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JP2007150655A - デジタル無線機 - Google Patents

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JP2007150655A
JP2007150655A JP2005341606A JP2005341606A JP2007150655A JP 2007150655 A JP2007150655 A JP 2007150655A JP 2005341606 A JP2005341606 A JP 2005341606A JP 2005341606 A JP2005341606 A JP 2005341606A JP 2007150655 A JP2007150655 A JP 2007150655A
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Kei Yanagisawa
慶 柳澤
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Kokusai Denki Electric Inc
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

【課題】フレーム単位で無線により送信された音声を受信して当該受信した音声を出力するデジタル無線機で、使用者にとって出力音声の聞きづらさを生じさせない。
【解決手段】受信手段51、52が、フレーム単位で無線により音声を受信する。出力手段52、54、56が受信手段により受信された音声を出力する。取得手段57が、受信手段により受信された音声について、フレーム単位の誤りに関する情報を取得する。制御手段58が、取得手段により取得された情報に基づいて、誤りが所定の閾値を超えた場合に、受信された音声を非出力とする又は出力手段により出力される受信された音声のレベルを低下させる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、無線により受信した音声を出力する防災デジタル無線システムなどのデジタル無線機に関し、特に、使用者にとって出力音声の聞きづらさを生じさせないデジタル無線機に関する。
図5には、防災デジタル無線システムなどで用いられるデジタル無線機の構成例を示してある。
本例のデジタル無線機は、アンテナ71と、無線部72と、音声コーデック部73と、スピーカ74を備えている。本例のデジタル無線機では、無線により送られてくる音声の信号をアンテナ71により受信し、当該受信信号について無線部72により復調処理や同期処理やデコード処理を行い、これにより得られたデジタル音声データを音声コーデック部73によりアナログの音声信号へ変換し、当該音声信号をスピーカ74から音声として出力する。
特開2004−201177号公報 市町村デジタル移動通信システム TYPE1 標準規格、ARIB STD−T79 1.0版、社団法人電波産業会
しかしながら、上記のようなデジタル無線機では、使用者にとって出力音声の聞きづらさが発生してしまうといった問題があった。
例えば、消防デジタル無線システムなどのデジタル無線システムにおいて、基地局装置からの下り音声をデジタル無線機により常時受信してスピーカ74から出力するような場合に、デジタル無線機では、音声のモニタ中に、誤りビット数或いは誤りビット率の増加に比例して、同期がはずれかかると、受信音声とは関係のないデータが音声コーデック部73に入力されてしまい、スピーカ74から異音(例えば、音途切れ、擬音など)が聞こえてしまうといった問題があった。特に、誤り訂正処理やインタリーブ処理といったデータ誤り対策が弱い音声コーデックを使用する場合には、このような影響が顕著であった。
また、消防デジタル無線システムなどのデジタル無線機では、特に、保留音が流れている時に異音の発生が顕著である場合もあり、また、消防車や救急車などが発するサイレンの音が受信音声に含まれると、通話相手の声などが聞きづらくなってしまうといった問題があった。
本発明は、このような従来の事情に鑑み為されたもので、無線により受信した音声を出力するに際して、使用者にとって出力音声の聞きづらさを生じさせないことができる無線機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るデジタル無線機では、次のような構成により、フレーム単位で無線により送信された音声を受信して、当該受信した音声を出力する。
すなわち、受信手段が前記フレーム単位で無線により音声を受信し、出力手段が前記受信手段により受信された音声を出力するに際して、取得手段が、前記受信手段により受信された音声について、フレーム単位の誤りに関する情報を取得し、そして、制御手段が、前記取得手段により取得された情報に基づいて、誤りが所定の閾値を超えた場合(又は、所定の閾値以上である場合)に、前記受信された音声を非出力とする(つまり、出力しない)、又は、前記出力手段により出力される前記受信された音声のレベルを低下させる。
従って、受信音声についてフレーム単位の誤りが多い場合には、音声の出力が停止され又は音声の出力レベルが低下させられるため、使用者にとって出力音声の聞きづらさを生じさせないことができる。
ここで、通信に使用されるフレームの構成としては、種々なものが用いられてもよい。
