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JP2007158828A - 番組表示システムおよび番組表示方法 - Google Patents

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JP2007158828A
JP2007158828A JP2005352394A JP2005352394A JP2007158828A JP 2007158828 A JP2007158828 A JP 2007158828A JP 2005352394 A JP2005352394 A JP 2005352394A JP 2005352394 A JP2005352394 A JP 2005352394A JP 2007158828 A JP2007158828 A JP 2007158828A
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Hiroyuki Hashimoto
浩幸 橋本
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

【課題】番組表示システムにおいて、表示中の番組の映像と同時に表示を行うコンテンツ情報について、その表示のスケジューリングを的確に行う。
【解決手段】テレビ受像器TVは、放送局TVSから番組の映像と電子番組表データとを受信するとともに、コンテンツサーバCSからコンテンツ情報に対応付けられたRSSデータを受信する。そして、そのRSSデータを用いて、コンテンツ情報に関連する番組を電子番組表データから検索する。テレビ受像器TVは、検索された番組とその番組に関連するコンテンツ情報を同時に表示するにあたり、中央サーバSVに対して、これらの同時表示が可能であるか否かを問い合わせる。中央サーバSVは、その番組とコンテンツ情報との内容が適合しないと判断した場合には、コンテンツ情報の表示に対して制限を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、番組の映像とコンテンツ情報とを同時に表示する技術に関する。
近年、普及が推進されているデジタルテレビ放送では、通常の番組の放送に加え、天気情報やスポーツの速報情報などのコンテンツ情報も放送波によって放送されている。このような放送を受信するテレビには、BMLブラウザと呼ばれるソフトウェアが組み込まれており、かかるBMLブラウザによって、番組の映像とコンテンツ情報とを同時に表示することができる(下記特許文献1参照)。
また、近年では、インターネットと接続可能なテレビも登場しており、その中には、番組の映像とインターネット上に存在するさまざまなコンテンツ情報とを同時に表示可能なテレビもある(下記特許文献2参照)。
特開2003−298938号公報 特開2005−217919号公報
このように、コンテンツ情報と放送番組とを同時に表示可能なテレビでは、現在表示中の番組の内容とコンテンツ情報の内容とが関連せず、ユーザにとって知りたい情報が同時に表示されない場合があった。また、表示中の番組の制作者やスポンサ等とコンテンツ情報の内容とに利害関係があり、番組制作者等が意図しないコンテンツ情報が番組と同時に表示されるおそれもあった。
このような問題を考慮し、本発明が解決しようとする課題は、表示中の番組の映像と同時に表示を行うコンテンツ情報について、その表示のスケジューリングを的確に行うことにある。
上記課題を解決するため、本発明の番組表示システムを次のように構成した。すなわち、
番組の映像とコンテンツ情報とを表示装置に同時に表示する番組表示システムであって、
番組の映像信号を受信する映像受信部と、
各番組の内容と該各番組の放送時刻とが関連づけられた番組データを受信する番組データ受信部と、
前記コンテンツ情報と、該コンテンツ情報の所在および概要を表す概要情報とを保持し、該概要情報を配信するサーバから、前記コンテンツ情報および前記概要情報を受信する情報受信部と、
前記番組データ受信部によって受信した番組データの内容と、前記情報受信部によって受信した前記概要情報の内容とに応じて、該概要情報と該概要情報に関連する番組とを対応付けるスケジュール部と、
前記スケジュール部から前記番組が対応付けられた概要情報を入力し、該概要情報に対応する前記コンテンツ情報が、該概要情報に対応付けられた前記番組の内容に適合するかを所定の適合条件に基づき判断し、該判断結果に応じて、該コンテンツ情報の表示を制御するための制御情報を該概要情報に対応付けるコンテンツ表示制御部と、
前記映像受信部によって受信した映像信号に応じて該映像信号が表す番組を前記表示装置に表示する番組表示部と、
前記番組表示部によって表示されている番組に対応付けられた前記概要情報に対応する前記コンテンツ情報を、該概要情報に対応付けられた前記制御情報に応じた制御を行いながら前記番組とともに表示するコンテンツ表示部と
を備えることを要旨とする。
本発明の番組表示システムでは、所定のサーバから受信した概要情報の内容と、番組データの内容とに応じて、概要情報とこの概要情報に関連する番組とを対応付ける。そのため、表示装置を用いて番組を表示する際には、番組と関連のある概要情報に対応したコンテンツ情報を、その番組と同時に表示することができるので、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、本発明では、コンテンツ情報そのものではなく、コンテンツ情報の概要を表す概要情報を用いて、互いに関連する概要情報と番組とを対応付けることができる。そのため、同時に表示される番組とコンテンツ情報の関連性を容易に高めることができる。
また、本発明では、概要情報と番組とを対応付けた後に、更に、所定の適合条件に基づき、その概要情報に対応するコンテンツ情報がその番組の内容に適合しているかを判断する。そして、この判断結果に応じて、番組と同時に表示するコンテンツ情報の表示態様を制御する。従って、本発明によれば、表示中の番組と同時に表示を行おうとするコンテンツ情報が、相互に関連する内容であったとしても、番組のスポンサ等との兼ね合いによって同時表示が好ましくない場合には、これらを同時に表示することを制限することが可能になる。つまり、本発明によれば、ユーザの利便性と番組のスポンサ等の意向との調和を図り、現在表示中の番組と同時に表示を行うコンテンツ情報について的確な表示のスケジューリングを行うことが可能になる。
