JP2007139316A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の空気調和機では、過電流発生時に制御部がインバータ部の駆動信号を止めるしかインバータを停止させる手段を持たないため、インバータ部の故障によりインバータ部が制御部からの駆動信号を受付けなくなった場合には、インバータ部と圧縮機モータに流れる過電流をとめる手段がなく、インバータ部の故障により圧縮機モータを連鎖的に破壊したり、インバータ部の激しい破壊をまねいていた。
【解決手段】インバータ部7の停止時に過電流検知部8からの過電流信号が発生した場合は、室内機1の電源リレー2を遮断することにより、インバータ部7の故障時にも圧縮機モータ6を連鎖的に破壊させず、安全に空気調和機を停止させることが可能となる。
【選択図】図1
【解決手段】インバータ部7の停止時に過電流検知部8からの過電流信号が発生した場合は、室内機1の電源リレー2を遮断することにより、インバータ部7の故障時にも圧縮機モータ6を連鎖的に破壊させず、安全に空気調和機を停止させることが可能となる。
【選択図】図1
Description
本発明は、空気調和機の電気回路の保護動作に関するものである。
従来、この種の空気調和機としては、過電流発生時に圧縮機用DCモータの駆動を停止させるものがあった(特許文献1、2参照)。図8は従来の空気調和機を示すものであり、AC電源が入力される室内機24と、室内機24に設けられた電源リレー2によってAC電源がオンオフされる室外機3で構成され、室外機3にAC電圧を整流するダイオードブリッジ4と、ダイオードブリッジ4にて整流された電圧を平滑するコンデンサ5と、圧縮機モータ6と、圧縮機モータ6の巻線に接続されブリッジ接続されたスイッチング素子をスイッチング動作させることによりコンデンサ5にて平滑されたDC電圧を圧縮機モータ6に擬似交流電圧として印加するインバータ部7と、インバータ部7に入力されるDC電圧の母線電流部に接続されインバータ部7と圧縮機モータ6を保護するために過電流検知動作を行う過電流検知部8と、インバータ部7をドライブし室内機24と通信を行う制御部25とが設けられ、制御部25は過電流検知部8からの過電流信号によりインバータ部7を停止させる。
特開平9−145124号公報
特開平8−9548号公報
しかしながら、前記従来の構成では過電流発生時に制御部がインバータ部の駆動信号を止めるしかインバータ部の過電流を停止させる方法を持たないため、インバータ部の故障によりインバータ部が制御部からの駆動信号を受付けなくなった場合には、インバータ部と圧縮機モータに流れる過電流をとめる手段がなく、インバータ部の故障により圧縮機モータを連鎖的に破壊したり、インバータ部の激しい破壊をまねいていた。
本発明は、上記従来の課題を解決することを目的とするものである。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機は、インバータ部の停止中の過電流を検知して室内機の電源リレーをオフさせて室外機の電源を遮断することによりインバータ部の故障時にも圧縮機モータを連鎖的に破壊させず、また、インバータ部の激しい破壊を防ぎ安全に空気調和機を停止させるものである。
本発明の空気調和機は、インバータ部の停止中の過電流を検知して室内機の電源リレーをオフさせて室外機の電源を遮断することで、インバータ部の故障によりインバータ部が制御部からの駆動停止信号を受付けなくなった場合に室外機の電源を遮断してインバータ部の過電流を停止させ、インバータ部の故障により圧縮機モータを連鎖的に破壊したり、インバータ部の激しい破壊をまねいていたことを解決することができる。
第1の発明は、インバータ部が停止時に過電流検知部からの過電流信号が発生した場合はインバータ部の故障であると判断し室内機の電源リレーを遮断することにより、インバータ部故障時の圧縮機モータの連鎖的な破壊や、インバータ部の激しい破壊を防ぐことが可能となる。
第2の発明は、圧縮機モータの各巻線にDC電圧のプラス側とマイナス側に抵抗を接続し、圧縮機の停止中に圧縮機モータの各巻線電圧が一定値以外であればインバータ部の故障であると判断し、室内機の電源リレーを遮断させるものである。
