JP2007112414A - ベルトの張力検知装置及びチャイルドシート - Google Patents
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Abstract
【課題】ベルトへの取付作業を容易にすることが可能なベルトの張力検知装置と、このベルトの張力検知装置を備えたチャイルドシートとを提供する。
【解決手段】張力インジケータ1は、ベルトBの延在方向の途中部に配置されたローラ10と、該ローラ10をベルト巻取方向及びベルト巻出方向に回転自在に収容したケース20と、該ローラ10をベルト巻取方向に付勢しているが、ベルトBに所定以上の張力が加えられると該ローラ10のベルト巻出方向への回転を許容するスプリング30と、該ローラ10がベルト巻出方向に回転したことを示す異色部40及び窓24とを備えている。ローラ10には、該ローラ10をその軸心線と直交方向に貫通したスリット12が設けられており、このスリット12に引き通されている。
【選択図】図7
【解決手段】張力インジケータ1は、ベルトBの延在方向の途中部に配置されたローラ10と、該ローラ10をベルト巻取方向及びベルト巻出方向に回転自在に収容したケース20と、該ローラ10をベルト巻取方向に付勢しているが、ベルトBに所定以上の張力が加えられると該ローラ10のベルト巻出方向への回転を許容するスプリング30と、該ローラ10がベルト巻出方向に回転したことを示す異色部40及び窓24とを備えている。ローラ10には、該ローラ10をその軸心線と直交方向に貫通したスリット12が設けられており、このスリット12に引き通されている。
【選択図】図7
Description
本発明は、ベルトに所定以上の張力が加えられたことを検知するためのベルトの張力検知装置と、ベルトによって車両に連結固定されるタイプのチャイルドシートとに関する。
車両の座席にチャイルドシートを設置し、該チャイルドシートと車両部材との間にベルトを張り渡して該チャイルドシートを固定することは周知である(例えば、米国特許出願US2005/0006934A1号公報)。
上記米国特許出願US2005/0006934A1号公報には、このベルトに所定以上の張力が加えられたことを検知するためのベルトの張力検知装置を設けることが記載されている。
同号公報では、ベルトは、その延在方向の一半側(例えばチャイルドシート側)の第1のストラップと、他半側(例えば車両部材側)の第2のストラップとからなり、これらのストラップ同士を連結するようにしてベルトの張力検知装置が設けられている。
同号公報のFig.5の態様においては、このベルトの張力検知装置は、該第1のストラップの先端側を巻き取るためのローラと、該ローラを収容したハウジングと、該ローラをストラップ巻取方向に付勢しているが、ストラップに所定以上の張力が加えられると該回転体のストラップ巻出方向への回転を許容するスプリングと、該ローラがストラップ巻取方向へ回転した状態となっているかを示す表示部とを備えている。該ハウジングに第2のストラップが連結される。
該表示部はローラの外周面に沿って設けられており、ハウジングには、この表示部を視認するための窓が設けられている。この表示部のうち、ローラがストラップを巻き取った状態のときに窓に露呈する部分は、赤色に着色されている。また、ローラがストラップ巻出方向に回転したときに窓に露呈する部分は、緑色に着色されている。
このベルトの張力検知装置にあっては、ストラップに張力が加えられていないとき、あるいは該ストラップに加えられた張力が所定値未満であるときには、ローラがストラップ巻取状態となっており、窓には赤色が表示されている。ストラップの張力が所定値以上になると、ローラがスプリングの付勢力に抗してストラップ巻出方向に回転し、窓の表示が赤色から緑色に変わる。これにより、ストラップに所定以上の張力が加えられたことが視認される。
米国特許出願US2005/0006934A1号公報
上記米国特許出願US2005/0006934A1号公報のベルトの張力検知装置にあっては、ベルトが第1のストラップと第2のストラップとに分断されており、第1のストラップをローラに接続し、第2のストラップをハウジングに接続するようにしている。このため、張力検知装置のベルトへの取り付け作業が面倒である。
本発明は、ベルトへの取付作業を容易にすることが可能なベルトの張力検知装置と、このベルトの張力検知装置を備えたチャイルドシートとを提供することを目的とする。
