JP2007181595A - 遊技機用台間機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】排出開口38から排出される貯留物を受け入れ可能であるとともに、排出開口38を閉塞可能に取り付けられた受け皿90と、該受け皿90による排出開口38の開閉を検知する検知部93とを設け、検知部93が排出開口49の閉塞を検知している場合には、開閉部材81を開いて落下開口49を開放するとともに、搬送装置50のメダル搬送方向と逆方向の作動を可能とし、前記検知部93が排出開口49の開放を検知した場合には、前記開閉部材81を閉じて前記落下開口49を閉塞する。
【選択図】図1
Description
そこで、各請求項に記載された発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、メダル送り装置内部に遊技メダルを残留させることなく、簡易かつ確実に取り出せる受け皿を備える遊技機用台間機を提供しようとするものである。
なお、括弧内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
(特徴点)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1記載の発明は、筐体の開口上部を開閉自在かつ閉塞可能な上扉(13A)と、筐体の開口下部を開閉自在かつ閉塞可能な下扉(13B)とを備え、前記下扉(13B)の上面側端部には、遊技メダルを側面側から受け入れ可能な側方移送通路(12)を有するメダル投入口(10)を備えた一の遊技機(スロットマシン1)に隣接して設置される遊技機用台間機(メダル貸出機2)であって、一括投入される複数枚の遊技メダルを受け入れ可能な一括投入開口(31)と、この一括投入開口(31)の下方に設けられ、遊技メダルを貯留可能なメダル貯め部(44)と、隣接する一の遊技機(1)の側方移送通路(12)に遊技メダルを転送するための投入導入路(ノズル部60)と、メダル貯め部(44)に貯留されている遊技メダルを一枚ずつ前記投入導入路(60)に送り出す搬送装置(50)とを少なくとも備える遊技機用台間機に係る。
またここで、前記「遊技機用台間機」は、例えばメダル貸出機(2)とすることができ、上記構成の他にも、メダルを払い出すための払い出し装置(貸し出メダル払い出し装置23)や紙幣カウンター(22)を備えていてもよい。
前記メダル貯め部(44)は、投入開口(31)から投入された遊技メダルを一時的に貯留可能な空間である。なお、遊技機用台間機がメダル貸出機(2)の場合には、メダル貸出機(2)から直接このメダル貯め部(44)に遊技メダルが払い出されるようにしてもよい。例えば、メダル貸出機(2)のメダル排出口を一括投入開口(31)の上方に設けたり、メダル排出口とメダル貯め部(44)との間に移送通路(払い出し通路(42))を設けてもよい。
前記搬送装置(50)は、搬送ベルト(53)を用いたベルト式メダル送り装置や、送り出し円板を用いたディスク式メダル送り装置などとすることができ、一括投入されメダル貯め部(44)に貯留された遊技メダルを一枚ずつ、投入導入路(60)に送り出すことができる装置であれば、どのような構成を有していても構わない。
また、前記排出開口(38)の下方には、排出開口(38)から排出される貯留物を受け入れ可能であるとともに、排出開口(38)を閉塞可能に取り付けられた受け皿(90)と、該受け皿(90)による排出開口(38)の開閉を検知する検知部(開閉センサ93)とを設けてある。そして、前記検知部(93)が排出開口(38)の閉塞を検知している場合には、前記開閉部材(82)を開いて前記落下開口(49)を開放するとともに、前記搬送装置(50)のメダル搬送方向と逆方向の作動を可能とし、前記検知部(93)が排出開口(38)の開放を検知した場合には、前記開閉部材(82)を閉じて前記落下開口(49)を閉塞するように形成されていることを特徴とする。
また、「遊技メダルその他の貯留物」とは、遊技メダルやゴミなどの異物を含むものである。
また、受け皿(90)が「排出開口(38)を閉塞可能」とは、受け皿(90)によって排出開口(38)が塞がれるように、受け皿(90)が移動(回転、回動、スライド等)することを含むものである。
さらに、「搬送装置(50)のメダル搬送方向と逆方向の作動を可能と」するとは、検知部(93)が排出開口(38)の閉塞を検知すること、すなわち受け皿(90)を閉じることによって搬送装置(50)を逆作動させるための信号が出力され、その信号によって搬送装置(50)を逆作動させることと、受け皿(90)を閉じる以外の契機(例えばメダル詰まり)で搬送装置(50)を逆作動させるための信号が出力されるが、受け皿(90)が閉じている場合のみ当該信号が有効化し、有効化した信号に基づいて搬送装置(50)が逆作動することの双方を含む。
