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JP2007187713A - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents

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JP2007187713A
JP2007187713A JP2006003363A JP2006003363A JP2007187713A JP 2007187713 A JP2007187713 A JP 2007187713A JP 2006003363 A JP2006003363 A JP 2006003363A JP 2006003363 A JP2006003363 A JP 2006003363A JP 2007187713 A JP2007187713 A JP 2007187713A
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Takemasa Ikeda
剛昌 池田
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Konica Minolta Business Technologies Inc
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Abstract

【課題】ユーザの意図しない用紙で画像形成を行うことを防止できる画像形成装置の提供。
【解決手段】ユーザ認証情報とユーザ毎の用紙設定情報とを記憶する不揮発メモリ27と、ユーザ認証情報と入力されたユーザ情報とが一致するか否かを判断し、相異なる種類の用紙が収容されている用紙トレイ4a〜4eから構成される大容量トレイユニット3の中から、用紙設定情報に合致する用紙トレイ群をユーザが使用可能な用紙トレイ群として識別するCPU24と、使用可能な用紙トレイ群を表示する操作表示部17と、使用可能な用紙トレイ群の中から所望の用紙トレイを選択し、当該用紙トレイから順次給紙して搬送経路に従って排出トレイまで用紙を搬送する搬送手段と、入力された画像データに基づいて、用紙に画像を形成する画像形成装置本体2と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は画像形成装置及びプログラムに係り、特に、複数の用紙トレイを備える画像形成装置及びプログラムに関する。
従来、使用する用紙の種類に応じてユーザが予め斤量等の用紙条件や表裏調整等のプロセス条件を設定することができる画像形成装置が知られている。このような画像形成装置は複数の用紙トレイを備えており、用紙設定としての用紙トレイ選択を予め行い、最良の条件で画像記録を行うことができるようになっている。
このように、複数の用紙トレイを備える場合、ユーザによって用紙トレイにセットする用紙の種類が異なるという問題が生じないように、ユーザ認証を行ってから用紙トレイの施錠の解除や用紙トレイにセットされている用紙種類情報の変更等ができるようになっている画像形成装置が知られている(特許文献1参照)。
また、ファックス、プリンタ、コピー及びスキャナ等、多くの機能を持つ画像形成装置の場合、ユーザ認証を行い、そのユーザに応じて利用可能な機能を制限等するようになっている。このような画像形成装置において、登録されているユーザのデータベースや認証処理が画像形成処理の妨げとならないように、ユーザ認証処理を複数の段階に分けて行う技術が知られている(特許文献2参照)。
特開2005−178115号公報 特願2004−177053号公報
しかしながら、従来の画像形成装置によれば、複数の用紙トレイを備えているため、ユーザが用紙トレイを選択する際に誤って意図しない用紙トレイを選択してしまうおそれがあるという問題があった。また、用紙トレイ選択を正しく行っても、選択した用紙トレイに紙が無くなるとATS/APS制御により他の用紙トレイから自動的に給紙されて意図しない用紙に画像形成が続行されてしまうという問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、ユーザの意図しない用紙で画像形成を行うことを防止できる画像形成装置の提供を目的とするものである。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、画像形成装置において、
ユーザ認証情報とユーザ毎の用紙設定情報とを記憶する記憶手段と、
前記ユーザ認証情報と入力されたユーザ情報とが一致するか否かを判断する認証手段と、
相異なる種類の用紙が収容されている複数の用紙トレイから構成される用紙トレイ群の中から、前記用紙設定情報に合致する用紙トレイ群をユーザが使用可能な用紙トレイ群として識別する用紙トレイ識別手段と、
