適用するものとする。なお、本発明がその実施形態に限定されるものでないことは、もちろんである。また、これからの説明では必要に応じて図面を参照するが、複数の構成要素から成る構造のうち重要な構成要素をわかり易く示すため、各要素を実際とは異なった相対的な寸法で示している。
以下、電気光学装置の一例として、半透過反射型でTFD(Thin Film Diode)駆動方式で反射型表示において白黒表示が可能で透過型表示においてカラー表示が可能な液晶表示装置に本発明を適用した場合を例に挙げて本発明の実施形態を説明する。また、本実施形態では、液晶モードとしてECB(Electrically Controlled Birefringence:電界制御複屈折モード)を採用した液晶表示装置に本発明を適用するものとする。なお、本発明がその実施形態に限定されるものでないことは、もちろんである。また、これからの説明では必要に応じて図面を参照するが、複数の構成要素から成る構造のうち重要な構成要素をわかり易く示すため、各要素を実際とは異なった相対的な寸法で示している。
図1は、本発明に係る液晶表示装置全体の側面断面構造を示している。また、図2は、図1において矢印Z1で示す部分を拡大して示している。図3は、図2の矢印Aに従った平面構造を示している。なお、図2は、図3の緑色着色膜を通るZ2−Z2線、及び赤色着色膜を通るZ3−Z3線に従った断面図である。
図1において、電気光学装置としての液晶表示装置1は、電気光学パネルである液晶パネル2と、この液晶パネル2に付設された照明装置3とを有する。この液晶表示装置1に関しては矢印Aが描かれた側が観察側であり、上記の照明装置3は液晶パネル2に関して観察側と反対側に配置されたバックライトとして機能する。
液晶パネル2は、矢印A方向から見て長方形又は正方形で環状のシール材6によって互いに貼り合わされた一対の基板7及び8を有する。一方の基板7はスイッチング素子が形成される素子基板である。また、他方の基板8はカラーフィルタが形成されるカラーフィルタ基板である。本実施形態では、観察側に素子基板7が配置され、観察側から見て背面にカラーフィルタ基板8が配置している。
シール材6は素子基板7とカラーフィルタ基板8との間に間隙(セルギャップ)Gを形成する。シール材6はその一部に液晶注入口(図示せず)を有し、液晶注入口を介して素子基板7とカラーフィルタ基板8との間に電気光学物質である液晶が注入される。注入された液晶はセルギャップG内で電気光学物質層として液晶層12を形成する。液晶注入口は液晶の注入が完了した後に樹脂によって封止される。液晶の注入方法としては、上記のような液晶注入口を通して行う方法以外に、液晶注入口を持たない連続する環状のシール材6によって囲まれる領域内に液晶を滴下する方法も採用できる。なお、本実施形態では、液晶材料に正の誘電異方性を有するネマティック液晶を用いることができる。
セルギャップGの間隔である液晶層12の層厚は、セルギャップG内に設けられる複数のスペーサ(図示せず)によって一定に維持される。このスペーサは、複数の球状の樹脂部材を素子基板7又はカラーフィルタ基板8の表面上にランダム(無秩序)に置くことによって形成できる。また、スペーサは、フォトリソグラフィ処理によって所定の位置に柱状に形成してもよい。
照明装置3は、光源としてのLED(Light Emitting Diode)13と、導光体14とを有する。光源としては、LED等の点状光源以外に、冷陰極管等の線状光源を用いることもできる。導光体14は、例えば、透光性を有する樹脂を材料とする成形加工によって形成され、LED13に対向する側面が光入射面14aであり、液晶パネル2に対向する面が光出射面14bである。矢印Aで示す観察側から見て導光体14の背面には、必要に応じて、光反射層16を、導光体14の光出射面14bには光拡散層17を設けている。
素子基板7は、第1の透光性基板7aを有する。この第1透光性基板7aは、例えば、透光性のガラス、プラスチック等によって形成される。第1透光性基板7aの外側表面には偏光板18aが貼り付けられている。必要に応じて、偏光板18a以外の光学要素、例えば位相差板を付加的に設けることもできる。他方、第1透光性基板7aの内側表面には、矢印Z1で示す部分の拡大図である図2にも示すように、データ線19が列方向Yに延びて形成されている。そして、スイッチング素子として機能する非線形抵抗素子であるTFD(Thin Film Diode)素子21がデータ線19に接続して形成されている。データ線19は複数本が紙面垂直方向(すなわち、行方向X)に間隔を空けて互いに平行に設けられ、TFD素子21は複数個が各データ線19に沿って等間隔に設けられている。
また、基板7a上にはTFD素子21に接続された画素電極22が形成されている。1つの画素電極22は矢印A方向から見てドット状に形成されており、さらに、複数の画素電極22が図1の矢印A方向から見て行方向X及び列方向Yにマトリクス状に並べられている。これらの画素電極22は、例えば、ITO(Indium Tin Oxide:インジウムスズ酸化物)等といった金属酸化物をフォトエッチング処理によって所定のドット形状にパターニングして形成されている。