(作用)
本発明に係る遊技機用台間機(2)を一の遊技機(1)の隣に設置すれば、一括投入開開口(31)から一括投入した遊技メダルを一枚ずつメダル投入口(10)に投入させることができ、遊技中における遊技機への遊技メダルの投入を効率的に行うことができる。
そして、メダル貯め部(44)や残留している遊技メダルをキャンセルする場合や、一括投入開口(31)から投入された異物を排除する場合には、例えば受け皿(90)が排出開口(38)を塞いでいる状態で所定のキャンセルスイッチを操作することにより、あるいは受け皿(90)で排出開口(38)を閉じることにより、開閉部材(82)が開くとともに搬送装置(50)が逆作動し、落下開口(49)が開放されて遊技メダル等が下方に落下する。このとき、受け皿(90)が排出開口(38)を塞いでいるので、落下開口(49)から落下してきたメダル等が装置外部に飛び出してしまうことがない。
(請求項2)
(特徴点)
請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
本発明は、受け皿(90)の開閉によって、開閉部材(82)の開閉及び搬送装置(50)の逆作動又は作動停止が制御されるように形成したものである。
本発明によれば、受け皿(90)が搬送装置内部の残留物をキャンセルするためのキャンセルスイッチの役割りを果たすこととなる。
(特徴点)
請求項3記載の発明は、上記した請求項1又は2記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項3記載の発明は、前記搬送装置(50)のメダル搬送方向への作動を開始させるための正転指示スイッチ(タッチセンサ200)を設け、前記検知部(93)が排出開口(38)の閉塞を検知している場合に、前記正転指示スイッチ(200)の信号入力と、前記搬送装置(50)を逆作動させるための信号入力とを同時に受けた場合には、搬送装置(50)を逆作動させるための信号入力が優先されることを特徴とする。
本発明によれば、遊技者のスイッチ操作により、又は検知センサがメダルを検知することにより搬送装置(50)が作動している場合であっても、受け皿(90)が閉じている状態で逆作動信号を入力した場合には搬送装置(50)が逆作動し、あるいは受け皿(90)を閉じることにより搬送装置(50)が逆作動する。同時に開閉部材(82)が開いてメダルキャンセルが行われるので、メダル詰まりを確実に解消することができる。
(特徴点)
請求項4記載の発明は、上記した請求項2記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項4記載の発明は、前記搬送装置(50)のメダル搬送方向への作動を開始させるための正転指示スイッチ(200)を設け、遊技者に貸し出すメダルを払い出すための払い出し装置(貸し出しメダル払い出し装置23)のメダル排出部を、前記メダル貯め部(44)に連通させるとともに、前記払い出し装置(23)がメダルを払い出す場合には前記正転指示スイッチ(200)の入力によらず前記搬送装置(50)をメダル搬送方向に作動開始可能とし、前記払い出し装置(23)の払い出しに基づく前記搬送装置(50)を作動させるための信号入力と、前記検知部(93)の排出開口(38)の開放検知に基づく搬送装置(50)を逆作動させるための信号入力とを同時に受けた場合には、搬送装置(50)を逆作動させるための信号入力が優先されることを特徴とする。
本発明においては、搬送装置(50)が受け皿(90)を閉じることにより逆作動するように形成されており、払い出し装置(23)がメダルを払い出し中において、受け皿(90)を閉じることにより、搬送装置(50)が逆作動し、かつ開閉部材(82)が開く。なお、正転指示スイッチ(200)の操作中に受け皿(90)を閉じた場合には、搬送装置(50)の逆作動を優先するように形成してもよいし、受け皿(90)を閉じることによっては搬送装置(50)は逆作動しないように形成してもよい。
(図面の説明)
図1乃至図7は、本発明の実施の形態を示すものである。
図1は一括投入機構3の縦断面図、図2はスロットマシン1及びメダル貸出機2の外観斜視図、図3は一括投入機構3及びメダル投入口10の拡大斜視図、図4はメダル送り装置の斜視図、図5は受け皿90と排出装置80の作動関係を示す断面図、図6及び図7はメダル送り制御の流れを示すフローチャート図である。
(スロットマシン1)
