[go: up one dir, main page]

JP2007132414A - コネクティングロッドの製造方法 - Google Patents

コネクティングロッドの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007132414A
JP2007132414A JP2005325200A JP2005325200A JP2007132414A JP 2007132414 A JP2007132414 A JP 2007132414A JP 2005325200 A JP2005325200 A JP 2005325200A JP 2005325200 A JP2005325200 A JP 2005325200A JP 2007132414 A JP2007132414 A JP 2007132414A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
bolts
pair
cap
connecting rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005325200A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuguo Oguchi
嗣夫 小口
Hideki Okumura
秀樹 奥村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2005325200A priority Critical patent/JP2007132414A/ja
Priority to US12/084,544 priority patent/US20090250859A1/en
Priority to PCT/JP2006/322300 priority patent/WO2007055254A1/ja
Priority to CNA2006800418497A priority patent/CN101304853A/zh
Priority to DE112006002937T priority patent/DE112006002937T5/de
Publication of JP2007132414A publication Critical patent/JP2007132414A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)

Abstract

【課題】本体部とキャップ部とを結合させる一対のボルトの締め付け力を管理することにより、破断分割時に収縮したキャップ部と本体部とを精度良く結合させることにある。
【解決手段】一対のボルトをそれぞれ高速で回転させ(S1)、該一対のボルトの締め付け量が回転角度法による4400度を超えたときに低速に切り換えて締め付ける(S2)。その際、前記低速で回転させて締め付けられたボルトの締め付けトルクが作業者が手作業で一対のボルトをそれぞれ指締めした実験データから求められた仮締めトルクである2Nmに達したとき各ボルトの回転を停止させて待機状態とし(S3)、前記2Nmとなった状態を起点として前記一対のボルトをそれぞれ同期させて、トルクが30Nmに到達するまで締め付ける(S4)。
【選択図】図7

Description

本発明は、大端部から破断されたキャップ部と本体部とを、一対のボルトにおける締め付け力を管理することによって好適に結合させることが可能なコネクティングロッドの製造方法に関する。
従来から、内燃機関のピストンとクランクシャフトとを連結するコネクティングロッド(以下、略称してコンロッドともいう)が知られている。
この種のコンロッドには、前記コンロッドの本体部とキャップ部とをそれぞれ個別に製造した後、一対のボルトを用いて前記本体部と前記キャップ部とを一体的に連結して組み立てる組立型のコンロッドが用いられている(特許文献1参照)。
この組立型のコンロッドは、一端部に設けられた大端部と他端部に設けられた小端部とを有し、前記大端部の本体部とキャップ部とをそれぞれ個別に製造した後、一対のボルトによって一体的に組み付けられる。この組立型のコンロッドは、本体部のピン穴及びキャップ部のピン穴にそれぞれ位置決めピンを嵌合することにより、本体部に対してキャップ部を高精度に位置決めさせた状態で組み付けている。
しかしながら、前記組立型のコンロッドでは、本体部とキャップ部とをそれぞれ個別に鍛造成形した後、本体部及びキャップ部の2部品に対してそれぞれボルト孔を穿孔し、さらに、前記本体部及びキャップ部の合わせ面をそれぞれ平坦面に加工する必要があり、このため、加工工数が多くなって生産効率を上昇させるための障害となっている。
そこで、本出願人は、図10に示されるような破断分割型のコンロッド1を提案している(特許文献2参照)。
この種の破断分割型のコンロッド1は、例えば、本体部6とキャップ部7とが同一部材として一体的に設けられた図示しない成形体を鍛造成形によって一体成形した後、溝Cを破断線として、本体部6とキャップ部7とに破断分割し、さらに、ボルト孔8に螺入された一対のボルト9a、9bを介して、これら本体部6とキャップ部7とを一体的に連結(結合)することによって製造される。
