JP2007201177A - 天板、位置決め装置、露光装置及びデバイス製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】リブを有する天板において、リブのローカルモードの固有値を高めること、又は、リブの軽量化によって天板を軽量化する。
【解決手段】天板は、対向して配置された第1板部材P1及び第2板部材P2と側壁部材SWとによって空間ISを取り囲んで構成される。天板は、空間ISに配置されたリブR1を備える。リブR1は、複数の連結部CP1、CP2を含む。複数の連結部CP1、CP2は、側壁部材SW又は空間IS内の部材にそれぞれ連結されている。リブR1は、隣接する連結部CP1、CP2の間における厚さが連結部CP1、CP2における厚さよりも大きい。
【選択図】図1
【解決手段】天板は、対向して配置された第1板部材P1及び第2板部材P2と側壁部材SWとによって空間ISを取り囲んで構成される。天板は、空間ISに配置されたリブR1を備える。リブR1は、複数の連結部CP1、CP2を含む。複数の連結部CP1、CP2は、側壁部材SW又は空間IS内の部材にそれぞれ連結されている。リブR1は、隣接する連結部CP1、CP2の間における厚さが連結部CP1、CP2における厚さよりも大きい。
【選択図】図1
Description
本発明は、天板、位置決め装置、露光装置及びデバイス製造方法に係り、特に、中空構造を有する天板、該天板を含む位置決め装置、該位置決め装置を含む露光装置、及び、該露光装置を利用したデバイス製造方法に関する。
図10は、ウエハステージ装置として構成された位置決め装置の概略斜視図である。ベース定盤79の中央部にスライダ定盤75が搭載され、スライダ定盤75の周りにX定盤78X及びY定盤78Yが搭載されている。X定盤78Xには、Xビーム73XをX方向に駆動する粗動リニアモータの固定子77Xが搭載され、Y定盤78Yには、Yビーム73YをY方向に駆動する粗動リニアモータの固定子77Yが搭載されている。
Xビーム73X、Yビーム73Yは、互いに交差するように配置されていて、それぞれがXYスライダ72を貫通している。Xビーム73X、Yビーム73Yは、XYスライダ72と非接触状態を維持しながらXYスライダ72をX、Y方向に駆動する。XYスライダ72の上には、6軸微動ステージ70が搭載され、6軸微動ステージ70の上には、ウエハチャックが搭載されている。
Yビーム73Yの両端には、静圧空気軸受(不図示)が取付けられたYフット74Yが設けられていて、Yビーム73Yは、スライダ定盤75によって静圧空気軸受を介して鉛直方向(Z軸方向)に支持される。Xビーム73Xの両端には、Xフット74X、74X'が設けられていて、Xビーム73Xは、スライダ定盤75によって静圧空気軸受(不図示)を介して鉛直方向(Z軸方向)に支持される。Xフット74X'は、スライダ定盤75に取付けられたYガイド76によって静圧空気軸受(不図示)を介して水平方向(Y軸方向)に案内される。XYスライダ72は、その底面に設けられた静圧空気軸受(不図示)を介してスライダ定盤75によって鉛直方向(Z軸方向)に支持される。
図11Aは、微動ステージ70を上から見た平面図、図11Bは、微動固定プレート702を上から見た平面図、図11Cは、天板701を下から見た平面図である。微動ステージ70は、微動固定プレート702と、天板701とで構成され、両者の間には不図示の自重支持ばねが設けられていて、この自重支持ばねによって天板701の自重が支持される。微動用リニアモータは、微動固定プレート702と天板701との間に配置されている。微動用リニアモータのコイルを有する固定子703Xa、703Ya、703Zaは、微動固定プレート702に固定されている。微動用リニアモータの磁石を有する可動子703Xb、703Yb、703Zbは、天板701に固定されている。固定子703Xaと可動子703XbでX方向の推力を発生し、固定子703Yaと可動子703YbでY方向の推力を発生し、固定子703Zaと可動子703ZbでZ方向の推力を発生する。
天板701の周囲4辺の側面には、取付板704を介して磁性体板705が配置されている。また、磁性体板705に対向するように、コイルを有するE字型電磁石707が取付板706を介して微動固定プレート702に配置されている。E字型電磁石707と磁性体板705は、コイルに電流を流すと両者の間に吸引力が発生してXYスライダ72の加減速力を天板701に伝達するように構成されていて、電磁継手として機能する。E字型電磁石707と磁性体板705との対向する面は、天板701の回転中心を中心とした円弧形状になっている。このような円弧形状の採用によって、E字型電磁石707と磁性体板705がZ軸回りに互いに接触することなく自由に回転することができる。また、回転に対して両者の隙間の変化がなく、同一電流に対して電磁石の発生する吸引力も変化しない。E字型電磁石707と磁性体板705の間に発生する吸引力の作用線は、天板701やそれに装着されたリニアモータ等を含む、微動ステージ70の可動体全体の重心位置を通るのがよい。