スロットマシン1は、図2に示すように、筐体の正面側に取り付けられた前扉13を有し、正面側には回転リール(図示せず)の図柄を視認可能な図柄表示窓14が形成されている。また、この図柄表示窓14の下方でありスロットマシン1の略中央部は、スタートスイッチやストップスイッチなどの操作手段が設けられる操作部16となっている。そしてこの操作部16の正面右端部には、遊技メダルを投入するためのメダル投入口10が設けられている。なお、特に図示しないが、メダル投入口10の下方には、遊技メダルの真贋を判断すると共に投入メダルをカウントするためのメダルセレクターが設けられている。また、スロットマシン1の下部には、払い出しメダルを貯留可能な下皿15が設けられている。
そして、メダル投入口10から遊技メダルを投入し、スタートスイッチの操作により回転リールを回転させ、ストップスイッチの操作により回転リールを停止させ、このとき、複数の回転リールに表示された図柄が所定の位置態様に停止すると入賞となり、所定枚数のメダルが払い出されるように形成されているものである。
メダル貸出機2は、スロットマシン1の側面側に隣接して設置される箱型の装置であって、金銭と引き替えに遊技メダルを貸し出すと共に、貸し出しメダル及び遊技者が投入するメダルをスロットマシン1のメダル投入口10に投入するためのものである。すなわち、メダル貸出機2は、図2に示すように、外箱20に、紙幣カウンター22及び貸し出しメダル払い出し装置23が内蔵されているとともに、正面側には一括投入機構3が取り付けられているものである。
紙幣カウンター22は、外箱20の正面下方に設けられた紙幣投入口21から投入された紙幣を読み取って、貸し出しメダル払い出し装置23に所定枚数の遊技メダルを払い出させるためのものである。なお、メダル貸出機としては、紙幣投入口21及び紙幣カウンター22の他に、硬貨投入口や硬貨カウンター、釣り銭払い出し口などを有していてもよい。また、プリペイドカード投入口とカードリーダーを有していてもよい。さらに、紙幣投入口21は外箱20の正面上方にあってもよく、紙幣カウンター22はメダル貸出機2の外部(例えば島設備)に設けられていてもよい。
一括投入機構3は、前記貸し出しメダル払い出し装置23から払い出される遊技メダル、及び遊技者が投入する遊技メダルを、スロットマシン1のメダル投入口10に一括投入するための機構である。
具体的には、一括投入機構3は、図1及び図3に示すように、大きく分けて、メダル貸出機2の外箱20の正面に取り付けられた本体カバー30と、本体カバー30の内部に設けられたメダル送り装置40と、本体カバー30の正面側に取り付けられたノズル部60とから構成されている。
本体カバー30は、図1乃至図3に示すように、メダル貸出機2の外箱20の正面略中央部から手前側(スロットマシン1を正面から見た場合の手前側。以下同じ)に突設された、上面板32、底板33、前面板34、背面板35及び左右二つの側面板36を有する箱形の部材である。そしてこの本体カバー30の内部には、搬送装置50を備えたメダル送り装置40が前後方向に移動可能に収納されている。
前記上面板32には、上方に開口する一括投入開口31が形成され、一括投入開口31の手前側には、カウンター状の張り出し部が形成されている。ここには、搬送装置50を作動及び作動停止させるための正転指示スイッチとしてのタッチセンサ200が敷設されている。そして、このタッチセンサ200に手を触れることにより、搬送装置50の駆動モータ55が駆動し、タッチセンサ200に触れている手を離すことにより、搬送装置50の駆動モータ55が駆動を停止するようになっている。
そして、図1に示すように、前記底板33の奥側には、メダル送り装置40のキャンセル開口49から落下する異物やキャンセルメダルを装置外に排出させるための底部開口38が形成されており、底部開口38の下方には、落下物を受け止める受け皿90が形成されている。
さらに、前記前面板34の下方には、ノズル部60のカバー部材61が設けられているとともに、背面板35には、背面開口39が形成されている。なお、この背面開口39からはメダル送り装置40の後方部が突出しており、メダル送り装置40が前後方向に摺動することができるようになっている。
メダル送り装置40は、メダルを送り出すための装置であり、図1に示すように、前記本体カバー30の内部に収納される箱状の本体ベース41の内側に搬送装置50を設け、搬送装置50の奥側下方に排出装置80を設けた構成となっている。
本体ベース41は、図1及び図4に示すように、長さ方向略中央部に、上方に開口する受入開口48を有し、受入開口48の奥側には、上方に開口し内部において前記受入開口48と連通する払い出し通路42が設けられている。また、受入開口48の手前側には平坦部46が形成されており、これにより後述するメダル戻り部45の容積が確保される。本体ベース41の前方下部には、搬送装置50が内蔵されており、本体ベース41の正面側は、搬送装置50により送り出されたメダルをノズル部60に一枚ずつ排出するためのメダル排出部47となっている。そして、図1に示すように、前記払い出し通路42を形成する内壁の底部には、排出装置80が設けられている。