この破断分割型のコンロッド1の一方の端部である小端部4には、小径な第1貫通孔2が設けられ、軸線方向に沿った反対側の他方の端部である大端部5には、前記第1貫通孔2に比して大径な第2貫通孔3が設けられる。
コンロッド1の大端部5は、溝Cを破断線として、第2貫通孔3の略中央付近で該コンロッド1の長手方向(図9におけるX方向)に対して直交する方向(Y方向)に破断され、これによりコンロッド1が本体部6とキャップ部7とに分割される。この場合、本体部6側の破断面及びキャップ部7側の破断面がそれぞれ凹凸状及び凸凹状となるので、一対のボルト9a、9bを装着した際、前記本体部6側の凹凸破断面と前記キャップ部7側の凸凹破断面とがそれぞれ密着して、両者をそれぞれ高精度に組み付けることができる。
前記本体部6とキャップ部7とは、一対のボルト9a、9bをボルト孔8に沿って挿入し前記ボルト孔8内に形成された図示しないねじ部(雌ねじ)とボルト9a、9bのねじ部(雄ねじ)とを嵌合させることによって互いに連結される。
前記破断分割型のコンロッド1では、大端部5を破断分割する前にボルト孔8を穿孔するため、本体部6側及びキャップ部7側に対して同時にボルト孔8を穿孔加工することができる。このため、本体部6及びキャップ部7の2部品に対してそれぞれ個別にボルト孔8を穿孔加工する必要がないと共に、前記本体部6及びキャップ部7のそれぞれの合わせ面を平坦面に加工する必要がない。
特開平11−2230号公報 特公平2−19328号公報
ところで、前記破断分割型のコンロッドでは、組立型のコンロッドのような位置決めピンを用いておらず、本体部側及びキャップ部側の凹凸破断面と凸凹破断面とをそれぞれ密着させる際、前記本体部側及びキャップ部側の凹凸破断面と凸凹破断面とをそれぞれ精度良く面合わせする必要がある。
また、前記本体部と前記キャップ部とを一体的に組み付ける際、凹凸破断面及び凸凹破断面のそれぞれの形状を損壊してしまうと、合わせ面として位置決めの機能を発揮できないと共に、本体部とキャップ部との間に余計な間隙ができて異音の発生原因となったり、大端部の孔部の真円度に悪影響を及ぼす場合がある。
さらに、コンロッドを本体部とキャップ部とに破断分割した場合、その破断分割後に発生する残留応力によって本体部とキャップ部とにそれぞれ収縮現象が起こり(一般的には、本体部側の収縮と比較してキャップ部側の収縮が大きくなる)、前記収縮現象によって本体部側の破断分割面とキャップ部側の破断分割面とを合わせようとしても、位置ズレが生じて精度良く面合わせできないという問題がある。
なお、コンロッドを本体部とキャップ部とに破断分割した際、その破断分割後に発生する残留応力によって本体部及びキャップ部に伸長(拡大)現象が起こる場合もある。
本発明は前記の点に鑑みてなされたものであり、本体部とキャップ部とを結合させる一対のボルトの締め付け力を管理することにより、破断分割時に収縮したキャップ部と本体部とを精度良く結合させることが可能なコネクティングロッドの製造方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、大端部と小端部とを有するコネクティングロッドを一体成形し前記コネクティングロッドをキャップ部と本体部とに破断分割した後、さらに、前記キャップ部と前記本体部との破断面をそれぞれ合わせ面として該キャップ部と該本体部とを一対のボルトを締め付けて結合させるコネクティングロッドの製造方法であって、
前記一対のボルトをそれぞれ回転させて前記キャップ部の破断面と前記本体部の破断面とを相互に接近させ、前記キャップ部及び前記本体部の各破断面の凹凸と凸凹とが相互に合致するように前記キャップ部の破断面と前記本体部の破断面とをそれぞれ接触させ、前記回転によって締め付けられた一対のボルトの締め付けトルクが、それぞれ、予め実験データによって求められた仮締めトルクに達したとき、各ボルトの回転を停止させて待機状態とする工程と、
前記一対のボルトをそれぞれ同期させて、前記仮締めトルクよりも大なる所定トルクに到達するまで締め付ける工程と、
を有することを特徴とする。
この場合、前記仮締めトルクは、作業者による指締め時のトルクに対応するトルクに設定されるとよい。
本発明によれば、先ず、一対のボルトをそれぞれ所定速度で回転させて前記一対のボルトを締め付けることにより、キャップ部の破断面と本体部の破断面とを相互に接近させ、前記キャップ部及び前記本体部の各破断面の凹凸と凸凹とが相互に合致するように前記キャップ部の破断面と前記本体部の破断面とをそれぞれ接触させる。この場合、破断分割時に収縮したキャップ部の変形による各破断面同士の位置ずれが矯正される。そして、前記一対のボルトの締め付けトルクがそれぞれ予め設定された仮締めトルクに達したとき、各ボルトの回転を停止させて待機状態とする。
この仮締めトルクは、作業者が手作業で一対のボルトをそれぞれ指締めしたときの最大のトルクをトルクレンチで測定した実験データに基づいて予め設定されたものであり、例えば、前記仮締めトルクが、約2Nmに設定される。なお、前記仮締めトルクは、コネクティングロッドの種類、大きさ等によってそれぞれ異なるように設定される。
