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JP2007137098A - 車両の後方視認装置 - Google Patents

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Tetsuo Mikami
哲夫 三神
Kazuto Kaneshige
和人 兼重
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Minebea AccessSolutions Inc
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Honda Lock Manufacturing Co Ltd
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Abstract

【課題】左側および右側のドアミラーにミラーで得られる後方視界以外の画像を表示する画像表示部が設けられる車両の後方視認装置において、車両運転者が左右一方のドアミラーを視認するだけで、左右両方の後方視界が同時に得られるようにする。
【解決手段】ミラーで得られる後方視界と同等な視界で後方を撮像する撮像手段17L,17Rが、左側および右側のドアミラー12LA;12RAにそれぞれ付設され、左側のドアミラー12LAに付設された撮像手段17Lで撮像された画像を表示する画像表示部18Rが右側のドアミラー12RAに設けられ、右側のドアミラー12RAに付設された撮像手段17Rで撮像された画像を表示する画像表示部18Lが左側のドアミラー12LAに設けられる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、車両の側方に突出する支持腕部を有してサイドドアに取付けられるミラーベースと、前記支持腕部に支承されるミラーハウジングと、該ミラーハウジングの開口部に配置されるミラーとをそれぞれ備える左側および右側のドアミラーに、前記ミラーで得られる後方視界以外の画像を表示する画像表示部が設けられる車両の後方視認装置に関する。
車両の進行方向前方および車両の側方のいずれかを撮像するようにして車両前方側を向いた撮像手段がミラーハウジング内に配設され、ドアミラーに設けられた画像表示部に前記撮像手段で撮像した画像を表示するようにしたものが、特許文献1で知られている。
特開2002−96685号公報
ところが、上記特許文献1で開示されたものでは、左右いずれか一方のドアミラーに設けられた画像表示部に、他方のドアミラーに付設された撮像手段による車両前方もしくは側方の撮像画像を表示するものであり、たとえば車両の右折時には自車の左側の他車の状況を把握することができず、たとえば右折時の危険防止のために車両を少し左側に移動させる場合や、車庫入れ時に、右側のドアミラーに頼って左側のドアミラーの確認を怠ると、車両の左側側面を擦ってしまう可能性があり、そのような状態が生じることを防止するために車両の左側を確認するための車両の一旦停止が必要となる。
また上記特許文献1には、車両の後方を撮像すべくトレーラの荷台後部中央に設けられる撮像手段で撮像した画像をドアミラーに付設された画像表示部に表示するようにした技術も開示されるが、トレーラではドアミラーおよび荷台後部間の距離が大きく、トレーラの旋回時には、ドアミラーのミラーで得られるのが荷台前部であるのに対し、画像表示部で表示されるのは荷台後方の画像であり、ミラーに映る通常の画像とは目視位置がずれており、対象物との距離をつかみ難い。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、車両運転者が左右一方のドアミラーを視認するだけで、左右両方の後方視界が同時に得られるようにした車両の後方視認装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、車両の側方に突出する支持腕部を有してサイドドアに取付けられるミラーベースと、前記支持腕部に支承されるミラーハウジングと、該ミラーハウジングの開口部に配置されるミラーとをそれぞれ備える左側および右側のドアミラーに、前記ミラーで得られる後方視界以外の画像を表示する画像表示部が設けられる車両の後方視認装置において、前記ミラーで得られる後方視界と同等な視界で後方を撮像する撮像手段が、左側および右側のドアミラーにそれぞれ付設され、左側のドアミラーに付設された前記撮像手段で撮像された画像を表示する前記画像表示部が右側のドアミラーに設けられ、右側のドアミラーに付設された前記撮像手段で撮像された画像を表示する前記画像表示部が左側のドアミラーに設けられることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、前記ミラーのサイドドア側上部に前記画像表示部が設けられることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、前記画像表示部が前記ミラーベースの支持腕部に設けられることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記撮像手段が、前記ミラーを通して車両後方側を撮像するようにして該ミラーの背面側に配置されることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記撮像手段が、前記ミラーベースの支持腕部に配設されることを特徴とする。
さらに請求項6記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記撮像手段が、前記ミラーハウジングの開口部周縁に配設されることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、左側および右側のドアミラーの一方によって車両運転者が後方視界を得ようとしたときに、車両の左右一方側の後方視界を一方のドアミラーのミラーによって得ると同時に、画像表示部に表示される左右他方側の後方画像を視認することができ、車両運転者が首を動かして左側および右側のドアミラーを確認することが不要となる。しかも画像表示部は、ミラーによる後方視界と同等の視界の画像を表示するので、あたかも左右他方側のドアミラーのミラーによる視界を見ているような感覚で左右他方側の後方画像を視認することができる。
また請求項2記載の発明によれば、ミラーのサイドドア側に画像表示部が設けられるので、車両運転者による画像表示部の視認が容易となり、しかも画像表示部に表示されている画像が反対側のドアミラーのミラーを介して得られる視界に略対応した画像であることを認識し易くなる。またミラーを介して認識し得る視界においてデッドスペース(空を映しだしている部分)に対応して、画像表示部がミラーの上部に設けられるので、ミラーによる通常視界を画像表示部が損なうことはなく、画像表示部が設けられるにもかかわらず、ミラーによる通常視界を良好に得ることができる。
請求項3記載の発明によれば、画像表示部がミラーベースの支持腕部に設けられるので、ミラーを介して得られる通常の後方視界を画像表示部が妨げることはなく、しかも左右一方のドアミラーのベースミラーに左右他方の後方画像を表示することで、画像表示部に表示されている画像が左右他方側のものであることを感覚的に認識し易い。
請求項4記載の発明によれば、ミラーを通して得られる通常視界に最も近い映像を撮像手段で撮像することができる。
さらに請求項5または6記載の発明によれば、ミラーを介して得られる通常の後方視界を撮像手段が妨げることはない。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図5は本発明の第1実施例を示すものであり、図1は乗用車両の側面図、図2は図1の2矢視平面図、図3は右側のドアミラーを車両後方から見た正面図、図4は図3の4−4線拡大断面図、図5は制御系の構成を示すブロック図である。
先ず図1および図2において、この車両Vは左および右サイドドア11L,11Rを左右両側に備えるものであり、左サイドドア11Lには本発明に従う左側のドアミラー12LAが取付けられ、右サイドドア11Rには本発明に従う右側のドアミラー12RAが取付けられる。
左側のドアミラー12LAは、通常のドアミラーと同様に、図1および図2の鎖線LLで示す範囲の後方視界を得ることができると同時に、右側のドアミラー12RAによって得られる後方視界(図2の鎖線LRで示す範囲)と同等の後方画像を表示可能であり、右側のドアミラー12RAは、通常のドアミラーと同様に、図2の鎖線LRで示す範囲の後方視界を得ることができると同時に、左側のドアミラー12LAによって得られる後方視界(図1および図2の鎖線LLで示す範囲)と同等の後方画像を表示可能である。