請求項1のベルトの張力検知装置は、ベルトに所定以上の張力が加えられたことを検知するためのベルトの張力検知装置において、該ベルトの延在方向の途中部に、該ベルトに接して配置されており、ベルトの張力の増大に伴って該ベルトに押されて正方向に回転可能な回転体と、該回転体を該正方向と反対の逆方向へ付勢している付勢手段と、該回転体が該正方向へ所定角度以上回転したことを表示する表示手段とを備えていることを特徴とするものである。
請求項2のベルトの張力検知装置は、請求項1において、該ベルトが挿通されるように該回転体にスリットが貫設されており、該スリットは、該スリットに挿通されるベルトの幅方向が該回転体の軸心線方向又はそれと平行方向となるように設けられており、前記付勢手段は、該スリットに挿通されたベルトを巻き取る方向に該回転体を付勢していることを特徴とするものである。
請求項3のベルトの張力検知装置は、請求項1において、該回転体は、その回転軸から遠ざかる方向に延在したベルトガイド面を有しており、該ベルトガイド面の少なくとも該回転軸から離反した部分が前記ベルトに当接されていることを特徴とするものである。
請求項4のベルトの張力検知装置は、請求項1ないし3のいずれか1項において、前記回転体を回転可能に収容したケースが設けられており、該回転体の回転軸と交叉方向に対向する該ケースの1対の対向面に、それぞれベルト挿通孔が設けられており、前記ベルトの一端側が一方のベルト挿通孔を通って該ケース外に引き出され、他端側が他方のベルト挿通孔を通って該ケース外に引き出されることを特徴とするものである。
請求項5のベルトの張力検知装置は、請求項4において、前記表示手段は、該ケースに設けられた窓と、該回転体の周面の一部に設けられた異色部とからなり、該回転体が所定角度以上回転すると、該異色部が該窓に対峙することを特徴とするものである。
請求項6のチャイルドシートは、車両の座席に設置され、ベルトによって車両側部材に連結固定されるチャイルドシートであって、該ベルトに所定以上の張力が加えられたことを検知するベルトの張力検知装置を備えたチャイルドシートにおいて、該ベルトの張力検知装置が請求項1ないし5のいずれか1項に記載のベルトの張力検知装置であることを特徴とするものである。
本発明(請求項1)のベルトの張力検知装置にあっては、ベルトの延在方向の途中部に、該ベルトに接して回転体が配置されており、このベルトの該回転体を挟んだ一端側と他端側とが一連一体となっている。
このベルトに加えられる張力が所定値よりも小さいときには、ベルトの回転体を押す力が弱く、回転体は正方向に回転していないか、又はこの回転角度が所定値よりも小さなものとなっている。
ベルトに加えられる張力が所定値以上になると、回転体がこのベルトに押されて正方向に所定角度以上回転する。そして、このように回転体が所定角度以上回転したことが表示手段に表示される。これにより、ベルトに所定以上の張力が加えられたことが検知される。
本発明のベルトの張力検知装置は、回転体にベルトの端部を連結することが不要であり、ベルトの張力検知装置の構成を比較的簡易なものとすることが可能である。また、この張力検知装置をベルトに取り付けるに当っては、回転体をベルトに接するように配置すればよく、この張力検知装置のベルトへの取付作業も容易にすることができる。
なお、前述の米国特許出願US2005/0006934A1号公報のベルトの張力検知装置においては、ベルトの延在方向に該張力検知装置を移動させる場合には、該張力検知装置の両側の第1のストラップ及び第2のストラップの長さをそれぞれ調節する(一方を長くし、他方を短くする)必要があるが、本発明のベルトの張力検知装置にあっては、回転体がベルトに接しているだけなので、該回転体をベルトに沿ってスライドさせるだけでよい。これにより、ベルトの延在方向における張力検知装置の取付位置の調節も容易且つ迅速に行うことができる。
請求項2の態様にあっては、回転体を貫通するスリットにベルトが引き通されており、このベルトの該回転体を挟んだ一端側と他端側とが一連一体となっている。
この態様では、回転体が付勢手段によりベルト巻取方向に付勢されており、ベルトに加えられる張力が所定値よりも小さいときには、回転体はベルト巻出方向に回転していないか、又はこの回転角度が所定値よりも小さなものとなっている。そして、ベルトに加えられる張力が所定値以上になると、回転体がベルト巻出方向に所定角度以上回転し、このことが表示手段に表示される。これにより、ベルトに所定以上の張力が加えられたことが検知される。
この態様では、張力検知装置をベルトに取り付けるに当っては、スリットにベルトを通せばよく、この張力検知装置のベルトへの取付作業も容易にすることができる。また、この態様では、ベルトが該スリットを介して回転体を貫通するため、ベルトの延在方向における張力検知装置の取付位置の調節も、回転体をベルトに沿ってスライドさせるだけで容易且つ迅速に行うことができる。