天板701は、軽量・高剛性化のために中空リブ構造になっている。図12は、代表的なリブ構造を示す断面図であり、菱形のリブR701が形成されている。これによって、特許文献1に開示されているように、天板701の1次モードであるねじれモードの固有値を高め、ステージの高速・高精度な追従性を得ることができる。
特開2003−163257号公報
特開2004−254489号公報
しかしながら、近年ますます高速な位置決めが要求されており、それに伴って微動ステージにおける可動体の一部である天板もさらなる軽量化が求められている。そのために、図12に示すようなリブR701の厚さt701を可能な限り小さくする必要がある。ところが、リブを薄くし過ぎると、天板のねじれなどのグローバルモードの固有値を維持することができても、図中の破線に示すようなリブ自身のローカルモードの固有値が低下し、ステージの追従性に悪影響を及ぼすようになってしまう。
特許文献2には、固定子コイルと可動子磁石との間で6自由度方向の駆動力を発生させて大ストローク及び高精度な位置、姿勢制御を実現する平面ステージが開示されている。このような平面ステージの天板では、ウエハを搬送ハンドから天板に保持されたチャックに渡すための3ピン支持機構を備えることが好ましい。そのために、天板の厚さが大きくなり、ますますリブのローカルモードの固有値が低下するとともに、リブを形成する肉抜き加工が困難になってくる。
本発明は、上記の背景に鑑みてなされたものであり、例えば、リブを有する天板において、リブのローカルモードの固有値を高めること、又は、リブの軽量化によって天板を軽量化することを目的とする。
本発明の第1の側面は、対向して配置された第1、第2板部材と側壁部材とによって空間を取り囲んで構成される天板を対象とし、前記天板は、前記空間に配置されたリブを備え、前記リブは、複数の連結部を含み、前記複数の連結部は、前記側壁部材又は前記空間内の部材にそれぞれ連結されていて、前記リブは、隣接する連結部の間における厚さが前記隣接する連結部における厚さよりも大きく構成されている。
本発明の好適な実施形態によれば、前記空間内の部材は、例えば、第2リブである。
本発明の好適な実施形態によれば、前記リブは、例えば、その厚さが連続的に変化するように構成されうる。
本発明の好適な実施形態によれば、前記リブは、例えば、隣接する連結部の間に肉厚部を有しうる。前記肉厚部は、例えば、柱形状を有しうる。前記肉厚部は、例えば、その高さが前記第1板部材と前記第2板部材との間の距離よりも小さく構成されうる。前記肉厚部は、例えば、埋金用柱状部を含み、前記第1板部材又は第2板部材は、前記埋金用柱状部にネジ締結されうる。
本発明の第2の側面は、第1部材及び第2部材を含む天板を対象とし、前記第1部材及び第2部材は、それぞれリブを有し、前記第1部材のリブ及び前記第2部材のリブの少なくとも一方が、厚さが拡大されたフランジ部を有し、前記フランジ部で前記第1部材のリブと前記第2部材のリブとが結合されている。
本発明の好適な実施形態によれば、前記第2部材は、両側が開放された開放中空部材と、板部材とを結合して構成されうる。
本発明の好適な実施形態によれば、前記フランジは、前記第1部材のリブに形成されうる。
本発明の好適な実施形態によれば、前記天板は、ピン支持機構を内蔵しうる。
本発明の第3の側面は、第1部材及び第2部材を含む天板を対象とし、前記第1部材及び第2部材は、それぞれリブを有し、前記第1部材のリブと前記第2部材のリブとが結合されている。
本発明の好適な実施形態によれば、前記第2部材は、両側が開放された開放中空部材と、板部材とを結合して構成されうる。
本発明の第4の側面は、位置決め装置を対象とし、前記位置決め装置は、第1〜第3の側面のいずれかで特定される天板と、前記天板を駆動する駆動部とを備える。
本発明の第5の側面は、露光装置を対象とし、前記露光装置は、前記位置決め装置を備え、前記位置決め装置によって基板又は原板を位置決めする。
本発明の第6の側面は、デバイス製造方法を対象とし、前記製造方法は、前記露光装置によって基板上の感光剤に潜像パターンを形成する工程と、前記感光剤を現像する工程とを含む。
本発明によれば、例えば、リブを有する天板において、リブのローカルモードの固有値が高められ、又は、リブの軽量化によって天板が軽量化される。