なお、本発明において、映像受信部は、番組を放送する放送局から放送波によって番組の映像信号を受信することができる。また、番組データ受信部は、放送波やインターネットを介して番組データを受信することができる。また、情報受信部は、インターネットを介して概要情報やコンテンツ情報を受信することができる。
上記構成の番組表示システムにおいて、
前記コンテンツ表示制御部における前記所定の適合条件は、前記番組毎に、該番組との同時表示を制御する前記コンテンツ情報の所在と、前記制御情報の内容とが対応付けられたテーブルとして規定されているものとしてもよい。
このような構成によれば、所定のテーブルを参照するだけで、同時に表示しようとするコンテンツ情報と番組の内容が適合するか否かを判断することができるので、処理を単純化することができる。なお、上述したテーブルは、例えば、番組の放送局や制作者、スポンサなどが設定することができる。
上記構成の番組表示システムにおいて、
前記テーブルには、前記制御情報の内容として、少なくとも表示可、警告付き表示可、表示不可のうち、いずれか一つが対応付けられているものとしてもよい。
このような構成によれば、コンテンツ情報の表示に対して様々な制御を行うことができる。
上記構成の番組表示システムにおいて、
前記コンテンツ表示部は、前記概要情報に対応付けられた前記制御情報の内容が、警告付き表示可、であれば、前記コンテンツ情報と前記番組との同時表示に先立って、所定の警告メッセージを表示するものとすることができる。
このような構成によれば、例えば、番組とコンテンツ情報との関連性が高い場合であっても、番組制作者等の意向で、その同時表示を制限したい場合に、所定の警告メッセージを表示し、その後、これらを同時に表示することができる。こうすることで、番組とコンテンツ情報の同時表示を一律に制限するのではなく、番組制作者等の意向とユーザの利便性との調整を図った上で、番組とコンテンツ情報の同時表示を行うことが可能になる。
上記構成の番組表示システムにおいて、
前記コンテンツ表示部は、前記概要情報に対応付けられた前記制御情報の内容が、表示不可、であれば、前記コンテンツ情報と前記番組との同時表示を制限するものとすることができる。
このような構成によれば、番組とコンテンツ情報との間に利害関係があるような場合に、これらの同時表示を制限することが可能になる。
上記構成の番組表示システムにおいて、
前記コンテンツ表示部は、前記コンテンツ情報と前記番組との同時表示を制限した場合において、ユーザによって前記番組の表示が中断された場合には、前記コンテンツ情報を単独で表示するものとすることができる。
このような構成であれば、番組とコンテンツ情報との間に利害関係があるような場合であっても、コンテンツ情報を単独で表示することができるので、番組のスポンサ等の意向を汲んだ表示の制御を行うことができる。
上記構成の番組表示システムにおいて、
前記テーブルには、更に、前記番組毎に、前記コンテンツ情報の表示の優先度を表す情報が対応づけられており、
前記コンテンツ表示制御部は、前記テーブルに基づく判断結果に応じて、前記概要情報に対し、該概要情報に対応する前記コンテンツ情報の表示の優先度を表す情報を付加し、
前記コンテンツ表示部は、前記概要情報を、前記優先度に従って表示するものとしてもよい。
このような構成によれば、1つの番組に複数のコンテンツ情報が対応付けられた場合等において、各コンテンツ情報の表示の優先度を設定することができる。そのため、コンテンツ情報の表示スケジュールを柔軟に設定することが可能になる。
上記構成の番組表示システムにおいて、
前記情報受信部が受信する前記コンテンツ情報は、インターネット上で公開されるウェブページであり、前記概要情報は、該ウェブページの所在アドレスへのリンクを含み、該ウェブページの概要が記述されたRSS形式のデータであるものとしてもよい。
このような構成によれば、コンテンツ情報が汎用的なウェブページとして構築されており、また、概要情報がインターネット上の標準規格であるRSS形式によって生成されている。そのため、情報受信部は、汎用的なIPプロトコルを用いて、サーバから容易に概要情報とコンテンツ情報を受信することができる。なお、「RSS」とは、「Rich Site Summery」や「Really Simple Syndication」、「RDF Site Summary」等の略称であり、そのバージョンには、0.9系、1.0系、2.0系等種々のものが存在する。本発明では、いずれのバージョンを用いるものとしてもよい。
上記構成の番組表示システムにおいて、
前記スケジュール部は、前記対応付けを行う番組の放送時刻およびチャンネルを表すデータを前記番組データから取得し、該放送時刻およびチャンネルを表すデータを、前記RSS形式に従った所定のタグを用いて前記概要情報に付加することで、前記概要情報に前記番組を対応付けるものとしてもよい。
このような構成によれば、RSS形式の書式に従って、概要情報に番組を対応付けることができるので、処理の容易化を図ることができる。なお、RSS形式の書式としては、RSS形式に既に規定された書式を用いるものとしてもよいし、RSS形式に従ってユーザ定義された書式を用いるものとしてもよい。
上記構成の番組表示システムにおいて、
前記コンテンツ表示制御部は、前記制御情報を表すデータを、前記RSS形式に従った所定のタグを用いて前記概要情報に付加することで、前記概要情報に前記制御情報を対応付けるものとしてもよい。
このような構成によれば、RSS形式の書式に従って、概要情報に制御情報を対応付けることができるので、処理の容易化を図ることができる。
上記構成の番組表示システムにおいて、
前記情報受信部は、前記受信する概要情報の種別の指定をユーザから入力する手段を備え、該指定された種別に該当する前記概要情報を前記サーバから受信するものとしてもよい。