図2において、TFD素子21は、互いに電気的に直列につながれた一対のTFD要素23a及び23bによって形成されている。第1のTFD要素23aは、第1素子電極24、絶縁膜25、そして第2素子電極26aをその順で重ねることによって形成されている。また、第2のTFD要素23bは、第1素子電極24、絶縁膜25、そして第2素子電極26bをその順で重ねることによって形成されている。第1素子電極24は、例えば、Ta(タンタル)又はTa合金によって形成される。Ta合金としては、例えば、TaW(タンタル・タングステン)を用いることができる。絶縁膜25は、例えば、陽極酸化処理によって形成される。第2素子電極26a,26bは、例えばCr(クロム)、MoW(モリブデン・タングステン)合金によって形成される。
第1TFD要素23a内の第2素子電極26aは図3に示すようにデータ線19から延びている。また、第2TFD要素23b内の第2素子電極26bは画素電極22に接続されている。データ線19から画素電極22へ信号が伝送されるとき、第1TFD要素23aと第2TFD要素23bは電気的に逆極性である2つのTFD要素が直列に接続されることになる。この構造はバック・ツー・バック(Back-to-Back)構造と呼ばれる。本実施形態では、バック・ツー・バック構造のTFD素子を用いたが、単一のTFD要素によってTFD素子を形成しても良い。
図2において、データ線19、TFD素子21、及び画素電極22を覆うように第1透光性基板7aの上に配向膜27aが、例えば、ポリイミド等を印刷等によって塗布して形成される。そして、この配向膜27aにラビング処理が施されて、素子基板7の近傍の液晶層12の配向が決められる。なお、本実施形態において、液晶分子の配向は、液晶に電界を印加していない状態で水平配向になるように設定されている。
図1において、素子基板7に対向するカラーフィルタ基板8は、矢印A方向から見て長方形又は正方形の第2の透光性基板8aを有する。この第2透光性基板8aは、例えば、透光性のガラス、プラスチック等によって形成される。第2透光性基板8aの外側表面には偏光板18b、偏光板18b以外の光学要素、例えば位相差板を付加的に設けることもできる。なお、偏光板18aと18bとをクロスニコル配置としている。そして、液晶表示装置の表示モードは、ノーマリホワイトモード、すなわち液晶に電界を印加していない時に白表示になり、電界を印加している時に黒表示になる表示モードに設定されている。
第2透光性基板8aの内側表面には、図2にも示すように、樹脂膜31が形成され、その上に光反射膜32と着色膜33とが形成され、これら光反射膜32及び着色膜33の上に平坦化膜34が形成されている。そして平坦化膜34によって平坦化された表面に層厚調整膜35が形成され、その上に帯状電極36、配向膜27bの順に形成されている。この配向膜27bには配向処理、例えばラビング処理が施され、これにより、素子基板7の近傍における液晶分子の配向が決められる。
樹脂膜31、平坦化膜34及び層厚調整膜35は、例えば、透光性、感光性、及び絶縁性を有する樹脂、例えばアクリル樹脂、ポリイミド樹脂等をフォトリソグラフィ処理によってパターニングして形成されている。また、光反射膜32は、例えば、Al(アルミニウム)、Al合金等の光反射性材料をフォトエッチング処理によってパターニングして形成されている。
樹脂膜31の表面には複数の凹部及び凸部が上記のフォトリソグラフィ処理の際に形成され、これらの凹部及び凸部によって凹凸パターンが形成されている。表面に凹凸パターンを備えた樹脂膜31の表面上に一定膜厚の光反射膜32を設けることにより、光反射膜32に凹凸パターンを付与できる。こうして光反射膜32に凹凸パターンを付与することにより、光反射膜32で反射する光に散乱性、指向性等の光学特性を付与できる。
着色膜33は、それらの個々が矢印A方向から見て長方形又は正方形のドット状に形成され、さらに、複数個の着色膜33が矢印A方向から見て行方向X及び列方向Yにマトリクス状に並べられている。帯状電極36は、例えば、ITOをフォトエッチング処理によって所定の帯形状にパターニングして形成される。1本の帯状電極36は行方向X(図2の紙面垂直方向)に延びている。そして、複数の帯状電極36が列方向Y(図2の左右方向)に所定間隔をおいて互いに平行に並べられている。
液晶パネル2を矢印A方向から見た場合、素子基板7上において行方向Xに並ぶ複数のドット状の画素電極22と、カラーフィルタ基板8上において行方向Xへ延びる帯状電極36とは、平面的に重なっている。両電極が重なる領域は表示のための最小単位であるサブ画素Dを構成する。図1において、複数のサブ画素Dが平面内で行方向X及び列方向Yにマトリクス状に並ぶことにより、表示領域Vが形成される。この表示領域V内に文字、数字、図形等の像が表示され、観察者は矢印A方向から像を視認することになる。