第3の発明は、インバータ部が停止中にDC電圧が一定値以下であればインバータ部の故障であると判断し室内機の電源リレーを遮断させるものである。
第4の発明は、室外機のAC入力部に電流制限抵抗と電流制限抵抗を短絡させるリレーを設け、インバータ動作中は電流制限抵抗を短絡させるリレーをオンさせ、インバータ停止中は電流制限抵抗を短絡させるリレーをオフさせ、インバータ停止中にDC電圧が一定値以下であればインバータ部の故障であると判断し室内機の電源リレーを遮断させるものである。
第5の発明は、室外機のDC電圧の母線部に電流制限抵抗と電流制限抵抗を短絡させるリレーを設け、インバータ動作中は電流制限抵抗を短絡させるリレーをオンさせ、インバータ停止中は電流制限抵抗を短絡させるリレーをオフさせ、インバータ停止中に電流制限抵抗の両端電圧が一定値以上であればインバータ部の故障であると判断し、室内機の電源リレーを遮断させるものである。
第6の発明は、室外機のAC電源入力部に電流検知回路を設け、インバータ停止中に電流値が一定値以上であればインバータ部の故障であると判断し室内機の電源リレーを遮断させるものである。
第7の発明は、室内機の室外機へのAC電源供給部に電流検知回路を設け、インバータ停止中に電流値が一定値以上であればインバータ部の故障であると判断し室内機の電源リレーを遮断させるものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態における空気調和機の回路図である。AC電源が入力される室内機1と、室内機1に設けられた電源リレー2によってAC電源がオンオフされる室外機3で構成され、室外機3にAC電圧を整流するダイオードブリッジ4と、ダイオードブリッジ4にて整流された電圧を平滑するコンデンサ5と、圧縮機モータ6と、圧縮機モータ6の巻線に接続されブリッジ接続されたスイッチング素子をスイッチング動作させることによりコンデンサ5にて平滑されたDC電圧を圧縮機モータ6に擬似交流電圧として印加するインバータ部7と、インバータ部7に入力されるDC電圧の母線電流部に接続されインバータ部7と圧縮機モータ6を保護するために過電流検知動作を行う過電流検知部8と、インバータ部7をドライブし室内機1と通信を行う制御部9とが設けられ、制御部9は過電流検知部8からの過電流信号によりインバータ部7を停止させるとともに、インバータ部7が停止中も過電流検知部8からの過電流信号が発生している場合は室内機1に電源リレー2をオフする指示を行い、室外機3のAC電源遮断を行う。
図1は本発明の第1の実施の形態における空気調和機の回路図である。AC電源が入力される室内機1と、室内機1に設けられた電源リレー2によってAC電源がオンオフされる室外機3で構成され、室外機3にAC電圧を整流するダイオードブリッジ4と、ダイオードブリッジ4にて整流された電圧を平滑するコンデンサ5と、圧縮機モータ6と、圧縮機モータ6の巻線に接続されブリッジ接続されたスイッチング素子をスイッチング動作させることによりコンデンサ5にて平滑されたDC電圧を圧縮機モータ6に擬似交流電圧として印加するインバータ部7と、インバータ部7に入力されるDC電圧の母線電流部に接続されインバータ部7と圧縮機モータ6を保護するために過電流検知動作を行う過電流検知部8と、インバータ部7をドライブし室内機1と通信を行う制御部9とが設けられ、制御部9は過電流検知部8からの過電流信号によりインバータ部7を停止させるとともに、インバータ部7が停止中も過電流検知部8からの過電流信号が発生している場合は室内機1に電源リレー2をオフする指示を行い、室外機3のAC電源遮断を行う。
以上のように構成された空気調和機では、インバータ部7の故障により制御部9からの停止信号でインバータ部7の過電流を停止できなくなった場合においても、制御部9からの信号により室内機1の電源リレー2が遮断されるので、インバータ部7の過電流を停止する事ができ、インバータ部7の故障により圧縮機モータ6を連鎖的に破壊したり、インバータ部7の激しい破壊防ぐ事が可能となる。
(実施の形態2)
図2は本発明の第2の実施の形態における空気調和機の回路図である。第1の実施の形態と同じ機能を持つ部分については同一の番号を付与し説明を省略する。
