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JP2007161900A - 二輪車モトクロスタイヤトレッド用ゴム組成物 - Google Patents

二輪車モトクロスタイヤトレッド用ゴム組成物 Download PDF

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Takayuki Miki
孝之 三木
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Abstract

【課題】ムーニー粘度を上昇させることなく、弾性率、耐アブレージョン摩耗性および耐チャンキング性をバランスよく向上させることができる二輪車モトクロスタイヤトレッド用ゴム組成物を提供する。
【解決手段】スチレンブタジエンゴムを含むゴム成分100重量部に対して、m−クレゾールホルムアルデヒド縮合樹脂、レゾルシン縮合物および変性レゾルシン縮合物からなる群から選ばれる1種以上の熱硬化性樹脂を1〜8重量部含有する二輪車モトクロスタイヤトレッド用ゴム組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、二輪車モトクロスタイヤトレッド用ゴム組成物に関する。
砂場、岩場、瓦礫などの悪路を走行する際には、地面にブロックが突き刺さり、引っかいて前に進んでいくため、モトクロスタイヤのトレッド部において、たとえばブロックの根本などに亀裂が生じ、走行中に該亀裂が成長し、ブロックが飛散するチャンキングと呼ばれる破損が発生することがある。チャンキングが発生すると、タイヤの寿命が短縮し、さらに、急激にグリップ性を失うなど、走行性能に大きな影響を与えるという問題がある。
チャンキングを抑制するために、カーボンブラックを増量させ、剛性を向上させる手法がある。しかし、粘度が著しく上昇してしまい、加工性に劣るという問題があった。
特許文献1には、カーボンブラック、オイルおよび熱硬化性フェノール樹脂を所定量含有し、JIS−A硬度および複素弾性率を所定の範囲にすることで、加工性を低下させることなく、グリップ性、耐チャンキング性および耐摩耗性にすぐれたオフロードタイヤが開示されている。しかし、特許文献1には、乗用車用も含めたオフロードタイヤについて記載されており、とくに二輪車モトクロスタイヤトレッド用として優れたゴム組成物は開示されていない。
特開2003−320804号公報
本発明は、ムーニー粘度を上昇させることなく、弾性率、耐アブレージョン摩耗性および耐チャンキング性をバランスよく向上させることができる二輪車モトクロスタイヤトレッド用ゴム組成物を提供することを目的とする。
本発明は、スチレンブタジエンゴムを含むゴム成分100重量部に対して、m−クレゾールホルムアルデヒド縮合樹脂、レゾルシン縮合物および変性レゾルシン縮合物からなる群から選ばれる1種以上の熱硬化性樹脂を1〜8重量部含有する二輪車モトクロスタイヤトレッド用ゴム組成物に関する。
本発明によれば、所定のゴム成分および所定の熱硬化性樹脂を所定量配合することで、ムーニー粘度を上昇させることなく、弾性率、耐アブレージョン摩耗性および耐チャンキング性をバランスよく向上させることができる二輪車モトクロスタイヤトレッド用ゴム組成物を提供することができる。
本発明の二輪車モトクロスタイヤトレッド用ゴム組成物は、ゴム成分および熱硬化性樹脂を含有する。
ゴム成分は、スチレンブタジエンゴム(SBR)を含む。ゴム成分中にSBRを含むことで、グリップを向上させ、走行性能を向上させることができる。
SBRのスチレン量は15モル%以上が好ましく、25モル%以上がより好ましい。SBRのスチレン量が15モル%未満では、グリップ性能が不足する傾向がある。また、SBRのスチレン量は50モル%以下が好ましい。SBRのスチレン量が50モル%をこえると、低温特性が悪化する傾向がある。
SBRのビニル量は15モル%以上が好ましく、25モル%以上がより好ましい。SBRのビニル量が15モル%未満では、グリップ性能が不足する傾向がある。また、SBRのビニル量は60モル%以下が好ましく、45モル%以下がより好ましい。SBRのビニル量が60モル%をこえると、低温特性が悪化する傾向がある。
SBRの含有率は、ゴム成分中に60重量%以上が好ましく、80重量%以上がより好ましい。SBRの含有率が60重量%未満では、トレッド用ゴム組成物としてのグリップ性能を発揮することが困難となる傾向がある。