各前記用紙トレイについて前記用紙トレイ識別手段による識別結果を表示する表示手段と、
前記表示手段により表示された使用可能な用紙トレイ群の中から所望の用紙トレイを選択させる用紙トレイ選択手段と、
前記用紙トレイ選択手段により選択された前記用紙トレイから順次給紙し、給紙された用紙を搬送経路に従って排出トレイまで搬送する搬送手段と、
入力された画像データに基づいて、前記供給された用紙に画像を形成する画像形成手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ユーザ認証情報とユーザ毎に使用する用紙設定情報を予め記憶させ、ユーザ認証が行われると、ユーザ毎の用紙設定情報に応じてユーザが使用可能な用紙トレイ群を識別して表示させ、ユーザは表示結果に基づいて使用可能な用紙トレイ群の中から所望の用紙トレイを選択する。そして、選択された用紙トレイから順次給紙され、画像形成が行われる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記用紙トレイ選択手段は、前記用紙設定情報に合致する前記用紙トレイが無い場合、前記画像形成手段による画像形成処理を実行させないことを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、用紙トレイ選択手段は、用紙設定情報に合致する用紙トレイが無い場合には、その後の画像形成処理を実行させないようになっている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、
前記記憶手段は、前記用紙設定情報に合致する用紙毎に従属するプロセス条件を記憶することができることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、各ユーザは予め用紙設定情報に合致する用紙毎に従属するプロセス条件を記憶させておくので、使用可能な用紙トレイ群の中から所望の用紙トレイを選択すると、当該用紙トレイに備えられている用紙に応じたプロセス条件で画像形成が行われる。
請求項4に記載の発明は、プログラムにおいて、
所定の用紙に画像形成する画像形成装置を制御するコンピュータに、
ユーザ認証情報とユーザ毎の用紙設定情報とを記憶する記憶機能と、
前記ユーザ認証情報と入力されたユーザ情報とが一致するか否かを判断する認証機能と、
相異なる種類の用紙が収容されている複数の用紙トレイから構成される用紙トレイ群の中から、前記用紙設定情報に合致する用紙トレイ群をユーザが使用可能な用紙トレイ群として識別する用紙トレイ識別機能と、
各前記用紙トレイについて前記用紙トレイ識別機能による識別結果を表示する表示機能と、
前記表示機能により表示された使用可能な用紙トレイ群の中から所望の用紙トレイを選択させる用紙トレイ選択機能と、
前記用紙トレイ選択機能により選択された前記用紙トレイから順次給紙し、給紙された用紙を搬送経路に従って排出トレイまで搬送する搬送機能と、
入力された画像データに基づいて、前記供給された用紙に画像を形成する画像形成機能と、
を実現させることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、ユーザ認証情報とユーザ毎に使用する用紙設定情報を予め記憶させ、ユーザ認証が行われると、ユーザ毎の用紙設定情報に応じてユーザが使用可能な用紙トレイ群を識別して表示させ、ユーザは表示結果に基づいて使用可能な用紙トレイ群の中から所望の用紙トレイを選択する。そして、選択された用紙トレイから順次給紙され、画像形成が行われる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、
前記用紙トレイ選択機能は、前記用紙設定情報に合致する前記用紙トレイが無い場合、前記画像形成機能による画像形成処理を実行させないことを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、用紙トレイ選択機能により、用紙設定情報に合致する用紙トレイが無い場合には、その後の画像形成処理を実行させないようになっている。
請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載の発明において、
前記記憶機能は、前記用紙設定情報に合致する用紙毎に従属するプロセス条件を記憶することができることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、各ユーザは予め用紙設定情報に合致する用紙毎に従属するプロセス条件を記憶させておくので、使用可能な用紙トレイ群の中から所望の用紙トレイを選択すると、当該用紙トレイに備えられている用紙に応じたプロセス条件で画像形成が行われる。