このような構成によれば、ユーザの嗜好に応じたコンテンツ情報が表示装置に表示されるため、ユーザの利便性を高めることができる。
上記構成の番組表示システムにおいて、
前記映像受信部と前記番組データ受信部と前記情報受信部と前記スケジュール部と前記番組表示部と前記コンテンツ表示部とは、前記表示装置に備えられ、
前記コンテンツ表示制御部は、前記表示装置とインターネットを介して接続され、前記表示装置および前記サーバとは別体の装置に備えられ、
前記表示装置は、前記別体の装置に対して、前記番組が対応付けられた概要情報に対応する前記コンテンツ情報が、該番組の内容に適合するか否かを問い合わせるものとしてもよい。
このような構成によれば、表示装置が設置されているユーザ宅から離れた場所に設置されている装置によって、番組とコンテンツ情報の同時表示を制御することができるので、番組のスポンサ等による適合条件の設定を容易に行うことが可能になる。かかる装置は、例えば、放送局やユーザとは異なる第三者が運営する構成とすることができる。
なお、本発明は、上述した番組表示システムとしての構成のほか、番組の映像とコンテンツ情報とを表示装置に同時に表示する番組表示方法としても構成することができる。
以下、上述した本発明の作用・効果を一層明らかにするため、本発明の実施の形態を実施例に基づき次の順序で説明する。
A.番組表示システムのシステム構成:
B.番組表示システムの機能構成:
C.番組表示システム全体における処理の流れ:
D.効果:
E.変形例:
A.番組表示システムのシステム構成:
図1は、実施例としての番組表示システム10の概略構成を示す説明図である。図示するように、本実施例の番組表示システム10は、放送局TVSと、テレビ受像器TVと、コンテンツサーバCSと、中央サーバSVとから構成される。テレビ受像器TVと、コンテンツサーバCSと、中央サーバSVとは、インターネットINTを介して相互に接続されている。
図1に示すように、放送局TVSと、コンテンツサーバCSとは、番組表示システム10内に複数存在していてもよく、本実施例では、放送局が2つ(放送局TVS1,TVS2)、コンテンツサーバCSが3つ(コンテンツサーバCS1〜CS3)存在している場合を示した。
放送局TVSは、テレビ番組の映像とともに、各放送局が放送するテレビ番組の内容とその放送時刻(放送開始時刻と放送終了時刻とを含む。以下同じ)との対応関係を表す電子番組表データを放送波によって放送する。
図2は、放送局TVSによって放送される電子番組表データの一例を示す説明図である。図示するように、電子番組表データには、放送局のチャンネル、番組名、その番組の放送時刻、番組の出演者、その番組の概要等の情報が含まれている。
説明を図1に戻す。コンテンツサーバCSは、HTML言語等で記述された様々なWebページをコンテンツ情報として保持しており、それぞれが、いわゆるWebサイトを構築している。各コンテンツサーバCSには、そのインターネット上の所在を表すURL(Uniform Resource Locator)が一意に割り振られている。
各コンテンツサーバCSは、コンテンツ情報を保持すると共に、そのコンテンツ情報の概要を表すRSSデータを保持している。コンテンツサーバCSは、このRSSデータを定期的にインターネット上に配信している。「RSS」とは、Webページの見出しや要約を表すメタデータを構造化して記述するXMLベースのフォーマットであり、主にWebサイトの更新情報を公開するために使用されている。
テレビ受像器TVは、テレビチューナを備えており、放送局TVSから、テレビ番組の映像を受信するとともに、図2に示した電子番組表データを受信する。近年普及が進むデジタル放送では、MPEG2−TS(トランスポート・ストリーム)と呼ばれるプロトコルに基づき、放送が行われており、1つのデータ列(ストリーム)の中に、番組の映像や音声、電子番組表データ等が多重化して含まれている。テレビ受像器TVは、かかるデータ列をテレビチューナを介して受信し、その中から映像や音声、電子番組表データを抽出する。電子番組表データは、上述したデータ列の、「SI(Service Information,番組配列情報)」と呼ばれるセクションに記録されている。「セクション」とは、MPEG2−TSで伝送可能なデータ形式の1つのことをいう。また、アナログ放送においては、放送局TVSによって放送される映像信号には、画面を描き終わってから次の画面を描きはじめるまでのインターバル期間(一般的に「垂直帰線消去期間」と呼ばれる)が設けられており、電子番組表データは、この期間を利用して放送局から放送される。
テレビ受像器TVは、ネットワークインタフェースを備えており、インターネットINTを介して、コンテンツサーバCSからRSSデータやコンテンツ情報を受信する。テレビ受像器TVは、ルータRTやモデム(図示せず)などの接続機器を介してインターネットINTに接続されている。
テレビ受像器TVは、放送波を介して受信した番組の映像と、インターネットINTを介して受信したコンテンツ情報とを1画面内に同時に表示する機能を備える。テレビ受像器TVは、これらを同時に表示するにあたり、中央サーバSVに対してこれらの同時表示が可能であるか否かを問い合わせる。
テレビ受像器TVには、リモコンRCが付属している。ユーザは、このリモコンRCを操作することで、再生する放送局TVSのチャンネルの選択や、テレビ受像器TVに対する種々の操作を行うことができる。
中央サーバSVは、テレビ受像器TVからの問い合わせに応じて、番組の映像とコンテンツ情報の同時表示が可能であるか否かを判断する。そして、その判断結果に応じて、テレビ受像器TVにおけるコンテンツ情報の表示を制御する。この中央サーバSVは、本願の「コンテンツ表示制御部」に対応する。
B.番組表示システムの機能構成:
図3は、番組表示システム10の詳細な機能構成を示すブロック図である。番組表示システム10は、図1に示したように、放送局TVSとテレビ受像器TVとコンテンツサーバCSと中央サーバSVとによって構成されている。
(B−1)放送局:
放送局TVSは、テレビ受像器TVに放送を行う映像コンテンツとして、複数の放送番組を保持しているとともに、各放送番組の番組名、放送時刻、出演者、概要等の情報から構成される電子番組表データを保持している(図2参照)。放送局TVSは、アンテナ等の放送手段110を通じて、放送波によって、放送番組や電子番組表データを放送する。
(B−2)コンテンツサーバ:
コンテンツサーバCSは、CPUやメモリ、ハードディスク等を備える汎用的なコンピュータである。ハードディスクには、様々なコンテンツ情報や、各コンテンツ情報に対応するRSSデータが概要情報として記憶されている。CPUは、メモリをワークエリアとして用いつつ、ハードディスクにインストールされた所定の制御プログラムを実行することで、図示する情報送信部210として機能する。
情報送信部210は、ハードディスクに保持されているRSSデータを、そのRSSデータに対応するコンテンツ情報が更新されたタイミングや、1日に1回、1時間に1回などの定期的なタイミングで、インターネットINT上に配信する。
また、情報送信部210は、インターネットINTを介してテレビ受像器TVによって指定されたコンテンツ情報をテレビ受像器TVに送信する機能を有する。
(B−3)テレビ受像器:
テレビ受像器TVは、CPUやメモリ、ROM等を備えている。CPUは、メモリをワークエリアとして用いつつ、ROMに記録された所定の制御プログラムを実行することで、図示するチャンネル切換部310、放送受信部320、コンテンツ指示部330、情報受信部340、スケジュール部350、再生制御部360、再生部370、として機能する。
チャンネル切換部310は、リモコンRCによるユーザの操作に応じて、放送受信部320によって受信する放送局TVSのチャンネルを切り換える。
放送受信部320は、チャンネル切換部310によって指示されたチャンネルの放送波と電子番組表データとを受信する。放送受信部320は、番組の映像については、後述する再生制御部360に出力し、電子番組表データについては、後述するスケジュール部350に出力する。
コンテンツ指示部330は、リモコンRCを介したユーザからの設定操作に従い、コンテンツサーバCSから受信するコンテンツ情報のジャンルや配信元を設定する機能を有する。
情報受信部340は、インターネットINTを介して、コンテンツサーバCSから定期的に配信されるRSSデータを受信する。情報受信部340は、コンテンツ指示部330によって受信するコンテンツ情報のジャンルや配信元が設定されている場合には、かかる設定に従ってRSSデータの受信を行う。
なお、情報受信部340は、所定のアルゴリズムによって、受信するRSSデータを自動的に選択するものとしてもよい。例えば、ユーザによって登録されたキーワードに関連するRSSデータを自動的に受信するものとしてもよいし、検索サイトでヒット数の多いサイトに関連するRSSデータを自動的に受信するものとしてもよい。また、更新時刻の新しいRSSデータを優先して受信してもよいし、受信するRSSデータを全くランダムに選択するものとしてもよい。
図4は、情報受信部340がコンテンツサーバCSから受信するRSSデータの一例を示す説明図である。図示するように、RSSデータは、大きく分けて、「channel要素」と「item要素」とに記述内容が分かれている。「channel要素」には、そのRSSデータによって配信される概要情報のリストが記述されており、「item要素」には、そのリストに対応する概要情報が記述されている。なお、ここでいう「channel要素」とは、放送波の周波数を表す「チャンネル」とは無関係な用語である。
各item要素は、「title」タグと、「link」タグと、「description」タグとを含んでいる。「title」タグには、その概要情報のタイトルが記述され、「link」タグには、その概要情報に対応するコンテンツ情報のURLが記述されている。また、「description」タグには、そのコンテンツ情報の要約が記述されている。図4に示した例では、各item要素の「title」タグに記述されているように、「本日の天気」、「PCマーケット情報」、「話題のテレビ番組」の3種類の概要情報が1つのRSSデータに含まれている。
説明を図3に戻す。情報受信部340は、このように構成されたRSSデータを、各コンテンツサーバCSから受信し、受信したRSSデータを、スケジュール部350に対して出力する。
スケジュール部350は、情報受信部340からRSSデータを入力すると、放送受信部320から入力した電子番組表データを参照して、そのRSSデータに関連する番組を検索する。例えば、RSSデータ内の「title」タグや「description」タグに「車」に関するキーワードが記述されていれば、車に関する放送番組を電子番組表データから検索する。また、例えば、図4に示した2つ目のitem要素のように、「title」タグや「description」タグに「PC」というキーワードが記述されていれば、「PC」という用語に関連する「パソコン」といった用語を、テレビ受像器TVに内蔵する辞書データ等から取得し、「PC」と「パソコン」のいずれかのキーワードを含む放送番組を電子番組表データから検索するものとしてもよい。
スケジュール部350は、情報受信部340から入力したRSSデータに関連する番組を電子番組表データから検索すると、そのRSSデータに対して、検索された番組のチャンネルと放送時刻の情報を付加する。こうすることで、RSSデータと放送番組が対応付けられ、その放送番組がテレビ受像器TVによって表示される際に、そのRSSデータに対応するコンテンツ情報が同一画面上に表示される候補となる。つまり、RSSデータに対して付加した放送時刻は、そのRSSデータの表示を行う表示時刻を表すことになる。以下では、こうして表示時刻とチャンネルの情報を付加したRSSデータのことを、「時刻情報付RSSデータ」という。