ゴム成分には、SBR以外にも、通常タイヤ工業で配合されるゴム、たとえば、天然ゴム(NR)、ブタジエンゴム(BR)、イソプレンゴム(IR)、クロロプレンゴム(CR)、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)などを配合してもよい。これらのSBR以外のゴムはとくに制限はなく、単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよいが、NRはグリップが低下するが、強度が増大し、また、BRはグリップ性能が低下するが、耐摩耗性が向上するという理由から、SBR以外のゴムとしては、NRおよび/またはBRが好ましく、NRがより好ましい。
SBR以外のゴムは、ゴム成分中に40重量%以下が好ましく、20重量%以下がより好ましい。SBR以外のゴムが40重量%をこえると、トレッド用ゴム組成物としてのグリップ性能を発揮することが困難となる傾向がある。
本発明では、m−クレゾールホルムアルデヒド縮合樹脂(クレゾール樹脂)、レゾルシン縮合物および変性レゾルシン縮合物からなる群から選ばれる1種以上の熱硬化性樹脂を使用する。
熱硬化性樹脂としては、ムーニー粘度を増大させることなく、弾性率を大きく向上させることができるという理由から、レゾルシン縮合物が好ましい。
クレゾール樹脂とは、下記化学式1で表される化合物をいう。式中のnは1以上の整数である。クレゾール樹脂は薬品軟化点が100℃付近(92〜107℃)であるため、常温では固体であるが、混練り時には液体であり、分散しやすい。
Figure 2007161900
レゾルシン縮合物とは、下記化学式2で表される化合物をいう。式中のnは1以上の整数である。
Figure 2007161900
また、変性レゾルシン縮合物とは、下記化学式3で表される化合物をいう。式中のnは1以上の整数である。また、式中において、Rはアルキル基が好ましく、n個のRは同一でも、異なっていてもよい。変性レゾルシン縮合物としては、たとえば、レゾルシン・アルキルフェノール・ホルマリン共重合体、レゾルシン・ホルマリン反応物ペナコライト樹脂、RSM(約60重量%のレゾルシンと約40重量%のステアリン酸との混合物)などがあげられる。
Figure 2007161900
熱硬化性樹脂の含有量は、ゴム成分100重量部に対して、1重量部以上、好ましくは3重量部以上である。熱硬化性樹脂の含有量が1重量部未満では、JIS−A硬度および複素弾性率が所定の範囲より低くなる。また、レゾルシン縮合物または変性レゾルシン縮合物の含有量は8重量部以下、好ましくは6重量部以下である。熱硬化性樹脂の含有量が8重量部をこえると、トレッドゴムとしては硬度が高くなりすぎるため、機械的衝撃に対して脆くなる。
熱硬化性樹脂としてレゾルシン縮合物および/または変性レゾルシン縮合物を含有する場合、ヘキサメチレンテトラミンおよび/またはメラミン誘導体を併用することが好ましい。
メラミン誘導体としては、たとえば、ヘキサメトキシメチロールメラミン(HMMM)、ヘキサメチロールメラミンペンタメチルエーテル(HMMPME)などがあげられる。
ヘキサメチレンテトラミンおよび/またはメラミン誘導体としては、加硫後のゴムの弾性率がより向上するという理由から、ヘキサメチレンテトラミンが好ましい。
レゾルシン縮合物および/または変性レゾルシン縮合物とヘキサメチレンテトラミンおよび/またはメラミン誘導体とを併用する場合、ヘキサメチレンテトラミンおよび/またはメラミン誘導体の含有量は、レゾルシン縮合物および/または変性レゾルシン縮合物100重量部に対して、5重量部以上が好ましく、8重量部以上がより好ましい。ヘキサメチレンテトラミンおよび/またはメラミン誘導体の含有量が5重量部未満では、レゾルシン縮合物および/または変性レゾルシン縮合物の反応が不充分となる傾向がある。また、ヘキサメチレンテトラミンおよび/またはメラミン誘導体の含有量は15重量部以下が好ましく、12重量部以下がより好ましい。ヘキサメチレンテトラミンおよび/またはメラミン誘導体の含有量が15重量部をこえると、レゾルシン縮合物および/または変性レゾルシン縮合物の反応が不適当となる傾向がある。
本発明では、レゾルシン縮合物および/または変性レゾルシン縮合物とヘキサメチレンテトラミンおよび/またはメラミン誘導体とを併用することで、ムーニー粘度の上昇を抑制しながら弾性率を向上させることができる。
