JP2007119215A - 搬送装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】封筒を通紙する搬送装置において、封筒にしわが生じず、普通紙も安定して搬送でき、さらに、コンパクトで、様々な封筒の大きさにも十分対応できる搬送装置を提供すること。
【解決手段】シートを一枚ずつに分離搬送する給送装置を有する搬送装置20において、前記搬送装置20が、前記給送装置の排出方向にシート圧接手段9を設けたことにより、封筒にしわが生じず、普通紙も安定して搬送できるコンパクトな搬送装置20を提供することができる。
【選択図】図1
【解決手段】シートを一枚ずつに分離搬送する給送装置を有する搬送装置20において、前記搬送装置20が、前記給送装置の排出方向にシート圧接手段9を設けたことにより、封筒にしわが生じず、普通紙も安定して搬送できるコンパクトな搬送装置20を提供することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、封筒のような様々なシートを通紙する搬送装置に関するものである。
従来、プリンタ等における搬送装置においては、封筒のような様々なシートの使用を可能にしたいという要望があった。しかしながら、通常のプリンタでは装置の省スペース化のためシートの搬送路は湾曲して配置されており、そのため封筒を通紙すると、封筒の内部に生じている隙間により表面上にしわを生じることがあった。そこで、多くのプリンタにおいては、封筒を搬送装置に載置する前に、封筒の内部の隙間をつぶす作業を行うよう指示がされていた。但し、この作業が忘れられてしまうと、封筒表面にしわができ、使用できなくなってしまうため、非常に無駄が生じる可能性があった。
そこで、特許文献1には、加熱ローラに対する第1押圧ローラおよび第2押圧ローラの単位面積あたりの押圧力を、通常モードと封筒モードとに切り換えるための押圧切換機構部を定着部に設け、封筒モードにおいて、普通紙などを定着するための通常モードよりも、第1押圧ローラの加熱ローラに対する単位面積あたりの押圧力および第2押圧ローラの加熱ローラに対する単位面積あたりの押圧力をともに小さくすることが、開示されている。これにより、通常モードにおいて、普通紙などを確実に定着しつつ、封筒モードにおいて、封筒などのしわの発生を防止することができる。
また、特許文献2には、普通紙を積層して収納する普通紙カセットと、封筒を積層して収納する封筒カセットとを着脱自在に装着するカセット保持部を上段、下段の2箇所備え、下段のカセット保持部に封筒カセットを装着する構成により、封筒カセットからの搬送距離を長くすることができ、封筒の搬送中の曲げを、距離をおいて行うことが、開示されている。これにより、封筒の表面にしわが発生することなく、封筒を搬送することができる。
また、特許文献3には、記録紙の給紙タイミング、スキュー補正を行なう少なくとも一対のレジストローラ対を有するレジスト搬送装置において、前記レジストローラ対の少なくとも一方の径を、封筒通紙領域のみで小さくして、封筒のレジストタイミング基準位置を、通常の記録紙のレジストタイミング基準位置と等しくなるように調整することが、開示されている。これにより、封筒を通紙する場合にも、通常の記録紙と同じレジストタイミングをとることができ、また、従来発生していたしわの形成も防止することができる。
しかしながら、特許文献1に開示された方法では、定着ローラに到達する前の搬送手段によって生じるしわを防止することができないという問題点があった。また定着ローラ圧の切り替えができなかったとき、例えば封筒用のローラ圧時に普通紙を通紙したりすると普通紙の定着不良が発生したり、逆の場合は封筒しわが発生したりしてしまうという問題点もあった。
また、特許文献2に開示されている方法では、封筒カセットからの搬送距離を長くしなければならないため、封筒の載置する給送トレイに制約が生じたり、従来の装置のように大型化してしまうという問題点があった。