左側のドアミラー12LAおよび右側のドアミラー12RAは、基本的には同一の構成を有して左右対称に構成されるものであり、以下、右側のドアミラー12RAの構成について詳細に説明するものの左側のドアミラー12LAの構成についての詳細な説明は省略する。
図3および図4において、右側のドアミラー12RAは、右サイドドア11Rに取付けられるミラーベース13に支承されたミラーハウジング14の開口部15にミラー16Aが配置されて成るものであり、この右側のドアミラー12に、撮像手段17Rが付設されるとともに画像表示部18Rが設けられる。
前記ミラーベース13は車両Vの右側方に突出する支持腕部13aを一体に有して右サイドドア11Rに取付けられるものであり、ミラーハウジング14は、右サイドドア11R側の格納位置と、図3および図4で示すように右サイドドア11Rから側方に突出した突出位置との間で回動することを可能として前記支持腕部13aに支承される。
ミラーハウジング14は、右サイドドア11Rから突出した突出位置にあるときには後方に臨む開口部15を有して合成樹脂により椀状に形成されるものであり、前記支持腕部13aに回動可能に支持されるブラケット19がミラーハウジング14に収納、固定される。しかもブラケット19には、ミラーハウジング14を格納位置および突出位置間で回動駆動するための電動モータを含むハウジング駆動ユニット20が取付けられる。
前記ブラケット19の前記開口部15側の部分には、ミラー駆動ユニット21のユニットハウジング22が取付けられており、ミラー16Aを保持するミラーホルダ23が、前後および左右の揺動を可能として前記ユニットハウジング22に支承される。
前記ミラー駆動ユニット21は、相互に独立して進退可能な一対の軸24…を有しており、それらの軸24…の先端部が前記ミラーホルダ23に連結される。而してミラー駆動ユニット21が、一対の前記軸24…を、その軸方向進退位置を調節しつつ軸方向に作動せしめることにより、ミラーホルダ23およびミラー16Aが前後および左右に回動することになる。
前記画像表示部18Rは、前記ミラー16Aの右サイドドア11R側上部に設けられ、前記ミラー16Aで得られる後方視界と同等な視界で後方を撮像する前記撮像手段17Rが、前記ミラー16Aを通して車両後方側を撮像するようにして該ミラー16Aの背面側に配置される。
前記画像表示部18Rは、前記ミラー16Aの背面側に位置するようにして前記ミラーホルダ23に液晶表示器等の表示器25が取付けられて成るものであり、前記撮像手段17Rは、画像表示部18Rの下方に配置されるようにして前記ミラーホルダ23に取付けられる。
而して前記画像表示部18Rの一部を構成するクリア部26が、前記撮像手段17Rの配置部分を含んで前記ミラー16Aに形成されるものであり、このクリア部26は、その部分だけミラー16Aの背面に反射膜をコーティングしないことによって形成される。
図5において、左側のドアミラー12LAにも、上述の右側のドアミラー12RAと同様にして、左側のドアミラー12LAのミラーで得られる後方視界と同等な視界で後方を撮像する撮像手段17Lと、表示器25を有する画像表示部18Lとが設けられる。
而して右側のドアミラー12RAおよび左側のドアミラー12LAにそれぞれ設けられる撮像手段17R,17Lによる撮像画像は制御ユニット27に入力されるものであり、右側のドアミラー12RAおよび左側のドアミラー12LAにそれぞれ設けられる画像表示部18R,18Lの画像表示は制御ユニット27で制御される。
前記制御ユニット27は、右側のドアミラー12RAに付設された撮像手段17Rで得られた画像信号をデジタル化する右側画像信号用キャプチャ回路28と、左側のドアミラー12LAに付設された撮像手段17Lで得られた画像信号をデジタル化する左側画像信号用キャプチャ回路29と、右側画像信号用キャプチャ回路28で得られる信号に基づいて左側のドアミラー12LAに設けられた画像表示部18Lにおける表示器25の画像表示を制御する表示制御回路30と、左側画像信号用キャプチャ回路29で得られる信号に基づいて右側のドアミラー12RAに設けられた画像表示部18Rにおける表示器25の画像表示を制御する表示制御回路31とを備える。
すなわち右側のドアミラー12RAに付設された撮像手段17Rで撮像された画像が左側のドアミラー12LAに設けられた画像表示部18Lに表示され、左側のドアミラー12LAに付設された撮像手段17Lで撮像された画像が右側のドアミラー12RAに設けられた画像表示部18Rに表示されることになる。
