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JP2007209709A - 歯ブラシ - Google Patents

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JP2007209709A
JP2007209709A JP2006056908A JP2006056908A JP2007209709A JP 2007209709 A JP2007209709 A JP 2007209709A JP 2006056908 A JP2006056908 A JP 2006056908A JP 2006056908 A JP2006056908 A JP 2006056908A JP 2007209709 A JP2007209709 A JP 2007209709A
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brush
tip
toothbrush
gripping
grip
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JP2006056908A
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English (en)
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Oriol Lopez Berengueres Jose
ベレンゲレス ホセ オリオル ロペス
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Abstract

【課題】 本発明は、歯ブラシが使用する人の個人差に関わらず任意な力で、口内凹凸部いずれにも刷毛先端を届かせ、かつ口内の奥まで磨くことを可能とする歯ブラシを提供すること課題とする。
【解決手段】 本発明に係る歯ブラシは、棒状の把持部と該把持部の先端にある把持先端部に設けられたブラシ部とから構成されていて、該把持部の一端に把持先端部に設けられたブラシ部において、刷毛を傾斜して植設し、かつ該刷毛の先端を湾曲させるという手段を用いた。
【選択図】図13

Description

本発明は、ブラシ部の刷毛が傾斜して形成された歯ブラシに関する。
従来の歯ブラシの形状は、図1に示すよう把持部の一端に、刷毛部が把持部に対し垂直に設けられたものであり、歯磨き時には歯ブラシの刷毛部を歯列に押し付けブラッシングすることで、歯垢等の付着物を除去しそして歯茎をマッサージする。しかし、刷毛部を歯に押し付ける力が適当でないと、ブラッシングの効果を十分に得ることはできない。過剰な力で行えば歯茎が傷ついて出血し、過少な力で行えば歯垢等を十分に除去することができない。よって有効なブラッシング効果を得るために適当なブラッシング圧を確保することは難しく、或る歯に過剰の圧力をかけそして他の歯に不十分な圧力しかかけられない場合がある。
また口内の凹凸に対しても、凸部には刷毛先端が届いても凹部には届かないために、把持部をあらゆる角度で持ち変えてブラッシングする必要があり、または硬性刷毛である場合は相当な力で刷毛部を歯列に押し付けなければ凹部に届かず、十分なブラッシング効果が得られなかったり、歯茎を傷つけたりすることがある。すなわち、歯ブラシを使用する者の力加減は千差万別であり、任意の力で十分なブラッシング効果を得ることは難しい。
従来の歯ブラシの刷毛部においては、歯ブラシを使用する者の力加減を調整しつつブラッシング効果を得るために、刷毛にある程度の硬度を持たせる一方で、ある程度の柔軟性をも持たせるため一定の刷毛丈を設けている。また、口内の凹凸に適用するよう刷毛面も凹凸である歯ブラシが、また所定の加圧力以上でのブラッシングのときにヘッド部が反り返えるよう反転可能に形成された歯ブラシが、これらの困難を克服する試みとして示唆されている。
特開2003−265233号公報 特開2002−345554号公報
上記したように、従来の歯ブラシでは、有効なブラッシング効果がえられるブラッシング圧力を確保することが難しく、歯ブラシを使用する人の力の個人差により、過大もしくは過小となることがある。歯列に押し付けるブラッシング圧力および刷毛の硬度によらず、ブラッシング対象の凹凸部いずれにも刷毛先端を届かせる必要がある。
また、図1のように従来の歯ブラシは、把持先端部側面に刷毛が垂直に植設されている構成であるため、図2のように厚みのあるブラシ部を含めた把持先端部は口内奥にまで届かず、奥歯、特に奥歯側面のブラッシング効果を得ることが難しかった。また、奥歯を磨くときに把持先端部が頬内側の皮膚に当たり使用者に不快感を与えていた。