さらに、特許文献3に開示されている方法では、ローラの直径を変更することにより、様々な大きさの封筒に対応できるものの、まだまだ迅速で十分な対応ができず、ローラ全域に渡るサイズの封筒などのしわを十分に防止することができないという問題点があった。また、封筒以外のシートは、問題なく搬送する必要があるという問題点もあった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その課題は、封筒を通紙する搬送装置において、封筒にしわが生じず、普通紙も安定して搬送でき、さらに、コンパクトで、様々な封筒の大きさにも十分対応できる搬送装置を提供することである。
上記課題を解決する手段である本発明の特徴を以下に挙げる。
なお、本発明でシートとは、記録部材であり、封筒だけでなく、普通紙、OHPフィルム等を含んでいる。
本発明は、シートを一枚ずつに分離搬送する給送装置を有する搬送装置において、前記搬送装置が、前記給送装置の排出方向にシート圧接手段を設けたことを特徴とする搬送装置である。これにより、給送装置の排出方向にシート圧接手段を設けているので、定着ローラに到達する前の搬送手段によって生じるしわを防止することができる。また、給送装置の排出方向からシート圧接手段の間を短くすることで、装置のレイアウトに自由度ができ、装置全体を小型化することができる。
なお、本発明でシートとは、記録部材であり、封筒だけでなく、普通紙、OHPフィルム等を含んでいる。
本発明は、シートを一枚ずつに分離搬送する給送装置を有する搬送装置において、前記搬送装置が、前記給送装置の排出方向にシート圧接手段を設けたことを特徴とする搬送装置である。これにより、給送装置の排出方向にシート圧接手段を設けているので、定着ローラに到達する前の搬送手段によって生じるしわを防止することができる。また、給送装置の排出方向からシート圧接手段の間を短くすることで、装置のレイアウトに自由度ができ、装置全体を小型化することができる。
本発明は、前記記載の搬送装置において、前記搬送装置が、前記シート圧接手段を移動自在に設けたことを特徴とする搬送装置である。これにより、シート圧接手段を移動自在に設けているので、ローラ圧力に弱い薄いシートでも安定して搬送することができる。
本発明は、前記記載の搬送装置において、前記搬送装置が、前記シート圧接手段のニップ部を回動自在に設けたことを特徴とする搬送装置である。これにより、シート圧接手段のニップ部を回動自在に設けているので、ローラ圧力に弱い薄いシートでも安定して搬送することができる。また駆動ローラを移動しなくても良いので、装置の可動部が少なく、機械の寿命が向上する。
本発明は、前記記載の搬送装置において、前記搬送装置が、シート圧接手段の移動量を検出する検出手段を設けたことを特徴とする搬送装置である。これにより、シート圧接手段の少なくとも片側のシート圧接手段を移動する手段と、シート圧接手段の移動量を検出する検出手段とを設けているので、シートの厚さに応じて最適なローラ圧を得ることができ、様々なシートを安定して搬送することができる。
本発明は、前記記載の搬送装置において、前記搬送装置が、前記シート圧接手段の少なくとも片側のシート圧接手段を加熱する手段を設けたことを特徴とする搬送装置である。これにより、シート圧接手段の少なくとも片側のローラを加熱する手段を設けているので、シートをあらかじめ暖めることで、定着ローラでの急激なシートの収縮によるしわを防止することができる。
本発明は、前記記載の搬送装置において、前記搬送装置が、前記シート圧接手段をローラ対で構成し、前記ローラ対の少なくとも片側のローラの中央部の直径を端部の直径より大きくした太鼓形状としたことを特徴とする搬送装置である。これにより、シート圧接手段をローラ対で構成し、ローラ対の少なくとも片側のローラの中央部の直径を端部の直径より大きくした太鼓形状としているので、封筒を中央から端部に向けて隙間を減らすことができ、よりしわの発生を防止することができる。
本発明は、前記記載の搬送装置において、前記搬送装置が、前記シート圧接手段の材質を金属としたことを特徴とする搬送装置である。これにより、シート圧接手段の材質を金属としているので、シート圧接手段の当接によりニップ部がつぶれることがなく、シートのストレスを防止することができる。