このように、本発明では、一対のボルトをそれぞれ締め付けるタイミングを合わせるのではなく、作業者が手作業によって指締めしたときのトルクと同等の仮締めトルクとなった時、すなわち、前記キャップ部及び前記本体部の各破断面の凹凸と凸凹とが相互に合致するように前記キャップ部の破断面と前記本体部の破断面とをそれぞれ接触させ、破断分割時に収縮したキャップ部の変形による各破断面同士の位置ずれが矯正された時を起点として前記一対のボルトをそれぞれ同期させて、前記仮締めトルクよりも大なる所定トルクに到達するまで締め付けることにより、一旦破断分割されたキャップ部と本体部とをより一層精度よく結合させることができる。
本発明によれば、本体部の破断面とキャップ部の破断面との合わせ面における締め付け精度が向上する。この結果、一旦破断分割されたキャップ部と本体部とをより一層精度よく結合させ、コネクティングロッドの製造歩留まりを向上させることができると共に、前記コネクティングロッドを効率よく生産することができる。
本発明に係るコネクティングロッドの製造方法について、これを実施する連結装置との関係において好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1は、連結装置100の概略全体斜視図であり、この連結装置100には、破断分割されたキャップ部7と本体部6とを位置決めして破断面の凹凸と凸凹とを相互に合わせる位置合わせ装置10が組み込まれている。
先ず、位置合わせ装置10につき、要部概略斜視図である図2、一部断面側面図である図3、上方矢視平面図である図4をそれぞれ参照して説明する。
この位置合わせ装置10は、長尺溝(図示せず)が設けられた摺接板11が下端面に取り付けられた基台12と、該基台12上に敷設されたガイドレール14と、該ガイドレール14を長手方向に沿って囲繞するように基台12上に略平行に立設された2本の側板16a、16bと、該側板16a、16bの上端面且つ長手方向の各端部に位置決め固定された第1台座18及び第2台座20と、これら第1台座18及び第2台座20との間であって且つ第2台座20に近接する位置に固定された第3台座22とを有する。
基台12において、一部が切り欠かれた一端面には、後述する変位用シリンダ110のロッド114が連結されたロッド連結板23が嵌合されている。
また、幅広且つ肉厚な平板形状のガイドレール14(図2参照)上における一端部には、該ガイドレール14に係合する凹部が下端面に設けられた第1係合部材24が載置されている。この第1係合部材24の上端面には平板26が設置されており、該平板26の一端部には、連結板28が立設されている。これら平板26及び連結板28の一端面には押圧板30が固定されており、該押圧板30には、第1変位機構である第1シリンダ32のロッド34が連結されている。
そして、前記平板26の他端部には、スペーサ36、38を介して第1位置決め部材40が立設されている(図3参照)。この第1位置決め部材40は、第1台座18に設けられた貫通孔42を通ってコネクティングロッド1(以下、コンロッド1という)の第1貫通孔2に到達している。このことから諒解されるように、第1位置決め部材40は、第1シリンダ32のロッド34が前進・後退動作することに伴って第1係合部材24がガイドレール14上を変位することに追従して変位する。
なお、第1位置決め部材40には、コンロッド1の第1貫通孔2における第1内周壁S1の形状に対応する形状の湾曲面44が設けられている(図4参照)。後述するように、この湾曲面44は、第1貫通孔2における第1内周壁S1のキャップ部7側に当接する。
同様に、ガイドレール14(図2参照)の他端部にも、該ガイドレール14に係合する凹部が下端面に設けられた第2係合部材46が載置されている(図3参照)。この第2係合部材46の上端面には、スペーサ48と、該スペーサ48に比して長尺な変位板50が立設されており、この変位板50には、ナット52で位置決めされたねじ部材54が螺合されている。そして、このねじ部材54の頭部には、第2変位機構としての第2シリンダ56を構成するロッド58が当接している。
一方、スペーサ48上には、さらなるスペーサ60を介して第2位置決め部材62が立設されている。この第2位置決め部材62は、第2台座20の貫通孔63を通ってコンロッド1の第2貫通孔3に到達している。また、第2位置決め部材62は、キャップ部7の第2貫通孔3における第2内周壁S2の形状に対応する形状の湾曲面64を有する(図4参照)。
第2台座20は、図2に示すように突端部66を有し、該突端部66には断面略L字状のL字型フレーム68がボルト69を介して連結されている。キャップ部7を堰止する堰止部材として機能するこのL字型フレーム68は、キャップ部7の外壁に当接する。
第3台座22において、第2台座20に近接する側の端部には、本体部6側の第2貫通孔3における第3内周壁S3の形状に対応する形状の湾曲面70を有する第3位置決め部材72が突出形成されている。この第3位置決め部材72によって本体部6が位置決め固定される。