しかも車載バッテリ32に接続されるイグニッションスイッチ33と、前記両表示制御回路30,31との間に、車両運転者の切換操作を可能とした作動・停止切換スイッチ34が接続されており、両表示制御回路30,31は、作動・停止切換スイッチ34の導通状態ではイグニッションスイッチ33の導通に応じて前記両画像表示部18L,18Rに画像を表示し、イグニッションスイッチ33の導通状態では、作動・停止切換スイッチ34の導通・遮断に応じて前記両画像表示部18L,18Rへの画像表示および表示停止を切り換える。
次にこの第1実施例の作用について説明すると、ミラー16A…で得られる後方視界と同等な視界で後方を撮像する前記撮像手段17L,17Rが、左側および右側のドアミラー12LA,12RAにそれぞれ付設され、左側のドアミラー12LAに付設された撮像手段17Lで撮像された画像を表示する画像表示部18Rが右側のドアミラー12RAに設けられ、右側のドアミラー12RAに付設された撮像手段17Rで撮像された画像を表示する画像表示部18Lが左側のドアミラー12LAに設けられるので、左側および右側のドアミラー12LA,12RAの一方たとえば右側のドアミラー12RAによって車両運転者が後方視界を得ようとしたときに、右側のドアミラー12RAのミラー16Aによる車両の右側の後方視界を得ると同時に、画像表示部18Rに表示される車両の左側の後方画像を視認することができ、車両運転者が首を動かして左側および右側のドアミラー12LA,12RAを確認することが不要となる。
しかも撮像手段17L,17Rは、ミラー16A…による後方視界と同等な視界で後方を撮像するものであるので、画像表示部18R,18Lもミラー16A…による後方視界と同等の視界の画像を表示することになるので、右側のドアミラー12RAの画像表示部18Rを見たときには、あたかも左側のドアミラー12LAのミラーによる視界を見ているような感覚で左側の後方画像を視認することができる。
またミラー16A…のサイドドア11L,11R側に画像表示部18L,18Rが設けられるので、車両運転者による画像表示部18L,18Rの視認が容易となるだけでなく、画像表示部18L,18Rに表示されている画像が反対側のドアミラーのミラーを介して得られる視界に略対応した画像であることを認識し易くなる。しかもミラー16Aを介して認識し得る視界でのデッドスペース(空を映しだしている部分)に対応して、画像表示部18L,18Rがミラー16A…の上部に設けられるので、ミラー16A…による通常視界を画像表示部18L,18Rが損なうことはなく、画像表示部18L,18Rが設けられるにもかかわらず、ミラー16A…による通常視界を良好に得ることができる。
さらに撮像手段17L,17Rが、ミラー16A…を通して車両後方側を撮像するようにして該ミラー16A…の背面側に配置されるので、ミラー16A…を通して得られる通常視界に最も近い映像を撮像手段17L,17Rで撮像することができる。
第1実施例の変形例として、画像表示部18L,18Rの一部を構成するとともに撮像手段17L,17Rの配置部分を含むクリア部26をミラー16Aに形成するのに代えて、表示器25…および撮像手段17L,17Rが配置される領域でミラーの一部を、ミラーの背面側の光は透過するもののミラーの表面側からの光は反射するようにしたハーフミラーとして形成するようにしてもよい。そうすれば撮像手段17L,17Rを外部から認識できないようにするとともに、表示器25の非表示状態では表示器25を外部から認識できないようにして外観性を高めるとともに、表示器25の非表示状態ではミラーのうち表示器および撮像手段が配置される部分を通常のミラーとして活用することができる。
また第1実施例では、画像表示部18L,18Rおよび撮像手段17L,17Rが上下に並んで配置されていたが、並列配置させるようにしてもよい。
図6および図7は本発明の第2実施例を示すものであり、上記第1実施例に対応する部分には同一の参照符号を付して図示するのみで、詳細な説明は省略する。
右側のドアミラー12RBは、右サイドドア11Rに取付けられるミラーベース13と、該ミラーベース13の支持腕部13aに支承されるミラーハウジング14と、該ミラーハウジング14の開口部15に配置されるミラー16Bとを備えるものであり、前記ミラーベース13の支持腕部13aに、前記ミラー16Bによる後方視界と同等の視界で後方を撮像する撮像手段38が付設されるとともに、左側のドアミラー側の撮像手段で得られる後方画像を表示するための画像表示部35が設けられる。