図2において、光反射膜32はサブ画素Dのうちの一部の領域Rに設けられており、残りの領域Tには設けられていない。図3に示すように、領域Tはサブ画素Dの略中央の四角形状の領域である。一方、領域Rはサブ画素D内であって領域Tを挟んで両側の領域である。光反射膜32が存在する領域Rが反射表示領域であり、光反射膜32が存在しない領域Tが透過表示領域である。図2において矢印Aで示す観察側から入射した外部光L0は反射表示領域Rで反射する。こうして得られた反射光L0は光反射膜32の凹凸パターンに従って散乱性又は指向性を有する。一方、図1の照明装置3の導光体14から出射した図2の光L1は、透過表示領域Tを透過する。
層厚調整膜35は反射表示領域Rに設けられており、透過表示領域Tには設けられていないので、反射表示領域R内の液晶層12の層厚t0は、透過表示領域T内の液晶層12の層厚t1よりも薄くなっている。望ましくはt0=t1/2とする方がよい。液晶層12の層厚の調整は、反射表示領域R内で光L0が液晶層12を2回通過する反射表示の場合と、透過表示領域T内で光L1が液晶層12を1回しか通過しない透過表示の場合とで、液晶層12のリタデーション(Δnd)を均一にして鮮明な表示を得るために行われるものである。但し、“Δn”は屈折率異方性、“d”は液晶層厚を示している。
次に、反射表示領域Rと透過表示領域Tとの境界、すなわち、層厚調整膜35の端部には、傾斜部Sが形成されている。この傾斜部Sは、層厚調整膜35をパターニングする際のフォトリソグラフィ処理において不可避的に生じるものである。また、傾斜部Sは、反射表示領域Rと透過表示領域Tとの境界における液晶配向の乱れを抑制するために意図的に設ける場合もある。また、傾斜部Sに平面視で重なる部分であって、光反射膜32上には、青色の着色膜37が設けられている。傾斜部Sと青色着色膜37については、後に詳しく説明する。
次に、個々の着色膜33は、1つのサブ画素Dのうちの透過表示領域Tに対応して配置され、さらに青色(B)、緑色(G)、赤色(R)の1つを通過させる光学的特性に設定されている。また、それら青色の着色膜33B、緑色の着色膜33G、及び赤色の着色膜33Rは矢印A方向から見て所定の配列、例えばストライプ配列に並べられている。ストライプ配列とは、列方向YにB,G,Rの同色が並び、それと直交する行方向XにB,G,Rが交互に順番に並ぶ配列である。
なお、着色膜33の配列はストライプ配列以外の任意の配列とすることができ、例えば、モザイク配列、デルタ配列等とすることもできる。また、着色膜33の光学的特性はB,G,Rの3色に限られず、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の3色を通過させる特性とすることもできる。
本実施形態のように、B,G,Rの3色から成る着色膜33を用いてカラー表示を行う場合は、B,G,Rの3色に対応する3つの着色膜33に対応する3つのサブ画素Dによって1つの画素が形成される。他方、白黒又は任意の2色でモノカラー表示を行う場合は、1つのサブ画素Dによって1つの画素が形成される。
次に、図1において、素子基板7を構成する第1透光性基板7aはカラーフィルタ基板8の外側へ張り出す張出し部41を有している。この張出し部41の表面には、配線42がフォトエッチング処理等によって形成されている。配線42は矢印A方向から見て複数本形成されており、それらの複数本が紙面垂直方向に沿って互いに間隔を空けて並べられている。また、張出し部41の辺端には複数の外部接続用端子43が紙面垂直方向に沿って互いに間隔を空けて並ぶように形成されている。これらの外部接続用端子43が設けられた張出し部41の辺端に、例えば、FPC(Flexible Printed Circuit:可撓性プリント回路)基板(図示せず)が接続される。
複数の配線42は、シール材6に囲まれた領域内に向けて列方向Yに延びるように形成されている。配線42の一部は、シール材6によって囲まれた領域内に向けて列方向Yに延びてデータ線19に繋がっている。また、複数の配線42の他の一部は、シール材6の中に含まれる導通材44を介してカラーフィルタ基板8上の各帯状電極36につながっている。
張出し部41の表面には、ACF(Anisotropic Conductive Film:異方性導電膜)45を用いたCOG(Chip On Glass)技術によって、駆動用IC46が実装されている。駆動用IC46は、データ線19へデータ信号を伝送し、帯状電極36へ走査信号を伝送する。駆動用IC46は1つのICチップで形成しても良いし、必要に応じて複数のICチップで形成しても良い。駆動用IC46を複数のICチップによって構成する場合には、それらのICチップは張出し部41上で図1の紙面垂直方向に並べて実装される。