請求項1及び4に記載の発明によれば、予めユーザ毎の用紙設定情報を記憶させておくので、用紙設定情報に合わない用紙を備える用紙トレイを選択して画像形成を行うことを防止できる。つまり、複数の用紙トレイを備える画像形成装置において、ユーザが用紙トレイの選択を誤り、意図しない用紙に画像形成を行わせる可能性を低減させることができる。
請求項2及び5に記載の発明によれば、予め記憶されているユーザ毎の用紙設定情報に合致する用紙トレイを備えていないと判断された際には、その後の画像形成処理を実行させないようになっているので、ユーザの意図しない用紙に画像形成を行わせることを有効に防止することができる。
請求項3及び6に記載の発明によれば、ユーザは使用可能な用紙トレイ群の中から所望の用紙トレイを選択するだけで、予め記憶させておいたプロセス条件で画像形成が行われるので、ユーザが用紙毎に従属するプロセス条件をわざわざ入力する手間を省くことが可能である。
以下に、本発明に係る画像形成装置の一実施形態について、図面を参照して説明する。ただし、発明の範囲を図示例に限定するものではない。
図1に示すように、本実施形態における画像形成装置1は、画像形成装置本体2と、複数の相異なる種類の用紙が収容されている用紙トレイ4a〜4eから構成される用紙トレイ群としての大容量トレイユニット3と、により構成されている。
画像形成装置本体2には、各用紙トレイ4a〜4eから順次用紙を供給する給紙ローラ5a〜5eが備えられている。給紙ローラ5a〜5eより搬送経路(図1中太線)下流には、供給された用紙を後述する画像形成手段に案内するレジストローラ6が備えられている。また、画像形成手段より搬送経路下流には、画像形成後の用紙を排出トレイ7に搬送する排紙ローラ8が備えられている。ここで、本実施形態における搬送手段は、少なくとも給紙ローラ5a〜5e、レジストローラ6および排紙ローラ8を備えるようになっている。なお、両面印刷を行う場合には、片面が印刷された用紙を反転させるための搬送路切換板9および反転部10等を備えることとしても良い。
レジストローラ6の上方には、入力された画像データに基づいてレーザ光を照射するLD(Laser Diode)11が備えられている。LD11のレーザ光照射方向には、照射されたレーザ光に基づいて帯電する帯電器12が備えられている。帯電器12の下方には、帯電器12により静電潜像が表面に形成される感光体ドラム13が備えられている。感光体ドラム13に対向する位置には、形成された静電潜像に応じてトナーを付着させる現像器14が備えられている。感光体ドラム13の下方には、搬送さされた用紙に感光体ドラム13からトナーを転写させる転写部15が、用紙を介して対向するように配置されている。また、感光体ドラム13より搬送経路の下流には、用紙に転写されたトナーを定着させる定着部16が備えられている。ここで、本実施形態においては、LD11、帯電器12、感光体ドラム13、現像器14、転写部15および定着部16により、入力された画像データに基づいて給紙された用紙に画像を形成する画像形成手段が構成されるようになっている。
画像形成装置本体2の上面には、後述する操作表示部17及びADF(Auto Document Feeder)部18が設けられている。
次に、画像形成装置1の制御構成について説明する。図2に示すように、画像形成装置1には、データの送受信を行うホスト装置20が、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークNを介して接続されている。
ホスト装置20は、画像形成装置1に対応するプリンタドライバ、文書データや画像データを作成するアプリケーションソフト等が搭載されたパーソナルコンピュータであり、CPU(Central Processing Unit)、記憶部、キーボードやマウス等の操作部、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示部、通信部等を備える。
また、画像形成装置1、ホスト装置20の台数は特に限定されない。本実施の形態においては、画像形成システムSYとして画像形成装置1及びホスト装置20が通信手段としての通信ネットワークNを介して接続された構成を例にとり説明するが、例えば、USB(Universal Serial Bus)、セントロニクス使用のパラレルポート等の通信手段を介して接続された構成としてもよい。
図2に示すように、通信ネットワークNには、プリントコントローラ部21が接続されている。プリントコントローラ部21は、I/F211、データ変換部212等により構成されている。I/F211は、NIC(Network Interface Card)やモデム等の、通信ネットワークNに接続するための通信用インターフェースであり、ホスト装置20とのデータの送受信を行う。データ変換部212は、I/F211を介して入力された印刷データを所定のページ記述言語によって画像形成装置1で印刷可能なデータ形式の画像データに変換し、制御データとともに後述するDRAM制御IC22に出力する。