前記支持腕部13aの後方側に臨む部分に開口部36が設けられており、該開口部36を塞ぐ透明なクリア部材37が支持腕部13aに取付けられる。而して画像表示部35は、該クリア部材37と、該クリア部材37の背面側に配置されて支持腕部13a内に固定配置される表示器25とから成り、前記撮像手段38は、クリア部材37の背面側に配置されて支持腕部13a内に固定配置され、表示器25および撮像手段17Rはクリア部材37で保護される。
而して画像表示部35および撮像手段38は、図6で示すように、上下に並んで配置されていても、並列配置されていてもよい。
左側のドアミラーも、撮像手段38が付設されるとともに、右側のドアミラー12RB側の撮像手段38で得られる後方画像を表示するための画像表示部35が設けられるようにして、基本的には右側のドアミラー12RBと同様に構成される。
この第2実施例によれば、画像表示部35がミラーベース13の支持腕部13aに設けられるので、ミラー16Bを介して得られる通常の後方視界を画像表示部35が妨げることはなく、しかも右側のドアミラー12RBが備えるミラーベース13の支持腕部13aに左側後方の画像を表示することで、画像表示部35に表示されている画像が左側のものであることを感覚的に認識し易くなる。またミラー16Bを介して得られる通常の後方視界を撮像手段が妨げることはない。
図8および図9は本発明の第3実施例を示すものであり、上記第1および第2実施例に対応する部分には同一の参照符号を付して図示するのみで、詳細な説明は省略する。
右側のドアミラー12RCは、右サイドドア11Rに取付けられるミラーベース13と、該ミラーベース13の支持腕部13aに支承されるミラーハウジング14と、該ミラーハウジング14の開口部15に配置されるミラー16Cとを備えるものであり、第1実施例の撮像手段17Rと基本的に同一の構成を有するとともにミラー16Cによる後方視界と同等の視界で後方を撮像する撮像手段39が、ミラー16Cの右サイドドア11R側上部の背面側に配置されるようにしてミラーホルダ23に取付けられる。またミラーベース13の支持腕部13aには、左側のドアミラー側の撮像手段で得られる後方画像を表示するための画像表示部40が設けられる。
前記支持腕部13aの後方側に臨む部分に開口部41が設けられており、該開口部41を塞ぐ透明なクリア部材42が支持腕部13aに取付けられる。而して画像表示部40は、前記クリア部材42と、該クリア部材42の背面側に配置されて支持腕部13a内に固定配置される表示器25とから成り、表示器25はクリア部材42で保護される。
左側のドアミラーも、撮像手段39が付設されるとともに、右側のドアミラー12RC側の撮像手段39で得られる後方画像を表示するための画像表示部40が設けられるようにして、基本的には右側のドアミラー12RCと同様に構成される。
この第3実施例によれば、画像表示部40がミラーベース13の支持腕部13aに設けられるので、ミラー16Cを介して得られる通常の後方視界を画像表示部40が妨げることはない。しかも右側のドアミラー12RCが備えるミラーベース13の支持腕部13aに左側後方の画像を表示することで、画像表示部40に表示されている画像が左側のものであることを感覚的に認識し易くなる。
さらに撮像手段39が、ミラー16Cを通して車両後方側を撮像するようにして該ミラー16Cの背面側に配置されるので、ミラー16Cを通して得られる通常視界に最も近い映像を撮像手段39で撮像することができる。
上記第3実施例の変形例として、画像表示部がミラーの背面側に設けられ、撮像手段がミラーベースの支持腕部に付設されるようにしてもよい。
図10は本発明の第4実施例を示すものであり、上記第1〜第3実施例に対応する部分には同一の参照符号を付して図示するのみで、詳細な説明は省略する。
右側のドアミラー12RDは、右サイドドア11Rに取付けられるミラーベース13と、該ミラーベース13の支持腕部13aに支承されるミラーハウジング14と、該ミラーハウジング14の開口部15に配置されるミラー16Bとを備えるものであり、ミラーハウジング14における開口部15の周縁上部に、ミラー16Bによる後方視界と同等の視界で後方を撮像する撮像手段44が付設され、ミラーベース13の支持腕部13aには、第3実施例と基本的に同一の構成を有する画像表示部45が、左側のドアミラー側の撮像手段で得られる後方画像を表示するようにして設けられる。