以上のように構成された液晶表示装置1によれば、液晶表示装置1が明るい室外、室内に置かれる場合は、太陽光や室内光等の外部光を用いて反射型の表示が行われる。一方、液晶表示装置1が暗い室外、室内に置かれる場合は、照明装置3をバックライトとして用いて透過型の表示が行われる。なお、本実施形態において、反射型の表示が行われる場合には、図2の光反射膜32で反射する光L0は着色膜33を通過しないので、白黒表示が行われることになる。一方、透過型の表示が行われる場合には、透過表示領域Tを透過する光L1は着色膜33を通過するのでカラー表示が行われることになる。
上記の反射型表示を行う場合、図2において、観察側である矢印Aの方向から素子基板7を通して液晶パネル2内へ入射した外部光L0は、液晶層12を通過してカラーフィルタ基板8内へ入った後、反射表示領域Rにおいて光反射膜32で反射して再び液晶層12へ供給される。他方、上記の透過型表示を行う場合、図1の照明装置3の光源13が点灯し、それからの光が導光体14の光入射面14aから導光体14へ導入され、さらに、光出射面14bから面状の光として出射する。この出射光は、図2の符号L1で示すように透過表示領域T、すなわち光反射膜32が存在しない領域を通って液晶層12へ供給される。
以上のようにして液晶層12へ光が供給される間、素子基板7側の画素電極22とカラーフィルタ基板8側の帯状電極36との間には、走査信号およびデータ信号によって特定される所定の電圧が印加され、これにより、液晶層12内の液晶分子の配向がサブ画素Dごとに制御される。この結果、液晶層12に供給された光がサブ画素Dごとに変調される。変調された光が、素子基板7側の偏光板18a(図1参照)を通過するとき、偏光板18aの偏光特性によりサブ画素Dごとに通過を規制され、これにより、素子基板7の表面に文字、数字、図形等の像が表示され、観察者は矢印A方向から視認することになる。
以下、図2に示す傾斜部S及び青色着色膜37について詳しく説明する。図2において、各サブ画素D内の反射表示領域Rと透過表示領域Tとの境界、すなわち、層厚調整膜35の端部には、傾斜部Sが形成されている。本実施形態において透過表示領域Tは、図3に示すように、サブ画素D内の略中央に四角の開口形状に設けられており、透過表示領域Tと反射表示領域Rとの境界は平面的に見て透過表示領域Tを囲む四角の枠形状を有している。従って、傾斜部Sは、図3において左下がりの斜線で示すように、平面的に見て透過表示領域Tを囲む領域に設けられている。
また、図2に戻って、傾斜部Sに平面的に重なる部分であって、光反射膜32上には、青色の着色膜37が設けられている。この青色着色膜37は、図3に示す透過表示領域Tに設けられた青色着色膜33Bと同じ材料を用いて同時に形成することができる。本実施形態において、青色着色膜37は、平面的に見て四角の枠形状に形成された傾斜部Sのうちの行方向Xに延びる2辺に重なる位置に設けられている。具体的には、図3において右下がりの斜線で示すように、複数のサブ画素Dにわたって行方向Xに延びる帯状に設けられている。この帯状に形成された青色着色膜37の幅は、平面視における傾斜部Sの幅より広く設けられている。
ところで、従来の液晶表示装置では、層厚調整膜に形成された傾斜部における液晶層の層厚が一定ではないので、傾斜部近傍の液晶の配向が乱れるおそれがあった。傾斜部近傍の液晶の配向が乱れると、光反射膜で反射した光が傾斜部を通って漏れ出ることにより表示のコントラストが低下するおそれがあった。
これに対し、本実施形態の液晶表示装置では、図2において、透過表示領域Tと反射表示領域Rの境界の層厚調整膜35に形成された傾斜部Sに対応する部分であって、第2透光性基板8a上に設けられた光反射膜32上に青色着色膜37を設けた。これにより、光反射膜32で反射して傾斜部Sを通る光L2を青色光とすることができる。このような青色光L2は液晶表示装置1(図1参照)の表示において黒に近い色に視認できるので、従来のように遮光部材を設けて傾斜部を遮光する場合と同様の効果を得ることができる。それ故、液晶表示装置の表示のコントラストが低下することを防止できる。
また、傾斜部Sに対応して設けられる青色着色膜37は、透過表示領域Tに設けたカラーフィルタを構成する着色膜33のうちの青色の着色膜と同じ材料を用いて同時に形成することができる。その結果、遮光部材を別途設ける必要がなくなる。また、光反射膜32で反射して傾斜部Sを通る光L2を青色光とすることにより、反射型表示において、光反射膜32の材料特性及び樹脂膜31,34,35の材料特性に起因して表示が色づくこと、例えば表示が黄色に色づくことを視覚的に補正できる。
また、本実施形態では、図3に示すように、透過表示領域Tと反射表示領域Rとの境界のうちの対向する2つの辺に沿って青色着色膜37を帯状に設けている。これにより、仮に青色着色膜37と光反射膜32との相対的な位置がフォトリソグラフィ処理の際にずれた場合であっても、傾斜部Sに対応する位置において、いずれか一方の青色着色膜37を光反射膜32に平面視で重ねることができる。少なくとも一方の青色着色膜37を光反射膜32に重ねることで、光反射膜32に起因する反射型表示の色づきを防止できる。
(電気光学装置の第2実施形態)