熱硬化性樹脂としてクレゾール樹脂を含有する場合、初期歪10%、動歪2%および周波数10Hzの条件下にて測定した70℃における複素弾性率(E*)は10MPa以上が好ましく、11MPa以上がより好ましい。E*が10MPa未満では、トレッドゴムとしての弾性率が不充分であり、充分な性能を発揮できない傾向がある。また、E*は15MPa以下が好ましく、13MPa以下がより好ましい。E*が15MPaをこえると、トレッドゴムとしての弾性率が高すぎて、トレッドゴムが機械的衝撃に対して脆くなる傾向がある。
熱硬化性樹脂としてクレゾール樹脂を含有する場合、破断時伸び(EB)は400%以上が好ましい。EBが400%未満では、トレッドのブロックに応力がかかった際に応力が集中してしまい、ブロックに欠け(亀裂ではない)が発生する傾向がある。
本発明では、クレゾール樹脂を含有し、E*およびEBを所定の範囲とすることで、耐チャンキング性を向上させることができる。
本発明の二輪車モトクロスタイヤトレッド用ゴム組成物は、さらに、充填剤を含有することが好ましい。
前記充填剤としては、とくに制限はなく、通常タイヤ工業で用いられている充填剤、たとえば、カーボンブラック、シリカ、炭酸カルシウム、クレー、酸化アルミニウム、アルミナ、タルクなどを配合でき、とくに、カーボンブラックが好ましい。
カーボンブラックを配合する場合、カーボンブラックの含有量は、ゴム成分100重量部に対して、80重量部以上が好ましく、90重量部以上がより好ましい。カーボンブラックの含有量が80重量部未満では、弾性率が低下する傾向がある。また、カーボンブラックの含有量は120重量部以下が好ましく、110重量部以下がより好ましい。カーボンブラックの含有量が120重量部をこえると、粘度が著しく上昇してしまい、加工性が悪化する傾向がある。
本発明の二輪車モトクロスタイヤトレッド用ゴム組成物には、前記ゴム成分、熱硬化性樹脂、ヘキサメチレンテトラミンおよび/またはメラミン誘導体ならびに充填剤以外にも、通常タイヤ工業で配合することのできる配合剤、たとえば、アロマオイル、ワックスなどの軟化剤、各種老化防止剤、ステアリン酸、酸化亜鉛、硫黄などの加硫剤、各種加硫促進剤などを適宜配合することができる。
本発明の二輪車モトクロスタイヤトレッド用ゴム組成物は、タイヤ部材の中でもとくにトレッドとして用いられることで、オフロード走行を行うためのタイヤとしてのグリップ性および安全性を向上させるという効果が得られる。
本発明のゴム組成物は、前記配合剤を混練りして得られる未加硫ゴム組成物をトレッド形状に成形し、他のタイヤ部材と貼りあわせて未加硫タイヤを成形し、加硫することによって、本発明のタイヤを製造することができる。
このようにして製造した本発明のタイヤは、通常の4輪車用タイヤ、2輪車用タイヤに比べて、弾性率が高く、路面とのエッジ効果から生じるグリップ性能および安全性に優れるという理由からとくに、二輪車モトクロスタイヤとして好適に用いられる。
実施例に基づいて、本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
次に、実施例および比較例で用いた各種薬品をまとめて示す。
天然ゴム(NR):RSS♯3
スチレンブタジエンゴム(SBR):旭化成(株)製のタフデン4350(スチレン量:39モル%、ビニル量:39モル%)
カーボンブラック:三菱化学(株)製のダイヤブラックA(N110)
アロマチックオイル:(株)ジャパンエナジー製のプロセスX−260
ワックス:大内新興化学工業(株)製のサンノックN
老化防止剤:フレキシス社製のサントフレックス13(N−フェニル−N’−(1,3−ジメチルブチル)−p−フェニレンジアミン)
ステアリン酸:日本油脂(株)製の桐
亜鉛華:三井金属鉱業(株)製の酸化亜鉛2種
レゾルシン縮合物:住友化学工業(株)製のスミカノール620
ヘキサメチレンテトラミン:大内新興化学工業(株)製のノクセラーH
クレゾール樹脂:住友化学工業(株)製のスミカノール610
硫黄:鶴見化学工業(株)製の粉末硫黄
加硫促進剤:大内新興化学工業(株)製のノクセラーNS(N−tert−ブチル−2−ベンゾチアゾリルスルファンアミド)
実施例1〜6および比較例1〜3
表1および2に示す配合処方にしたがい、硫黄および加硫促進剤以外の薬品を、バンバリーミキサーを用いて、50℃の条件下で3分間混練りし、混練り物を得た。次に、得られた混練り物に、硫黄および加硫促進剤を添加し、オープンロールを用いて、80℃の条件下で4分間混練りし、未加硫ゴム組成物を得た。さらに、得られた未加硫ゴム組成物を、トレッド形状に成形し、他のタイヤ部材とともに貼り合わせ、170℃の条件下で12分間プレス加硫することで、実施例1〜6および比較例1〜3のモトクロスタイヤ(タイヤサイズ:120/80−19)を製造した。