そして、第2位置決め部材62と第3位置決め部材72には、お互いに対向する位置に凹部74、76が設けられており(図3参照)、これら凹部74、76には、弾性部材としてのコイルスプリング78が挿入されている。第2位置決め部材62が第2係合部材46とともに変位可能であり、且つ第3位置決め部材72が第3台座22と一体的に位置決め固定されているため、コイルスプリング78は、第2位置決め部材62を第3位置決め部材72から離間する方向に、常時、弾発付勢している。
連結装置100(図1参照)は、以上のように構成された位置合わせ装置10の他、ガイドレール102a、102b又はガイドレール104a、104bが上端面にそれぞれ設置されて互いに隣接する第1基盤106及び第2基盤108とを有し、前記位置合わせ装置10は、基台12の下端面に取り付けられた摺接板11を介して、第1基盤106のガイドレール102a、102b上に変位自在に載置されている。すなわち、ガイドレール102a、102bは、摺接板11の長尺溝に摺接自在に挿入されている。
第1基盤106の上端面には変位用シリンダ110が設置されるとともにゲート状架台112が立設されており、このうち、変位用シリンダ110のロッド114の先端は、基台12における第2シリンダ56が設置された側の端面に嵌合された前記ロッド連結板23に連結されている。
また、ゲート状架台112において、第1基盤106の長手方向に直交する方向に延在する水平部の位置合わせ装置10側に臨む端面には、介在板116及びブラケット118を介して幅位置規制用シリンダ120が設置されている。
この幅位置規制用シリンダ120の各側面に進退動作自在に設けられたロッド122には支持板124、124が連結されており、各支持板124、124の側面には、ゲート状架台112側に指向して延在するアーム部材126、126が取り付けられている。なお、各アーム部材126、126の先端部には、互いに対向する面に緩衝部材128、128が接合されている(図5及び図6参照)。
第2基盤108のガイドレール104a、104b(図1参照)上には、架台130a、130bが変位自在に載置されている。これら架台130a、130bの下端面には挟持部材132、132が設置されており、前記ガイドレール104a、104bは、これら挟持部材132、132の下端面に形成された溝内に挿入されている。
架台130a、130bのそれぞれには、L字状ステー134、134が取り付けられており、各L字状ステー134、134には、ナットランナ136a、136bがそれぞれ支持されている。
図5及び図6に示すように、ナットランナ136a又はナットランナ136bは、回転動作可能な主軸138と、該主軸138の先端に設けられたソケット140とを有し、このソケット140の図示しない凹部に対して本体部6とキャップ部7とを連結するためのボルト9a、9bの頭部が係合し、前記主軸138及びソケット140の回転作用下に該ボルトが9a、9bが締め付けられる。
第2基盤108の上端面には、略逆コの字状のピン挿入盤142(図1参照)が設置されており、該ピン挿入盤142には、ピン144、144によって押止板146、146が連結されている。なお、各ピン144は、前記ピン挿入盤142に形成されたピン挿入孔148に挿入されている(図5参照)。
本発明に係るコネクティングロッドの製造方法を実施する連結装置100は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に、その動作につき説明する。
本体部6及びキャップ部7の位置合わせを行うに際しては、予め、第1シリンダ32のロッド34を後退動作させておくとともに、第2シリンダ56のロッド58を前進動作させておく。第2シリンダ56のロッド58の前進動作により、変位板50に連結された第2係合部材46がガイドレール14に案内されながら第1シリンダ32側に指向して変位する。
これに追従して、第2位置決め部材62が第3位置決め部材72に指向して変位するとともに、これら第2位置決め部材62と第3位置決め部材72とに橋架されたコイルスプリング78が収縮される。
そして、先ず、本体部6の小端部4を第1台座18に載置するとともに、大端部5を第3台座22に載置する。その一方で、キャップ部7を第2台座20に載置する。
次に、第1シリンダ32を付勢する。これによりロッド34が前進動作し、その結果、押圧板30、連結板28及び平板26を介して第1係合部材24がガイドレール14に案内されながら第2シリンダ56側に指向して変位する。これに伴い、2枚のスペーサ36、38を介して平板26に立設された第1位置決め部材40が、第1貫通孔2内で第2シリンダ56側に指向して変位する。
変位する第1位置決め部材40の湾曲面44は、第1貫通孔2の第1内周壁S1に当接する。ロッド34がさらに前進動作することによって第1位置決め部材40がさらに変位すると、本体部6が第1位置決め部材40によって押圧され、第2シリンダ56側に指向して前進する。
この場合、第1位置決め部材40の湾曲面44が第1貫通孔2の第1内周壁S1の形状に対応する形状に設けられているので、本体部6が前進する際に該本体部6が第1貫通孔2を回転中心として揺動することが著しく抑制される。
前進する本体部6における第2貫通孔3の第3内周壁S3は、最終的に、第3台座22の第3位置決め部材72に当接する。この第3位置決め部材72、すなわち、第3台座22が側板16a、16bに位置決め固定されているので、本体部6は、第3位置決め部材72に堰止される。これにより、本体部6のそれ以上の前進が阻止される。