次に、本発明に係る電気光学装置の他の実施形態を説明する。本実施形態においても、電気光学装置の実施形態として液晶表示装置を例示して説明する。液晶表示装置の外観形状は、概ね、図1と同じである。図4は、本発明に係る液晶表示装置の主要部を示しており、図1において矢印Z1で示す部分、すなわちサブ画素部分を拡大して示している。なお、図4は、複数のサブ画素Dのうち、透過表示領域Tに緑色の着色膜33G又は赤色の着色膜33Rが設けられたサブ画素Dを示している。
次に、本発明に係る電気光学装置の他の実施形態を説明する。本実施形態においても、電気光学装置の実施形態として液晶表示装置を例示して説明する。液晶表示装置の外観形状は、概ね、図1と同じである。図4は、本発明に係る液晶表示装置の主要部を示しており、図1において矢印Z1で示す部分、すなわちサブ画素部分を拡大して示している。なお、図4は、複数のサブ画素Dのうち、透過表示領域Tに緑色の着色膜33G又は赤色の着色膜33Rが設けられたサブ画素Dを示している。
既述の第1実施形態では、図2に示したように、樹脂膜31上の透過表示領域Tには、カラーフィルタを構成する着色膜33が設けられている。そして、第2透光性基板8a上に設けられた光反射膜32上であって、層厚調整膜35の傾斜部Sに対応する部分には青色着色膜37が設けられている。これら着色膜33と青色着色膜37とは互いが重ならない状態で接触している。
これに対し本実施形態では、図4に示すように、基板8a上にカラーフィルタを構成する着色膜33のうちの青色以外の色の着色膜を青色着色膜37に重ねて設けている。すなわち緑色着色膜33Gと青色着色膜37とを傾斜部Sに対応する部分において互いに平面的に重ねて設けている。または、赤色着色膜33Rと青色着色膜37とを傾斜部Sに対応する部分において互いに平面的に重ねて設けている。具体的には、青色着色膜37と緑色着色膜33Gとが、その青色着色膜37の一部の領域Bで重なっている。また、青色着色膜37と赤色着色膜33Rとが領域Bで重なっている。
なお、本実施形態において、着色膜33及び青色着色膜37以外の液晶表示装置1の構成要素は、図1及び図2で示した第1実施形態の場合と同じとすることができる。
本実施形態のように、青色着色膜37と他の色の着色膜33とが重なる構成は、例えば青色着色膜37と他の色の着色膜33とが重なるようにそれらをパターニングすることにより実現できる。または、傾斜部Sに対応して設けられた青色着色膜37と、当該青色着色膜37と同一平面上に設けられた他の色の着色膜とが不可避的に重なる場合がある。具体的には、青色以外の色の着色膜33G,33Rをフォトリソグラフィ処理によってパターニングするときに、これらのフォトリソグラフィ処理の位置が所定の位置からずれた場合に、青色着色膜37の一部と他の色の着色膜33G,33Rの一部とが重なる場合がある。
上記のように、青色着色膜37と他の色の着色膜33G、33Rとが平面的に重なった場合には、その重なった領域Bにおける着色膜は略黒色になる。その結果、領域Bにおいては、光反射膜32で反射した光L3が黒色の着色膜で遮光することができ、傾斜部Sから反射光が漏れ出ることを防止できるので、液晶表示装置における表示のコントラスト低下を防止できる。
(電気光学装置に関するその他の実施形態)
以上、好ましい実施形態を挙げて本発明に係る電気光学装置を説明したが、本発明はその実施形態に限定されるものでなく、請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々に改変できる。例えば、図3の実施形態では、青色着色膜37を帯状に2本設けたが、図5に示すように、青色着色膜37を傾斜部Sの全域に重ね、透過表示領域Tの境界と同じ四角の枠形状に設けても良い。
以上、好ましい実施形態を挙げて本発明に係る電気光学装置を説明したが、本発明はその実施形態に限定されるものでなく、請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々に改変できる。例えば、図3の実施形態では、青色着色膜37を帯状に2本設けたが、図5に示すように、青色着色膜37を傾斜部Sの全域に重ね、透過表示領域Tの境界と同じ四角の枠形状に設けても良い。
また、上記の実施形態では、図2において光反射膜32と着色膜33とを同じ基板8a上に設けた構造の電気光学装置に本発明を適用したものであるが、本発明は、光反射膜32と着色膜33とをそれぞれ別の基板上に設ける構造の電気光学装置に適用することもできる。
また、上記の実施形態は、2端子型のスイッチング素子であるTFD素子21(図2参照)を用いる電気光学装置に本発明を適用したものであり、TFT素子等の3端子型のスイッチング素子を用いる電気光学装置にも適用できる。例えば、本発明は、チャネルエッチ型あるいは、それ以外の構造のアモルファスシリコンTFT素子を用いる液晶表示装置にも適用できる。また、本発明は、アモルファスシリコンTFT素子以外のTFT素子、例えば高温ポリシリコンTFT素子や、低温ポリシリコンTFT素子等をスイッチング素子として用いるアクティブマトリクス方式の液晶表示装置にも適用できる。