本発明は、前記記載の搬送装置において、前記搬送装置が、前記ローラ対の少なくとも片側のローラの中央部を摺動部材で構成することを特徴とする搬送装置である。これにより、給送装置の排出方向にローラ対で構成したシート圧接手段を設け、少なくとも片側のローラの中央部を摺動部材で構成し、中央部と周辺部の直径を変えることにより、シートが搬送していないときのローラ対の回転時にローラ対が当接する時に生じる騒音を防止することができる。
本発明は、前記記載の搬送装置において、前記搬送装置が、前記シート圧接手段は当接していないことを特徴とする搬送装置である。これにより、前記給送装置排出方向にシート圧接手段を設け、該シート圧接手段は当接していないので、シートが搬送していないときのローラ対の回転時に騒音が生じることがない。
本発明は、前記記載の搬送装置において、前記搬送装置が、前記シート圧接手段のカバーを設けたことを特徴とする搬送装置である。これにより、シート圧接手段のカバーを設けているので、装置内に手を入れても暖められたシート圧接手段を触ることがなく、安全な装置を提供することができる。
本発明は、上記解決するための手段によって、封筒を通紙する搬送装置において、封筒にしわが生じず、普通紙も安定して搬送でき、さらに、コンパクトで、様々な封筒の大きさにも十分対応できる搬送装置を提供することができる。
また、給送装置の排出方向にシート圧接手段を設けているので、定着ローラに到達する前の搬送手段によって生じるしわを防止することができ、給送装置の排出方向からシート圧接手段の間を短くすることで、装置のレイアウトに自由度ができ、装置全体を小型化することができる。
さらに、ローラ圧力に弱い薄いシートでも安定して搬送することができ、駆動ローラを移動しなくても良いので、装置の可動部が少なく機械の寿命が向上する。
また、給送装置の排出方向にシート圧接手段を設けているので、定着ローラに到達する前の搬送手段によって生じるしわを防止することができ、給送装置の排出方向からシート圧接手段の間を短くすることで、装置のレイアウトに自由度ができ、装置全体を小型化することができる。
さらに、ローラ圧力に弱い薄いシートでも安定して搬送することができ、駆動ローラを移動しなくても良いので、装置の可動部が少なく機械の寿命が向上する。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものであり、以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
以下、図1乃至図11に基づいて本発明実施例の詳細を説明する。
まず、第1実施形態における搬送装置20の基本構造を図1に基づいて説明する。給送トレイ1内に配置された底板3上のシートは給送ローラ2によりレジストローラ対4を経由して画像形成部へと搬送される。一方、画像データは、図示しない現像装置等により、ドラム5上に顕像される。ここでシートがドラム5に到達すると、ドラム5上の画像がシートに転写搬送され、定着装置6にてシートに定着する。その後シートは搬送ガイド板7に沿って搬送ローラ対8方向に搬送され、その後装置外に排出される。
まず、第1実施形態における搬送装置20の基本構造を図1に基づいて説明する。給送トレイ1内に配置された底板3上のシートは給送ローラ2によりレジストローラ対4を経由して画像形成部へと搬送される。一方、画像データは、図示しない現像装置等により、ドラム5上に顕像される。ここでシートがドラム5に到達すると、ドラム5上の画像がシートに転写搬送され、定着装置6にてシートに定着する。その後シートは搬送ガイド板7に沿って搬送ローラ対8方向に搬送され、その後装置外に排出される。
ここで、第1実施形態における搬送装置20の特徴を図1、図2に基づいて説明する。給送ローラ2の排出方向にストレート搬送部10とシート圧接手段としてプレッシャーローラ対9が設けられている。プレッシャーローラ対9は図示しない駆動装置から駆動ローラ9aに駆動を受け回動する。従動ローラ9bはスプリング11a、11bにより駆動ローラ9aに当接している。このときのスプリング11a、11bの圧は、封筒の内部の隙間をつぶすために必要な力に設定されている。実際の通紙動作を説明すると、給送ローラ2と図示しない分離手段によって搬送された封筒は、ストレート搬送部10を通って、プレッシャーローラ対9に搬送され、プレッシャーローラ対9の当接力により内部の隙間がつぶされて平らになって、湾曲した搬送路12に搬送される。この搬送路12では、封筒は平らになっているのでしわを生じることなく、レジストローラ対4に侠持され、その後の画像形成部へと搬送される。また定着装置6でも、すでに封筒は平らになっているのでしわを生じることなく、搬送ローラ対8を経由して、装置外に排出される。また、プレッシャーローラ対9を給送ローラ2の直後に配置することで、ストレート搬送部10を短くすることができるため、装置のレイアウトに自由度ができ、小型化することができる。