また、フレーム単位の誤りに関する情報としては、例えば、フレームに含まれる所定のビット情報について検出される誤りビット数や誤りビット率などの情報を用いることができる。
また、誤りに関する所定の閾値としては、機器の使用状況などに応じて、種々な値が用いられてもよい。
また、受信音声を非出力とする制御や、受信音声の出力レベルを低下させる制御は、それぞれ、種々な態様で行われてもよい。
本発明に係るデジタル無線機では、次のような構成により、無線により送信された音声を受信して、当該受信した音声を出力する。
すなわち、受信手段が無線により音声を受信し、出力手段が前記受信手段により受信された音声を出力するに際して、検出手段が前記受信手段により受信された音声が保留音であることを検出し、前記検出手段により前記受信された音声が保留音であることが検出された場合に、制御手段が、前記受信された音声を非出力とする(つまり、出力しない)、又は、前記出力手段により出力される前記受信された音声のレベルを低下させる。
従って、受信音声が保留音である場合には、音声の出力が停止され又は音声の出力レベルが低下させられるため、例えば、保留音が出力されている時における異音の発生が多いようなシステムにおいても、使用者にとって出力音声の聞きづらさを生じさせないことができる。
本発明に係るデジタル無線機では、次のような構成により、無線により送信された音声を受信して、当該受信した音声を出力する。
すなわち、受信手段が無線により音声を受信し、出力手段が前記受信手段により受信された音声を出力するに際して、検出手段が前記受信手段により受信された音声に所定のサイレンの音が含まれることを検出し、前記検出手段により前記受信された音声に所定のサイレンの音が含まれることが検出された場合に、制御手段が、前記所定のサイレンの音を非出力とする(つまり、出力しない)、又は、前記出力手段により出力される前記所定のサイレンの音のレベルを低下させる。なお、所定のサイレンの音のみについて非出力とされ或いは出力レベルが低下されてもよく、又は、所定のサイレンの音を含む全体の音声について非出力とされ或いは出力レベルが低下されてもよい。
従って、受信音声に所定のサイレンの音が含まれる場合には、当該サイレンの音の出力が停止され又は当該サイレンの音の出力レベルが低下させられるため、例えば、使用者にとって出力音声の聞きづらさを生じさせないことができる。
以上説明したように、本発明に係るデジタル無線機によると、受信した音声を出力するに際して、出力音声に不具合が発生した場合や不具合が発生する可能性が高い場合などに、音声全体或いは不具合を発生させる音声部分を出力しないように制御する、又は、その出力レベルを低下させるように制御するため、使用者にとって出力音声の聞きづらさを生じさせないことができ、使用者にとって快適な使用状況を実現することができる。
本発明に係る実施例を図面を参照して説明する。
まず、図1及び図2を参照して、本発明を適用することが可能なシステムの一例を示す。
図1には、防災デジタル無線システムの一例である消防デジタル無線システムの構成例を示してある。
本例の消防デジタル無線システムは、操作部11と表示部12と記憶部13を有する指令装置(指令卓)1と、回線制御装置(無線回線制御装置)2と、複数であるn個の基地局装置A1〜Anと、複数であるn個の遠隔制御器B1〜Bnと、複数であるm個の移動局装置C1〜Cmを備えている。
各移動局装置C1〜Cmは、車載機21と携帯機22から構成されており、また、携帯機22を置くための置台23を有している。
本例の消防デジタル無線システムは、東京都など各都道府県の地域防災のために用いることができる。本例では、指令装置1や回線制御装置2は防災センタに設置されており、各基地局装置A1〜Anは消防署内或いはビルの上や街中や山上などの外部に設置されており、各遠隔制御器B1〜Bnは消防署内に設置されており、各移動局装置C1〜Cmは消防車或いは救急車などの車両に設置されている。
各車両では、例えば、車載機21や置台23が当該各車両に取り付けられるなどして搭載されており、携帯機22は人により持ち運ぶことや置台23に置くことが可能になっている。
なお、図1に示されるのと同様なシステムを複数設けて、いずれかのシステムを運用するとともに他のシステムを予備として待機させ、運用しているシステムが故障したときに予備のシステムを運用させることで全体の運用を継続させるような構成とすることも可能である。
また、基地局装置A1〜Anとの間で通信する配下の装置としては、例えば、固定機、半固定機、携帯機、可搬機など、種々なものが用いられてもよい。
本例の消防デジタル無線システムにおいて行われる動作の概要を示す。
指令装置1では、操作部11が人(指令者)により操作されることにより各種の指示や情報を入力し、表示部12が表示対象となる各種の情報を画面に表示出力し、メモリから構成された記憶部13が記憶対象となる各種の情報を記憶する。
指令者は、指令装置1から配下の装置(回線制御装置2、基地局装置A1〜An、遠隔制御器B1〜Bn、移動局装置C1〜Cm)へ各種の指示を送信することができる。また、指令者は、指令装置1が配下の装置から受信した各種の情報を画面表示により見ることができる。また、必要な情報は、記憶部13に保持される。
回線制御装置2は、例えば有線で指令装置1と複数の基地局装置A1〜Anと接続されており、これらの間の通信を中継し、また、無線回線などに関する各種の制御を行う。