また、上記の各実施形態では、ECB方式の液晶モードを採用した液晶表示装置に本発明を適用したものであり、例えばSTN(Super Twisted Nematic)モードや、VA(Vertically Aligned)モード等の液晶モードを採用した液晶表示装置にも適用できる。
(電子機器の第1実施形態)
以下、本発明に係る電子機器を実施形態を挙げて説明する。なお、この実施形態は本発明の一例を示すものであり、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。
以下、本発明に係る電子機器を実施形態を挙げて説明する。なお、この実施形態は本発明の一例を示すものであり、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。
図6は、本発明に係る電子機器の一実施形態を示している。ここに示す電子機器は、液晶表示装置101と、これを制御する制御回路102とを有する。制御回路102は、表示情報出力源105、表示情報処理回路106、電源回路107及びタイミングジェネレータ108によって構成される。そして、液晶表示装置101は液晶パネル103及び駆動回路104を有する。
表示情報出力源105は、RAM(Random Access Memory)等といったメモリや、各種ディスク等といったストレージユニットや、ディジタル画像信号を同調出力する同調回路等を備え、タイミングジェネレータ108により生成される各種のクロック信号に基づいて、所定フォーマットの画像信号等といった表示情報を表示情報処理回路106に供給する。
次に、表示情報処理回路106は、増幅・反転回路や、ローテーション回路や、ガンマ補正回路や、クランプ回路等の周知の回路を多数備え、入力した表示情報の処理を実行して、画像信号をクロック信号CLKと共に駆動回路104へ供給する。ここで、駆動回路104は、走査線駆動回路やデータ線駆動回路と共に、検査回路等を総称したものである。また、電源回路107は、上記の各構成要素に所定の電源電圧を供給する。
液晶表示装置101は、例えば、図1に示した液晶表示装置1を用いて構成できる。図1の液晶表示装置1は、図2において、透過表示領域Tと反射表示領域Rの境界に形成された層厚調整膜35の傾斜部Sに対応する部分に青色着色膜37を設けているので、光反射膜32で反射して傾斜部Sを通る光を青色光とすることができる。このような青色光は液晶表示装置1の表示において黒に近い色に視認できるので、遮光部材を設けて傾斜部Sを遮光する場合と同様の効果を得ることができる。それ故、液晶表示装置の表示のコントラストが低下することを防止できる。従って、この液晶表示装置を用いた本実施形態の電子機器においても、その電子機器の表示のコントラストが低下することを防止できる。
また、図1の液晶表示装置1は、図2に示すように、光反射膜32で反射して傾斜部Sを通る光をその傾斜部Sに対応して設けられる青色着色膜37によって青色光とすることにより、反射型表示において、光反射膜32に起因して表示が色づくこと、例えば表示が黄色に色づくことを防止できる。従って、この液晶表示装置を用いた本実施形態の電子機器においても、その電子機器の表示が黄色に色づくことを防止できる。
(電子機器の第2実施形態)
図7は、本発明に係る電子機器の他の実施形態である携帯電話機を示している。携帯電話機110は、本体部111と、開閉可能に設けられた表示体部112とを有する。液晶表示装置等の電気光学装置によって構成された表示装置113は、表示体部112の内部に配置され、電話通信に関する各種表示は、表示体部112において表示画面114によって視認できる。本体部111には操作ボタン115が配列されている。
図7は、本発明に係る電子機器の他の実施形態である携帯電話機を示している。携帯電話機110は、本体部111と、開閉可能に設けられた表示体部112とを有する。液晶表示装置等の電気光学装置によって構成された表示装置113は、表示体部112の内部に配置され、電話通信に関する各種表示は、表示体部112において表示画面114によって視認できる。本体部111には操作ボタン115が配列されている。
表示体部112の一端部にはアンテナ116が伸縮自在に取付けられている。表示体部112の上部に設けられた受話部117の内部には、図示しないスピーカが配置される。また、本体部111の下端部に設けられた送話部118の内部には図示しないマイクが内蔵されている。表示装置113の動作を制御するための制御部は、携帯電話機の全体の制御を司る制御部の一部として、又はその制御部とは別に、本体部111又は表示体部112の内部に格納される。