以下、添付図面を参照しながら発明を実施するための好適な実施形態を説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態の中空天板の構成を示す断面図である。図1(a)は、中空天板1の上面又は下面と平行な面で切断した断面図、図1(b)は、図1(a)をA−A線で切断した断面図、図1(c)は、図1(a)をB−B線で切断した断面図である。図2は、図1に示す中空天板1を含む微動ステージを有するウエハステージ装置(位置決め装置)の概略構成を示す斜視図である。
図1は、本発明の第1実施形態の中空天板の構成を示す断面図である。図1(a)は、中空天板1の上面又は下面と平行な面で切断した断面図、図1(b)は、図1(a)をA−A線で切断した断面図、図1(c)は、図1(a)をB−B線で切断した断面図である。図2は、図1に示す中空天板1を含む微動ステージを有するウエハステージ装置(位置決め装置)の概略構成を示す斜視図である。
ウエハステージ装置は、プラテン13、XYスライダ12及び6軸微動ステージ10を備えている。プラテン13には、所定ピッチで歯が形成されている。XYスライダ12は、プラテン13の上面に沿って移動するように構成され、所定ピッチで突極が形成されている。プラテン13を固定子、XYスライダ12を可動子として、ガイドレス平面パルスモータが構成される。ガイドレス平面パルスモータについては、例えば、特開2005−269763号公報に開示されている。
XYスライダ12は、その下面からは圧縮空気が噴出されるように構成され、これによって、XYスライダ12は、プラテン13に対して浮上する。XYスライダ12の上には、図11A〜Cに示すような6軸微動ステージ10が搭載されている。粗動リニアモータとしてガイドレス平面パルスモータを用いることによって、粗動ステージ構成が単純になり、小型、軽量、高スループット化が実現される。
中空天板1は、6軸微動ステージ10の天板(図11A〜図11Cの天板701に相当)として使用される。中空天板1は、対向して配置された第1板部材P1及び第2板部材P2と側壁部材SWとによって内部空間ISを取り囲んで構成され、中空構造を有する。典型的には、第1板部材P1及び第2板部材P2は、矩形形状を有し、側壁部材SWは、4辺で構成される枠形状を有する。
内部空間ISには、リブR1が配置されて、リブ構造が構成されている。図1に示す実施形態では、中空天板1は、4つのリブR1を有する。4つのリブR1を含むリブ構造は、側壁部材SWの腹部(辺の一端と他端との間の部分)に頂点を有する菱形形状を有する。このようなリブ構造によって、中空天板1の1次モードであるねじれモードの固有値が高められている。
各リブR1は、2つの連結部CP1、CP2を含み、2つの連結部CP1、CP2は、側壁部材SWに連結されている。各リブR1は、3以上の連結部を含むこともでき、この場合において、3以上の連結部には、側壁部材SWに連結される連結部CP1、CP2の他、他のリブ(第2リブ)が含まれうる。
少なくとも1つのリブR1、好ましくは全てのリブR1は、その長手方向Lにおいて厚さt1が一定ではなく、隣接する連結部CP1、CP2の間(中央部)における厚さt1Aが隣接する連結部CP1、CP2における厚さt1Bよりも大きい。ここで、図1に示す実施形態においては、隣接する連結部とは、連結部CP1、CP2である。一方、例えば、連結部CP1と連結部CP2との間に連結部CP3が存在する場合には、隣接する連結部とは、連結部CP1と連結部CP3、又は、連結部CP2と連結部CP3である。リブR1は、例えば、その厚さt1が隣接する連結部CP1、CP2から該隣接する連結部CP1、CP2の中央部に向かって連続的に広くなる形状を有しうる。
なお、この明細書において、リブの長手方向Lは、連結部と連結部とを結ぶ方向を意味する。また、リブの厚さt1とは、中空天板1の上面及び下面に平行な面において長手方向Lに直交する方向におけるリブの長さを意味する。また、リブの高さHは、第1板部材P1と第2板部材P2との間隔を規定する方向におけるリブの長さを意味する。
隣接する連結部CP1、CP2の中央部における厚さt1Aが隣接する連結部CP1、CP2における厚さt1Bよりも大きい形状を有するリブR1を採用することにより、該中央部の剛性が増す。例えば、第1実施形態のリブと、図12に示すように厚さが一定のリブとを比較する。両リブの質量が等しい場合には、第1実施形態の方が図12の破線のようなリブのローカルモードの固有値が高くなり、ステージの追従性に与える影響が改善される。これは、観点を変えれば、第1実施形態によれば、リブのローカルモードの固有値を下げることなく、リブの質量を減じることができることを意味する。これによって、微動ステージを軽量化し、位置決め装置を高スループット化することができる。