ここで、上記したように、第3位置決め部材72の湾曲面70は、第2貫通孔3の第3内周壁S3の形状に対応する形状に設けられている。このため、本体部6が前進する際に第1貫通孔2を回転中心として揺動した場合であっても、第2貫通孔3の第3内周壁S3が第3位置決め部材72の湾曲面70に案内され、その結果、本体部6が、揺動が起こる前の位置に戻される。
以上の動作により、破断分割されたコンロッド1の本体部6が位置決めされる。
次に、第2シリンダ56を付勢してロッド58を後退動作させる。これに伴って該ロッド58がねじ部材54の頭部から離間し、第2係合部材46が第2シリンダ56の押圧力から解放される。このため、コイルスプリング78が弾性復元によって伸張すると、第2位置決め部材62が第3位置決め部材72から離間する方向に変位する。
変位した第2位置決め部材62の湾曲面64は、キャップ部7の第2貫通孔3における第2内周壁S2を押圧する。これによりキャップ部7が本体部6から離間する方向に変位し、最終的に、L字型フレーム68によって堰止される。
この変位の際、湾曲面64の形状が第2内周壁S2の形状に対応しているので、キャップ部7の第2貫通孔3を回転中心とする揺動が抑制される。このため、L字型フレーム68で堰止されたキャップ部7の破断面は、本体部6の破断面に対向する同一直線上に位置する。すなわち、本体部6とキャップ部7とが高精度に位置合わせされる。
この状態で、変位用シリンダ110のロッド114が前進動作する。上記したようにこのロッド114がロッド連結板23に連結されているため、位置合わせ装置10は、ガイドレール102a、102bに案内されながらゲート状架台112側に指向して変位する。
変位用シリンダ110のロッド114が前進端に位置すると、大端部5及びキャップ部7の各側面と、前記アーム部材126、126の内方側面に取り付けられた緩衝部材128、128との位置が略合致する。その後、幅位置規制用シリンダ120の各側面のロッド122が互いに接近するように動作し、これにより大端部5及びキャップ部7の各側面の位置がアーム部材126、126によって規定され、その結果、大端部5とキャップ部7との位置合わせの精度がさらに向上する。
以上の動作の間に、架台130a、130bは、第2基盤108上に設けられたガイドレール104a、104bに沿って案内され、ナットランナ136a、136bの各ソケット140、140の位置がコンロッド1のボルト孔8、8の位置に合致するまで変位する。
この際、架台130a、130bの端部が押止板146によって押止され、これにより、L字状ステー134、134に支持されたナットランナ136a、136bが、傾斜することなく確実に水平方向に指向して延在する。
そして、上記した変位用シリンダ110による基台12、ひいてはコンロッド1の前進動作、及び大端部5とキャップ部7との位置合わせが終了すると、ソケット140、140に対して、作業者によって予めボルト孔8、8に螺入された一対のボルト9a、9bの頭部が係合する。
このように一対のボルト9a、9bの頭部とソケット140、140とが係合した状態でナットランナ136a、136bが付勢され、主軸138、138が回転動作することに追従してソケット140、140ごとボルト9a、9bが螺回される。
従って、ボルト9a、9bの外周面の一部に形成されたねじ部(雄ねじ)がボルト孔8のねじ部(雌ねじ)に螺合され、その結果、本体部6とキャップ部7とが位置ずれを起こすことなく互いに連結されるに至る。前記ボルト9a、9bの締め付け条件等については、後述する。
このように、連結装置100によれば、第1位置決め部材40及び第3位置決め部材72によって本体部6を位置決めする一方、第2位置決め部材62によってキャップ部7を位置決めするようにしている。そして、第1位置決め部材40、第2位置決め部材62、及び第3位置決め部材72の各々が、第1貫通孔2の第1内周壁S1、本体部6側に分割された第2貫通孔3の第2内周壁S2、キャップ部7側に分割された第2貫通孔3の第2内周壁S2、及び本体部6側に分割された第2貫通孔3の第3内周壁S3の形状に対応する湾曲面44、64、70を有するので、本体部6及びキャップ部7の揺動が抑制される。
従って、本体部6の破断面とキャップ部7の破断面とが同一直線上で互いに対向する。換言すれば、本体部6とキャップ部7とが高精度で位置合わせされる。このため、本体部6とキャップ部7とを連結してコンロッド1を生産することが容易となるので、コンロッド1を効率よく生産することができる。また、コンロッド1の製造歩留まりが向上する。
また、この場合、第1台座18と第3台座22との間にクリアランスが設けられているので、上記のようにして位置合わせ装置10を使用する最中にガイドレール14への潤滑油の注油等のメンテナンス作業を行う場合、前記クリアランスを介して注油器具を挿入することができる。すなわち、メンテナンス作業を容易に行うことができる。また、位置合わせ装置10の重量が大きくなることを回避することができるという利点もある。