請求項3の態様にあっては、回転体は、その回転軸から遠ざかる方向に延在したベルトガイド面を有しており、ベルトに対しこのベルトガイド面を介して当接しているだけなので、構成が簡易である。また、ベルトに張力検知装置を取り付けるに当っては、この回転体のベルトガイド面をベルトに当てがうようにするだけでよく、ベルトへの張力検知装置の取付作業を一層容易にすることができる。この張力検知装置のベルトに対する取付位置の調節も、このベルトガイド面をベルトの表面に沿ってずらすだけでよいので、一層容易且つ迅速に行うことが可能である。
なお、この請求項3の態様においては、ベルトの張力が所定値よりも小さいときには、ベルトのベルトガイド面を押す力が弱いため、該ベルトガイド面がベルト側(正方向と反対の逆方向)へ傾き、ベルトを屈曲させている。ベルトの張力が増大すると、ベルトが緊張した(所謂ピンと張った)状態になろうとしてベルトガイド面を押し、これにより回転体が正方向に回転する。そして、ベルトの張力が所定値よりも大きくなると、回転体の正方向への回転角度が所定角度以上になり、このことが表示部に表示される。
請求項4のように、回転体の回転軸と交叉方向に対向するケースの1対の対向面にそれぞれベルト挿通孔を設け、ベルトの一端側を一方のベルト挿通孔を通してケース外に引き出し、他端側を他方のベルト挿通孔を通してケース外に引き出すように構成したベルトの張力検知装置にあっては、該ベルトに所定以上の張力が加えられたときには、ベルトは一方の対向面のベルト挿通孔と他方の対向面のベルト挿通孔との間に緊張した状態となり、回転体は該ベルトによって正方向に所定角度以上回転した状態でロックされる。
請求項5のベルトの張力検知装置にあっては、このように回転体が正方向に所定角度以上回転した状態でロックされた場合、異色部が窓と対峙し、ケース外から異色部が十分に視認される。これにより、ベルトに所定以上の張力が加えられたことを容易に視認することが可能となる。
本発明(請求項6)のチャイルドシートにあっては、該チャイルドシートと車両側部材とを連結するためのベルトの張力検知装置としてかかる本発明の張力検知装置を設けたことにより、ベルトへの該張力検知装置の取付作業を容易にすることができる。また、このベルトの延在方向における該張力検知装置の取付位置の調節も容易である。
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
第1図は実施の形態に係るベルトの張力検知装置としての張力インジケータの斜視図、第2図はこの張力インジケータの分解斜視図、第3図はこの張力インジケータのローラ(回転体)の斜視図、第4図はこのローラを収容するためのケース本体の斜視図、第5図はこのケースの両端側に装着されるキャップの斜視図、第6図(a),(b)はそれぞれ該ローラ及びキャップとスプリングとの係合状態を示す斜視図、第7図(a),(b)は、それぞれ、ベルトに加えられた張力が所定値未満である状態及び所定値以上となった状態を示す、第1図のVII−VII線に沿う断面図である。
このベルトの張力検知装置としての張力インジケータ1は、ベルトBの延在方向の途中部に配置された回転体としてのローラ10と、該ローラ10をベルト巻取方向及びベルト巻出方向に回転自在に収容したケース20と、該ローラ10をベルト巻取方向に付勢する付勢手段としてのスプリング(ねじりスプリング)30と、該ローラ10がベルト巻出方向に回転したことを示す表示部(後述の異色部40及び窓24)とを備えている。
第3図に示すように、該ローラ10は、略円柱形状のローラ本体11と、該ローラ本体11をその軸心線と直交方向(ローラ本体11の直径方向)に貫通した、ベルトBが挿通されたスリット12と、該ローラ本体11の軸心線方向の両端側から該軸心線の延長方向に突設された支軸13と、該支軸13に形成された、前記スプリング30の一端側が係合するスプリング係止溝14と、該ローラ本体11の外周面から突設された、該ローラ本体11の該支軸13回りの所定以上の回転を阻止するためのストッパ15とを有している。
なお、該スリット12は、それに挿通されるベルトBの幅方向がローラ本体11の軸心線方向となるように設けられている。
ストッパ15は、この実施の形態では、ローラ本体11の軸心線方向に延設された凸条よりなる。また、第7図の通り、このストッパ15は、スリット12の両開口部から該ローラ本体11の軸心線回りに略90°ずつ位相をずらして2条設けられている。なお、この実施の形態では、各ストッパ15の外周面が、異色部40となっている。
