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JP2007126080A - シートトラックのロック機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】噛み込み、ロック抜けが発生しにくいシートトラックのロック機構を提供することを課題とする。
【解決手段】メインロックレバーのメインロック歯223にはロック穴203の第1、第2のロック面203a、203bと略平行な第1、第2のメインロック面223a、223bが形成され、サブロックレバーのサブロック歯503にはロック穴203の第1、第2のロック面203a、203bに当接可能で、アッパレールが移動すると、ロック穴203から離脱する方向の力がサブロック歯503に発生するテーパ面となった第1、第2のサブロック面503a、503bが形成され、メインロック歯223がロック穴203に係合すると両者は遊嵌状態にあり、サブロック歯503がロック穴203に係合すると第1のサブロック面503a、第2のサブロック面503bとロック穴203の第1のロック面203a、第2のロック面203bとは当接する。
【選択図】図1

Description

本発明は、フロア側に設けられるロアレールと、シート側に設けられ、前記ロアレールに移動可能に係合するアッパレールとからなるシートトラックの前記アッパレールの移動を禁止するシートトラックのロック機構に関する。
シートトラックのロック機構の一例として、図6に示すような形状のものがある。図において、シートトラック1は、フロア側に設けられたロアレール3と、シート側に設けられ、ロアレール3に矢印A方向に移動可能に係合するアッパレール5とからなっている。
シートトラック1のアッパレール5の移動を禁止するロック機構11は、ロアレール3の底部に、移動方向(矢印A方向)に沿って複数形成されたロック穴13と、アッパレール5に対して移動可能に設けられ、ロック穴13に係脱可能な3つのロック歯15が形成されたロックレバー17を有している。さらに、ロックレバー17は、中間部がアッパレール5に回転可能に取り付けられた操作レバー19が接続され、操作レバー19を移動させることにより、ロック歯15がロック穴13に係脱可能となっている。更に、一端部がアッパレール5に、他端部が操作レバー19に係止されたスプリング21の付勢力により、操作レバー19は、ロック歯15がロック穴13に係合する方向に付勢されている(ロック状態)。
従って、操作レバー19を操作していない状態では、スプリング21の付勢力により、ロックレバー17のロック歯15はロック穴13に係合し、アッパレール5の移動は禁止されている。スプリング21の付勢力に抗して操作レバー19を操作すると、ロックレバー17のロック歯15がロック穴13より離脱して、アッパレール5は、ロアレール3に対して移動可能となる(アンロック状態)。
ここで、ロック機構11がロック状態の場合に、ロックレバー17とロック穴13との間にガタが発生しないように、図7に示すように、ロックレバー17に形成された3つのロック歯15のうちの、中央のロック歯15’の側壁面は、テーパ面15a’となっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−315822号公報(図1、図3)
しかし、図6、図7に示すようなシートトラック1のロック機構11では、ロックレバー17に形成された3つのロック歯15のうちの、中央のロック歯15’の側壁面は、テーパ面15a’となっているので、ロック状態の時に、ロックレバー17と、ロック穴13(ロアレール3)との間のガタはなくなる。
しかし、ロック歯15’のテーパ面15a’のテーパ角が小さいと、ロック歯15’のテーパ面15a’がロック穴13に押接し、ロック解除時の操作フィーリングが悪くなる現象(いわゆる噛み込み現象)が発生する問題点がある。
また、アッパレール5に外力が作用し、アッパレール5が移動しようとすると、テーパ面15a’を有するロックレバー17には、ロック解除方向の分力が作用する。ロック歯15’のテーパ面15a’のテーパ角が大きいと、ロック解除方向の分力が大きくなり、スプリング21の付勢力に抗してロックレバー17がロック解除方向に移動する現象(いわゆるロック抜け現象)が発生する問題点がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その課題は、噛み込み、ロック抜けが発生しにくいシートトラックのロック機構を提供することにある。
上記課題を解決する請求項1に係る発明は、フロア側に設けられるロアレールと、シート側に設けられ、前記ロアレールに移動可能に係合するアッパレールとからなるシートトラックの前記アッパレールの移動を禁止するシートトラックのロック機構において、前記ロアレール、前記アッパレールのうちのいずれか一方のレールに、前記移動方向に沿って複数形成されたロック穴であって、該ロック穴には前記アッパレールの移動方向と略直交する第1のロック面、第2のロック面が形成されたロック穴,前記ロアレール、前記アッパレールのうちの他方のレールに設けられ、前記ロック穴に係脱可能なメインロック歯を有するメインロックレバー,前記メインロック歯が前記ロック穴に係合する方向に前記メインロックレバーを付勢するメイン付勢手段からなるメインロック機構と、前記ロック穴,前記ロアレール、前記アッパレールのうちの他方のレールに設けられ、前記ロック穴に係脱可能なサブロック歯を有するサブロックレバー,前記サブロック歯が前記ロック穴に係合する方向に前記サブロックレバーを付勢するサブ付勢手段からなるサブロック機構とを有し、前記メインロックレバーのメインロック歯には、前記ロック穴へ係合すると、記ロック穴の第1のロック面、第2のロック面に対して空間を介して略平行となる第1のメインロック面、第2のメインロック面が形成され、前記サブロックレバーのサブロック歯には、前記ロック穴の第1のロック面、第2のロック面に当接可能で、前記アッパレールが移動すると、前記ロック穴から離脱する方向の力が前記サブロック歯に発生するテーパ面となった第1のサブロック面、第2のサブロック面が形成され、前記メインロックレバーのメインロック歯が前記ロック穴に係合すると、前記メインロック歯の第1のメインロック面、第2のメインロック面と前記ロック穴の第1のロック面、第2のロック面とは空間を介して対向し、前記サブロックレバーのサブロック歯が前記ロック穴に係合すると、前記サブロック歯の第1のサブロック面、第2のサブロック面と前記ロック穴の第1のロック面、第2のロック面とは当接することを特徴とするシートトラックのロック機構である。
通常、メイン付勢手段の付勢力により、メインロック機構のメインロックレバーのメインロック歯は、ロック穴に係合し、サブ付勢手段の付勢力により、サブロック機構のサブロックレバーのサブロック歯もロック穴に係合している。従って、アッパレールのロアレールに対する移動は禁止されている(ロック機構のロック状態)。
ここで、メイン付勢手段の付勢力に抗して、メインロック機構のメインロックレバーのロック歯をロック穴より離脱させ、サブ付勢手段の付勢力に抗して、サブロック機構のサブロックレバーのロック歯をロック穴より離脱させると、アッパレールはロアレールに対して移動可能となる(ロック機構のロック解除状態)。
請求項2に係る発明は、前記サブロックレバーは、基端部側が前記ロアレール、前記アッパレールのうちの他方のレールに取り付けられ、先端部側には、前記サブロック歯と、前記メインロック歯、前記サブロック歯が前記ロック穴に係合している時には、前記メインロックレバーと空間を介して対向し、前記ロック穴から離脱する前記メインロックレバーが当接可能な当接部とが形成された板ばねであることを特徴とする請求項1記載のシートである。
ロック機構のロック状態において、メイン付勢手段の付勢力に抗して、メインロックレバーのメインロック歯をロック穴より離脱させると、メインロックレバーがサブロックレバーの当接部を押して、サブロックレバーのサブロック歯もロック穴より離脱する。
請求項1−請求項2に係る発明によれば、前記メインロックレバーのメインロック歯には、前記ロック穴の第1のロック面、第2のロック面と略平行な第1のメインロック面、第2のメインロック面が形成され、前記メインロックレバーのメインロック歯が前記ロック穴に係合すると、前記メインロック歯の第1のメインロック面、第2のメインロック面と前記ロック穴の第1のロック面、第2のロック面とは空間を介して対峙するので、メインロック機構のロック状態時には、メインロック歯とロック穴とは遊嵌状態にある。
前記サブロックレバーのサブロック歯には、前記ロック穴の第1のロック面、第2のロック面に当接可能で、前記アッパレールが移動すると、前記ロック穴から離脱する方向の力が前記サブロック歯に発生するテーパ面となった第1のサブロック面、第2のサブロック面が形成されているので、前記サブロックレバーのサブロック歯が前記ロック穴に係合すると、前記サブロック歯の第1のサブロック面、第2のサブロック面と前記ロック穴の第1のロック面、第2のロック面とは当接することにより、サブロック機構のロック状態時には、サブロック歯とロック穴とは当接状態にある。
よって、サブロック歯の第1のサブロック面、第2のサブロック面のテーパ面のテーパ角を適切に設定する(たとえば、テーパ角6度以上)ことにより、サブロック歯とロック穴との噛み込みが発生しない。
さらに、メインロックレバーのメインロック歯には、前記ロック穴の第1のロック面、第2のロック面と略平行な第1のメインロック面、第2のメインロック面が形成されているので、ロック抜けが発生しにくい。