各基地局装置A1〜Anは、通信可能な領域(エリア)に存在する移動局装置C1〜Cmとの間で無線により通信し、また、有線で接続された各遠隔制御器B1〜Bnとの間で通信する。
各遠隔制御器B1〜Bnは、有線で接続された各基地局装置A1〜Anとの間で通信し、例えば、移動局装置と同様な機能を有しており、人(署員)により操作などされる。
各移動局装置C1〜Cmは、当該各移動局装置C1〜Cmが収容される基地局装置A1〜Anとの間で無線により通信する。
図2には、車載機21の構成例及び携帯機22の構成例を示してある。
車載機21は、アンテナ31と、無線部32と、キー操作部33と、表示部34と、マイクを有するマイク部35と、例えば2つのスピーカを有するスピーカ部36と、メモリ37と、携帯インタフェース38と、制御部39を備えている。
携帯機22は、アンテナ41と、無線部42と、キー操作部43と、表示部44と、マイクを有するマイク部45と、スピーカを有するスピーカ部46と、メモリ47と、車載インタフェース48と、制御部49を備えている。
ここで、車載機21が有する内部の処理機能と携帯機22が有する内部の処理機能は、例えばスピーカの数が異なるなどの相違はあるが、概略的には、同様である。
車載機21では、無線部32がアンテナ31により基地局装置A1〜Anとの間で信号を無線送信や無線受信し、キー操作部33が人(使用者)からのキー操作を受け付け、表示部34が使用者に対して情報を画面に表示し、マイク部35が使用者などにより発せられる音(音声)を入力し、スピーカ部36が使用者に対して音(音声)を出力し、メモリ37が例えば呼び出されるための電話番号となる呼出情報(ID情報)を記憶し、携帯インタフェース38が携帯機22の車載インタフェース48との間で例えば光信号により通信し、制御部39が各種の制御を行う。
同様に、携帯機22では、無線部42がアンテナ41により基地局装置A1〜Anとの間で信号を無線送信や無線受信し、キー操作部43が人(使用者)からのキー操作を受け付け、表示部44が使用者に対して情報を画面に表示し、マイク部45が使用者などにより発せられる音(音声)を入力し、スピーカ部46が使用者に対して音(音声)を出力し、メモリ47が例えば呼び出されるための電話番号となる呼出情報(ID情報)を記憶し、車載インタフェース48が車載機21の携帯インタフェース38との間で例えば光信号により通信し、制御部49が各種の制御を行う。
ここで、車載機21のメモリ37に記憶される呼出情報(ID情報)と携帯機22のメモリ47に記憶される呼出情報(ID情報)としては、同一の情報が設定される。
また、車載機21と携帯機22とは、携帯機22が置台23に置かれた状態では携帯インタフェース38と車載インタフェース48との間で通信することが可能であるが、例えば、携帯機22が置台23から取り外されて持ち運ばれる状態では携帯インタフェース38と車載インタフェース48との間では通信しない。
本例では、携帯機22が置台23にセットされている(置かれている)状態では、携帯機22は特に機能せず、基地局装置A1〜Anからの受信や、基地局装置A1〜Anへの送信や、キー入力や、表示出力や、音声入力や、音声出力などは全て車載機21により行われる。
一方、携帯機22が置台23から取り外された状態では、携帯機22により基地局装置A1〜Anからの受信や、基地局装置A1〜Anへの送信や、キー入力や、表示出力や、音声入力や、音声出力などの全てが行われ、この状態では、車載機21により基地局装置A1〜Anからの受信や、表示出力や、音声出力のみが行われる。つまり、車載機21と携帯機22とは同一の呼出情報(ID情報)が設定されており、受信は両方で同時に行うことが可能であるが、送信は片方ずつ行う構成となっている。
なお、置台23から取り外された携帯機22は、車載機21を介さずに、基地局装置A1〜Anとの間で直接的に無線通信する。この点は、通常の親子電話の子機とは異なる点であると考えられる。
また、携帯機22が置台23にセットされた状態や置台23から取り外された状態は、車載機21や携帯機22により検出されて、それぞれの制御部39、49によりそのときの状態に応じて実行可能な機能(或いは、実行不可能な機能)が設定される。
また、車載機21では、2つのスピーカを有しており、例えば、携帯機22が置台23から取り外された状態では、基地局装置A1〜Anから携帯機22へ送信される通話の内容を一のスピーカから音声出力するとともに、携帯機22から基地局装置A1〜Anへ送信される通話の内容を他のスピーカから音声出力する。
一例として、消防車などに移動局装置C1〜Cmが設けられており、当該消防車などが火災などの現場にいて、或る隊員が携帯機22を持って当該消防車などの外部に出て活動し、他の隊員が当該消防車などの内部で待機する際に、当該他の隊員は車載機21から出力される音声を聞くことにより、携帯機22と基地局装置A1〜Anとの間で行われる通話の内容を聞くことができる。
なお、例えば、基地局装置A1〜Anから移動局装置C1〜Cmへの下りの通信と、移動局装置C1〜Cmから基地局装置A1〜Anへの上りの通信とでは、異なる周波数が用いられる。
また、基地局装置A1〜Anの側(例えば、指令装置1)と移動局装置C1〜Cmとの間の通信としては、例えば、プレストーク通信が行われる構成が用いられてもよく、或いは、通常の携帯電話のような両方向同時通信が行われる構成が用いられてもよく、或いは、他の態様の通信が行われる構成が用いられてもよい。また、基地局装置A1〜Anの側から移動局装置C1〜Cmへ報知のための情報を送信して、移動局装置C1〜Cmが当該情報の受信に応じて当該情報を(自動的に)出力するような構成を用いることもできる。