図5は、スケジュール部350によって生成される時刻情報付RSSデータの一例を示す説明図である。図示するように、このRSSデータには、図4に記載したRSSデータに対して、各item要素に、「smileplay:playstart」と記載されたタグと、「smileplay:playend」と記載されたタグ、および、「smileplay:channel」と記載されたタグが追加されている。こうして追加された各タグには、それぞれ、表示開始時刻、表示終了時刻、放送局のチャンネル、の各情報が付加されている。これらの追加されたタグは、RSSデータで拡張されたXML名前空間を示す「smileplay」の宣言部への追加(図の5行目)により、その表記方法が定められているものとする。
説明を図3に戻す。スケジュール部350は、図5に示した時刻情報付RSSデータを生成すると、この時刻情報付RSSデータを中央サーバSVに対して送信する。中央サーバSVにおける処理の詳細については後述するが、中央サーバSVでは、スケジュール部350から受信した時刻情報付RSSデータのリンク先のコンテンツ情報の表示を制御するための制御情報、および、表示の優先度を調整するための優先度情報がRSSデータに付加され、そのRSSデータが、スケジュール部350に返信されることになる。以下では、中央サーバSVによって、制御情報や優先度情報が付加されたRSSデータのことを、「制御情報付RSSデータ」という。
図6は、中央サーバSVからスケジュール部350に返信される制御情報付RSSデータの一例を示す説明図である。図中の破線内に示したように、この制御情報付RSSデータには、図5に示したRSSデータに対して、コンテンツ情報の表示の制御を行うための「smileplay:control」タグや、警告文を表示するための「smileplay:warning」タグ、優先度を設定するための「smileplay:priority」タグが付加されている。
コンテンツ情報の表示の制御を行う「smileplay:control」タグには、「Accepted」、「Denied」、「Limited」のいずれかのパラメータが付加される。「Accepted」は、そのRSSデータに対応するコンテンツ情報の表示を許可する旨を表し、「Denied」は、表示を許可しない旨を表す。また、「Limited」は、「smileplay:warning」タグに記述された警告文を付して表示を許可する旨を表す。図6には、この警告文として、「このページの情報は放送内容とは一切関係有りませんので予めご了承下さい。」という内容の警告文の例を示した。
説明を図3に戻す。スケジュール部350は、中央サーバSVから図6に示した制御情報付RSSデータを受信すると、その制御情報付RSSデータを、一旦、テレビ受像器TVのメモリ内に確保したバッファ領域355に記憶する。
再生制御部360は、放送受信部320によって受信した番組の映像の再生を再生部370に指示する。
また、再生制御部360は、バッファ領域355に記憶された各制御情報付RSSデータの「smileplay:playstart」タグ、「smileplay:playend」タグ、および、「smileplay:channel」タグを参照して、現在、再生部370によって再生中の放送番組と同一のチャンネルが設定され、かつ、その放送時刻に合致する表示時刻の設定されたRSSデータを全て取得する。再生制御部360は、こうして取得した制御情報付RSSデータを、その「smileplay:priority」タグに記述された優先度に従い、再生部370に順次出力する。つまり、「smileplay:priority」タグに記述された優先度が高い制御情報付RSSデータほど、頻繁に再生部370に出力を行う。
再生部370は、再生制御部360によって指示された放送番組の表示を行う機能や、再生制御部360から出力された制御情報付RSSデータに対応するコンテンツ情報の表示を行う機能を有する。再生部370は、番組表示部372と、コンテンツ表示部374と、メッセージ表示部376とから構成される。
番組表示部372は、再生制御部360から指示された放送番組の映像を画面上に表示する。チャンネル切換部310によって受信するチャンネルが切り換えられた場合には、切り換えられたチャンネルの番組を再生する。
コンテンツ表示部374は、再生制御部360から制御情報付RSSデータを入力すると、そのRSSデータのリンク先のコンテンツ情報をダウンロードし、番組の再生が行われている画面と同一の画面上にその内容を表示する。このとき、中央サーバSVによって付加された制御情報に応じて、以下のように表示の制御を行う。
コンテンツ表示部374は、再生制御部360から入力した制御情報付RSSデータの「smileplay:control」タグに、「Accepted」と記述されていることを検出すると、そのRSSデータに対応するコンテンツ情報の表示が、中央サーバSVによって許可されていると判断し、そのRSSデータのリンク先であるコンテンツ情報をコンテンツサーバCSからダウンロードしてそのまま表示する。
これに対して、コンテンツ表示部374は、再生制御部360から入力した制御情報付RSSデータの「smileplay:control」タグに、「Limited」と記述されていることを検出すると、そのRSSデータに対応するコンテンツ情報の表示が、中央サーバSVによって警告文の表示を条件に許可されていると判断し、まず、そのRSSデータ内の「smileplay:warning」タグに記述された警告メッセージを、メッセージ表示部376によって画面上に表示する。そして、リモコンRCによる所定の操作(例えば、OKボタンの押下)を検出した後に、その警告メッセージを消去して、そのRSSデータのリンク先であるコンテンツ情報をコンテンツサーバCSからダウンロードして表示する。なお、「smileplay:warning」に警告文が設定されていない場合には、テレビ受像器TVにデフォルトで用意された所定の警告メッセージを表示させるものとしてもよい。