図2は本発明の第2の実施の形態における空気調和機の回路図である。第1の実施の形態と同じ機能を持つ部分については同一の番号を付与し説明を省略する。
圧縮機モータ6の各巻線にDC電圧のプラス側とマイナス側に抵抗10が接続され、圧縮機モータ6の各巻線の電圧が制御部11に入力されている。インバータ部7の停止中は圧縮機モータ6の各巻線の電圧は、インバータ部7内部のスイッチング素子がすべてオフであるのでDC電圧のプラス側とマイナス側に接続された抵抗10によって規定される。インバータ部7の故障により制御部11がインバータ部7を停止中にもインバータ部7や圧縮機モータ6に電流が流れる場合は、インバータ部7の内部スイッチング素子のどれかがオンしているのでそのスイッチング素子に接続されている圧縮機モータ6の巻線電圧がインバータ部7が正常に停止している値から変動する。制御部11はインバータ部7が停止中に入力される圧縮機モータ6の各巻線の電圧がインバータ部7の停止中に規定される一定値以外であれば、室内機1に電源リレー2をオフする指示を行い、室外機3のAC電源遮断を行う。
以上のように構成された空気調和機では、インバータ部7の故障により制御部11からの停止信号でインバータ部7の過電流を停止できなくなった場合においても、制御部11からの信号により室内機1の電源リレー2が遮断されるので、インバータ部7の過電流を停止する事ができ、インバータ部7の故障により圧縮機モータ6を連鎖的に破壊したり、インバータ部7の激しい破壊防ぐ事が可能となるとともに、実施の形態1の空気調和機と比べて過電流検知部を必要とせず回路構成が簡単であり、インバータ部7の故障によってインバータ部7や圧縮機モータ6に流れる電流が小さい場合にも圧縮機モータ6の巻線電圧の変動として検知できるので、インバータ部7の故障時により安全に空気調和機を停止させる事ができる。
(実施の形態3)
図3はは本発明の第3の実施の形態における空気調和機の回路図である。第1の実施の形態と同じ機能を持つ部分については同一の番号を付与し説明を省略する。DC電圧が制御部12に入力されており、インバータ部7の故障により制御部12がインバータ部7を停止中にもインバータ部7や圧縮機モータ6に電流が流れる場合はDC電圧が低下するので、制御部12はインバータ部7が停止中に入力されるDC電圧が一定値以下であれば、室内機1に電源リレー2をオフする指示を行い、室外機3のAC電源遮断を行う。
図3はは本発明の第3の実施の形態における空気調和機の回路図である。第1の実施の形態と同じ機能を持つ部分については同一の番号を付与し説明を省略する。DC電圧が制御部12に入力されており、インバータ部7の故障により制御部12がインバータ部7を停止中にもインバータ部7や圧縮機モータ6に電流が流れる場合はDC電圧が低下するので、制御部12はインバータ部7が停止中に入力されるDC電圧が一定値以下であれば、室内機1に電源リレー2をオフする指示を行い、室外機3のAC電源遮断を行う。
以上のように構成された空気調和機では、インバータ部7の故障により制御部12からの停止信号でインバータ部7の過電流を停止できなくなった場合においても、制御部12からの信号により室内機1の電源リレー2が遮断されるので、インバータ部7の過電流を停止する事ができ、インバータ部7の故障により圧縮機モータ6を連鎖的に破壊したり、インバータ部7の激しい破壊防ぐ事が可能となるとともに、実施の形態1の空気調和機と比べ、コンデンサ5に接続されるインバータ部7以外の回路が故障した場合も検知が可能となるので、より安全に空気調和機を停止させる事ができる。
(実施の形態4)
図4は本発明の第4の実施の形態における空気調和機の回路図であり、第3の実施の形態における空気調和機の室外機3のAC電源入力部に、電流制限用抵抗13と電流制限抵抗13を短絡させる抵抗短絡リレー14を設け、制御部15はインバータ部7が動作中は抵抗短絡リレー14をオンさせ、インバータ部7が停止中には抵抗短絡リレー14をオフさせ、インバータ部7が停止中に入力されるDC電圧が一定値以下であれば、室内機1に電源リレー2をオフする指示を行い、室外機3のAC電源遮断を行うものである。