請求項2に係る発明によれば、前記サブロックレバーは、基端部側が前記ロアレール、前記アッパレールのうちの他方のレールに取り付けられ、先端部側には、前記サブロック歯と、前記メインロック歯、前記サブロック歯が前記ロック穴に係合している時には、前記メインロックレバーと空間を介して対向し、前記ロック穴から離脱する前記メインロックレバーが当接可能な当接部とが形成された板ばねであることにより、メインロックレバーのメインロック歯をロック穴より離脱させると、サブロックレバーのサブロック歯もロック穴より離脱する。よって、操作性がよい。
最初に、図3−図5を用いて、シートラックの全体構成を説明する。図3は形態例のシートトラックの正面図、図4は図3の上面図、図5は図3の切断線A−Aでの断面図である。
これらの図において、シートトラック101は、フロア側に設けられたロアレール103と、シート側に設けられ、ロアレール103に矢印B方向、矢印B’方向に移動可能に係合するアッパレール105とからなっている。
シートトラック101のロアレール103の断面形状は、図5に示すように、フロアと略平行に設けられた基底部103aと、基底部103aの一方の端部から折曲され、フロアから離れる方向に延出する第1側壁部103bと、基底部103aの他方の端部から折曲され、フロアから離れる方向に延出する第2側壁部103cと、第1側壁部103bの上方の端部から折曲し、第2側壁部103c方向へ延出する第1上面部103dと、第2側壁部103cの上方の端部から折曲し、基底部103aと略平行に第1側壁部103b方向へ延出する第2上面部103eと、第1上面部103dの他方の端部から基底部103a方向に折曲し、第1側壁部103bより長さが短い第1垂下部103fと、第2上面部103eの他方の端部から基底部103a方向に折曲し、第1垂下部103fと空間を介して対向し、第1垂下部103fと略同じ長さの第2垂下部103gとからなっている。
シート側に設けられるアッパレール105は、フロアと略平行に設けられた上面部105aと、上面部105aの一方の端部より折曲し、ロアレール103の第1垂下部103fと第2垂下部103gとの間の空間を介してロアレール103内へ延出する第1側壁部105bと、上面部105aの他方の端部より折曲し、ロアレール103の第1垂下部103fと第2垂下部103gとの間の空間を介してロアレール103内へ延出する第2側壁部105cと、第1側壁部105bの下方の端部よりロアレール103の第1側壁部103b、第1上面部103d,第1垂下部103fで形成される空間へ延出する第1跳上部105dと、第2側壁部105cの下方の端部よりロアレール103の第2側壁部103c,第2上面部103e,第2垂下部103gで形成される空間へ延出する第2跳上部105eとからなっている。
ロアレール103の第1側壁部103b、第1上面部105d、アッパレール105の第1跳上部105dに当接するボール107と、ロアレール103の第2側壁部103c、第2上面部103e、アッパレール105の第2跳上部105eに当接するボール109と、アッパレール105の第1跳上部105dの下部、ロアレー ル103の基底部103aに当接するボール111と、アッパレール105の第2跳上部105eの下部、ロアレール103の基底部103aに当接するボール113とで、アッパレール105はロアレール103に対して矢印B方向、矢印B’方向に移動可能に係合している。
次に、図1−図5を用いて、アッパレール105の移動を禁止するシートトラックのロック機構を説明する。図1は図3の切断線C−Cでの断面図、図2(a)は図1のD部分の拡大図、図2(b)は図1のE部分の拡大図である。
本形態例のロック機構は、メインロック機構200とサブロック機構500とが設けられている。
<メインロック機構>
ロアレール103の第1側壁部103bには、アッパレール105の移動方向(矢印B方向、矢印B’方向)に沿ってロック穴203が複数形成されている。このロック穴203には、アッパレール105の移動方向と略直交する第1のロック面203a、第2のロック面203bが形成されている。
一方、アッパレール105の上面部105aには、ブラケット211が設けられている。このブラケット211は、アッパレール105の上面部105aに、矢印B方向、矢印B’方向に沿って取り付けられる基底部211aと、基底部211aの矢印B方向、矢印B’方向に沿った面から折曲し、ロアレール103の第1上面部103d,第1側壁部103bと空間を介して対向する第1の垂下部211b、第2の垂下部211eを有している。本形態例では第1の垂下部211bが後方、第2の垂下部211eが前方に設けられている。
さらに、第1の基底部211aには、間隔をあけて、フロアより離れる方向に折曲した一対の第1の折曲部211c、第2の折曲部211dが形成されている。
ブラケット211の第1の垂下部211bには、ロック穴203と対向する4つのブラケット穴211fが形成されている。また、アッパレール105の第1跳上部105dにも、ロック穴203と対向する4つのアッパレール穴105gが形成されている。