前記払い出し通路42は、メダル貸出機2の貸し出しメダル払い出し装置23から貸し出される遊技メダルを受け入れて、前記メダル貯め部44に誘導するためのものである。払い出し通路42の底面は、奥側から手前側に向かって下り傾斜となっており、傾斜の前端部が開閉板82によって開閉可能に形成されている。開閉板82が閉じているときには、メダル貯め部44に遊技メダルが貯留され、開閉板82が開いた場合には、メダル貯め部44又は搬送装置50の搬送ベルト53上にあるゴミなどの異物や遊技メダルは、キャンセル開口49から落下する。なお、キャンセル開口49から落下した異物や遊技メダルは、本体カバー30の底部開口38を通って受け皿90に貯留される。
受け皿90は、図1に示すように、本体カバー30の背面板35に設けられたヒンジ92を介して前後に回動自在に取り付けられた受け部材である。受け皿90は、手前側に向かって湾曲した登り傾斜を有する皿底部91と、奥行き方向に向かって皿底部91からの高さが高くなる側面板94を有する受け皿であり、底部開口38から排出されるメダル等が落下の勢いで皿から飛び出してしまわないようになっているとともに、皿内に貯留されたメダル等を取り出しやすく形成されている。なお、皿底部91にラバーなどの弾性部材を敷設すると好適である。
さらに、受け皿90のヒンジ部92の近傍には、受け皿90の開閉を検知するための開閉センサ93が設けられている。開閉センサ93は、受け皿90が図1に実線で示すように皿底部91が上側に向いた位置にある場合、すなわち開いた状態のときにOFF、図1に二点鎖線で示すように正面側の端部が本体カバー30の底板33に当接する位置まで移動た場合、すなわち閉じた状態のときにONとなるように形成されている。
そして、受け皿90は、閉じた位置において、手で押さえていなくても停止しているように形成されている。例えば、特に図示しないが、受け皿90の正面縁部や側面板94に設けた突起又は凹部に、本体カバー30に設けた係合部又は突起が係合するように形成することができる。あるいは、ヒンジ92を、受け皿90を手で押し上げたり引き下げたりすると回動するが、受け皿90の自重では回動しないようなラッチ機構としてもよい。
搬送装置50は、本体ベース41の前方下部に内蔵されており、メダル貯め部44に投入又は払い出された遊技メダルを、水平状態(遊技メダルの表裏面が上下となる状態)で一枚ずつ、ノズル部60へと送り出すためのものである。具体的には、搬送装置50は、図1に示すように、一対のローラ51(51A,51B)と、ローラ51A,51Bに掛け渡された搬送ベルト53と、搬送ベルト53の手前側上方に送出間隙54をあけて設置された逆転ローラ52と、ローラ51,52を回転させるための駆動モータ55と、駆動モータ55のモータ軸の回転をローラ51,52に伝達するための伝達手段(図示せず)を有している。
前記ローラ51と逆転ローラ52は、伝達手段により同時に回転するようになっている。伝達手段は、駆動モータ55の駆動軸、ローラ51A、逆転ローラ52にそれぞれ設けられたギヤと、これらの各ギヤを連結するベルトであって、逆転ローラ52はローラ41と同方向に回転するので、搬送ベルト53の上面の進行方向と、逆転ローラ52の下側面の移動方向とが逆になる。また、ローラ51と逆転ローラ52の直径の違いにより、逆転ローラ52の線速(ローラ表面の移動速度)の方が、ローラ51の線速よりも早くなるように形成されている。
前記逆転ローラ52には、断面略台形の撹拌溝が軸方向に沿って形成されている。撹拌溝は、溝の端部で遊技メダルを引っ掛けるようにして、搬送ベルト53の上方に積み重なった遊技メダルを効果的に後方に蹴り上げる役割を果たすものである。
前記駆動モータ55は、後述するメダル送り制御装置(図示せず)からの正転指示信号を入力して、搬送ベルト53をメダル搬送方向に移動させるよう正転駆動し、逆転指示信号を入力して、搬送ベルト53をメダル搬送方向と逆方向に移動させるよう逆転駆動するように形成されている。
(ノズル部60)
ノズル部60は、前記搬送装置50から送り出された遊技メダルをスロットマシン1のメダル投入口10に移送するためのものである。そして、ノズル部60は、図1及び図4に示すように、ベース板400を介して本体カバー30の正面下部に取り付けられるベース部材62と、本体カバー30の正面側に本体カバー30の底板33に設けられたヒンジ63を介して前後方向に回動自在に取り付けられるカバー部材61とから成り、カバー部材61がベース部材62を正面側から覆った状態、すなわちカバー部材61が閉じた状態で、本体カバー30の前面板34の下方に形成された開口部を塞ぐようになっている。