消防車の場合には、例えば、プレストーク通信が用いられ、指令装置1から複数の消防車の移動局装置C1〜Cmを呼び出してグループ通信(例えば、事業リンクでのグループ通信)し、このグループ内でプレストーク通信することにより、これら複数の消防車により同一の火災現場の処置を行うことができる。
救急車の場合には、例えば、通常の電話のような通信が用いられ、発話(発呼)及び受話により通話を行うことができる。
また、例えば、車載機21と携帯機22との間で離れた所でも無線により通信することが可能な機能を車載機21及び携帯機22に設けることも可能である。この場合、一例として、トンネル内などの不感地帯で携帯機22を車両の外部に持ち出すときに、車載機21と携帯機22をトランシーバのように用いて互いに通話することができる。
本発明の第1実施例を説明する。
図3には、本発明の一実施例に係るデジタル無線機の構成例を示してある。
本例のデジタル無線機は、アンテナ51と、無線部52と、スイッチ53と、音声コーデック部54と、スイッチ55と、スピーカ56と、メモリ61を有した誤りビット数算出部57と、制御部58を備えている。
ここで、本例では、音声コーデック部54にはAMBEコーデックが使用されている。AMBEコーデックは、例えば、タクシー無線、空港無線、消防無線などのシステムで使用されている。
また、本例のデジタル無線機は、例えば、単体の移動局装置として使用することや、或いは、図1及び図2に示されるように移動局装置を構成する車載機や携帯機として使用することが可能であり、基地局装置との間で無線により通信する。
本例のデジタル無線機において行われる動作の一例を示す。
本例では、上位の装置(例えば、指令卓)から送信される音声の信号が回線制御装置や基地局装置を介してデジタル無線機へ送信される。
アンテナ51は、基地局装置から無線により送信された信号を受信して、無線部52へ出力する。この信号は、通話相手となる上位の装置から送信された音声のデータを含んでおり、送信側(本例では、上位の装置)でコード処理や変調処理が施されている。また、この信号は、基地局装置とデジタル無線機との間で、フレーム単位で通信される。
無線部52は、アンテナ51から入力された受信信号について、復調処理や同期処理やデコード処理を行い、これにより得られたデジタル音声データをスイッチ53及び誤りビット数算出部57へ出力する。
スイッチ53は、制御部58からの制御に従って、無線部52から出力されるデジタル音声データを音声コーデック部54へ入力する経路の接続状態をオンオフ切替する機能を有しており、オン(接続)の状態では無線部52から出力されたデジタル音声データが音声コーデック部54へ入力され、オフ(非接続)の状態では無線部52から出力されたデジタル音声データが音声コーデック部54へ入力されない。
音声コーデック部54は、無線部52からスイッチ53を介して入力されたデジタル音声データをアナログの音声信号へ変換して、スイッチ55へ出力する。また、本例では、音声コーデック部54は、制御部58からの制御に従って、所定の音の重畳処理などを行う機能を有している。
スイッチ55は、制御部58からの制御に従って、音声コーデック部54から出力される音声信号をスピーカ56へ入力する経路の接続状態をオンオフ切替する機能を有しており、オン(接続)の状態では音声コーデック部54から出力された音声信号がスピーカ56へ入力され、オフ(非接続)の状態では音声コーデック部54から出力された音声信号がスピーカ56へ入力されない。
スピーカ56は、音声コーデック部54からスイッチ55を介して入力された音声信号を音声として出力する。この音声は、デジタル無線機の使用者により聞くことができる。
誤りビット数算出部57は、無線部52から入力されたデジタル音声データに基づいて、各フレーム内の誤りビット数をフレーム毎に算出し、メモリ61に所定の数のフレーム分について誤りビット数の情報を記憶して蓄える。
また、誤りビット数算出部57は、例えば定期的なタイミングで或いはメモリ61に所定数の情報が蓄えられたタイミングなどで、メモリ61に蓄えられた情報を読み出して制御部58へ出力する。なお、他の構成例として、誤りビット数算出部57が、メモリ61を備えずに、誤りビット数を算出するたびにその情報を制御部58へ出力するような構成が用いられてもよい。
ここで、フレーム内の誤りビット数としては、例えば、各フレーム内に含まれる同期ワード或いはプリアンブルなどの所定のビット情報について検出される誤りビット数を用いることができる。本例では、同期ワードに基づいて誤りビット数を検出している。
また、誤りビット数を検出する仕方としては、例えば、送信側と受信側とで予め記憶されている共通のビット情報(例えば、同期ワード或いはプリアンブルなど)を送信側から送信して受信側で受信し、受信側で受信した当該ビット情報と予め記憶されたビット情報とを比較して誤りビット数を検出する仕方を用いることができる。他の構成例として、送信側で所定のビット情報を誤り訂正符号化して送信し、受信側で受信した当該ビット情報を誤り訂正復号して誤りビット数を検出する仕方を用いることも可能である。