プリントコントローラ部21には、画像形成装置本体2に含まれる状態管理部23が接続されている。状態管理部23は、CPU24、プログラムメモリ25、RAM(Random Access Memory)26、不揮発メモリ27、読み取り処理部28、DRAM(Dynamic Random Access Memory)制御IC22、圧縮・伸長IC29、画像メモリ(DRAM)30及び書き込み処理部31を備えて構成されている。
CPU24は、プログラムメモリ25に記憶されている各種処理プログラムを読み出してRAM26に展開し、展開したプログラムに従って画像形成装置1の各部の動作を集中制御する。
例えば、CPU24は、操作表示部17を介して入力された、或いは、プリントコントローラ部21を介して入力された初期設定に基づいて選択された用紙トレイからジョブ毎に用紙を供給する用紙搬送情報等のジョブ毎の設定情報をRAM26のジョブ設定格納領域に格納し、格納された設定情報に基づいてジョブを実行する度に選択された用紙トレイから順次供給する。ジョブとは、印刷等の画像形成に関する一連の動作を指し、例えば、複数枚の原稿をコピーする場合には、複数枚の原稿のコピーに関する一連の動作が1ジョブであり、複数部数のコピーを行う場合は、複数部数分のコピーに関する一連の動作が1ジョブである。
また、CPU24は、読み出したプログラムに従って、後述する各種処理を実行し、制御手段を実現する。
プログラムメモリ25は、半導体等の不揮発性メモリ等により構成され、画像形成装置1に対応するシステムプログラムなど各種処理プログラム等を記憶する。具体的には、プログラムメモリ25は、入力されたユーザ番号及びパスワードと予め初期設定情報として記憶されているユーザ情報とを比較してユーザ認証を行う認証プログラムと、認証されたユーザに対応した用紙設定情報を取得して使用可能な用紙トレイ群を識別する用紙トレイ識別プログラムと、使用可能な用紙トレイ群を表示する表示プログラムと、登録されている用紙トレイ群の中からユーザにより所望の用紙トレイを選択させる用紙トレイ選択プログラムと、を少なくとも記憶する。プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形態で格納され、CPU24は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
RAM26は、CPU24により実行制御される各種処理において、プログラムメモリ25から読み出されたプログラム、入力、若しくは出力データ及びパラメータ等の一時的な格納領域となる。例えば、RAM26は、ジョブ毎の設定情報を一時的に格納するためのジョブ設定情報格納領域を有する。
不揮発メモリ27は、画像形成装置1に係る各種設定データ等を記憶する。具体的には、不揮発メモリ27は、初期設定の際のユーザ認証情報と、ユーザ毎の用紙設定情報と、を記憶するようになっている。また、不揮発メモリ27は、大容量トレイユニット3の各用紙トレイ4a〜4eに備えられている用紙種類情報を記憶するようになっている。
ここで、用紙設定情報とは、図3に示すようなテーブルであり、ユーザ毎に使用可能な用紙の種類を特定している。用紙の種類としては、図4に示すようなテーブルに基づいて定められるものであり、本実施形態においては、用紙[1]がサンプルAの用紙を表し、用紙[2]がサンプルBの用紙を表し、用紙[3]が塗工紙を表し、用紙[4]が光沢専用紙を表し、用紙[5]が普通紙を表すようになっている。なお、用紙[1]〜用紙[5]に対応する用紙の種類は変更可能であり(図5及び図6参照)、用紙の種類の数にも特に制限はない。また、用紙毎に画像形成に従属するプロセス条件を設定することとしても良く、用紙に応じて片面印刷又は両面印刷等を設定することにより用紙を選択する度に別途プロセス条件を設定する必要がなく、プロセス条件の設定ミス等を低減させることができる。
また、用紙種類情報とは、図7に示すようなテーブルであり、各用紙トレイ4a〜4eに備えられている用紙の種類、大きさ等を表すものである。なお、用紙種類情報は、図8に示すようなトレイ設定画面を介して、各用紙トレイ4a〜4eの備える用紙の種類を設定できるようになっている。
読み取り処理部28は、スキャナ部32により読み取られたアナログ画像信号をデジタル画像データに変換してDRAM制御IC22へ出力する。