(第2実施形態)
図3は、本発明の第2実施形態の中空天板の構成を示す断面図である。なお、ここで特に言及しない事項は、第1実施形態に従いうる。
図3は、本発明の第2実施形態の中空天板の構成を示す断面図である。なお、ここで特に言及しない事項は、第1実施形態に従いうる。
中空天板21は、6軸微動ステージ10の天板(図11A〜図11Cの天板701に相当)として使用される。中空天板21は、対向して配置された第1、第2板部と側壁部材SWとによって内部空間ISを取り囲んで構成され、中空構造を有する。典型的には、第1、第2板部材は、矩形形状を有し、側壁部材SWは、4辺で構成される枠形状を有する。
図3に示す実施形態では、中空天板21は、4つのリブR21を有する。4つのリブR21を含むリブ構造は、側壁部材SWの腹部(辺の一端と他端との間の部分)に頂点を有する菱形形状を有する。このようなリブ構造によって、中空天板21の1次モードであるねじれモードの固有値が高められている。
少なくとも1つのリブR21、好ましくは全てのリブR21は、隣接する連結部CP1、CP2の間(中央部)に肉厚部R21aを有する。したがって、リブR21は、隣接する連結部CP1、CP2の間(中央部)における厚さt21Aが該隣接する連結部CP1、CP2における厚さt21Bよりも大きい。肉厚部R21aは、その厚さが第1板部材と第2板部材との間の全体にわたって連結部CP1、CP2における厚さよりも大きいように構成されうる。肉厚部R21aは、柱形状、例えば、多角柱形状を有しうる。
このような構造によっても、リブのローカルモードの固有値を高くすること、又は、リブのローカルモードの固有値を下げることなくリブの質量を減じることができる。
(第3実施形態)
図4は、本発明の第3実施形態の中空天板の構成を示す断面図である。なお、ここで特に言及しない事項は、例えば、第1又は第2実施形態に従いうる。
図4は、本発明の第3実施形態の中空天板の構成を示す断面図である。なお、ここで特に言及しない事項は、例えば、第1又は第2実施形態に従いうる。
中空天板31は、6軸微動ステージ10の天板(図11A〜図11Cの天板701に相当)として使用される。中空天板31は、対向して配置された第1、第2板部と側壁部材SWとによって内部空間ISを取り囲んで構成され、中空構造を有する。典型的には、第1、第2板部材は、矩形形状を有し、側壁部材SWは、4辺で構成される枠形状を有する。
図4に示す実施形態では、中空天板31は、4つのリブR31を有する。4つのリブR31を含むリブ構造は、側壁部材SWの腹部(辺の一端と他端との間の部分)に頂点を有する菱形形状を有する。このようなリブ構造によって、中空天板31の1次モードであるねじれモードの固有値が高められている。
少なくとも1つのリブR31、好ましくは全てのリブR31は、隣接する連結部CP1、CP2の間(中央部)に円柱状の肉厚部R31aを有する。したがって、リブR31は、隣接する連結部CP1、CP2の間(中央部)における厚さが隣接する連結部CP1、CP2における厚さよりも大きい。ここで、円柱状とは、断面が円形、楕円形等のように閉じた曲線で構成される形状を意味するものとする。肉厚部R31aは、その厚さが第1板部材と第2板部材との間の全体にわたって連結部CP1、CP2における厚さよりも大きいように構成されうる。
このような構造によっても、リブのローカルモードの固有値を高くすること、又は、リブのローカルモードの固有値を下げることなくリブの質量を減じることができる。
(第4実施形態)
図5は、本発明の第4実施形態の中空天板の構成を示す断面図である。なお、ここで特に言及しない事項は、例えば、第1乃至第3実施形態のいずれかに従いうる。
図5は、本発明の第4実施形態の中空天板の構成を示す断面図である。なお、ここで特に言及しない事項は、例えば、第1乃至第3実施形態のいずれかに従いうる。
中空天板41は、6軸微動ステージ10の天板(図11A〜図11Cの天板701に相当)として使用される。中空天板41は、対向して配置された第1、第2板部と側壁部材SWとによって内部空間ISを取り囲んで構成され、中空構造を有する。典型的には、第1、第2板部材は、矩形形状を有し、側壁部材SWは、4辺で構成される枠形状を有する。
図5に示す実施形態では、中空天板41は、側壁部材SWの腹部(辺の一端と他端との間の部分)に頂点を有する第1菱形を形成する4つのリブR411を有する。中空天板41は、更に、第1菱形の内側において、4つのリブ411の各腹部に頂点を有する第2菱形を形成する4つのリブR412を有する。このようなリブ構造によって、中空天板41の1次モードであるねじれモードの固有値が高められている。