制御部58は、誤りビット数算出部57から入力された誤りビット数の情報に基づいて、無線部52やスイッチ53や音声コーデック部54やスイッチ55のうちの1つ以上を制御する機能を有している。
本例では、制御部58は、或るフレームについて誤りビット数が第1の閾値を超えるが、その前後のフレームについては誤りビット数が第2の閾値(例えば、第1の閾値と同一の値、或いは、それより小さい値)以下である場合には、当該或るフレームの音声が出力されないようにミュートする。これにより、1フレーム内でのみ誤りビット数が極度に多く、その前後のフレームでは誤りビット数が少なく、同期はずれを起こさないような場合には、誤りビット数が極度に多いフレーム分のみをミュートする。
また、制御部58は、或るフレームについて誤りビット数が第3の閾値(例えば、第1の閾値と同一の値)以下である場合には、当該フレームの音声が出力されるようにする。これにより、1フレーム内での誤りビット数が同期はずれを起こさない程度に少ない場合には、ミュートしない。
また、制御部58は、2以上の所定数のフレームについて連続して誤りビット数が第4の閾値(例えば、第1の閾値と同一の値、或いは、それより小さい値)を超える場合には、音声が出力されないようにしてミュートの状態とする。これにより、数フレーム連続して多くの誤りが出て同期はずれを起こすような場合には、ミュートする。その後、制御部58は、例えば、所定の時間が経過したことに応じて、或いは、フレームの誤りビット数が第5の閾値(例えば、第4の閾値と同一の値、或いは、それより小さい値)以下となったことに応じて、このミュートの状態を解除して、フレームの音声が出力されるようにする。
このように、本例のデジタル無線機では、誤りビット数に関して所定の閾値を設けて、検出された誤りビット数が当該閾値を超えるほどに誤りが多いような場合に同期外れが発生したとしてミュートにしている。
ここで、上記した各閾値(第1の閾値〜第5の閾値)としては、それぞれ、種々な値が用いられてもよく、例えば、2つ以上の閾値として同一の値が用いられてもよい。
また、本例では、1つのフレームについての誤りビット数の情報のみでは信頼性が十分には高くないと考えられるため、フレーム単位でミュートすることとし、幾つかのフレームで連続して誤りビット数が多かった場合にはしばらくの間ミュートの状態にする。
また、制御部58は、種々な手法により、ミュートにすることができる。
例えば、制御部58は、スイッチ53をオフに制御して、無線部52からのデジタル音声データが音声コーデック部54に入力されないようにすることや、或いは、スイッチ55をオフに制御して、音声コーデック部54からの音声信号がスピーカ56に入力されないようにすることにより、ミュートにすることができる。
また、例えば、制御部58は、無線部52を制御して、本来の受信音声をミュートにするとともに、無線部52から無音データを出力させ、当該無音データが音声コーデック部54に入力されてスピーカ56から無音信号が出力されるようにすることや、或いは、無線部52を制御して、本来の受信音声をミュートにするとともに、無線部52からホワイトノイズなどの雑音データを出力させ、当該雑音データが音声コーデック部54に入力されてスピーカ56から雑音信号が出力されるようにすることができる。
また、他の構成例として、制御部58は、上記したミュートにする処理を行う代わりに、スピーカ56のボリュームを下げるなどの制御を行って、スピーカ56から出力される音声のレベルを低下させることも可能である。この場合、出力音声のレベルを低下させる程度としては、例えば、予め設定された一定のレベルに低下させる態様や、或いは、誤りビット数が多いほど低いレベルに低下させる態様や、或いは、誤りビット数と低下させるレベルとの対応関係が予め設定されて、検出された誤りビット数に対応したレベルに低下させる態様などを用いることができる。
また、他の構成例として、制御部58は、ミュートにする場合或いは出力音声のレベルを低下させる場合に、音声コーデック部54を制御して、メモリなどに予め記憶された自作音などの所定の音(音声)をスピーカ56から出力させるようなことも可能である。この構成では、ミュートの場合には自作音などが出力され、また、出力音声のレベルが低下させられた場合には自作音などが重畳されて出力される。
また、本例では、誤りビット数に基づいて出力音声の制御を行う構成としたが、他の構成例として、誤りビット率などのように誤りに関する他の値に基づいて同様な制御を行うことも可能である。
以上のように、本例のデジタル無線機では、受信信号のフレーム内の誤りビット数などに応じて、誤りが多い場合や、同期が外れた場合に、スピーカ56から出力される音声を制御することが行われ、具体的には、スピーカ56から出力される音声をミュートにすることや、その代わりに無音信号或いは雑音信号を出力することや、或いは、スピーカ56から出力される音声の音量を制御(調節)して当該音声のレベルを低下させることなどが行われる。
具体的には、本例のデジタル無線機では、基地局装置からの下り音声を常時受信してスピーカ56から出力するに際して、フレーム内の誤りビット数が或る閾値を超えると、スイッチ53を切って(オフにして)無線部52から音声コーデック部54へのデータ出力を停止することや、或いは、スピーカ56のスイッチ55を切る(オフにする)ことや、或いは、無線部52から音声コーデック部54へ無音データを出力することや、或いは、無線部52から音声コーデック部54へ雑音データを出力することや、或いは、スピーカ56のボリュームを下げることなどを行う。