次に、第2実施形態の特徴を図3に基づいて説明する。プレッシャーローラ対9は保持ブラケット13に取り付けられ、保持ブラケット13は支点13aを中心に搬送装置に回動自在に設けられており、スプリング14とソレノイド15によって、支点13aを中心に回動する。この構成により、封筒通紙時は搬送経路上にプレッシャーローラ対9がある位置に配置し、ローラ圧力に弱い薄いシートを通紙するときは保持ブラケット13を回動させ、搬送経路から退避させた位置に配置することができる。この動作により、ローラ圧力に弱い薄いシートがプレッシャーローラ対9の影響を受けずにスムーズに搬送することができる。
次に、第3実施形態の特徴を図4に基づいて説明する。プレッシャーローラ対9の従動ローラ9bは、保持ブラケット13bに取り付けられ、保持ブラケット13bは支点13cを中心に搬送装置に回動自在に設けられており、スプリング14とソレノイド15によって、支点13cを中心に回動する。この構成により、封筒通紙時は従動ローラ9bを駆動ローラ9aに当接させ、ローラ圧力に弱い薄いシートを通紙するときは保持ブラケット13bを回動させ、従動ローラ9bを駆動ローラ9aから離接させる。この動作により、ローラ圧力に弱い薄いシートがプレッシャーローラ対9の影響を受けずにスムーズに搬送することができる。また、第二実施形態に比べ駆動ローラ9aを回動させないため、図示しない駆動装置との位置が変わらず、ギヤ間の寸法ずれによるギヤ磨耗がなくなり機械の寿命が向上する。
次に、第4実施形態の特徴を図1に基づいて説明する。プレッシャーローラ対9の従動ローラ9bは、図示しない加熱装置より加熱されている。このときの加熱温度は定着装置の定着温度のほぼ半分程度に設定されている。給送ローラ2と図示しない分離手段によって搬送された封筒は、ストレート搬送部10を通って、プレッシャーローラ対9に搬送され、プレッシャーローラ対9の当接力により内部の隙間がつぶされて平らになる。このときに加熱されたプレッシャーローラ対9により封筒が加熱される。その後、画像形成後、定着装置6にて再加熱されるが、すでに封筒が温まっているために急激な温度変化によるシートの収縮がなく、しわの発生を防止することができる。
本実施例では、プレッシャーローラ対9の加熱温度を定着装置の定着温度のほぼ半分程度に設定したが、装置レイアウトによっては搬送されたシートから奪われる熱量が違うため、設定温度は多少前後しても同じ効果を得ることは明白である。また、本実施例では、プレッシャーローラ対9の従動ローラ9bを加熱しているが、駆動ローラ9aを加熱しても同じ効果を得ることは明白である。
本実施例では、プレッシャーローラ対9の加熱温度を定着装置の定着温度のほぼ半分程度に設定したが、装置レイアウトによっては搬送されたシートから奪われる熱量が違うため、設定温度は多少前後しても同じ効果を得ることは明白である。また、本実施例では、プレッシャーローラ対9の従動ローラ9bを加熱しているが、駆動ローラ9aを加熱しても同じ効果を得ることは明白である。
次に、第5実施形態の特徴を図5に基づいて説明する。プレッシャーローラ対9の従動ローラ9bは中央部の直径を端部の直径より大きくした太鼓形状としている。この構成により封筒がプレッシャーローラ対9を通過する際に中央から端部に向かって内部の隙間がなくなっていくので、シート通紙幅の半分づつのずれが端部に寄せられるため、しわの発生を抑えつつ、封筒を平らにできる。
本実施例では、プレッシャーローラ対9の従動ローラ9bを中央部の直径を端部の直径より大きくした太鼓形状としているが、駆動ローラ9aを太鼓形状にしても同じ効果を得ることは明白である。