第4実施形態では、第1菱形を構成する各リブR411は、側壁部材SWと連結される連結部CP1と連結部CP2との間(中央部)に、第2菱形を構成するリブR412と連結される連結部CP3を有する。少なくとも1つのリブR411、好ましくは全てのリブR411は、隣接する連結部CP1、CP3の間(中央部)、及び、隣接する連結部CP2、CP3の間(中央部)に、肉厚部R411aを有する。したがって、リブR411は、隣接する連結部CP1、CP3の間(中央部)、及び、隣接する連結部CP2、CP3の間(中央部)における厚さが連結部CP1、CP2、CP3における厚さよりも大きい。
また、第2菱形を構成する少なくとも1つのリブR412、好ましくは全てのリブR412は、隣接する連結部CP1a、CP2aの間(中央部)に肉厚部R412aを有する。したがって、リブR412は、隣接する連結部CP1a、CP2aの間(中央部)における厚さが隣接する連結部CP1a、CP2aにおける厚さよりも大きい。
このような構造によっても、リブのローカルモードの固有値を高くすること、又は、リブのローカルモードの固有値を下げることなくリブの質量を減じることができる。
(第5実施形態)
図6は、本発明の第5実施形態の中空天板の構成を示す断面図である。図6は、中空天板51をリブの長手方向に直交する線で切断した断面図である。図6に示す中空天板51を含む微動ステージを有するウエハステージ装置の構成は、図2に示す実施形態に従いうる。図6のC−C線の断面は、図3又は図4に従いうる。
図6は、本発明の第5実施形態の中空天板の構成を示す断面図である。図6は、中空天板51をリブの長手方向に直交する線で切断した断面図である。図6に示す中空天板51を含む微動ステージを有するウエハステージ装置の構成は、図2に示す実施形態に従いうる。図6のC−C線の断面は、図3又は図4に従いうる。
第5実施形態では、肉厚部R51a、R51bは、第1板部材P1側と第2板部材P2側とに分割され、それぞれ第1板部材P1、第2板部材P2に結合されている。すなわち、第5実施形態では、肉厚部R51a、R51bの高さは、
第1板部材P1と第2板部材P2との間隔よりも小さい。このような構造によっても、リブR51のローカルモードの固有値を高くすること、又は、リブR51のローカルモードの固有値を下げることなくリブの質量を減じることができる。なお、リブR51の剛性に余裕がある場合は、肉厚部R51a、R51bのどちらか一方のみ設けてもよい。
第1板部材P1と第2板部材P2との間隔よりも小さい。このような構造によっても、リブR51のローカルモードの固有値を高くすること、又は、リブR51のローカルモードの固有値を下げることなくリブの質量を減じることができる。なお、リブR51の剛性に余裕がある場合は、肉厚部R51a、R51bのどちらか一方のみ設けてもよい。
(第6実施形態)
図7は、本発明の第6実施形態のウエハステージ装置(位置決め装置)の構成を示す断面図であり、図7(a)は平面図、図7(b)は側面図である。
図7は、本発明の第6実施形態のウエハステージ装置(位置決め装置)の構成を示す断面図であり、図7(a)は平面図、図7(b)は側面図である。
図7に示すウエハステージ装置は、天板を含む可動子を駆動する駆動部としてガイドレス6軸平面モータを有する。図7に示すウエハステージ装置は、固定子64と、その上に配置された可動子60とを備えている。固定子64には、格子状に駆動コイル群63が配置されている。可動子60は、中空天板61、中空天板61の上に配置されたチャック62、中空天板61の下部に格子状に配置された永久磁石65群を有する。駆動コイル群63の少なくとも1つに電流を流すことによって、ローレンツ力により可動子60を6自由度で駆動することができる。ガイドレス6軸平面モータを有するウエハステージ装置については、特開2004−254489号公報に記載されている。
図8は、可動子60の概略構成を示す横断面図である。可動子60は、ウエハを搬送ハンドから受け取ってチャック62に渡すための3ピン支持機構66を中空天板61に内蔵している。3ピン支持機構66は、3つのピン66a、ガイド部66b、駆動源66cを有し、例えば、回転型の小型モータが発生する回転力をカム機構などでリニアの駆動力に変換することにより3つのピン66aを昇降させることができる。3つのピン66aの内部には、ウエハを保持するための吸引孔が設けられている。
本実施形態のような平面ステージ装置では、固定子64に対する中空天板61の相対移動距離が大きく、ピン66aの駆動源66cを可動子60の外部に設けることが困難である。そこで、中空天板61の厚さを大きくして、3ピン支持機構66を内蔵している。