DRAM制御IC22は、CPU24からの制御に基づいて、読み取り処理部28から入力された画像データ、プリントコントローラ部21から入力された画像データを圧縮・伸長IC29により圧縮させ、圧縮された画像データを画像メモリ30の圧縮メモリ301に書き込んで一時的に記憶させる。また、CPU24から画像データ出力の指示があると、DRAM制御IC22は、圧縮メモリ301に記憶されている出力指示された画像データを圧縮・伸長IC29により伸長させ、書き込み処理部31に出力する。また、DRAM制御IC22は、プリントコントローラ部21から入力された制御データをCPU24に出力する。
圧縮・伸長IC29は、DRAM制御IC22の制御により画像データの圧縮処理、伸長処理を行うICである。
画像メモリ30は、DRAMにより構成され、圧縮メモリ301を有している。圧縮メモリ301は、DRAM制御IC22の制御により、圧縮・伸長IC29で圧縮された画像データを一時的に記憶する。
書き込み処理部31は、圧縮・伸長IC29から入力される画像データに基づくPWM(Pulse Width Modulation)信号を生成し、プリンタ部33へ出力する。
図2に示すように、CPU19には、画像形成装置本体2に含まれる操作表示部17が接続されている。操作表示部17は、操作表示制御部171、LCD172とを備えて構成されている。操作表示制御部171は、CPU24からの表示信号を受信して、LCD172における表示制御を行うとともに、入力手段としてのLCD172上のタッチパネルから入力される操作信号をCPU24へ出力する。
操作表示制御部171は、画像形成装置本体2の初期設定が指示されると、ユーザ登録画面(図9参照)をLCD172に表示させ、当該ユーザ登録画面を介して、ユーザ番号、ユーザ名、パスワード等のユーザ認証情報が入力される。ユーザ認証情報が入力されてから用紙設定選択が指定されると、用紙設定画面(図10参照)として、使用する用紙の種類を選択させるための一覧等を表示させる。用紙設定画面を介して、ユーザ毎の用紙設定情報等が入力されて初期設定実行が指示されると、不揮発メモリ27に出力されて記憶される。
LCD172は、操作表示制御部171から入力される表示信号の指示に従って画面上に各種設定画面や画像の状態表示、各機能の動作状況等の表示を行う。LCD172の画面上は、透明電極を格子状に配置した感圧式(抵抗膜圧式)のタッチパネルが構成されており、手指やタッチペン等で押下された力点のXY座標を電圧値で検出し、検出された位置信号を操作信号として操作表示制御部171に出力する。
操作表示部17は、その他、図示しない数字ボタンや各種設定、動作モード等を切替える機能ボタン、スタートボタン等の各種操作ボタンを備えており、ボタン操作による操作信号を操作表示制御部171からCPU24に出力する。
本実施形態において、操作表示部17は、入力手段の一つとして、ユーザ認証の際にユーザ番号とパスワードを入力する入力画面(図11参照)を表示するようになっている。入力画面を介して入力されたユーザ番号及びパスワードは、ユーザ認証を行うためにCPU24に出力される。
また、操作表示部17は、表示手段として、ユーザ毎の用紙設定情報に合致する用紙トレイ群を識別した結果を表示する用紙トレイ群表示画面をLCD172に表示し、用紙トレイ群表示画面を介してユーザが所望の用紙トレイを選択するために入力された用紙トレイ選択情報をCPU24に出力する。ここで、用紙トレイ群を識別した結果は、表示形式を問わず、使用可能な用紙トレイ群に含まれない用紙トレイのボタンには網掛け処理(図12中における斜線のハッチング)を施して選択できないようにしても良い。また、操作表示部17は、選択手段として、登録された用紙トレイ群の中からユーザが所望のものを選択するための選択画面をLCD172に表示し、選択画面を介して入力された用紙トレイ選択情報をCPU24に出力する。この際、図10に示すように、選択された用紙トレイのボタンには、選択されたことをユーザが視認できるようにするのが好ましい。
読み取り処理部28には、画像形成装置本体2に含まれるスキャナ部32が接続されている。スキャナ部32は、スキャナ制御部321と、スキャナ322とを備えて構成されている。スキャナ制御部321は、CPU24からの制御信号を受信して、スキャナ322各部を駆動制御する。スキャナ322は、プラテンガラスと、CCD(Charge Coupled Device)と、光源とを備え、光源から原稿へ照明走査した光の反射光をCCDにより結像して光電変換することにより原稿の画像を読み取り、読み取ったアナログ画像信号を読み取り処理部28へ出力する。
CPU24には、画像形成装置本体2に含まれるADF部18が接続されている。ADF部18は、CPU24から入力される制御信号に基づきADF部18各部の制御を行うADF制御部181を備え、原稿トレイ182(図1参照)に載置された原稿をスキャナ部32のプラテンガラス上に1枚ずつ自動給送する。