表示装置113は、例えば、図1に示した液晶表示装置1を用いて構成できる。図1の液晶表示装置1は、図2において、透過表示領域Tと反射表示領域Rの境界に形成された層厚調整膜35の傾斜部Sに対応する部分に青色着色膜37を設けることにしたので、光反射膜32で反射して傾斜部Sを通る光を青色光とすることができる。このような青色光は液晶表示装置1の表示において黒に近い色に視認できるので、遮光部材を設けて傾斜部Sを遮光する場合と同様の効果を得ることができる。それ故、液晶表示装置の表示のコントラストが低下することを防止できる。従って、この液晶表示装置を用いた本実施形態の電子機器においても、その電子機器の表示のコントラストが低下することを防止できる。
また、図1の液晶表示装置1は、図2に示すように、光反射膜32で反射して傾斜部Sを通る光をその傾斜部Sに対応して設けられる青色着色膜37によって青色光とすることにより、反射型表示において、光反射膜32に起因して表示が色づくこと、例えば表示が黄色に色づくことを防止できる。従って、この液晶表示装置を用いた本実施形態の電子機器においても、その電子機器の表示が黄色に色づくことを防止できる。
なお、電子機器としては、以上に説明した携帯電話機等の他にも、パーソナルコンピュータ、液晶テレビ、ビューファインダ型又はモニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話機、POS端末器等が挙げられる。
(比較例1)
従来装置、すなわち、図2において青色着色膜37を用いない構成の液晶表示装置1を作製した。そして、その液晶表示装置1によって反射型表示で白表示を行った。つまり、R,G,Bの全ての画素を点灯させる表示を行った。その結果、図8に示すCIE(Commission Internationale de l'Eclairage:国際照明委員会)色度図上において符号Yで示す表示が得られた。この符号Yの座標は、
(x,y)=(0.345,0.365)
である。この符号Yで示す表示は黄色味を帯びていた。
(実施例1)
(x,y)=(0.345,0.365)
である。この符号Yで示す表示は黄色味を帯びていた。
(実施例1)
図1に示す構成の液晶表示装置1を作製し、表示の評価を行った。その際、青色着色膜37に使用する材料の色特性は、図8に示すCIE色度図上において符号Cで示す範囲のものとした。この範囲Cの座標は、
(x,y)=(0.130〜0.230,0.030〜0.250)
である。また、照明装置3の光源13をCIEの昼光標準光源D65とした。このCIE昼光標準光源D65の座標は図8の色度座標上において
(x,y)=(0.3127,0.3290)
である。
(x,y)=(0.130〜0.230,0.030〜0.250)
である。また、照明装置3の光源13をCIEの昼光標準光源D65とした。このCIE昼光標準光源D65の座標は図8の色度座標上において
(x,y)=(0.3127,0.3290)
である。
以上の液晶表示装置1によって反射型表示で白表示を行った。つまり、R,G,Bの全ての画素を点灯させる表示を行った。その結果、表示の色は符号Yから矢印Zの方向へシフトした。すなわち、D65に近い白色の表示が得られた。この結果、CIE色度図上で符号Cの範囲の青色着色膜を用いて図1の液晶表示装置1を作製すれば、黄色味のない鮮明な表示が得られることがわかった。
1.液晶表示装置(電気光学装置)、 2.液晶パネル(電気光学パネル)、
3.照明装置、 6.シール材、 7.素子基板、 7a.第1透光性基板、
8.カラーフィルタ基板、 8a.第2透光性基板、 12.液晶層、 13.LED、
14.導光体、 14a.光入射面、 14b.光出射面、 16.光反射層、
17.光拡散層、 18a,18b.偏光板、 19.データ線、 21.TFD素子、
22.画素電極、 23a.第1TFD要素、 23b.第2TFD要素、
24.第1素子電極、 25.絶縁膜、 26a,26b.第2素子電極、
27a,27b.配向膜、 31.樹脂膜、 32.光反射膜、 33.着色膜、
33B.青色着色膜、33G.緑色着色膜、 33R.赤色着色膜、 34.平坦化膜、
35.層厚調整膜(樹脂膜)、 36.帯状電極、 37.青色着色膜、
41.張出し部、 101.液晶表示装置(電気光学装置)、 102.制御回路、
103.液晶パネル、 104.駆動回路、 110.携帯電話機(電子機器)、
111.本体部、 112.表示体部、 113.表示装置、 114.表示画面、
D.サブ画素、 G.セルギャップ、 L0,L1,L2,L3.光、
R.反射表示領域、 T.透過表示領域、 V.表示領域
3.照明装置、 6.シール材、 7.素子基板、 7a.第1透光性基板、
8.カラーフィルタ基板、 8a.第2透光性基板、 12.液晶層、 13.LED、
14.導光体、 14a.光入射面、 14b.光出射面、 16.光反射層、
17.光拡散層、 18a,18b.偏光板、 19.データ線、 21.TFD素子、
22.画素電極、 23a.第1TFD要素、 23b.第2TFD要素、
24.第1素子電極、 25.絶縁膜、 26a,26b.第2素子電極、
27a,27b.配向膜、 31.樹脂膜、 32.光反射膜、 33.着色膜、
33B.青色着色膜、33G.緑色着色膜、 33R.赤色着色膜、 34.平坦化膜、