図9A〜図9Cは、中空天板61の詳細を示す図である。図9Aは、中空天板61を天地逆にして分割した状態を示す分割斜視図である。本実施形態では、中空天板61のリブR611、R611a及びR612の厚さは、中空天板61の軽量化のために可能な限り小さくされている。
中空天板61は、片側が開放されたリブ構造体である第1部材611と、第2部材612を2体に分けて焼成し、焼成後に開放された側同士、すなわちリブ同士を接合することによって形成されうる。第2部材612は、図9Aに例示的に示すように、更に、第2板部材612bと、両側が開放されたリブ構造体612aとに分割して構成されて、ネジ等によって結合されてもよい。これは、中空天板61の内部に設けられた3ピン支持機構66のメンテナンス時に、第2板部材612bの取り外しを可能にするためである。
円状リブに囲まれたスペースH611及びH612は、3ピン支持機構66を内蔵するためのスペースであり、3ピン支持機構66と干渉しないよう低いリブR611aのみが設けられている。
図9Bに例示的に示すように、リブ構造体612aには、それに対して第2板部材612bをネジ締結するための埋金用柱状部P612が設けられている。埋金用柱状部P612は、リブR612や側壁部材S612に設けられ、その高さは、リブR612や側壁部材S612の高さより小さい。これは、中空天板61の第1板部材611aと第2板部材612bとの間にわたって連続的に形成すると、天板61の厚さが大きい本実施形態の場合は柱の高さが大きくなりその重量の影響が大きくなるからである。
埋金用柱状部P612は、側壁部材S612の隣接する連結部の間やリブR612の隣接する連結部の間に配置されることが好ましい。この場合、前述の実施形態にように、側壁部材S612やリブR612のローカルモードの固有値を高める効果が得られる。
第1部材611とリブ構造体612aを一体で肉抜き加工を実施して開放中空構造体を形成し、その開放中空構造体と第2板部材612bとをそれぞれ焼成後に接合して中空天板を形成することもできる。しかしながら、上記のように、中空天板を第1部材611と第2部材612とに分割してそれぞれ肉抜き加工を施し、2つの開放中空構造体として焼成した後に両者を結合することが好ましい。これは、3ピン支持機構66を内蔵するために中空天板61の厚さが大きくなると肉抜き深さが大きくなり一体加工が困難になるためである。そして、第1部材611のリブR611と第2部材612のリブR612との結合部は、図9Cに例示的に示すように、リブの厚さTが拡大されたフランジ部F611を有することが好ましい。なぜならば、フランジ部F611を設けることにより、第1部材611のリブR611と第2部材612のリブR612との間に位置ずれが生じても、両者を確実に接合することができるからである。特に、天板の軽量化のためにリブの厚さを小さくすると、フランジ部F611がない場合には、リブR611とリブR612との間の僅かな位置ずれによっても両者の接合ができない場合がある。なお、フランジ部F611は、リブR611とR612のどちらに設けてもよいが、リブR611に設けた方が、両側が開放されているリブ構造体612aを透過して接合部の検査、更には接合の補強がしやすくなるので好ましい。
(他の実施形態)
以上、本発明の適用は上記の実施形態に限定されず、例えば、複数の1軸粗動リニアモータを用いた田の字型の粗動ステージ上に複数の1軸微動用リニアモータを用いた微動ステージを搭載した構成にも適用されうる。また、本発明は、例えば、平面パルスモータを用いた粗動ステージ上に6軸平面ローレンツモータを用いた微動ステージを載せた構成のウエハステージの中空天板にも適用されうる。
以上、本発明の適用は上記の実施形態に限定されず、例えば、複数の1軸粗動リニアモータを用いた田の字型の粗動ステージ上に複数の1軸微動用リニアモータを用いた微動ステージを搭載した構成にも適用されうる。また、本発明は、例えば、平面パルスモータを用いた粗動ステージ上に6軸平面ローレンツモータを用いた微動ステージを載せた構成のウエハステージの中空天板にも適用されうる。
更に、本発明は、ウエハステージだけでなく、例えば、レチクルを位置決めするためのレチクルステージの中空天板に対しても適用されうる。
(適用例)
以下に、上記の実施形態で例示的に説明された本発明の位置決め装置の適用例としての実施形態を説明する。図13は、本発明の好適な実施形態の露光装置の概略構成を示す図である。露光装置100は、原板Rを位置決めする原板ステージRSと、基板Wを位置決めする基板ステージWSとを備える。露光装置100は、更に、原板Rを照明して原板Rのパターン情報を含む露光ビームを形成する照明系ILと、原板Rのパターン情報を含む露光ビームを感光剤が塗布された基板Wに投影する投影系PLとを備える。基板Wへの露光ビームの投影により、基板W上の該感光剤に潜像パターンが形成される。基板ステージWSには、上記の実施形態で例示的に説明された位置決め装置が適用されうる。また、原板ステージRSにも上記の実施形態で例示的に説明された中空天板を備える位置決め装置が適用されうる。