この実施の形態では、該異色部40は、それ以外のローラ本体11の外周面と異なる色となっている。この異色部40の着色方法は任意であり、例えば、塗料を塗ったり、色付きステッカーを貼るなどして着色することができる。ローラ本体11の外周面の着色方法も任意である。これらの着色の上に文字や記号等が描かれてもよい。この異色部40とローラ本体11の外周面との色分けは、双方に異なる色の着色を施してもよく、いずれか一方をローラ本体11の材質の色としてもよい。
前記ケース20は、このローラ本体11に外嵌する略円筒形状のケース本体21と、該ケース本体21の両端側にそれぞれ取り付けられるキャップ22,22とを有している。
第7図に示すように、該ケース本体21には、その軸心線回りに略180°位相のずれた位置関係にて、該ケース本体21の内外を連通する1対のベルト挿通孔23,23が設けられている。各ベルト挿通孔23は、該ケース本体21の軸心線方向に延在している。また、該ケース本体21には、前記異色部40を視認するための窓(開口)24が形成されている。図示の通り、この実施の形態では、各ベルト挿通孔23からケース本体21の軸心線回りに略90°ずつ位相をずらして2個の窓24が設けられている。
この実施の形態では、この異色部40と窓24とにより前記表示部が構成されている。
該ケース本体21の内周面からは、ローラ本体10の前記ストッパ15が当接する凸条25が突設されている。この実施の形態では、第7図の通り、各ベルト挿通孔23の周縁部のうちローラ11のベルト巻出方向(第7図(b)の矢印R方向)側の辺縁に沿ってそれぞれ凸条25が延設されている。
該ケース本体21の両端側の外周面には、キャップ22を係止するための溝26(第4図)が周設されている。なお、第4図の符号26aは、該ケース本体21の両端から該溝26に向って形成された、キャップ22の位置決め用(該キャップ22のスプリング30との共回り防止用)の切欠き部を示している。
このケース本体21内に、第7図の如くローラ10が同軸状に配置される。図示の通り、ローラ10の各ストッパ15は、ケース本体21の各凸条25の窓24側(各凸条25に隣接するベルト挿通孔23と反対側)に配置される。また、このローラ10のスリット12に引き通されたベルトBのうち、該ローラ10よりも一端側は一方のベルト挿通孔23に通されて該ケース本体21の外部に引き出され、該ローラ10よりも他端側は、他方のベルト挿通孔23に通されて該ケース本体21の反対側の外部に引き出される。
第5図に示すように、各キャップ22は、ケース本体21の端部の外周面に被さる筒状部22aと、該筒状部22aの後端側を塞ぐ塞壁部22bとを有し、該塞壁部22bの中央には、該ケース本体21内に配置されたローラ10の支軸13を回転可能に保持する略円筒形のボス部27が設けられている。該ボス部27には、スプリング30の他端側が係合するスプリング係止溝28が形成されている。また、該筒状部22aの先端側の内周面からは、前記溝26に係合する爪29と、前記切欠き部26aに係合する突起29aとが突設されている。
このキャップ22をケース本体21に取り付けるに当っては、該突起29aを切欠き部26aに入り込ませつつ、該ボス部27にケース本体21内のローラ10の支軸13を係合させるようにして、該ケース本体21の端部にキャップ22を被せる(なお、このキャップ22の取り付けに際し、該キャップ22の内側にスプリング30を配置するが、このスプリング30の配置については後述する。)。そして、このキャップ22をケース本体21の軸心線方向中央側へ押し込み、爪29を溝26に係合させる。
このようにしてケース本体21の両端側にそれぞれキャップ22を取り付けることにより、ローラ10がケース本体21内においてベルト巻出方向(第7図(b)の矢印R方向)及びベルト巻取方向(矢印Rと反対方向)に回転可能に保持される。
スプリング30は、第6図(a),(b)のように、該ボス部27及び該ボス部27に内嵌した支軸13を取り巻くようにして設置され、ローラ10をベルト巻取方向に付勢するように蓄力した状態にて、両端側がそれぞれ該ボス部27及び支軸13の各スプリング係止溝28,14に係止されている。なお、第6図(a)においては、該支軸13に外嵌したボス部27の図示が省略され、第6図(b)においては、該ボス部27に内嵌した支軸13の図示が省略されている。
前述の通り、キャップ22は、その突起29aがケース本体21の溝26aに係合したことにより、スプリング30と共回りすることが防止されている。該スプリング30は、このキャップ22から反力を得てローラ10をベルト巻取方向に付勢している。