35.層厚調整膜(樹脂膜)、 36.帯状電極、 37.青色着色膜、
41.張出し部、 101.液晶表示装置(電気光学装置)、 102.制御回路、
103.液晶パネル、 104.駆動回路、 110.携帯電話機(電子機器)、
111.本体部、 112.表示体部、 113.表示装置、 114.表示画面、
D.サブ画素、 G.セルギャップ、 L0,L1,L2,L3.光、
R.反射表示領域、 T.透過表示領域、 V.表示領域
Claims (6)
- 電気光学物質を挟持する一対の基板と、該一対の基板のうちの一方の基板上に設けられた光反射膜と、前記一対の基板のうちの他方の基板と前記光反射膜との間に設けられた着色膜と、前記一対の基板の間に設けられた樹脂膜とを有する電気光学装置であって、
前記光反射膜によって反射した反射光を用いて表示を行う反射表示領域と、前記光反射膜が無い領域を透過した光を用いて表示を行う透過表示領域とを備える複数のサブ画素を有し、前記着色膜は前記反射表示領域には設けられず前記透過表示領域に設けられ、前記樹脂膜は前記透過表示領域と前記反射表示領域の境界に傾斜部を有し、前記傾斜部に対応する部分であって、前記光反射膜と前記一対の基板のうちの他方の基板との間には青色の着色膜が設けられることを特徴とする電気光学装置。 - 請求項1記載の電気光学装置において、前記青色の着色膜には他の色の着色膜が平面的に重ねて設けられることを特徴とする電気光学装置。
- 請求項1又は請求項2記載の電気光学装置において、前記透過表示領域は前記サブ画素の中央に設けられ、前記反射表示領域は前記サブ画素内であって前記透過表示領域を挟んで両側に設けられ、前記青色の着色膜は前記透過表示領域と前記反射表示領域との境界のうちの対向する2つの辺に沿って設けられることを特徴とする電気光学装置。
- 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の電気光学装置において、前記青色着色膜の青色のCIE色度図上における座標範囲は、
(x,y)=(0.130〜0.230,0.030〜0.250)
であることを特徴とする電気光学装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の電気光学装置において、反射型表示において白黒表示が可能で透過型表示においてカラー表示が可能な液晶表示装置を使用したことを特徴とする電気光学装置。
- 請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の電気光学装置を有することを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006031954A JP2007212710A (ja) | 2006-02-09 | 2006-02-09 | 電気光学装置及び電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006031954A JP2007212710A (ja) | 2006-02-09 | 2006-02-09 | 電気光学装置及び電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007212710A true JP2007212710A (ja) | 2007-08-23 |
Family
ID=38491211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006031954A Withdrawn JP2007212710A (ja) | 2006-02-09 | 2006-02-09 | 電気光学装置及び電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007212710A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009093147A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-30 | Epson Imaging Devices Corp | 半透過型液晶表示パネル及び電子機器 |
-
2006
- 2006-02-09 JP JP2006031954A patent/JP2007212710A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009093147A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-30 | Epson Imaging Devices Corp | 半透過型液晶表示パネル及び電子機器 |
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Legal Events
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20090512 |