本実施例では、プレッシャーローラ対9の従動ローラ9bを中央部の直径を端部の直径より大きくした太鼓形状としているが、駆動ローラ9aを太鼓形状にしても同じ効果を得ることは明白である。
次に、第6実施形態の特徴を図6、図7に基づいて説明する。プレッシャーローラ対9を金属ローラで構成している。図6に図示したように駆動ローラ9aと従動ローラ9bが当接させたときに、ニップ部がつぶれず、図7のニップ部がつぶれた場合に比べ、シートのストレスが生じないので、しわの発生を防止することができる。
次に、第7実施形態の特徴を図8に基づいて説明する。プレッシャーローラ対9近傍にはカバー14が設けられている。この構成により、搬送不良や給送ローラ2の交換のために装置内へ手をいれても、直接プレッシャーローラ対9を触ることがないため、安全である。
次に、第8実施形態の特徴を図9に基づいて説明する。プレッシャーローラ対9の従動ローラ9bは中央部のローラ9cと端部のローラ9d、9eで構成され、中央部のローラ9cの直径は、端部のローラ9d、9eの直径より大きくなっている。また中央部のローラ9cの材質はプラスチック等の摺動部材となっている。この構成によりシートが、プレッシャーローラ対9のニップ部にない場合に駆動ローラ9aと従動ローラ9bが回動しても、中央部のローラ9cのみが当接するため、回転時の騒音を防止することができる。
本実施例では、プレッシャーローラ対9の従動ローラ9bを中央部のローラ9cと端部のローラ9d、9eで構成しているが、駆動ローラ9aを中央部のローラ9cと端部のローラ9d、9eで構成しても同じ効果を得ることは明白である。
本実施例では、プレッシャーローラ対9の従動ローラ9bを中央部のローラ9cと端部のローラ9d、9eで構成しているが、駆動ローラ9aを中央部のローラ9cと端部のローラ9d、9eで構成しても同じ効果を得ることは明白である。
次に、第9実施形態の特徴を図10に基づいて説明する。プレッシャーローラ対9の駆動ローラ9aと従動ローラ9bは一定の隙間を空けて配置されている。この構成によりシートが、プレッシャーローラ対9のニップ部にない場合に駆動ローラ9aが回動しても、プレッシャーローラ対9が当接しないため、回転時の騒音が発生しない。
次に、第10実施形態の特徴を図11に基づいて説明する。プレッシャーローラ対9の従動ローラ9bは、保持ブラケット13bに取り付けられ、保持ブラケット13bは支点13cを中心に搬送装置に回動自在に設けられており、スプリング14とモータ16と駆動ギヤユニット17によって、支点13cを中心に回動する。支点13cにはエンコーダ18とセンサ19が設けられており、センサ19の出力から、図示しない制御装置により支点13cの回動量を演算し、回動量を制御している。この構成により、シートの厚さに応じて、通紙時は従動ローラ9bと駆動ローラ9aの距離を変更自在になっている。この動作により、様々なシートがプレッシャーローラ対9の影響を受けずにスムーズに搬送することができる。
1 給送トレイ
2 給送ローラ
3 底板
4 レジストローラ対
5 ドラム
6 定着装置
7 搬送ガイド板
8 搬送ローラ対
9 プレッシャーローラ対
9a 駆動ローラ
9b 従動ローラ
9c 中央部のローラ
9d 端部のローラ
9e 端部のローラ
10 ストレート搬送部
11a スプリング
11b スプリング
12 搬送路
13 保持ブラケット
13a 支点
13b 保持ブラケット
13c 支点
14 スプリング
15 ソレノイド
16 モータ
17 駆動ギヤユニット
18 エンコーダ
19 センサ
20 搬送装置
2 給送ローラ
3 底板
4 レジストローラ対
5 ドラム
6 定着装置
7 搬送ガイド板
8 搬送ローラ対
9 プレッシャーローラ対
9a 駆動ローラ
9b 従動ローラ
9c 中央部のローラ
9d 端部のローラ
9e 端部のローラ
10 ストレート搬送部
11a スプリング
11b スプリング
12 搬送路
13 保持ブラケット
13a 支点
13b 保持ブラケット
13c 支点
14 スプリング
15 ソレノイド
16 モータ
17 駆動ギヤユニット
18 エンコーダ
19 センサ
20 搬送装置
Claims (10)
- シートを一枚ずつに分離搬送する給送装置を有する搬送装置において、