以下に、上記の実施形態で例示的に説明された本発明の位置決め装置の適用例としての実施形態を説明する。図13は、本発明の好適な実施形態の露光装置の概略構成を示す図である。露光装置100は、原板Rを位置決めする原板ステージRSと、基板Wを位置決めする基板ステージWSとを備える。露光装置100は、更に、原板Rを照明して原板Rのパターン情報を含む露光ビームを形成する照明系ILと、原板Rのパターン情報を含む露光ビームを感光剤が塗布された基板Wに投影する投影系PLとを備える。基板Wへの露光ビームの投影により、基板W上の該感光剤に潜像パターンが形成される。基板ステージWSには、上記の実施形態で例示的に説明された位置決め装置が適用されうる。また、原板ステージRSにも上記の実施形態で例示的に説明された中空天板を備える位置決め装置が適用されうる。
次に、図14及び図15を参照して、上述の露光装置を利用したデバイス製造方法の実施形態を説明する。図14は、デバイス(ICやLSIなどの半導体チップ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフローチャートである。ここでは、半導体チップの製造方法を例に説明する。
ステップS1(回路設計)では半導体デバイスの回路設計を行う。ステップS2(マスク製作)では設計した回路パターンに基づいてマスクを製作する。ステップS3(ウエハ製造)ではシリコン等の材料を用いてウエハを製造する。ステップS4(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、マスクとウエハを用いて、上記の露光装置によりリソグラフィ技術を利用してウエハ上に実際の回路を形成する。ステップS5(組み立て)は、後工程と呼ばれ、ステップS4によって作製されたウエハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の組み立て工程を含む。ステップS6(検査)では、ステップS5で作製された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、それが出荷(ステップS7)される。
図15は、ステップ4のウエハプロセスの詳細なフローチャートである。ステップS11(酸化)では、ウエハの表面を酸化させる。ステップS12(CVD)では、ウエハの表面に絶縁膜を形成する。ステップS14(イオン打ち込み)では、ウエハにイオンを打ち込む。ステップS15(レジスト処理)では、ウエハに感光剤を塗布する。ステップS16(露光)では、露光装置によってマスクの回路パターンをウエハ上の感光剤に投影して感光剤に潜像パターンを形成する。ステップS17(現像)では、ウエハ上の感光剤に形成された潜像パターンを現像してパターン化されたレジストマスクを形成する。ステップS18(エッチング)では、現像したレジスト像以外の部分を削り取る。ステップS19(レジスト剥離)では、エッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行うことによってウエハ上に多重に回路パターンが形成される。
1,21,31,41,51,61,701 中空天板
611 第1部材
611a 第1板部材
612 第2部材
612a リブ構造体
612b 第2板部材
R1,R21,R31,R411,R412,R51,R611,R611a,R612,R701 リブ
R31a,R411a,R412a,R51a,R51b 肉厚部
P612 埋金用柱状部
F611 フランジ部
S612 側壁部材
H611,H612 3ピン支持機構内蔵スペース
60 可動子
62 チャック
63 駆動コイル群
64 固定子
65 永久磁石
66 3ピン支持機構
13 プラテン
10,70 微動ステージ
702 微動固定プレート
703Xa,703Ya,703Za 微動リニアモータ固定子
703Xb,703Yb,703Zb 微動リニアモータ可動子
704 磁性体板取付板
705 磁性体板
706 電磁石取付板
707 電磁石
12,72 XYスライダ
73X Xビーム
73Y Yビーム
74X,74X' Xフット
74Y Yフット
75 スライダ定盤
76 Yガイド
77X,77Y 粗動リニアモータ固定子
78X X定盤
78Y Y定盤
79 ベース定盤
L リブ長手方向