また、コンテンツ表示部374は、再生制御部360から指示された制御情報付RSSデータの「smileplay:control」タグに、「Denied」と記述されていることを検出すると、そのRSSデータに対応するコンテンツ情報と現在再生中の番組との同時表示が禁止されていると判断し、画面上に、「現在表示しようとしているコンテンツは、現在再生中の番組と同時に表示することができません。表示をご希望の場合には、放送中の番組を停止してください。」などといったメッセージを表示する。そして、ユーザによって、放送番組の表示が停止された場合に、そのコンテンツ情報を表示する。つまり、この場合には、番組とコンテンツ情報とは同時表示されず、画面上には、コンテンツ情報のみが表示されることになる。なお、中央サーバSVが何らかの原因で停止している場合においても、ユーザによって番組の表示が停止された場合にのみ、コンテンツ情報を表示するものとしてもよい。こうすることによって、スポンサ等の意図しないコンテンツ情報が番組とともに表示されることを未然に防止することができる。
(B−4)中央サーバ:
中央サーバSVは、CPU、メモリ、ハードディスク等を備えた汎用的なコンピュータである。中央サーバSVは、メモリをワークエリアとして用いつつ、ハードディスクにインストールされた所定の制御プログラムを実行することで、図示するコンテンツ表示制御部410として機能する。
コンテンツ表示制御部410は、テレビ受像器TVのスケジュール部350から、インターネットINTを介して、時刻情報付RSSデータ(図5参照)を受信すると、ハードディスクに記憶された所定の制御テーブルTBLを参照して、同時に表示を行おうとする番組とコンテンツ情報との内容が適合するか否かを判断する。その結果、これらの内容が適合しない場合には、コンテンツ情報の表示に対して種々の制限を行う。
図7は、制御テーブルTBLの一例を示す説明図である。図示するように、この制御テーブルTBLには、番組名とそのチャンネル、放送時刻、制御対象URL、制御内容、優先度の各パラメータが対応付けて記録されている。
「制御対象URL」とは、その番組の再生時において、表示の制御を行おうとするコンテンツ情報の所在を表すURLである。
「制御内容」とは、その「制御対象URL」に該当するコンテンツ情報の表示を制御する場合に、どのような制御を行うかを表す情報である。この「制御内容」には、図6に示した「smileplay:control」タグの内容、すなわち、「Accepted」、「Denied」、「Limited」のいずれかのパラメータが設定されている。また、制御内容が「Limited」の場合には、「smileplay:warning」タグに記述する警告文の内容が記録されている。
「優先度」は、その制御対象URLに存在するコンテンツ情報の表示を許可する場合に、その表示の優先度を表す情報である。
図7に示した制御テーブルTBLの内容は、例えば、番組の放送局や制作者、スポンサ等が、コンピュータ等を用い、インターネットINTを介して中央サーバSVにアクセスすることで、個々の番組毎に、番組とコンテンツ情報との適合状態に応じた制御内容の設定を行う。
説明を図3に戻す。中央サーバSVのコンテンツ表示制御部410は、インターネットINT経由で、テレビ受像器TVのスケジュール部350から、図5に示した時刻情報付RSSデータを受信すると、そのRSSデータから表示時刻およびチャンネルの情報を取得し、制御テーブルTBL内で対応する番組を特定する。そして、そのRSSデータのitem要素内の「link」タグにリンク先として記録されているURLが、その番組に対応付けて記録された制御対象URLに一致するか否かを判断する。その結果、制御対象URLに一致する場合には、制御内容として記録された情報をそのRSSデータに付加する。また、優先度が設定されている場合には、その優先度の情報も、RSSデータに付加する。こうすることで、図6に示した制御情報付RSSデータが中央サーバSVによって生成されることになる。
なお、制御テーブルTBLに設定する優先度は、任意の値としてもよいが、例えば、アフィリエイトプログラムを利用したコンテンツや話題性の高いコンテンツについて優先度を高めた設定を行うことにより、同時に表示する放送番組とコンテンツ情報とのマッチングを高め、ユーザの利便性をより向上させることが可能となる。
C.番組表示システム全体における処理の流れ:
図8は、番組表示システム10全体における処理の流れを示すフローチャートである。
まず、放送局TVSからは、テレビ受像器TVに対して、番組の映像と電子番組表データとが放送される(ステップS100)。すると、テレビ受像器TVは、かかる放送の受信を行う(ステップS110)。
一方、コンテンツサーバCSから、図4に示すようなRSSデータが配信されると(ステップS120)。テレビ受像器TVは、かかるRSSデータの受信を行う(ステップS130)。
テレビ受像器TVは、RSSデータの受信を行うと、そのRSSデータの内容と関連する番組を電子番組表データから検索する(ステップS140)。そして、検索された番組の放送時刻とチャンネルを表す情報を、受信したRSSデータに付加し、図5に示すような時刻情報付RSSデータを生成する(ステップS150)。
テレビ受像器TVは、時刻情報付RSSデータを生成すると、このRSSデータを中央サーバSVに送信する(ステップS160)。
中央サーバSVは、テレビ受像器TVから時刻情報付RSSデータを受信すると(ステップS170)、そのRSSデータに付加された表示時刻、チャンネル、および、そのRSSデータのリンク先のURLに基づき、図7に示した制御テーブルTBLを参照して、コンテンツ情報の表示を制御するための制御内容と優先度を設定する(ステップS180)。そして、設定を行ったこれらの内容をRSSデータに付加して、図6に示すような制御情報付RSSデータを生成する(ステップS190)。中央サーバSVは、こうして、制御情報付RSSデータを生成すると、テレビ受像器TVに対して、この制御情報付RSSデータを返信する(ステップS200)。
テレビ受像器TVは、中央サーバSVから制御情報付RSSデータを受信すると(ステップS210)、そのRSSデータを一旦、内部のバッファ領域355に保存する。そして、このバッファ領域355の中から、現在再生中の番組のチャンネルおよび放送時刻に対応するRSSデータを取得する。テレビ受像器TVは、こうして取得したRSSデータのリンク先のコンテンツ情報をコンテンツサーバCSからダウンロードして放送番組の映像と共に表示する(ステップS220)。このとき、制御情報や優先度がRSSデータに設定されている場合には、これらの設定に応じてコンテンツ情報の表示を制御する。