このスプリング30は、ベルトBに所定以上の張力が加えられた場合に、ローラ10がベルト巻出方向に所定角度以上(第7図(a)のように各ストッパ15が凸条25に当接した状態から第7図(b)のように各異色部40が各窓24に対面するようになるまで)回転することを許容するばね定数を有している。
かかる構成の張力インジケータ1の作動について次に説明する。
ベルトBに加えられる張力が所定値未満であるときには、第7図(a)のように、ローラ10がベルト巻出方向へ回転していないか、又はこの回転角度が所定値よりも小さなものとなっており、各窓24には異色部40とは異なる色(ローラ本体11の外周面の色)が露呈している。
ベルトBに加えられる張力が所定値以上になると、第7図(b)のように、ローラ10がベルト巻出方向へ所定角度以上回転し、各窓24の表示が異色部40の色に変わる。これにより、ベルトBに所定以上の張力が加えられたことが視認される。また、図示の通り、ベルトBはケース20の一方のベルト挿通孔23と他方のベルト挿通孔23との間に緊張した(所謂ピンと張った)状態となり、ローラ10は該ベルトBによって巻出状態にてロックされた状態となる。
この張力インジケータ1にあっては、ローラ10を貫通するスリット12にベルトBが引き通されており、ベルトBの該ローラ10を挟んだ一端側と他端側とが一連一体となっているため、ローラ10やケース20にベルトBの端部を連結することが不要であり、構成を比較的簡易なものとすることができる。また、この張力インジケータ1をベルトBに取り付けるに当っては、該スリット12及びケース20の各ベルト挿通孔23にベルトBを通せばよく、この張力インジケータ1のベルトBへの取付作業も容易である。
また、この張力インジケータ1にあっては、ベルトBの延在方向に該張力インジケータ1を移動させる場合には、該張力インジケータ1(ローラ10及びケース20)をベルトBに沿ってスライドさせるだけでよい。これにより、ベルトBの延在方向における張力インジケータ1の取付位置の調節も容易且つ迅速に行うことができる。なお、この場合、ベルトBに張力を加え、スリット12の両開口部がケース20の各ベルト挿通孔23と対面するようになるまでローラ10を回転させておくと、比較的容易に張力インジケータ1をベルトBに沿ってスライドさせることができる。
第8図はこの張力インジケータ1を備えたチャイルドシートの斜視図である。
このチャイルドシート60は、車両用シート50のシートクッション51上に載設されるベース61と、該ベース61上に連結設置されたチャイルドシート本体62とを有している。
このチャイルドシート60は、該ベース61の後部から延出したアーム(図示略)をシート50又は車両に設けられたアーム連結部(図示略)に連結すると共に、該チャイルドシート本体62の上端から延出した固定用ベルト63を、該シート50のシートバック52の背面側に引き回して、該シート50又は車両に設けられたベルト連結部(図示略)に連結することにより、該シート50に固定される。
なお、この固定用ベルト63にはベルト引き締め手段(図示略)が設けられており、該ベルト63に所定以上の張力が加わるまでこのベルト引き締め手段で該ベルト63を引き締めることにより、チャイルドシート60がシート50に固定される。
この固定用ベルト63の延在方向途中部に、この所定以上の張力の検知手段として、前述の第1〜7図の張力インジケータ1が取り付けられている。ベルト63の引き締めは、この張力インジケータ1の窓24の色が異色部40の色に変わるまで行われる。
このチャイルドシート60にあっても、張力インジケータ1を固定用ベルト63に取り付けるに当っては、ローラ10のスリット12及びケース20のベルト挿通孔23にこのベルト63を引き通せばよいので、このベルト63への張力インジケータ1の取付作業が容易である。また、ベルト63の延在方向における張力インジケータ1の取付位置の調節を行うに当っては、該張力インジケータ1(ローラ10及びケース20)をベルト63に沿ってスライドさせるだけでよいので、この張力インジケータ1の取付位置調節作業も容易である。
第9図(a)は別の実施の形態に係るベルトの張力検知装置としての張力インジケータの斜視図、第9図(b)は第9図(a)のB−B線に沿う断面斜視図、第10図はこの張力インジケータの分解斜視図、第11図はこの張力インジケータの回転体の軸受け部付近の拡大斜視図、第12図(a),(b)は、それぞれ、ベルトの張力が所定値よりも小さい状態及びベルトの張力が所定値以上となった状態を示す、張力インジケータの断面図、第13図は、ベルトの張力が所定値以上となった状態を示す、張力インジケータの断面斜視図である。