そこで、本発明は、歯ブラシが使用する人の個人差に関わらず任意な力で、口内凹凸部いずれにも刷毛先端を届かせ、かつ口内の奥まで磨くことを可能とする歯ブラシを提供すること課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1記載の歯ブラシは、棒状の把持部1と該把持部の先端にある把持先端部2に設けられたブラシ部3とから構成されていて、該把持部の一端に把持先端部2に設けられたブラシ部3において、刷毛を傾斜して植設し、かつ該刷毛の先端は湾曲させるという手段を用いた。
該刷毛の傾斜について、以下の図6をもって説明する。下図6のように把持部先端方向4および刷毛付根を通る中心線5がなす角をαとすると、0°≦α≦60°となるように刷毛が傾斜して設けられている。
該刷毛の傾斜について、図7をもって説明する。図7のように刷毛先端中心線6および刷毛先端により構成される面を側面方向に投影した際にできる、把持先端方向と平行な基準直線7がなす角度をβとすると、例えば60°≦β≦100°となるように刷毛先端8が傾斜していて、刷毛全体としてみたときに刷毛先端部が湾曲している形状をしている。
ブラシ部の刷毛先端部8は湾曲している。図8に示すように、湾曲線上において、Pを刷毛根元部、Pを刷毛先端、PはPより刷毛先端Pに近い曲線上の点と定義すると、各点の関係は次の式を満たす。
k<i⇒ R≦R ∀i,k, 0<k<N, 0<i<N
つまりその曲率半径Rは刷毛根元部P0から刷毛先端PNに行くにつれて小さくなる。
本ブラシ部3の刷毛を傾斜して設けるためには、把持部先端部2の片面に、例えば直径1mm−2mmの凹部を複数設け、該凹部に繊維束を斜めに植設する。
また、本ブラシ部3の刷毛を傾斜して設けるためには、把持先端部2の一部を刷毛状に形成してもよい。把持先端部の一部を刷毛状に形成するには、先端が複数に等間隔で、例えば1.5mm−2.5mm間隔で枝分かれした把持先端部枝分薄板9および枝分かれしていない薄板10を複数枚相互に配置して固定させる手段がある。図9では、把持先端部が2本に枝分かれしている把持先端部枝分薄板9を、枝分かれしていない薄板10で挟むように配置されている例が示されている。各把持先端部枝分薄板9および薄板10の厚さは、例えば0.4mm−1mmである。
請求項1の歯ブラシでは、刷毛先端のブラッシング圧を抑えるために、ブラシ部の刷毛が有する各刷毛繊維11の湾曲した先端部を複数段、例えば3段のフラクタル構造に枝分れさせてもよい(図10参照)。
請求項1歯ブラシにおいて、さらに把持先端部12を先端に向かって厚さが薄くなるよう斜め形状としてもよい(図11参照)。
本発明は次のような効果を奏する。
請求項1に記載されている歯ブラシは、刷毛が傾斜しているので、刷毛の先端がものに触れると、刷毛の付根に容易にモーメントが発生する。このモーメントにより、図12のように、まず凸部に接触した刷毛付根14の角度が変わり、しなる。この変形により、他の刷毛付根は、凹部に達することが可能となる。以上のように、複数本の刷毛が全体として、凹凸のある形状の口内ブラッシング対象に適応して、任意の力で十分なブラッシング効果を得ることが可能となる。
また上記刷毛の傾斜により、ブラシ部および把持先端部の厚さを従来歯ブラシのそれよりも薄くすることができる。これにより、ブラシ部13を、従来歯ブラシより奥まで到達させることができ、かつ頬内側に負担をかけることなくブラッシングすることが可能となる(図13参照)。
請求項1に記載されている歯ブラシにおいて、刷毛繊維11を複数本に枝分かれさせることで、ブラッシング圧を分散させることができる。これによりブラッシング圧が過剰となった場合、または刷毛が硬性であった場合でも口内皮膚を損傷させることなくブラッシング効果を得ることが可能となる。
上述したように、請求項1の歯ブラシにおいて、さらに把持先端部12を先端に向かって厚さが薄くなるよう斜め形状とすることで、ブラシ部15をさらにより奥まで到達させることができる(図13参照)。
従来の、刷毛が把持部に垂直に設けられている歯ブラシは、懐中に収めるには携帯性が優れていない。すなわち、鉛筆またはペン同様に、外懐に収めるとブラシ部が現れてしまい優れた外観を与えず、内懐に収めるとブラシ部が体に当たり不快感を与える。一方、上記のように、刷毛を傾斜して設けることでブラシ部の厚みが薄くなり、外懐に収めてもブラシ部が目立たず違和感を与えず、また内懐に収めても体に当たることはない。これにより、本発明たる歯ブラシによれば、懐中に収めていつでも必要なときに取り出しブラッシングすることが可能となる。
発明を実施するための裁量形態
以下、本発明の裁量実施形態について図面を参照して説明する。図3、図4および図5に示すように、把持部1と把持先端部2と該把持先端部2に植設された刷毛を有するブラシ部3によって構成されている。