<実施例1〜3および比較例1〜2の試験>
(ムーニー粘度測定)
前記未加硫ゴム組成物から試験片を切り出し、JIS K 6300「未加硫ゴムの試験方法」に準じて、(株)島津製作所製のムーニー粘度試験機「ムーニービスコメーターSMV−202」を用い、1分間の予熱によって熱せられた130℃の温度条件にて、小ローターを回転させ、4分間経過した時点での未加硫ゴム組成物のムーニー粘度を測定した。さらに、比較例1のムーニー粘度指数を100とし、下記計算式により、各配合のムーニー粘度を指数表示した。なお、ムーニー粘度指数の値が小さいほど加工しやすく、加工性が優れていることを示す。
(ムーニー粘度指数)=(各配合のムーニー粘度)
÷(比較例1のムーニー粘度)×100
(粘弾性試験)
製造したモトクロスタイヤのトレッドから試験片を切り出し、(株)岩本製作所製の粘弾性スペクトロメーターを用いて、初期歪10%、動歪2%、周波数10Hzの条件下で、70℃における複素弾性率の測定を行った。さらに、比較例1の複素弾性指数を100とし、下記計算式により、各配合の複素弾性率を指数表示した。なお、複素弾性指数が大きいほど、剛性が高く、優れていることを示す。
(引張試験)
製造したモトクロスタイヤのトレッドから試験片を切り出し、JIS K 6251「加硫ゴムおよび熱可塑性ゴム−引張特性の求め方」に準じて、ダンベル3号サンプルにて引張試験を行い、300%伸張時応力(M300)を測定した。さらに、比較例1の引張強度指数を100とし、下記計算式により、各配合の引張強度を指数表示した。引張強度指数が大きいほど、耐アブレージョン摩耗性が向上していることを示す。
(引張強度指数)=(各配合のM300)
÷(比較例1のM300)×100
実施例1〜3および比較例1〜2の各試験結果を表1に示す。
Figure 2007161900
レゾルシン縮合物および/または変性レゾルシン縮合物を所定量含有する実施例1〜3では、ムーニー粘度を上昇させることなく、耐アブレージョン摩耗性および弾性率をバランスよく向上させることができる。
レゾルシン縮合物および/または変性レゾルシン縮合物を含有しない比較例1〜2では、弾性率が不充分なものとなっている。
<実施例4〜6および比較例3の試験>
(粘弾性試験)
製造したモトクロスタイヤのトレッドから試験片を切り出し、(株)岩本製作所製の粘弾性スペクトロメーターを用いて、初期歪10%、動歪2%、周波数10Hzの条件下で、70℃における複素弾性率E*の測定を行った。なお、E*が大きいほど、剛性が高く、優れていることを示す。
(引張試験)
製造したモトクロスタイヤのトレッドから試験片を切り出し、JIS K 6251「加硫ゴムおよび熱可塑性ゴム−引張特性の求め方」に準じて、ダンベル3号サンプルにて引張試験を行い、破断時伸び(EB)を測定した。なお、EBが大きいほど、耐アブレージョン摩耗性が向上していることを示す。
(耐チャンキング性)
製造したモトクロスタイヤを試験用バイクに装着し、岩盤に土を盛った路面を50km走行後のタイヤ外観を観察し、トレッドのブロック欠けの数および該ブロック欠けの大きさを測定し、下記のように、耐チャンキング性を評価した。
○:ブロック欠けの数および大きさが小さく、耐チャンキング性に優れる
×:ブロック欠けの数および大きさが大きく、耐チャンキング性に劣る
実施例4〜6および比較例3の各試験結果を表2に示す。
Figure 2007161900
クレゾール樹脂を所定量含有する実施例4〜6では、剛性、耐アブレージョン摩耗性および耐チャンキング性をバランスよく向上させることができる。
クレゾール樹脂を含有しない比較例3では、剛性、耐アブレージョン摩耗性および耐チャンキング性のすべての改善効果が不充分なものとなる。

Claims (1)

  1. スチレンブタジエンゴムを含むゴム成分100重量部に対して、
    m−クレゾールホルムアルデヒド縮合樹脂、レゾルシン縮合物および変性レゾルシン縮合物からなる群から選ばれる1種以上の熱硬化性樹脂を1〜8重量部含有する二輪車モトクロスタイヤトレッド用ゴム組成物。
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