前記ベース部材62は、図1に示すように、上端部に下方から上方に向かって奥方向に湾曲する湾曲部が形成された基体62Aと、基体62Aの正面側に位置し、図示しない軸支部を中心に前後方向に回動可能に取り付けられた回動板71を有している。そして、前記基体62Aの湾曲部と回動板71の上部には、メダル送り装置40のメダル排出部47と連通するメダル受け口67が形成される。なお、回動板71は、透明部材で形成されているとともに、後述する詰まり解除機構70を構成するものでもある。
また、前記基体62Aと回動板71の間には、遊技メダル一枚分の厚さよりやや大きい厚みを有し、遊技メダルの直径よりもやや大きい幅を有するメダル移送路65が形成されるようになっている。メダル移送路65は、正面視すると略L字型に形成されており、メダル受け部67からノズル部60のスロットマシン1側に屈曲して、その端部がメダル排出口66となっている(図3参照)。そして、ベース部62は、メダル排出部47から排出された遊技メダルをメダル受け口67から受け入れ、メダル移送路65を通してメダル排出口66から一枚ずつ排出するようになっている。なお、回動板71は透明部材で形成されているので、回動板71を透過してメダル移送路65を通過するメダルを正面側から視認することができる。
(カバー部材61)
前記カバー部材61は、背面側及び左側(スロットマシン側)が開口し前記ベース部材62を被覆可能なケース状の蓋である。そして、図3に示すように、正面には、閉じた状態で正面側から前記メダル移送路65を通過する遊技メダルを視認可能なスリットが形成されており、正面上部には、詰まり解除機構70としてのプッシュボタン72と、カバー部材61を開くときに所定の鍵を差し込むためのキー孔61Aが設けられている。このキー孔61Aは、例えばメダル貸出機2の貸し出しメダル払い出し装置23にメダルを補給するために外箱20に設けてある扉を開くときに使用する鍵の外形形状に合わせて形成されている。
さらに、カバー部材61の底部であって、ベース部材62のメダル受け口67の下方に位置する部分には、後述する詰まり解除機構70の作動によりキャンセルされるメダルを落下させるためのメダル落下口69が形成されている。
カバー部材61は、閉じた状態においては、図1に示すように、係合片68の鈎部が係止爪34Aと係合しており、本体カバー30にロックされている。カバー部材61を開く場合には、キー孔61Aにキーを差し込んで、係合片68を弾性変形させることにより、鈎部と係止爪34Aとの係合を外し、カバー部材61を手前側に引けば、カバー部材61はヒンジ63を中心に前方に回動する。開いているカバー部材61を閉じる場合には、カバー部材61を押し上げて後方に回動させれば、係合片68の鈎部が係止爪34Aに係合してロックされる。
(詰まり解除機構70)
詰まり解除機構70は、前記カバー部材61を開くことなく、メダル移送路65の途中で詰まったメダルを装置外に排出させるための機構であり、カバー部材61に設けられたプッシュボタン72と、ベース部材62に設けられた回動板71とから構成されている。
回動板71は、正面視略L字型の板部材であり、垂直部分の両側端部から横方向に張り出したピンを、ベース部材62に設けられた軸支部(図示せず)に係止させることにより、ベース部材62の正面側に前後方向に回動可能に支持されている。また、回動板71は、軸支部73の下側に設けられたバネ(図示せず)により、基体62A側に付勢されている。すなわち、通常時において回動板71は、バネ74により基体62Aの方向に引っ張られており、メダル移送路65を転送されるメダルが基体62Aと回動板71に挟まれて、落下することなく通過できるようになっている。
そして、メダル移送路65にメダルが詰まった場合には、頭部を押圧すると、先端に押圧された回動板71が、軸支部73を中心に、軸支部73より上側は後方に、軸支部73より下側は前方に回動し、回動板71の下側は基体62Aから離れる方向に移動する。このため、メダル移送路65の内部にあるメダルは回動板71の支えを失って、回動板71の下側と基体62Aの間にできた隙間から下方に落下するものである。落下するメダルはメダル落下口69から装置外に排出されるので、手のひらなどで受け止めればよい。
次に、上記構成を有する一括投入機構3における遊技メダルの移送過程を、図1に基づき説明する。
まず、一括投入開口31から遊技メダルを投入すると、遊技メダルは搬送ベルト53の後方部上面と開閉板82の上面に積み重なるように落下し、メダル貯め部44に貯留される。また、メダル貸出機2に紙幣を投入した場合には、貸し出しメダル払い出し装置23から遊技メダルが払い出され、払い出し通路42を通ってメダル貯め部44に貯留される。次に、一括投入機構3の上面板32を手で触れると、タッチセンサ200が反応して、搬送装置50が作動を開始する。すなわち、駆動モータ55が駆動して、ローラ51が回転し、搬送ベルト53が前方に移動開始する。