従って、本例のデジタル無線機では、受信信号の誤りが多い場合や、同期外れが発生した場合においても、スピーカ56から異音(例えば、音途切れ、擬音など)が聞こえてしまうことを解消することができ、使用者にとって出力音声の聞きづらさを生じさせないようにすることができる。
特に、本例のように、上位の装置から常に送信される報知のための音声信号をデジタル無線機により受信してスピーカ56から出力するような場合に、有効である。なお、他の構成例として、2つ或いは3つ以上のデジタル無線機が基地局装置や回線制御装置を介して音声通話するような場合に適用することも可能である。
また、デジタル通信方式では、同期が取れない時或いは同期が外れた時にどのような音がスピーカから出力されるかが不確定であり、同期が時々取れるとボッボッボッなどという音がスピーカ56から聞こえることがあり、特に、本例のような出力音声制御が有効である。
また、スイッチ53、55を切るとスピーカ56からブチッなどという音が聞こえる可能性も考えられるため、これを回避する場合には、人間には聞こえない音声のデータである無音データを出力することが好ましい。また、ホワイトノイズの雑音データを出力するとザーッなどという雑音がスピーカ56から聞こえ、このようなアナログと同様な態様を好む使用者もいると考えられるため有効である。
なお、本例のデジタル無線機では、無線部52がアンテナ51により音声を無線受信する機能により受信手段が構成されており、受信音声を無線部52及び音声コーデック部54を経由してスピーカ56から出力する機能により出力手段が構成されており、誤りビット数算出部57がフレーム毎の誤りに関する情報を取得する機能により取得手段が構成されており、制御部58が出力音声に関する制御を行う機能により制御手段が構成されている。
本発明の第2実施例を説明する。
なお、上記した第1実施例と同様な構成や動作については説明を省略或いは簡易化する。
図4には、本発明の一実施例に係るデジタル無線機の構成例を示してある。
本例のデジタル無線機は、例えば図3に示されるのと同様な処理部として、アンテナ51と、無線部52と、スイッチ53と、音声コーデック部54と、スイッチ55と、スピーカ56を備えている。また、本例のデジタル無線機は、例えば図3に示される制御部58とは異なる機能を有した制御部62を備えている。
本例では、無線部52から出力されるデジタル音声データがスイッチ53及び制御部62に入力される。
制御部62は、無線部52から入力されたデジタル音声データに基づいて、基地局装置を介して通話相手から受信された信号の音声が保留音である場合にそれを検出する。そして、制御部62は、受信信号に含まれる音声が保留音であることを検出した場合には、スピーカ56のボリュームを制御して、スピーカ56から出力される音声(ここでは、保留音)の音量を下げるとともに、音声コーデック部54を制御して、メモリに予め記憶された自作音などの所定の音を受信音声(ここでは、保留音)に重畳してスピーカ56から出力させる。
なお、保留音の音量を制御してそのレベルを低下させる態様としては、例えば、保留音のレベルをゼロにして、自作音などの所定の音のみをスピーカ56から出力させることも可能である。
また、他の構成例として、制御部62は、受信音声が保留音であるときに、上記した第1実施例で述べたような他の種々な制御(スイッチのオンオフ切替、無音データ或いは雑音データの出力など)を行うことも可能である。
ここで、受信音声が保留音であることを検出する仕方としては、例えば、通話相手の側で保留音として使用される音(音声)と同一の音のデータを予めメモリに記憶しておいて、受信音声のデータが記憶されたデータと一致或いは類似する場合に保留音であることを検出する仕方や、或いは、送信側が保留音の送信を開始する前或いは開始するときや又は保留音の送信が継続しているときにそれを示す所定の情報を送信し、受信側が受信した当該情報に基づいて保留音であることを検出する仕方などを用いることができる。
また、制御部62は、受信音声が保留音であることを検出して上記のような出力音声制御を行った後に、無線部52から入力されたデジタル音声データに基づいて、基地局装置を介して通話相手から受信される音声が保留音でなくなったことを検出した場合には、スピーカ56のボリュームを制御して、スピーカ56から出力される音声の音量を上げて元のレベルに戻すとともに、音声コーデック部54を制御して、自作音などの所定の音が出力されることを停止させる。
ここで、受信音声が保留音ではなくなったことを検出する仕方としては、例えば、通話相手の側で保留音として使用される音(音声)と同一の音のデータを予めメモリに記憶しておいて、受信音声のデータが記憶されたデータと一致或いは類似しなくなった場合に保留音ではなくなったことを検出する仕方や、或いは、送信側が保留音の送信を終了するとき或いは終了した後や又は保留音の送信が継続しているときにそれを示す所定の情報を送信し、受信側が受信した当該情報に基づいて保留音ではなくなったことを検出する仕方などを用いることができる。
以上のように、本例のデジタル無線機では、受信した音声が保留音であるときに、当該保留音の出力レベルを低下させて或いは当該保留音を出力しないようにして、自作音などの所定の音を出力する、などの出力音声制御が行われる。