図4は本発明の第4の実施の形態における空気調和機の回路図であり、第3の実施の形態における空気調和機の室外機3のAC電源入力部に、電流制限用抵抗13と電流制限抵抗13を短絡させる抵抗短絡リレー14を設け、制御部15はインバータ部7が動作中は抵抗短絡リレー14をオンさせ、インバータ部7が停止中には抵抗短絡リレー14をオフさせ、インバータ部7が停止中に入力されるDC電圧が一定値以下であれば、室内機1に電源リレー2をオフする指示を行い、室外機3のAC電源遮断を行うものである。
以上のように構成された空気調和機では、インバータ部7の故障により制御部15からの停止信号でインバータ部7の過電流を停止できなくなった場合においても、制御部15からの信号により室内機1の電源リレー2が遮断されるので、インバータ部7の過電流を停止する事ができ、インバータ部7の故障により圧縮機モータ6を連鎖的に破壊したり、インバータ部7の激しい破壊防ぐ事が可能となるとともに、実施の形態3の空気調和機と比べ、インバータ部7の故障によってインバータ部7や圧縮機モータ6に流れる電流が小さい場合にも電流制限抵抗13によりDC電圧の低下が大きくなるので制御部15にて検知が可能となりより安全に空気調和機を停止させる事ができる。
(実施の形態5)
図5は本発明の第5の実施の形態における空気調和機の回路図であり、AC電源が入力される室内機1と、室内機1に設けられた電源リレー2によってAC電源がオンオフされる室外機3で構成され、室外機3にAC電圧を整流するダイオードブリッジ4と、ダイオードブリッジ4にて整流された電圧を平滑するコンデンサ5と、圧縮機モータ6と、圧縮機モータ6の巻線に接続されブリッジ接続されたスイッチング素子をスイッチング動作させることによりコンデンサ5にて平滑されたDC電圧を圧縮機モータ6に擬似交流電圧として印加するインバータ部7と、インバータ部7をドライブし室内機1と通信を行う制御部18とが設けられ、室外機3のダイオードブリッジ4とコンデンサ5の間に電流制限抵抗16と電流制限抵抗16を短絡させる抵抗短絡リレー17が設けられ、電流制限抵抗17の両端電圧が制御部18に入力され、制御部18はインバータ部7が停止中には抵抗短絡リレー17をオフさせ、電流制限抵抗16の両端電圧が一定値以上の場合に室内機1に電源リレー2をオフする指示を行う。
図5は本発明の第5の実施の形態における空気調和機の回路図であり、AC電源が入力される室内機1と、室内機1に設けられた電源リレー2によってAC電源がオンオフされる室外機3で構成され、室外機3にAC電圧を整流するダイオードブリッジ4と、ダイオードブリッジ4にて整流された電圧を平滑するコンデンサ5と、圧縮機モータ6と、圧縮機モータ6の巻線に接続されブリッジ接続されたスイッチング素子をスイッチング動作させることによりコンデンサ5にて平滑されたDC電圧を圧縮機モータ6に擬似交流電圧として印加するインバータ部7と、インバータ部7をドライブし室内機1と通信を行う制御部18とが設けられ、室外機3のダイオードブリッジ4とコンデンサ5の間に電流制限抵抗16と電流制限抵抗16を短絡させる抵抗短絡リレー17が設けられ、電流制限抵抗17の両端電圧が制御部18に入力され、制御部18はインバータ部7が停止中には抵抗短絡リレー17をオフさせ、電流制限抵抗16の両端電圧が一定値以上の場合に室内機1に電源リレー2をオフする指示を行う。
以上のように構成された空気調和機では、インバータ部7の故障により制御部18からの停止信号でインバータ部7の過電流を停止できなくなった場合においても、制御部18からの信号により室内機1の電源リレー2が遮断されるので、インバータ部7の過電流を停止する事ができ、インバータ部7の故障により圧縮機モータ6を連鎖的に破壊したり、インバータ部7の激しい破壊防ぐ事が可能となるとともに、実施の形態3の空気調和機と比べインバータ部7の故障により流れる電流を電流制限抵抗16の両端電圧として直接検知できるので、インバータ部7の故障により流れる電流が小さい場合においても検知が可能となりより安全に空気調和機を停止させる事ができる。
(実施の形態6)