なお、上記した連結装置100においては、第1台座18と第3台座22とを別部材としたが、同一の部材であってもよい。すなわち、第1台座18に比して長尺な第1台座を設け、この第1台座に本体部6の小端部4及び大端部5を載置するようにすればよい。この場合、例えば、第3位置決め部材を第1台座とは別部材とし、該第1台座上に立設すればよい。
次に、破断分割されたキャップ部7と本体部6との破断面が位置決めされた状態でボルト孔8に挿通された一対のボルト9a、9bを締め付けるための締め付け条件について、図7に示されるフローチャートに基づいて以下詳細に説明する。
なお、以下の説明では、一対のボルト9a、9bの締め付け法として回転角度法を採用し、前記回転角度法に基づいてスナッグトルク(snug torque)を19.6Nmに設定し、さらに90度回転させている。この場合、前記回転角度法では、スナッグトルクを高精度に確定させることが困難であり、その締め付け精度を向上させるために以下に示される締め付け条件を設定している。また、作業者が、予め手作業によって指締めしたボルト9a、9bのトルクをそれぞれトルクレンチで測定した実験データに基づいて、仮締めトルクを2Nmに設定した。
先ず、各ナットランナ136a、136bを付勢して高速で一対のボルト9a、9bをそれぞれ回転させて締め付ける(ステップS1)。
続いて、前記高速回転で締め付けられた一対のボルト9a、9bの締め付け量が回転角度法による4400度の回転角度を超えたときに各ナットランナ136a、136bの主軸138、138及びソケット140、140の回転速度を減速させ、低速でボルト9a、9bを締め付ける(ステップS2)。なお、高速回転から低速回転に切り換えた回転角度は、4400度に限定されるものではなく、コンロッド1の種類、大きさ及び組み付け製造ライン等によって相違するものである。
前記一対のボルト9a、9bを低速で回転させて前記一対のボルト9a、9bを締め付けることにより、キャップ部7の破断面と本体部6の破断面とが相互に接近し、前記キャップ部7及び前記本体部6の各破断面の凹凸と凸凹とが相互に合致するように前記キャップ部7の破断面と前記本体部6の破断面とをそれぞれ接触させる。この場合、破断分割時に収縮したキャップ部7の変形による各破断面同士の位置ずれが矯正される。前記各破断面同士の位置ずれが矯正されることにより、キャップ部7の軸線と本体部6の軸線とが一致して同軸となり、収縮によるキャップ部7と本体部6との幅方向の寸法差が左右に略均等に分配される。そして、前記低速回転で締め付けられている一対のボルト9a、9bの締め付けトルクが、それぞれ、予め設定された2Nmとなったときに各ナットランナ136a、136bを滅勢して主軸138、138及びソケット140、140の回転を停止させて各自待機状態とする(ステップS3)。
前記2Nmは、仮締めトルクとして予め設定されるものであり、本実施の形態では、各ナットランナ136a、136bによって左右一対のボルト9a、9bをそれぞれ締め付けるタイミングを合わせるのではなく、作業者が手作業によって左右一対のボルト9a、9bをそれぞれ指締めしたときの最大のトルクをトルクレンチで測定した実験データに基づいて設定したものであり、この仮締めトルクとして設定された2Nmとなった状態を起点(原点)として左右のボルト9a、9bの締め付け動作を合わせるものである。
次に、各ナットランナ136a、136bを再度付勢して前記一対のボルト9a、9bをそれぞれ同期させた状態で、その締め付けトルクが前記仮締めトルクよりも大きな所定トルクである30Nmに達するまで締め付ける。この場合、ボルト9a、9bを完全に締め付けると40Nm位となるため、この締め付け状態では、その手前である約30Nmに設定されている。
続いて、一対のボルト9a、9bを前記とは反対方向に所定角度だけ逆転させて該ボルト9a、9bを一旦緩めたときの負荷状態を検出する(ステップS5)。すなわち、ボルト9a、9bのねじ部とボルト孔8、8のねじ部との噛合部位に、例えば、コンタミの噛み込み等の発生の有無を確認する。この確認は、負荷状態においてボルト9a、9bが緩めにくくなっており、ボルト9a、9bを緩めるための回転トルクが予め設定された閾値よりも高くなったことにより検出される。
前記噛み込み発生の原因としては、例えば、ボルト9a、9b側のねじ部のねじ山の一部が損傷し、あるいは、コンロッド1側のねじ部のねじ山の一部が潰れている等が想定される。
前記負荷状態を検出して緩める回転トルクが予め設定された閾値よりも超えていない場合には、正常であると判断し、各ナットランナ136a、136bを付勢し且つ一対のボルト9a、9bをそれぞれ前記とは逆に正転させ且つ低速で回転させた状態で、その締め付けトルクがスナッグトルクである19.6Nmに到達するまで締め付ける(ステップS6)。
最後に、一対のボルト9a、9bをそれぞれ90度だけ回転させて最後の締め付けとする(ステップS7)。
本実施の形態では、一対のボルト9a、9bを低速でゆっくりと締め付けて、キャップ部7及び本体部6の各破断面の凹凸と凸凹とが相互に合致するように接触させることにより、作業者が手作業によって一対のボルト9a、9bをそれぞれ指締めしたと同様の状態となり、破断分割時に収縮したキャップ部7の変形による各破断面同士の位置ずれが矯正される。