左側のドアミラーも、撮像手段44が付設されるとともに、右側のドアミラー12RD側の撮像手段44で得られる後方画像を表示するための画像表示部45が設けられるようにして、基本的には右側のドアミラー12RDと同様に構成される。
この第4実施例によれば、ミラー16Bを介して得られる通常の後方視界を撮像手段44および画像表示部45が妨げることはない。
さらに本発明の他の実施例として、右側のドアミラーにおけるミラーハウジング14における開口部の周縁上部に、右側のドアミラーにおけるミラーによる後方視界と同等の視界で後方を撮像する撮像手段が付設され、ミラーに画像表示部が設けられるようにしてもよい。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
第1実施例の乗用車両の側面図である。 図1の2矢視平面図である。 右側のドアミラーを車両後方から見た正面図である。 図3の4−4線拡大断面図である。 制御系の構成を示すブロック図である。 第2実施例の図3に対応した正面図である。 図6の7−7線拡大断面図である。 第3実施例の図3に対応した正面図である。 図8の9−9線拡大断面図である。 第4実施例の図3に対応した正面図である。
符号の説明
11L,11R・・・サイドドア
12LA,12RA,12RB,12RC,12RD・・・ドアミラー
13・・・ミラーベース
13a・・・支持腕部
14・・・ミラーハウジング
15・・・開口部
16A,16B,16C・・・ミラー
17L,17R,38,39,44・・・撮像手段
18L,18R,35,40,45・・・画像表示部
V・・・車両

Claims (6)

  1. 車両(V)の側方に突出する支持腕部(13a)を有してサイドドア(11L,11R)に取付けられるミラーベース(13)と、前記支持腕部(13a)に支承されるミラーハウジング(14)と、該ミラーハウジング(14)の開口部(15)に配置されるミラー(16A,16B,16C)とをそれぞれ備える左側および右側のドアミラー(12LA;12RA,12RB,12RC,12RD)に、前記ミラー(16A〜16C)で得られる後方視界以外の画像を表示する画像表示部(18L;18R,35,40,45)が設けられる車両の後方視認装置において、前記ミラー(16A〜16C)で得られる後方視界と同等な視界で後方を撮像する撮像手段(17L,17R,38,39,44)が、左側および右側のドアミラー(12LA;12RA,12RB,12RC,12RD)にそれぞれ付設され、左側のドアミラー(12LA)に付設された前記撮像手段(17L,38,39,44)で撮像された画像を表示する前記画像表示部(18R,35,40,45)が右側のドアミラー(12RA〜12RD)に設けられ、右側のドアミラー(12RA〜12RD)に付設された前記撮像手段(17R,38,39,44)で撮像された画像を表示する前記画像表示部(18L,35,40,45)が左側のドアミラー(12LA)に設けられることを特徴とする車両の後方視認装置。
  2. 前記ミラー(16A)のサイドドア(11L,11R)側上部に前記画像表示部(18L,18R)が設けられることを特徴とする請求項1記載の車両の後方視認装置。
  3. 前記画像表示部(35,40,45)が前記ミラーベース(13)の支持腕部(13a)に設けられることを特徴とする請求項1記載の車両の後方視認装置。
  4. 前記撮像手段(17L,17R,39)が、前記ミラー(16A,16C)を通して車両後方側を撮像するようにして該ミラー(16A,16C)の背面側に配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車両の後方視認装置。
  5. 前記撮像手段(38)が、前記ミラーベース(13)の支持腕部(13a)に配設されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車両の後方視認装置。
  6. 前記撮像手段(44)が、前記ミラーハウジング(14)の開口部周縁に配設されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車両の後方視認装置。
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