図6は本発明の第6の実施の形態における空気調和機を示すものであり、AC電源が入力される室内機1と、室内機1に設けられた電源リレー2によってAC電源がオンオフされる室外機3で構成され、室外機3にAC電圧を整流するダイオードブリッジ4と、ダイオードブリッジ4にて整流された電圧を平滑するコンデンサ5と、圧縮機モータ6と、圧縮機モータ6の巻線に接続されブリッジ接続されたスイッチング素子をスイッチング動作させることによりコンデンサ5にて平滑されたDC電圧を圧縮機モータ6に擬似交流電圧として印加するインバータ部7と、インバータ部7をドライブし室内機1と通信を行う制御部19と室外機3のAC電源入力部に電流検知部20が設けられ、制御部19はインバータ部7が停止中に電流検知部20から検出した電流が一定値以上であれば室内機1に電源リレー2をオフする指示を行う。
図6は本発明の第6の実施の形態における空気調和機を示すものであり、AC電源が入力される室内機1と、室内機1に設けられた電源リレー2によってAC電源がオンオフされる室外機3で構成され、室外機3にAC電圧を整流するダイオードブリッジ4と、ダイオードブリッジ4にて整流された電圧を平滑するコンデンサ5と、圧縮機モータ6と、圧縮機モータ6の巻線に接続されブリッジ接続されたスイッチング素子をスイッチング動作させることによりコンデンサ5にて平滑されたDC電圧を圧縮機モータ6に擬似交流電圧として印加するインバータ部7と、インバータ部7をドライブし室内機1と通信を行う制御部19と室外機3のAC電源入力部に電流検知部20が設けられ、制御部19はインバータ部7が停止中に電流検知部20から検出した電流が一定値以上であれば室内機1に電源リレー2をオフする指示を行う。
以上のように構成された空気調和機では、インバータ部7の故障により制御部19からの停止信号でインバータ部7の過電流を停止できなくなった場合においても、制御部19からの信号により室内機1の電源リレー2が遮断されるので、インバータ部7の過電流を停止する事ができ、インバータ部7の故障により圧縮機モータ6を連鎖的に破壊したり、インバータ部7の激しい破壊防ぐ事が可能となるとともに、実施の形態6の空気調和機と
比べダイオードブリッジ4の故障時も過電流を検知できるのでより安全に空気調和機を停止させる事ができる。
比べダイオードブリッジ4の故障時も過電流を検知できるのでより安全に空気調和機を停止させる事ができる。
(実施の形態7)
図7は本発明の第7の実施の形態における空気調和機を示すものであり、AC電源が入力される室内機21と、室内機21に設けられた電源リレー2によってAC電源がオンオフされる室外機3で構成され、室外機3にAC電圧を整流するダイオードブリッジ4と、ダイオードブリッジにて整流された電圧を平滑するコンデンサ5と、圧縮機モータ6と、圧縮機モータ6の巻線に接続されブリッジ接続されたスイッチング素子をスイッチング動作させることによりコンデンサ5にて平滑されたDC電圧を圧縮機モータ6に擬似交流電圧として印加するインバータ部7と、インバータ部7をドライブし室内機1と通信を行う制御部23とが設けられ、室内機21の室外機3へのAC電源供給ラインに電流検知部22が設けられ、電源リレー2をオンさせて室外機3にAC電源を供給中でかつ室外機3が運転していない場合に電流検知部22が一定以上の電流を検知すれば、電源リレー2をオフし室外機3のAC電源を遮断する。
図7は本発明の第7の実施の形態における空気調和機を示すものであり、AC電源が入力される室内機21と、室内機21に設けられた電源リレー2によってAC電源がオンオフされる室外機3で構成され、室外機3にAC電圧を整流するダイオードブリッジ4と、ダイオードブリッジにて整流された電圧を平滑するコンデンサ5と、圧縮機モータ6と、圧縮機モータ6の巻線に接続されブリッジ接続されたスイッチング素子をスイッチング動作させることによりコンデンサ5にて平滑されたDC電圧を圧縮機モータ6に擬似交流電圧として印加するインバータ部7と、インバータ部7をドライブし室内機1と通信を行う制御部23とが設けられ、室内機21の室外機3へのAC電源供給ラインに電流検知部22が設けられ、電源リレー2をオンさせて室外機3にAC電源を供給中でかつ室外機3が運転していない場合に電流検知部22が一定以上の電流を検知すれば、電源リレー2をオフし室外機3のAC電源を遮断する。