この実施の形態のベルトの張力検知装置としての張力インジケータ100は、ベルトBの延在方向の途中部に、該ベルトBと接するように配置されており、該ベルトBの張力の増大に伴って該ベルトBに押されて回転可能な回転体110(以下、このように回転体110がベルトBに押されて回転する回転方向を正方向とする。)と、該回転体110を回転可能に収容したケース120と、該回転体110を該正方向と反対の逆方向に回転するように付勢した付勢手段としてのスプリング(ねじりスプリング)130と、該回転体110がベルトBに押されて該正方向に回転したことを表示する表示部(後述の異色部140及び窓127)とを備えている。
該回転体110は、回転軸(支軸)111がベルトBの幅方向に延在するように配置されている。この実施の形態では、該回転体110は、第12図(a),(b)に示すように、その回転軸111の延在方向と直交方向の断面形状が略扇形となっており、この扇の要に当たる位置付近に回転軸111が配置されている。また、この扇の要(即ち回転軸111)から遠ざかる方向に延在する一方の平坦面がベルトガイド面112となっており、このベルトガイド面112がベルトBに接している。
なお、回転軸111を挟んで該ベルトガイド面112と別方向に延在する他方の平坦面もベルトBに対面するが、該ベルトガイド面112とこの他方の平坦面とのなす角は所定の鋭角となっており、第12図(b)の通り、該ベルトガイド面112がベルトBに押されることにより回転体110が正方向に回転し、該他方の平坦面がベルトBに接近しても、該他方の平坦面はベルトBに接しないようになっている。
このベルトガイド面112の回転軸111から離反する側(以下、先端側と称することがある。)の縁部と、該他方の平坦面の回転軸111から離反する側の縁部とをつなぐ周面は、該回転軸111を略湾曲中心とするように湾曲している。
この回転体110の周面のうち、その周方向の途中部(前記他方の平坦面の先端側から回転軸111回りに所定角度、ベルトガイド面112の先端側にずれた位置)が異色部140となっている。この異色部140は、該周面の他の部分とは色が異なっており、該周面に沿って、回転軸111の延在方向と平行方向に所定幅にて帯状に延設されている。
前述の実施の形態の異色部40と同様、この異色部140の着色方法は任意であり、例えば、塗料を塗ったり、色付きステッカーを貼るなどして着色することができる。回転体110の周面の着色方法も任意である。これらの着色の上に文字や記号等が描かれてもよい。この異色部140と回転体110の周面との色分けは、双方に異なる色の着色を施してもよく、いずれか一方を回転体110の材質の色としてもよい。
回転軸111の両端側は、該回転軸111の延在方向における回転体110両側の端面からそれぞれ突出している。該回転体110の両端面からそれぞれ突出した回転軸111の根元側には、各々の先端側よりも径の大きい拡径部111aが形成されている。この実施の形態では、一方の拡径部111aを取り巻くように前記スプリング130が外嵌している。また、第11図の通り、このスプリング130が配置された側の回転体110の端面からは、該スプリング130の一端側が係合するスプリング係止用突起113が突設されている。
前記ケース120は、ベルトBの一方の面に沿って配置されるベースプレート121と、ベルトBを挟んで該ベースプレート121と反対側から該ベースプレート121に被さるように装着されるハウジング122とを有している。
該ベースプレート121は、ベルトBの長手方向に延在した略長方形の板状のものである。このベースプレート121の、ベルトBの幅方向における両側の側縁部から、回転体110の回転軸111の両端側(拡径部111aよりも先端側)をそれぞれ保持する軸受け部123が立設されている。各軸受け部123の上端部には、切欠き状の軸受け溝123a(第10図)が形成されており、この軸受け溝123aに、回転軸111の両端側がそれぞれ係合している。なお、この実施の形態では、該軸受け溝123aは、回転軸111の略半周分を受け入れる深さとなっている。
第11図のように、該ベースプレート121のうち、スプリング130が配置される側の軸受け部123の根元付近には、該スプリング130の他端側が係合するスプリング係止用突起124が突設されている。該スプリング130は、回転体110の一方の拡径部111aに巻き掛けられ、該回転体110を前記正方向と反対の逆方向に付勢するよう畜力した状態にて、両端側がそれぞれ回転体110の突起113とベースプレート121の突起124とに係止されている。
該ベースプレート121の延在方向の両端側には、それぞれ、後述するハウジング122の各ベルト挿通孔126に係合する爪状の係止部材125が設けられている。