また、本実施の形態では、作業者が手作業によって指締めしたときの最大のトルクをトルクレンチで測定した実験データに基づいて仮締めトルクを予め設定し、前記仮締めトルクである2Nmとなった状態を起点(原点)として左右のボルト9a、9bの締め付け動作を合わせ、この仮締めトルクである2Nmの状態を起点とし一対のボルト9a、9bをそれぞれ同期させて低速で締め付けることにより、一旦破断されたキャップ部7と本体部6とをさらに好適に結合させることができる。
例えば、図8Aに示されるように、左側の破断面の左右(右2Nm、左2Nm)の合わせ面が2Nmのとき、その破断面の合わせ面における段差寸法がそれぞれ0となっていないと共に、図8Bに示されるように、右側の破断面の左右(右2Nm、左2Nm)の合わせ面が2Nmのとき、その破断面の合わせ面における段差寸法が0となっていない。
すなわち、仮締めの状態では、キャップ部7及び本体部6の各破断面が完全に結合されておらず、各破断面の凹凸と凸凹との位置ずれが矯正されて合わされた状態にあり、この仮締め状態から同期させて本締めされる。
この結果、本実施の形態では、本体部6の破断面とキャップ部7の破断面の相互の合わせ面の位置ズレを矯正してセルフフィット性を向上させることができる。
本発明のコネクティングロッドの製造方法を実施する連結装置の概略全体斜視図である。 図1に示す連結装置に組み込まれた位置合わせ装置の要部概略斜視図である。 図2に示す位置合わせ装置の一部断面側面図である。 図2に示す位置合わせ装置の上方矢視平面図である。 図1に示す連結装置に組み込まれたナットランナを含む一部断面側面図である。 図1に示す連結装置に組み込まれたナットランナを含む上方矢視平面図である。 破断分割されたキャップ部と本体部とを結合させる一対のボルトの締め付け条件を示すフローチャートである。 図8Aは、左側の破断面の合わせ面において、キャップ部と本体部との段差寸法と締め付けトルクとの関係を示す説明図であり、図8Bは、右側の破断面の合わせ面において、キャップ部と本体部との段差寸法と締め付けトルクとの関係を示す説明図である。 コネクティングロッドがキャップ部と本体部とに破断分割され、前記キャップ部と本体部とを一対のボルトによって結合する前の状態を示す斜視図である。 前記破断分割されたキャップ部と本体部とが一対のボルトを締め付けることによって結合された状態を示す斜視図である。
符号の説明
1…コネクティングロッド 4…小端部
5…大端部 6…本体部
7…キャップ部 8…ボルト孔
9a、9b…ボルト 100…連結装置
136a、136b…ナットランナ 140…ソケット

Claims (2)

  1. 大端部と小端部とを有するコネクティングロッドを一体成形し前記コネクティングロッドをキャップ部と本体部とに破断分割した後、さらに、前記キャップ部と前記本体部との破断面をそれぞれ合わせ面として該キャップ部と該本体部とを一対のボルトを締め付けて結合させるコネクティングロッドの製造方法であって、
    前記一対のボルトをそれぞれ回転させて前記キャップ部の破断面と前記本体部の破断面とを相互に接近させ、前記キャップ部及び前記本体部の各破断面の凹凸と凸凹とが相互に合致するように前記キャップ部の破断面と前記本体部の破断面とをそれぞれ接触させ、前記回転によって締め付けられた一対のボルトの締め付けトルクが、それぞれ、予め実験データによって求められた仮締めトルクに達したとき、各ボルトの回転を停止させて待機状態とする工程と、
    前記一対のボルトをそれぞれ同期させて、前記仮締めトルクよりも大なる所定トルクに到達するまで締め付ける工程と、
    を有することを特徴とするコネクティングロッドの製造方法。
  2. 請求項1記載の方法において、
    前記仮締めトルクは、指締め時のトルクに対応するトルクであることを特徴とするコネクティングロッドの製造方法。
JP2005325200A 2005-11-09 2005-11-09 コネクティングロッドの製造方法 Pending JP2007132414A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005325200A JP2007132414A (ja) 2005-11-09 2005-11-09 コネクティングロッドの製造方法
US12/084,544 US20090250859A1 (en) 2005-11-09 2006-11-08 Method and Device for Manufacture of Connecting Rod
PCT/JP2006/322300 WO2007055254A1 (ja) 2005-11-09 2006-11-08 コネクティングロッドの製造方法及び装置
CNA2006800418497A CN101304853A (zh) 2005-11-09 2006-11-08 用于制造连杆的方法和装置
DE112006002937T DE112006002937T5 (de) 2005-11-09 2006-11-08 Verfahren und Vorrichtung zur Kurbelstangenherstellung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005325200A JP2007132414A (ja) 2005-11-09 2005-11-09 コネクティングロッドの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007132414A true JP2007132414A (ja) 2007-05-31