以上のように構成された空気調和機では、インバータ部7の故障により制御部23からの停止信号で過電流を停止できなくなった場合においても、室内機21の電源リレー2が遮断されるので、インバータ部7の過電流を停止する事ができ、インバータ部7の故障により圧縮機モータ6を連鎖的に破壊したり、インバータ部7の激しい破壊防ぐ事が可能となるとともに、実施の形態1の空気調和機と比べ室外機3の停止中に室外機に発生した故障による過電流は全て検知し室外機の電源を遮断できるので、より安全に空気調和機を停止させる事ができる。
本発明の空気調和機は室内機と室外機の分離型においてのものであるが、インバータ部とは別の回路ブロックでインバータ部の電源を遮断できる構成となっていれば、他のモータ駆動を行うインバータ機器にも適用できる。
1 室内機
2 電源リレー
3 室外機
4 ダイオードブリッジ
5 コンデンサ
6 圧縮機モータ
7 インバータ部
8 過電流検知部
9 制御部
10 抵抗
11 制御部
12 制御部
13 電流制限抵抗
14 抵抗短絡リレー
15 制御部
16 電流制限抵抗
17 抵抗短絡リレー
18 制御部
19 制御部
20 電流検知部
21 室内機
22 電流検知部
23 制御部
24 従来の空気調和機の室内機室外機の制御部
25 従来の空気調和機の室外機の制御部
2 電源リレー
3 室外機
4 ダイオードブリッジ
5 コンデンサ
6 圧縮機モータ
7 インバータ部
8 過電流検知部
9 制御部
10 抵抗
11 制御部
12 制御部
13 電流制限抵抗
14 抵抗短絡リレー
15 制御部
16 電流制限抵抗
17 抵抗短絡リレー
18 制御部
19 制御部
20 電流検知部
21 室内機
22 電流検知部
23 制御部
24 従来の空気調和機の室内機室外機の制御部
25 従来の空気調和機の室外機の制御部
Claims (7)
- AC電源が入力される室内機と、前記室内機に設けられた電源リレーによってAC電源がオンオフされる室外機で構成され、前記室外機にAC電圧を整流するダイオードブリッジと、前記ダイオードブリッジにて整流された電圧を平滑するコンデンサと、圧縮機モータと、前記圧縮機モータの巻線に接続されブリッジ接続されたスイッチング素子をスイッチング動作させることにより前記コンデンサにて平滑されたDC電圧を前記圧縮機モータに擬似交流電圧として印加するインバータ部と、前記インバータ部に入力されるDC電圧の母線電流部に接続され前記インバータ部と前記圧縮機モータを保護するために過電流検知動作を行う過電流検知部と、前記インバータ部をドライブし前記室内機と通信を行う制御部とが設けられている空気調和機において、前記制御部は前記過電流検知部からの過電流信号により前記インバータ部を停止させるとともに、前記インバータ部が停止中も前記過電流検知部からの過電流信号が発生している場合は前記室内機に前記電源リレーをオフする指示を行い、前記室外機のAC電源遮断を行うことを特徴とする空気調和機。
- AC電源が入力される室内機と、前記室内機に設けられた電源リレーによってAC電源がオンオフされる室外機で構成され、前記室外機にAC電圧を整流するダイオードブリッジと、前記ダイオードブリッジにて整流された電圧を平滑するコンデンサと、圧縮機モータと、前記圧縮機モータの巻線に接続されブリッジ接続されたスイッチング素子をスイッチング動作させることにより前記コンデンサにて平滑されたDC電圧を前記圧縮機モータに擬似交流電圧として印加するインバータ部と、前記インバータ部をドライブし前記室内機と通信を行う制御部とが設けられている空気調和機において、前記圧縮機モータの各巻線にDC電圧のプラス側とマイナス側に抵抗が接続され、前記圧縮機モータの巻線電圧が前記制御部に入力され、前記制御部は前記インバータ部が停止中に入力される前記圧縮機モータの巻線電圧が一定値以外であれば、前記室内機に前記電源リレーをオフする指示を行い、前記室外機のAC電源遮断を行うことを特徴とする空気調和機。