ハウジング122は、該ベースプレート121をその一端側から他端側まで跨ぐように延在するアーチ状部122aと、該アーチ状部122aの、延在方向と交叉方向の両側の側縁部にそれぞれ連なる側板部122bとを有している。
該アーチ状部122aの延在方向の両端側に、それぞれベルト挿通孔126が設けられている。各ベルト挿通孔126は、ベースプレート121上に枢支された回転体110の回転軸111と平行方向に延在するスリット状のものとなっている。また、このアーチ状部122aの延在方向の中間付近(即ちアーチ状部122aの頂上付近)には、前記異色部140を視認するための窓127が形成されている。この窓127も、ベースプレート121上に枢支された回転体110の回転軸111の延在方向と平行方向に延在するスリット状のものとなっている。
この実施の形態でも、該異色部140と窓127とにより、前記表示部が構成されている。
各側板部122bには、ハウジング122をベースプレート121に装着したときに、該ベースプレート121の両側縁部から立設された前記軸受け部123がそれぞれ係合する凹部128が設けられている。該凹部128は各側板部122bの下縁部を切り欠くようにして形成されている。各凹部128の最奥部(該10図における上端側の縁部。以下、上下方向は第10図の上下方向に合致する。)にも、該凹部128内に軸受け部123が係合したときに前記軸受け溝123aと対面する位置関係にて、軸受け溝128a(第10図)が形成されている。この軸受け溝128aも、回転軸111の略半周分を受け入れる深さとなっている。
即ち、この実施の形態では、ベースプレート121にハウジング122を装着することにより、回転軸111が上下から該軸受け溝128a,123a同士の間に挟み込まれるようにしてケース120に保持される。ただし、回転軸111の軸受け構造はこれに限定されるものではない。
この実施の形態では、ベースプレート121の両端側の係止部材125をハウジング122の両端側のベルト挿通孔126にそれぞれ弾性的に係合させることにより、該ベースプレート121とハウジング122とが連結される。なお、各係止部材125は、各ベルト挿通孔126に係合すると、各ベルト挿通孔126の下縁部に沿うようになる。ベルトBは、各ベルト挿通孔126内において、該ベルト挿通孔126の上縁部と係止部材125との間を引き通される。
この張力インジケータ100をベルトBに取り付けるに当っては、まず、ベルトBをハウジング122の両ベルト挿通孔126に引き通し、該ハウジング122の内側を通り抜けるようにする。
次に、このベルトBのうち該ハウジング122の内側に位置する部分をベースプレート121に沿わせる。次いで、予めスプリング130が装着された回転体110を、ベルトガイド面112が該ベルトBに対面するように、該ベルトBの上側に配置し、回転軸111の両端側をそれぞれ軸受け部123の軸受け溝123aに係合させる。また、この際、スプリング130の両端側を、畜力状態にて各スプリング係止用突起113,124に係止させる。
その後、各軸受け部123をハウジング122の対応する各凹部128に入り込ませつつ、ベースプレート121の両端側の係止部材をそれぞれ該ハウジング122の各ベルト挿通孔126に係合させ、該ベースプレート121とハウジング122とを連結する。
これにより、張力インジケータ100のベルトBへの取り付けが完了する。
次に、この張力インジケータ100の作動について説明する。
ベルトBに加えられる張力が所定値未満であるときには、第12図(a)のように、回転体111がスプリング130の付勢力により前記逆方向に回転し、ベルトガイド面112は、先端側ほどベースプレート121に接近するように傾いた状態となっている。この際、該ベルトガイド面112の先端側がベルトBを押圧し、図示の如くベルトBを屈曲させた状態となっている。また、このとき、図示の通り、窓127に異色部140は露出せず、窓127には異色部140とは異なる色(回転体110の周面の、異色部140以外の部分の色)が露呈している。
ベルトBに加えられる張力が所定値以上になると、第12図(b)に示すように、ベルトガイド面112がベルトBに押され、これにより回転体110が正方向(図の矢印R方向)に回転する。この回転角度が所定角度以上となると、図示の如く異色部140が窓127に露出するようになり、窓127の表示が該異色部140の色に変わる。また、図示の通り、ベルトBはケース120の一方のベルト挿通孔126と他方のベルト挿通孔126との間に緊張した(所謂ピンと張った)状態となり、回転体110は該ベルトBによって所定角度以上回転した状態にロックされる。なお、第12図(b)の符号Tは、ベルトBに加えられる張力を示している。