搬送ベルト53により前方に移送された遊技メダルのうち、搬送ベルト53の上面に乗っている遊技メダルは、搬送ベルト53と逆転ローラ52の下面との間の送出間隙54をすり抜けて、一枚ずつ、メダル排出部47へと移送される。一方、搬送ベルト53の上方に重なっている遊技メダルは、逆転ローラ52と接触することにより、逆転ローラ52に設けられた撹拌溝に引っかかり、上方後部のメダル戻り部45に蹴り戻される。逆転ローラ52は、ローラ51よりも線速が速いので、効率よくメダルを蹴り出すことができる。
搬送装置50から送り出された遊技メダルは、メダル排出部47から排出され、ノズル部60の湾曲部62Aに誘導されつつメダル受け口67に入り、メダル移送路65を通ってメダル排出口66から排出される。メダル排出口66はスロットマシン1のメダル投入口10の側方移送通路12と位置あわせされているので、遊技メダルは側方移送通路12を通って、上部投入開口11に投入される。
続いて、上記構成を有するメダル貸出機2の、メダル送り装置40の作動制御について、図6及び図7のフローに基づき、第一の作動例及び第二の作動例に分けて説明する。
ここで、メダル送り装置40の作動制御は、特に図示しないメダル送り制御装置が、開閉センサ93、メダルセンサ64の検知信号及び駆動モータ55のモータ駆動信号に基づいて、搬送装置50及び排出装置80の作動を制御することにより行う。
ここで、メダル送り制御装置は、メダル送り装置40の内部又はメダル貸出機2の内部に設けられた制御基板であって、一括投入機構3のタッチセンサ200及び開閉センサ93及びメダルセンサ64からの信号を受信して、搬送装置50の駆動モータ55及び排出装置80のソレノイド81を作動可能に形成されているものである。具体的には、タッチセンサ200のON信号に基づき駆動モータ55に正転指示信号を出力し、メダル詰まりを検知した信号又は開閉センサ93のON信号に基づき駆動モータ55に逆転指示信号を出力するとともに、ソレノイド81に開放指示信号を出力する。そして、本実施の形態においては、タッチセンサ200のON信号と、メダル詰まり検知信号又は開閉センサ93のON信号を同時に入力した場合には、逆転指示信号を優先して駆動モータ55に出力するようになっている。
(第一の作動例)
第一の作動例は、受け皿90が閉じている場合にメダルが移送可能となり、メダル詰まりが発生したと想定される場合、すなわちタッチセンサ200がONであるにもかかわらず、メダル検知センサ64が遊技メダルを一定時間以上検出しない場合には、駆動モータ55を逆転させてキャンセル開口49を開くとともに、受け皿90が開くことにより、キャンセル開口49が閉じるように形成したものである。
ステップ101において、タッチセンサ200がONになったかどうかを判断する。タッチセンサ200がONにならない場合には、ステップ100に戻る。一方、タッチセンサ200がONになった場合には、次のステップ102に進む。
ステップ103において、タッチセンサ200がOFFになったかどうかを判断する。タッチセンサ200がOFFになった場合には、ステップ106に進む。
ステップ106において、駆動モータ55の正転駆動を停止する。そしてメダル送り装置40の作動制御を終了する。
前記ステップ103において、タッチセンサ200がOFFになっていない場合には、次のステップ104に進む。
ステップ105において、一定時間が経過したかどうかを判断する。これは、搬送装置50の駆動開始時において、遊技メダルがメダル貯め部44からメダル検知センサ64の位置まで移送される時間を考慮したのと、搬送装置50がメダル詰まりではない何らかの不具合により遊技メダルを不連続に送り出した場合に対処するためである。
ステップ111において、駆動モータ55をX秒間(例えば3秒間)、逆転駆動させる。正確には、正転駆動している駆動モータ55を停止させ、その後逆転駆動させる。これにより、図5(A)に示すように、搬送ベルト53の上面にある遊技メダルや異物は、搬送ベルト53のメダル貯め部44側の端部から下方に落下し、キャンセル開口49を通って底部開口38から排出される。このとき、受け皿90は閉じているので、排出されたメダルは受け皿90とキャンセル開口49の間の空間に貯留される。なお、メダル貯め部44や搬送ベルト53に乗っているメダルがすべて送り出されたためにメダル検知センサ64の検知信号が出力されなくなった場合でも、駆動モータ55はX秒間逆転駆動する。そして、次のステップ112に進む。
ステップ113において、開閉センサ93がOFFとなったかどうかを判断する。すなわち、受け皿90が図1の実線で示す位置(又は図5(B)の位置)に回動し開いた状態となったかどうかを判断する。開閉センサ93がOFFでない場合には、ステップ113に戻る。一方、開閉センサ93がOFFとなった場合、すなわち受け皿90が開いた場合には、次のステップ114に進む。