ブラケット211の第1の折曲部211c、第2の折曲部211dには、対向する穴が形成され、これらの穴をシャフト213が挿通している。シャフト213の第1の折曲部211c、第2の折曲部211dから突出した部分は、カシメられ、ブラケット211からの抜け止めとなっている。
シャフト213には、メインロックレバー221がシャフト213に対して回転可能に設けられている。このメインロックレバー221には、ブラケット211の第1の折曲部211c、第2の折曲部211dに摺接する第1の折曲部221a、第2の折曲部221bが形成され、メインロックレバー221はシャフト213の軸方向(矢印B、B’方向)位置決めがなされている。
メインロックレバー221の一方の端部側には、ロアレール103のロック穴203に係脱可能な4つのメインロック歯223が形成されている。なお、本形態例では、メインロック歯223がロック穴203に係合する際には、ロック強度が高くなるように、ブラケット穴211fを介してロック穴203に係合し、更に、アッパレール穴105gに係合するようになっている。
また、中間部がシャフト213に巻回され、一端部がブラケット211の基底部211aに係止され、他端部がメインロックレバー221に係止された第1の付勢手段としてのスプリング225により、メインロックレバー221は、メインロック歯223がロック穴203に係合する方向(ロック方向)に付勢されている。(図5において、実線位置のメインロックレバー231参照)。
そして、メインロックレバー221のメインロック歯223がロック穴203に係合することにより、シートトラック101のロアレール103に対するアッパレール105の移動が禁止されたロック状態となる。
ブラケット211の第2の垂下部211eには、シャフト303を用いてレバー305が回転可能に設けられている。
一方、メインロックレバー221の他方の端部側は、レバー305の一方の回転端部が当接可能なレバー当接部227が形成されている。そして、中間部がシャフト303に巻回され、一端部がブラケット211に係止され、他端部がレバー305に係止されたスプリング307により、レバー305は、メインロックレバー221の他方の端部側に形成されたレバー当接部227に軽く押接する方向に付勢されている。この押接により、通常時のレバー305とメインロックレバー221とのガタはほとんどなくなる。
第1の付勢手段としてのスプリング225の付勢力に抗してレバー305を操作すると、レバー305は、メインロックレバー221のレバー当接部227を押して、メインロックレバー221のメインロック歯223がロック穴203より離脱するようになっている。
図1、図2(b)に示すように、メインロックレバー221のメインロック歯223は、ロック穴203の第1のロック面203a、第2のロック面203bと略平行な第1のメインロック面223a、第2のメインロック面223bが形成されている。そして、メインロック歯223は、第1の垂下部221bのブラケット穴211f、ロアレール103のロック穴203、アッパレール105のアッパレール穴105gに係合するが、そのいずれの係合も隙(X)のある係合となるように設定されている。すなわち、メインロックレバー221のメインロック歯223がロック穴203に係合すると、メインロック歯223の第1のメインロック面223a、第2のメインロック面223bとロック穴203の第1のロック面203a、第2のロック面203bとは空間を介して対峙するように設定されている。
<サブロック機構500>
ブラケット211の第2の垂下部211eには、前述したシャフト303を用いて、サブロックレバー、サブ付勢手段として機能する板ばね501の基端部が取り付けられている。この板ばね501の先端部側には、ブラケット211のブラケット穴211f、ロアレール103のロック穴203に係脱可能なサブロック歯503と、当接部501aとが形成されている。
当接部501aは、メインロック歯223、サブロック歯503がロック穴203に係合している時には、メインロックレバー221と空間を介して対向し、ロック穴203から離脱するメインロックレバー221が当接可能となっている。
そして、板ばね501は、サブロック歯503がロック穴203に係合する方向に付勢されるように取り付けられている。
図1、図2(b)に示すように、板ばね501のサブロック歯503が、ブラケット211の対向するロック穴211f、ロアレール103のロック穴203に係合する際には、サブロック歯503は、ブラケット211の対向するロック穴211f’には隙のある係合である。さらに、板ばね501のサブロック歯503がロック穴203に係合すると、サブロック歯503は、ロック穴203の第1のロック面203a、第2のロック面203bに当接し、アッパレール105が移動すると、ロック穴203から離脱する方向の力がサブロック歯503に発生するテーパ面となった第1のサブロック面503a、第2のサブロック面503bが形成されている。 このような構成によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)メインロック機構200のメインロック歯223の第1のメインロック面223a、第2のメインロック面223bとロック穴203の第1のメインロック面203a、第2のメインロック面203bとは空間を介して対向しているので、ロック状態時には、メインロック歯223とロック穴203とは遊嵌状態にある。そして、サブロック歯503の第1のサブロック面503a、第2のサブロック面503bのテーパ面のテーパ角(θ)を適切に設定する(たとえば、テーパ角θを6度以上)ことにより、サブロック歯503とロック穴203との噛み込みが発生しない。