D.効果:
以上で説明した本実施例の番組表示システム10によれば、コンテンツサーバCSから配信されたRSSデータを用いることにより、そのRSSデータに対応するコンテンツ情報に関連する番組を電子番組表データの中から検索することができる。そのため、テレビ受像器TVによってその番組を表示する際には、その番組と同時に、関連するコンテンツ情報を表示することができるので、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、本実施例では、コンテンツサーバCSから全てのコンテンツ情報をダウンロードすることなく、コンテンツサーバCSから定期的に配信されるRSSデータを用いて、コンテンツ情報に関連する番組を検索するため、ネットワークの負荷を軽減することが可能になる。また、RSSデータには、そのコンテンツ情報の概要がテキスト形式で記述されているため、コンテンツ情報に関連する番組を電子番組表データから容易に検索することが可能になる。
更に、本実施例では、同時に表示を行おうとする番組とコンテンツ情報とが互いに関連する内容であっても、中央サーバSVによって、その同時表示を許可するか否かを制御することができる。そのため、例えば、車の番組の再生時に、車に関するコンテンツ情報を表示しようとしても、そのコンテンツ情報が、その番組のスポンサとは異なる製造元の車に関するものであれば、かかるコンテンツ情報の表示を制限することができる。つまり、本実施例によれば、ユーザの利便性と番組のスポンサ等による都合との調和を図り、現在表示中の番組と同時に表示を行うコンテンツ情報について的確な表示のスケジューリングを行うことが可能になる。
また、本実施例によれば、番組制作者等にとって、番組とコンテンツ情報の同時表示が好ましくない場合であっても、一律に表示を禁止するのではなく、ユーザが番組の再生を中断したり、警告がされていることを確認の上でコンテンツ情報を表示させることができる。そのため、ユーザによるコンテンツ情報の入手性を高めることができる。
E.変形例:
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はこのような実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができることはいうまでもない。例えば、以下のような変形が可能である。
(E−1)変形例1:
上記実施例では、中央サーバSVが、制御情報付RSSデータを生成することで、テレビ受像器TVによるコンテンツ情報の表示制限を行うものとした。これに対して、中央サーバSVは、図7に示した制御テーブルTBLを保持する機能のみを有するものとしてもよい。このような構成では、テレビ受像器TVが、中央サーバSVからインターネットINTを介して制御テーブルTBLを取得して、テレビ受像器TVが、制御情報付RSSデータを生成するものとする。このような構成であれば、全国に無数に設置されているテレビ受像器TVからアクセスを受ける中央サーバSVの負荷を軽減することが可能になる。
(E−2)変形例2:
上記実施例では、中央サーバSVが保持する制御テーブルTBLには、制御内容や優先度が設定されているのもとしたが、これらに加えて、例えば、再生可能な日時、時間帯、地域などの情報を設定することも可能である。こうすることにより、例えば、夜間にのみコンテンツ情報を表示させることや、テレビ受像器TVの設置された地域に適したコンテンツ情報を表示させることが可能になる。この結果、ユーザの利便性をより向上させることができる。
(E−3)変形例3:
上記実施例では、電子番組表データを、放送波を介して放送局から受信するものとした。これに対して、テレビ受像器TVは、所定のサーバからインターネットINTを介して電子番組表データを受信するものとしてもよい。また、番組の映像も、所定の映像配信サーバからインターネットINTを介して受信するものとしてもよい。
(E−4)変形例4:
上記実施例では、コンテンツサーバCSから受信した各RSSデータに対して、電子番組表データに記録された番組を関連づけるものとした。これに対して、電子番組表データに記録された各番組に関連するRSSデータの送信をコンテンツサーバCSに要求して、これらを関連づけるものとすることができる。つまり、電子番組表データ中の各番組に対して、RSSデータを関連づけるものとしてもよい。
番組表示システム10の概略構成を示す説明図である。 電子番組表データの一例を示す説明図である。 番組表示システム10の詳細な機能構成を示すブロック図である。 RSSデータの一例を示す説明図である。 時刻情報付RSSデータの一例を示す説明図である。 制御情報付RSSデータの一例を示す説明図である。 制御テーブルTBLの一例を示す説明図である。 番組表示システム全体における処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10…番組表示システム
110…放送手段
210…情報送信部
310…チャンネル切換部
320…放送受信部
330…コンテンツ指示部
340…情報受信部
350…スケジュール部
355…バッファ領域
360…再生制御部
370…再生部
372…番組表示部
374…コンテンツ表示部
376…メッセージ表示部
410…コンテンツ表示制御部
TVS…放送局
CS…コンテンツサーバ
TV…テレビ受像器
SV…中央サーバ
RT…ルータ
TBL…制御テーブル
INT…インターネット

Claims (13)

  1. 番組の映像とコンテンツ情報とを表示装置に同時に表示する番組表示システムであって、
    番組の映像信号を受信する映像受信部と、
    各番組の内容と該各番組の放送時刻とが関連づけられた番組データを受信する番組データ受信部と、
    前記コンテンツ情報と、該コンテンツ情報の所在および概要を表す概要情報とを保持し、該概要情報を配信するサーバから、前記コンテンツ情報および前記概要情報を受信する情報受信部と、
    前記番組データ受信部によって受信した番組データの内容と、前記情報受信部によって受信した前記概要情報の内容とに応じて、該概要情報と該概要情報に関連する番組とを対応付けるスケジュール部と、