従って、本例のデジタル無線機では、保留音が流れるときに受信誤りにより異音が出力されてしまうことの影響を低減させる或いは無くすことができ、また、自作音などを流すことにより使用者に対して保留中であること(保留音のときであること)を認識させることができる。
ここで、本例のような構成は、例えば、上位の装置から送信される報知のための音声信号をデジタル無線機により受信してスピーカ56から出力する場合に保留音の音声が時々送信されるような場合や、或いは、2つ或いは3つ以上のデジタル無線機が基地局装置や回線制御装置を介して音声通話するような場合などに適用することが可能である。
なお、本例のデジタル無線機では、無線部52がアンテナ51により音声を無線受信する機能により受信手段が構成されており、受信音声を無線部52及び音声コーデック部54を経由してスピーカ56から出力する機能により出力手段が構成されており、制御部62が受信音声が保留音であることを検出する機能により検出手段が構成されており、制御部62が出力音声に関する制御を行う機能により制御手段が構成されている。
本発明の第3実施例を説明する。
なお、上記した第1実施例や上記した第2実施例と同様な構成や動作については説明を省略或いは簡易化する。
本例のデジタル無線機は、図4に示されるのと同様な構成を有している。
本例のデジタル無線機では、制御部62が、上記した第1実施例や上記した第2実施例で示されたのとは異なる機能を有している。
本例の制御部62は、無線部52から入力されたデジタル音声データに基づいて、基地局装置を介して通話相手から受信された信号の音声に所定のサイレンの音(音声)が含まれる場合にそれを検出する。そして、制御部62は、受信音声に所定のサイレンの音が含まれることを検出した場合には、無線部52や音声コーデック部54を制御して、受信音声に含まれる所定のサイレンの音のみについて音量を下げるとともに、メモリに予め記憶された自作音などの所定の音を当該所定のサイレンの音に重畳してスピーカ56から出力させる。なお、所定のサイレンの音のレベルをゼロにして、その代わりに自作音などをスピーカ56から出力させることも可能である。
また、他の構成例として、制御部62は、受信音声に所定のサイレンの音が含まれることを検出した場合に、スピーカ56のボリュームを制御して、スピーカ56から出力される音声全体の音量を下げるとともに、音声コーデック部54を制御して、メモリに予め記憶された自作音などの所定の音を受信音声に重畳してスピーカ56から出力させることも可能である。なお、受信音声全体のレベルをゼロにして、自作音などのみをスピーカ56から出力させることも可能である。
また、他の構成例として、制御部62は、受信音声に所定のサイレンの音が含まれる場合に、上記した第1実施例で述べたような他の種々な制御(スイッチのオンオフ切替、無音データ或いは雑音データの出力など)を行うことも可能である。
ここで、受信音声に含まれる所定のサイレンの音を検出する仕方としては、種々な仕方が用いられてもよく、例えば、消防車や救急車などのサイレンの音のパターンのデータ(サイレンパターンデータ)を予めメモリに1種類以上記憶しておいて、サイレンパターンデータと一致或いは類似する音(音声)が受信音声に含まれる場合にそれを所定のサイレンの音であるとして検出する仕方や、或いは、サイレンの音の周波数などの特徴情報をメモリに記憶しておいて、当該特徴情報に合致する音(音声)が受信音声に含まれる場合にそれを所定のサイレンの音であるとして検出する仕方などを用いることができる。
以上のように、本例のデジタル無線機では、受信した音声に所定のサイレンの音が含まれるときに、当該サイレンの音のみ或いは全体の音声について出力レベルを低下させて或いは出力しないようにして、自作音などの所定の音を出力する、などの出力音声制御が行われる。
従って、本例のデジタル無線機では、所定のサイレンの音が流れるときに、当該サイレンの音を小さくすることができ、使用者にとってサイレンの音が過剰に大きく聞こえてしまうことを防止することができる。
例えば、サイレンの音のみを小さくする場合には、そのとき同時に受信された人の話し声などの重要な音声を使用者にとって聞き易くすることができる。
また、例えば、所定のサイレンの音が流れるときに、全体の音声の出力レベルを非ゼロに低下させる或いはゼロにすることにより、受信誤りにより異音が出力されてしまうことを低減させる或いは無くすことができ、また、自作音などを流すことにより使用者に対して所定のサイレンの音が存在することを認識させることができる。
ここで、本例のような構成は、例えば、上位の装置から送信される報知のための音声信号をデジタル無線機により受信してスピーカ56から出力する場合や、或いは、2つ或いは3つ以上のデジタル無線機が基地局装置や回線制御装置を介して音声通話するような場合に適用することが可能である。
また、本例のデジタル無線機は、消防車や救急車などに設けられるのに適しており、特に、通話相手となる機器が消防車や救急車などに設けられている場合や、通話相手となる機器の付近でサイレンの音が頻繁に鳴るような場合に好適なものである。
なお、本例のデジタル無線機では、無線部52がアンテナ51により音声を無線受信する機能により受信手段が構成されており、受信音声を無線部52及び音声コーデック部54を経由してスピーカ56から出力する機能により出力手段が構成されており、制御部62が受信音声に所定のサイレンの音が含まれることを検出する機能により検出手段が構成されており、制御部62が出力音声に関する制御を行う機能により制御手段が構成されている。