さらに、メインロックレバー221のメインロック歯223には、ロック穴203の第1のロック面203a、第2のロック面203bと略平行な第1のメインロック面223a、第2のメインロック面223bが形成されているので、ロック抜けが発生しにくい。(2)サブロックレバーは、基端部側がアッパレール105に取り付けられ、先端部側には、サブロック歯503と、当接部501aとが形成された板ばね501で、当接部501aは、メインロック歯223、サブロック歯503がロック穴203に係合している時には、メインロックレバー221と空間を介して対向し、ロック穴203から離脱するメインロックレバー221が当接可能となっているので、メインロックレバー221のメインロック歯223をロック穴203より離脱させると、サブロックレバーである板ばね501のサブロック歯503もロック穴203より離脱する。よって、操作性がよい。
図3の切断線C−Cでの断面図である。 (a)図は図1のD部分の拡大図、(b)図は図1のE部分の拡大図である。 形態例のシートトラックの正面図である。 図3の上面図である。 図3の切断線A−Aでの断面図である。 従来のシートトラックのロック機構を説明する図である。 図5のロック歯の拡大図である。
符号の説明
203 ロック穴
203a 第1のロック面
203b 第2のロック面
223 メインロック歯
223a 第1のメインロック面
223b 第2のメインロック面
503 サブロック歯
503a 第1のサブロック面
503b 第2のサブロック面

Claims (2)

  1. フロア側に設けられるロアレールと、
    シート側に設けられ、前記ロアレールに移動可能に係合するアッパレールとからなるシートトラックの前記アッパレールの移動を禁止するシートトラックのロック機構において、
    前記ロアレール、前記アッパレールのうちのいずれか一方のレールに、前記移動方向に沿って複数形成されたロック穴であって、該ロック穴には前記アッパレールの移動方向と略直交する第1のロック面、第2のロック面が形成されたロック穴,前記ロアレール、前記アッパレールのうちの他方のレールに設けられ、前記ロック穴に係脱可能なメインロック歯を有するメインロックレバー,前記メインロック歯が前記ロック穴に係合する方向に前記メインロックレバーを付勢するメイン付勢手段からなるメインロック機構と、
    前記ロック穴,前記ロアレール、前記アッパレールのうちの他方のレールに設けられ、前記ロック穴に係脱可能なサブロック歯を有するサブロックレバー,前記サブロック歯が前記ロック穴に係合する方向に前記サブロックレバーを付勢するサブ付勢手段からなるサブロック機構とを有し、
    前記メインロックレバーのメインロック歯には、前記ロック穴の第1のロック面、第2のロック面と略平行となる第1のメインロック面、第2のメインロック面が形成され、
    前記サブロックレバーのサブロック歯には、前記ロック穴の第1のロック面、第2のロック面に当接可能で、前記アッパレールが移動すると、前記ロック穴から離脱する方向の力が前記サブロック歯に発生するテーパ面となった第1のサブロック面、第2のサブロック面が形成され、
    前記メインロックレバーのメインロック歯が前記ロック穴に係合すると、前記メインロック歯の第1のメインロック面、第2のメインロック面と前記ロック穴の第1のロック面、第2のロック面とは空間を介して対向し、
    前記サブロックレバーのサブロック歯が前記ロック穴に係合すると、前記サブロック歯の第1のサブロック面、第2のサブロック面と前記ロック穴の第1のロック面、第2のロック面とは当接することを特徴とするシートトラックのロック機構。
  2. 前記サブロックレバーは、
    基端部側が前記ロアレール、前記アッパレールのうちの他方のレールに取り付けられ、
    先端部側には、
    前記サブロック歯と、
    前記メインロック歯、前記サブロック歯が前記ロック穴に係合している時には、前記メインロックレバーと空間を介して対向し、前記ロック穴から離脱する前記メインロックレバーが当接可能な当接部とが形成された板ばねであることを特徴とする請求項1記載のシート。
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