- AC電源が入力される室内機と、前記室内機に設けられた電源リレーによってAC電源がオンオフされる室外機で構成され、前記室外機にAC電圧を整流するダイオードブリッジと、前記ダイオードブリッジにて整流された電圧を平滑するコンデンサと、圧縮機モータと、前記圧縮機モータの巻線に接続されブリッジ接続されたスイッチング素子をスイッチング動作させることにより前記コンデンサにて平滑されたDC電圧を前記圧縮機モータに擬似交流電圧として印加するインバータ部と、前記インバータ部をドライブし前記室内機と通信を行う制御部とが設けられている空気調和機において、DC電圧が前記制御部に入力され、前記制御部は前記インバータ部が停止中に入力されるDC電圧が一定値以下であれば、前記室内機に前記電源リレーをオフする指示を行い、前記室外機のAC電源遮断を行うことを特徴とする空気調和機。
- 請求項3に記載の空気調和機の室外機AC電源入力部に、電流制限用抵抗と前記電流制限用抵抗を短絡させる抵抗短絡リレーを設け、制御部は、インバータ部が停止中には前記抵抗短絡リレーをオフさせることを特徴とする空気調和機。
- AC電源が入力される室内機と、前記室内機に設けられた電源リレーによってAC電源がオンオフされる室外機で構成され、前記室外機にAC電圧を整流するダイオードブリッジと、前記ダイオードブリッジにて整流された電圧を平滑するコンデンサと、圧縮機モータと、前記圧縮機モータの巻線に接続されブリッジ接続されたスイッチング素子をスイッチング動作させることにより前記コンデンサにて平滑されたDC電圧を前記圧縮機モータに擬似交流電圧として印加するインバータ部と、前記インバータ部をドライブし前記室内機と通信を行う制御部とが設けられている空気調和機において、前記室外機の前記ダイオードブリッジと前記コンデンサの間に電流制限抵抗と前記電流制限抵抗を短絡させる抵抗短
絡リレーが設けられ、前記電流制限抵抗の両端電圧が制御部に入力され、前記制御部は前記インバータ部が停止中には前記抵抗短絡リレーをオフさせ、前記電流制限抵抗の端子間の電圧が一定値以上の場合に前記室内機に前記電源リレーをオフする指示を行い、前記室外機のAC電源遮断を行うことを特徴とする空気調和機。 - AC電源が入力される室内機と、前記室内機に設けられた電源リレーによってAC電源がオンオフされる室外機で構成され、前記室外機にAC電圧を整流するダイオードブリッジと、前記ダイオードブリッジにて整流された電圧を平滑するコンデンサと、圧縮機モータと、前記圧縮機モータの巻線に接続されブリッジ接続されたスイッチング素子をスイッチング動作させることにより前記コンデンサにて平滑されたDC電圧を前記圧縮機モータに擬似交流電圧として印加するインバータ部と、前記インバータ部をドライブし前記室内機と通信を行う制御部とが設けられている空気調和機において、前記室外機のAC電源入力部に電流検知部を設け、前記制御部は前記インバータ部が停止中に前記電流検知部から検出した電流が一定値以上であれば前記室内機に前記電源リレーをオフする指示を行い、前記室外機のAC電源遮断を行うことを特徴とする空気調和機。
- AC電源が入力される室内機と、前記室内機に設けられた電源リレーによってAC電源がオンオフされる室外機で構成され、前記室外機にAC電圧を整流するダイオードブリッジと、前記ダイオードブリッジにて整流された電圧を平滑するコンデンサと、圧縮機モータと、前記圧縮機モータの巻線に接続されブリッジ接続されたスイッチング素子をスイッチング動作させることにより前記コンデンサにて平滑されたDC電圧を前記圧縮機モータに擬似交流電圧として印加するインバータ部と、前記インバータ部をドライブし前記室内機と通信を行う制御部とが設けられている空気調和機において、前記室内機の前記室外機へのAC電源供給ラインに電流検知部が設けられ、前記電源リレーをオンさせて前記室外機にAC電源を供給中でかつ前記室外機が運転していない場合に前記電流検知部が一定以上の電流を検知すれば、前記電源リレーをオフし前記室外機のAC電源を遮断することを特徴とする空気調和機。
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2005
- 2005-11-18 JP JP2005333920A patent/JP2007139316A/ja active Pending
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