書き込み処理部31には、画像形成装置本体2に含まれるプリンタ部33が接続されている。プリンタ部33は、プリンタ制御部331、プリント部332、により構成されている。プリンタ制御部331は、CPU24からの制御信号を受信して、プリント部332の各部の動作を制御する。プリント部332は、CPU24から出力された用紙トレイ4a〜4eの選択結果に基づいて搬送手段により当該用紙トレイからジョブ毎に順次給紙させるように制御する。また、プリント部332は、画像形成手段としての機能を備え、書き込み処理部31から出力される画像データに基づいて給紙される用紙に画像を形成させる。
次に、第1の実施形態における動作について説明する。
図13に、画像形成装置1により実行される用紙トレイ群識別処理を示す。当該処理は、CPU24と、プログラムメモリ25に記憶されている認証プログラム及び用紙トレイ識別プログラムとの協働によるソフトウエア処理により実現されるものであり、ジョブを実施して画像形成する前に実行される処理である。
まず、操作表示部17にユーザ情報入力画面(図11参照)を表示させる。ユーザは、操作部を介してユーザ番号と、パスワードを入力する(ステップS1)。入力されたユーザ番号とパスワードが予め登録されているユーザ情報に一致するものがある場合、ユーザ認証と判断する(ステップS2;Yes)。ユーザ認証後は、不揮発メモリ27に記憶されている用紙種類情報がCPU24に出力される(ステップS3)また、認証されたユーザに対応する用紙設定情報もCPU24に出力される(ステップS4)。そして、用紙種類情報と用紙設定情報により、用紙設定情報に合致する用紙を備える用紙トレイを使用可能な用紙トレイ群に含まれるものとして識別する(ステップS5)。
用紙トレイ識別が行われると、識別結果として、使用可能な用紙トレイ群に含まれる用紙トレイと含まれない用紙トレイとを区別して表示する。具体的には、図12に示すように、使用可能な用紙トレイ群に含まれない用紙トレイにはLCD172で網掛け処理等を施して表示し、ユーザが選択できないように処理を行う(ステップS6)。この際、書き込み処理部31から出力される画像データのサイズに適合する大きさの用紙が入っている用紙トレイ以外も、ユーザが選択できないように処理することとしても良い。このようにして、使用可能な用紙トレイ群が識別されて、終了する。
このようにして使用可能な用紙トレイ群が識別された後、LCD172を介してユーザは使用可能な用紙トレイ群の中から所望の用紙トレイを選択し、搬送手段により当該用紙トレイから順次給紙させるとともに、画像形成手段により画像形成を行わせる。
詳しくは、プリンタ制御部331からの制御に基づき、プリント部33は搬送手段により、当該ジョブで使用される用紙を選択されたいずれかの用紙トレイ4a〜4eから給紙して、給紙された用紙を搬送経路上に搬送する。また、画像形成手段においては、プリンタ制御部331からの指示に基づいて、感光体ドラム13表面を帯電器12により帯電させ、書き込み処理部31から入力されたPWM信号に基づいてLD11により感光体ドラム13表面にレーザ光を照射することにより静電潜像を形成し、感光体ドラム13表面の静電潜像を含む領域に現像器14によりトナーを付着させる。そして、搬送された用紙に転写部15によりトナーを転写して画像を形成し、定着部16で定着させる。画像形成が行われた用紙は、排紙ローラ8により排出トレイ7に搬送される。
以上説明したように、本実施形態の画像形成装置1によれば、予めユーザ毎の用紙設定情報を記憶させておくので、用紙設定情報に合わない用紙を備える用紙トレイを選択して画像形成を行うことを防止できる。つまり、複数の用紙トレイ4a〜4eを備える画像形成装置1において、ユーザが用紙選択を誤り、意図しない用紙に画像形成を行わせる可能性を低減させることができる。
また、ユーザは使用可能な用紙トレイ群の中から所望の用紙トレイ4a〜4eのいずれかを選択するだけで、予め記憶させておいたプロセス条件で画像形成が行われるので、ユーザが用紙毎に従属するプロセス条件をわざわざ入力する手間を省くことが可能である。
なお、用紙トレイ選択プログラムは、ユーザ毎の用紙設定情報に合致する用紙トレイが無い場合、その後の画像形成処理を実行させないこととしても良い。このように設定することにより、予め記憶されているユーザ毎の用紙設定情報に合致する用紙トレイを備えていないと判断された際には、その後の画像形成処理を実行させないので、ユーザの意図しない用紙に画像形成を行わせることを有効に防止することができる。
また、本実施形態においては、画像形成装置1に記憶手段、認証手段及び用紙トレイ識別手段を備えることとしたが、これらの構成をホスト装置20に備えさせることとしても良い。その場合、ホスト装置20の入力手段を介して、ユーザ認証情報、用紙設定情報及び用紙種類情報が入力されて初期設定され、これらの情報に基づいて使用可能な用紙トレイ群の識別処理がホスト装置20のCPU等により行われる。