Family

ID=38154243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005325200A Pending JP2007132414A (ja) 2005-11-09 2005-11-09 コネクティングロッドの製造方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2007132414A (ja)
CN (1) CN101304853A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7408759B1 (ja) 2022-11-28 2024-01-05 本田技研工業株式会社 誤組み付け検知装置及び誤組み付け検知方法

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2754538A1 (en) * 2009-03-16 2010-09-23 Alfing Kessler Sondermaschinen Gmbh Method for joining two components of a unit
JP5703991B2 (ja) * 2011-06-24 2015-04-22 スズキ株式会社 コンロッドの破断分割方法及びその装置
CN103522061B (zh) * 2012-07-01 2017-10-13 广东工业大学 一种连杆裂断、定扭矩拧螺栓一体化机床
JP7340317B2 (ja) * 2019-08-05 2023-09-07 株式会社安永 コネクティングロッドの破断装置、破断方法並びにコネクティングロッドの製造方法
CN110732727B (zh) * 2019-10-11 2020-10-20 诸暨企周企业管理有限公司 一种曲柄连杆自动涨断设备

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7408759B1 (ja) 2022-11-28 2024-01-05 本田技研工業株式会社 誤組み付け検知装置及び誤組み付け検知方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN101304853A (zh) 2008-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090250859A1 (en) Method and Device for Manufacture of Connecting Rod
CN105916625B (zh) 安装组件
JP3642268B2 (ja) コンロッドの破断装置
US8302271B2 (en) Production device for connecting rod
WO2014112195A1 (ja) ピストンの組み付け方法及び組み付け装置
JP2007132414A (ja) コネクティングロッドの製造方法
KR101788035B1 (ko) 커넥팅 로드 가공용 지그
US20140041181A1 (en) Jig used for repairing pin-coupling component and method using the same
JP4678855B2 (ja) コネクティングロッドの製造方法
JP6250745B1 (ja) パイプ用孔あけ装置
US8696277B2 (en) Captive fastener assembly and machine using same
WO2006057257A1 (ja) コネクティングロッドの分割加工方法及び装置
CN114310102B (zh) 具有工件微调机构的拼焊接电磁铁定位装置
WO2004007980A1 (ja) コンロッドの破断分割構造
JPH091431A (ja) ナット自動締付装置のソケット構造
JP6017173B2 (ja) ボルト締結装置
KR100669942B1 (ko) 커넥팅 로드 분할 장치
US20050116004A1 (en) Method and device for cleaving a machine component having a bearing eye
US20060248724A1 (en) Method and device for breaking separation of bearing caps
JP4384584B2 (ja) コネクティングロッド用位置合わせ装置
JP4382605B2 (ja) コンロッド分割装置の分割用治具
JPH07204949A (ja) 割り軸受の組付装置
JP2012082845A (ja) 破断分割コンロッドの製造方法
KR200280065Y1 (ko) 철근 연결구
CN217480401U (zh) 一种装配式钢结构框架