    前記スケジュール部から前記番組が対応付けられた概要情報を入力し、該概要情報に対応する前記コンテンツ情報が、該概要情報に対応付けられた前記番組の内容に適合するかを所定の適合条件に基づき判断し、該判断結果に応じて、該コンテンツ情報の表示を制御するための制御情報を該概要情報に対応付けるコンテンツ表示制御部と、
    前記映像受信部によって受信した映像信号に応じて該映像信号が表す番組を前記表示装置に表示する番組表示部と、
    前記番組表示部によって表示されている番組に対応付けられた前記概要情報に対応する前記コンテンツ情報を、該概要情報に対応付けられた前記制御情報に応じた制御を行いながら前記番組とともに表示するコンテンツ表示部と
    を備える番組表示システム。
  2. 請求項1に記載の番組表示システムであって、
    前記コンテンツ表示制御部における前記所定の適合条件は、前記番組毎に、該番組との同時表示を制御する前記コンテンツ情報の所在と、前記制御情報の内容とが対応付けられたテーブルとして規定されている
    番組表示システム。
  3. 請求項2に記載の番組表示システムであって、
    前記テーブルには、前記制御情報の内容として、少なくとも表示可、警告付き表示可、表示不可のうち、いずれか一つが対応付けられている
    番組表示システム。
  4. 請求項3に記載の番組表示システムであって、
    前記コンテンツ表示部は、前記概要情報に対応付けられた前記制御情報の内容が、警告付き表示可、であれば、前記コンテンツ情報と前記番組との同時表示に先立って、所定の警告メッセージを表示する
    番組表示システム。
  5. 請求項3に記載の番組表示システムであって、
    前記コンテンツ表示部は、前記概要情報に対応付けられた前記制御情報の内容が、表示不可、であれば、前記コンテンツ情報と前記番組との同時表示を制限する
    番組表示システム。
  6. 請求項5に記載の番組表示システムであって、
    前記コンテンツ表示部は、前記コンテンツ情報と前記番組との同時表示を制限した場合において、ユーザによって前記番組の表示が中断された場合には、前記コンテンツ情報を単独で表示する
    番組表示システム。
  7. 請求項2に記載の番組表示システムであって、
    前記テーブルには、更に、前記番組毎に、前記コンテンツ情報の表示の優先度を表す情報が対応づけられており、
    前記コンテンツ表示制御部は、前記テーブルに基づく判断結果に応じて、前記概要情報に対し、該概要情報に対応する前記コンテンツ情報の表示の優先度を表す情報を付加し、
    前記コンテンツ表示部は、前記概要情報を、前記優先度に従って表示する
    番組表示システム。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の番組表示システムであって、
    前記情報受信部が受信する前記コンテンツ情報は、インターネット上で公開されるウェブページであり、前記概要情報は、該ウェブページの所在アドレスへのリンクを含み、該ウェブページの概要が記述されたRSS形式のデータである
    番組表示システム。
  9. 請求項8に記載の番組表示システムであって、
    前記スケジュール部は、前記対応付けを行う番組の放送時刻およびチャンネルを表すデータを前記番組データから取得し、該放送時刻およびチャンネルを表すデータを、前記RSS形式に従った所定のタグを用いて前記概要情報に付加することで、前記概要情報に前記番組を対応付ける
    番組表示システム。
  10. 請求項8に記載の番組表示システムであって、
    前記コンテンツ表示制御部は、前記制御情報を表すデータを、前記RSS形式に従った所定のタグを用いて前記概要情報に付加することで、前記概要情報に前記制御情報を対応付ける
    番組表示システム。
  11. 請求項1に記載の番組表示システムであって、
    前記情報受信部は、前記受信する概要情報の種別の指定をユーザから入力する手段を備え、該指定された種別に該当する前記概要情報を前記サーバから受信する
    番組表示システム。
  12. 請求項1ないし請求項11のいずれかに記載の番組表示システムであって、
    前記映像受信部と前記番組データ受信部と前記情報受信部と前記スケジュール部と前記番組表示部と前記コンテンツ表示部とは、前記表示装置に備えられ、
    前記コンテンツ表示制御部は、前記表示装置とインターネットを介して接続され、前記表示装置および前記サーバとは別体の装置に備えられ、
    前記表示装置は、前記別体の装置に対して、前記番組が対応付けられた概要情報に対応する前記コンテンツ情報が、該番組の内容に適合するか否かを問い合わせる
    番組表示システム。
  13. 番組の映像とコンテンツ情報とを表示装置に同時に表示する番組表示方法であって、
    番組の映像信号を受信し、
    各番組の内容と該各番組の放送時刻とが関連づけられた番組データを受信し、
    前記コンテンツ情報と、該コンテンツ情報の所在および概要を表す概要情報とを保持し、該概要情報を配信するサーバから、前記コンテンツ情報および前記概要情報を受信し、
    前記受信した番組データの内容と、前記受信した前記概要情報の内容とに応じて、該概要情報と該概要情報に関連する番組とを対応付け、
    前記番組が対応付けられた概要情報を入力し、該概要情報に対応する前記コンテンツ情報が、該概要情報に対応付けられた前記番組の内容に適合するかを所定の適合条件に基づき判断し、該判断結果に応じて、該コンテンツ情報の表示を制御するための制御情報を該概要情報に対応付け、
    前記受信した映像信号に応じて該映像信号が表す番組を前記表示装置に表示し、
    前記表示されている番組に対応付けられた前記概要情報に対応する前記コンテンツ情報を、該概要情報に対応付けられた前記制御情報に応じた制御を行いながら前記番組とともに表示する
    番組表示方法。
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