CP1,CP2,CP3 連結部
SW 側壁部材
P1 第1板部材
P2 第2板部材
611 第1部材
611a 第1板部材
612 第2部材
612a リブ構造体
612b 第2板部材
R1,R21,R31,R411,R412,R51,R611,R611a,R612,R701 リブ
R31a,R411a,R412a,R51a,R51b 肉厚部
P612 埋金用柱状部
F611 フランジ部
S612 側壁部材
H611,H612 3ピン支持機構内蔵スペース
60 可動子
62 チャック
63 駆動コイル群
64 固定子
65 永久磁石
66 3ピン支持機構
13 プラテン
10,70 微動ステージ
702 微動固定プレート
703Xa,703Ya,703Za 微動リニアモータ固定子
703Xb,703Yb,703Zb 微動リニアモータ可動子
704 磁性体板取付板
705 磁性体板
706 電磁石取付板
707 電磁石
12,72 XYスライダ
73X Xビーム
73Y Yビーム
74X,74X' Xフット
74Y Yフット
75 スライダ定盤
76 Yガイド
77X,77Y 粗動リニアモータ固定子
78X X定盤
78Y Y定盤
79 ベース定盤
L リブ長手方向
CP1,CP2,CP3 連結部
SW 側壁部材
P1 第1板部材
P2 第2板部材
Claims (18)
- 対向して配置された第1、第2板部材と側壁部材とによって空間を取り囲んで構成される天板であって、
前記空間に配置されたリブを備え、
前記リブは、複数の連結部を含み、前記複数の連結部は、前記側壁部材又は前記空間内の部材にそれぞれ連結されていて、前記リブは、隣接する連結部の間における厚さが前記隣接する連結部における厚さよりも大きい、
ことを特徴とする天板。 - 前記空間内の部材は、第2リブである、ことを特徴とする請求項1に記載の天板。
- 前記リブの厚さは、連続的に変化している、ことを特徴とする請求項1に記載の天板。
- 前記リブは、隣接する連結部の間に肉厚部を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の天板。
- 前記肉厚部は、柱形状を有する、ことを特徴とする請求項4に記載の天板。
- 前記肉厚部の高さは、前記第1板部材と前記第2板部材との間の距離よりも小さい、ことを特徴とする請求項4に記載の天板。
- 前記肉厚部は、埋金用柱状部を含み、前記第1板部材又は第2板部材は、前記埋金用柱状部にネジ締結されている、ことを特徴とする請求項4に記載の天板。
- 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の天板と、
前記天板を駆動する駆動部と、
を備えることを特徴とする位置決め装置。 - 第1部材及び第2部材を含む天板であって、
前記第1部材及び第2部材は、それぞれリブを有し、
前記第1部材のリブ及び前記第2部材のリブの少なくとも一方が、厚さが拡大されたフランジ部を有し、前記フランジ部で前記第1部材のリブと前記第2部材のリブとが結合されている、
ことを特徴とする天板。 - 前記第2部材は、両側が開放された開放中空部材と、板部材とを結合して構成されている、ことを特徴とする請求項9に記載の天板。
- 前記フランジは、前記第1部材のリブに形成されている、ことを特徴とする請求項10に記載の天板。
- ピン支持機構を内蔵していることを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載の天板。
- 請求項9乃至12のいずれか1項に記載の天板と、
前記天板を駆動する駆動部と、
を備えることを特徴とする位置決め装置。 - 第1部材及び第2部材を含む天板であって、
前記第1部材及び第2部材は、それぞれリブを有し、
前記第1部材のリブと前記第2部材のリブとが結合されている、
ことを特徴とする天板。 - 前記第2部材は、両側が開放された開放中空部材と、板部材とを結合して構成されている、ことを特徴とする請求項14に記載の天板。
- 請求項14又は15に記載の天板と、
前記天板を駆動する駆動部と、
を備えることを特徴とする位置決め装置。 - 請求項8、13及び16のいずれか1項に記載の位置決め装置を備え、前記位置決め装置によって基板又は原板を位置決めすることを特徴とする露光装置。
- 請求項17に記載の露光装置によって基板上の感光剤に潜像パターンを形成する工程と、
前記感光剤を現像する工程と、
を含むことを特徴とするデバイス製造方法。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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