前記搬送装置が、前記給送装置の排出方向にシート圧接手段を設けたことを特徴とする搬送装置。 - 請求項1に記載の搬送装置において、
前記搬送装置が、前記シート圧接手段を移動自在に設けたことを特徴とする搬送装置。 - 請求項1に記載の搬送装置において、
前記搬送装置が、前記シート圧接手段のニップ部を回動自在に設けたことを特徴とする搬送装置。 - 請求項3に記載の搬送装置において、
前記搬送装置が、シート圧接手段の移動量を検出する検出手段を設けたことを特徴とする搬送装置。 - 請求項1乃至4のいずれか一つに記載の搬送装置において、
前記搬送装置が、前記シート圧接手段の少なくとも片側のシート圧接手段を加熱する手段を設けたことを特徴とする搬送装置。 - 請求項1乃至5のいずれか一つに記載の搬送装置において、
前記搬送装置が、前記シート圧接手段をローラ対で構成し、前記ローラ対の少なくとも片側のローラの中央部の直径を端部の直径より大きくした太鼓形状としたことを特徴とする搬送装置。 - 請求項1乃至6のいずれか一つに記載の搬送装置において、
前記搬送装置が、前記シート圧接手段の材質を金属としたことを特徴とする搬送装置。 - 請求項1乃至7のいずれか一つに記載の搬送装置において、
前記搬送装置が、前記ローラ対の少なくとも片側のローラの中央部を摺動部材で構成することを特徴とする搬送装置。 - 請求項1乃至8のいずれか一つに記載の搬送装置において、
前記搬送装置が、前記シート圧接手段は当接していないことを特徴とする搬送装置。 - 請求項1乃至9のいずれか一つに記載の搬送装置において、
前記搬送装置が、前記シート圧接手段のカバーを設けたことを特徴とする搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005316355A JP2007119215A (ja) | 2005-10-31 | 2005-10-31 | 搬送装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005316355A JP2007119215A (ja) | 2005-10-31 | 2005-10-31 | 搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007119215A true JP2007119215A (ja) | 2007-05-17 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005316355A Pending JP2007119215A (ja) | 2005-10-31 | 2005-10-31 | 搬送装置 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007119215A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102602164A (zh) * | 2011-01-25 | 2012-07-25 | 富士胶片株式会社 | 传送设备和图像形成设备 |
-
2005
- 2005-10-31 JP JP2005316355A patent/JP2007119215A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102602164A (zh) * | 2011-01-25 | 2012-07-25 | 富士胶片株式会社 | 传送设备和图像形成设备 |
JP2012166950A (ja) * | 2011-01-25 | 2012-09-06 | Fujifilm Corp | 搬送装置及び画像形成装置 |
US8690313B2 (en) | 2011-01-25 | 2014-04-08 | Fujifilm Corporation | Conveying device and image forming apparatus |
CN102602164B (zh) * | 2011-01-25 | 2015-10-21 | 富士胶片株式会社 | 图像形成设备 |
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