本実施形態における画像形成装置の概略構成を示す正面図である。 本実施形態における画像形成装置の制御構成を示すブロック図である。 本実施形態における用紙設定情報を示す図である。 本実施形態における用紙設定情報の用紙の種類を示す図である。 本実施形態における用紙設定情報を変更する際の表示画面例を示す図である。 本実施形態における用紙設定情報を確認する際の表示画面例を示す図である。 本実施形態における用紙種類情報を示す図である。 本実施形態における用紙種類情報を確認又は変更する際の表示画面例を示す図である。 本実施形態におけるユーザ認証情報を入力する際の表示画面例を示す図である。 本実施形態における用紙設定情報を入力する際の表示画面例を示す図である。 本実施形態におけるユーザ情報入力画面の表示例を示す図である。 本実施形態における使用可能な用紙トレイ群識別結果の表示例を示す図である。 本実施形態における使用可能な用紙トレイ群識別処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置
2 画像形成装置本体
3 大容量トレイユニット
7 排出トレイ
17 操作表示部
18 ADF部
20 ホスト装置
21 プリントコントローラ部
23 状態管理部
25 プログラムメモリ
27 不揮発メモリ
28 読み取り処理部
30 画像メモリ
31 書き込み処理部
32 スキャナ部
33 プリンタ部

Claims (6)

  1. ユーザ認証情報とユーザ毎の用紙設定情報とを記憶する記憶手段と、
    前記ユーザ認証情報と入力されたユーザ情報とが一致するか否かを判断する認証手段と、
    相異なる種類の用紙が収容されている複数の用紙トレイから構成される用紙トレイ群の中から、前記用紙設定情報に合致する用紙トレイ群をユーザが使用可能な用紙トレイ群として識別する用紙トレイ識別手段と、
    各前記用紙トレイについて前記用紙トレイ識別手段による識別結果を表示する表示手段と、
    前記表示手段により表示された使用可能な用紙トレイ群の中から所望の用紙トレイを選択させる用紙トレイ選択手段と、
    前記用紙トレイ選択手段により選択された前記用紙トレイから順次給紙し、給紙された用紙を搬送経路に従って排出トレイまで搬送する搬送手段と、
    入力された画像データに基づいて、前記供給された用紙に画像を形成する画像形成手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記用紙トレイ選択手段は、前記用紙設定情報に合致する前記用紙トレイが無い場合、前記画像形成手段による画像形成処理を実行させないことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記記憶手段は、前記用紙設定情報に合致する用紙毎に従属するプロセス条件を記憶することができることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 所定の用紙に画像形成する画像形成装置を制御するコンピュータに、
    ユーザ認証情報とユーザ毎の用紙設定情報とを記憶する記憶機能と、
    前記ユーザ認証情報と入力されたユーザ情報とが一致するか否かを判断する認証機能と、
    相異なる種類の用紙が収容されている複数の用紙トレイから構成される用紙トレイ群の中から、前記用紙設定情報に合致する用紙トレイ群をユーザが使用可能な用紙トレイ群として識別する用紙トレイ識別機能と、
    各前記用紙トレイについて前記用紙トレイ識別機能による識別結果を表示する表示機能と、
    前記表示機能により表示された使用可能な用紙トレイ群の中から所望の用紙トレイを選択させる用紙トレイ選択機能と、
    前記用紙トレイ選択機能により選択された前記用紙トレイから順次給紙し、給紙された用紙を搬送経路に従って排出トレイまで搬送する搬送機能と、
    入力された画像データに基づいて、前記供給された用紙に画像を形成する画像形成機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
  5. 前記用紙トレイ選択機能は、前記用紙設定情報に合致する前記用紙トレイが無い場合、前記画像形成機能による画像形成処理を実行させないことを特徴とする請求項4に記載のプログラム。
  6. 前記記憶機能は、前記用紙設定情報に合致する用紙毎に従属するプロセス条件を記憶することができることを特徴とする請求項4又は5に記載のプログラム。
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