ここで、本発明に係るシステムや装置(機器)などの構成としては、必ずしも以上に示したものに限られず、種々な構成が用いられてもよい。また、本発明は、例えば、本発明に係る処理を実行する方法或いは方式や、このような方法や方式を実現するためのプログラムや当該プログラムを記録する記録媒体などとして提供することも可能であり、また、種々な装置やシステムとして提供することも可能である。
また、本発明の適用分野としては、必ずしも以上に示したものに限られず、本発明は、種々な分野に適用することが可能なものである。
また、本発明に係るシステムや装置(機器)などにおいて行われる各種の処理としては、例えばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源においてプロセッサがROM(Read Only Memory)に格納された制御プログラムを実行することにより制御される構成が用いられてもよく、また、例えば当該処理を実行するための各機能手段が独立したハードウエア回路として構成されてもよい。
また、本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスクやCD(Compact Disc)−ROM等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体や当該プログラム(自体)として把握することもでき、当該制御プログラムを当該記録媒体からコンピュータに入力してプロセッサに実行させることにより、本発明に係る処理を遂行させることができる。
消防デジタル無線システムの構成例を示す図である。 車載機及び携帯機の構成例を示す図である。 本発明の第1実施例に係るデジタル無線機の構成例を示す図である。 本発明の第2実施例及び第3実施例に係るデジタル無線機の構成例を示す図である。 デジタル無線機の構成例を示す図である。
符号の説明
1・・指令装置、 2・・回線制御装置、 11・・操作部、 12、34、44・・表示部、 13・・記憶部、 21・・車載機、 22・・携帯機、 23・・置台、 A1〜An・・基地局装置、 B1〜Bn・・遠隔制御器、 C1〜Cm・・移動局装置、 31、41、51、71・・アンテナ、 32、42、52、72・・無線部、 33、43・・キー操作部、 35、45・・マイク部、 36、46・・スピーカ部、 37、47、61・・メモリ、 38・・携帯インタフェース、 39、49、58、62・・制御部、 48・・車載インタフェース、 53、55・・スイッチ、 54、73・・音声コーデック部、 56、74・・スピーカ、 57・・誤りビット数算出部、

Claims (3)

  1. フレーム単位で無線により送信された音声を受信して当該受信した音声を出力するデジタル無線機において、
    前記フレーム単位で無線により音声を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された音声を出力する出力手段と、
    前記受信手段により受信された音声についてフレーム単位の誤りに関する情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された情報に基づいて、誤りが所定の閾値を超えた場合又は所定の閾値以上である場合に、前記受信された音声を非出力とする又は前記出力手段により出力される前記受信された音声のレベルを低下させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とするデジタル無線機。
  2. 無線により送信された音声を受信して当該受信した音声を出力するデジタル無線機において、
    無線により音声を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された音声を出力する出力手段と、
    前記受信手段により受信された音声が保留音であることを検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記受信された音声が保留音であることが検出された場合に、前記受信された音声を非出力とする又は前記出力手段により出力される前記受信された音声のレベルを低下させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とするデジタル無線機。
  3. 無線により送信された音声を受信して当該受信した音声を出力するデジタル無線機において、
    無線により音声を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された音声を出力する出力手段と、
    前記受信手段により受信された音声に所定のサイレンの音が含まれることを検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記受信された音声に所定のサイレンの音が含まれることが検出された場合に、前記所定のサイレンの音を非出力とする又は前記出力手段により出力される前記所定のサイレンの音のレベルを低下させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とするデジタル無線機。
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