この張力インジケータ100にあっては、回転体110のベルトガイド面112がベルトBに接しているだけであり、ベルトBは、その一端側から他端側まで一連一体となっているため、回転体110やケース120にベルトBの端部を連結することが不要であり、構成を簡易なものとすることができる。また、この張力インジケータ100をベルトBに取り付けるに当っては、ケース120の各ベルト挿通孔126にベルトBを通し、回転体110をこのベルトBに当てがうようにすればよく、この張力インジケータ100のベルトBへの取付作業も容易である。
また、この張力インジケータ100にあっても、ベルトBの延在方向に該張力インジケータ100を移動させる場合には、該張力インジケータ100(回転体110及びケース120)をベルトBに沿ってスライドさせ、回転体110のベルトガイド面112のベルトBへの当接位置をずらすだけでよい。これにより、ベルトBの延在方向における張力インジケータ100の取付位置の調節も容易且つ迅速に行うことができる。
なお、この実施の形態では、回転体110を扇形断面形状のものとしているが、回転体の形状はこれに限定されるものではない。例えば、本発明の回転体は、回転軸111回りに傾動するベルトガイド面のみを有したプレート状などであってもよい。
上記の実施の形態は本発明の一例であり、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。
1 張力インジケータ
10 ローラ
11 ローラ本体
12 スリット
13 支軸
20 ケース
21 ケース本体
22 キャップ
23 ベルト挿通孔
24 窓
30 スプリング
40 異色部
100 張力インジケータ
110 回転体
111 回転軸(支軸)
112 ベルトガイド面
120 ケース
121 ベースプレート
123 軸受け部
126 ベルト挿通孔
127 窓
130 スプリング
140 異色部
10 ローラ
11 ローラ本体
12 スリット
13 支軸
20 ケース
21 ケース本体
22 キャップ
23 ベルト挿通孔
24 窓
30 スプリング
40 異色部
100 張力インジケータ
110 回転体
111 回転軸(支軸)
112 ベルトガイド面
120 ケース
121 ベースプレート
123 軸受け部
126 ベルト挿通孔
127 窓
130 スプリング
140 異色部
Claims (6)
- ベルトに所定以上の張力が加えられたことを検知するためのベルトの張力検知装置において、
該ベルトの延在方向の途中部に、該ベルトに接して配置されており、ベルトの張力の増大に伴って該ベルトに押されて正方向に回転可能な回転体と、
該回転体を該正方向と反対の逆方向へ付勢している付勢手段と、
該回転体が該正方向へ所定角度以上回転したことを表示する表示手段と
を備えていることを特徴とするベルトの張力検知装置。 - 請求項1において、該ベルトが挿通されるように該回転体にスリットが貫設されており、
該スリットは、該スリットに挿通されるベルトの幅方向が該回転体の軸心線方向又はそれと平行方向となるように設けられており、
前記付勢手段は、該スリットに挿通されたベルトを巻き取る方向に該回転体を付勢していることを特徴とするベルトの張力検知装置。 - 請求項1において、該回転体は、その回転軸から遠ざかる方向に延在したベルトガイド面を有しており、該ベルトガイド面の少なくとも該回転軸から離反した部分が前記ベルトに当接されていることを特徴とするベルトの張力検知装置。
- 請求項1ないし3のいずれか1項において、前記回転体を回転可能に収容したケースが設けられており、
該回転体の回転軸と交叉方向に対向する該ケースの1対の対向面に、それぞれベルト挿通孔が設けられており、
前記ベルトの一端側が一方のベルト挿通孔を通って該ケース外に引き出され、他端側が他方のベルト挿通孔を通って該ケース外に引き出されることを特徴とするベルトの張力検知装置。 - 請求項4において、前記表示手段は、該ケースに設けられた窓と、該回転体の周面の一部に設けられた異色部とからなり、
該回転体が所定角度以上回転すると、該異色部が該窓に対峙することを特徴とするベルトの張力検知装置。 - 車両の座席に設置され、ベルトによって車両側部材に連結固定されるチャイルドシートであって、
該ベルトに所定以上の張力が加えられたことを検知するベルトの張力検知装置を備えたチャイルドシートにおいて、
該ベルトの張力検知装置が請求項1ないし5のいずれか1項に記載のベルトの張力検知装置であることを特徴とするチャイルドシート。
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