ステップ114において、ソレノイド81を閉塞作動させる。これにより、可動軸83が下方に移動し、開閉板82が回動してキャンセル開口49が閉塞される。つまり、メダルがキャンセルされた場合、あるいはメダルをすべて移送し終えた場合には、受け皿90を開かないと、次の作動に移行しない。なお、受け皿90が開くことにより、受け皿90とキャンセル開口49の間の空間に貯留されていたメダルが受け皿90の上に移動するので、底部開口38やキャンセル開口49がメダルで埋まってしまうことはなく、開閉板82の回動が妨げられることはない。そしてメダル送り装置40の作動制御を終了する。
(第二の作動例)
第二の作動例は、受け皿90を閉めることにより開閉板82が開いて駆動モータ55が逆転駆動するとともに、受け皿90を開くことにより開閉板82が閉じて駆動モータ55が駆動停止するように形成したものである。
ステップ201において、駆動モータ55を正回転させる。そして、次のステップ202に進む。
ステップ202において、タッチセンサ200がOFFになったかどうかを判断する。タッチセンサ200がOFFになった場合には、ステップ205に進む。
ステップ205において、駆動モータ55の正転駆動を停止する。そしてメダル送り装置40の作動制御を終了する。
ステップ203において、メダル検知センサ64がONになっているかどうかを判断する。メダル検知センサ64がONの場合には、ステップ201に戻る。一方、メダル検知センサ64が遊技メダルを検知していない場合には、ステップ204に進む。
ステップ204において、一定時間が経過したかどうかを判断する。一定時間が経過していない場合には、ステップ201に戻る。一方、一定時間が経過した場合には、次のステップ210に進む。
ステップ211において、正転駆動している駆動モータ55を停止させた後、駆動モータ55をX秒間(例えば3秒間)、逆転駆動させる。そして、次のステップ212に進む。
ステップ212において、駆動モータ55の駆動を停止する。これにより、搬送ベルト53が移動を停止する。そして、次のステップ213に進む。
ステップ213において、ソレノイド81を閉塞作動させる。これにより、可動軸83が下方に移動し、開閉板82が回動してキャンセル開口49が閉塞される。そしてメダル送り装置40の作動制御を終了する。
ステップ220において、開閉センサ93がONになったかどうかを判断する。すなわち、受け皿90が閉じた状態となったかどうかを判断する。開閉センサ93がONでない場合には、ステップ200に戻る。一方、開閉センサ93がONになった場合には、次のステップ221に進む。
ステップ221において、排出装置80のソレノイド81を開放作動させる。そして、次のステップ222に進む。
ステップ223において、開閉センサ93がOFFになったかどうかを判断する。すなわち、受け皿90が開いた状態となったかどうかを判断する。開閉センサ93がOFFでない場合には、ステップ222に戻る。つまり、受け皿90を閉じたままにしておくと、駆動モータ55は逆転駆動をし続ける。一方、開閉センサ93がOFFになった場合、すなわち受け皿90が開いた状態となった場合には、ステップ212に進む。
なお、上記フローでは、タッチセンサ200がON(駆動モータ55の正転駆動中)で、開閉センサ93がONになる(受け皿90を閉じる)という状況は想定していない。これは、一方の手でタッチセンサ200に触れたままもう一方の手で受け皿90を閉じるという不自然な動作を、遊技者が頻繁に行うとは考えにくいからである。ただ、駆動モータ55の正転駆動中に何かの拍子に受け皿90が閉じてしまうこともあり得るので、タッチセンサ200がONのときに受け皿90が閉じられた場合には、正転駆動している駆動モータ55の駆動を停止させるようにしてもよい。この場合には、排出装置80の開閉板82を開かないようにしてもよい。あるいは、搬送装置50がメダル送り出し中は受け皿90が閉じないように形成してもよい。例えば、タッチセンサ200がONのときには、受け皿90が開いた状態でロックされ、タッチセンサ200がOFFになったらロックが解除されるようにすることができる。
また、メダル貸出機2に紙幣投入してメダルが貸し出された場合には自動的に駆動モータ55が正転駆動開始するように形成した場合において、駆動モータ55の正転駆動中に受け皿90が閉じられた場合にも、駆動モータ55の逆転駆動を優先させると好適である。このように形成すれば、メダル投入途中で、搬送装置50の作動を停止させると同時に装置内のメダルをキャンセルできるので、駆動停止ボタンで駆動モータ55を停止させた後リセットスイッチでメダルキャンセルする、という二度手間がかからない利点がある。