また、本実施形態によれば、歯ブラシ本体の把持部の幅は10mm、厚さは6mm、長さ160mm、ブラシ部および把持先端部の厚さ、すなわち正面図5における歯ブラシの高さは8mmとなっている。
歯ブラシ本体は、例えばポリプロピレン、ABS樹脂等の合成樹脂からなり、把持先端部12においては、把持先端から30mmの部分で、片面が傾斜しており、その反対面は平面となっていて、直径2mmの傾斜した円形断面凹部が複数設けられ、その凹部に刷毛が植設されている。
また、歯ブラシ本体は、把持部とブラシ部と連続して一体的に形成されていてもよい。つまり、把持先端部に刷毛を植設するのではなく、把持先端枝分薄板9および薄板10を相互に配置固定して、把持先端部から直接刷毛が枝分かれするように設けられていてもよい。このとき、硬い把持部と同一素材であっても、ブラシ部における刷毛は、傾斜により容易にモーメントを発生させ、ブラシ部に柔軟性与える。よって任意の力でも十分なブラッシング効果が得られる。
本実施形態の歯ブラシによれば、把持先端部に設けられたブラシ部において、図6のように把持部先端方向4と刷毛付根中心線5がなす角が、例えば40°となるように、刷毛が傾斜して設けられている。その刷毛繊維は、直径が例えば0.1−0.2mm、長さが例えば10mm−15mmであり、繊維束を形成している。その繊維束は刷毛先端部に複数植設されている。また、この刷毛は、繊維束を形成せず、例えば直径0.2−0.5mmである一本の繊維であって、その一本の繊維がブラシ部において複数植設されていても良い。一方、刷毛先端部は湾曲していて、刷毛先端中心線6および刷毛先端により構成される面を側面方向に投影した際にできる、把持先端方向と平行な基準直線7がなす角度が、例えば90°となるように、刷毛先端部が傾斜しした形状をしている。
上記ブラシ部の刷毛先端は湾曲している。その曲率半径Rは、刷毛根元部Pにおける曲率半径Rは∞(無限大)、刷毛先端Pにおける曲率半径Rは、例えば1.2−2.5mm、好ましくは1.8mmである。把持部との結合地点から中間地点まで直線もしくはゆるく湾曲し、中間地点から繊維先端にかけてきつく湾曲している。
上記歯ブラシにおいて、さらには把持先端部12を、例えば先端から30mmの部分で先端に向かって厚みが薄くなるように斜め形状としてもよい。このとき、把持部先端の厚さは、例えば把持部の厚さの33%、具体的には把持部の厚さが6mmであるとき把持先端の厚さは2mmである。
さらには、上記歯ブラシにおいて、ブラシ部の刷毛が有する刷毛繊維11の湾曲した先端部を複数段、例えば3段のフラクタル構造に枝分れさせてもよい。
従来歯ブラシを示す側面図である。 図1における従来歯ブラシによる口内ブラッシングを説明する図である。 本発明の一実施形態に係る歯ブラシを示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る歯ブラシを示す上面図である。 本発明の一実施形態に係る歯ブラシを示す正面図である。 本発明の一実施形態に係る歯ブラシの刷毛の付根の傾斜を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る歯ブラシの刷毛の先端の傾斜を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る歯ブラシの刷毛の曲率半径を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る歯ブラシの製造方法において、薄板状構成要素の形状および配置を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る歯ブラシの刷毛繊維のフラクタル構造を説明する図である。 把持先端部が斜め形状である本発明に係る歯ブラシを説明する図である。 図3における傾斜した刷毛が口内ブラッシングにおいて、凹凸部に適応すること説明する図である。 図11における歯ブラシによる口内ブラッシングを説明する図である。
符号の説明
1 把持部
2 把持先端部
3 ブラシ部
4 把持部先端方向
5 刷毛付根中心線
6 刷毛先端中心線
7 基準直線
8 刷毛先端部
9 把持先端部枝分薄板
10 薄板
11 刷毛繊維
12 把持先端部
13 ブラシ部
14 刷毛付根
15 ブラシ部

Claims (1)

  1. 棒状の把持部と該把持部の先端に設けられたブラシ部とからなる歯ブラシにおいて、前記把持部と、該把持部の一端に把持部から刷毛が傾斜して設けられたブラシ部と、該ブラシ部における刷毛の先端が湾曲していることを特徴とする歯ブラシ。
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