10 メダル投入口 11 上部投入開口
12 側方移送通路 13 前扉
13A 上扉 13B 下扉
14 図柄表示窓 15 下皿
16 操作部
2 メダル貸出機(遊技機用台間機)
20 外箱 21 紙幣投入口
22 紙幣カウンター 23 貸し出しメダル払い出し装置
3 一括投入機構
30 本体カバー 31 一括投入開口
32 上面板 33 底板
34 前面板 35 背面板
36 側面板 37 立設壁
38 底部開口(排出開口) 39 背面開口
40 メダル送り装置 41 本体ベース
42 払い出し通路 43 移動調整弁
44 メダル貯め部 45 メダル戻り部
46 平坦部 47 メダル排出部
48 受入開口 49 キャンセル開口(落下開口)
50 搬送装置 51 ローラ
52 逆転ローラ 53 搬送ベルト
54 送出間隙 55 駆動モータ
60 ノズル部(投入導入路) 61 カバー部材
62 ベース部材 63 ヒンジ
64 メダル検知センサ 65 メダル移送路
66 メダル排出口 67 メダル受け口
68 係合片 69 メダル落下口
70 詰まり解除機構 71 回動板
72 プッシュボタン
80 排出装置 81 ソレノイド
82 開閉板(開閉部材) 83 可動軸
84 固定軸
90 受け皿 91 皿底部
92 ヒンジ 93 開閉センサ(検知部)
94 側面板
100 仕切棒 200 タッチセンサ(正転指示スイッチ)
Claims (4)
- 筐体の開口上部を開閉自在かつ閉塞可能な上扉と、筐体の開口下部を開閉自在かつ閉塞可能な下扉とを備え、前記下扉の上面側端部には、遊技メダルを側面側から受け入れ可能な側方移送通路を有するメダル投入口を備えた一の遊技機に隣接して設置される遊技機用台間機であって、
一括投入される複数枚の遊技メダルを受け入れ可能な一括投入開口と、
この一括投入開口の下方に設けられ、遊技メダルを貯留可能なメダル貯め部と、
隣接する一の遊技機の側方移送通路に遊技メダルを転送するための投入導入路と、
メダル貯め部に貯留されている遊技メダルを一枚ずつ前記投入導入路に送り出す搬送装置とを少なくとも備える遊技機用台間機において、
前記メダル貯め部の下方に、落下開口と、この落下開口を開閉する開閉部材を設け、
前記落下開口の下方には、落下したメダルを装置外に排出するための排出開口を設け、
前記開閉部材が開くことにより前記メダル貯め部内の遊技メダルその他の貯留物を前記落下開口から落下させ、前記排出開口から排出可能に形成するとともに、
前記排出開口の下方には、排出開口から排出される貯留物を受け入れ可能であるとともに、排出開口を閉塞可能に取り付けられた受け皿と、該受け皿による排出開口の開閉を検知する検知部とを設け、
前記検知部が排出開口の閉塞を検知している場合には、前記開閉部材を開いて前記落下開口を開放するとともに、前記搬送装置のメダル搬送方向と逆方向の作動を可能とし、
前記検知部が排出開口の開放を検知した場合には、前記開閉部材を閉じて前記落下開口を閉塞するように形成されていることを特徴とする遊技機用台間機。 - 前記検知部が排出開口の閉塞を検知した場合には、前記開閉部材を開いて前記落下開口を開放するとともに、前記搬送装置をメダル搬送方向と逆方向に作動させ、
前記検知部が排出開口の開放を検知した場合には、前記開閉部材を閉じて前記落下開口を閉塞するとともに、前記搬送装置の逆作動を停止するように形成されていることを特徴とする請求項1記載の遊技機用台間機。 - 前記搬送装置のメダル搬送方向への作動を開始させるための正転指示スイッチを設け、
前記検知部が排出開口の閉塞を検知している場合に、前記正転指示スイッチの信号入力と、前記搬送装置を逆作動させるための信号入力とを同時に受けた場合には、搬送装置を逆作動させるための信号入力が優先されることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機用台間機。 - 前記搬送装置のメダル搬送方向への作動を開始させるための正転指示スイッチを設け、
遊技者に貸し出すメダルを払い出すための払い出し装置のメダル排出部を、前記メダル貯め部に連通させるとともに、前記払い出し装置がメダルを払い出す場合には前記正転指示スイッチの入力によらず前記搬送装置をメダル搬送方向に作動開始可能とし、
前記払い出し装置の払い出しに基づく前記搬送装置を作動させるための信号入力と、前記検知部の排出開口の開放検知に基づく搬送装置を逆作動させるための信号入力とを同時に受けた場合には、搬送装置を逆作動させるための信号入力が優先されることを特徴とする請求項2記載の遊技機用台間機。
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